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日本は欧米という邪悪な国家群と断交せよ

「続壺斎閑話」から転載。(原タイトルの「壺」と「斎」は別字)

私は「反・新自由主義」であり、「反・グローバリズム」の人間であることは、これまでのブログ内容からだいたいお分かりだと思う。「反・グローバリズム」とは「反・自由貿易」でもあり、関税や貿易障壁は日本国民の利益を守るために、むしろ必要だと考えている。そして、グローバリズムによって日本国民の利益がこれ以上侵害されるならば、「鎖国」という時代錯誤の手段も考えるべきだというのが私のこれまでの主張であった。
というのは、世界の文化や文明はこれ以上発展する可能性は無い、と私は思っているからだ。つまり、日本のように、必要なものは自国内でほぼ充足できる国は鎖国(主として欧米との国交断絶、貿易停止)によって受けるデメリットはほとんど無いというのが私の主張である。
1990年以降、つまりバブル崩壊後の日本の経済的衰退と文化的・道徳的退廃は、ほとんどグローバリズムの結果である、と私は考えている。いわば、日本はグローバリズムによって喰い散らかされているのである。
今の日本にとって、外国(特に欧米)の存在は本当に必要か、と考えてみた時、必要なものとして何があるだろうか。せいぜいが、輸出企業(その大半の実態はおそらく外国人株主が実質的に所有する多国籍企業だろう)が利益を得るための市場や労働力補充のために外国(主として発展途上国)が必要だ、という程度だろう。
幕末や明治維新の時期での開国は、おそらく不可避的であったし、その結果も功罪を論じるならば「功」の方が大きいだろう。何より、西洋の科学を取り入れ、産業を興隆させる必要が当時は痛切にあったのである。しかし、その科学も産業も、もはやこれ以上の発達はまず無い、と私は見ている。後はその害悪が社会を劣化させるだけだろう。
だから私は、日本は鎖国(欧米との断交)をした方が良い、と言うのである。
それによって、日本は欧米による収奪を免れるべきだ、ということだ。
もちろん、全面的な鎖国をするか、部分的鎖国をするかは頭のいい人たちに考えてもらえばいいことである。
というのが私の考えなのだが、細かく論じれば切りが無いので、この辺にする。
で、下記記事における丸山真男の主張は、私とは正反対の「開国肯定論」(正確に言えば、「より良い開国がありえたはずだのに、新天皇制国家建設を主眼としたために駄目な開国になった」という論)なのだが、彼が現在の「TPPによる日本破壊」に直面した日本を見ていても「TPPによる新たな開国=国家主権喪失」を肯定するかどうか、知りたいものである。丸山真男は私の尊敬する思想家の一人であるのだが、この件については、考えは正反対なのである。


(以下引用)


丸山真男の開国論

続壺齋閑話 (2013年2月19日 18:10) | コメント(0)| トラックバック(0)

丸山真男は、日本は三度にわたって開国のチャンスを迎えたと言っている。(開国「忠誠と反逆」所収)室町末期から戦国時代にかけてがその第一、明治維新がその第二、そして昭和の敗戦がその第三である。「開国」と題した小論では、第二の開国たる明治維新について考察を加えている。
明治維新の動乱を通して、一般の日本人は二重の開国を経験した。西洋諸国に対して開国したという通常の意義の開国のほかに、閉ざされた社会から開かれた社会へと自らを転換させた、それが第二の開国と言うに相応しい強いインパクトをもった、と丸山は考えるのだ。
徳川時代と言うのは、世界史上例を見ないような閉ざされた社会だった。全国に二百数十の領邦国家(藩)が分立し、相互に独立しているばかりか、領邦国家内部でも、人民は堅固な身分秩序に組み込まれ、「農民の土地緊縛をはじめ徒党の禁止・職業移動と旅行の制限・紛争の局地解決主義など」文化と行動とのあらゆる面に渡って「リジッドな定型化」が支配した。
こうしたリジッドな体制は、徳川氏によって意識的に採用された、と丸山はいう。「もし徳川氏が大名分国制の否定の上に全国的なヘゲモニーを確立したならば、それは古典的な絶対主義への道であったはずである。けれども徳川氏は三河以来の譜代を中核とした主従結合をあくまでも権力の核心として維持し、その力によって、公家及び寺社勢力を無力化するとともに、徳川氏と基本的に同じ組織原則にもとづいた外様大名をコントロールした」
こうして出来上がったスタティックな体制を、福沢諭吉は「日本国中幾千万の人類は各幾千万個の箱の中に閉ざされ、また幾千万個の壁に隔てらるるが如し」といった。このような計画的閉鎖社会にあって、宋学的世界像が正統的地位を占めたのは不思議ではない。宋学は世の中の秩序と自然の秩序を同一視し、現行の秩序を永遠不変のものとして合理化してくれたからである。
西洋諸国から迫られた開国は、単に国全体を外国に対して開くのみならず、領邦国家間の関係を流動化させ、上述したようなリジッドな体制を溶解させていったのであった。
開国の結果まず現れた現象は、物価の騰貴と道徳的アナーキーであった。物価の投機は、貿易の結果大量の金銀が流出したことによってもたらされた。物価高で生活を破壊された人々は自暴自棄になり、それが道徳的アナーキーをもたらした。たとえば維新前後の会津若松では、生活のために売春を営むものが数百にのぼり、宇都宮では贋金作りが横行し、「在々処々、押込、夜盗、火付、盗賊流行、不安のことどもなり」といった状態だった。
攘夷運動が活発化した背景には、こうした民衆の間の動きも作用していたのである。そうした民衆の怒りが、まず現行の権力を破壊する力として働き、維新政権ができたのちでは、上からの改革に対する反抗の力として働き、自由民権運動をあれだけ激しいものにさせる原動力になったと考えられるのである。
ともあれ、開国によって国内が流動化し、これまで交際のなかった異質な社会との接触が増えるにしたがって、視野が開けた状態になって、多くの人々が、自分がこれまで直接に属していた集団への全面的な同一化から解放され、自分と社会との関係を意識的・相対的に考えるようになる。そのことは、近代的な個人の成立や、自由な結社の成立を促す力として働くはずだ、と丸山は考える。
しかし明治維新後の動きは、かならずしもそういう方向には進んでいかなかった。明治維新によっていったんは開かれた日本の社会を、新しい指導者となった藩閥勢力が、天皇制国家と言うもうひとつの閉じた社会へと、再び閉じ込めにかかった努力が、効を奏した結果だというのである。そのへんの事情を、丸谷化は次のようにいっている。
「無数の閉じた社会の障壁を取り払ったところに生まれたダイナミックな諸要素をまさに天皇制という一つの閉じた社会の集合的なエネルギーに切り替えていったところに"万邦無比"の日本帝国が形成される歴史的秘密があった」
このあたりの丸山の問題意識は、開国によってせっかく盛り上がった民衆のダイナミックなうねりが、権力によって巧妙にからめとられ、全体主義的な方向へと導かれていった歴史的な現実を前にしての、はぎしりがきこえてくるような無念さを感じさせる。





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元電通マンの教える「政治的社会的事件の背景」

「ギャラリー酔いどれ」経由で知った「日々坦々資料ブログ」記事である。この「日々坦々」は好記事が多いので、私も「お気に入り」に入れることにした。
時間が無いので特に前説は書かない。面白い情報がたくさん入っており、啓蒙的でもあり、できるだけ多くの人に読んでほしい記事だから拡散目的での掲載である。
筆者は何しろ、もと電通マンだから、「社会的現象の裏の本当の政治」を知っているし、内部告発をするような正義感と高い見識もある。




