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羊飼いは羊たちの後から行けばいい

「播州武侯祠遍照院」という難しい名前のブログから転載。このブログには私の記事(徽宗皇帝や酔生夢人)を引用していただいたこともあって、(それは偶然知ったのだが)親近感を持っている。易に興味をお持ちのところも私と少し似ているようだ。で、この管理人氏が易で未来の党を占った結果が、あきれるほどそのものズバリなので、紹介する。易の解説(解釈)部分は別の人のブログのようだが、占ってこの卦を出したこと自体が凄い。
最初の卦は「地天泰」で、本来なら「安泰」を意味する卦だが、その4爻と5爻を変じた変卦(今後の進展)が、まさしく未来の党の状況にぴったりなのである。二つの爻を変じるというやり方は、おそらく私がコインでやる安直な易とは違う本格的なものなのだろう。私が言ったりやったりするのは、だいたいそういうレベルであることを今のうちにお断りしておこう。だから私はいつも自分は中学生レベルだと言うのである。
下の記事において、今にも除かれようとしている、トップにいる小人が嘉田由紀子一派であることは明らかだろう。クーデターを起こす「五人の君子」の「五人」にはべつに拘ることはない。ただの象徴的なものだ。つまり、この場合は、クーデターを起こす側が君子、つまり道理の側であり、しかも組織のメンバーのほとんどがそちらに属しているのである。まさしく未来の党そのままである。
そして、面白いことに、


「そももそ九四は執政の大臣なので、衆陽を率いて前進するべきであるわけだが、このように、その志情が弱く、臆病風に吹かれて、進むことができない。
これは執政の大臣としては、甚だ不甲斐なく、悔いが残る。
そこで、羊飼いに倣う。
羊は前から牽こうとすると、言うことを聞かず、止まり退くが、後ろから追い立てるとよく前に進む行くという性質がある。
したがって、羊飼いは、羊たちを進ませる時にはその羊たちの後ろからついて行くものなのである。
要するに、自分の立場を羊飼いだと考え、衆陽爻を羊に見立て、その衆陽爻の後ろから羊飼いのようについて行くのである。
そうすれば、その志が柔弱だとしても、前の衆陽に従って自分も進んで行け、不甲斐なさの悔いはなくなるのである。
だから、羊を牽けば悔い亡ぶ、という。

このように九四は、執政大臣ではあるがその志気萎弱にして臆病者である。
臆病者であるがために、上六の小人が親比する九五の君の寵愛を得て、威権を逞しくするのに畏怖して、逃げ腰になる。
そこで、衆陽が上六を誅殺するべき根拠をいろいろと九四執政大臣に話しても、臆病風に吹かれ、そんな進言は聞き入れず、信じられず=或いは信じないふりをしてしまう。
だから、言を聞いても信ぜられず、という。」

の「(九四の)執政大臣」は、まさに小沢一郎そのままではないか、と感じられる。
かの剛腕イメージとはうらはらに、小沢が実にジェントルマンであり、謙虚であり、むしろ自信不足なほどであり、周りとの協調を重んじる人間であることは、知る人ぞ知ることだ。見かけがあれだからふてぶてしく見えるが、内面はナイーブすぎるほどであり、何かあると世捨て人的に隠れる癖がある。だからこそ、多くの人に好かれもするのだが、本人の志向が常に作戦参謀や実務責任者の立場を好み、神輿になりたがらないのだから、実は「一兵卒」という気楽な立場に逃げられたら彼は本当は幸せなのだろう。
だが、時代と社会はそれを彼に許さない。彼は自分の志向をあきらめて、仲間たち(あるいは国民)に担がれるべきなのである。であるから、彼のそういう本質、愛すべき点を今後は世間に知らせていくことが、案外大きな意味を持つのではないだろうか。
小沢が卦の中の表現のように「臆病者」だと言うと、怒る小沢ファンもいるかもしれないが、思慮深い人間で臆病でない者はいない。なぜなら、前途の困難や危険を予測できる思慮があればこそ臆病になるのであり、臆病でない人間はリーダーにしてはいけないくらいだ。もちろん、戦いの場では勇敢になるべきだが、ただの猪武者は将にはなれない。

元の記事は長いが、普通の人には意味不明なところが多いと思うので、読者の便宜のために、私が勝手に編集したものを引用させて貰う。
なお、「九」は陽、「六」は陰を表すので、たとえば「九四」は下から四番目の爻が陽であることを表し、「上六」は一番上の爻が陰であることを示す。陰と陽はそれ自体では吉も不吉もないが、置かれた位置(地位)や他との関係で吉不吉が生じる。(まあ、このあたりはうろ覚えで書いているが、易をまったく知らない人にはこの程度の理解で十分だろう。)

下の記事を読むのが面倒臭いという人のために結論部分だけ引いておく。


「しかし、一度は寵恩を与えた者を、決り去るには、決心が必要である。
だから、これを教え戒めて、夬(さ)くべきを夬くれよ、中行なれば咎无し、という。
逆に、いつまでも上六に寵恩を与え続け、夬くべきを夬くらないときは、咎が有るのである。」

夬は「除き去る」こと。






(以下引用)


易で未来の党の騒動を見る。 2

変卦は、沢天カイの 4・5です。

http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-48.html

上記文抜粋
・・・・・・・・

43 沢天夬(たくてんかい)

夬は、決(さ)く、決壊、決断といった意。
決くとは、堤を切断して水を導くこと。

十二消長で言えば、五本にまで成長した陽がさらに進み長じて一陰を決し去ろうとするとき、また五人の君子が一人の小人を決し去る様子。
だから夬と名付けられた。
また、乾の至って剛強な者を以って、兌の至って弱き者を決し去る様子。
だから夬と名付けられた。
また、乾を健やかとし、兌を悦ぶとして、健やかにして悦ぶ様子。
人は、健やかにしてその道を悦ぶときは、決断して選んだその道をひたすら進むものである。
だから夬と名付けられた。
また、兌沢が乾天の上に上る様子である。
そもそも沢は低い場所に在るべきものだが、今、上って天の上に在る。
これでは物事は上手く行かず、必ず決壊し、潰え下る。
だから夬と名付けられた。

卦辞
夬、揚于王庭、孚号、有、告自邑、不利即戎、利有攸往、

夬は、王庭(おうてい)に揚(あ)げよ、孚(まこと)に号(さけ)ぶ、(あやう)きこと有り、告ぐること邑(ゆう)よりすとも、戎(じゅう)に即(つ)くに利(よ)ろしからず、往(ゆ)く攸(ところ)有(あ)るに利(よ)ろし、

この卦は十二消長のひとつにして、五陽をもって一陰を決し去る様子である。
だから、五人の君子が一人の小人を決し去るときとする。
五陽の君子を以って、僅かに一陰の小人を決し去ることは、数で優っているわけだから簡単なことのように思えるが、実際は意外にも、そういうものではない。
なぜなら、この一陰の小人は、たったひとつの陰であり小人でありながら、最も高い上爻に位置しているのである。
これは、巧言令色をもって深く固く九五の君に密比して取り入って、よく君の心腹を得て、ことさらの寵愛を受けているのに他ならず、言うなれば社鼠城狐なる者にして、容易く除き去ることは難しい。
なおかつこの上六の陰は、上卦兌の主爻である。
兌は人体では口とする卦である。
したがってこの一陰の小人は、口が巧く、白を黒と言いくるめるなど容易くやってのける者であり、この一陰の小人を取り除こうとするのなら、まず、その小人の罪状、取り除かれるべき理由をつぶさに王庭に揚げて公開し、その罪の次第を遍く公明にしなければいけない。
だから、王庭に揚げよ、という。
このとき、決去しようとする君子は、孚の忠誠を以って号び合って同志として団結して、事に当たるべきである。
さもなければ、その一陰の小人にまんまとしてやられる可能性がある。
だから、孚に号ぶ、きこと有り、という。

さて、その一陰の小人は、君寵されているのをよいことに、威厳を弄び、君命と偽って自分の邑(領地)より告命を出すという暴挙に至っても、それを武力(戎)で制圧しようとしてはいけない。
そんなことをすれば、却って反逆者の汚名を着せられてしまう。
だから、告ぐるに邑よりすとも、戎に即くに利ろしからず、と戒める。
それだけこの小人は手強いのである。
だからこそ、公明正大にこの小人の罪状を明らかにし、正しい手続きで決去するのが利ろしいのである。
往く攸有るに利ろし、の往く攸というのは、場所ではなく、この公明正大な方法を指す。


・・・・・・中略・・・・・・・

九四、臀无膚、其行次且、牽羊悔亡、聞言不信、

九四(きゅうし)、臀(いさらい)に膚(にく)无(な)し、其(そ)の行(い)くこと次且(ししょ)たり、羊(ひつじ)を牽(ひ)けば悔(く)い亡(ほろ)ぶ、言(げん)を聞(き)いても信(しん)ぜられず、

臀は尻、膚は肌肉=皮のすぐ下の部分のことである。
今、五陽を以って一陰柔を決り去ろうとする時に当たって、九四は陽爻だが陰位に居るので、才徳は有るが志が弱い者である。
したがって、進み行くことを怖れて、止り退こうとも欲する。
しかし内卦の三陽爻が上り進んで、すぐ後ろに逼っているので、九四は怖気づいて退くことはおろか、止り居ることもできない。
例えれば、臀(尻)に膚肉がなく、座ると痛いので、立って歩くしかないような様子である。
とは言っても、進み行こうとしても、志が弱いので、敵を怖れることが甚だしく、足が前に出ない。
だから、臀に膚无し、其の行くこと次且たり、という。
次且とは、行きたくても進めない様子。

