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悪の根本原因としての「想像力の欠如」

小中学の国語の教科書に載せたいような文章である。私が赤字にした部分は、物凄いリアルさを持っていて、教育に携わる人間たちに、暗誦できるまで読ませたい。
なお、想像力(特に他人の内面や他人の置かれた状況を想像できる力)の欠如がいじめ問題の根本原因だというのは私もまったく同意見である。いや、いじめに限らず、世の悪の大半はここから生まれる。それは、「『善人』が平気で悪事をする」事件が世に溢れている不思議さの理由だ。教育の世界にいじめが蔓延するのは、子供だけでなく、教育界の大人に想像力が欠如しているからだろう。要するに、「子供」が子供を教えているわけだ。


(以下引用)


《いじめている君へ》春名風花さん

2012年08月16日



春名風花さん春名風花さん


君、想像したことある?

ぼくは小学6年生です。タレントだけど、ふつうの女の子です。


今から書く言葉は君には届かないかもしれない。だって、いじめてる子は、自分がいじめっ子だなんて思っていないから。


いじめがばれた時、いじめっ子が口をそろえて「じぶんはいじめてない」って言うのは、大人が言う保身(ほしん)のためだけじゃなく、その子の正直な気持ちじゃないかなと思います。


ただ遊んでいるだけなんだよね。自分より弱いおもちゃで。相手を人間だと思ってたら、いじめなんてできないよね。感情のおもむくままに、醜悪(しゅうあく)なゲームで遊んでいるんだもんね。


ぼくもツイッターでよく死ねとか消えろとかブスとかウザいとか言われます。顔が見えないから体は傷つかないけど、匿名(とくめい)なぶん、言葉のナイフは鋭(するど)いです。


ぼくだけでなく、時には家族を傷つけられることもある。涙が出ないくらい苦しくて、死にたくなる日もあります。


けれどぼくは、ぼくがいくら泣こうが、本当に自殺しようが、その人たちが何も感じないことを知っている。いじめられた子が苦しんで、泣いて、死んでも、いじめた子は変わらず明日も笑ってご飯を食べる。いじめは、いじめた人には「どうでもいいこと」なんです。


いじめを止めるのは、残念ながらいじめられた子の死ではありません。その子が死んでも、また他の子でいじめは続く。いじめは、いじめる子に想像力(そうぞうりょく)を持ってもらうことでしか止まらない。


いじめゲームをしている君へ。


あのね。キモい死ねと連日ネットで言われるぼくが生まれた日、パパとママはうれしくて、命にかえても守りたいと思って、ぼくがかわいくて、すごく泣いたらしいですよ。この子に出会うために生きてきたんだって思えるくらい幸せだったんだって。それは、ぼくが生意気(なまいき)になった今でも変わらないそうですよ。


想像してください。君があざ笑った子がはじめて立った日、はじめて歩いた日、はじめて笑った日、うれしくて泣いたり笑ったりした人たちの姿を。君がキモいウザいと思った人を、世界中の誰(だれ)よりも、じぶんの命にかえても、愛している人たちのことを。


そして、その人たちと同じように笑ったり泣いたりして君を育ててきた、君のお父さんやお母さんが、今の君を見てどう思うのか。


それは、君のちっぽけな優越感(ゆうえつかん)と引き換(か)えに失ってもいいものなのか。いま一度、考えてみてください。(はるな・ふうか=タレント)



















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「コロナウィルスは生物兵器として作られた」説

政府批判、体制批判的な内容の記事はコピー転載が不可能なことが多い(それで私が公開をあきらめた記事は、アップされた記事より多い。)が、下のような記事ならどうか、試しに載せてみる。まあ、私の考えは、ネットゲリラ氏の言う「屁は屁元から騒ぐ」である。つまり、最初に騒いだイスラエルが一番怪しい。


(以下引用)






中国の病院で、隔離区画に搬送される新型コロナウイルス感染者=6日、湖北省武漢市(EPA時事) © 時事通信 提供 中国の病院で、隔離区画に搬送される新型コロナウイルス感染者=6日、湖北省武漢市(EPA時事)

