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まずは「見えない敵」の姿をあぶりだそう

今日の「徽宗皇帝のブログ」で福島原発汚染水の問題を扱ったが、その補足として「反戦な家造り」から転載する。
日本の原発が米国の核戦略の一部であるということを指摘したのは苫米地英人だったが、その指摘した事も多くの人の認識に上ってきたようである。つまり、日本は米国の意思に逆らうことは不可能であるから、原発問題を日本政府の意思で決めることはできないわけだ。したがって、国民の過半数が反対した原発再稼働が国民意思を無視して決定され、さらに図々しく、電力料金値上げによって電力会社の免罪がいわば公式表明される、ということも不思議ではない。すべては宗主国の意思一つ、ということである。
ならば、ここで我々が問うべきことは、下記記事のタイトルのとおり、「僕たちは何と闘っているのか」であろう。
前に書いたように、戦う相手を間違えた戦いほど無意味なものはない。
日本が米国から本当に独立することが、大きな意味では(放射能汚染問題、TPP問題など)国民の生命と生活を守ることになり、また未来の子孫たちの幸福にもつながるのである。
そのための方法については、またいずれ考えたい。



(以下引用)




僕たちは何と闘っているのか



原発や放射能やTPPや消費税や、つぎつぎとトンデモナイものが押し寄せてくる。

とにかくそれに反対し、なにがしかの声を上げている人びとは、「闘っている」という実感を持っていることだろう。
だが、闘う以上は敵がある。敵が何なのか、どこにいるのか、何を考えているのか 分かっているのだろうか。

例えば原発。
原子力村という言い方がされる。テレビでも電力会社、官僚、政治家、御用学者などなど、それらしい面々が映る。こいつらの利権のために原発は推進されているんだ。そう思って闘っている人も多いだろう。

でも、ちょっと考えてみよう。日本国内の原発を止めたら、連中の食い扶持は本当になくなるのか?

たしかに、税金だけでも年間数千億円、さらに総括原価方式による電気料という名目で原発存在料を国民からいくらでも吸い上げることのできる「原発」という化け物は、その利権に与るものにとっては、天上の甘露であり、命より美味しい麻薬だということは、多くの人の指摘するとおりである。

原発という麻薬を口にした者達は、人間性を破壊され、理性を失い自分にとっての利害すら冷静に判断することができなくなっている。その気になれば、他の方法で同様の利権をむさぼることもできるのに、もう「原発」以外には何も考えられなくなっている。
いわゆる「原子力村の住人」というのは、ほとんどがこうした化け物たちである。

しかし、私は不思議に思うのである。
中長期の見通しも立てられないこうした麻薬患者が、本当に原発推進の大本営なのだろうか? と。

利益だけなら、必ずしも原発ではなくても吸い上げる方法はいくらでもある。
太陽電池であろうと、ガスコンバインドであろうと、あくどい連中が結託してあくどいカネの算段をすれば、同じような利権を構築することは、充分にできる。
どうしても原発で儲けたいむきには、輸出という「明るい未来」が開けている。

事実、事故直後の菅政権下において、こちらの方向に進みかけた時期もあった。
目の前の麻薬しか目に入らない連中は、切り捨てられるかに見えた。

実を言えば、2011年の後半には、私はかなりの確率で脱原発は実現するのではないかと思っていた。他でどんなに利権をむさぼられようと、とりあえず原発が止まるのなら、止まらないよりはいいと考えていた。

ところが、その後の野田政権では、原発中毒患者が息を吹き返し、日本の「原子力中毒村」は存続が決まった。
20万人からの人々が首相官邸や国会を取り囲むという、戦後史に特記すべき事態に対しても、「大きな音だね」とうそぶく野田政権は、自らの党がボロボロになることも省みず、一切動揺することなく原子力中毒村を復活させた。

この様子を見ていて、私は自分の認識が甘かったことを思い知った。
原発を、日本の原子力を動かしているのは、まったく別の力が働いている。そのことに、遅まきながら気がついた。

■■

逆から考えれば、実は簡単なことだったのである。
日本の原発を全て止めて、脱原発を宣言したときに、一番困るのは何なのか。

それは、誰が「日米原子力協定を破棄するのか」ということ。

5年後に更新期限を迎える日米原子力協定。これがある限り、日本が勝手に「原発やめました」とは言えないのである。
日米地位協定を残したまま「米軍基地は無くします」とは絶対に言えないのと同じことだ。

もちろん、形式的には5年後の更新時の半年前に事前通告すれば、日米原子力協定は破棄することはできる。5年間は使いもしないウランを買い続けたり、いろいろと矛盾もあるが、形式的には不可能ではない。

また、オバマ政権は基本的には原発に消極的だ。核軍縮も進めている。だったら、日米原子力協定だって止められるのではないか。そのようにも見える。

それは、日米原子力協定が何のためにあるのか、ということを見ない議論になってしまう。
原子力というからわかりにくい。Nuclear 核 である。
原子力発電についての協定ではなく、米国の核戦略にかかわる協定なのである。
要点中の要点を抽出するならば

①日本の核は米国が管理する

②日本では再処理によってプルトニウムを製造・貯蔵すべし

という2点に尽きる。

①は米国にすれば当然の話ではある。
では、②のプルトニウムは何なのだろうか。

米国にとってのプルトニウムとは、自らの核武装に無くてはならぬものであると同時に、あまりの危険性ゆえに、できれば自分では持っておきたくない地獄の門番なのでる。

米国も最初は自国内で使用済み燃料からプルトニウムを作る再処理を試みたが、余りの危険性と費用の増大に1970年代には放棄してしまった。
そこで考えたのが、遠くはなれた属国で、使用済み燃料からプルトニウムを作らせて、貯蔵させておこうという戦略である。

日本は、自分では原子力発電をやっているつもりかもしれないが、実際は、米国の核原料貯蔵庫であり、再処理実験場であり続けてきたのである。
その日本が、自分の都合で、原発辞めます とは言えない、言わせてもらえないのだ。

■■




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批判する事は容易か?