そももそ九四は執政の大臣なので、衆陽を率いて前進するべきであるわけだが、このように、その志情が弱く、臆病風に吹かれて、進むことができない。
これは執政の大臣としては、甚だ不甲斐なく、悔いが残る。
そこで、羊飼いに倣う。
羊は前から牽こうとすると、言うことを聞かず、止まり退くが、後ろから追い立てるとよく前に進む行くという性質がある。
したがって、羊飼いは、羊たちを進ませる時にはその羊たちの後ろからついて行くものなのである。
要するに、自分の立場を羊飼いだと考え、衆陽爻を羊に見立て、その衆陽爻の後ろから羊飼いのようについて行くのである。
そうすれば、その志が柔弱だとしても、前の衆陽に従って自分も進んで行け、不甲斐なさの悔いはなくなるのである。
だから、羊を牽けば悔い亡ぶ、という。

このように九四は、執政大臣ではあるがその志気萎弱にして臆病者である。
臆病者であるがために、上六の小人が親比する九五の君の寵愛を得て、威権を逞しくするのに畏怖して、逃げ腰になる。
そこで、衆陽が上六を誅殺するべき根拠をいろいろと九四執政大臣に話しても、臆病風に吹かれ、そんな進言は聞き入れず、信じられず=或いは信じないふりをしてしまう。
だから、言を聞いても信ぜられず、という。


・・・・・・・・・中略・・・・・・

九五、*莫陸、夬夬、中行无咎、

九五(きゅうご)、陸(おか)に*莫(かん)あり、夬(さ)くべきを夬(さ)くれよ、中行(ちゅうこう)なれば咎(とが)无(な)し、 (夢人注:「*莫」の字の説明略)

*莫は山羊の細い角のうちの、形が大きいものである。
山羊は、外質(見た目)は柔弱で、内性(性格)は悪賢くひねくれているが、食べるとその味は美味い。
これは、上六が、兌の口の主にして佞弁甘語を以って人主の九五の気に入られ、その内性が陰邪にして甚だ悪賢いことに喩えているのである。
陸とは高い原にして、上爻の象である。

今、上六は、陰柔不中にして九五の君に密比し、兌口の主であるを以って、甘言美語を以って君に媚び諂う姦人である。
それでも、君よりも上位に居て君辺に近侍し、君意をよく得ている。
だから、陸に*莫あり、という。

さて、この卦中に、ただ、一陰爻のみ、九五に密比する。
もとより九五も、兌の和悦の卦の一体に在るので、一旦は上六と陰陽親比し、その甘言を信じ、絶大な寵恩を与えてしまう。
そのために国家の勢いが危険になるところだが、幸いに九五の君は、剛健中正の徳が有るを以って、やがてはかの上六の佞邪姦曲なことを悟って反省し、これを斥け、その佞人の語を聞き入れず、ついにはこれに害比して、決り去るのである。
しかし、一度は寵恩を与えた者を、決り去るには、決心が必要である。
だから、これを教え戒めて、夬くべきを夬くれよ、中行なれば咎无し、という。
逆に、いつまでも上六に寵恩を与え続け、夬くべきを夬くらないときは、咎が有るのである。


・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
抜粋終わり

うまくこの「未来の党の人事」をこなさないと、嘉田さんも小沢さんも大きな傷がつく。

「党首」は嘉田さんだが、実質は「国民の生活が第一」のお客さんでもある。

その辺を双方特に嘉田さんの認識がないと、結局は「そして誰もいなくなった」

でしょうな。

再見!

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暴力団が公務員の中にいる?

未来の党が大変な状態だが、まあ、外野が騒いでも仕方がない。ここでは別の話題である。もう少し明るい話題にしたいのだが、こういうのは知った時に書いておかないとどこかに埋もれてしまうので、とりあえず掲載しておく。



「ガジェット通信」から転載。記事の大本のトウギャッターでは、もっと詳しかったようだが、記事が削除された模様だ。
もちろん、この記事を読んだところで橋下への私の評価は変わらないが、橋下支持者というものについての理解は、少しは進んだ気がする。だからと言って、橋下を支持するというのは、目の前の10円玉欲しさに車に轢かれるようなものだが、日本全体のことより、自分の土地の事が大切だ、という地域エゴイズムは理解できないでもない。
橋下について言えば、彼が本気で公務員社会から暴力団を除く気があるとは私にはまったく信じられない。彼は刺青を体に入れている者を排除しただけだ。さらに言えば、排除でもなく、配置転換しただけだ。まあ、ただのパフォーマンスだろう。それを「大阪の公務員制度に切り込んだという一点でも支持に値する」と評価するのは、頭がお花畑すぎるのではないか。
もちろん、これは大阪に住んでいない外部の人間の勝手な感想である。
しかし、こういう問題(大阪の公務員の中に暴力団員が多数いること)が現実に存在するならば、マスコミがこれまでそれについて指摘しなかった、あるいは騒がなかったのは、マスコミもそこに触れたくない事情がある、と推察できる。

そして、警察も検察ももちろん公務員であるから、警察や検察の中のかなりの割合が暴力団関係者だ、となる。これは大阪だけではなく近畿全体がそうだとすれば、例の尼崎の角田美代子事件の本質が一気に明らかになりそうである。



(以下引用)


橋下徹・大阪市長ほど発言や政策が賛否両論分かれる人も珍しいかもしれない。原発再稼働問題、日本維新の会の国政進出はまだしも、旧太陽の党との合流、自治体首長と参議院議員の兼任案は多くの批判を浴びた。それでも橋下市長の支持者は一定数存在する。彼らが期待していることは何なのだろう。
トゥギャッター(http://togetter.com/li/427675)で紹介されている(一部)支持者の声によると、「大阪の公務員の酷さ」「大阪の公務員制度に切り込むことの難しさ」から橋下市長に期待しているようだ。「刺青を見せて恐喝する公務員」の存在を明らかにし、橋下市長の真意を「公務員として働いている暴力団の準構成員を排除するため」と推察。任侠映画に登場するような刺青を見せる公務員との対決姿勢を「命がけ」と評価している。
「ヤクザが公務員やってるのが大阪の恐ろしさです」
話題は「なぜ暴力団の準構成員のような公務員が採用されているのか」にも及び、「被差別部落の特殊採用枠が原因」という意見も。大阪市が3万3500人の公務員に実施した調査で110人が「刺青を入れている」と回答した、という報道もあった。「その110人は回答したとしても自らの地位は安泰であると踏んでいたのでは」「公務員と一口に呼んでも、市役所などの表立った場所にはいないが…」との声も寄せられている。
「まさにヤクザがシノギとして公務員やってんだよな」
公務員の問題は大阪だけに限った話ではないようだ。京都では京都市役所の職員が覚醒剤取締法違反で逮捕されている。しかも譲渡した側として。いわゆる売人が公務員であったということになる。奈良では奈良市の職員18人が90日以上の病気休暇を取得した年が3年以上あったこともニュースになった。
「だって、シャブや売春のユーザーが公務員ならまだしも、供給サイドで逮捕されるとか本当イカれてるでしょw」
日本維新の会の人気は大阪とそれ以外の地域で温度差があるとされる。先の総選挙では大阪以外の小選挙区で当選した議員は、旧太陽の党の大物だけであった。橋下市長の政策を「ポピュリズム」と批判する声も多い。それでも大阪の公務員制度に切り込んだという一点でも支持に値するという声が一定数存在することは確かなようだ。

画像: 日本維新の会トップページのキャプチャー
http://j-ishin.jp/
※この記事はガジェ通ウェブライターの「香椎みるめ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?






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未来の党と自民党の現状比較

以下の記事は「徽宗皇帝のブログ」に書くような内容だが、あちらにはもう別記事を書いたし、長い記事を二つも読まされるのはうんざりだろうから、こちらに書いておく。本当は政治的記事はここではなるべく避けたいのだが、古くなると賞味期限が切れそうな内容なので、掲載するのである。最初に断っておくが、私は未来の党へのネガキャンとしてではなく、未来の党しっかりしろ、という意図でこの記事を書いている。


少し長くなるが、二つの記事を対比することで、二つの政党の現状を比較しておく。ほとんど資料保存目的で、詳しい論評はしないが、いろいろと面白い情報も含まれていると思う。ただし、たとえば「引用1」にある「不快感を示した」は、報道の鉄則である「記者の主観を記事に書いてはならない」という原則に反しており、明らかに読者誘導の意図がある。まあ、「読売」だから当然だが(笑)、読む側でそういう部分は常に注意して読む必要はある。
そういう部分は割り引いても、未来の党が今、党として形を成していない感はある。
一方、安倍自民党は鉄壁の布陣を固めつつある。ネット右翼たちは案外細かい情報に詳しいが、私などが知らない「西田」とやらを神と崇めて公安トップにしたがっているようだ。それはつまり左翼弾圧を平気でできる人物だということであり、左翼弾圧とは、右翼が「非国民」と見做す人間はすべて弾圧する、ということ、つまり日本のナチスドイツ化を進める、ということなのである。
「引用1」「引用2」とも「2ちゃんねるDAYS PLUS」からの転載(「引用2」は長すぎるので、かなり省略した。)だが、こういうさりげない記事に、恐ろしい未来の兆候も読み取れるのである。





