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1円の円安で330億円の燃料費増

「2ちゃんねる」関連サイトから転載。
「1円円安になると燃料費が年間330億円増加する」、という部分が興味深いので備忘的引用である。コメント類は、ついで、という感じ。
円安でトヨタなどの輸出企業はウハウハ状態だが、それって国民に何か還元されましたかね。
で、その一方、円安の結果の燃料費増加は電力料金値上げやガソリン代値上げとして早くも国民生活を逼迫させている。これで円安を喜ぶ一般国民がいるのかね。円安は、けっして好景気につながるものではなく、むしろ一般国民の生活を悪化させるものなのに、それを書いている新聞、それを論じるテレビ番組は見た事もない。(というより、新聞テレビを私が見ないだけだが。w)
コメントには原発停止のせいだから、さっさと再稼働しろ、というネット右翼か工作員か知らないが、馬鹿どもの意見もあるが、勝俣や清水から資産没収しろ、東電社員を減俸しろ、という「まともな意見」もある。まあ、それが普通の国民感情だろう。


(以下引用)



1: マーゲイ(秋田県):2013/02/06(水) 21:40:07.56 ID:bSSfcTjr0

円相場の値下がりについて、東京電力の佐野敏弘常務は6日の記者会見で「仮にドルに対して1円円安になると、東京電力の燃料費は年間330億円くらい増加する」と述べました。
そのうえで、佐野常務は、今年度、平成24年度の想定為替レートをこれまでの1ドル80円から81円にした結果、今年度の燃料費は、これまでの見通しより300億円程度、増加する見込みであることを明らかにしました。

ただ、電気料金は、燃料の輸入価格の変動に合わせて毎月、見直されることから、増加する燃料費の一定の部分は、最終的に消費者の負担につながることになります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130206/k10015345371000.html

元スレ:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1360154407/
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2: ラガマフィン(東京都):2013/02/06(水) 21:40:33.05 ID:MsRJ/PA00

給料減らせば?


4: ヤマネコ(大阪府):2013/02/06(水) 21:41:00.09 ID:1nTZPI+i0

石油火力発電にすればお安いですよw


8: スナドリネコ(岡山県):2013/02/06(水) 21:42:14.74 ID:x+3neTrq0

電気代値上げで吸収するから問題ない


5: ジャングルキャット(空):2013/02/06(水) 21:41:07.23 ID:BfK4vJT40

保養施設まだ全部売ってないだろw


6: ボンベイ(チベット自治区):2013/02/06(水) 21:41:14.74 ID:VQeVGc8Z0

給料とか福利厚生を削れ 阿呆か 甘えるな 自己責任だろ


7: アンデスネコ(埼玉県):2013/02/06(水) 21:41:32.55 ID:1geghXlK0

臓器売れよ


9: ヒマラヤン(京都府):2013/02/06(水) 21:42:18.83 ID:B+Gvt3Ra0

原発再稼働はよ

反原発のゴミどもはがん無視で


10: ベンガルヤマネコ(やわらか銀行):2013/02/06(水) 21:42:26.18 ID:PXdnbISyP

さすがはプレミアム価格


11: マーブルキャット(関東・甲信越):2013/02/06(水) 21:43:06.57 ID:GYAZeKHXO

ボーナス出すくらいなんだから余裕綽々なんだろ?


12: 縞三毛(大阪府):2013/02/06(水) 21:43:07.43 ID:z3R7Vuhj0

自動車業界のプラスと電力業界のマイナスどっちが大きいの?


13: ベンガルヤマネコ(大阪府):2013/02/06(水) 21:43:38.90 ID:zsZd4v48P

電気代上げればいいじゃん


14: ベンガルヤマネコ(やわらか銀行):2013/02/06(水) 21:43:51.09 ID:PrVpQZDyP

そういうとき
一般企業は経費を減らします
東電は値上げですか?税金投入ですか?


15: キジ白(新疆ウイグル自治区):2013/02/06(水) 21:43:52.38 ID:lvTeOjl30

よろしい

ならば税金投入だ

電気あっての日本経済だからな


16: アジアゴールデンキャット(和歌山県):2013/02/06(水) 21:44:05.31 ID:Oyikr0R+0

さっさと原発再開
安倍さっさとしろ


17: カラカル(WiMAX):2013/02/06(水) 21:44:36.09 ID:Y8MkOh9n0

100円の頃に比べて安くしてたか?


18: イエネコ(WiMAX):2013/02/06(水) 21:44:59.14 ID:D2JRIbfC0

1円円安になると基本給が1万円減るなら許す


19: スナドリネコ(岡山県):2013/02/06(水) 21:45:11.65 ID:x+3neTrq0

もうちょっと東電株買い集めたいから原発再稼動は待ってくれ


20: ボルネオウンピョウ(新潟県):2013/02/06(水) 21:45:14.37 ID:1ZYGRgFx0

給料ボーナス0にしても焼け石に水だろ


21: カラカル(茨城県):2013/02/06(水) 21:45:17.48 ID:c63z5CQ40

電気料金に転嫁できるんだから別に痛くも痒くもないだろ
むしろ売り上げ高アップでウハウハなんじゃないの?


22: アメリカンボブテイル(WiMAX):2013/02/06(水) 21:45:33.57 ID:XnX5Cs740

超円高の時は燃料費の分電気代安かったっけ?


23: サビイロネコ(やわらか銀行):2013/02/06(水) 21:46:20.13 ID:33mAQ5eK0

>>1
またまた心にもない事を 財源は国民に出させるしw


24: ボンベイ(長野県):2013/02/06(水) 21:46:31.47 ID:pwEW6NVR0

総括原価方式だから関係ないんだろ?


25: オセロット(catv?):2013/02/06(水) 21:46:46.97 ID:q1ZluNm+0

給料減らせ、高給取りをリストラしろ。経費削減だ。


26: スナドリネコ(岡山県):2013/02/06(水) 21:47:06.97 ID:x+3neTrq0

ただ、電気料金は、燃料の輸入価格の変動に合わせて毎月、見直されることから、増加する燃料費の一定の部分は、
最終的に消費者の負担につながることになります。

最終的に消費者の負担につながることになります。


27: ボンベイ(東京都):2013/02/06(水) 21:47:09.55 ID:/nGjm+Gy0

>>726
円高の時どんだけ黒字だったんだよ


28: 斑(家):2013/02/06(水) 21:47:12.72 ID:AH2aKeGf0

今までは、燃料費が掛からずにボロ儲けしてたんですね
人件費を削ってください

優秀な人はいないから、優秀な人がいなくなるとか
公務員みたいないいわけはしないでくださいね


29: ジャングルキャット(埼玉県):2013/02/06(水) 21:47:25.22 ID:tQKpIa4d0

勝俣くんと清水くんに払ってもらおう

一族が今まで吸い取った蜜代金数兆円を還元すればOK

さっそくこの二人を追って相談しよう!






