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ファシズムの起源、国家とファシズム

私は安倍公房の作品はほとんど読んだことが無いのだが、そのエッセイ集(と言うか、雑文集と言うべきか)「死に急ぐ鯨たち」をたまたま図書館で借りて読み流していると、その中に面白い表現があったので、メモしておく。

「しかし『変わり者』はしょせん儀式次第からのはみ出し者だ。歩調をそろえられない兵士と行進をともにするわけにはいかない

この、「歩調をそろえられない兵士と行進をともにするわけにはいかない」という言葉は、戦争の時代を知っている人間の現実的な肉体感覚を感じる比喩だが、おそらくすべての人の中にかすかに存在するこの感覚の中に私はファシズムの起源(「変わり者=迷惑な奴」という感覚と「迷惑な奴は排除するのが(大多数にとっての)正義である」という思考法)があるような気がする。もちろん、安倍公房はどちらかと言えば「変わり者」を排除する側への否定のニュアンスでこれを書いているはずだ。
近代社会というものは、「構成員がすべて歩調をそろえられる兵士である」ことを必然的に要請するものなのではないだろうか。とすれば、いじめ問題などの本質は、この社会そのものがファシズム的社会であることにあるのではないか、というのが私の今考えたことだ。

もう少し、抜き出しておく。これはインタビューの部分だ。

「ファシズムとはすなわち選別の思想なのだ」
「シェルター、もしくはシェルターへの入場券さえ手に入れれば、君でも、ぼくでも、あなたでも、その瞬間から立派なファシストさ」
「なぜ核戦争が起きるのか。国家が意思決定をする可能性があるからでしょう。考えてみると国家自身が一つのシェルターなんだよね」
「国家はその内部でシェルター・システムをますます巨大な形に育てつづけ、繰り返しファシズムを再生産していくメカニズムを持っている」

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英王室の食物禁忌

リストの最初のものを見た瞬間に、英王室は隠れユダヤ教ではないか、という想像をしたのだが、とりあえず、記事だけ保存しておく。

なお、欧米環境保護団体が日本の捕鯨を攻撃する理由も根底にユダヤ・キリスト教があるはずだ。鯨を食物として利用できない以上、鯨油ではなく石油が使用されるようになれば、欧米人が鯨を取る理由は無い。憎々しいジャップをいじめるネタになるから、捕鯨禁止運動をするわけである。もちろん、旧約聖書の「ヨナ」が鯨に救われた(?)、という話も根底にあるだろう。




(以下引用)


英国ロイヤルファミリーが “食べてはいけないものリスト” とは?



アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち© TABIZINE 提供 アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち

王族ともなると、日常生活にも細かいルールが設けられていると言われています。イギリスのロイヤルファミリーには、「食べてはいけないものリスト」があるのだとか。一体どんなものが禁止されているのでしょう?


貝類・甲殻類

アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち© TABIZINE 提供 アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち


リスト最上位にあるのは、貝類なのだそう。これは、食中毒防止を念頭に置いた措置なのだと言われています。公務で忙しい王族が、食中毒で寝込んだり命の危険にさらされたりしたら、各方面に多大な影響が出るのは目に見えていますからね。


確かに妥当な措置なのだと思いますが、貝ばかりではなくエビやロブスターなどの甲殻類も広範囲に禁止されているのだとか。魚介類大好きな日本人には、厳しいルールに見えますね!


生肉

アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち© TABIZINE 提供 アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち


火が通り切っていないレアな肉も、英王室では御法度。貝類同様に食中毒を懸念しての判断です。レアステーキやローストビーフが好きな人は、ロイヤルファミリー入りは辛いかもしれません。


スパイシーな食べ物・エスニックフード

アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち© TABIZINE 提供 アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち


この理由は明確にはされていないのですが、辛すぎる食べ物は胃痛の原因になることがあるからだと推測されます。エスニックフードも、スパイスが多用されていることが多いので警戒されているのかもしれませんね。


外国の水道水

アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち© TABIZINE 提供 アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち


これは、海外旅行の基本ですね。英国ロイヤルファミリーも、外国訪問の際には水道水を飲まないように指導されているそうです。なれない土地の水道水は、健康トラブルの原因になりがち。特に医療レベルが分からない国での水道水飲用は、ロイヤルファミリーでなくても控えたいものです。


ニンニク・玉ねぎ

アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち© TABIZINE 提供 アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち


ニンニクや玉ねぎも、王族は避けたい食べ物なのだとか。ただしこれらは「禁止」というほどの強制力はなく、「制限したほうがいいもの」という扱いだそうです。各国の要人と謁見する機会も多いロイヤルファミリーにとって、口臭は大敵。お口のエチケットとしてにおいの強い食べ物は避けるのだそう。


アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち© TABIZINE 提供 アレもだめ?英国ロイヤルファミリーが食べられないものたち