(引用1)


24日に開かれた日本未来の党の両院議員総会で、嘉田代表の提案した人事案が了承されず、
小沢一郎氏の共同代表就任を求める動議が可決されたことを受け、嘉田代表は24日深夜、
「当事者である小沢一郎議員が欠席する中、強硬に採決された。
非民主的な意思決定で代表として受け入れることはできない」との声明を発表した。

 嘉田代表は25日朝、滋賀県庁で取材に応じ、「小沢さんと連絡がとれず、お隠れになっている。
共同代表になりたいのかどうか小沢さんの口から聞きたい」と述べ、不快感を示した。
26日の特別国会で行われる首相指名選挙での党の対応については「自主投票になる」とした。

読売新聞 12月25日(火)16時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121225-00000853-yom-pol
過去スレ ★1 2012/12/25(火) 16:19:23.12
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1356427717/




(引用2)


res:1 そーきそばΦ ★2012/12/26(水) 00:03:24.53 ID:???0
 安倍新政権で、小泉純一郎元首相の政務秘書官を務めた飯島勲氏が
内閣官房参与に起用されることが25日、固まった。

時事通信 12月25日(火)23時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121225-00000170-jij-pol


res:3 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:03:57.83 ID:S3/n8Hqz0
これはどういうことなの?
res:11 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:06:52.46 ID:3bQT881w0
>>3
この人の身辺調査はすごいからな、小泉の時の閣僚不祥事0だし
res:14 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:07:40.95 ID:zCDW/yoNT
>>3
ノーモア絆創膏・ノーモアなんとか還元水ということ
あとマスコミ対策もある
res:535 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 01:31:07.63 ID:BMCFGfya0
>>3
来夏の参院選の本気度が現れてるとオモタ
安倍ちゃんすごいね。

野田聖子の人事は理解不能だけど
res:21 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:10:36.44 ID:XqqakOeQ0
マスコミと野党が束になっても安倍内閣と違って
小泉内閣に隙がなかったのはこの人の力?
res:27 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:12:34.71 ID:2vvw/aFQ0
>>21
そう
メディア戦略や情報操作に関してはこの人は飛び抜けてる
res:93 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:20:10.43 ID:YxotXt4RO
>>21
野党どころか与党の大物もあら探ししてたけど、出てきたのが、「人生色々〜」だけw
共産、マスゴミ、野中あたりが束になってもが崩せなかった鉄壁のディフェスだったねぇ。
res:170 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:29:42.30 ID:Nf4lSQUt0
>>21
参院選前にマスゴミに邪魔されちゃどうしようもないからな
前回の反省も踏まえてんだろね
マスゴミ規制本腰入れる参院選後が楽しみだ
res:22 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:11:00.13 ID:S3/n8Hqz0
>>15
マジで安倍政権こけたら次の自民内閣はどうなるんだ
res:26 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:12:03.22 ID:iTpbocxR0
>>22
石破か麻生じゃね

石破はかなりミンス寄りだから
コイツがなったら色々と終わりそうだけど
res:29 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:12:48.83 ID:zCDW/yoNT
>>22
正直言っていない
まさに背水の陣です
res:169 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:29:40.28 ID:2CEDxgo80
>>22
安倍の経済政策が成功するとは限らん

その時は麻生太郎だろ
彼は是々非々という事を知ってる
res:486 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:19:30.94 ID:FkdiKjMH0
>>22
その次の政権がどうなってるかは分からんが、次の次は維新、次の次の次は民主(系)ってことはもはや確定してる
res:26 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:12:03.22 ID:iTpbocxR0
>>22
石破か麻生じゃね

石破はかなりミンス寄りだから
コイツがなったら色々と終わりそうだけど
res:33 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:13:02.10 ID:OHcK/kQg0
>>26
麻生に政権運営能力は無い
res:34 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:13:08.23 ID:S3/n8Hqz0
>>26
いや、だから大臣がかなりみすぼらしいことになるんじゃないかと
res:711 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 03:15:39.57 ID:bn/0zHUr0
>>26
谷垣の時に政調会長下ろされた要因が民主に寄り過ぎだったからな
保守系の信用はゼロに近いが党内融和で今のところ安倍は使ってる。
res:81 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:18:57.94 ID:QC2QwhEg0
>>1
▲ 「安倍政権は、長期政権になる」 田崎史郎・時事通信

自民党総裁任期(1期3年、2期まで)が切れる
2015年9月まで少なくとも続き、総裁選で再選されれば
さらに長期政権になると、筆者は見ている。

根拠は衆院選で自民党は294議席も得たことだ。
民主党政権の失態や第三極各党の体たらくによってもたらされたもの

公明党を含めれば、参院で否決されても衆院で再可決が
可能になる3分の2の議席に達する。
公明党が難色を示すようなら公明党よりも
議席が多い維新の会に協力を求めれば良い。

自民党内に民主党を離党した小沢一郎のような実力者はおらず、
自民党議員は政権にいることによるうまみを知り尽くしている。
だから、自民党が民主党のように分裂する可能性は極めて低い。

たしかに、参院の過半数割れは来年7月の参院選まで続く。
政府は来年の通常国会で与野党が激突するような法案を
提出しない方針なので、国会は荒れないだろう。

安倍政権の鬼門として来年7月の参院選が挙げられる。
07年7月の参院選で自民党が37議席しか取れず、
安倍が健康上の理由で退陣する引き金となった。
しかし、選挙の常識から考えてもこの議席を下回るのは難しい。
自民党は今回、すべての力を参院選勝利に向けている。
40議席を下回ることはまず、ないだろう。
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1356312227/
res:102 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:21:38.27 ID:zCDW/yoNT
内閣参与メンバー
外交 谷内元外務事務次官
経済 浜田教授
内務 飯島勲

これはまた重厚感があるな
res:112 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:22:58.22 ID:tmwZI3WU0
>>102
やべえテンション上がってきたwwwwwwwwww
res:135 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:25:53.47 ID:ArYrQvG70
>>102
外交の谷内って、
自由と繁栄の弧の人だっけ?
res:244 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:39:11.37 ID:bHtbl+v20
>>102
一方、民主党政権時代の内閣官房参与は平田オリザ(笑)であった
res:121 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:24:36.38 ID:zCDW/yoNT
さらにきた
【政治】 安倍内閣の事務の副長官に元警察キャリア起用へ
倍内閣の事務の副長官には、元警察キャリアで小泉内閣で内閣危機管理官を務めた
杉田和博氏が起用される見通しであることがわかりました。

杉田和博氏は、警察庁キャリアとして神奈川県警本部長や警察庁警備局長などを歴任したあと、
橋本・小渕・森内閣時代に内閣官房内閣情報調査室長、
そして、小泉内閣のときの内閣危機管理監を務め、2004年に退官しています。

関係者によりますと、危機管理に強い内閣にしたいという安倍総裁の強い意向で
起用が固まったということです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5216936.html

小泉時代の内閣危機管理官だってよ
res:127 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:25:03.66 ID:2vvw/aFQ0
【政治】 安倍内閣の事務の副長官に元警察キャリア起用へ
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1356448727/

いろんなとこから集めてくるな
res:201 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:33:09.93 ID:2CEDxgo80
>>127
国土強靭化計画の藤井聡を、国会に呼んだ自民の参議院議員は元国土交通省事務次官だったりする
議員の層は異常に厚いよね自民党
res:290 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:45:31.76 ID:pGP0HbuS0
>>275
てことはこの人がいるかぎり維新との連立は難しいってこと?
res:299 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:46:29.18 ID:MOuM6fFE0
>>290
石原とハシゲ分裂来るな
res:305 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:47:20.30 ID:hVXuhx5h0
>>290
自民との連立は石原も否定してるな
ただ、協力出来る法案とかでは協力したいし是々非々で
ってことを橋下も強調してるし、安倍もそれは否定してない
res:317 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:49:18.05 ID:CxezWySY0
>>302
活躍って、タイゾーをたち日に押し付けたりすることか?