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ラ・メール

数日前からパート仕事に出ているので、ブログを書くのは、その余裕がある時や、書く必要があると考えた時だけにする。まあ、もともと趣味のブログであり、義務ではない。一昨日の記事など、馬鹿そのものの記事であり、いったい誰のために書いているやら。(笑)まあ、単に秋元嫌い、AKB嫌いの偏見をひねくれた形で発散しただけであり、公開した後で後悔した。我、事において後悔ばかり、である。
さて、下記引用は「つむじ風」ブログに引用された文章の孫引き引用だが、これは当該文章への疑問を提示するためだ。(「つむじ風」氏自身への批判ではない。「つむじ風」記事全体の内容は立派なものだ。)書いた動機自体は原発被害を少しでも食い止めようという善意によるものだろうが、こういう考え方はマズイだろう、というのが私の考えである。

海はドブですか?
あなたたちはそのドブで泳ぎ、そのドブで獲れた魚を食べるのですか?
海は日本人だけのものですか? 
他国が海を汚染しているから、日本も汚染していいのですか?

もちろん、それ以外に方法は無い、と言われるかもしれない。それは私には分からない。
だが、私は、日本人が原発を作り、事故を起こしたなら、たとえ日本人全体がそのために滅びようが、その責任は日本人が取るべきであり、他国に害を及ぼしてはならないと思う。

自分さえ、あるいは自分の身内や関係者さえ良ければ他人のことはどうでもいい、という心性が原発を作り、原発事故を起こし、原発事故の処理を誤らせてきたのではなかったか。原発だけではない。今の日本社会の悪弊はほとんどすべてそうした「自分たちさえ良ければいい」という身内エゴイズムが原因していると私は思っている。

三好達治の詩だったと思うが「海よ、我々の言葉では海の中に母があり、フランスの言葉では母の中に海がある」というようなフレーズがあった。フランス語で母を何と言うのかは知らないが、その語の中に「ラ・メール(海)」の「メール」が入っている、ということだろう。
海を汚すことは、人類の母、あらゆる生物の母を汚すことである。
海への愛情は、温かく透明清澄な沖縄の海で泳いだことのない人には分からない感情なのかもしれない。





(以下引用)


【転載開始】“そのうち何とかなるだろう”では済まない放射能汚染より

<前略>

 現実には、いかなる除染をしても、それは移染であって、本質的には解決しないと言われていますし、きっとそうでしょう。

 これは、被災地域に山が多く、山からどんどん放射能が平地に流れ落ちてくることが大きな要因になっていると思われます。これが田んぼに流れ込み、また、水路にホットスポットを作るのでしょう。そして、これが豪雨によって河川に流れ込み、最終的に海に流れ出ることになりましょう。

 こうして、過去の公害による水質汚染と同じ経路をたどり、汚染の拡大と健康被害を起こすことになります。

 これに対して、政府は、過去に行なわれた除染対策と同じ手法でもって対応しようとしているのですが、同じ方法では本質的に間違っていると言えます。

 なぜならば、過去の汚染源は特定の1地点でしたから、汚染源を絶った後での対処法ですので効果が上げられたのに対 して、今回の汚染源は広範囲に薄く降下した放射能ですから、広大な山地という汚染源を絶つことはできず、平地の汚染が今後も進みますので、従前の対処法で は効果が上がらないのは必然です。

 そこで、汚染源を立つことができるかとなると、これはどだい無理な話です。

 じゃあ、どうすればよいかとなると、チェリノブイリと違って降雨量が非常に多い日本ですから、雨によって流し去ってくれるのを期待するしかないでしょう。

 その雨によって流されてきた放射能は、先に書いたように、田に流れ込み、水路にホットスポットを作り、河川に流れ込み、最終的に海に流れ出ることになりましょうが、田への流入以外は、これを促進させるべきでしょう。

 これにより、当分の間、河川と海の汚染は続きますが、それを是認すべきです。用水路、排水路の汚泥をどんどん河川 へ流し込み、豪雨の助けを借りて海へ流し去るべきです。当然のことながら、建物などに被った放射能を高圧洗浄して生じた汚染水は排水路へ流し去ればよいの ですし、その排水路の土砂も高圧洗浄して河川へ流し込めばよいのです。

 これによって、海洋汚染することになりましょうが、事故でばら撒かれた放射能の8割方は既に海に落ちたことでしょ うから、2割分程度の追加汚染は誤差範囲と捉えてもよいのではないでしょうか。加えて、「海はドブである」のですから、何もかも受入れて希釈してくれる存 在です。(このことについては、2011.5.17付け「原発の放射能汚染水の処理」で記事にしました。何と、フランスでは放射能汚染水を恒常的に英仏海 峡に放流しているのです。)

 これによって、福島近海での魚介類の放射能が低下する速度は若干鈍るでしょうが、魚業者に我慢していただくしかありません。

 こうして、放射能の供給元がクリーンになってから、田の土壌改良に着手するしかないのではないでしょうか。

 放射能の除染は人間の力ではどうしようもないのですから、ここは「母なる海」にもう少し甘えてもよいのではないでしょうか。「海はドブである」のですから。【転載終了】






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ヤクザと白人の交渉術

「晴耕雨読」から、想田和弘の文章を転載する。
これを読むと、欧米流の交渉術の本質が分かる。橋下がこれをどのようにして学んだか不明だが、はっきりとこれは欧米流の交渉術である。簡単な例で言えば、ペリーが江戸幕府に開国を迫った時の交渉術であり、「素朴な現地土人を威嚇と恫喝で支配する」という、植民地侵略と統治における白人の支配術である。
一言で言えば、「論理で説得するのではなく、相手の感情を支配する」ということだ。相手は最初の恫喝に怯え、恐怖から相手のわずかな「見せかけの譲歩」に大喜びして自分にとって不利な提案を容易に受け入れることになる。これは白人の土人相手の交渉術であると同時に、ヤクザの交渉術でもある。もともとがほとんどヤクザである橋下にとっては、容易に身に付けられた技術だろう。
橋下の主張の大半が論理的には滅茶苦茶であることを心ある人は知っているが、テレビ画面などでの「橋下の議論での勝利場面」を見ている人には、その議論の中身はほとんど分からず、橋下が「議論で勝利したらしい」という印象しか伝わらない。その結果、橋下は正しい、橋下は強い、というイメージが怪物的に肥大していくわけである。
もう一つ重要なのは、下記文章の最初に書かれていることだ。「相手が一部だけ正しいことを言っていたり、時には正しいことをしたりする、というだけで相手を受け入れてはいけない」ということである。日本人は心優しい人が多いから、できるだけ他人を良く思いたい、という心情があるわけだが、こうした悪党どもはそんな善人の優しさに付け込み、相手を骨までしゃぶるのである。
私自身、現実生活では、かなりの甘ちゃんであり、「お人好し」とも言われているので、上に書いたようなことは、実は頭で考えただけのことである。こうした「人間の中の狼」に現実で出会ったら、たぶんひとたまりもないだろう。それらしい人には、最初から近づかないことである。幸い、私は人を見る目だけはある(と思う)ので、これまでそんな人間にはあまり近づかずに済んできた。
過去のブログの中で、私が「悪人認定」をしてきた人間について、その後、評価を変えたことはほとんど無いはずだし、世評の高い有名人の中であやしげな人間については、その人間がマスコミに登場した初期から警告してきたと思う。この点では、有名ブログの書き手の中にも、結構人を見る目のいい加減な筆者が多いので、私はマシな方かと自負している。
その中でも橋下という人間の人間性は、彼がマスコミに登場した最初から丸分かりであった。それが見えない人間がいることの方が不思議なくらいである。
また、彼は悪党だが、政治的才能があるから評価する、という意見も危険な考え方だと思う。悪党が、自分以外の利益のために政治をやるはずはない。それは社会に害悪を与えることになるのは、当たり前の話である。