以上、英国ロイヤルファミリーが食べられないもののご紹介でした。エリザベス女王はかなりストイックにこの一覧を守られているそうですが、若い世代の方々はもう少し大らかに対応されているようです。


そしてそんな女王の大好物はデザートの「チョコレートムース」なのだそう。意外と甘党なのでしょうか。そう考えると、ロイヤルファミリーも身近な存在に感じられますね。


[Right royal requirements]


[The Royal Family is said to be banned from eating this type of food]


[Queen’s former chef reveals the meal she sent back to his kitchen … prepared for her beloved corgis]


[All Photos by shutterstock.com]









ユダヤ教のカシュルート
  ユダヤ教徒は旧約聖書のレビ記の記述に基づき、厳格に食べてよいものといけないものを区別している
 【禁じられているもの】
・反芻しない、もしくはひづめが完全に分かれていないもの(ラクダ、イワダヌキ、イノシシ、野ウサギ、豚、馬、ロバなど)
・四本の足で地上を這い回るもの(モグラ、トカゲ、ネズミなど)
・四本の足で歩く動物のうち、足の裏のふくらみで歩くもの(ネコ、ライオン、キツネ、狼など)
・鳥類のうち、ハゲワシ、ヒゲハゲワシ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ類、カラス類、ダチョウ、ヨタカ、かもめ、タカ類、フクロウ、鵜、ミミズク、ムラサキバン、ペリカン、ハゲタカ、コウノトリ、サギ類、ヤツガシラ、コウモリに含まれるもの。
・羽があり、四つ足で歩くすべての這うもの(昆虫類を含む爬虫類・両生類)
・海や川の住民のうち、ヒレ、ウロコのないもの(タコ、イカ、エビ、貝類、イルカ、鯨など)
・血液(ソーセージなど)
・死肉
・肉と乳製品を同時に使ったもの(チーズバーガーなど)
 【許されているもの】
・反芻し、ひづめが完全に分かれているもの(牛、羊、山羊、鹿、カモシカなど)
・海や川の住民のうち、ヒレ、ウロコのあるもの(魚など)
・鳥類のうち、食べてはならないものを除いたもの(鳩、鴨、鶏など)
・羽のあるもののうち、足の上に跳ね足があって、それで地上を跳ねるもの(イナゴなど)





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ワニが輪になった

人間の中にもワニがたくさんいるのだが、そういう人間にとっては「エサ」と「敵」の中間に「利用できる道具としての人間」がいるために、他人にはそいつがワニであることがなかなか気づかれない。
(「ワニが輪になった」は新井素子と吾妻ひでおの漫画エッセイで読んだダジャレ。)






小田嶋隆 @tako_ashi 5時間前

いつどこで読んだのかは忘れてしまったのだが「ワニにとって、世界はエサと敵だけでできている(大意)」という言葉には感銘を受けた。


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昔から定評のあるものが一番信頼できる

日本製の薬でも新薬は、薬害訴訟を起こされないためだと思うが、効き目があまり無い。おそらく、大人のための指示書でも子供用レベルで作ってあると思う。だからと言って、説明書の2倍3倍の量を服用するのは怖いわけで、結局使えない。
昔からある薬は、効き目は保証付きというか、体験的に確実に効能があるからこそ多くの人に買い続けられているのである。新薬は、テレビCMやネットなどでのステマをすることで買われている。一時期大流行しても、数年後になって薬害被害が表面化したりする。

まあ、喉には龍角散、腹には正露丸、皮膚にはシッカロールなら、まず間違いは無いと私は思っている。もっとも、薬を使うはめになる前に、何であれ無理や無謀な行動(暴飲暴食や過重労働)を避けることである。


(以下引用)



日本薬への信頼は絶大

| コメント(11)

龍角散の不正購入、というんだが、日本の薬品というのは中国や東南アジアでは絶大な信用があって、それというのも、明治以来築き上げてきた実績があるからだ。古いタイ語では、「映画」の事を「日本の写真」と呼ぶのだそうで、それというのも明治維新で日本が開国した時に、日本の薬屋さんがタイに乗り込んで、地方を歩いては、巡回映画をネタに客を集めて薬を売っていたそうで、巡回映画というのはおいらもタイで見たことがあるんだが、光源にアーク灯を使うんですね。電気のない時代から、そうやって信用を作って来た。

"神薬"と人気の龍角散 "不正購入"で中国人逮捕
 大気汚染が深刻な中国で人気の医薬品「龍角散ダイレクト」を他人の「楽天ポイント」を使って不正に購入したとして、主犯格の中国人の男が逮捕されました。
 元留学生の魏星容疑者(23)は去年10月、他の男らと共謀し、他人の楽天ポイントを使って東京・新宿区の2つの薬局で龍角散ダイレクト72点、約4万円相当を購入した疑いが持たれています。
龍角散は大気汚染が深刻な中国で「神薬」と呼ばれるほどの人気で、警視庁は不正に購入された龍角散が中国などで転売された疑いがあるとみて調べています。