「晴耕雨読」から転載。
記事の内容は、すべて賛成異議なし、であり、転載するのはただ拡散のためである。
柳井というのは国賊であり、人非人だ、としか言いようがない。こういう人間がトップにいる会社に勤めること自体、その社員は恥じるべきだろう。孟子ではないが、「惻隠の情の無い人間は人間ではない」。そして、柳井には惻隱の情というものがカケラも無い。自分が億という金を稼げるなら、社員全員が年収100万円の貧困生活を送ってもかまわない、という人間である。このような会社が日本に存在していること自体、日本の恥だろう。
ついでに、後でもう一つ引用をしておくが、そちらは、私のような「批判老人」を批判する記事だ。世の中のことは、すべて運命として受け入れなさい、という「有難い」アドバイスをよくなさっているあるブログからの引用だが、私は、批判精神を失った人間はもはや人間ではない、と考えている。したがって、「相田みつを」的精神というものが一番大嫌いである。人々がすべてを肯定するかぎり、世の中が改善されることは絶対に無い。世の流れに抵抗し、反抗した人間は、体制によって抹殺される。だが、その抵抗や反抗が少しずつ世界を良くしていくのである。そして、「反抗しなかった人間」たちが、その恩恵を享受するのである。何て「賢い」生き方だろう!(嗤)
私は怠惰で愚鈍で怯惰な人間だが、せめて批判すべきものに対して批判の声を上げることだけはやり続けたい。それが、「今生きている人間の未来への義務」だと思っている。

「そして、人は、野次やあら探しをする度に、品格を落とし、頭は悪くなり、容姿まで醜くなるのである。」

そうですか。ならば、私は下品で、頭が悪くて、容姿の醜い老人を目指すことにしよう。もうすでにそうなっているって?(笑)




(引用1)



2013/4/25


「国家は「成長するか死ぬか」というような脆弱で危険なシステムではありませんし、あってはなりません」  TPP/WTO/グローバリズム

内田樹氏のツイートより。

もうインタビュー受けないと発作的に宣言したら、みんな喜んでいましたね(喜び方はそれぞれですが)。

でも、その後三つも取材受けちゃったから、また「オオカミ少年」になりそうです。

でも、「改憲について」とか「安倍政権の参院選構想」とか訊かれたら、ついしゃべっちゃうじゃないですか。

安倍自民党は国民国家の解体を推し進めようとしてます。




財界も官界もメディアも基本的にはこのグローバル化の方向に賛成です。

一般市民も「なんだか景気がよくなりそうな話だ」と思って浮かれている。

でも、それは日本の未来を売り払った分を前倒しで受け取っているだけなんです。

株式会社の平均寿命は日本で7年、アメリカで5年です。

これからもっと短くなってゆくでしょう。

20年後にアップルがまだあるか、グーグルやマイクロソフトが存在するか、なんて誰も考えていない。

20年後に存在しないかもしれないことはそれらの企業の現在の価値を少しも損ねるものではありません。

「寿命5年の生き物」にとっての合理的な政策選択と、「寿命100年の生き物」にとっての適切な政策は違うものです。

まるで反対になることもある。

「寿命5年の生き物」に向かって「そんなことを続けていると10年後には大変なことになる」と言っても意味ありません。

その頃には生きてないから。

僕たちだって「そんな生き方をしていると200年後には死ぬぞ」と脅されても鼻で嗤って相手にしません。

「その前にこっちが死んでるよ」。

政策判断の適否はいったいそれが「寿命どれくらいの生物を基準にしているか」で変わってきます。

グローバル企業は「最大5年」の射程で政策の適否を判断します。

ブラック企業なら「この四半期」だけを基準にするでしょう。

国民国家はとりあえず孫子の代まで「100年」の射程で政策選択の適否を判断しなければならない。

グローバル資本主義と国民国家の相性が悪いのは当たり前なんです。

安倍自民党が政策の適否判断の基準にしている「政治的生き物」の寿命は経済政策については「この四半期」、外交についてもせいぜい半年というところです。

20年後の日本はどうなるの・・・という声は「この四半期が乗り切れないと20年後なんかないんだよ!」という怒声でかき消されます。

彼らは彼らなりに合理的に思考しているつもりなんです。

でも、国民国家の行く末のことは「金がなければ始まらない。

金ができてから考えればいい」と思っている。

とりあえず日本のフラット化を推進するために社会的共通資本をぜんぶばらす。

医療、教育、司法を壊して、「更地」にする。

社会的共通資本は「共同体を長期にわたって維持するための装置」ですから惰性が強いし、短期的に見ると収支勘定が合わない。

そういう社会全体の流動化を妨げる装置はグローバル化の「敵」ですから。

朝日のユニクロの記事読みました。

grow or die というのは会社経営者にとってはある意味「常識」でしょう(「会社経営に現状維持というようなゆるい選択肢はない。大きくなるか、つぶれるかだ」と経営者はみんな言います)。

でも、それは私企業の話です。

国家は違います。

国民国家というのは「現状維持できれば、上出来」というシステムです。

国家は「成長するか死ぬか」というような脆弱で危険なシステムではありませんし、あってはなりません。

> 麻生副総理のCSISにおける全水道民意営化論。いったい、誰に吹きこまれたんでしょうかね。TPPとリンクしていますが、国富蕩尽へ向かってまっしぐらの自民党首脳。いいのかね。

> こうやって、国家の資産がグローバリストに売り渡されていくわけだ。そりゃ、グローバリストは喜びます。市場化ってのは、市場を本来市場じゃないところまで拡大してゆくことなんですね。

> 円安で燃料費が高騰のため、イカ釣り操業が一斉に休止とか。イカ釣りだけじゃないですね。船は出せば出すだけ赤字になる。肥料もね。そうか、TPP。あんなに強気だったのは、円安になれば漁業も農業もやってられなくて自滅するから今は騒いでいるけど大丈夫だもんね、って目論んでいたのかも。

> 「『年収100万円も仕方ない』ユニクロ柳井会長に聞く」。こういう人には、従業員の生活に対する関心なんて、何もないんだろうねえ。あるのは企業のもうけだけ。従業員はもうけの手段。まったくヒドイ経営姿勢だ。 http://t.asahi.com/akzl

兄ちゃんと朝からアベノミクスと北朝鮮と改憲の話。

短期的な利益追求はほぼシステマティックに長期的利益を損なうとは経営者の経験からの兄ちゃんのご意見。

長期的利益を目指す企ては四半期ベースで見るとふつう減収をもたらす。

だから、在職期間中大過なく…と考える経営者が長期的には会社を潰す。

安部政権の経済政策は「この四半期を乗りきれなければ先はない」というエクスキューズで中長期的な国家戦略をニグレクトするものである、と。

今の政治家に30年後の日本のビジョンを持って政策判断している人はいない、と。

僕も同意見です。

車内である雑誌の原稿を書きました。

「日本はなぜ勝てないのか?」というお題。

あのね・・・これが「日本企業はどうして世界市場でトップシェアをとれないのか?」というふうに読み替える人は、その段階でもうグローバリストイデオロギーに取り込まれているんですよ。

この問いは「世界の国民国家はそれぞれの国益を最大化するために命がけの競争をしている」というのが前提にあるから出てくるわけですけれど、そんなことを不可疑の前提にしていいんですか?