(以下引用)



小沢一郎潰しを仕切ってきた「三宝会」の前身だったといわれる「電通青の会」とは?元電通マンのツイートより
小沢一郎潰しを仕切ってきた「三宝会」の前身だったといわれる「電通青の会」


電通マンだった「マッドマン」がイギリス在住の時に「電通青の会」などについてツイートした内容。
(『読書日記と着物あれこれ』より)

madmanjapman マッドマン
電通内部告発者はこの10年日本のネットで遂に現れなかった。私だけじゃないか。マスコミの上杉、岩上、検察の三井、警察の仙波、司法の誰だっけ(笑)に続いて私は電通、広告代理店内部告発をツイッターでする。

madmanjapman マッドマン
営業部にフジのセールスが来て「ポイントシステム」とかいって、広告主が ポイントを貯めるといい枠が買えるなどと電通新人営業マンの前で説明。 天下の電通より殿様商売をしたテレビ局?異常な時代だった。

madmanjapman マッドマン
恩師の国弘正雄氏は当時夜のニュースのキャスターをしており、夕方の「政治経済特講」で「日本テレビほど非国際的な放送局はない」と生徒に向かって吠えていた。今思えばあれはCIA広報局という彼の皮肉だったのか?



madmanjapman マッドマン
@kuruminooya 昨晩60歳の普通の英国人紳士と話したら「日本の記者クラブはひどい」と言ってました。ウィキリークス効果で世界に広まっているようです。外圧を使って日本の記者クラブを崩壊させるように動きましょう。「分割と統治」なんだよね!と共感。

madmanjapman マッドマン
英国ではブレアが裁判所に呼ばれてイラク戦争責任をマスコミも国民も糾弾中。小泉純一郎を糾弾できない日本は民度が低い。 ( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh)

madmanjapman マッドマン
世界に類を見ない国籍不明の媒体に変質させられた。(江藤淳『閉ざされた言語空間』209ページ)報道の自由、言論の自由が日本で死んだ日。 ( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh)

madmanjapman マッドマン
@michi__m 優秀な若者を電通はバブル崩壊後の91年から採用しなくなった。僕が入社の86年はプロデュース能力がある奴らが多かった。僕が最後の電通世代でしょう。97年頃の新入社員にはもはや覇気がなくなってました。サラリーマンみたいな無個性なやつばっか。 新聞社も同様

madmanjapman マッドマン
@RisingSun_kiri 倫敦で米国人は見ません(笑)肩身が狭いのでしょう。私の生徒でも自ら米国人であることを隠しているのがいる。 英国人の米国人への嫌悪感は2003年以降すごいものがある。 倫敦は人種のるつぼ。世界中の人が米国人の悪口をいっているので、 小心者の私も参加。

madmanjapman マッドマン
ロックフェラー系のブレアからロスチャ系のブラウンに代わった時点で英国一般国民は「戦争経済」での経済効果を放棄した。ブレアへの糾弾は、 戦争経済の行き先が2007年の北岩銀行破たん、08年のリーマンショックの引き金をひいたこと。大英帝国の幻想は2008年に終わった。

madmanjapman マッドマン
植草一秀先生の『日本の独立』で丁寧に「明治維新6年の政変」が説明されており、この本のお陰で現状の認識ができた日本人多し。平野貞夫が言うように、2011年の今も明治維新の途中なのであり、小室先生が言うように日本は未だに前近代国家である。明治6年で挫折した民主政治制の 復活戦なのだ。

madmanjapman マッドマン
@kikuchiyumi 英国人は「国民を誤った方向へ誘導した」で国民もメディアもまとまっている。小泉の戦争参戦責任を問う声を広めましょう。

madmanjapman マッドマン
@dush7 @kikuchiyumi 米国人、英国人の庶民と一緒に日本人も戦いましょう。ブッシュ、ブレア、小泉のA級戦犯が無垢なイラク市民を100万人も殺したんだ。世界は日本市民の立ち上がりを待っている!

madmanjapman マッドマン
@s29h @michi__m 制作中心だったテレビ局が外注化により官僚的になっていった。TBSならテレビマンユニオンとか下請け会社に制作機能が80年代に移っていきました。広告制作も同様に下請けプロダクションに制作機能が移行。テレビ局の怠慢。

toracyan06 とらちゃん
RT 上杉隆氏「鳥越俊太郎さんが4月からテレビを干されるのは、昨年の民主党代表選で、小沢・菅双方を呼んだが菅総理が来ず小沢氏だけインタビューした事を、テレビ朝日番組審議会が問題視したから」。http://nico.ms/lv40401930 #fpaj #free_kaiken

madmanjapman マッドマン
『ザ・スクープ』で三井環と検察の裏金作りの追求をやったのもまずかったのでしょうね。さあ、田原はテレ朝に残るかどうか。

madmanjapman マッドマン
主婦のパワーに期待。「B層の逆襲」が今日本で始まる RT @kurararan @youarescrewed;私も一応主婦なのでB層ですが、主婦の中のかなりな人たちが気がついてきています。先日のバレエ発表会の父兄の会話でそう感じました。もう止められないでしょう。こういう流れは。

shimazu_norie 紀絵
NHK放送受信料支払拒否国民運動をさらにすすめて、NHK放送受信料返還請求国民運動にしましょう!@ichimuann 植草一秀の『知られざる真実』NHK放送受信料支払拒否国民運動を立ち上げよう

madmanjapman マッドマン
与謝野の「欧州20%に比べて日本の5%の消費税は信用の証」は嘘。国民年金や健康保険や車に関する税金の高さを徴税として加えれば、現時点ですでに日本は欧州並みで余裕はない。生活者目線でなく上(財務省)からの国債発行の為の言い訳;インタビュー http://bit.ly/fN6fiD

madmanjapman マッドマン
田中康夫の4分間の菅へのTPP質疑は見事;「開国」でなく「壊国」 http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40779&media_type=wb&lang=j&spkid=19952&time=00:32:52.0

madmanjapman マッドマン
小沢さんは西郷隆盛の意志を引き継いでいますよね。政治指導内閣を目指したゆえ「征韓論」「政治とカネ」とレッテル貼りされて。明治維新も6年目、民主党政権は2年目で主権在民が挫折 RT saigou_ ;西郷 南州 小沢さんも人間だから胆力は人の何十倍あるかも。

madmanjapman マッドマン
著書の方も必読ですよ。RT @tokudasu ;これは必見です。 RT @sentinel0079 植草一秀『日本の独立』刊行記念講演会 90分にわたる講演です。http://www.asukashinsha.co.jp/news/n1761.htm

madmanjapman マッドマン
農業は単なる一産業ではない。日本人にとっての土地から神が与えてくれる自然の恵みである。ビジネスのagricultureではなくて、日本人にとっては園芸のhorticultureである。比率が少ないとか価格とか数値化する発想自体が神、自然、人間すべてに対する冒涜である。

madmanjapman マッドマン
CIAの雇われバイトも予算縮小でたった7人w。日露関係を悪化させたい 勢力の仕掛けが見え見え。発信が産経だからわかりやすい。 ●モスクワ大使館前で日本国旗燃やす 政権派、領土問題で抗議か - MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/world/news/110217/erp11021701240000-n1.htm