正露丸、龍角散、華僑の年寄りだったらみんな知ってます。もちろん中国は漢方薬の本場なんだが、日本の漢方薬は規制が厳しくて、効く薬でないと認可されないので、効き目がぜんぜん違うw

【楽天ポイント】"神薬"と人気の「龍角散」 "不正購入"で中国人逮捕 、というわけで、例によって2ちゃんねるでは無責任なネットすずめたちがピーチク騒いでおります。ニュース速報板からです。
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ワロタ
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ドロンと言えば龍角散
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↑ボカンといえば中国産
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通は、鼻から吸うんだよなw
俺は、やらないけどw
昔から缶の奴愛用してる
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ファミレスのテーブルに龍角散の粉を筋状に置き、ストローで鼻から吸い込んだら......
通報されるかな
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↑通報されて、さらに警察から業務妨害で逮捕されるんだなw
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龍角散って、そんなに良い?
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↑即効性がある
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太田胃散の方が神薬なのにな
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↑とりあえず胃腸の不具合はなんでも治るし、
原材料表記を読むと大航海時代に思いを馳せられるのも良いよな。
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昔から、原料が不明なもの
1.龍角散
2.シッカロール
3.正露丸
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↑龍の角って書いてあるじゃん
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>龍角散は、鎮咳去痰作用を活発にする
>生薬(キキョウ・セネガ・キョウニン・カンゾウ)のみを成分としたのど薬です。

毎回CMで言ってるじゃん
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龍角散って漢方じゃなかったっけ?
本家では既にロストテクノロジーになっているのか?
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↑日本のは臨床試験で効能確認済み
中国の漢方は五行由来オカルト
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↑中国でも同じような缶のパッケージで
匙がついて売られてる
中国製品は安いし効き目もそんなに変わらんが、何しろ味が不味すぎる
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意外な原料
龍角散    ・・・ 原料 古代龍の角を削って出荷している
シッカロール ・・・ 原料 シッカを砕いている
太田胃散   ・・・ 原料 太田さん
キャベジン  ・・・ 原料 キャベツの芯
バファリン  ・・・・ 原料 社員の優しさを固めて出荷
タイガーバーム ・・・・ 原料 虎
熊の胆     ・・・・ 原料 熊
正露丸 ・・・・  原料 ロシア
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小林一茶と言う俳人は60歳を越えて自家製の漢方薬を飲んで若い嫁を二人遣り殺した
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げほげほげほげほ!!!!
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なんかこのスレ見ると太田胃散の評価額高いみたいだけど、そんなにいいの?
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↑太田胃散はもっぱら車酔いに使ってた。この頃車に酔わなくなったので(老化現象?)不要だが・・・
ムカムカする時、太田胃散最強だよ。
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子供の頃、親父が買ってきた浅田飴
なめまくってたら龍角散にチェンジされた苦い思い出
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↑浅田飴おやつ代わりにしてたらめっちゃ怒られた
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ドリフターズが頭叩かれると粉を噴くギャグがあって
龍角散でそれやってたら
親に頭ひっぱたかれたの思い出した
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竜拡散って中国の漢方じゃないの?
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↑「龍角散」は、約200年前の江戸時代末期、現在の秋田県一帯を支配する東北有数の大名・秋田(佐竹)藩にて誕生しました
と書いてある
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日本の漢方は日本独自に進化したので、支那の中医が処方する薬と全く違う
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子供の頃に飲んでむせて口と鼻両方から煙のように粉を吹いた思い出
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基本的に「漢方薬屋」というのは信用がなくて、その証拠に、素材は全て、「原型」で売るのがルールです。その場で粉にして調合する。スッポン屋に行くと、スッポンのミイラをその場で粉にしてくれますw そんななので、調合してあって、しかも信用できるという日本製は貴重w

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赤の他人のポイントをどうにか窃取して
一枚のカードかスマホアプリに集約する
そして実店舗に行って買い物か
それじゃ捕まった兄ちゃんは使い捨ての下っ端だわ
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大気汚染で咳き込んでるのを龍角散で止めるのか
・・死ぬな
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香港の知人に頼まれてたくさん買っていったな
龍角散ダイレクトだっけ、味の付いているもの。
30箱くらい持っていって買い取ってもらった。
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中国の薬事情ってよく分からんな
漢方なんか凄そうなんだけどまがい物が多いのかな?
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龍の角は規制がかかるからな、もちろん生きている龍もアウト
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↑養殖ものなら使用が許されてるだろ
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↑養殖ものは抗生物質とホルモン剤をたっぷり投与されてるからちょっとなー
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助さん、龍角散、懲らしめてあげなさい
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成分自体はそんな珍しいものじゃないし、
それこそ原材料は中国の方が手に入りそうなもんだし類似品ありそうだけど、
日本ブランドである事に意味があって中国人に人気なのかな。
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↑漢方の発祥は中国だけど、研究は日本の方がずっと進んでるし
品質の良い材料はみんな日本企業が買っちゃうから
世界シェアでも漢方薬は日本が圧倒的
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本場に勝るとは凄いな
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↑本場過ぎて変なプライドが邪魔している。