>>290
橋下が人気絶頂の頃には、自分から押しかけてお手伝いしたい気持ちはあると言ってたぞww
飯島が橋下をdisり始めたのは人気が落ちだしてからのこと
res:319 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:49:30.47 ID:huTSBzMy0
>>290
参与だから強い権限があるわけではないが
お人好しの安倍に橋下の汚い部分を伝えることはやるだろう
あとは安倍の判断次第
res:323 父上様sage2012/12/26(水) 00:50:13.61 ID:mcom9fD40
クリスマスも終わったが
おまえらに一つハッピーな情報を投下しとく

次の○安はおそらく昌司

元々鳩ぽっぽの戦後最大の巨額脱税、管から市民の党(北朝鮮)への寄付
野田前原の在日政治献金etc

独自で調べ上げた人脈スタッフ能力に加えて
○安が今までとってきたデータが全て彼の目の前に晒される事になる
たぶん参院選までにミンス、第三極の大物連中が偉そうなこといえる環境がなくなる

じゃあの
res:332 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:51:29.75 ID:zDu8in0U0
>>323
公⚪かな。にしだかな
res:335 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:52:08.64 ID:iTpbocxR0
>>323
公安トップがが中井・トミ子・山岡だった頃を思い出すと
公安のトップが西田とかなったら俺マジ泣きするかもw
res:340 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:52:41.32 ID:tmwZI3WU0
>>323
ガチだったら鼻血出るわ
res:341 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:52:50.50 ID:gv/dStL70
>>323
ニセモノ?
res:354 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:54:53.89 ID:4uIdgfOK0
>>323
まじか、それは強すぎるwww
ミンス壊滅すっぞw
res:383 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:58:26.73 ID:BEVxaQPz0
>>323
wwwwwww
参院選挙まで大笑いだな
res:385 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:58:45.55 ID:6ZzBTtlA0
>>323
それ本当だったら、安倍政権の支持率跳ね上がるぞw
公安が西田神とは最強すぎ
res:406 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:01:56.96 ID:gH4Xd/Mk0
>>323
うはw適材適所じゃないかw
ちなみに彼もも経済優先で自制の立場のようで、それも安心だったり。
res:458 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:11:41.57 ID:4xZNoz/p0
>>323
ミンス党の時、国家公安委員会は、○○政治家に××××にされたので
しっかり点検して○○○してもらわないと
res:647 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 02:25:07.26 ID:e03dceEK0
>>323
古屋圭司じゃないの?
本当に西田ならwktk
res:748 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 03:50:01.93 ID:5VamrCl+P
ググってみたらどこかで見た事あるな。
たかじんとかに出てなかった?
保守系だよねこの人。経歴見ても小泉に靖国参拝させようとしたりしてたようだし。

>>323
いつもの人?
公安には古屋が拉致担当と兼任でって名前出てたけど、
西田なのかね。適任だとは思うが当選一回だしどうだろう。
古屋でもかなりの保守だし問題ないけどさ。

>>711
安倍が石破使ってるのは党内融和というより総裁選の結果だろうね。
あそこまで党員票集めてなかったら幹事長はやらせなかったと思う。
参院選後には内閣に閉じ込めるだろうよ。
てかリベラルで思想の近い谷垣まで敵に回したら石破は何も実現できないだろうにな。
res:330 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 00:51:11.55 ID:S3/n8Hqz0
>>325
進次郎と石破ってそんな関係なのか
res:344 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:53:01.91 ID:x6oxE1NI0
>>330
進次郎と石破はかなりの関係だよ。薄い本が出ててもおかしくない。
res:404 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:01:39.07 ID:wRptH7wIO
>>330
投票先がゲルだったのでマスコミが勝手につくった師弟関係。小泉も石破もそんな感覚ない。
res:571 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:44:28.95 ID:wsw7Vcmk0
薄い本?

>>344
>>>330
>進次郎と石破はかなりの関係だよ。薄い本が出ててもおかしくない。
res:333 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 00:51:49.04 ID:9oTdqEul0
小泉・飯島時代… そしてブッシュとこの人思い出すんだよな。

カール・クリスチャン・ローヴ(Karl Christian Rove、1950年12月25日 - )は、
アメリカ合衆国の政治コンサルタント。ジョージ・W・ブッシュ政権において次席補佐官、
大統領政策・戦略担当上級顧問を務めた。
ホワイトハウスにおいて数々の役職を兼ねていたことやその権力の強さから、「影の大統領」、
「カール国王」などと呼ばれていた。CIA職員の身分漏洩疑惑やホワイトハウスの司法省人事
介入に対し捜査が行われていたが、大統領令により打ち切られた。
2007年8月31日付でホワイトハウスにおける全ての役職を辞任、ホワイトハウスを去った。
wikiより

機密情報リーク事件で危機に直面するブッシュ大統領次席補佐官カール・ローブ

ローブは“汚い噂”を意図的に流すことで政敵を葬ってきた。200年の共和党大統領候
補選挙で対立候補のジョン・マケインを追い落としたのも“汚い噂”であった。また、1
990年代初めに行なわれたテキサス州知事選で民主党の女性現職知事が同性愛者だと
いう投票日直前に流して、追い落としに成功している。もちろん、カールはそうした批
判を否定しているが、彼が背後にいたことは間違いない。今回もウィルソンの信頼を貶
めるために機密情報を流したことは間違いない。しかし、今回は逆に策を弄して自らが
罠にはまった感がある。
ttp://www.redcruise.com/nakaoka/?p=136
res:437 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 01:07:34.06 ID:6ZzBTtlA0
>>433
でも西田神が公安になって仕事すれば、国賊をどんどん巣鴨に収容できるよ。
スパイ防止法成立布陣として最強でしょ。
res:447 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 01:09:11.38 ID:p7GBqtnB0
>>437
また谷垣が反対しなきゃいいが
res:449 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 01:09:14.07 ID:hVXuhx5h0
>>437
民主党のクズどもは当然として、みずぽも慰安婦でっちあげの
追及をしてもらいたいな
res:460 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:12:17.53 ID:k4EgypNx0
>>437
んなあほな
お前国家公安委員長が直で捜査指揮すると思ってるのか?
あくまでも委員長だからね
res:479 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 01:18:30.13 ID:p7GBqtnB0
>>476
経済明るい奴がもっと出るべきだな
NHKの石破は酷かった・・・
res:487 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:19:38.30 ID:iTpbocxR0
>>479
何で石破の方が人気あんだろ
わからん
res:488 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:20:11.33 ID:1UI3dvvJ0
>>479
石破は経済ダメッぽいな…
res:498 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 01:22:52.50 ID:BEVxaQPz0
>>479
石破の発言を擁護しようとすると安倍の失点になるww
石破の自殺点(経済について)が怖い

政治家も長いんだから、石破クラスなら経済・金融・外交・まで専門家の指導を受けた方がいいよね
res:519 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:26:44.33 ID:G+bIpazc0
>>479
いや、テレビを政治は気になるけどよくわからない層にはあれくらいが丁度良い。
中身が無いのにありそうに感じさせて、なるほどと思わせるのでいい。
余り詳しく説明すると、テレビの前の大半のフワフワした人たちがどん引きする。
詳しい人はネットなどの国会中継や討論会とかで良い。
res:504 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:24:35.65 ID:VC9/fb5c0
>>488
石破は完全に素人だね。金融経済政策通を公言する林もかなり危うい
特に勉強したフシも無さそうな安倍が何故かまともだという。。。w
res:523 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 01:28:33.52 ID:p7GBqtnB0
>>504
安倍を学歴だけで見て馬鹿馬鹿とか言うやついるけど
数字もよく覚えてるし突っ込まれた質問への切り替えも結構うまい
ただ舌っ足らずなしゃべりで声も小さいから伝わりにくくて損してる
res:532 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:30:23.69 ID:S3/n8Hqz0
>>504
安倍ちゃんは学歴のことでバカにされるけど、やっぱり優秀だよ。
特に苦手な分野なくて一通り討論出来るし。
res:536 名無しさん@13周年sage2012/12/26(水) 01:31:27.21 ID:3geydinT0
>>504
安倍さんは浜田教授の受け売りかも知れんけどなw
経済政策といえば肝心要な財務に麻生がおるし。
布陣はかなり厚いぞ。
res:653 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 02:30:30.10 ID:hApKkpHCO
>>504
いきなり経済に強くなってるから、勉強したと思うよ
安倍は強い経済が無ければ、国も守れないと考えている
res:513 名無しさん@13周年2012/12/26(水) 01:25:16.15 ID:6ZzBTtlA0
当時、同じ総理秘書官として一緒に仕事をしていた小泉の懐刀と呼ばれた飯島勲氏が、昨年10月の『プレジ
デント』誌に「チームは非常に良かったのに一人だけ違ったのが居た」と名前を伏せて書いているが、これは誰が見ても小野次郎と分かる。

なお、小泉総理の懐刀であった飯島勲元秘書官は、『プレジデント』誌に連載している自身のコラムの中で、小
野氏に「強烈な違和感」を感じたと書いている。 飯島氏によれば、小野氏は9.11米同時多発テロのときに酩
酊していて電話も取れなかったとか、小泉総理の就任一年目の靖国参拝の談話を意図的に外務省に流して
中国の反発を誘発したなど、様々な問題行動があったということだ。 山本美保さんの事件も小野氏の「問題行動」と関わっているのだろうか。

『拉致問題の闇〜山本美保さん失踪事件の謎を追う』p.127より

この事件を上の人間が一体何処まで分かっていたのかは不明だが、立場上、警察を動かせる秘書官は彼しかいなかった。

更に小野氏は山梨県とも関係がある。その後の参院選で山梨県から刺客として立候補し、小選挙区では落選
したが比例復活で当選し国会議員となった。
http://rockbell4.blog25.fc2.com/blog-entry-66.html





(追記) 「阿修羅」にこんな記事が出ていたので追記しておく。この記事へのコメントも賛否両論、喧々諤々のテンヤワンヤである。まあ、未来の党のメンバーは、腹蔵なく、堂々と議論し、まとまるならまとまる、別れるなら別れると早く決めたほうがいいだろう。私としては、嘉田は国政を担う政党の党首としての資質や力量は無いように思うが、もちろんこれはマスコミ情報やネット情報を元にしての判断だから、内部の人間には外部の人間の知らない事情もあるだろう。外部の人間、一般庶民としては、今はただ事態の推移を見守るしかない。