madmanjapman マッドマン
おはようございます倫敦なう。今日も9時間後ろから日本を追っかけます。時差の歴史。明治維新時に議論の末日本標準時間が東京に決定。ところがその20年後に国際会議で世界基準時がグリニッジに決まった。当時は英仏の覇権争いがあり、フランスはメートル法、イギリスは世界基準を獲得した。

madmanjapman マッドマン
グリニッジからだと緯度の関係で東京は9時間20分と中途半端になるから、ちょうど9時間になる東緯135度の明石になった。世界基準と国内基準の関係を最も象徴するのがこの時間だ。英国と仏国の覇権争いという世界事情は日本国内基準では薩長新興勢力と旧江戸幕府の覇権争いであった。

madmanjapman マッドマン
官僚文部省は歴史の教科書では嘘を教えるから日本国民は騙されている。毛利敏彦の『江藤新平』(中公新書)が正しい歴史の事実。日本史は「官僚側の勝手な解釈」だ。HISTORYは彼らの(HIS) でっちあげ話(STORY)」だ。検察の調書、朝日新聞、教科書と同じ手口。

madmanjapman マッドマン
@RisingSun_kiri 私の生徒でシティで金融商品作ってる奴に聞いたら、地震ファンドが 2009年は最も商売になったそうです。あの頃から急に日本は地震が増えましたよね。

madmanjapman マッドマン
@RisingSun_kiri ロスチャイルドが環境ビジネスにシフトしてきたのがこの10年の流れですよね。表ではCO2削減とかだったが、これも2008年にバレた。裏側でやっているのがショックドクトリンとしての気象操作。

madmanjapman マッドマン
@Seijibu 田原総一郎が1984年に裏切って「電通青の会」を作ってから、電通内部の情報が伝わらなくなっている。電通出身者の有名人も昔は多かったが、なぜか、この時期から元電通マンが世間にでなくなったのはなぜ?

madmanjapman マッドマン
@bujikore 日テレの内部告発者が出てきましたね。各大手マスコミが各社から1人づつ出てくればいい。制作会社の孫受け契約社員の実態とかね。ひどいもんだぜ、テレビ局なんて。全部暴露してやる。

madmanjapman マッドマン
@RisingSun_kiri 英国人が戦争経済の限界に気がついてしまったんです。英米の決裂の理由です。商売としては原価がかかりすぎるんですよね。在庫処理をしたいというのが今は動機じゃない?

madmanjapman マッドマン
電通の営業局は昔は連絡局と言われていた。この「連絡」という言葉こそ CIAなどの情報局AGENTの下請けであることの証左。米国の上からの指示をそのまま実行する連絡係。前原と同じ連絡係。その中心が昔から政治局の第九連絡局。

madmanjapman マッドマン
マスゴミは国民みんなのアイマスク。ウィキリークスやエジプトのデモを日本国民に知らせるな、の指示が第九連絡局からすぐ隣の部局のイベント局とか媒体局に指示がでるのだろうかと電通社員の末端の私はずっと思っていた。

madmanjapman マッドマン
最近はおそらく、赤坂(TBS、米大使館)で各局の政治部長が10人集まった密談で決めて、直接しているから電通を通さないでやっているのでは? 郵政民営化洗脳キャンペーンの時はBBDOとの日米合同だったし、請求書 が発生したから電通仕切り(竹中中心)だった。

madmanjapman マッドマン
広告枠での収益が上がらないからマスゴミは必死で報道番組やドラマなどの本放送枠をもプロパガンダ枠にしている。もはや、編集枠と広告枠という区別もない。マスゴミは全社員一体となって、CIAエージェント工作団体に成り下がっているゆえ、結束が固い。波取り記者などスパイ活動そのまま。

madmanjapman マッドマン
CIA工作第一部隊が記者クラブマスゴミ。第二部隊が司法マフィア。特捜部を中心に検察、警察、裁判所と国民の税金で米国留学してクルクルパーになった奴、創価や統一などのカルト宗教で洗脳された奴が権力を握っている。広域暴力団アメリカの極東支部日本の2暴力団体のマスゴミと司法。

madmanjapman マッドマン
@ngc3333 菅は昔からジェラルド・カーティス(CIA)と私的なつきあいがあったようだから、石井氏と三井環を敵陣に売り飛ばした可能性がありますね。

madmanjapman マッドマン
@henrryd6 みんな最初はB層だった。私だって10年前まではデヴィッドロックフェラーが慈善家だと思ってました(笑)小沢さんだって20年前まで米国のために戦争の資金集めたりして。B層の逆襲が今始まる!

YoIsomichi 磯道義典@社会システム研
@hanayuu 「議員の調査依頼内容、外務省に筒抜け 出向官僚が一覧表 http://bit.ly/i9dGzL 」米国に報告するためにこんな調査をしているのだろうか。外務省が米国スパイなのでは?

madmanjapman マッドマン
亀井静香が罵るように90年末の外務省はワシントン東京支部だもんなあ。 孫先さんんが言っているような60年代まで存在した独立志向派はどうして 消えていったのか。時代は三島の死、ロッキード事件へ流れた。

magosaki_ukeru 孫崎 享
鳩山氏テレビインタビュー拝見。香港のテレビが実施しこの報道できない日本を見ると、マスコミやこの国は何かと思う。見て改めて鳩山氏が総理継続すれば日本にとりどれだけ幸せだったか確信。それを追い出したジャパンハンドラー、迎合した官僚、そして誰よりもそれを煽ったマスコミに怒りを覚える。

madmanjapman マッドマン
孫先さんも遂に鳩山さんを再評価。昨年の5月から一貫して「鳩山の評価は時代と共にあがるだろう」と書いてきた私としては「勝った」の気持ち。 「戦略がないことが最高の戦略」という思想を僕は世界最長寿のロックバンドのローリングストーンズから学んだ。鳩山は政治家でなく、ロッカー なのだ。

madmanjapman マッドマン
@kazuyuki_77 明治政府は英国ロスチャイルドの傀儡政府、昭和55年体制は米国ロックフェラーCIA傀儡政府、2009年の政権交代は、明治維新挫折の政変6年の「敗者復活戦」。南北戦争で忙しくなったからペリーはひきあげて、英国に譲っただけでしょう。

madmanjapman マッドマン
重要な基礎知識。僕らの世代(80年代)までで一番政治的、諜報的な広告代理店は当時 第三位の東急エージェンシーですよ。東急の社長の出自を考えれば、自民党のスピンは ここで、当時のマスコミ読本『創』にも書かれているくらい当時のマスコミ受験者には 常識的知識です。中曽根康弘が首相だった

madmanjapman マッドマン
私の隣の営業部で社会党(土井たかこ時代)の選挙キャンペーンをやっていたが、予算の少なさから「政治がクライエント(顧客)は儲からない」が社内常識。それよりも経団連とかとコネができたりして、大クライエントが獲得できるようになるという副産物 期待じゃなかったろうか。

madmanjapman マッドマン
バブル崩壊後の91年以降電通の売り上げは低迷していった。世界第一位の座から落ちた年もあった。2位の博報堂は90年代初期から新メディアに取りくみ、マスコミ業界人は博報堂の方を評価し始める。電通が政治を商品として本格的に取り組んだのは消費税導入の頃からでは?日本の属国化が激化した頃