実際にはこの問いから導かれる実践的な第二の問いは「では、どうやって国際競争力のある企業の製造コストを国民国家が負担して、彼らの収益を増大させるか?」という話に一気に矮小化されるわけですから。

でも、グローバル企業って、経営者は外国人、株主も外国人、社内公用語は英語、従業員も外国人、生産拠点は海外、法人税の納付先はタックスヘイブン。

別に「日本の企業」じゃないんです。

「日本の企業」というのは国民経済内部的な存在です。

だから、最優先課題に「どうやって1億3千万の同胞を食わせるか」を掲げている。

どうやって雇用を増やすか、どうやって雇用条件を引き上げるか、どうやって地域経済を潤すか、どうやって国庫に法人税を納めるか、それを考える企業のことです。

そういう「日本の企業」のためなら、国民国家はその資源を割いて支援すべきでしょう。

同じ目的なんだから。

でも、今のグローバル企業はそうじゃありません。

グローバル企業は製造コストを国民国家に「外部化」するために、国民国家を利用しているだけです。

新幹線や高速道路を作らせて流通コストを外部化する。

原発を稼働させて製造コストを外部化する。

有害物質を排出して環境保護コストを外部化する。

「英語が話せて、辞令一本で海外に赴任して、月300時間働いて、最低の賃金を甘受する」若者を「グローバル人材」と称して人材育成コストを外部化する。

国民国家はうまく使えば、グローバル企業にとって「使い勝手の良い」装置です。

国民国家の成員が「お国のため」に奉仕する気概があり、勤労・納税の意欲が高く、遵法精神に富んでいる方がそうでないよりもコストの外部化がしやすいですから。

だから「企業が収益を上げることが国益の増大なのだ」というロジックは彼らの生命線なのです。

そのために「日本はどうしたら勝てるのか?」という問いを立てる。

それは「私企業の収益を上げるために、あなたがたはどこまで『外部化されたコスト』を負担する気があるのか?」という問いに他なりません。

だから、こんなお題で特集を組むような媒体はそのこと自体で、すでに批評性を失っているということである、ということを書きました。

果たしてこの媒体はこの原稿を受理してくれるでしょうか?受理しれくれなかったらブログに全文掲載しますね!

たくさんRTありがとうございます。

みんな同じことを考えているんですね。

「勝てる企業を国民全体で支援すれば、結果的に企業の収益がトリクルダウンして国益増大につながるんだよ」という聞き飽きた反論が予想されますけれど、僕はそんな与太話を信じないということを申し上げているわけです。

などとぷりぷりしながら書いているうちにはや京都です。

神戸に帰ったら、次は朝日新聞のオピニオンの原稿を書きます。

これも同じ話になりそうです。

こんなにぷりぷりしているのはもちろん「世界同一賃金」と「年収一億と年収百万」への二極化を偉そうに宣言した男のせいです。

あんな経営者をロールモデルにすれば「日本が勝つ」と本気で信じている人がまだいるんでしょうか?

そういうことをこれからも喧伝する媒体は悪いけれど「もうおしまい」ですよ。

頭悪すぎます。

> なるほど、年収一億円のひとはユニクロを買わないし、年収百万円のひとはユニクロを買えない。てことは、ユニクロは日本を相手にしないってこと。日本人が客ではなく、製造も海外で、同一賃金の企業は、誰のために存在してるんでしょ。社長でしょ。いくない!






(引用2)「ITスペシャリストが語る芸術」より転載。






4月18日


優れた批評家は決してあら探しはしない


カテゴリ:芸術・哲学・神秘思想社会・教育

リンカーンの政治をどんな愚か者でもあら探しはできるし、ビル・ゲイツのビジネスを子供でも批判はできる。
人間は罵ったり野次ったりすることが大好きだが、「じゃ、あんたがやってみなさい」ということになって、責任を与えられたら、3秒ももたずに泣き出すに違いない。
ただ、責任がない立場で誰かを非難することには、奇妙な快感があり、それをやった経験がない者はいないほどだし、そんな愚かなことを卒業した立派な人間でも、油断すると、後で後悔はするのだが、うっかりやってしまうのである。
正論だとか、「まっとうな批判」という看板を上げたところで、責任を背負う気がないのなら、野次と何の違いもない。
そして、人は、野次やあら探しをする度に、品格を落とし、頭は悪くなり、容姿まで醜くなるのである。
老人になったからといって必ずしも醜くなるわけではないのだが、老人特有の醜悪さというものもある。それは「批判老人」の特徴で、責任のない立場で文句ばかりいう老人のなれの果てであるが、10代ですら、そんな「批判老人」の特徴を十分に備えた者は少なくないのである。Twitterで罵倒ばかりしている者ならあっという間であり、Twitterに姿が出ないことは幸いなことであろう。
だから私は、ゲーテが、「批判するな。青年時代の過ちを卒業しないうちに、老年時代の過ちを犯す」と言ったことを忘れないようにしたいのである。

沈黙の行というのは、断食と並び、高貴で崇高な行であるが、なぜ沈黙するのかというと、その目的の大半は罵る言葉を出さないためである。
イエスは、「人は口から入るもの(ここでは汚れた食べ物)で穢れはしないが、口から出るもの(言葉)で穢れる」と言った。そして、最も穢れる言葉とは、他者を貶める言葉であるが、人間はなぜかそれが好きなのである。沈黙の行者は、そんなもので心身、そして魂を穢さないよう、その苦しい行を行うのである。

総じて言うなら、品がなくみすぼらしい人間、道理を解せぬ愚かな人間、容姿も含めて醜悪な人間になりたくなければ、野次やあら探しでしかない、つまり、責任のない批判をしないことだ。
優れた人間は、相手の欠点ではなく美点を自然に探し、見つけるものである。
逆に、愚かな人間は相手に自分より優れた点があることを決して認めず、あら探しばかりするのである。
勘違いしてはならないが、優れた批評家は決してあら探しはしない。批評する対象の美点をさらに高めるための洞察をするのである。

これらのことを解すれば、もっと高いことを知ることができる。
現在の自分の状況に不満を持ち、世の中に文句を言うのは、運命を批判しているということなのである。
そして、それは、運命を定めた神を批判しているということなのだ。
ギリシャのデルフォイの神殿の入り口に「身の程を知れ」と書かれているらしいし、そんなことを知るはずもない徳川家康が、人生で最も大切なことは「身の程を知る」ことであると言ったが、神を批判することほど身の程知らずなことはない。
運命を無心に受け入れ、全てを受容すること・・・これを真に「あるがままにまかせる」と言うのであるが、そうであれば、最も幸福で充実した人生が送れるのである。




(追記)今回の柳井の発言はさすがにあちこちで批判が噴出しているようだが、おそらく柳井は「蛙の面にションベン」だろう。「貧乏人のひがみさ」くらいに思うのではないか。しかし、昔なら、企業トップがこういう発言をしたら、それこそ企業の存続に関わる大問題になっただろう。いや、今はそうならないとしたら、それはマスコミ全体が「新自由主義企業」を批判するな、という体制が敷かれているからだと考えられる。
下記記事は「たんぽぽ日記」からの引用だが、実体験に基づく話であるだけに興味深い。月給12万円! 月25日勤務、8時間労働と仮定したら「時給600円」である。こんなところに「正社員」として入る人間の頭を疑う。どうせ死ぬほどこき使われた上での、この報酬に決まっている。
しかし、日本全体がユニクロ化した社会が現実化する、という可能性もTPP加盟後には予測できるのである。