(以下引用)



http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20121224/1356291245
2012-12-24 文藝評論家・山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』


ついに森ゆうこ参議院議員が立ち上がりました。

「未来の党」党首・嘉田由紀子氏の暴走・迷走の党運営に、「未来の党」副代表の森ゆうこ議員の怒り爆発。

森ゆうこ副代表にも、何も知らされないまま、産経新聞などに人事情報を垂れ流す。嘉田由紀子・滋賀県知事は、「小沢一郎潰し」の主犯・マスコミの誘惑・洗脳工作に負けて、「小沢一郎潰し」に加担しているとしか思えない。

「未来の党」は解党、分党、あるいは自然消滅しかない。

仕方がない。

小沢新党「国民の生活が第一」グループは、選挙結果を総括した上で、再出発せよ。


https://twitter.com/moriyukogiin

森ゆうこ@moriyukogiin

党所属議員が誰も賛同しない案を、直接説明することも無く既に決定したかのように一方的にマスコミを使って拡散し、「粘り強く働きかける」と宣伝する手法はどこかで見たことがある。 阿部知子衆議院議員を共同代表にするという人事案を代表から直接お聞きしていない。

2012年12月24日



森ゆうこ@moriyukogiin

阿部知子さんとは、原発ゼロ、臓器移植法案や医療問題などで連携してきた。素晴らしい議員ではあるが、首班指名でさすがに彼女の名前は書けない。 嘉田代表は明日我々に提案するようだが、社民党所属だった彼女と全く接点のない議員もいて余りにも無茶な提案だということは誰の目にも明らかである。



2012年12月24日

森ゆうこ@moriyukogiin

人事案は決定するまで公言しないのが礼儀ではないか。ましてや国会議員が首班指名で名前を書くものである。 結党した当初は代表の一存で決められても既に公党としてスタートしている。民主的な手続きが必要なのは言うまでもない。 決定前に人事案が堂々とマスコミの前で語られるというのは遺憾。



2012年12月24日

森ゆうこ@moriyukogiin

人事案についてはコメントを避けてきたが、代表が公言し、マスコミを使って一方的に流れを作ろうとする意図が見える以上おかしいことはおかしいと言わざるを得ない。前にしっかり進んで行くために、メディアスクラムによる小沢バッシングを乗り越えなければ民主党と同じになると「粘り強く説得」したい






(追追記) いやはや、数時間ごとに情勢が変わるから、ブログを書いている暇が無い。先ほどまで明日掲載予定で未来の党の話題を書いていたが、これでパアになった。まあ、一部変更して明日どこかに載せる予定だ。
とりあえず、山崎行太郎の「毒蛇山荘日記」から転載。


(以下引用)



★亀井静香氏、未来離党へ 対立に嫌気 嘉田、小沢両氏に解党促す



日本未来の党の亀井静香元金融相は26日、離党する意向を決め、嘉田由紀子代表に電話で伝えた。

 嘉田氏と、国民の生活が第一に所属していた小沢一郎氏系が人事や党運営をめぐり対立している状況に

 嫌気がさしたのを理由とし、事実上の解党も促したという。

 亀井氏はまた、都内で小沢氏とも会談した。関係者によると、亀井氏は小沢氏系議員らの行動を批判、

 「早く別れた方がよい」と促したが、小沢氏は明言を避けた。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121226/stt12122611350008-n1.htm



・【政治】亀井静香氏、未来離党へ

 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1356484959/

・【政治】 「小沢氏を未来の共同代表にしろ」→嘉田氏「「小沢共同代表を受け入れたら、私の政治生命が終わる」…分裂含みの様相

 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1356488329/






拍手

心の奥に戦う気持ちだけでもあればいい

クリスマスは彼女や彼と一緒に外で映画でも、という若い人には映画「レ・ミゼラブル」がお勧めだ。私はまだ見ていないが、評価はなかなか高いようである。舞台ミュージカルを映画化したようだが、見事に成功しているらしい。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」の中の名曲中の名曲、「民衆の歌が聞こえるか」(下の動画では「民衆の歌」)の動画をユーチューブから日本語版で転載する。歌っている人の中には、感極まっている表情の人もいるが、それも当然で、この歌を聴くと、若者も老人も今にも銃を手にして国会まで駆け出したくなる、という歌なのである。日本で銃刀所持が禁止されているのは、こうした事態に備えてのことだろう。(笑)
いや、例によって個人の感想、妄想です。








第1幕

*戦う者の歌が聞こえるか?
鼓動があのドラムと 響き合えば
新たに熱い 命が始まる
明日が来たとき そうさ明日が!*

列に入れよ 我らの味方に
砦の向こうに 世界がある
戦え それが自由への道



悔いはしないな たとえ倒れても
流す血潮が 潤す祖国を
屍越えて拓け 明日のフランス!



第2幕(フィナーレ)

若者たちの 歌が聞こえるか?
光求め高まる 歌の声が
世に苦しみの 炎消えないが
どんな闇夜も やがて朝が

彼ら主の国で 自由に生きる
鋤や鍬を取り 剣を捨てる
鎖は切れて みな救われる

列に入れよ 我らの味方に
砦の向こうに あこがれの世界
みな聞こえるか ドラムの響きが
彼ら夢見た 明日が来るよ

ああ 明日は





(追加)


今日最後のプレゼントである。下のアドレス、またはタイトルで探すと、珍しいクリスマスソングが聞けるはずだ。20世紀の名シーンの一つだろう。

http://www.youtube.com/watch?v=DiXjbI3kRus&feature=player_detailpage

Bing Crosby & David Bowie - The Little Drummer Boy / Peace On Earth












拍手

世界は夜明けを待っている

「ヤスの備忘録」の24日記事の後半を転載する。
コルマン(コールマン)インデックスが予告時期どおりに実現するかどうかには私はあまり関心は無い。それよりも、その予告された変化の内容(人間の意識の変化(1)~(10))そのものが非常に興味深い。この変化は、簡単に言えば資本主義の終焉であり、資本主義文化、すなわち競争主義社会の終焉である。そしてそれは私が望んでいた変化であり、ある種の「地上の天国」の実現なのだから、この記事を読んで私が喜んだのは当然だろう。
筆者は、コルマンインデックスの実現時期がずれていること、そしてむしろ資本主義強化の傾向が出ているように見えることを述べているが、こうした反動は常にあることであり、世界全体の集合的無意識が今、資本主義の否定、競争主義の否定へと進みつつあることが何より重要なのである。
長い引用記事なので、私の蛇足的解説はこれだけにする。
なお、この記事とは無関係に、私自身、合理主義への疑念を何度か書いてきている。それは、[合理主義とは抽象に基づくものであり、抽象とは膨大な捨象を土台にしている。つまり、現実の持つあらゆる「含み」を捨てる作業が抽象なのであり、抽象化という切り捨て作業は、非人間的・非現実的な構築物(制度なども含む)を作ることになるのではないか]、という疑念である。もちろん、でたらめを良しとするわけではないが、下手な警句を言えば、合理主義はそう見えるほど合理的ではない、ということだ。(なお、警句とは「警告の言葉」ではない。最近、間違った用法が多いので一言。まあ、「金言めかした言葉」くらいのものだ。)


(以下引用)


コルマンインデックスが予告した変化

次のテーマに行く。マヤカレンダーが終わったので、コルマンインデックスを改めて評価してみる。

記事や本で何度も解説したのでご承知の読者も多いだろうが、コルマンインデックスとは、マヤカレンダーを人間の意識進化の予定表として理解する解釈だ。意識の進化が進展するにしたがって、あらゆる方面で以下のような変化が進むとしていた。何度も記事やメルマガに書いたが、再度掲載する。以下のような変化だ。

人間の意識の変化

1)物欲や他者の支配を欲する権力欲が衰退し、人間関係に最大限の喜びを見いだす意識状態になる。

2)将来の計画を志向する目的合理的な行動が希薄になり、生きている「いま」に最大の幸福を感じる意識に変化する。

3)競争で勝利し、権力を追い求める強い自我を持った権力型の人格から、多くの人を対話で説得できる対話型の人格へと変化する。

社会システムの変化

4)ピラミッド型の階層構造やそうした構造に基づく権力型の組織が崩壊し、メンバーの協調によるフラットなネットワークの組織が社会のあらゆる側面を担うようになってゆく。

5)無限の物欲の再生産と、無理な成長を強いる消費社会から、社会の実質的な必要性に基づいて生産する実質的な経済へと移行する。

6)根拠のない幻想的な価値に基づく金融資本主義から、必要なものとサービスの生産を中心とした実体経済に移行する。

7)第6サイクルの意識に基づいた古い社会集団への帰属意識が衰退し、国家の弱体化と消滅に向かう流れが出現する。

思想の変化

8)特定の民族のアイデンティティーに過度に固執する民族意識や国家主義が衰退し、普遍的な人類意識が出現する。

9)左翼と右翼、保守と革新というように二極に分化した見方から、どんな対立した見方にも共通点を見いだし、対立を統合する総合的な知へと移行する。

10)人間の外部に存在し、人間を支配する超越的な存在としての神の概念から、一人一人が神や仏の一部であることを実感する方向へとシフトする。

一言で言うとこの変化は、左脳に偏重した目的合理的な思考と行動が衰退し、右脳と左脳のバランスのよい統合のもとで「生きている瞬間」に喜びを見いだすことのできる統合意識が出現する過程だ。

その変化とともに、過剰な物欲をベースにした消費社会と金融資本主義、また支配欲を基本に成立するピラミッド型の階層構造の組織がほころびる。そして、必要なものを地域共同体の経済圏を中心に生産する実質的な経済システムと、個人をネットワークでつなぐフラットな社会組織が出現する。社会の多くの分野はこうした形態の組織によって担われるようになる。

このような変化の方向であった。またコルマンインデックスは、一般のマヤカレンダーの解釈よりも一年近く早い2011年10月28日に終了したが、この終了点をもって、意識の進化とそれに伴う社会変化が完成するとするものではない。終了点を向かえると、これから意識進化と社会変化を主導することになる因子がすべて出揃い、この方向に向かう変化は加速するとした。つまり、コルマンインデックスが終了してからは、変化はむしろ不可逆的に進行すると考えられていた。

コルマンインデックス通りの変化の方向

では、コルマンインデックスが予告した変化は実際に実現する方向に向かったのだろうか?