madmanjapman マッドマン
思い出してほしい。80年代は今のようにニュース番組の時間は長くなかった。夕方6時まではニュースなどなかった。今は5時半から全地上波ニュース。主婦層を取り込む目的。制作部への圧力はあっただろうが、広告枠と報道枠は少なくとも建前上は 別々だった。政治部よりも広告局の方が強かったのだ

madmanjapman マッドマン
私が86年頃に雑誌をやっていた時に「ペイドパブ」を始めた。女性雑誌などで始まって、 宣伝の記事を本当のように書き、広告主に記事とその下の広告枠をセットで売るという新しい手法だ。新聞では朝日新聞が真っ先に始めた。上10段記事と下5段の広告。今では誰でも提灯記事だと気がつくが。

madmanjapman マッドマン
その手法を政治に取り込みテレビで始めたのが90年代。バブル崩壊後でTV広告料が激減したことも主な理由だが、自民党が衰退していく中で自民と電通がよりそう形で移行したのだろう。また世界的に広告代理店のM&Aがあり、第一広告社や第一企画などの中で東急は弾き飛ばされていく。

madmanjapman マッドマン
数年後におきるグローバライゼーション(日本企業の外資化)の波を広告業界は一足先に浴びることになった。電通はバブル期は米国の代理店を買収(不動産業界と同じ)するまでの勢いだったが、90年代はむしろBBDOなど米国の大手グループに逆に 買収されるという立場が逆転する。金融の流れも一致

◎プロパガンダ教本/エドワード・バーネイズ (著)、中田安彦 (翻訳)

madmanjapman マッドマン
完成形が小泉政権であることは皆目一致する所。中曽根康弘は2000年に電通の役員になっている。この人事には注目したい。中曽根はこの時点ですでに旧勢力、米国のキッシンジャーとのコンビである。中曽根と小泉が2003年の密談で決裂「もうあなたには引退してほしい」が事実なのか。

madmanjapman マッドマン
もう1人田原総一郎。成田豊社長中心に田原の奥さんの葬儀を見れば田原と電通の関係は今では常識。小泉竹中路線の広告塔になったことへの謝罪はいまだにない。 1984年の名著『電通』は今読んでも名著だが、田原が電通に寝返ったのはどの時点なのか。電通青の会が怪しい。

madmanjapman マッドマン
田原はロッキード裁判時に検察の冤罪を指摘し、CFRの存在を日本一早く紹介したジャーナリストだ。私は小学生の時、テレビ東京時代の田原の大ファンだった。田原本人が言うように、70年代のテレ東は今のニコ動のような存在だった。電通青の会については、田中良紹、高野氏にぜひ一度直接聞きたい

madmanjapman マッドマン
そろそろ寝ます。来週から各マスコミ業界編と各社編についてひとつづついきます。記憶違いなどもありますから、関係者の方はいつでも事実訂正をよろしく。最後に喧嘩して電通に辞表を叩きつけた27歳の私の台詞「いつか新しいメディアがでてくるからな。その日が来るまで覚えてろ!」(1990年)

madmanjapman マッドマン
クールジャパンについてはさすがの麻生氏。生魚を食べるのは野蛮人、といった認識を持つのは古い世代の西洋人。この10年私がいる倫敦市内も寿司、日本料理店などは異様に増えた。消費文明の末裔として、欧米諸国が最後の消費の対象としたのが 「日本サブカルチャー」。日本語教師の私もその一部

madmanjapman マッドマン
@yasuowat 読む価値のある電通本は田原の本と木下英治『小説電通』と週刊金曜日の『マスコミのタブー電通の正体』の3冊くらいしかない。他は無価値。ナベツネ本がたくさん出ているのに比べて実に少ない。

madmanjapman マッドマン
祖先や人類への冒涜 RT @kogoro2 @madmanjapman 人間は大地の恵みによつて生かされています。「農」は国の「本」であり「農」を守ることは国を守ることだと思います。「農」を軽んじることは国を軽んじるに等しく亡国の途となりましょう。

madmanjapman マッドマン
英国はもはや基幹産業がないじゃないか、という日本人に一言いいたい。 英国は案外農業国だ。自給率が70%。スーパーに行っても見かけが悪い野菜や果物が平気で売られている。神の恵みなのだから、日本でも形や色が悪くてもおいしいものは販売するべきじゃないか?食料インフレなのだから。

madmanjapman マッドマン
政局しか書けないイエロージャーナリズム。政権交代がなかった自民党のゴシップ誌の記者に政策は書けないよね。 RT @saigou_ ;新聞テレビは所詮政局好きなんだよ。巷の政治好きも政局好き。(笑)

madmanjapman マッドマン
NHK出身。711選挙、民主党党首914選挙で不正選挙をNHKの人脈を通じて(官房機密費を使って)世論調査捏造などでした疑いあり。 RT @satoto_m ;安住国対はNHK出身なの?

madmanjapman マッドマン
読売のように調査員使って割り出して処分する恐怖政治もあるし,会社員だから RT @hirougaya ;現役の記者クラブ系メディア記者が、せめて「おれは内心記者クラブの開放に賛成だが、会社でつらい目にあうのでそうは言えないのだ」と実名でツイッターやブログで公にいえばいいのに。

madmanjapman マッドマン
これは同感。文化部の人はどこもいい人ばかり。15年間つきあわせていただいた僕の率直な感想です。専門誌とか自分で買って勉強してくるし。 RT @hirougaya; 「朝日にもあろうものが」にも書いたですけど、新聞社の中でも良心的な人は外報部と文化(学芸部)に多いんです。

madmanjapman マッドマン
東アジア共同体が忘れられてしまった理由;①米国が邪魔している ②モデルとなるEUが金融危機で分裂ゆえ、機運が下がった

http://twitter.com/#!/madmanjapman




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天皇の存在意義

私は尊皇攘夷主義者のサヨク(漸進的社会主義論者)という滅茶苦茶な人間だが、良く言えば融通無碍であり、ドグマ的では無いところが取り柄だと自分では考えている。天皇尊重思想にしても、天皇の存在を日本文化の土台として尊重する気持ちが基本であり、もしかしたら、それを政治的にうまく利用すれば日本を今よりも良い方向に向けることもできるのではないか、と夢想しているだけのことである。もちろん、昭和天皇や今上天皇の人柄が好きだ、という部分もあるが、それとは別に昭和天皇の戦争責任は永遠に免責されない、とも思っている。天皇家が一般的な意味での「万世一系」だとも思っておらず、皇統は何度か断絶していると考えているが、あえてそれを「万世一系」と見做すべきだ、というのが私の考えだから、まあ右翼から見れば憎むべき「天皇機関説」論者の一人になるのかもしれない。
下記記事は「櫻井ジャーナル」からのものだが、ここに書かれたことに私はほぼ肯定的である。ただし、天皇が日本という国の礎である、という私の考えはそれでも動かない。日本とは、日本文化を意味するのであり、日本文化が失われた国は日本ではない。そして日本文化の土台には天皇という存在があったし、それが失われて「万葉集」も「古今集」も「新古今集」もただ過去の遺物でしかないとなれば、我々はただ日本家屋の中に住んで欧風生活をするだけの奇妙な人種になるしかないだろう。我々は現在の文化の中に残る過去の伝統とのつながりによってかろうじて「日本人」たりえているのである。もちろん、それはさまざまなアレンジをされてはいるが、やはり日本的感性がどこかに残っているからこそ、世界的な価値をも持つのだ。
グローバリズムという野蛮な「平準化」の波に抗するためには、我々は日本の文化や日本的感性、日本的感情をより鋭く意識し、守らねばならない。そして、天皇という存在はその土台だと私は考えている。


(以下引用)



2013.02.11


第2次世界大戦で敗北、民主化されたはずの日本だが、2月11日の紀元節だけでなく、天長節や明治節も復活、中国を本格的に侵略した総大将の誕生日も祝っている


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 2月11日は「建国記念の日」なのだという。何年か前のこの日、日本という国がつくられたというのだろうが、具体的にどのような出来事を指しているのだろうか?