日本は漢方の効能を認めつつ、
効果があるものだけ科学的アプローチで証明していく手法を使っているけど、
中国の場合は五行説と密接不可分に結びついてしまって「本家の漢方」として成立、
それが逆に邪魔になっている。

日本でも「ものづくり神話」が電機産業の思考をしばり、
結果的に世界に後れを取ったけどあんな感じ。
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ミスチルのボーカル御用達らしいからな
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漢方は向こうが専門だろ
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↑親戚の薬剤師が言ってたが、日本の製薬会社は漢方由来の生薬と現代の薬を組み合わせて製品化するのが得意らしいよ
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龍角散の粉をスニッフすると良く効くらしい
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確かに喉が痛いときに飲むと瞬時に効くからな
持続性はないが初めて飲んだとき驚いた
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そういやマスクと空気清浄機も日本製が売れてるって聞くなぁ
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中国は日本みたいに厳しい薬事法が無いとかで 根拠なく効果効能を表記する粗悪サプリが溢れてるらしい。
だからこそ 日本人が使う日本の薬への信頼先は絶大なんだと思う。
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違法なカードとかいうから重く見えるけど
単に知人の入会ポイントをまとめて使ったって話だろ?
多少知人にキックバックしてたり了承えてたら問題ないレベルの
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↑1人で35人分の特典ポイント使ったから捕まった
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本家の漢方は経験則と陰陽五行とかの概念でできてる
日本の漢方は伝わってから薬理効果だけを追求してったもの
だから薬としては中国のものより即効性がある。
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中国人と商売してるから今度送る荷物に龍角散おまけに入れとこうかな
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龍角散ってそんな万能薬みたいな効果あったっけと不思議に思ってスレ開いたら
大気汚染の神薬か
ちょっと納得
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龍角散を口から吹いてジーン・シモンズの物真似やったよな
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サンテボーティエ(目薬)
アンメルツヨコヨコ(痛み止め塗り薬)
サカムケア(軟膏絆創膏)
熱冷シート(冷湿布)
イブクイック(痛み止め錠剤)
サロンパス(湿布)
ニノキュア(皮膚薬)
ハイチオールC(栄養剤)
ビューラックA(便秘薬)
口内炎パッチ大正A(口内炎薬)
命の母A(栄養剤)
龍角散(のど薬)

製薬の100均小林製薬大人気だな
薬に耐性ないから小林のでも効果絶大なんだろうが
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あっちでは既に盗品やら業者の横流し品やらで日本と変らん値段で売られてる上に偽物も混じってめちゃくちゃな市場になってる。人気であることは確か。でも薬局程度の価格で買って転売しても全然儲からんよ。
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龍の角ってどうやって手に入れてるんだ?
象牙みたいなもんか?閑話休題、龍骨・龍脳・鹿角霜を使っていたらしいが今は使ってないらしいな。
佐竹の殿様御用達の藩薬だったんだってな。
負債40億円で傾いていたのが不死鳥のように甦った会社らしいぞ。
ゴホンとやったら龍角散が飛び散るだろうと思っていたのは俺だけか?
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中国人は日本製品のイメージアップにいつも貢献してくれるな、いい奴らだ
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日本では人口が減るけれど、すぐ近所に13億人の消費者が待っているわけで、その市場はアメリカ人より日本人の方が入り込みやすいんですね。そこんとこから国家戦略を考え直さないと。アメリカの機嫌取っても、何も買ってくれませんw



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実写版「ハイジ」のこと

実写版「ハイジ」が公開されているが、知名度が低いようなので、宣伝協力として、半年ほど前に別ブログに書いた記事を転載する。




実写版「ハイジ」と実写版「アン」
これはかなり良さそう。アニメの「ハイジ」の影響が見られるが、そこが良い。もはや、あのアニメのイメージから離れると、「コレジャナイ」感がひどくて、見られないだろう。欧米の観客にとってもそうだと思う。(「ハイジ」のアニメはあまりになじまれているため、あちらの子供たちには欧米作品だと思われているという。)ペーターがかなり不細工な顔であるのも悪くない。なまじ美少年にすると、ペーターのあのアホさとの違和感が強くなるだろう。アルムおんじは、このイメージで完璧だろう。
ハイジも、ほぼ完璧ではないか。笑顔が可愛い。
クララは少し惜しい。もう少しだけ年齢を下げたほうが良いように思う。顔がおばさん臭い。

なお、ネットフリックスで実写版「赤毛のアン」もやっているが、ダイアナがインド系の顔の不細工な少女なので、第二回以降は見ていない。アンは原作に近いイメージであるし、マリラやリンド夫人はほぼ完璧なのだが、マシューとダイアナが良くない。それに、原作に無い話(アンがフランス人の雇われ少年に悪態をつく場面)を入れており、脚本家や監督が「自分の味」を出そうとする、失敗作にはおなじみの悪いパターンになっている。