筆者がコルマンインデックスを知り、コルマン博士の論文や著作を読み始めたのは、2002年頃であった。この頃は、第一期のブッシュ政権の時代で、911の同時多発テロとアフガン戦争による国際秩序の根本的な変化は激しかったものの、世界経済は急速に拡大し、金融危機の発生などまったく想像さえできない時期であった。資本主義経済は不況という現象を完全に克服し、二度と不況は起こらないのではないかというニューエコノミー論がまだ一部で信じられていた時期だった。

そのようなとき、コルマン博士の論文や著作には金融危機が第5の昼と呼ばれる2006年11月24日から2007年11月18日までの時期に起こる可能性が高いこと、そして金融危機は次の第5の夜と呼ばれる2007年11月19日から2008年11月12日までの時期にさらに深化するが、各国の国際協調によって古い秩序はぎりぎりで維持される可能性が高いこと、そして階層構造と権力型組織のほころびが進み、フラットなネットワーク型組織が台頭することなどが述べられていた。

その予告どおり、第5の昼の期間にあたる2007年3月21日に、米大手証券のベアスターンズの破綻をきっかけに、サブプライムローンの破綻による金融危機が始まり、拡大した。

さらに、第5の期間にあたる2008年9月15日には、リーマンショックが起こり金融危機は一層深化し、また拡大した。だが、各国の国際協調による金融危機拡大防止に向けた努力が同時に始まり、金融システムの崩壊は回避された。

だが、金融危機がある程度落ち着いた後、コルマンインデックスが予告した変化はさらに一層加速した。以下のような出来事が3年満たない短い期間に集中的に起こった。

1)EUの信用不安によるEU分裂の危機とヨーロッパを席巻する大規模な抗議運動

2)アラブの春の始まりと独裁政権の打倒

3)世界同時不況の進行と失業率の急上昇

3)先進国にあけるオキュパイ運動と反格差運動の世界的な拡大

4)東日本大震災とフクイチの放射能漏れ

2008年から2011年の期間は、ベルリンの壁の崩壊から東ヨーロッパの社会主義国家が相次いで消滅し、最終的にソビエトの崩壊へと至った1989年から1991年をさらに上回る大変動の時期であった。

変動の背後で進行したコルマンインデックス的変化

このような大変動の背後では、コルマンインデックス的な変化が加速度的に進行していた。

オキュパイ運動のような反格差運動は、アメリカでもヨーロッパでも、ソーシャルネットワークの力を発揮して市民のネットワークを拡大し、地域共同体を主体にした自給自足型のコミュニティー農業の形成へと向かうグループが多数出現した。

また日本では、2009年に鳩山政権が誕生し、それぞれの地域を地産地消の「定住自立圏」として生活拠点化し、中央集権とは異なる分散型の地域経済の形成を目標にした。明治以来、国家主導の経済政策によって成長してきた日本にとっては大きな変化であった。

鳩山首相が第173回国会で行った所信表名演説は、この変化を強く反映している。以下である。

「地域の「絆」)

 ここ十年余り、日本の地域は急速に疲弊しつつあります。経済的な意味での疲弊や格差の拡大だけでなく、これまで日本の社会を支えてきた地域の「絆」が、今やずたずたに切り裂かれつつあるのです。しかし、昔を懐かしんでいるだけでは地域社会を再生することはできません。
 かつての「誰もが誰もを知っている」という地縁・血縁型の地域共同体は、もはや失われつつあります。そこで、次に私たちが目指すべきは、単純に昔ながらの共同体に戻るのではない、新しい共同体のあり方です。スポーツや芸術文化活動、子育て、介護などのボランティア活動、環境保護運動、地域防災、そしてインターネットでのつながりなどを活用して、「誰かが誰かを知っている」という信頼の市民ネットワークを編みなおすことです。「あのおじいさんは、一見偏屈そうだけど、ボランティアになると笑顔が素敵なんだ」とか「あのブラジル人は、無口だけど、ホントはやさしくて子どもにサッカー教えるのも上手いんだよ」とかいった、それぞれの価値を共有することでつながっていく、新しい「絆」をつくりたいと考えています。                          
 幸い、現在、全国各地で、子育て、介護、教育、街づくりなど、自分たちに身近な問題をまずは自分たちの手で解決してみようという動きが、市民やNPOなどを中心に広がっています。子育ての不安を抱えて孤独になりがちな親たちを応援するために、地域で親子教室を開催し、本音で話せる「居場所」を提供している方々もいらっしゃいます。また、こうした活動を通じて支えられた親たちの中には、逆に、支援する側として活動に参加し、自らの経験を活かした新たな「出番」を見いだす方々もいらっしゃいます。

(「新しい公共」)

 働くこと、生活の糧を得ることは容易なことではありません。しかし、同時に、働くことによって人を支え、人の役に立つことは、人間にとって大きな喜びとなります。
 私が目指したいのは、人と人が支え合い、役に立ち合う「新しい公共」の概念です。「新しい公共」とは、人を支えるという役割を、「官」と言われる人たちだけが担うのではなく、教育や子育て、街づくり、防犯や防災、医療や福祉などに地域でかかわっておられる方々一人ひとりにも参加していただき、それを社会全体として応援しようという新しい価値観です。
 国民生活の現場において、実は政治の役割は、それほど大きくないのかもしれません。政治ができることは、市民の皆さんやNPOが活発な活動を始めたときに、それを邪魔するような余分な規制、役所の仕事と予算を増やすためだけの規制を取り払うことだけかもしれません。しかし、そうやって市民やNPOの活動を側面から支援していくことこそが、二十一世紀の政治の役割だと私は考えています。

 新たな国づくりは、決して誰かに与えられるものではありません。政治や行政が予算を増やしさえすれば、すべての問題が解決するというものでもありません。国民一人ひとりが「自立と共生」の理念を育み発展させてこそ、社会の「絆」を再生し、人と人との信頼関係を取り戻すことができるのです。
 私は、国、地方、そして国民が一体となり、すべての人々が互いの存在をかけがえのないものだと感じあえる日本を実現するために、また、一人ひとりが「居場所と出番」を見いだすことのできる「支え合って生きていく日本」を実現するために、その先頭に立って、全力で取り組んでまいります」

以上である。

さらに、2011年の東日本大震災とフクイチの放射能漏れ事故以降、政府による復興の大幅な遅れが背景となり、膨大な数のボランティアが被災地に集中し、市民のネットワークで復興を支援する方向が生まれた。また、市民ファンドなどのNPOを経由して、市民自らが被災地の企業を資金的に支援するネットワーク型の組織が多数誕生した。

この動きは被災地にとどまらず、食料(Food)、経済(Economy)、介護(care)を地域で担う「FEC地域自給圏」の概念に結実し、会社組織には依存しない新しい生き方の試みとなり、拡大の兆しを見せた。

一方、アラブの春では、チュニジアのベン・アリ政権、エジプトのムバラク政権、リビアのカダフィー政権など、ミラミッド型の強固な権力構造を特徴とし、国民を長い間弾圧してきた独裁政権が、ソーシャルメディアとネットワークを駆使する市民の民主化要求運動によって打倒された。

さて、このようにざっと見ただけでも、リーマンショックが始まった2008年くらいから、コルマンインデックスが終了する2011年の末くらいまで、金融資本主義の弱まりと実質的な地域経済の勃興、階層型権力構造の弱まりとネットワーク型組織の台頭などのコルマンインデックス的変化が明らかに加速したことが分かる。

さらに、他者との競争やものの消費ではなく、仲間との絆や人間関係に最大の喜びを見いだす価値観、外部に存在する「神」ではなく、内在神を志向する思想の拡大などの内面的な変化も確実に進行していたように思う。

コルマンインデックスから決定的にずれた現状

このブログを始めたのは2007年5月だが、それからコルマンインデックスが終了する2011年の10月末まで、目の前で展開されるコルマンインデックスに予告された変化の加速を実感し、それこそ手に汗を握る思いで現実の変化を見ていたに違いない。筆者はまさにそうであるし、多くの読者の方がそうであるに違いない。

では、マヤカレンダーの一般的な終了日である2012年12月21日(日本時間は22日)が終わったいま、現状はどうなっているのだろうか?コルマン博士の言うように、コルマンインデックスの終了以降も予告された変化は加速しているのだろうか?