 第2次世界大戦で敗北した後に民主化され、新たな日本が生まれたと解釈するならば、いくつかの節目が存在する。日本がポツダム宣言の受諾、つまり降伏を決断し、同盟通信の海外向け放送で連合国側に伝えたのは1945年8月10日、15日には国内向けに「玉音放送」とか「終戦勅語」と呼ばれている放送が流されている。

 正式に降服したと言えるのはこの年の9月2日、東京湾に停泊していたアメリカの戦艦ミズリー号の甲板で、政府全権の重光葵と軍全権の梅津美治郎が降伏文書に調印した時だろう。新たな国のあり方を定めた日本国憲法が公布されたのは翌年の11月3日、施行されたのは5月3日である。

 しかし、「建国記念の日」は8月10日でも、15日でも、9月2日でも、11月3日でも、そして5月3日でもなく、2月11日・・・

 カマトトぶるのはやめよう。言うまでもなく、2月11日は「明治王朝」を樹立した勢力(薩摩藩や長州藩、その背後のイギリス)の定めた「紀元節」を復活させたのである。その根拠だとされているのが『日本書紀』の記述。そこに「辛酉年春正月庚辰朔天皇即帝位於橿原宮」(辛酉の年の正月1日、庚辰の日に天皇が橿原宮で即位した)とあり、それを明治王朝の役人が換算して紀元前660年2月11日に建国されたと決めたようだが、その計算方法は明らかにされていない。

 この説に従うと、「神武天皇」は縄文時代晩期/弥生時代前期の人ということになる。現在でも日本では「邪馬台国論争」が続いているが、その主人公である卑弥呼が登場するのは弥生時代後期。神武天皇は卑弥呼よりはるか昔、釈迦や孔子が生まれる前の人物だということになる。

 要するに、紀元節は日本書紀を利用して明治王朝が創作した「神話」にすぎない。こうした代物を恥ずかしげもなく「建国記念の日」に定めているのが現在の日本。否定されたはずの「皇国史観」は健在である。カルト国家と言われても仕方がないだろう。いや、明治王朝は天皇を神だと称するカルト集団として始まり、その呪縛から少なからぬ日本人がいまだに逃れられないでいる。

 戦前には「四大節」とよばれる祝日があった。紀元節のほか、元日の「四方節」、4月29日の天長節(昭和天皇の誕生日)、11月3日の明治節(明治天皇の誕生日)だ。12月23日の天皇誕生日を天長節と理解すれば、4月29日は「昭和節」ということになろうか。元日はともかく、現在、これらは建国記念の日、みどりの日、文化の日として続いている。ちなみに、勤労感謝の日は戦前の「新嘗祭」である。



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三月は残酷な月になるか?

「酔いどれギャラリー」に引用されていた記事である。
亀井静香が導入した「中小企業金融円滑化法」によって救われた中小企業は延べ400万社(400万件)以上、それによってこの日本の雇用状況も救われた。大不況の中で日本経済が持ちこたえたのもこれが理由の一つだろう。ところが、この素晴らしい臨時法を麻生財務・金融相は延長する意思が無いそうである。
この臨時法が3月末で終了することで、倒産する可能性のある中小企業を10万社から30万社と下記記事では見積もっているが、中を取って20万社、1社平均50人の雇用があるとすれば1000万人の失業者が生まれることになるわけだ。日本の人口のおよそ12分の1という巨大な失業者数である。労働人口比で言えば、7人か8人に一人くらいが失業することになるのではないか。
まあ、上の計算はいい加減なものだが、日本経済の真の基盤である中小企業を安倍政権が軽視し、この「亀井徳政令」を廃止するならば、日本国民全体に「地獄の春」が待っている、と言えるだろう。
エリオットの「荒地」の冒頭の句ではないが、まさしく「三月は残酷な月だ」となりそうである。


(以下引用)



◆http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8034.html
「日々担々」資料ブログ (日刊ゲンダイ2013/2/9)
◎アベノミクス効果に急ブレーキ 迫りくる「倒産予備軍」30万社の戦慄


☆3月末の「延命措置」終了が引き金

ついに記録が止まった。
8日の平均株価は米国株安や対ユーロの円高進行が嫌気され、大幅続落。
昨年11月の野田前首相の解散宣言から始まった週間連騰記録も「12週」で途絶えた。
市場は「安倍バブルも小休止」と楽観ムードだが、日本経済の足元には危機が迫っている。

来月末に政府の中小企業延命策が終わり、
崖っぷちに立たされる企業は実に10万~30万社とみられているのだ。

問題の中小企業延命策とは「中小企業金融円滑化法」のことだ。
リーマン・ショックを受け、09年の政権交代後に亀井静香元金融相が導入。
中小企業が返済猶予や金利引き下げを申請した場合、それに応じる努力義務を各銀行に課した。
当初は11年3月末までの時限立法だったが、2度延長された。その効果は絶大である。

「昨年9月末までに申請数は約400万件に上り、そのうち9割超が銀行に認められました。
適用した債務総額は約100兆円と、国家予算を上回る規模です。
この間の倒産数は1万2000件台と、バブル期以来の低さで推移。
リーマン・ショックに東日本大震災と立て続けに未曽有の危機に見舞われながら、
倒産数が低水準で落ち着いたのも、円滑化法のタマモノです」(金融庁関係者)

この“平成の徳政令”が3月末に期限切れを迎える。

麻生財務・金融相は就任以来、円滑化法の延長について「基本的にしない」と明言。
延命措置を切ってしまえば、未曽有の危機を生き永らえた企業が、
いきなり倒産危機に直面するのは必至で、その数は膨大だ。
延命措置を受けた企業は推計40万社。
金融庁は「このうち倒産予備軍は5万~6万社」と見込むが、
東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏は
「役所の見積もりは少なく、最大10万社は再生の見通しが立たない」と分析。
経済ジャーナリストの山本伸氏は「延命企業の8割が返済猶予を再申請しており、それだけ資金繰りは厳しい。
約32万社が倒産予備軍と位置づけられます」とみる。


◆すでに休廃業は急増中

気になるのは、倒産数が低い中、資産に余力を残す状態で
「休廃業・解散」を決断する企業が増えていることだ。
東京商工リサーチによると、昨年の休廃業・解散件数は約2万7000件と過去10年で最多で、
倒産件数の2倍に達した。
「銀行にとって出資先の倒産より、休廃業の方が助かります。
休廃業前に資産売却を急がせ、返済金を捻出させる余裕があり、出資金の不良債権化を防げるためです。
休廃業急増の背後には、銀行の後押しと、恐らく不良債権の増大を嫌う金融庁の推奨があると思います」
(東京商工リサーチ情報本部の関雅史氏)