(以下「たんぽぽ日記」から引用)



予定されしもの「貧困」

ユニクロの柳井がクローズアップされている。

世界の長者番付や最も影響力のある人物にも選ばれた。

その柳井が世界統一賃金を打ち出した。
理由は日本人を貧しくするためだ。

柳井は数億円もの年俸をもらっている。
だがユニクロ社員の給料は最低賃金並みである。

実は私は一度ユニクロの面接を受けたことがある。
その時提示された月収が39才家族4人で僅か12万円。

あまりの安さにおどろいた驚いた私は「これでは生活できないので、残業や休日出勤しますから20万円はください」と言ったところ、面接官に思い切り嫌な顔をされた。

あとで知ったのだか、ユニクロは残業代を払うのが嫌いな「なんとか企業」らしい。

私の知人の息子も店長を勤めていたが給料が安すぎて辞めた。
であるのに柳井だけは莫大な年俸を受け取っている。

ようするに柳井はユダヤ人の教えどおり、
たった一人の王(神)とその他大勢の貧困者を産み出すシステムを構築している。

新聞や政治家か柳井を賛美するのはその為なのだ。
世界は聖書に書いてある一人の支配者と支配される大衆に分けられ、
大衆は預言どおり「永遠に支配」される。
















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コンビニエントな社会の家畜人間

「ギャラリー酔いどれ」から転載。
私の住んでいる所の近くで食品が買えるのはコンビニしかないので(少し遠出すればスーパーもあるが、面倒だ。)私はいつもコンビニのお世話になっている。弁当もたまには買う。まあ、サンドイッチ程度だが、それでもやはり保存料は使われているだろう。コンビニが各地域から他の小規模小売店を駆逐した今では、安全な食品を買うのは、庶民にはほとんど無理なのではないか。
コンビニとは「コンビニエンス・ストア」つまり、「便利な店」のことだが、その便利さは実は麻薬のようなもので、人間の健全な生活というものは、「便利さ」によって蝕まれることが多い。
かつての沖縄は長寿県だったが、今ではどんどん短命化している。その理由が、沖縄が自動車社会であることにあるのははっきりとしている。沖縄の人間は、(何しろ自動車は便利だから)どこに行くにも自動車を使い、自分の足で歩くことがほとんど無い。過剰な肉食、保存剤だらけのファストフードやコンビニ食品、スナック菓子、そして運動不足の結果は、肥満と免疫不全、高血圧、そして早死にである。そしてこれはべつに沖縄だけのことではない。ただ、沖縄が自動車社会であることで、現代生活の不健康さが加速され、他県に先駆けて短命化の現象となって表面化しただけだ。
今の私は沖縄ではなく京都在住だが、近くにコンビニしか無い、というのは最初に書いたとおりであり、また、たとえスーパーがあったとしても、そこで扱う食品はコンビニと大差は無いだろう、と思っている。
未来がこんな社会になるとは、若いころの私は想像もしなかった。
かつての我々が(そして今の人々が)嬉々として受け入れた便利さや「合理性」がもたらすのは、人間を消費ロボットや労働ロボット、あるいは家畜として扱う社会だったのである。

「福岡だったか、賞味期限切れのコンビ二弁当ばかりを
安く仕入れて、飼育している豚に与えていたところ、
次々と奇形の子豚が誕生したといった養豚業者の話もありました。」


(以下引用)



商店街の破壊者、コンビニ、郊外大型店、

◆http://ameblo.jp/64152966/entry-11513852148.html
『光軍の戦士たち』2013-04-18
◎「僕はコンビニ弁当食べない」
  ~コンビニ弁当工場で働いてる方のお話


☆http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=eXz2fe34cFw
コンビニ弁当工場で働いてる方のお話「僕はコンビニ弁当食べない」

■01:25~ 工場の衛生管理について
■03:06~ すごい塩素臭い部屋
■04:27~ 社内販売で売れないパン
■06:13~ お米の炊飯油
■08:31~ 日持ち向上剤
■13:14~ コンビニ弁当は食べない方がいい?

あぶさんも仰っていたように食べ物を食べ物として扱っていないような面、
大量の薬が使われている面がある事を知って頂けたらと思っています。
もちろん、とても便利な側面もありますので、コンビニ弁当や食品添加物
を使用している加工食品の全てを否定するつもりはありません。

何かを考えるきっかけになったらとても嬉しく思います。

[関連動画]

☆http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=7Snsygy6aO0
コンビニ弁当工場で働いてる方のお話「僕はコンビニ弁当食べない」2


管理人

最近の読者の方からの話ですが、

「先程試しに○ニー○の魚定食オーダーしたら直ちに下痢しました。
 ヤバイですね(^^ゞ」

お魚なんか、特にやばいと思いますね。
放射能汚染魚や奇形魚なんてのがありますから。
安けりゃ、何でも使っちゃうでしょうし。

コンビ二だけではなく、外食産業は、要注意です。
魚は特に控えたほうが良いと思います。
福島近海のものを○○○から荷揚げしていると聞きました。
もう何でもありの世界ですね・・泣。

食べて下痢する人は、まだ救いがあります。
身体の免疫力が、まだ働いている証でもありますから。
免疫力が落ちて、下痢さえしない人は非常にやばいです。

福岡だったか、賞味期限切れのコンビ二弁当ばかりを
安く仕入れて、飼育している豚に与えていたところ、
次々と奇形の子豚が誕生したといった養豚業者の話もありました。

人間は、こんなものばかりを食べて慣れっこになっちゃったん
でしょうか・・・涙。
いずれ、いつか病気になるのは時間の問題のように思います。
病気になってしまってから、一体何故なんだと愕然としても
後の祭りですから、日頃から気をつけるようにしたいものです。

放射能汚染の心配がある地域の人には、醗酵食品を勧めます。
豆乳ヨ-グルトは、一番のお勧めです。
簡単に自分で造る方法を御紹介しておきます。
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1741233.html

特に免疫力をかなり落としていると感じている人には、
3日に一度の割合で豆乳ヨ-グルトの浣腸が、超お勧めです。
人間の免疫の6割は、腸から生まれるそうですよ。
豆乳風呂も大変いいですね~。

醗酵食品は、本物を選びましょう。
殺菌しまくっているものは、意味ありませんから。
本味噌、本醤油とかですね。
納豆や漬物なども良いです。
玄米と玄米酵素も大変良いと思います。
数年~10年の単位では、決定的な差となって表れるはずです。
意味わかりますよね・・・

今、ものすごく重要なことをお話しているつもりです。
今回はこのへんで・・・


以下、ご参照まで。


◆https://twitter.com/tokaiama
東海アマ             より抜粋、

#けいとうさぎ.com ‏@keitousagicom  4月16日

マクドナルド腐敗実験with半年後味見実験4ヶ月が経過しました。
ビックマックは2ヶ月です驚くことにまだ肉の香りがしています
レタスは変色もせずそのまま乾いています
添加物の怖さを伝えてくれています実験継続します(FBより)
☆https://fbcdn-sphotos-e-a.akamaihd.net/hphotos-ak-prn1/
 p480x480/544264_356794387759031_643373734_n.jpg