実は、2012年の後半あたりから、世界の現状はコルマンインデックスに予告された方向からは決定的にずれ、これまでの変化とは逆行した方向に動いている。それは以下のような変化だ。

1)アメリカや日本での強い中央集権的な政府の復権

2)金融緩和と公共投資を主体にした国家主導の経済

3)オキュパイ運動などの反格差運動の退潮

4)中東におけるイスラム原理主義政権の成立

5)金融市場の回復と金融資本主義の実質的な復権

このような変化だ。

反格差運動が完全に退潮するなか、アメリカでは、シェールオイルとシェールガスの本格的な採掘によるエネルギー革命の進展で将来的に景気が大きく上向く予兆が出てきているし、ヨーロッパでは、ECB(欧州中央銀行)によるPIIGS国債の無制限な購入発表でEUは危機を脱し、急速に投資が戻りつつある。その結果、地域ごとに分散した経済どころか、より強固な統合EUが将来出現する可能性が強まっている。

さらに、新たなクラッシュも予想された金融市場は順調に回復し、リーマンショック以前の水準を越える相場になっている。金融資本主義のほころびどころか、むしろ強化される流れだ。

これはまさに日本でもそうだ。日本における安倍政権の成立は、まさに強い中央集権的政府の復権を意味している。

このような動きのなかで、2011年までは注目されていたFEC地域自給圏や定住自立圏の構想はほとんど目にしなくなったし、また市民ファンドやNPOを主体にした地域経済形成の方向もかつてほど注目されることはなくなっている。

これから安倍政権のもとで、政府主導の一層の金融緩和と巨額の公共投資が実施され、政府主導の経済運営が強化される方向に進むことは間違いない。

かつて民主党政権が提唱していた地産地消の定住自立圏の構想などは、完全に消滅したと言ってよい。

なにが起こっているのか?

一時期までは、コルマンインデックスの予告する変化は確かに加速しつつあった。しかし、2012年からは、コルマンインデックス的な動きは停止し、あらゆる領域で、変化以前の状態に戻りつつある。

これはいったい何を意味しているのだろうか?一時期、コルマンインデックス的な変化が加速するように見えていたのは単なる偶然で、実際はコルマンインデックスは単なるニューエイジ系のファンタジーにしかすぎなかったのだろうか?

それとも反対に、実は現代の社会システムを揺るがす危機はこれから発生し、結局はコルマンインデックスの予告した変化が実現する方向に動いて行くのだろうか?

いまのところ、これはまだ分からない。読者の方はどう考えるだろうか?

ある種の体験をする一部の人々

一方、そのようななか、ある種の体験をする人々がどんどん増えているような印象がある。

やはり金融危機が始まり、コルマンインデックスの変化の加速が起こっているように見えたときから、筆者はある種の体験を報告するメールを多数いただいた。それはいまでも続いている。

これはメルマガに詳しく書いたので詳述はしないが、ブログでも簡単に紹介する。記事があまりに長くなるので、次回に書くことにする。






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読みのレベルの問題

「村野瀬玲奈の秘書課広報室」から転載。
これは「メディアリテラシー」のテキストとして使ってほしい文章である。
文章を読みとるとは、こういうものだ。

私を含めて、ほとんどの人間は、この毎日新聞の記事を読んで、
「なかなかいい記事じゃないか。こういう題材を選ぶこと自体人道的だし、書かれた主張も健全だ」
と考えるだろう。

それは、
「何も読みとっていなかった」
ということなのである。

書かれたことの表層しか読んでいないのだから、読んだ意味がまったく無い。
我々の「情報取得のための読み」はたいていこんなものだ。
そして、その後に書かれた村野瀬嬢の読みを読んで、我々B層は、
「自分はいったい何を読んでいたのだ」
と自分の頭を殴りつけたくなるわけである。
まったく、頭の悪い人間は度し難い。そのくせ、えらそうにブログなどを毎日書いていたり他人の意見を批評したりする。これは私自身のことだ。

少し頭を使いながら文章を読めば、村野瀬嬢の言うことはもっともだ、と分かる。ならば、最初の読みは何だったのか。つまりは、ゼロである。
恐ろしいのは、こうした読みを日常的に行いながら、それに気づいてもいない可能性があることだ。
これは「時間内に要点を読みとらねばならない」という学校教育、特にテストの訓練の中で培われた表層的読みだろう。テストではむしろスピーディな表層的読みができないと良い点は取れないのである。それが習慣化すると、すべての読みが表層的読みになる。
もちろん、深い読み、批判的な読みをするには読む当人の中に「騙されないだけの芯になるもの」があることが必要なのであり、誰もがそれを持つのは不可能だろう。
しかし、それを持つように社会的啓蒙活動をすることは必要だと思う。
そういう意味で、この文章は素晴らしいテキストだと思うわけである。




(以下引用)




日本になんとか良い国になってもらいたいと強く願ってこんなブログを書いています。「いくらなんでもこの政策やこの社会現象はまずいでしょ」という気持ちで書いた記事もずいぶんたまってしまいました。日本社会は民主主義レベル向上にもなかなか思うように向かわないし、多くの人にとって住みやすく働きやすく幸福な社会にもなかなかなりません。それでも日本社会と政治を良くできるようにと考え続け、書き続けますけど...。

そこで、最近こんなツイッターと報道が目に留まりました。母国に戻れないまま避難先の国で長年滞留している難民を対象にした「第三国定住制度」を導入している日本ですが、難民の来日希望者が今年ゼロとなる見通しになったのだそうです。つまり、難民から日本は選ばれていない、好かれていないということになります。残念ながら...。

はねた @haneta317 だって日本に住む魅力がないじゃん。「外人は帰れ!」と叫ぶ国民も沢山だし。:記者の目:第三国定住難民、希望者ゼロの衝撃=高橋弘司 mainichi.jp/opinion/news/2…
2012年11月28日 返信リツイートお気に入りに登録

はねたさんの紹介する毎日新聞の報道はこちら。興味深い内容なので、消されないうちに記憶のために記録しておきたいと思います。


●毎日jp(毎日新聞)
記者の目:第三国定住難民、希望者ゼロの衝撃=高橋弘司
http://mainichi.jp/opinion/news/20121128k0000m070105000c.html
http://mainichi.jp/opinion/news/20121128k0000m070105000c2.html
毎日新聞 2012年11月28日 00時14分

 日本が、母国に戻れないまま避難先の国で長年滞留している難民を対象にした「第三国定住制度」を導入して3年目の今年、難民の来日希望者がゼロとなる見通しとなった。援助関係者の間で「このままでは日本は国際社会から取り残される」との危機感が高まっている。世界にあふれる難民に、我が国としてどう向き合えばいいのかを探った。

 2010年来、第三国定住制度を通じ、タイの難民キャンプに滞留してきたミャンマー難民計45人が来日。第3陣として今年も9月末、ミャンマー難民3家族16人が来日予定だった。だが、タイ出国直前、3家族のうち1家族が、「日本に行かないで!」という親族の強いアピールで翻意した。親類にあたる別家族も同調したため、残る1家族は「我々だけでは心細い」と辞退し、最終的に希望者ゼロになったという。

 ◇厳格な選考基準 受け入れ不備も

 この事態を受け、NPO法人「難民支援協会」(東京都新宿区)の石井宏明常任理事は「第三国定住制度導入を機に、国際社会は、日本が難民受け入れに積極姿勢を見せ始めたと期待していた。それだけに各国政府や支援関係者の評価は地に落ちた」とその影響を指摘する。10年の第三国定住難民受け入れ実数は米国5万4077人、カナダ6706人、オーストラリア5636人と続く。日本はわずか27人。移民国家でない国情を考慮し、国際社会には「小さく産んで大きく育てる」という期待があった。今年3月、事業の2年延長が決まったものの、「ゼロの衝撃」は制度の根幹を揺さぶっている。

 今月7日開かれた第三国定住制度の在り方を検討する政府の「有識者会議」でも討議され、厳格過ぎる選考基準に批判が出た。現行制度は、ミャンマーの少数民族カレン族で、幼い子どもを持つ家族に限定している。キャンプに残った父母らの呼び寄せも想定していない。基準緩和は遅すぎるぐらいだ。

 加えて、「受け入れ態勢」の改善も不可欠だ。一昨年秋に来日したミャンマー難民第1陣をめぐっては、千葉県内の農業法人で職場適応訓練を積んできた2家族が「事前説明と異なる長時間労働を強いられた」などと訴え、この法人への就職を断り、東京都内に転居してしまった。2家族をめぐる騒動がタイの難民キャンプにも伝わり、今回の「来日辞退」に影響した可能性も否定できない。現行のわずか半年間の日本語研修や生活指導だけでは定住には無理があり、きめ細かく、息の長い支援が必要だ。

 また、長谷部美佳・東京外国語大学特任講師は「第三国定住制度にとどまらず、我が国の難民政策全般で、難民を社会の一員としてどう溶け込ませていくかという『社会統合』の視点が欠けている」と指摘する。ベトナム戦争後、ベトナム、カンボジア、ラオスからの大量の難民流出に際し、我が国は1978年から2005年まで総数1万1000人の難民定住を認めた。だが、その後、十分な追跡調査もなく、現在の実際の定住総数さえ不明だ。学問的研究も緒に就いたばかりで、大半の国民は無関心なままだ。