金融庁や銀行には都合がよくても、働く側にすれば倒産も休廃業も同じ。
職場を奪われることには変わらない。このままだと、失業者が大量にあふれ返ってしまう。

「休廃業は国の統計の集計対象外で、いわば『隠れ倒産』。
安倍政権が円滑化法の終了後も批判を恐れ、金融機関の監視強化で倒産を抑えるポーズを取っても、
隠れ倒産という抜け道が用意されているのです。廃業に追い込まれる企業は今後も増えそうです」(関氏)

やはりアベノミクスに浮かれてはいけない。






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「見えない姥捨て」と「見える姥捨て」、どちらを選ぶか


「2ちゃんねる」派生板から転載。(「2ちゃんねる」からの支流はたくさんあるようだ。)
いつもは「老人は社会の迷惑」的な、老人に冷たいコメントの多い2ちゃんねる住人たちが珍しく同情的な発言をしている。まあ、こうした事件においてまで老人そのものを敵視するコメントをしたら、それこそサイコパス認定され、実名まで調べ上げられて晒されかねないからだろう。それとも、彼らも根は善良なのだろうか。

麻生太郎ではないが、老人にはできるだけ早く死んでもらう工夫が必要だ、と政府内部ではいろいろ考えていることだろう。もちろん、放っておけばこうしてお互いに殺し合い、自殺もしてくれるのだが、あまりにそういう事例が頻発すると、政府としても外聞が悪い。もちろん、政府にとって早く死んでほしい老人とは、資産家ではない老人のことである。

で、これは冗談抜きで言うのだが、国立安楽死センターというものを全国に作ってほしい、というのが私の提案である。似たようなことはこのブログで何度か書いているのだが、自殺したければ勝手に死ねばいいのであり、そんな施設や制度など必要無い、と思う人が多いかと思うので、もう一度書く。
この安楽死センターは、前途に希望がまったく無い人間、たとえば極貧の者や超高齢者、不治の病の人などが、自分で希望すれば安楽死させ、遺体処理、墓場の費用もすべて無料(まあ、遺体は、もはや利用不可能な土地である福島原発近辺に大きな穴を掘って、どんどん投げ込めばいい。特に墓は不要だろう。人間は、死ねばただの物体である。)というものだ。
何しろ、死ぬのにも死んだ後にも金がかかるというのが資本主義のこの社会なのだから、うかうかするとこの老夫婦のようなことになるわけである。

問題は、そうした自殺の意思表示もできないような、認知症などの老人の存在である。そして、そうした老人を金儲けの対象としている業界の存在である。

もちろん、家族の者からすれば、身うちからそういう「安楽死センター」行きを出すのは恥だ、という気持ちになるだろうが、早く殺してもらう方が当人にとっての幸福だろう、と私は思っている。ならば、家族はその希望を叶えてやるべきであり、社会もこのことによってその家族を批判するべきではない。

実際には「姥捨て」状態でありながら、それを認めようとせずに老人を悲惨な状態のまま放置している現状の方が、社会的制度としての「姥捨て」が利用(選択)できる社会より悪辣な社会である、と私は考えている。


(以下引用)


91歳の寝たきり妻を殺害容疑  介護の96歳夫を逮捕
2013年02月09日 コメント(80)
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1:歩いていこうφ ★:2013/02/09(土) 20:34:36.05 ID:???0
奈良、寝たきり妻を殺害容疑 介護の96歳夫を逮捕

9日午前9時5分ごろ、奈良県大和郡山市冠山町の民家で、住人の美濃田ハギノさん(91)が死亡しているのを介護士の女性(66)が発見し、110番した。県警郡山署によるとハギノさんは寝たきりで、同署は殺人の疑いで介護していた夫の作次容疑者(96)を逮捕した。

逮捕容疑は8日午後11時から9日午前0時ごろまでの間、自宅でハギノさんの首を絞め、包丁で切りつけるなどして殺害した疑い。

郡山署によると、ハギノさんは和室のベッドで毛布を掛けてあおむけの状態で倒れており、パジャマに下は紙おむつしか着けていなかった。
http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013020901001628.html

2:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:35:26.02 ID:3Y2HNKTU0
なんとも言えぬ切ない事件だな

10:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:36:25.78 ID:TIRRlUWy0
これは許してやれ…

 

3:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:35:34.38 ID:gQ3Rk6s90
泣ける

7:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:36:06.96 ID:TwkYxVqt0
麻生太郎が一言

8:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:36:18.38 ID:Ra9LzKkc0
哀しいな
無罪にしてほしい

9:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:36:25.44 ID:Wkqg2o8F0
戦争を生き抜いて結婚して・・・・長生きし過ぎは辛いな

11:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:36:55.69 ID:LUEdennD0
要介護で長生きするのもつらいよな

12:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:36:57.89 ID:B8mIla/w0
96歳が91歳を介護して、最後に殺害ってあまりにも切ないな
とても責められない

14:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:00.13 ID:RIb8sAcY0
長生きしすぎだな

15:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:08.56 ID:TpGqrULw0
96て

16:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:20.00 ID:oO/Ps+xY0
俺が陪審員なら、無罪だわ

17:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:24.17 ID:hpcmANHO0
>>1
>パジャマに下は紙おむつしか着けていなかった。

この情報は要らんだろ

18:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:29.05 ID:ZjcA7VAH0
おそらく介護疲れ
執行猶予がつくだろう

19:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:31.19 ID:neeFvT/wO
こんな不幸な事件を増やさない為にも早く安楽死を合法化汁

21:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:33.57 ID:ps9yXbF80
子供は親をほったらかしか?

36:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:39:09.22 ID:cUw8NEtK0
>>21
子どもがいるかどうかはわからんし、下手すりゃ子どもが故人だぞ

23:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:37.28 ID:VDgdjhu+0
96が91を介護って
この国は安心して老いることができない

24:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:51.23 ID:VqEEWKkx0
96歳の老人に人殺しをさせる世の中ってのも考え物だな

25:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:37:56.58 ID:TJMLQUB60
ホームに入れなかったのかな。
お金がないと長生きは辛いだけだね

29:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:38:10.85 ID:WZcs9GJq0
96とか介護を受ける側じゃんw
これは執行猶予をつけてやれ

33:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:38:49.08 ID:Qh5g30Qv0
96歳が91歳介護して介護士は66歳・・・高齢化社会だなー

34:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:38:51.02 ID:a4k10lCt0
男で96歳なら、生きてるだけで珍しいくらいの年だろうに
きつい介護なんかできるわけないやん

38:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:39:13.33 ID:lKpHxRtr0
恋愛もそうだけど疲れたときってほんと疲れるよな

41:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:39:19.76 ID:JVEou67D0
姨捨山は理に適っていたんだな・・・
昔の日本人は素晴らしい

42:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:39:26.62 ID:RIb8sAcY0
結婚した70年前、こんな最後を想像してただろうか
愛した妻を自分が手にかけるなんて
あの幸せだった70年前・・・(´;ω;`)ブワッ

45:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:39:48.10 ID:sf1LZhPQ0
あんまり長く生きるもんじゃねえな

49:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:39:57.90 ID:+57weJ940
なんか裁判待たずしてこの旦那も亡くなってしまいそうな・・・

64:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:41:44.47 ID:v2kn+F7gO
何年何十年も認知症相手の介護やってたらマジで気が狂いそう

65:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:41:49.86 ID:iUrRPFrZ0
逆に温情で死刑にしてやれ
無罪や懲役の方がつらいだろ

66:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:41:58.37 ID:ipcCqmLoO
テレビでゴミ出しがやっとだったって言ってたな
気の毒に

67:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:41:59.15 ID:yLPj7QdMO
こんなの誰も裁けねえだろ
そんな権利ねえよ

69:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:42:05.07 ID:kaZFoi7J0
実刑つけるだけ無駄な年齢

73:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:42:29.66 ID:s1xucyL2P
首絞めはまだ分かるが包丁で切りつけるって部分で少し同情心が薄れる

106:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:45:25.35 ID:lenYqwX/0
>>73
握力が足りなかったんだな
苦しみだして動転したんだと思う

115:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:45:36.70 ID:554bWCnU0
>>73
96歳じゃ首を絞める力なんて無かったんだろ
ある意味奥さんを苦しめずに死なせる方法が刃物だったんだよ

75:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:42:46.47 ID:veMYcjKV0
もうなんか地獄だな
オレは一人で崖から海に飛び込んで死ぬかな

85:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:43:26.36 ID:BDezRn2g0
赤ちゃんポストよりも
姨捨ポストの方が必要かも?

93:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:44:10.25 ID:s/N881hKP
一世紀近くを生き抜いた二人の結末がこれか
何も言えねぇ

98:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:44:56.19 ID:Uyqb1HqE0
今のうちに死に方を考えとかんとな

140:忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:5) 【中国電 70.4 %】 :2013/02/09(土) 20:48:00.77 ID:LRXDiEfC0
超老々介護だな…
これは、流石に気の毒が先に立つ

155:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:48:45.83 ID:bHV5/F5K0
日本を象徴する事件だなぁ

163:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:49:49.20 ID:qXUNGjgs0
介錯も一種の介護だな

165:名無しさん@13周年:2013/02/09(土) 20:49:59.82 ID:nD9HxQM+0
この世は生きるも地獄

死ぬも地獄か







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放言注意報、ところにより濃霧あり

「晴耕雨読」から転載。
堀茂樹という人が何者かは知らないが、記事内容からは学者かと思われる。学者にしては珍しく「御用学者」ではなさそうだ。
TPPそのものについてはこれまで何度も書いてきているので、今日は、日本における「政治的空気の醸成手段」と「議論の陥穽」について書く。

まず、「政治的空気の醸成手段」については、堀茂樹氏が書いているように、民主的に選ばれた議員の頭越しに、成金実業家や吸血人材派遣会社社長や外資保険会社社長などがメンバーを構成する「有識者会議」なるものから出た「TPP参加はマスト」などという破壊的日本語による発言がマスコミに流され、それがまるで日本の進むべき正しい道であるかのようにマスコミで報道され、TPP参加の流れが「政治的空気」として醸成されていくわけである。TPPはもちろん一例だが、このTPPについて言えば、日本の国家主権喪失になりかねない国家的大問題を、国会で議論することなく、こうした「空気」に乗って総理大臣の一存で「参加決定」ということになりかねないのが現状だ。総理というものに国民はそれほどの独裁的権限を与えているだろうか。
問題は、国会での議論の対象となるべき大問題が国会で堂々と議論されていないことなのである。つまり、これは「グレーゾーン」を利用した政治運営という、お馴染みの政治手法の一つでもある。
しかし、本当に国会での議決無しにTPP参加が決まるとなれば、国会の存在意義はゼロであり、日本の民主主義は完全崩壊、ということになる。

さて、もう一つのテーマが「議論の陥穽」だが、これは「行き過ぎた言葉の言葉尻を捉えられて、議論そのものが地面に引きずり降ろされる」という、よくありがちな現象である。下記記事の「社長ふぜい」という言葉がそれであるのは言うまでもない。
発言者の堀茂樹氏は、楽天三木谷氏への不快感から、こういう言葉をつい使ってしまったのだろうが、ツィッターでそれを注意してくれた人(この人も理性的な人であるようだ)が言うように、こうした言葉は議論を泥沼化させてしまう可能性もある。つまり、「売り言葉に買い言葉」で、議論全体が悪口の応酬になることもあるわけだ。
もちろん、堀氏はべつに「議論」目的でツィートしたわけではないだろうからどんな言葉を使おうがかまわないのだが、悪意ある相手にかかれば、堀氏への、メディアを利用した「人格破壊工作」にうまく使われる可能性もある。つまり、堀氏は実業家全員に対して反感を持つ偏狭な人物であり、もしかしたら「アカ」ではないか、と大衆に思わせるように仕向けるわけである。
まあ、こんな事をいちいち気に病んでいたら社会的発言などできない、と言われるかもしれないが、「言葉のスリップ事故」は雪道での車のスリップ事故よりはるかに頻度が高いものである。昔から「駟(し)も舌(し)に及ばず」(一度口から出た言葉は、四頭立ての馬車でも追いつけない)と言うくらい、注意されていたことでもある。
いや、私のように「放言ブログ」を書いている人間が言うようなことでもないのだが。(笑)


(以下引用)



2013/2/8

「問題は、選挙で選ばれた議員の頭越しに国政を左右する事「楽天・三木谷社長「TPP参加はマスト」」」  世界経済のゆくえ

堀 茂樹氏のツイートより。

TPP推進派は論拠に欠けるから、世間に「空気」を醸成することばかりに腐心していますね。

大衆煽動者とはこの人達のことです。

⇒「楽天・三木谷社長「TPP参加はマスト」」 News i - TBSの動画ニュースサイト http://t.co/fPgszkpe

そもそもこんな私企業の社長ふぜいが、自分の商売で成功したからとて、政府の何鱈会議に入って、特権的な立場から分かったような顔で分かったような事を言うのは、いささかも民主主義的な事ではないですよ。




> 「社長ふぜい」は、…お言葉が過ぎるのでは。

「公」(=ここでは、社会でなく国家)の領域においてまで「私」企業の社長を有り難がる世間の風潮を糺して「社長ふぜい」と言いました。

事柄に依っては「学者ふぜい」「芸術家ふぜい」「議員ふぜい」とも言えます。

> 先生のお気持ちも主義主張も重々承知しておりますが、「社長ふぜい」は、いささかお言葉が過ぎるのでは。現場を知る者として会議に参加しているのでしょうし、逆にそこに政治家と学者だけが集まれば、「現場を知らない、机上の空論だけを重ねる集団」とも 

小売り私企業の社長が、農業の、医療の、国家運営の、そして民衆の生活の現場を知っていますか?答えはノーでしょう。

> おっしゃる意味はわかります。私企業社長の立場を超えた発言ということも。ただ、TTPについて幅広く意見を募ることは必ずしも間違いではないと思いました。三木谷氏の発言もあくまで「ひとつの意見」に過ぎない。そう捉えることのほうが大事ではないでしょうか。

> (すみません、続きます)ですので、矛先を向けるべきは「社長ふぜい」ではなく、三木谷があれこれ言ったことを必要以上に貴重な意見と有り難がるマスコミや世論、ひいては政治家だろうと考えます。先生のお立場から「ふぜい」はまずいだろうと思い、意見を述べました。

市民社会の「ひとつの意見」にすぎないものが、正当な政府の設置した会議の委員の意見として特権的な力を持ってしまう事態に対して、非民主だと申したのです。

はい、幅広く意見を募るべきです。

では産業競争力会議・規制改革会議等に、TPP推進の「空気」の送り手ばかりでなく、社会の様々な層の代表が参画していますか?答えはノーでしょう。

「ふぜい」は「のたぐい」の意で、卑しめる働きがありますね。

世間が成功社長を、国政に関してまで拝聴するほど崇拝するので、その解毒剤として価値下げをしました。

どう「まずい」のですか?