#私のニセモノに注意 ‏@tokaiama  1時間

EUが長野、青森、新潟も汚染地帯と認定し、食品規制を追加。
群馬、茨城、栃木、宮城、埼玉、東京、岩手、千葉、神奈川は
新たにそば粉や牛肉も対象に(4/19 時事通信)
☆http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-1941.html


#私のニセモノに注意 ‏@tokaiama  2時間

アベノミクスの成果が続々出てきている 

①公共料金や燃料がインフレ大幅値上げ 
②中小零細企業の調達する輸入原材料が大幅値上げ 製品に転嫁できず 
③過去最悪の貿易赤字 
④賃金は巨大企業以外びた一文も上がらず 
⑤税金やその他、生活費激増 10%消費税が追い打ち 

アンタ死ねと言われてる



コンビニ弁当はノロウイルスその他、食中毒予防のため、日持ちさせるため、

徹底的に消毒、保存料添加をするでしょうな、事故が怖いからねぇ。

若い人も、年寄りも、手間を惜しめば頼ることになる。

街から惣菜屋とか、商店街が消えたし(潰された)、郊外行けば買い物難民続出ですから。

コンビニは基本、定価販売だから高くもつくし、頻度高い配送で燃料バカ食いだ。

いい業態だとは思えないのだが、跋扈しちゃいましたな。

存外、小規模商店街の復活も面白いかも? 年寄りの需要はあるのでは? 

地産地消で。




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保守と革新

「晴耕雨読」から転載。
今日の「徽宗皇帝のブログ」で「保守政権」という言葉を不用意に使ってしまったが、下記記事を今読んで、そう言えば、今の自民党は「保守政党」とは言えないな、と反省した。
まあ、「自殺党」か「自滅党」と言うべきであり、「日本を憑(と)り殺す」ために存在している政党である。
私自身は、今の政治には不満だから当然「革新」を支持するが、満足できる政治になれば、言うまでもなく「保守」支持者になるのも当然の話だ。つまり、「保守」とは現状維持を意味するわけで、今の自民党はTPPや憲法改定など、日本を根底から覆そうとする、日本近代政治始まって以来の「革新政党」である。だが、その方向性は、私の望む方向とは正反対だ。よく日本の右翼が自民党政治家やその後援者をテロのターゲットにしないものだ。今の自民党が日本精神や日本文化(あるいは日本社会そのもの)を破壊し、国家主権すら欧米企業に売り渡そうとしているのは明瞭なはずだが。



(以下引用)


2013/4/16


「保守とは、国柄を大事に守るのが役割であろう。もはや、自民党は保守政党ではない。:川内 博史氏」  TPP/WTO/グローバリズム

https://twitter.com/kawauchihiroshi

TPPに関して、国益という言葉がよく出てくる。

TPPに国益という言葉は馴染まない。

あるのは、企業益である。

その象徴がISD条項。

多国籍企業にとっては、国境は邪魔なのだ。
 



TPPとは、多国籍企業の為に、歴史や伝統や文化の違いを捨て国境を無くす協定。

もはや、自民党は保守政党ではない。

国内の法律や規制は、その国の歴史、伝統、文化に根拠を置く立法事実に裏付けられている。

国柄と言ってもよい。

だから、それぞれの国で法律や規制は違いがあるのだ。

他方、条約は国内法や規制に優位する。

TPPは、条約として、あらゆる非関税障壁のルールの統一を求めるもの。

即ち、国柄の放棄である

保守とは、国柄を大事に守るのが役割であろう。

国柄を放棄する政党を、保守とは言わないのでは?

因みに、EUの混乱は、国柄を無視し統一を目指したところに、その根源があるのでは?




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安倍さん、パンツいっちょで野球拳始めちゃ駄目でしょう

「ネットゲリラ」から転載。
引用コメントの最後の「日本国を守る奴はブサヨwwwww」は、まさしくネトウヨがいつも言っているグダグダした理屈を簡単に言い換えるとこうなる、というもので、感心した。まあ、それを引用したかったから転載しただけの記事である。
「日本はTpp前から自由化してるからカードがないw
パンツいっちょで野球拳www」
も面白い。もっとも、安倍の野球拳している姿など想像しても吐き気がするが。





(以下引用)




安倍は死んで詫びろ

野次馬 (2013年4月14日 21:45) | コメント(15)





まぁ、驚異のヘタレ交渉で、アメリカ側のいうことは全て無条件受け入れ、日本側の主張は全て後まわしという、驚いた話なんだが、それがマスコミで話題にならないように、毎日毎日、北朝鮮の打ち上げ花火で大騒ぎですw 馬ッ鹿じゃねーの、という感じなんだが、北朝鮮なんざ、島根県くらいのボリュームしかない国なので、アメリカなんぞに頼らなくても、自衛隊だけで潰せるだろ。南朝鮮が報復されても知ったこっちゃないので、とりあえず平壌空爆したれ。アメリカは反対するだろうが、知ったこっちゃない。北朝鮮のミサイルが、核積んで、永田町直撃出来るわけでもなし、そんなもんに脅されて、TPPで言い成りにされてたまるもんか。







【TPP】安倍さん譲歩し過ぎオワタ 自動車:米韓FTAより不利 保険、知的財産、公共事業、JIS規格 多くで譲歩か

1 ベンガル(埼玉県) 2013/04/13(土) 09:40:18.83 ID:NsPJfiuDP

 TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡り、今回、日米の事前協議で合意された内容です。

 一方、アメリカが日本車にかけている関税については、TPP交渉で認められる最も長い段階的な引き下げ期間で撤廃され、かつ最大限に後ろ倒しされるとして、可能な限り猶予期間が設けられるという内容です。
 これに加えて、アメリカの関税撤廃までの期間は、乗用車は5年、トラックは10年としているアメリカと韓国が締結したFTA=自由貿易協定の中での取り決めよりもアメリカにとって実質的に有利になることなどを確認したとしています。
 一方、今回の合意では、非関税措置について保険や投資など9つの分野で、自動車分野と同じようにTPP交渉と並行して日米間で協議していくことが合意されました。
 具体的には、アメリカ側が「競争条件が公平ではない」などと指摘している日本郵政傘下のかんぽ生命保険をはじめとした「保険分野」、貿易の手続きを簡素にする「透明性と貿易円滑化」、「投資のルール」、「知的財産権」、工業製品などの「規格や基準」公共事業などの「政府調達」企業などの競争を促す「競争政策」、「宅配便」、「食品の安全基準」です。

2 ベンガル(埼玉県) 2013/04/13(土) 09:41:07.89 ID:NsPJfiuDP >>1つづき

  また、保険分野を巡っては麻生副総理兼金融担当大臣がかんぽ生命が、がん保険など新規業務の認可を申請しても民間との適正な競争関係が確保されなければ認可しないという考えを示しました。