 元カンボジア難民のハン・ソクアンさん(31)は日本社会にうまく溶け込んだ成功例だろう。父母とともに5歳で来日、神奈川県伊勢原市の小、中学校を経て、高校卒業後、かまぼこ工場などに勤務。幼なじみのカンボジア人男性と結婚、2人の女の子に恵まれた。昨年11月には日本国籍を取得、調理師免許まで取った。ハンさんは「小学校時代、バレーボールのクラブ活動でできた仲間の支えが大きかった」と振り返る。だが、頼れる日本人に出会わなかった多くの難民は落ちこぼれ、貧困にあえぎ、生活保護を受けたり、日本社会になじめず精神を病んだりした例も少なくない。

 ◇子の将来考え苦渋の離日

 ハンさんは今年10月、25年住み慣れた日本をたち、家族4人で母国に帰国した。帰国直前、「定住に成功したはずなのになぜ」と尋ねると、生活費がかさみお金がたまらないとこぼす一方で、「私は幸い、友人に恵まれた。だけど、日本ではやはり難民はのけ者扱い。子どもの将来を考えました」と顔を曇らせた。

 オーストラリアでは定住に成功した難民が新参難民の生活支援を行い、カナダでは無医村に難民出身の医師が着任するなど、難民による社会貢献が進む。日本でも、公益社団法人「難民起業サポートファンド」(東京都新宿区)が今秋、中古車輸出業を営むパキスタン出身の難民に初の融資を行うなど、難民の経済的自立を支える試みが始まった。難民を社会の一翼を担う戦力としてとらえるという発想の転換が求められている。(新聞研究本部)

(転載ここまで)

この記事はいくつかの例を紹介しているだけで、多数の例を統計的、網羅的に紹介しているわけではありません。しかし、ここには「いかにも日本だなあ」と思わせる事象が含まれていると思います。

まず、入国管理政策の問題。厳格過ぎる選考基準。いったい何を選んでいるのかわかりませんが、まるで来てほしくないと言わんばかりですね。一定の基準はあるべきだとは思いますが、入口のところで厳格すぎる基準を課せられたら、私が難民なら「これは日本では冷たい扱いをされそうだ」と直感して、それだけで日本に行こうと思わなくなるかもしれません。

そして、日本の労働慣習が雇用者側に有利にできていることの代表的な事象の一つである、長時間労働の強要。上の記事であげられている事例の詳しい事情はわかりませんが、一般的に言って、労働者に少しでもタダ働きさせようと言わんばかりの態度は日本人相手には通じても、外国人相手には通じないということですね。いえ、本来は、日本人相手に通じてもいけないのですが。

社会全体に『社会統合』の視点が欠けていること。私は、そのことは外国人、難民にだけ当てはまるのではないと思います。日本人に対してもまた、日本人は社会統合の視点を欠いていると思います。排除、切り捨て、無視、差別などを日本人が日本人に適用する例はいくらでもあると私は感じます。非正規労働者に対して。犯罪者に対して。逆に、沖縄で米兵からレイプの被害を受けた女性に対して。病気や高齢などの理由で生活保護を受給している人々に対して。いじめの対象にされた人に対して。...いくらでも例を思いつきます。そのような例のいくつかについてはうちで記事をたくさん書いてきました。

そして、単純に、日本では生活費がかさむこと。...確かに。

こういうことを難民の目から積み重ねていけば、結論はおのずと出てきます。

難民にとって暮らしにくい日本は、日本生まれの日本人にとっても暮らしにくい。そういうことです。日本人にとっても、そうはっきりと意識する機会ではないでしょうか。


最後に、「難民を社会の一翼を担う戦力としてとらえるという発想の転換が求められている。」という一文でこの記事が締められていますが、この表現にもう一つの問題が象徴されていると思います。「戦力」という言葉に違和感があるということです。難民は日本社会の一翼を担う戦力として「日本株式会社」に海外から「採用される」労働者ではないということです。

さらに言うなら、「少子化による将来の人口減への対策として海外から移民労働者を入れる」という考え方もまたおかしなものです。日本生まれの日本人が日本でふつうに働いて普通に生活を成り立たせるための政策を行なうべきで、日本人が暮らしにくい政策を続けながら日本人の人口が減った分を外国人で補充すればいいというのは、日本人と外国人の両方をバカにしていると思うのです。日本人が暮らしにくい日本に外国人を呼んだとしてもやはり日本が暮らしにくい国であることは全く変わりません。

「日本は日本人のものだ」という料簡の狭い国家主義で私は言っているのではありません。そこに住む者にとって暮らしやすい政策を行なうのが政治の役割であり、最優先目標であるということです。









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自由にものが言える社会を作ろう

「徽宗皇帝のブログ」に掲載した岡山博氏の貴重な論考の一部をここに再掲載しておく。
私が常々考えていたようなことを、端的にまとめている。

頭のいい人の文章はいいものである。概して、理系の人の文章には無駄がなく、論理的で正確だ。私の文章など、次から次へと思いつくままに書いている「連想によるダラダラ文章」なので、読み返すと無駄ばかりだ。前にも書いたが、「出づるかと思えば消え、往いては永遠に帰るを忘る」という「行雲流水的文章」である。これは不正確な引用だが、『吾輩は猫である』中の苦沙弥先生の文章についての評語。
まあ、私はもともと雲が往くのを眺めるのが好きな人間だから、文章が「行雲流水」的であるのも当然か。

「徽宗皇帝のブログ」にも書いたが、パソコンの調子が怪しいので、いつこのブログも終わるか分からない。そこで、ぜひ多くの人に読んでもらいたい岡山博氏の文章を(長いので、ここには一部だけだが)こちらにも転載しておこうというわけである。
すぐれた思想を知る人が、ネットの拡散活動で一人でも増えれば、それは一つの社会的貢献をしたことになる。そのようなネットの機能が、まだまだ十分に生かされていないようだ。
植草教授などが、現在そのあたりを模索しているようだが、岡山博氏あたり、あるいは岩上安身氏あたりと手を結べば、面白いのではないだろうか。もちろん、そのほかにも有能誠実なネット知識人はたくさんいる。
ただし、ネット言論がネット世界内にとどまる限り、それは現実政治を動かす力としては弱すぎる、というのは「徽宗皇帝のブログ」の「明日のために」シリーズで書いてきた通りである。

今日は、別ブログとかなり重複した内容になったが、重複部分は「大事なことなので二度言いました」ということだ。

要するに、下の文章の要点、そして私の常々の主張の要点は、「自由にものが言えない社会が、すべての社会悪の根源である」ということであり、自由闊達な議論のできる風土や気風を作ることが、日本のこれからの最大の課題の一つである、ということである。




(以下引用)




          事故経過のまとめ

・行政と電力会社は、原発の設置、拡大、運営、福島原発事故、事故後の対応のどの場面でも、真実を説明せず、議論を抑圧するために、社会と国民に偽りを言って、原発大方針を継続実行し、それまでの失敗を過小評価し隠蔽してきた。

・国民に真実ではなく偽りを言うことが行動様式の基本として現在も続いている。福島では、放射能を心配する言葉を口に出すことも出来ない。恐ろしいほどの言論抑圧社会が現実になっている。

・他人や社会を偽り、異なる発言する人を適し排除しては、原発を健全に運営することも、原発事故を健全・合理的に収束させることはできない。

・再点検し安全取り組みを強化して安全性を確認したと言って大飯原発を再稼動させた。
反対意見を敵視・無視して、偽りの説明をして強行した。

・異論を排除して強行するあり方が福島事故の最大の原因だ。これを改善せずに、原発稼動を安全にすることはありえない。

・津波堤防を数メートルかさ上げするなど見せ掛けの対策をして安全になったと偽りの説明を懲りずに繰り返している。

・福島事故が想定外の災害のために起きたという主張から出る唯一の結論は「想定しきれないことで大事故を生ずるから、想定した対策をしても安全を保障できない」という結論だけだ。

・ここでも、自分でも信じていないごまかしを言って、押し切っておけばかまわないという姿勢が貫かれている。



        自由に物をいえない日本の人と社会

• 原発大爆発後も、自由に物が言えない社会を改善していない。逆に強化した。

• 物言えぬ日本社会のあり方は、原発事故に限らず、殆どの社会問題と、個人の多くの苦痛の基盤になっている

• 殆どの社会問題や、個人間の問題の解決を妨げる原因だ

• 自由に物が言えない、嘘・偽り・恫喝・侮辱が批判されず横行する社会は不健全で危険だ


         過剰適応

• 強者に無条件同調を強要する社会に人々は過剰適応した。異論発言や、自分で判断することを恐れる精神を強めた。

• 考えるということは、「本当にそうか」と異論を考えることから始まる。そして答えが出るまで考え続けることだ。

• 多くの日本人は異論発言を避けて同調することを目指し、自由な発言を控えることを繰り返した。そして自分で検討・判断し発言する、能力・熱意、自覚を後退させた。

• 与えられた情況と選択肢の中から、気分で選ぶだけの言動を日常化した。論理を軽視して気持ちで納得することを繰り返した。作られた状況に流されて判断行動をする体質を身につけた。自分の言葉で発言しないと情況に応じて気持ちはかわる。自分の判断を長期に覚えていることはできない。

• その結果、遅い状況変化は気づかず、状況に流されて判断していることに気づかない。それを問題と理解する能力も失う。









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男性
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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