これがスイスの本気! 21世紀版実写「アルプスの少女ハイジ」が8月公開

くしゃっとした髪型とそばかすが印象的な21世紀のハイジ。

[西尾泰三ねとらぼ]


 世界中で愛されるヨハンナ・スピリの名作児童文学「アルプスの少女ハイジ」の最新実写映画「ハイジ アルプスの物語」(原題:HEIDI)が、8月に日本で公開されることが決定しました。これがスイスの本気……。



ハイジとアルムおんじ むしろアルムおんじがハイジがかわいくてしょうがない感



 これまでに世界で約60言語に翻訳され、5000万部以上発行されている同作は、日本でも1974年に高畑勲、宮崎駿らの手でアニメーション化され人気に。21世紀版ハイジとしてスイスが情熱とプライドを掛けて製作したのが今作です。




 アルプスの山の大自然に囲まれ、ガンコだけれど優しい祖父(アルムおんじ)と楽しく暮らすハイジが、大富豪のお嬢さま・クララの話し相手として、フランクフルトの都会へ連れていかれることに。クララとの友情をはぐくむも、アルムおんじの待つアルプスの山を恋しがるストーリーとなっています。



ハイジとクララ ハイジとクララ
ハイジとペーター 山道でもへっちゃらなヤギを連れるハイジとペーター



 同作でくしゃっとした髪型とそばかすが印象的なハイジを演じるのは、500人の候補の中から選ばれたアヌーク・シュテフェン。アルムおんじは「ヒトラー ~最期の12日間~」のブルーノ・ガンツ。その他、公開された場面写真では、クララやヤギ飼いの少年ペーターの姿もみられます。




 スイス人監督のアラン・グスポーナーは、原作の根底には“抑圧からの解放”と“自分の居場所を見つける”という普遍的なテーマがあるとしており、今作でもそれが描かれるようです。



(C)2015 Zodiac Pictures Ltd / Claussen+Putz Filmproduktion GmbH / Studiocanal Film GmbH


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「私の銀行口座」(スティーブン・リーコック)の試訳

「女か虎か」と同様、「徽宗皇帝の娯楽的語学ブログ」に載せてあったものである。
ユーモア小説として、非常にいい作品だと思うし、日本語には訳されていないと思うので、例によって私の下手でいい加減な訳でも公開する意義はあるかと思う。著作権の問題は、まあ、見逃してもらおう。スチーブン・リーコック(英語綴りは「ステファン」と読めそうだが、一般的には「スチーブン・リーコック」で日本には知られている。)の作品の翻訳自体が少ないかと思うので、彼のための宣伝になると思ってほしい。









MY BANK ACCOUNT(私の銀行口座)


                


            STEPHAN LEACOCK


 


 


  最初に言っておくが、この英文は原文そのままではなく、易しくリライトされたもののようである。だから非常に読みやすいのだが、上級者向けではない。しかし、うまくリライトされている感じであり、十分に面白いはずである。


  (注)は中学生レベルの読者を想定してつけてある。


  (研究)は英語的に興味深いところや、作品解釈上の留意点を書いてあるが、ただの雑談にすぎないものもある。


 


 


     


 


When I go into a bank I get frightened. The clerks frighten me; the desks frighten me; the sight of the money frightens me; everything frightens me.


The moments I pass through the doors of the bank and attempt to do business there, I become an irresponsible fool.


I knew this before, but my salary had been raised to fifty dollars a month and I felt that the bank was the only place for it.


So I walked unsteadily in and looked round at the clerks with fear. I had an idea that a person who was about to open an account must necessarily consult the manager.


I went to a place marked “Accountant”. The accountant was a tall, cool devil. The very sight of him frightened me.


 


(注)


irresponsible:責任能力の無い、当てにならない   was about to:今にも~しようとする  "Accountant”:会計係 *銀行なら口座係とでも言うのかもしれない。 


 


(研究)


frighten:ぎょっとさせる  


・日本語の「驚かされる」には、実はあまり驚かされるニュアンスが無い。「君には驚かされるよ」などと平然とした口調で言ったりする。したがって、ここでは「肝を潰す」などの訳語がいい。この「frighten」は、いわば作品全体のキーワードであり、この後の彼の行動のすべては彼が「frighten」したことから来ている。誰でもそういうことはあるもので、場違いな場所に行った時の舞い上がった気分がこれから先の話の展開の鍵になっている。


frightenfrightens


・第一段落後半の文はセミコロンによる並列描写だが、複数形の語が主語の時には動詞には「三単元のS」は付いておらず、単数の時には付いている。注意したいのは「 the sight of the money」や「everything」は単数扱いであると言うことだ。


fifty dollars a month


・もちろん、大した金額ではない。だが、本人にとってはなかなか大したものという気分だったので、つい銀行に口座を開こうなどと大それたことを考えてしまったのである。それが悪夢の体験になるとも知らず。