 【北京時事】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者は8日、700人を超え依然猛威を振るっている。感染源について、中国当局は「海鮮市場で売られていた野生動物」としているが「生物兵器用ウイルスが流出した」という見方もくすぶる。背景には情報を隠そうとする当局への不信感もある。


 「流出説」の根拠は、海鮮市場から約30キロ離れた武漢市内の研究施設。この施設は、国際基準で危険度が最も高い病原体を扱える「バイオセーフティーレベル(BSL)4」に位置付けられるが、英科学誌ネイチャーが2017年2月に「病原体が流出する恐れ」を警告していた。


 米紙ワシントン・タイムズ(電子版)は今年1月26日、この施設は中国の生物兵器計画に関係し「新型コロナウイルスが流出した可能性がある」というイスラエル軍元関係者の分析を伝えた。中国メディアによると、インドの研究者も「人がウイルスをつくった」という推論をネット上に投稿した。中国内でも「施設の実験用動物の管理はずさん」と批判されている。


 これに対し、2月4日付の共産党機関紙・人民日報系の環球時報英語版は2ページにわたる長文で「コロナウイルスを人為的につくることはできない」と反論。問題となっている施設の研究者、石正麗氏は「新型コロナウイルスは(施設と)関係がないと命を懸けて保証する」と訴えている。


 「流出説」には具体的な根拠が示されていない。武漢の施設に懸念を示したネイチャーの記事には今年1月に「感染源は海鮮市場の可能性が最も高いとみられている」という注釈が加えられた。


 一方でネイチャーは、施設の安全性を保つためには高度な技術だけでなく「自由にものが言える組織や情報公開が重要だ」と指摘している。しかし、新型肺炎発生の公表前に警鐘を鳴らした医師が警察に「デマを流した」として処分されるなど、中国当局は自由な問題提起や情報公開に消極的だ。 











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カネは天下の回りもの

カネの循環という、経済の基本である。
ホストから盗んだカネをホスト遊びに使うのだから、損得無しで、問題無し!



読売新聞オンライン
@Yomiuri_Online
ホスト宅から1千万円盗む、「令和のキャッツ・アイ」再逮捕…「金はホスト遊びに使った」





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山川異域 風月同天

少し前の記事だが、いい話だなあと思っていたので、転載する。

(以下引用)





中国「日本こそ中華文明の継承者だ」 1000年の時を超えた日本からのメッセージに感動の声が殺到
新型コロナウイルスの感染による肺炎の影響で、
現在多くの地域でマスクや防護服などが不足している中国。
日本からも企業や各自治体から支援物資が送られていますが、
そのうち、中国語の検定試験を主催する日本青少年育成協会は、
マスク約2万枚と赤外線体温計を提供しています。

そして、その支援物資を入れた箱には「山川異域 風月同天」の文字が
(「山河は違えど、風も月も同じ天の下で繋がっている」という意味)。
日本の長屋王が中国の鑑真に贈った1000着の袈裟に刺繍された漢詩の一部で、
これに心を動かされた鑑真が、日本行きを決意したとされています。

1000年以上の時を超えて再び送られた日本からのメッセージに、
中国の人々から感動の声が殺到しています。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

中国「もし日本がなかったら…」 今も元号の伝統を残す日本に中国から感動の声

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翻訳元



■ なんて美しい詩なんだ!!! +371




■ 「山川異域 風月同天」
  この漢詩のレベルの高さよ。
  詩人を標榜してる現代人は裸足で逃げ出すんじゃないか? +4012




■ 日本人は中国人より古代中国の漢詩や古典を理解してると思う。 +67




■ この詩に鑑真大和上が感銘を受けたって聞いた事がある。
  そして海を渡って日本に行く事を決断したらしい。 +6917




■ この漢詩を添えることを思いついた人は本当に凄い! +36




■ 高い教養を持つ人達というのは、粋な事が出来るもんだねぇ。 +20




■ 大和民族こそ漢と唐文化の継承者。 +4606




■ 今の中国人は日本人ほど漢詩に詳しくない。はぁ。。。 +9




■ 最近日本関連のニュースはやたらポジティブなものが多いな。
  そして俺はその傾向を嬉しく思ってる。 +33




■ 反日ドラマはもう放送しないでくれ!
  憎しみを植え付けるようなことはもう十分だ! +3309

「腹筋が崩壊したw」 中国の反日ドラマがもはやコメディーの域だと話題に




■ 「山川異域 風月同天」
  英語だと表現がかなり難しいだろうと思う。 +12343




■ 英語だとこんなところか。
  Boarders set by mountains and rivers,
  but winds and the moon unite us under the same sky. +980