成功した小売り私企業の社長って、〈一面からいえば〉要するに「成金」でしょ?

成金の分野で成金は大したものなのであって、その分野で成金を見上げる事に私は吝かではないよ。

しかし、一体いつから我が国では、国民の生活を左右する国家の運営に関して、成金のご意見を有り難がるようになったのか?

矛先は初めから三木谷氏個人ではなく、氏が政府によって特権化された立場から国政を語るという事象に向いています。

> 解毒剤として解釈されればいいのですが、世間では往々にして「学者は実業を馬鹿にし、実業者は学問を馬鹿にする」という思い込みがあります。先生のツイートを目にした際、咄嗟に「実業家を貶めすぎているのでは?」と感じました。

なるほど。

(私は実業家を馬鹿にする気は〈全く〉ありませんし、馬鹿にできるとも思いません。)

> そしてすぐに、TPP推進論者の経済界からは「学者ふぜいが何を言うか」とヤジり返されるのではないかと危惧しました。「ふぜい」という言葉には相手の肩書きそのものを否定しますし、それに縋っている人々の無用な怒りを買いかねないと。

「学者ふぜい」でも自由に発言してよいのですが、問題は、選挙で選ばれた議員の頭越しに国政を左右する事です。

> TPP問題について事の本質を論じ合う前に、肩書きであれこれ言い合うのは愚かなことです。社長の意見はあくまでひとつの意見であって、ことさら拝聴すべきものではないという主旨を最初から汲み取ればいいのですが、わたしはまず「ふぜい」に引っかかってしまいました。

成る程。

私としては、領域を問わずああした社長の言を有り難がる新手の権威主義を嫌って、「王様は裸だ」と言った次第です。

> わたしのように言葉を表層的に捉えてしまう愚かなフォロワーは少数かもしれません。ですが、言葉尻を取り上げてああだこうだという人が多いのも事実です。そのため、「先生の(学者という)お立場からはまずい」と判断しました。長々と失礼いたしました。

いえ、とても賢明でいらっしゃると思います。

御意見に感謝いたします。

> つたない発言に丁寧にお答えくださり、ありがとうございます。その〈倒錯した現実〉は、為政者に悪用されかねない危険を大いに孕んでいますね。いえ、TPP問題についてはすでに危険水域に達しているのかもしれません。

悪用云々でなく、すでにシステムと化しています。

大学と社会をめぐる難しい問題ですが、米国仕込みのイケイケの産官学連携論が優勢です。

> ワイドショーでお笑いや歌をやってるだけの奴らが政治や教育についてエラソーにぬかしていたりするのと似たものを感じます。特定勢力の意図に引きずられて、国論形成過程を歪めているのも同様。

> さっきRTした堀茂樹氏@hori_shigekiのツイート、あらゆる「審議会」とか「有識者会議」とかに共通する話だと思う。行きすぎると、お友達をずらりと並べた橋下大阪市政の特別顧問・特別参与みたいになる。HPによると、現在、特別顧問14人、特別参与35人。

審議会や有識者会議のメンバーは基本的に、選挙で選ばれていない官僚たちに指名された人達。

国民にとっては、自ら選んだ代表ではなく、「お上」から与えられた人物です。

根本の問題は、日本人の多くが、自ら選び取った存在よりも、与えられた存在に高い価値を感じる心性から脱却できていない事です。

自ら選び取った存在よりも、与えられた存在に高い価値を感じる心性とはまさに、良し悪しは別にして、自律よりも他律を好む心性です。

で、改めて思います。

日本の近代をまるですでに終焉を迎えた過去の事のように語るポストモダンやら脱近代神話やらのお歴々には、ご冗談でしょうと申し上げておきたい。

> 皆、一番最初の元は成金なのではないでしょうか?

いいえ。

元々から、少しも働かずに大金持ちの人も大勢います。

ですから、自分の才覚と努力で稼いだ成金は、その限りにおいて尊敬に値します。

但し、今日では、労働も生産活動もせずに金で金を稼ぐというのが多いですね。

今の日本社会に足りないのは、個人主義じゃないよ。

個人だよ。

「数を背景に…」との表現は、無理をゴリ押しする印象を与えますが、これは有権者によって直接選ばれた議員の数です。

政府の委員会に入ったどこぞの社長らの発言より、遙かに値打ちがあります。

⇒自民TPP反対派議員約200人が交渉参加撤回求め会合 http://t.co/CoTDeQaB

これこそがマスト、必見・必聴です。




米国の筋金入りの民主主義者が怒っています。

実に雄弁。

⇒Must See: 米国市民団体がTPP協定 警鐘ー http://youtu.be/WFY-z1PcjT8 #TPP is #EnemyOfMankind #StopTPP #StopWorldGov





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橋下を選んだツケがどんどん廻って来るよ

橋下のやった「改革」で、大阪市民の利益になるような事って、一つでもあったのかね。福祉削減、文化事業削減で市民の誰が得するの。それで大阪市の費用が何億円削減されようが、税金や市への諸納付金が下がるわけではない。つまり、削減された分がどこに行くのかも分からないのである。
第一、市立幼稚園が全廃されたら、幼児を抱えた家庭の多くが困ることになるだろう。子供など産むのが悪い、ですか。そうですか。
私がそうした家庭の親ならば、橋下リコール運動を起こすところである。
もっとも、その橋下を選挙で選んだのが大阪市民なんだから、仕方がない。
騙される方にも騙された責任があるのである。


(以下引用)



市立59幼稚園全廃へ…大阪市


.
 大阪市の橋下徹市長が市長選で公約した市立幼稚園(59園)民営化について、市は26日、園ごとに民間移管か廃園かを4月までに決めたうえで2015年度以降に実施し、20年度までに市立幼稚園を全廃する基本方針を示した。

 公立幼稚園の民営化は政令市では横浜、川崎、千葉市に続くもので、大阪市は年間25億円以上の削減効果を見込む。


 今後は教職員約420人の処遇などが課題となる。


 市役所で開かれた新年度予算に関する橋下市長と幹部との会議で、担当部局が明らかにした。


 基本方針では、周辺の私立幼稚園などで園児の受け入れができない場合、民間に移管して新たな私立幼稚園として存続させるが、受け入れ可能なら廃園にし、その判断は、市立幼稚園がある市内22区の区長が4月までに行う。移管先は公募で選び、園の土地は有償貸与(10年間は無償)、建物は有償譲渡する。


 ただ、一部の市立幼稚園は地元住民の寄付を受けて設立されており、住民の反発も予想される。


 橋下市長はこれまで、「民間でできることは民間で」と市立幼稚園・保育所の民営化を主張し、担当部局側も「私立に比べ、園児1人あたりの運営費が高い」として同調。市立保育所(125園)も13~14年度に13園で民間移管先を公募して民営化を進める計画案を示したが、「民間では対応しきれないセーフティーネットの役割がある」として、一部は市立のまま残す方針だ。

(2013年1月29日 読売新聞)





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