(以下引用)





2013/2/2


「橋下の措置が体罰的であると見抜けない人は、体罰の本質を理解していない:想田和弘氏」  その他

https://twitter.com/KazuhiroSoda

ほうら、おいでなすった。

体罰問題で強硬手段をとる橋下の本当の目的はこれだよ。

→橋下市長が検証強調…市教委の体制改めるべきだ(読売新聞) http://bit.ly/Ykn76o

みんな忘れちゃだめだよ。

橋下徹はずーっと体罰を容認してきた。 @navermatome3: 橋下徹は体罰についてどんな発言をしてきたか―05年~13年 (979 views) http://bit.ly/11iiGxl



体罰は、事態の深刻さを痛みで思い知らせるという発想のもとに行われる。

橋下徹は、事態の深刻さを現場に思い知らせるために入試の中止が必要だと言っている。

相似形である。

この相似形に気づかないと、橋下徹の詭弁に騙されてしまう。

ずーっと体罰を容認して来た橋下徹が、いつの間にか、体罰追放運動の急先鋒のように振る舞い、彼の体罰的で横暴な措置を批判する本当の体罰反対派が、「市長に反対するお前は体罰を容認するのか!」と罵られている。

橋下の措置が体罰的であると見抜けない人は、体罰の本質を理解していない。

体罰をなくすために体罰をするという本末転倒が起きるのは、平和のために戦争をするという本末転倒が起きる構造と同じである。

橋下徹に対して是々非々で臨む態度は、不合理と言わざるを得ない。

なぜなら、たとえ彼が何か素晴らしい提案をしたとしても、詐欺的テクニックを活用する彼の言葉をそのまま信じるのは、ナイーヴとしかいいようがないからだ。

http://bit.ly/sbvQsU

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http://bit.ly/sbvQsU

抜粋*

 橋下氏が本書の中で最も強調するのが「仮装の利益」という概念です。彼は次のように言います。

交渉において相手を思い通りに動かし、説得していくには、はっきり言って三通りの方法しかない。
“合法的に脅す”“利益を与える”“ひたすらお願いする”の三つだ。そのなかで、最も有効なのは“利益を与える”ことである。

この場合の利益には二通りある。一つは文字通り相手方の利益。もう一つは、実際には存在しないレトリックによる利益だ。不利益の回避によって感じさせる“実在しない利益”とも言える(6頁)。

 橋下氏は「実際には存在しないレトリックによる利益」を作為的に創出することによって、相手に要求を飲ませるべきであると述べています。そして、この「仮装の利益」をより有効に起動させるためには、「譲歩の演出法」が重要になると説きます。

相手方に利益を与えるということはこちらの譲歩を示すということだ。譲歩とそれに伴う苦労は、徹底的に強調し、演出すべきだ。譲歩とはよべない些細なことであっても、さも大きな譲歩であるように仕立て上げるのである。そうすることで、相手方の得る利益が大きいものであると錯覚させることができるからだ。これも交渉の技術である(10頁)。

橋下氏は、譲歩に伴う苦労を徹底的に演出せよと説きます。相手に譲歩するために、多大な労力と努力を伴ったことを強調することが重要で、本当に苦労したかどうかは別問題だといいます。

大きな利益を得た、と相手方に感じさせるように、こちら側の苦労を強調するのである。その演出に、タフネゴシエーターは腕をふるっている。詐欺にならない程度に、ではあるが(10頁)。

 さらに橋下氏は、交渉に際して「譲れるもの・譲れないものを明確に分別しておく」ことが重要であると説きます。彼は、あらゆる主張を「譲歩できるもの」と「譲歩できないもの」の二種類に徹底的に分別し、「二者択一の法則で自己の利益を絞り込む」必要があると言います。

物々交換の基本にのっとって、自分の主張を絞り込んでいく。どうしても通したい主張と、譲歩できる主張を明確に区別する必要がある。
 できることならこの主張も通したい、交渉の流れのなかで判断しよう、そんなグレーゾーンを持ったままで交渉に臨むことだけは避けたい。それが交渉をこじらせ、長期化させる原因にもなるのだ(12頁)。

 以上のような「交渉テクニック」から見えてくる政治手法は、どのようなものでしょうか。

 橋下氏は、はじめにハードルを高く設定した提案を掲げます。もちろん、この提案の中には「譲歩できるもの」と「譲歩できないもの」が含まれています。

 突然、提案を突き付けられた利害関係者は、当然反発します。そして、橋下氏が提示した提案に依拠しながら、問題点を列挙し抵抗します。

 しかし、この時点ですでに勝負は決しています。それは橋下氏の舞台に乗ってしまっているからです。橋下氏の提案に基づいて交渉がスタートさせることこそが、彼の「交渉テクニック」だからです。

 橋下氏は、ここから「譲歩できるもの」のカードを切っていきます。そして、このカードの付与によって「仮装の利益」を分配していきます。「実際には存在しないレトリックによる利益」のため、橋下氏側にダメージはありません。「譲歩の演出」によって相手が利益を得たと錯覚させることが目的であり、この錯覚を駆使することによって「本当の利益」を獲得していくのです。