■ 英語にすると一気に趣がなくなるな……。 +9




■ この詩はただ英語に訳しても伝わらないよ。
  漢詩を読んだ時には「山月」で各地の風景を思い浮かべたり、
  「風」で敦煌の風砂を思い浮かべたりするものなんだ。
  中国人と日本人にはその含みの部分が理解出来る。 +363




■ 日本製不買を訴えてる人間は日本製のマスクを使うなよ。 +6713




■ 日本は古代中国の魅力を本当に多く残してるね。 +92
  



■ 漢字を捨ててしまった国には理解出来ない教養がこれ。 +96

「全文ひらがなは悪夢」 日本は漢字を廃止にするべきかどうかで外国人激論




■ 日本人と中国人の教養の差を思わずにはいられない。 +12




■ 漢と唐の文化は、もう日本にしか残ってないんだなぁ。 +10




■ 中国の事を世界で一番良く知ってる国は日本だ。
  つまり絶対に油断出来ない相手という事でもある。 +57




■ あまりにも美しい。
  1000年以上前に鑑真が仏教の発展の手助けのために海を渡って、
  今度は日本が中国を助けるために手を差し伸べてくれたんだね。 +66




■ こういうのを見ると、日本はアジア文明の光だって思うわ。 +13




■ 日本を韓国・台湾・香港と一緒にしてはいけない。 +50




■ ところで、「大東亜共栄圏」って悪くない名前だよな。 +10

海外「大東亜共栄圏の為か」 日本軍が作成した大規模かつ緻密な地図が話題に




■ いい詩だ。やはり日本こそが中華文明の真の継承者だな。 +10




■ インドで誕生した仏教を、日本人がより深く理解する手助けをするべく、
  中国出身の僧侶が海を越えて日本に渡った。
  ロマンを感じずにはいられない。 +22




■ 客観的に見て、建国以来中国は日本のお世話になってばかりだ。 +210




■ 告白しよう。俺は今、日本が大好きだ。
  言いたいのはそれだけ。
  よっしゃお前ら、好きなだけ叩けや。 +34




■ 古代中国の美しさを最も堪能出来る国は、日本だ。 +21




■ 今回のパンデミックを終息させて対応の悪さを反省した後は、
  日本を友好的に、そして誠意を持って扱わないと。
  中日関係がさらに良くなれば「国泰民安」だよ。 +67




■ アジアには沢山の国があるのに、誠実な国は唯一日本だけ。
  今回も一番に支援してくれたのは日本だった。 +9

「日本がトップなのは当然」 アジアでの好感度 日本が他を引き離して1位に




■ 言っとくけど、日本は本当に素晴らしい国だぞ。
  去年旅行で行った時に心の底から感動したんだ。
  礼儀正しくて、誠実で、みんな自分を律する事ができる。
  それにすごく謙虚で、人と接するときは真摯に対応するんだ。
  日本から学べることは沢山あるって感じたよ。 +33



   ■ その通り。
     一度でも日本に行った人は日本の悪口を言わなくなるからね。
     国としてあらゆる面の質が高くて、規律があって、
     全ての瞬間を快適に過ごせる社会になってる。
     その結果、何度でも戻りたくなってしまうんだ。 +13



■ この8文字の詩から、漢や唐の時代の香りが漂ってくるようだ。 +3887




■ 中国と日本の長い友好の歴史が感じられる話だね。
  ありがとう、遠い昔の大詩人さん。 +10


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法治国家ではなく権力犯罪放置国家であり呆痴国家

十日ほどのブログ中断の事情は「徽宗皇帝のブログ」に書いたが、その中で、「東海アマ」氏のパソコンへの外部からの侵入の件は、「原発関係」記事ではなく「志布志事件」の記事だったようなので、下にその箇所を引用し訂正しておく。東海アマ氏の元記事全体が非常に有益な記事なので、一読をお勧めする。