I knew this before


・「this」が何を指すのか、解釈に迷うが、指示語は直前の記述を指すという原則通りに、この時の自分の精神状態を指すと解釈する。「this」が銀行を指すなら、「this place」とか言いそうであるし。


 


[試訳]


 


「私の銀行口座」      スティーブン・リーコック


 


     


 


銀行の中に入った時、私はぎょっとした。事務員たちに私はぎょっとした。並んだ机に私はぎょっとした。金の並んだ光景にぎょっとした。すべてに私はぎょっとした。


銀行のドアを通ってそこで何かの用事をする段になると、私は責任能力の無い馬鹿になってしまう。


そうなることは前から分かっていた。しかし、私の給料が月50ドルに上がったので、銀行こそがその金を置くべき場所だと私は思ったのである。


そこで私は不確かな足取りで中に入り、びくびくしながら事務員たちを眺め回した。銀行口座を開こうとする者はすべからく銀行のマネージャーに相談する必要があるという考えを私は持っていた。


私は「口座係」と書かれた場所に近づいた。口座係は背の高い、冷酷そうな悪魔であった。彼のその姿は私を脅かした。            


 


     


 


My voice sounded as if it came from the grave.


“Can I see the manager?” I said, and added solemnly, “alone.” I don’t know why I said “alone”.


“Certainly,” said the accountant, and brought him.


The manager was a calm, serious man. I held my fifty-six dollars, pressed together in a ball, in my pocket.


“Are you the manager?” I said. God knows I didn’t doubt it.


“Yes,” he said.


“Can I see you,” I asked, “alone?” I didn’t want to say “alone” again, but without this word the question seemed useless.


 


*難しい単語も構文も無しで、英語というものは書けるものだな、という感じだ。こうした短い文章に習熟するほうが、英語上達の上でも早道だろう。


 


(注)


pressed together in a ball:札束が一緒くたに握り潰されて丸くなっている、ということ。


 


(研究)


but without this word the question seemed useless


・直訳すれば「だが、この言葉無しでは質問が無効な気がしたのだ」となるが、下の試訳では少し意訳してある。また、段落分けも少し変えてある。訳の上では邪道かもしれないが、もちろん、その方がいいという判断によるものだ。


 


[試訳]


 


私の声は墓から出てきたかのように響いた。


「マネージャーに会えるかね?」私は口座係に言った。そして「他の人無しでだ」と厳かに付け加えた。どうして自分がそんなことを言ったのか、私は知らない。


「もちろんです」と口座係は言って、マネージャーを連れてきた。


マネージャーは静かな、真面目そうな男であった。私は自分の65ドルをポケットの中で握りしめていたので、それは握り潰されてボールのように固まっていた。


「あなたがマネージャーかね?」私は言った。神かけて、私はそれをまったく疑ってもいなかったのだが。


「そうです」彼は言った。


「話をしたいのだが」と私は言った。「他の人抜きで」


「他の人抜きで」などと言うつもりはまったく無かったのだが、そう言わないと次の言葉が出てこないような気がしたのだ。


 


     


 


The manager looked at me with some anxiety. He felt that I had a terrible secret to tell.


“Come in here,” he said, and led me the way to a private room. He turned the key in the lock.


“We are safe from interruption here,” he said, “sit down.”


We both sat down and looked at each other. I found no voice to speak.


“You are one of Pinkerton’s detectives, I suppose,” he said.


My mysterious manner had made him think that I was a detective. I knew what he was thinking, and it made me worse.


“No, not from Pinkerton’s,” I said, seeming to mean that I was from a rival agency.


 


(注)


 Pinkerton:有名な探偵社の名前である。


 


(研究)


He felt that I had a terrible secret to tell.


・この書き方だと、一人称視点の記述がこの部分だけ「神の視点」になるのでまずいのだが、リライト前の原文もそうなのかどうかは不明。厳密には最初の「The manager looked at me with some anxiety.」も「神の視点」である。つまり、本当は「マネージャーは好奇心を持って私を見た『ように私には見えた』」と続けないと、一人称視点にはならないのだが、言うまでもなく、そうすると文章がごちゃごちゃする。小説における視点の問題は面倒である。試訳では、そのあたりを何とか誤魔化している。


seeming


・分詞構文の用法は高校時代にさぼった部分なので苦手だが、「そしてそれは~に見えた」といったところか。


 


[試訳]


 


マネージャーは好奇心の表情で私を見た。私が恐るべき秘密を話そうとしているのだと思ったのだろう。


「こちらへどうぞ」、彼は言って私を面会室に導いた。彼は部屋の鍵をかけた。


「これで邪魔は入りません」、彼は言った。「どうぞお掛けください」


我々は椅子に腰を下ろし、お互いを眺めた。私は何と話せばいいのか分からなかった。


「もしかして、あなたはピンカートン社の探偵ではないですか?」、彼は言った。


私のミステリアスな態度が彼をそのように想像させたのだろう。彼が考えていることが私には分ったが、それは私の精神状態をいっそう悪いものにした。


「いや、ピンカートンの者ではありません」、私は言ったが、それはまるで私がピンカートンのライバルの探偵社から来たかのように聞こえた。


 


     


 


“To tell the truth,” I went on, as if someone had urged me to tell lies about it, “ I am not a detective at all. I have come to open an account. I intend to keep all my money in this bank.”