3 キジトラ(北海道). 2013/04/13(土) 09:41:52.12 ID:T86upm/o0

あんな脳溶けに交渉なんてできるわけねーだろwww
TPPは無いと見込んで自民に投票した奴はアホすぎwww

5 マンクス(dion軍). 2013/04/13(土) 09:42:41.46 ID:aLN34FRc0

ついでに台湾に領海を割譲wwwwwww

7 サバトラ(東海地方) 2013/04/13(土) 09:42:58.98 ID:XVe7NShR0

自動車の関税がなくなって日本からの輸出が増えるんだよな

8 イエネコ(長野県) 2013/04/13(土) 09:43:06.02 ID:6lsppXDx0

こういうのは交渉じゃなくて御用聞きってんだよゲリゾー

9 ブリティッシュショートヘア(愛知県). 2013/04/13(土) 09:43:40.80 ID:D/08xIbX0

国益(笑)、交渉力(笑)

11 白(兵庫県) 2013/04/13(土) 09:45:31.68 ID:qMtDtTIJ0

日本の農業大丈夫なん?
牛乳がヤバイと聞いたが

23 ボブキャット(岩手県). 2013/04/13(土) 09:51:41.31 ID:YLxWTTz10
 
>>11
この調子じゃ終わりだろ
農家ざまぁwwwwwwwwww

14 ラ・パーマ(長崎県) 2013/04/13(土) 09:46:36.91 ID:1xwwDfcD0

こら、ダメかもしらんね
てか、ダメか

19 ジャパニーズボブテイル(静岡県)[age] 2013/04/13(土) 09:49:44.06 ID:LaGGeidq0

ジィちゃんの世代から「売国奴」だった、安倍一族だけあるわ。
日本の「終わりの始まり」だな。

21 キジトラ(北海道). 2013/04/13(土) 09:49:48.90 ID:T86upm/o0

ニッポンを、差し上げる!

24 ヨーロッパヤマネコ(山陽地方) 2013/04/13(土) 09:51:42.86 ID:Xj4c9+V7O

日本になんの得があるんだよ

25 キジトラ(北海道). 2013/04/13(土) 09:53:35.89 ID:T86upm/o0

まだ震災復興が終わってない時点でのドサクサ消費税増税さえ調子に乗りすぎだったのに、
その上TPPなんて何考えてんだwwwwwwwwwwwwwwwww

26 イエネコ(長野県) 2013/04/13(土) 09:54:31.27 ID:6lsppXDx0

自殺が捗るな
小泉改革詐欺時代の再来やで

27 アムールヤマネコ(大阪府) 2013/04/13(土) 09:54:35.65 ID:BgK0HZiN0

それよりエロ漫画どうなるんだよ
米がピザに変わってもいいがエロ漫画だけは代わりがねえ

29 マンチカン(埼玉県). 2013/04/13(土) 09:55:42.92 ID:77vZWMp30

終わったな
日本がアメリカ領土になる日は近い
まぁ奴隷の扱いだけどね

32 オシキャット(神奈川県) 2013/04/13(土) 09:57:46.81 ID:QzD+Lw7S0

ま、自民党はアメちゃんのいいなりだから当然の帰結だよね
日本の農家は円安で肥料高騰、生産原価うpな状況でTPPを迎える訳だからそりゃ死ぬよ

34 ハイイロネコ(関東・甲信越) 2013/04/13(土) 10:04:48.55 ID:noyDOpJrO

そもそも不利とか有利とかおかしくね?
自由貿易協定でしょカードはこっちも握ってる
交渉結果参加しない事も出来る訳だし

39 三毛(東京都). 2013/04/13(土) 10:13:24.32 ID:M3c+fdWh0 >>34

日本はTpp前から自由化してるからカードがないw
パンツいっちょで野球拳www

36 猫又(中部地方) 2013/04/13(土) 10:08:39.56 ID:kXtKbBxd0

利益のためだけに働く現在の企業を一人の人格として精神分析すると、
「他人への思いやりがない」「罪の意識がない」などの項目に該当し、
完全なサイコパスと診断されるという

遺伝子組み換え TPP モンサント社
http://www.youtube.com/watch?v=V-ESDpUrKck
ザ・コーポレーション
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14312793
ダーウィンの悪夢
http://www.youtube.com/watch?v=Dl_xCfHg3iY

37 ヨーロッパオオヤマネコ(青森県). 2013/04/13(土) 10:09:14.42 ID:l+u5sExr0

×譲歩
○言いなり

40 ベンガル(東日本). 2013/04/13(土) 10:15:55.96 ID:swI0YY9ZP

>>1
>「保険分野」「政府調達」「食品の安全基準」

始まったな。日本解体が。
貿易の手続きを簡素にする「透明性と貿易円滑化」で、検疫の簡略化。
混合診療で、医療費が安くて長寿の日本の解体。
政府調達の外国企業参入で「国土強靭化」に注ぎ込まれる消費税がそのまま外国企業へ。
食品安全基準をアメリカ並みに引き下げ。遺伝子組み換え野菜の全面解禁。

42 ボンベイ(山口県) 2013/04/13(土) 10:18:27.80 ID:8LLCQvvT0

だめだこりゃw

44 クロアシネコ(catv?). 2013/04/13(土) 10:19:54.80 ID:uTV3JDZK0

ゴミジミン信者に告ぐ
バーーーーーーーーーーーーーーカ

45 エキゾチックショートヘア(東京都) 2013/04/13(土) 10:20:32.63 ID:rPD3gYcE0

TPPに否定的な意見を連呼して、政権攻撃に繋げようってのが、ブサヨの浅はかな作戦かな?
ブサヨって、本当に印象操作しかできないんだな。しかも見透かされてて裏目に出てるし。
「参院選の争点は改憲」←ブサヨがいやがりそうなキーワード