(以下引用)


 この種の、極悪冤罪捏造事件は、戦後史のなかでは、おそらく数千件以上に上るはずだが、明らかにされているのは、ごく一部しかない。

 なぜ、こんな凄まじい人権侵害が、まるで改善されないまま続いているのかといえば、最大の理由は、「警察・検察が、やりたい放題やれる」ことで、国家権力が利益を受けているからである。
 例えば、現在の安倍政権は、汚職にまみれていて、まともな司法判断があれば、安倍晋三は、とっくに逮捕されて懲役10年近い実刑になっているはずだが、権力に忖度するニセ司法システムのせいで、安倍政権に都合の悪いことは、すべて検察・警察・裁判所ともに握りつぶすことになっている。

 司法システムが、政権をべったり擁護していれば冤罪がなくなるわけがない。それどころか、警察力、検察・裁判が、すべて自民党政権の権益を守るために存在しているのである。
 政権に刃向かうものは、軽微な(例えば小沢一郎の政治資金期ずれ記載)ミスであっても、犯罪として認定され、一方で安倍晋三に近ければ、(例えば政治資金規正法違反の小渕優子側近が証拠隠滅のためハードディスクにドリルで穴を開けても逮捕さえされない)。

 一連の、森友・加計学園事件では、安倍晋三に刃向かった籠池理事長が、根拠のないまま、無実の妻とともに1年近くも嫌がらせ拘留されるなど、むちゃくちゃというしかない恣意的な権力運用が続いている。
 権力に近い犯罪が明らかになっても、起訴さえされないのである。
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264227

 「上が腐れば下も腐る」
 これが国家の本質であり、安倍晋三というドロドロに腐った政権が、実に9年近くも政権を得ている間に、日本司法は、これ以上ないほど腐乱し、悪臭を放つようになった。

 冒頭に紹介した冤罪も、「警察官が起訴実績=手柄=本部長賞」欲しさに、ありもしない事件をでっちあげて、善良な主婦を無実の罪で犯罪者に貶めたのであり、弁護団の努力がなければ6年間もの刑務所暮らしを強いられるところだった。

 「ありもしない犯罪」を捏造した警察官という意味では、志布志事件が有名だが、私が志布志事件について書いたブログが、FC2管理者も知らないうちに勝手にサーバーから削除され消えていた。
 資料や下書きに至るまで、私のパソコンから、志布志事件に関するすべての情報が消されていた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E5%B8%83%E5%BF%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 私のパソコンには、データフォルダ内に、担当検察官の個人名などが記録してあったが、4台ある、すべてのパソコンに不正侵入されて、完全に消されていた。

 消された理由は、警察官の個人情報が書かれていたことだろうが、こんな非合法活動=不正侵入ができるのは、警察関係者では、「警察庁サイバー部隊」しかありえない。」
 この組織の主要メンバーは、北村滋をトップとした統一教会(原理研)メンバーである。警察は、事実上、統一教会に乗っ取られているかもしれない。

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まあ、気楽に、爽やかなそよ風を浴びよう

拡散に協力しておく。
世に溢れる無数のアニメの中には「面白い」アニメはけっこうあるが、その「面白さ」は、残酷だから面白い、グロだから面白い、という類の(不健全な)面白さというのも含まれる。つまり、スパイスが効いた料理だから美味い、というようなものだ。
だが、「楽しい」アニメは滅多に無い。なぜなら、普通の人間は「悪を見て」楽しいと思うことはないし、悪は通常のドラマのスパイスだからだ。したがって、悪役の出ないドラマが作られることは滅多に無いから「楽しい」アニメも実はそれほど無い。登場キャラたちが狂騒的に騒げば楽しいというものでもないのだ。
その貴重な「楽しいアニメ」であるのが「映像研には手を出すな!」である。まあ、騙されたと思って見てみるがいい。低年齢の子供から大人、あるいは老人が見ても楽しい気持ちになれる、そして「何度も繰り返し見たくなる」不思議な作品である。家族全員で見れば、誰かが細部に何かを発見し、それを家族全員で話して楽しめるだろう。そして、このアニメを見た子供は「物を作ることの楽しさ」が幼い心の中に埋め込まれるだろう。

「Easy Breezy」はオープニングの歌だが、このオープニング映像も傑作である。

TVアニメ「映像研には手を出すな!」
@Eizouken_anime
㊗️
連続再放送決定
㊗️

第1話~4話までをNHK総合にて一挙にお届け

【2/2(日)午後4時15分~

子どもから大人まで、これまで見逃していた方も本放送に一気に追いつくことができるチャンス!!!!
同日の深夜には第5話が放送!!