 結果、相手はあたかも「利益を得たかのような感覚」を持ちながら、実際は重要なものを損なっているという結果が生じます。これが、橋下氏が繰り返し用いる政治手法です。







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暴力と威嚇による部活統治

「レジデント初期研修用資料」という、新米医者あるいは医学生向けのブログから転載。
このブログ主は、発想が非常に柔軟で、思いがけない視点から物事を切り取ってみせることが多いが、また分析力にも優れている。
下記記事は、事実に基づくというよりは、ほとんどは推定による考察だと思うが、「暴力による統治のメカニズム」を実に鋭く分析していると思う。
私のように頭の粗雑な人間は、体罰による部活統治をただ「生徒は体罰が怖くて指導者の意思に従うのだろう」程度にしか考えないのだが、下の文章は、それをさらに「暴力による統治が最も実効的であるための方法」まで考察していて、おそらく桜宮高校での事件はまさしくこのような形での「暴力による統治」が「逃げ場の無い生徒」を自殺にまで追い込んだのだろうと想像できる。
その「逃げ場の無い人間」を「見せしめ」の対象にすること、そして「逃げ場の無い人間とはキャプテン(や副キャプテンなど)である」という指摘は、まさしく目から鱗である。
なるほど、統治する側の人間とは、まさしく統治のプロなのであり、効果的な統治方法を意識的であれ無意識的であれ選んでいることが多いのだなあ、と思う。そして、その方法がしばしば非人間的なものであることは、企業研修では定番の「新入社員辱め行事」などにも見られるところだ。いわば、従う側の自主的思考力や主体性を奪ってロボット化させることこそが、こうした統治の最高の目的なのだろう。そして、そうしたロボット集団は、しばしば短期間で効率的に「優秀な戦闘集団」にもなるが、自発的思考はできないから、ある程度以上のレベルには決して行けないのである。

下の文章は、なぜ多くの運動部部活で「暴力統治」がはびこるのか、という根本原因を示していると思う。
それは、まさしくそれこそが「効果的」だからである。

なぜ「非人間的であっても効果的な方法」を取るかと言えば、結局はそこに何らかの「報酬」があるからだ。
したがって、運動部部活での暴力が起こらないようにするには、「勝って得られる報酬」を無くすのが一番だ、という事になる。

勝っても何も得られないなら、指導者も、何も暴力行為の危険を冒す必要は無いわけである。もちろん、その報酬とは金銭的なものばかりでもない。また生徒たちが得られる報酬(マスコミによる栄誉や学校の表彰など)も、最小限にすればよいのである。
さらにもう一つの問題として、これも本当は大問題なのだが、部活指導を無報酬でさせている学校が多すぎる。相手から奪った時間や相手の費やした労力に対しては正当に賃金を払い、しかし、「勝利報酬」や「成功報酬」はまったく与えなくてもいい、と私は思う。それこそが正しい部活指導の在り方だろう。もちろん、それでは強いチームなどまず作れないことは言うまでもない。したがって、私の提案を聞き入れるスポーツ強豪校は、まず出てこないことは賭けてもいい。(笑)



(以下引用)


2013.01.10

暴力の工学的な側面

顧問の体罰が集中して、キャプテンの学生が亡くなった事例は、あれは「暴力を用いた統治」というものを考えると、ひどい事例とはいえ、工学として理にかなっているようにも思えた。
暴力は疲れる。暴力を行使する側は、「統治」という目標を達成するために投じる暴力量は、できることなら減らしたいだろうから、そこには「効率」の考えかたが入ってくる。説得みたいなやりかたは、暴力を好む人には甘すぎるように見えるだろうから、たぶん最初から選択肢に入らない。

選択肢を持たない人を探す

生徒を死に追いやった顧問の先生は、キャプテンに対して体罰を集中したらしい。
暴力を統治の道具として行使するときには、「選択肢を持たない」人間を選ばないと意味が無い。暴力というのは不快なやりかただから、その人に付き従う以外の道を選べる人に暴力を振るったところで統治は達成できない。たとえばチームで一番体力のない生徒に体罰を集中しても、何の効果も得られない。その生徒はたぶんクラブ活動を諦めて、もしかしたら親御さんは学校や警察に通報して、統治は崩壊してしまう。
チームにあって唯一、やめるという選択肢を持たないのはキャプテンになる。キャプテンがクラブ活動をやめるということは、チーム全員に対して迷惑がかかってしまうから、キャプテンの生徒には、やめるという選択が事実上与えられていない。
キャプテンに顧問の暴力が集中したのは必然なのだと思う。顧問が暴力を通じて「いいチーム」を目指そうと考えた時には、暴力を行使する意味のある生徒は、クラブの中にはキャプテン以外に存在しないから。
キャプテンに暴力を行使した後で、「お前には期待しているんだ」とか、「お前の能力ならばもっと成果が出るはずなんだ」とか、顧問がそうした暴力に前向きな理由付けを行うと、キャプテンの選択肢は断たれる。逃げ場を潰してしまえば、暴力の効果は増していく。

被害者は一人でいい

暴力は公平に配分する必要がない。選択肢を枯らした誰かを徹底的に追い詰めて、残りのメンバーに「ああはなりたくない」と思わせれば、それで統治は達成できる。
暴力を道具として用いる人はたいてい、チームのメンバーから「舐められる」ことを快く思わない。
キャプテンに対する暴力を通じて、チームに抑止が配分された結果として、顧問はたぶん、キャプテンには極めて厳しく当たる一方で、他の選手にはむしろ、公平で優しい統治者であったのだろうと思う。

連帯責任ルールの効果

連帯責任を上手に使うと、統治の効率はさらに向上する。
フルメタルジャケットの映画では、ほほえみデブの失敗を、他の新兵全員が肩代わりさせられていた。失敗した個人を罰するよりも、ああいうやりかたはよほど厳しい。
同じようなルールが、恐らくは顧問が率いるチームで施行されていて、他の生徒の失敗は、おそらくはすべて「キャプテンのせい」になり、失敗した生徒は事実上免罪され、失敗は全て、キャプテンが殴られることで贖われたのではないかと思う。
「自分が殴られなくてよかった」と思うような生徒はそもそも厳しい体育会のクラブ活動には入らないだろうから、こうしたルールで統治されたチームでは、失敗に対するプレッシャーは、失敗した個人が殴られるチームよりも、むしろ強かったのではないかと思う。

暴力の工学的な側面について

人が亡くなっていて、顧問が行ったことはまず犯罪と言っていいのだろうけれど、暴力を用いて統治を達成するやりかたとして、この人がチームに投じた総暴力量は、その日の気分で無作為に暴力を振るうような顧問よりもむしろ少なく、この顧問はこの人なりに、「工夫」を行なっていたのだと思う。
暴力の工学的な側面を考えるのは不謹慎だけれど、顧問のやりかたは工学としてよく考えられたものでもあって、こうした事例を「頭のおかしな顧問が招いた犯罪」であると切断処理してしまうと、再発は防止できない。