49 オシキャット(神奈川県) 2013/04/13(土) 10:23:50.69 ID:QzD+Lw7S0 >>45

自民党のTPP反対議員もチャンネル桜の水島社長もサヨクか
これぞ低能って感じのレスだねw

50 ベンガル(東日本) 2013/04/13(土) 10:24:01.31 ID:+Ha61/fD0
 
>>45
三橋貴明=ブサヨ?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20315239

47 クロアシネコ(catv?). 2013/04/13(土) 10:23:03.08 ID:uTV3JDZK0

ネトサポがいくら言い訳しても「TPP断固反対」という詐欺ポスターを貼っていた事実は変わらない

48 スフィンクス(長屋) 2013/04/13(土) 10:23:32.91 ID:Y0ZU1YAF0

でも、自民党の多くはTPP参加反対で
国会で条約批准を否決すればいいだけだから...(震え声

51 マンクス(dion軍). 2013/04/13(土) 10:25:20.30 ID:aLN34FRc0

ネトウヨ 「日本国を守る奴はブサヨwwwww」



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これほどの不合理が堂々と罷り通る理由

「志村建世のブログ」から転載。
徽宗皇帝のブログに書いた通り、日本の原発は「アメリカの軍事施設」だと考えれば、すべては明瞭になる。

「日本の未来のことも、経済のことさえ全然考えてない。」
「問題先送りの典型」

と言えばそうも言えるのだが、実は、日本政府にはそれ以外やりようが無い、ということだ。すべての権限はアメリカにあるのだから、当然の話である。
だが、アメリカには実は「アキレス腱」がある。
それは、アメリカは民主主義を標榜していることだ。
日本国民全体(あるいは過半数)の意思が原発反対、あるいは在日米軍基地反対であることを明瞭に示すことさえできれば、原発も即時停止、米軍基地も即時撤収可能だろう。つまり、選挙で隷米政治家を全員落選させればいいだけの話である。もっとも、電子投票や電子票読み機などを使った不正選挙への対策をどうするかは、また別の話である。
まあ、自民党を応援している連中にはまず、原発に起因する高額電気料金を彼らだけに負担してもらうべきだろう。


(以下引用)



2013.4.10


これでも原発やめないの?

[ 政治・政党 ]

(熊さん)今年の夏は、節電の目標ってのがないそうですね。
(ご隠居)ああ、全国的にそのようだな。関西では大飯の原発が2基動いてるんだが、これが8月には定期点検で止める期限になる。その2基が止まっても、やりくりすれば大丈夫という計算になるそうだ。つまりは原発が全然動いてなくても、日本の電力は足りるということだ。
(熊)それなら早く原発はやめると決めちまえばいいのにね。福島では汚染水のプールが漏れてるとかで騒いでるじゃないですか。事故の始末もできない頼りなさで、よく再稼働だ、新しいのも作るなんて言えたもんだ。
(隠)原発やめても、それで汚染水漏れが止まるわけじゃないけどな。でも、ちょい漏れパンツじゃあるまいし、防水シートの穴が問題だなんて、みっともない話だ。トイレのないマンションと言われてたのを、地で行ってる感じになってきたよ。後の始末の悪さ、これが原発の命とりだな。
(熊)ちゃんと計算すると、原発を廃炉にするのも、えらく金がかかるんだってね。
(隠)うん、高木仁三郎さんの計算だと、全部の廃棄物を地層処分すると原発の建設費よりもずっと高くなるそうだ。低レベルは簡単に処理するとしても、それはそれで放射能を撒き散らすことになるから管理が必要になる。どこから見ても引き合う話じゃないんだな、経済的にもだ。
(熊)それなのに、使用済み燃料を再処理してプルトニウムを取り出すリサイクルの建前を、まだ続けてるって本当なんですか。
(隠)そうなんだ。先日も新聞に出てたが、イギリスの会社に頼んでた使用済み燃料の再処理費用が、先方もトラブル続きで、えらく値上がりしてるということだ。契約で引取りを拒否できないようだが、いずれは日本の電気料金に転嫁されると書いてあったよ。その後は日本の六ヶ所村の再処理工場で事業を続けるというんだが、これはもう正気の沙汰ではないな。どえらい金かけて、今でさえ使い道に困ってるプルトニウムを、もっと積み上げるってんだから。
(熊)そのプルトニウムの使い道が、MOX燃料ってことですよね。
(隠)それでMOX燃料(ウランとプルトニウムの混合)専用の大間の原発を作りたいってんで工事を進めてるわけだ。こりゃいったい全体何なんだ。原子力村の理屈を押し通してるだけじゃないか。日本の未来のことも、経済のことさえ全然考えてない。それくらい熊公にだってわかるだろう。
(熊)わかりますよ。とりあえず今さえよけりゃいい、問題先送りの典型ですね。

Posted by 志村 建世 at 16:58:10 | コメント (2) | トラックバック (2) | リンク (0)



(追記)


「日々坦々」資料ブログから転載。


(以下引用)




ホーム » 東京電力・電力各社 » それでも高い!
電力会社ベラボー役員報酬リスト
それでも高い! 電力会社ベラボー役員報酬リスト
それでも高い!
電力会社ベラボー役員報酬リスト
(日刊ゲンダイ2013/4/4)

東電に続き関電、九電が値上げ

関電、九電が5月から電気料金を値上げする。家庭向け料金は関電で平均9・75%、九電で6・23%引き上げられる。すでに東電は昨年9月に値上げを実施済みで、東北電、四国電は経産省に申請中。北海道電も料金改定を表明している。



各社、値上げのオンパレードなのだが、ヤリ玉に挙げられている役員報酬は別表の通り。減額しても、相変わらずの高額報酬だから許せない。
関電は当初、役員1人当たり4100万円、九電は3300万円の報酬額を申請していた。さすがにこれは認められず、“国家公務員並み”に減額するよう要請されたが、それでも、官僚トップの事務次官級の報酬2000万円超なのだ。

「東北電は役員全体の報酬として6億円、四国電は5億円を申請しています。1人当たりにすると、やはり軽く2000万円を超える計算です。もちろん、査定で修正を求められるでしょうが、電力会社は、経産省が認可した役員報酬額を守らない。関電や九電は報酬額1800万円への減額を求められたが、実際は、これに200万円も上乗せしている。九電は、やらせメール問題で辞任した真部利応前社長ら顧問・相談役3人にも計約5000万円を払うとしています」(事情通)
なぜ、こんなデタラメがまかり通るのか。資源エネルギー庁によると、「電気料金の原価に含まれる人件費は認可された金額でなければいけないが、原価に含まれない部分での上乗せについてはルールで規定していない。法的拘束力もない」(電力市場整備課)という。とんでもない“ザル法”である。
結局、電力会社が都合良く帳尻合わせをすれば、いくらでも役員報酬に色をつけることができるわけだ。庶民には電気料金アップを押しつけておいて、自分たちは事務次官級の高額報酬で左うちわ。とことん感覚がズレている。
[電力会社]
[役員数]
[平均報酬]
[値上げ]
北海道電力
15人
2833万円
表明
東北電力
21人
2228万円
申請中
東京電力
22人
※1047万円
実施済
中部電力
17人
3747万円
北陸電力
12人
3308万円
関西電力
20人
※2100万円
認可
中国電力
18人
3144万円
四国電力
19人
3294万円
申請中
九州電力
17人
※2000万円
認可
沖縄電力
15人
2027万円

※は減額後の報酬。それ以外は12年3月期の有価証券報告書に基づく。東北電は報酬とは別に、平均7705万円の株式報酬型ストックオプションあり





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公教育の死と、再生の可能性

「BLOGOS」所載、内田樹の「学校教育の終わり」という文章の最後の部分を転載。

「だが、日本の場合、東大や京大の卒業者の中に「ノブレス・オブリージュ」を自覚している者はほとんどいない。

彼らは子どもの頃から、自分の学習努力の成果はすべて独占すべきであると教えられてきた人たちである。公益より私利を優先し、国富を私財に転移することに熱心で、私事のために公務員を利用しようとするものの方が出世するように制度設計されている社会で公共心の高いエリートが育つはずがない。」