The manager looked relieved but still serious; he felt sure now that I was a very rich man, perhaps a son of Baron Rothschild.


“ A large account, I suppose,” he said.


“Fairly large,” I whispered. “I intend to place in this bank the sum of fifty-six dollars now and fifty dollars a month regularly.”


 


*まったく難しい表現や単語が使われていなくても、これだけの内容が表現できるということに感心してしまう。こういう文章を中学校や高校の教科書に採用してくれれば、英語もいっそう楽しく感じるだろうし、勉強にも役立つと思うのだが、ユーモアの要素ほど学校教科書に欠如したものは無いのが現実である。


 


(注)


urge:せきたてる、強制する    Fairly:かなり、まったく


 


[試訳]


 


「本当のところ」、私はまるで誰かが私に嘘を強要していたかのように言葉を続けた。「私はまったく探偵などではありません。私は口座を開きに来たんです。自分の金をすべて、この銀行に預けようと思いましてね」


マネージャーはほっとしたような顔をしたが、まだ真剣な表情だった。彼はきっと私が大金持ちだと確信しただろう。多分、ロスチャイルド男爵の息子だとでも。


「きっと大金なのでしょうな」、彼は言った。


「かなり大金です」、私はささやいた。「私は今、総計56ドルと、それから毎月50ドルを定期的にここに預けるつもりです」


 


     


 


The manager got up and opened the door. He called to the accountant.


“Mr. Montgomery,” he said, unkindly loud, “this gentleman is opening an account. He will place fifty-six dollars in it. Good morning.”


I stood up.


A big iron door stood open at the side of the room.


“Good morning,” I said, and walked into the safe.


“Come out,” said the manager coldly, and showed me the other way.


I went up to the accountant’s position and pushed the ball of money at him with a quick, sudden movement as if I were doing a sort of trick.


 


(注)


safe:金庫室 


 


(研究)


is opening


・進行形によって近い未来を表すという用法。


Good morning.


・この場合は、「お早う」ではなく「さよなら」である。用事が終わって、相手を早く追い出したい時、「Thank you.」などと言うこともある。これは「話は終わりだよ」というニュアンスを持っているわけだ。


 


[試訳]


 


マネージャーは立ち上がってドアを開けた。彼は口座係に声を掛けた。


「モンゴメリー君」、彼は不親切な大声で言った、「この紳士が口座を開きたいそうだ。この方は65ドル入れてくださるそうだ。では、さよなら」


私は立ち上がった。


大きな鉄の扉が部屋の横に開いていた。


「さよなら」私は言って、金庫室の中に入った。


「出てきなさい」マネージャーは冷たい声で言って、私を別の出口へ導いた。


私は口座係のところに行って、その男の前に丸められた金を素早く置いたが、まるでそれは何かの奇術でもしているみたいだった。


 


     


 


My face was terribly pale.


“Here,” I said, “put it to my account.” The sound of my voice seemed to mean, “Let us do this painful thing while we want to do it.”


He took the money and gave it to another clerk.


He made me write the sum on a bit of a paper and sign my name in a book. I no longer knew what I was doing. The bank seemed to swim before my eyes.


“Is it the account?” I asked in a hollow, shaking voice.


“It is,” said the accountant.


“Then I want to draw a cheque.”


 


(注)


chequecheck *綴りが間違っているよ、とワードの馬鹿が言う(下に赤い波線が出る)ので驚いて辞書で調べると、何のことはない、chequeは英国式の綴りであった。米国式以外は間違った綴りだという、この傲慢さ。これがアメリカ帝国主義という奴である。


 


[試訳]


 


私の顔は真っ青になっていた。


「ほら」、私は言った、「これを私の口座に入れてくれ」。私の声はまるで「この苦行を、我々がやる気があるうちにやってしまおうぜ」と言っているかのようだった。


彼はその金を手に取って、他の事務員のところに持っていった。


彼は何枚かの紙に金の総計を書かせ、通帳に私の名前を書かせた。私はもはや自分が何をやっているのか分からなかった。銀行がまるで私の目の前で泳いでいるみたいだった。


「これが口座かね?」私はうつろな、震え声で言った。


「そうです」口座係は言った。


「では、小切手を使いたいんだが」


 


     


 


My idea was to draw out six dollars of it for present use. Someone gave me a cheque-book and someone else began telling me how to write it out. The people in the bank seemed to think that I was a man who owned millions of dollars, but was not feeling very well. I wrote something on the cheque and pushed it towards the clerk. He looked at it.


“What ! are you drawing it all out again? ” He asked in surprise. Then I realized that I had written fifty-six dollars instead of six. I was too upset to reason now. I had a feeling that it was impossible to explain the thing. All the clerks had stopped writing to look at me.