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嘘と演技の才能や努力

「晴耕雨読」から転載。
橋下の話などするのも本当は不愉快なのだが、いくら失敗を重ねても、いくら悪事を働いてもすべてマスコミや既得権益グループから守られているのだから、ほとんど不死身である。これは恐ろしいことだ。
だが、彼を選挙で落とすことは(不正選挙さえ無ければ)可能である。
であるから、彼のあの鉄面皮ぶりやしぶとさに負けず、こちらも粘り強くあのチンピラヤクザが化けた怪物と戦っていくしかないだろう。

私は、現代社会で生きるための必須の技術は「嘘と演技」である、というのが持論なのだが、私自身は自分がついた嘘を覚えるだけの記憶力も無いし、演技など練習するだけの根気も無い。で、仕方なく正直者のままで生きてきたわけである。まあ、面倒臭い嘘や演技をしてまで得るほどのものがこの世にあるとも思わなかったということもある。当然、それでは社会の第一線では働けないわけで、だから私は別ブログで「本業では無能な人間」の意味で、「徽宗皇帝」をペンネームにしているわけである。そして、私が願う、本来の生き方である「酔生夢死」をもじってこちらでは「酔生夢人」と名乗っている。
要するに、嘘をつく技術も演技する技術も、才能と努力の賜物なのだ、ということである。社会に出て人と交わるためには、これは必須の技術だ。だから、昔からそうした技術を身につけるのが嫌な怠け者は、隠者などになったわけである。独りでいれば、嘘も演技も不要だからだ。

公的な立場にあればあるほど、この嘘と演技の才能は非常に役立つものなので、橋下があれほどのし上がったのは、マスコミその他の後押しもあるが、本人の才能や努力も当然大きなものだっただろう。ただ、その人間性が最悪なために、その才能や努力は社会的な被害をより大きくしただけだが、これは彼をそのような存在に作ってきた連中の責任である。
一日でも早く、この怪物の幼虫を我々は叩き潰す必要がある。幸いなことに、彼は、まだ幼虫段階なのである。


(以下引用)*コメント筆者が誰か分かりにくいが、面倒なのでそのままコピーしておく。


2013/1/30


「いい加減、視聴者や有権者は彼の技法を見抜かないと、今後とも誤摩化され続けると思う:想田和弘氏」  その他

https://twitter.com/KazuhiroSoda
 


とくダネで橋下徹の弁明を聞いたが、「新入生を迎え入れる状態にない」の一点張りで、何度説明を聞いても、入試を中止することの必要性が不明。

「意識改革、意識改革」とも連呼していたが、入試を中止しないと意識改革が不可能だという理路も示されない。

結局、「僕は厳しく対応してますよ」ということを印象づけ、体罰を容認してきた自らの責任に対する追及をかわすための、保身術であるように思えた。

ついでに、あわよくば教育委員会制度もつぶして、政治家が教育現場を支配できる体制を作る突破口にしたいという野心も透けて見える。


文字起こしをすればはっきりすると思うが、橋下はどんな質問が来てもそれには正面から答えず、自分が言いたいことを繰り返し話しているにすぎない。

話し方や身振りのせいで理路整然と話しているような「印象」が伝わりがちだが、内容のみを精査すれば説得力はまるでない。

内容は薄いのに、いかにも立派なことを言っているように見せかけるテクニックは、橋下徹が以前から最も得意とする技のひとつである。

しかしこのことを指摘する人は、驚くほど少ない。

いい加減、視聴者や有権者は彼の技法を見抜かないと、今後とも誤摩化され続けると思う。

橋下が弁舌で醸し出すある種の「説得力」は、非言語的コミュニケーションの巧みさに由来する。

それは論理ではなく、感情や印象を操作する技術である。

彼が発信するツイッターの文章が、弁舌よりも遥かにボロが見えやすいのは、文章では非言語的コミュニケーションが発揮できないからである。

> 橋下徹はテレビは内容より印象ということを熟知してます。髪を整え背筋を伸ばしカメラから視線をそらさず何を突っ込まれても動揺せず真面目な顔で持論を繰り返しておけば視聴者は騙される。古くから言われている事ですが実践は意外に難しい。

ですね。

> さらに巧妙なのは中継を利用している点です。相手が目の前にいると本能的に反応してしまうけど中継だと相手はモニターの中。でも視聴者は二人が同じ場所で会話しているように感じる。橋下は小倉と会話するフリをして視聴者を洗脳してただけです。

> アドルフ・ヒトラーもそうでした。それはゲッペルスによってより一層増幅されました。日本では大手マスコミがゲッペルスの役割を果たしているようですが,それは意図されたものでしょう。

マスコミは意図がある場合も、ない場合もあるでしょうね。
 






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投稿者: 早雲
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この記事へのコメント一覧
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投稿者:ワイワイ

2013/1/30 20:58

 記者会見で答え難い質問、本質を突いた質問を記者がすると、彼は必ず記者に反問しているようです。記者が何を前提に質問しているかを確かめるためのようです。そしてその前提を崩そうとします。前提を崩せば議論は勝てます。記者会見は質問に答えること場なのに、質問に答えず議論するのはおかしいです。そのことを言わずに橋下市長から訊ねられた記者が答える必要はないのに、議論に引きずり込まれているのを何度か見ました。逆質問された記者は、質問しているのは私です、質問に答えてください、と食い下がればいいのに。結局橋下氏は質問にちゃんと答えずお茶を濁しています。記者の人たちは自分の役割を果たしてほしい。



投稿者:磯谷

2013/1/30 18:49





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安倍政権の最初の経済政策は貧民いじめ

「ネットゲリラ」から転載。
片山さつきが「生活保護支給は年金支給の2倍もあるのはおかしい。生活保護支給を半額にしろ」と騒いでいたが、その甲斐あって、めでたく生活保護費は減額され、これで全国の貧乏人は寒空に震えることになりそうだが、なぜ「年金支給を2倍にしろ」という話にならないのか、おかしな話である。
そもそも、政府の仕事は国民生活の向上、福祉の向上が第一の仕事である。国民生活を悪化させる政策を取る一方で、米国債を何十兆円買い入れます、ではおかしいだろう。その金を国民貧困層に回せば、生活保護減額の必要性などまったく無いし、むしろそういう貧困層の金はすぐに消費に回るから、景気上昇にも役立つのである。
アベノミクスも、どうやら「下から吸い上げて富裕層をさらに豊かにし、国民生活は全体として窮乏化する」ことにしかならない気配である。



(以下引用)



給料あがらず物価だけがあがる。間違いない

野次馬 (2013年1月29日 23:13) | コメント(10)


まぁ、2年間は間違っても給料アゲない、安倍晋三の目の黒いウチは間違っても給料アゲないと経団連も言ってるんだから、アベッチが首相のうちに給料があがる心配はなさそうだw 平均1年、頑張っても1年半というのが首相の在任期間だものw そもそも今の自民党政権がやっている事が、ナマポ値切って、地方公務員の給料削って、デフレ政策まっしぐらだしw ホンキでインフレにするんだったら、ナマポ増額、公務員の給料倍にするとか、そういう政策しなきゃw それが不可能な以上、民間だって無意味に給料は上げられない。あたりまえ。給料あがらず物価だけがあがる。間違いないw