という言葉は、国民全部がよく考えるべき大事な問題を提示しているのではないだろうか。
この内田樹の言葉が事実であること、つまり今の日本の政治経済のすべてが官僚自身への利益誘導のために利用されていることは、少しでも見る目のある人間なら誰でも分かることだ。それを一目瞭然に示しているのが東電と原子力村、そして政府の福島原発事故の処理の仕方すべてである。原発事故被害者はそっちのけで、東電を救済すること(つまり官僚の利益を守ること)に全精力を傾けている、あの原発事故処理の仕方を見れば、この日本が官僚による「私物国家」であることは歴然としている。
そして、官僚のそのようなエゴイズムがどこに胚胎しているかと言えば、東大を頂点とする受験ヒエラルキーの中での勝者となるために彼らが費やした努力に彼らが自ら報酬を与えている、ということなのである。すなわち、内田樹が言うように、彼らが「公共心の高いエリート」に育つはずはない。
ならば、この「制度」をどうすれば変えられるか。
内田樹は、公教育を変えるのは不可能だ、と見ているようだ。その代わり私塾が新たな、社会の牽引者となる真のエリートを作るのではないか、としている。
さて、その私塾が今の私立大学に類するものならば、これはまったく期待はできないだろう。また、それが企業の金で作られた「松下政経塾」のようなおぞましいものになるとしたら、これはむしろ害悪の方が大きそうだ。そうなると、その「私塾」はどのようなものが考えられるか。
確かに「適塾」や「松下村塾」のような私塾を誰か篤志者が作るのなら、それが理想的ではあるが、しかし、そうした「無資格校」卒業者が日本社会の指導層の中に入っていくことは、現在の世の中では不可能に近いのではないだろうか。
まあ、この問題は、宿題としておいおい考えていきたい。


(以下引用)

残念ながら今の日本の支配層の過半はすでにグローバリストであり、彼らは「次世代の日本を担う成熟した市民を育てる」という目的をもう持っていない。

ご本人たち自身が子弟を外国の学校に通わせており、国内での雇用創出にも地域経済の振興にも興味がなく、所得税も法人税もできれば納めずに済ませたく、彼らがその収益を最優先に配慮する企業の株主も社員もすでに過半が外国人なら、それも当然である。

だが、不思議なことだが、「正直なところ、日本なんかどうなってもいい」と思っている人間しか社会的上昇が遂げられないように今の社会の仕組みそのものが再編されつつあるのである。

だから、まことに絶望的なことを申し上げなければならないのだが、今の日本では学校教育を再生させるために打つ手はないのである。

教育改革をうるさく言い立てる政治家やメディア知識人はいまだに「勉強すれば報償を与え、しなければ処罰する」という「人参と鞭」戦術で子どもたちの学びを動機づけられると信じているようだが、それがもう破綻していることにいい加減に気づいたらどうかと思う。

利益誘導は、高い学歴や社会的地位や高い年収といった「人参」に魅力を感じない子どもたち、「欲望を持たない子どもたち」には何の効果も持たない。「そんなもの、欲しくないね。僕は家に引きこもって、ゲームをしている方がいいよ」と言う子どもに利益誘導はまったく無効である。

同じように、あまりにスマートであるために、学校に通って付加価値を高めるというような遠回りを「かったるい」と思う子どもたちにも利益誘導は無効である。彼らは学校に通う時間があったら、起業したり、ネットで株を売買したりして、若くして巨富を積む生き方を選ぶだろう。学校に通う目的が最終的に「金をたくさん手に入れるため」であるなら、自分の才覚で今すぐ金が手にできる子どもがどうして学校に通うだろう。  

「人参と鞭」で子どもたちを学校に誘導しようとする戦略はこうして破綻する。「欲望のない子ども」たちと「あまりにスマートな子どもたち」が学校から立ち去ることをそれはむしろ推進することになる。

引きこもりや不登校の子どもたちは別に「反社会的」なわけではない。むしろ「過剰に社会的」なのである。現在の教育イデオロギーをあまりに素直に内面化したために、学校教育の無意味さに耐えられなくなっているのである。

だから、ひどい言い方をすれば、今学校に通っている子どもたちは「なぜ学校に通うのか?」という問いを突き詰めたことのない子どもたちなのである。「みんなが行くから、私も行く」という程度の動機の子どもたちだけがぼんやり学校に通っているのである。
欧米の学校教育は、まだ日本の学校ほど激しく劣化していない。「何のために学校教育を受けるのか」について、とりあえずエリートたちには自分たちには「公共的な使命」が託されているという「ノブレス・オブリージュ」の感覚がまだ生きているからである。パブリックスクールからオックスフォードやケンブリッジに進学するエリートの少なくとも一部は、大英帝国を担うという公的義務の負荷を自分の肩に感じている。そういうエリートを育成するために学校が存在している。

だが、日本の場合、東大や京大の卒業者の中に「ノブレス・オブリージュ」を自覚している者はほとんどいない。

彼らは子どもの頃から、自分の学習努力の成果はすべて独占すべきであると教えられてきた人たちである。公益より私利を優先し、国富を私財に転移することに熱心で、私事のために公務員を利用しようとするものの方が出世するように制度設計されている社会で公共心の高いエリートが育つはずがない。

 

結論を述べる。

日本の学校教育制度は末期的な段階に達しており、小手先の「改革」でどうにかなるようなものではない。そこまで壊れている。

唯一の救いは、同じ傾向は世界中で見られるということである。

学校教育が国民国家内部的な装置である以上、グローバル化の進行にともなって、遠からず欧米でもアジアでも、教育崩壊が始まる(もう始まっている)。だから、日本の学校教育の相対的な劣位がそれほど目立たなくはなるだろう。
もう一つだけ救いがある。それは崩壊しているのが「公教育」だということである。国民国家が解体する過程で、公教育は解体する。だが、「私塾」はそうではない。

もともと私塾は公教育以前から、つまり国民国家以前から存在した。懐徳堂や適塾や松下村塾が近代日本で最も成功した教育機関であることに異議を唱える人はいないだろうが、これらはいずれも篤志家が「身銭を切って」創建した教育機関である。

このような私塾はそれぞれ固有の教育目的を掲げていた。「国家須要の人材」というような生硬な言葉ではなく、もっと漠然と「世のため人のために生きる」ことのできる公共性の高い人士を育てようとしていた。

それがまた蘇るだろうと私は思っている。隣人の顔が見え、体温が感じられるようなささやかな規模の共同体は経済のグローバル化が進行しようと、国民国家が解体しようと、簡単には消え失せない。そのような「小さな共同体」に軸足を置き、根を下ろし、その共同体成員の再生産に目的を限定するような教育機関には生き延びるチャンスがある。私はそう考えている。そして、おそらく、私と思いを同じくしている人の数は想像されているよりずっと多い。







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