 


*言葉や構文はあまり難しくないが、訳の上で迷う部分がいくつかある。まず、「 was not feeling very well」は、「気分が良くない」と、「機嫌がよくない」のどちらがいいかだが、これは後の行動との関連で「機嫌がよくない」とした。それから、「to reason」と、直後の文の中の「to explain」は、同じような内容なので、一文にまとめようかと思ったが、元の文のまま2文に分けて訳した。このあたりは、私の勘違いがあるかもしれない。


 


[試訳]


 


私は当座の使用のために口座から6ドル引き出すつもりだった。誰かが小切手帳を私に与え、誰かがその書き方を私に教えた。銀行の中の人々は私のことを、数100万ドルの金の所有者だが、少々機嫌が悪いのだと考えているように見えた。私は小切手に何か書いて、それを事務員に渡した。彼はそれを見た。


「何と! あなたは今入れた金を、もう一度全額引き出すのですか?」彼は驚いて言った。私は自分が6ドルと書くつもりで56ドルと書いたことに気づいた。私は気が動転して、その理由が言えなかった。私には事情を説明するのは不可能だという感じであった。事務員たちは皆、仕事を中断して私を見ていた。


 


     


 


Bold and careless in my misery, I made a decision.


“Yes, the whole thing.”


“You wish to draw your money out of the bank?”


“Every cent of it.”


“Are you not going to put any more in the account?” said the clerk, astonished.


“Never.”


A fool hope came to me that they might think something had insulted me while I was writing the cheque and that I had changed my mind. I made a miserable attempt to look like a man with a fearfully quick temper.


 


  ほとんど注釈の必要な言葉も構文も無い。あまり英語の知識は増えないが、すらすら読めて面白いのではないか。ただ、訳すとなると、なかなか表現が難しい。日本語力の方が問題になりそうである。miserable一つでも「みじめな」とするか「情けない」とするかで多少のニュアンスの違いは出てくるだろう。そのあたりは勘で訳すのだが。


 


[試訳]


 


みじめな気持ちに包まれつつ、私は猪突猛進的な無謀さで決定を下した。


「そうだ、全部をだ」


「あなたは御自分のお金を銀行からすっかり引き出すのですね?」


「1セントも残さずだ」


「口座にはもう、少しもお置きにならないのですか?」驚いて事務員は言った。


「置かないよ」


私が小切手を書いている間に何か侮辱的なことがあったので、私は気持ちを変えたのだと彼らは考えてくれるのではないか、という愚かな望みが心に浮かんだ。私は恐ろしく短気な人間に見えるよう、みじめな努力をした。


 


     


 


The clerk prepared to pay the money.


“How will you have it?” he said.


“What?”


“How will you have it?”


“Oh”—I understood his meaning and answered without even trying to think—“in fifty-dollar notes.”


He gave me a fifty-dollar note.


“And six?” he asked coldly.


“In six-dollar notes,” I said.


He gave me six dollars and I rushed out.


As the big door swung behind me I heard the sound of a roar of laughter that went up to the roof of the bank. Since then I use a bank no more. I keep my money in my pocked and my savings in silver dollars in a sock.


 


*これで「私の銀行口座」は終わりである。銀行のいかめしい雰囲気の中で平常心を失ってあれこれドジなことをするのは、誰でもありそうなことだが、そもそも小銭しか持たない人間が銀行に足を踏み入れてしまったのが間違いだったのだ。銀行の人間がそういう客を陰で「ゴミ」と呼んでいるのは日本だけのことではないだろう。


*あまりにも易し過ぎて、英語の勉強にはならなかったかもしれないが、逆に、「易しい英語表現」の勉強にはなったのではないだろうか。途中からは、まったく「注」も「研究」も不要だと判断したくらい、易しい英文だった。


 


[試訳]


 


事務員は金を支払う支度をした。


「どのようにお持ちしますか?」彼は言った。


「えっ?」


「どのようにお持ちしますか?」


「ああ」――私は彼の言葉を理解して、まったく考えもせずに答えた。「50ドル紙幣で」


彼は50ドル紙幣を渡した。


「で、6ドルは?」


「紙幣で」私は言った。


彼が渡した6ドルを受け取って、私は逃げるように外に出た。


大きなドアが私の後ろで閉まった瞬間、私は銀行の屋根まで立ち登る大笑いのどよめきを聞いた。それ以来私は銀行を使ったことはない。金はポケットに入れ、貯金は靴下に銀貨で入れている。





                    「私の銀行口座」終わり


 







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アルコール依存症と喫煙癖が生命に危険を及ぼす明白な事例www

171: 名無しさん 2017/09/15(金)12:18:46 ID:gpF
ボトルの中の液体を酒だと思って飲んだらガソリンだったため、
慌てて吐き出し服がガソリンまみれになった。口直しのためにタバコに火をつけようとして引火し焼死。(アメリカ合衆国)【2014年】

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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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