【衝撃の事実】 8割以上の国民がインフレを望んでいなかった

1 ボブキャット(東日本) 2013/01/29(火) 08:36:10.44 ID:ko0V8/Fl0

「アベノミクス」の物価上昇計画を脅かす賃金下落

 日銀が一般の国民を対象に行っているアンケートによれば、昨年春の(燃料価格上昇による)物価上昇を認識した回答者の80%以上は、物価の上昇はどちらかと言えば困ったことだと答えている。
 安倍氏のインフレ目標を渋々受け入れた日銀総裁の白川方明氏は25日、1980年代後半のバブル期においてもインフレ率は平均で1.3%にすぎなかったと指摘した。
 「性別、年齢、職業を問わず、多くの国民が望んでいる『物価の安定』とは、雇用の増加と賃金の上昇、企業収益の増加などを伴いながら経済がバランスよく持続的に改善し、その結果として物価の緩やかな上昇が実現する状態だ」と白川氏は述べた。

>>続く 2 ボブキャット(東日本) 2013/01/29(火) 08:36:41.62 ID:ko0V8/Fl0
>>続き

 物価の上昇には賃金の上昇が伴わなければならない、と安倍氏は強調している。内閣からは、給与やボーナスを引き上げた企業を対象に減税を行うという構想も浮上している。
 しかし、今のところ見通しはあまり芳しくない。企業のロビー団体である経団連は今年の春に行われる伝統的な労使交渉「春闘」で、「ベースアップ」を実施する「余地はない」と断言している。景気が悪いというのがその理由だ。
 経団連は先日、企業の経営側は来年度についての議論で「企業の存続と従業員の雇用の維持・安定を最優先する」と語った。しかし三井住友銀行のアナリスト、岡川聡氏によれば、安倍氏の金融緩和発言を機に進んだ2ケタの円安・ドル高がガス・電力料金上昇の引き金になり始める日は近いかもしれない。(後略)



5 ハバナブラウン(埼玉県) 2013/01/29(火) 08:38:56.18 ID:F11/ZMmZ0
物価が安くて暮らしやすい民主か
物価が高くて高圧外交でテロの標的になる自民か

6 トラ(岩手県) 2013/01/29(火) 08:39:37.46 ID:GNBpRRgb0
そりゃ、札束持ってパン屋に行くようなインフレは誰も望んでないだろ
今がデフレすぎるからそれを元に戻そうとしてるだけだろ

8 イエネコ(東京都) 2013/01/29(火) 08:39:56.21 ID:tVNXo/Us0
もうデフレは勘弁です
デフレだと経済が縮小して、全員が貧しくなる

10 ラ・パーマ(チベット自治区). 2013/01/29(火) 08:41:14.99 ID:G1EII/ag0
インフレバブルの後は
高い人件費が重石になって
リストラ、就職難が
お決まりのパターンだからな
例外は世界に1つも無い

13 ユキヒョウ(WiMAX). 2013/01/29(火) 08:42:42.07 ID:FBzpu+Ug0
物価は上がるけど給与は据え置き
でもこれがお前らの民意なんだから仕方ないよね

15 スペインオオヤマネコ(埼玉県). 2013/01/29(火) 08:44:53.91 ID:yiYjLbhRP

●やさしい「ドル/円」の歴史(初心者向け)

1870年 約1円 (明治維新-開国直後 円が初めて世界へ!)
1894年 約2円 (日清戦争勝利/台湾島を領土として編入)
1905年 約2円 (日露戦争/日本海海戦でまさかの大勝利/日本が調子に乗る)
1910年 約2円 (うっかり日韓を併合してしまう)
1923年 約2円 (関東大震災)
1929年 2.5円  (世界恐慌が起こる/世界中でブロック経済の始まり)
1932年 約3円 (日本もブロック経済圏として満州国を建国/世界恐慌の余波は止まらず)
1941年 約4円 (円安が止まらない/石油が買えない/ABCD包囲網をされる/やむなく太平洋戦争開戦)
   |
   | 【戦時中も急速に円が下落/ミッドウェー海戦大敗/グアム・テニアン守備隊玉砕/日本敗戦濃厚へ】
   |
1945年 15円 (沖縄地上戦/東京大空襲/原爆投下 【★日本無条件降伏】 いよいよ円のハイパーインフレ開始)
1947年 50円 (戦後のハイパーインフレ初期/餓死者続出/死にすぎてるのでアメリカが食糧支援)
1948年 270円 (戦後インフレ末期/財閥解体が進む/農村の餓死者救済の為に農地改革が進む)
1949年 360円 【円相場固定】(GHQ日本経済救済の為、円を固定相場化する。インフレに360円で強制歯止めがかかる)
   |
   | 【固定相場に守られて高度経済成長期へ。1ドル360円を背景に見違えるような経済成長を遂げる】
   | 16 オセロット(埼玉県). 2013/01/29(火) 08:44:57.30 ID:gPaew1cP0   |
   |
1971年 308円 固定相場が308円に変更になる(アメリカのゴールドが底をつき始めたので、金ドル本位制の停止)
1973年 260円 【裕福になった日本は変動相場制へ強制参加させられる】(すぐに260円の円高になる)
   |
   | 【ここから激しい為替変動の歴史が始まる】
   |
1978年 200円 (日本安定成長/円高傾向)
1985年 250円 (バブル突入)
1986年 160円 (土地神話/夢のマイホーム/新入社員ボーナス100万円/お前高級車持ってないの?が合言葉)
1990年 140円 (バブル末期/俺の家の値段上がんねーんだけど?/株も上がんねーんだけど何で?)
1991年 130円 (バブル崩壊!)
1994年 100円 (株価大暴落/地価大暴落/お父さん会社クビになったんだ/ローンで一家心中/失われた十年)
1995年 80円  (阪神淡路大震災/不況で連鎖倒産続くも、新興国の需要で日本経済なんとか踏ん張る)
1998年 140円 (民主党誕生/自殺者が急増して初めて3万人(年間)を越える)
2003年 120円 (小泉内閣絶頂期/企業のみ業績回復/給料は上がらない/就職氷河期が続く)
2006年 116円 (郵政民営化/メガバンク統合/フリーター激増/NEETという名が登場するほど仕事のない若者が増える)
2008年 110円 (リーマンショック/株価大暴落7000円割れ/ゆとりも就職難/働いたら負け・ナマポ勝ち組が流行語に)
2010年 90円 (円高不況/ウォン安で韓国企業が大躍進/日本航空倒産/サンヨーがパナに吸収され消滅)
2011年 76円 (東日本大震災/無敵だったトヨタが初の赤字転落/「安定の電力株」が崩壊/放射能ジャパン()笑
2012年 77円 (エルピーダ倒産/ソニー大赤字/シャープ大赤字/NEC株100円割れ/ユーロ94円/世界情勢不安拡大)
2013年 91円 (日経平均11000円超え/シャープ復活&黒字で株価3倍/円安ウォン高で韓国から悲鳴/アベノミクス) ←今ココ!