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いじめの構造

記事の一部だが、全体を読むに値する好記事である。
この「いじめの構造」は現在の日本社会にも蔓延している。おそらく、敗戦後に兵役経験者が一般社会に持ち込んだものだろう。子供が、大人の悪いところだけ真似るのと同じで、下種な人間は自分が見聞きした悪い習慣を広めるのである。

(以下引用)


飢餓、自殺強要、私的制裁--戦闘どころではなかった旧日本軍

日経ビジネス副編集長
42 92%
全4747文字

 本来なら、その後に起きた第1次世界大戦を研究する中で、こうした精神主義を修正すべきでした。しかし、それができなかった。


 例えば、歩兵による白兵突撃主義を取ったのは、日本軍だけではありません。欧州諸国の軍も同様でした。派手な軍服を着て、横一列に並んで突撃していったのです。しかし、第1次世界大戦を戦う中で挫折した。機関銃と戦車の登場が契機でした。


 日本軍は、第1次世界大戦中の欧州の状況を詳しく研究しました。しかし、研究するのと参加するのとでは話が違います。欧州戦に参加しなかった日本軍は、第1次世界大戦をリアリティーをもって感じることができなかったのでしょう。

部下による反抗恐れ私的制裁を容認

兵士たちは餓死や処置を覚悟しなければならないだけでなく、私的制裁にも苦しめられました。私的制裁を苦にして、逃亡、奔敵(敵側に逃亡すること)、自殺に至る兵士が多数いました。


 初年兵教育係りの助手を命じられたある陸軍上等兵による、初年兵への執拗な私的制裁によって、彼の班に属する初年兵28人のほとんどが「全治数日間を要する顔面打撲傷」を負った。このため、私的制裁を恐れた初年兵の一人が、自傷による離隊を決意して自分自身に向けて小銃を発砲したところ、弾丸がそれて他の初年兵に命中し、その初年兵が死亡する事件が起こった。(『陸軍軍法会議判例類集1』)(出所:『日本軍兵士』)


 なんとも悲惨な話です。なぜ、私的制裁を取り締まることができなかったのでしょう。

吉田:当時は、徹底的にいじめ、痛めつけることで、強い兵士をつくることができると考えられていました。この考えから抜け出すことができなかったのです。


 加えて、私的制裁が古参兵にとってガス抜きの役割を果たしていたことが挙げられます。兵士たちは劣悪な待遇の下に置かれています。この鬱屈とした激情が上官に向かって爆発すると、軍としては困る。実際、上官に逆らう対上官犯 は戦争が進むにつれて増えていきました。これを、単に規制するだけでは、火に油を注ぐことになりかねません。そこで、「下」に向けて発散するのを容認する傾向がありました。


 鬱屈とした激情を、「下」だけでなく「外」に向かって発散するのを容認する面もありました。


 そうした教育の戦場における総仕上げが、「刺突」訓練だった。初年兵や戦場経験を持たない補充兵などに、中国人の農民や捕虜を小銃に装着した銃剣で突き殺させる訓練である。


 藤田茂は、1938年末から39年にかけて、騎兵第二八連隊長として、連隊の将校全員に、「兵を戦場に慣れしむるためには殺人が早い方法である。すなわち度胸試しである。これには俘虜(捕虜のこと)を使用すればよい。4月には初年兵が補充される予定であるから、なるべく早くこの機会を作って初年兵を戦場に慣れしめ強くしなければならない」、「これには銃殺より刺殺が効果的である」と訓示したと回想している。(『侵略の証言』)(出所:『日本軍兵士』)







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プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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