17 バリニーズ(チベット自治区) 2013/01/29(火) 08:48:04.48 ID:aQzesoio0
>>16
まだ一ヶ月目なのにアベちゃん飛ばしすぎだろwwwwwwwwwwwwwwwwwww

19 スナドリネコ(東日本). 2013/01/29(火) 08:54:25.94 ID:VPUi82HT0
灯油が高すぎて昼間は暖房しないで我慢してます...

20 ベンガルヤマネコ(福岡県). 2013/01/29(火) 08:54:29.31 ID:lzsPLiYo0
スタグフレーションのはじまり

21 スナネコ(庭) 2013/01/29(火) 08:56:44.73 ID:zzx9bjETP
円安で喜んでるのってFXや株やってる奴だけって事
後は日本経済がどうなろうが韓国の阿鼻叫喚っぷりが嬉しい層だけ

26 セルカークレックス(catv?). 2013/01/29(火) 09:06:48.21 ID:wf6RFg340
給料に反映させる政策も併せて行わないと片手落ちという事は認める。

31 シャム(広島県). 2013/01/29(火) 09:10:08.98 ID:Sqb3C0Bo0
まずはブラック企業を潰せ

32 シンガプーラ(チベット自治区) 2013/01/29(火) 09:10:36.62 ID:dZBxb8ao0
給料が下がって物価が騰がるのは「インフレ」とは言わんのじゃないか普通は

35 茶トラ(奈良県) 2013/01/29(火) 09:12:01.44 ID:UyoBu4H80
給料そのままで物価だけ上がるんだもん
スタグフレーションってやつか?最悪だな

36 カナダオオヤマネコ(東京都) 2013/01/29(火) 09:12:17.69 ID:UKqs9Fsu0
テレビで「物価を上げなくてはなりません」とか気持ち悪すぎ

38 サーバル(大阪府). 2013/01/29(火) 09:12:46.88 ID:vrmBUAw+0
給料が上がらないのが目に見えてるからな
今年、消費が拡大するのは、来年の消費増税を見越してのことだし、
来年増税されたら、また消費が冷え込むのは当然

39 ジャガー(埼玉県) 2013/01/29(火) 09:12:49.29 ID:VlV7oNRP0
緩やかなインフレが一番健全ってのは経済学的にはコンセンサスなんだと思うんだけど
日本人ってそんなに馬鹿なの?

40 トラ(愛知県) 2013/01/29(火) 09:14:27.01 ID:KtUdJowQ0
>>39
バブル以降のマスコミによる洗脳は伊達じゃねえ

41 ブリティッシュショートヘア(岡山県). 2013/01/29(火) 09:14:53.88 ID:PlrF89Hj0
給料は据え置きか微増で物価は高騰するのが目に見えてるし 労働者層は望むわけが無い

42 スペインオオヤマネコ(神奈川県) 2013/01/29(火) 09:15:09.72 ID:jrgfCPlNP
ふー、びっくりした。
今回のこたえは数字のうえでは「物価の上昇はどちらかと言えば困ったことだ」
が多数だったので、回答した多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。
国民の8割はインフレを望んではいない。当たり前の話だよね。
メール をくれた 「少数派」 はあまり反日報道やネットの情報に踊らされないほうがいいのではないかな。

44 スペインオオヤマネコ(新疆ウイグル自治区). 2013/01/29(火) 09:15:55.95 ID:iEIasDsV0
インフレは悪とか思ってる奴はWW1の後の独逸や今のジンバブエ見たいなのが普通のインフレと勘違いしてるじゃねーの

45 ブリティッシュショートヘア(岡山県). 2013/01/29(火) 09:17:14.29 ID:PlrF89Hj0
政府が介入して起こそうとしてるインフレは普通のインフレじゃないし むしろジンバブエに近い

46 ブリティッシュショートヘア(神奈川県). 2013/01/29(火) 09:17:56.34 ID:oRTLsa+H0
だって絶対給料は上がらないとわかってるもんな

48 猫又(秋田県). 2013/01/29(火) 09:18:14.49 ID:TTFBbDU80
少なくとも賃金上昇が約束されてないんじゃ負担場所の転移でしかないわ
国から離れられない国民といつでも出て行ける企業じゃどっちの数が多いか

51 ボルネオウンピョウ(京都府). 2013/01/29(火) 09:20:20.18 ID:BlqOtlVe0
アホな国民はほっとけ

52 黒トラ(愛知県). 2013/01/29(火) 09:20:25.22 ID:ionct2Op0
給料上がらないのにインフレにして増税するってシナリオがおかしい

53 ベンガルヤマネコ(内モンゴル自治区) 2013/01/29(火) 09:20:34.19 ID:ieIH86F/O
バカに聞いてるからだろ。キチンと説明してから再度聞けば全員インフレ支持だよ。

56 ターキッシュバン(千葉県) 2013/01/29(火) 09:23:24.08 ID:Tft+r0pk0
給料の上昇は望ましいか聞いても8割が望ましくないと答えるなら良し。

58 ピクシーボブ(東京都) 2013/01/29(火) 09:23:43.94 ID:BgHy/Vi70

円安、アベノミクス|pink's blog - 学校じゃ教えてくれない経済学
http://ameblo.jp/pinkbijp/entry-11447550763.html

>2012年10月後半ぐらいから急速に円安が進んでいます。
>最近、安倍政権誕生によるアベノミクス政策により円安が進んでいるような報道が多いですが、
>安倍政権誕生は12月であるため、アベノミクス云々関係なく円安は進んでいることが分かります。






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小中学生を原告とする放射能疎開裁判

「阿修羅」から転載。
集団疎開という方法がいいかどうかは別として、福島県の、特に原発隣接地域からは逃げるべきであるのは確かだろう。個々に逃げてもいいのだが、そうすると費用は全部個人負担になるのだから、国や地方自治体を相手に裁判訴訟を起こすというのは正しい方法だと思う。
小中学生を原告としたのは「受け狙いだ」という批判も出るとは思う。(私も少しそう考えた)だが、できるだけ話題となって多くの人に興味を持ってもらうことも、この裁判を進める上で必要だろうから、これも非難すべきことではない。

蛇足だが、「疎開」は字義から言うと、爆撃などでは人口密集地の被害が大きいから、都会から人口が「疎ら」な地方へとあらかじめ人を移動をさせること、と考えるべきだろう。したがって、こういう場合は単に「避難」というのが適切かと思う。多分、「子供が避難すること=疎開」のイメージがあるのかと思う。ただし、これは私が漢字の意味から判断しただけの話である。

なお、訴訟の対象は郡山市である、というのはどうなのだろうか。政府を対象とするのが正しいような気がするのだが、そうすると、「あれは民主党政権のしたことだ」で終わりとなるのだろうか。



(以下引用)



福島県郡山市で小中学生14人が起こした放射能疎開裁判の経緯 (NEWS ポストセブン) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/858.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 1 月 28 日 08:41:00: igsppGRN/E9PQ


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130128-00000010-pseven-soci
NEWS ポストセブン 1月28日(月)7時6分配信


 裁判の通称は「ふくしま集団疎開裁判」という。

 原発事故の3か月後の2011年6月、「郡山市内は放射線量が高くて危険」「安全な地域で教育を受ける権利がある」などと、郡山市を相手どったこの裁判は始まった。

 注目すべきは、申立人が郡山市在住の小中学生14人(法廷では親が代理人)だったことだ。

 原告団の主任弁護士である柳原敏夫さんが言う。

「郡山市の土壌汚染レベルは非常に高い。原発事故があった旧ソ連のチェルノブイリの基準でいえば強制移住が必要とされるレベルです。チェルノブイリでは避難が遅れ、放射能の影響で小児甲状腺がんをはじめとするさまざまな疾病の患者が急増しました。それを考えると、とても子供の生命や健康を守れる場所ではありません」

 埼玉県在住の柳原弁護士が裁判にかかわることとなったきっかけは、原発事故直後の2011年4月、文部科学省が子供の年間被曝を20ミリシーベルトまで許容すると発表したことだった(後に年1ミリシーベルトを目指すと修正)。「子供を危険にさらす無責任な措置」と激しく憤った柳原弁護士は、住民支援のため郡山市に向かった。

「従来の国の許容基準は年間1ミリシーベルト未満で、国際基準であるICRP(国際放射線防護委員会)の数値と一緒でした。それを事故後に、いきなり20倍に引き上げたんです。子供は、大人よりも放射能への感受性が4~5倍高いといわれています。途方に暮れる親御さんがいるだろうと現地に向かい、“子供は安全な場所で教育を受ける権利がある。市はそれを守っていない”ということを伝えました」

 保護者は、郡山市や教育委員会に疎開措置を期待していたがかなわず、訴訟に至ったのだという。

「といっても、教育を受ける権利があるのは親ではなく子供。そこで、子供たちが原告になりました」(柳原弁護士)

 放射能への不安に駆られた地元住民のうち、県外への自主避難の道を選んだ家庭も少なくない。

 裁判に臨んだ子供たちは、なぜ自主避難ではなく、“集団疎開”を求めたのか。柳原弁護士が代弁する。

「経済的な事情もありますが、子供たちの気持ちの問題も大きかった。“友達を見捨てて自分だけ逃げるなんて裏切りはできない”という思いです。子供にとって友情はとても大切なもの。でも、放射能も怖いんです。

 ある子供は“ぼくは(学校を)絶対離れない。でも、福島には絶対いたくない”と引き裂かれる気持ちを話していました。この矛盾を解決する方法は、集団で避難することしかありません。裁判で求めたのは、あくまで14人の疎開ですが、この裁判に勝つことができれば、福島の子供たち全員の疎開を実現していけると思っています」(柳原弁護士)

 郡山市教育委員会に取材すると、「係争中なので裁判についての具体的なコメントは控えたい」との返答。

 この裁判の行方については、国内ではほとんど報じられてこなかったが、ドイツや韓国のテレビ局が取材に訪れるほど国際的な注目度は高かった。しかし、福島地裁郡山支部は2011年12月、以下の理由などで子供たちの訴えを却下した。

「小中学校における実際の被曝量の程度を考慮すると、債権者ら(訴えを起こした子供たちのこと)の生命身体に対する切迫した危険性があるとまでは認められない」

 地裁の決定に小中学生10人が即時抗告し、現在は宮城県の仙台高裁で控訴審が続いている。

※女性セブン2013年2月7日号


 

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コメント

01. 2013年1月28日 11:39:50 : b9cIvKW2yM
「小中学校における実際の被曝量の程度を考慮すると、債権者ら(訴えを起こした子供たちのこと)の生命身体に対する切迫した危険性があるとまでは認められない」

  ひどい話だ。


02. 2013年1月28日 20:13:50 : 9gjw4gFacE
裁判所の裁判官は平然とこんな嘘を判決に書けるのか。
恐ろしいね。

03. 2013年1月28日 21:06:45 : JM2PvJrYZQ
大体が原発建設に反対して住民が起こした訴訟も99.99%は司法によって敗訴となった。司法も原発被害の加害者である。
要するに犯人が裁判官なのだから、押して知るべし。



(追記)この十年ほど、高知白バイ事件や植草事件、小沢裁判など、あまりにひどい裁判が多いので、裁判官や検察の責任というものを社会的問題として提起していく必要があるようだ。
なぜそのような無茶苦茶な裁判が行われるかというと、裁判官や検察官は、その犯した過ちが明白なものであっても責任を問われることが無い仕組みになっているからである。これはまったくおかしな話であり、誤審や冤罪があった場合には、裁判官や検察官に責任を取らせる仕組みをこれからは作っていかねばならない。
この点、古代中国の裁判官(獄官)の方がまだまともであったようだ。(もちろん、これは稀な例だからこそ記述した、とも考えられるが、ここに書かれた思想は裁判をする者が常に持つべき心掟であろう。)(「心掟」は古語を現代語として使ったもの。「こころおきて」と読ませたい。)

(「史記 循吏列伝」より引用)*(夢人曰く)……下僚の過ちによる誤判でさえ、李離は、それは自分の責任であるとして死んだのである。


李離は晋の文公の獄官であった。たまたま、裁判を誤って無実の人を殺したので、みずから獄につながれて死罪にあたると主張した。文公は言った。
「官位には貴賤があり、罰には軽重がある。そなたの下僚に過ちがあっても、そなたの罪ではない」
(中略)
「獄官には獄官の常法があります。まちがって刑罰を加えれば自分が刑に伏し、まちがって死刑にした場合には自分が死刑に伏するものなのです。君公には、わたくしがよく微妙な理を聴察して疑獄をさばくことができると思し召されましたからこそ、臣(私)を獄官に任命なさったのです。ところが、いま、臣は裁判を誤って無実の人を殺しました。その罪は死罪にあたります」
こうして、李離はついに文公の命にしたがわず、剣に伏して死んだ。






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