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保守と革新

「晴耕雨読」から転載。
今日の「徽宗皇帝のブログ」で「保守政権」という言葉を不用意に使ってしまったが、下記記事を今読んで、そう言えば、今の自民党は「保守政党」とは言えないな、と反省した。
まあ、「自殺党」か「自滅党」と言うべきであり、「日本を憑(と)り殺す」ために存在している政党である。
私自身は、今の政治には不満だから当然「革新」を支持するが、満足できる政治になれば、言うまでもなく「保守」支持者になるのも当然の話だ。つまり、「保守」とは現状維持を意味するわけで、今の自民党はTPPや憲法改定など、日本を根底から覆そうとする、日本近代政治始まって以来の「革新政党」である。だが、その方向性は、私の望む方向とは正反対だ。よく日本の右翼が自民党政治家やその後援者をテロのターゲットにしないものだ。今の自民党が日本精神や日本文化(あるいは日本社会そのもの)を破壊し、国家主権すら欧米企業に売り渡そうとしているのは明瞭なはずだが。



(以下引用)


2013/4/16


「保守とは、国柄を大事に守るのが役割であろう。もはや、自民党は保守政党ではない。:川内 博史氏」  TPP/WTO/グローバリズム

https://twitter.com/kawauchihiroshi

TPPに関して、国益という言葉がよく出てくる。

TPPに国益という言葉は馴染まない。

あるのは、企業益である。

その象徴がISD条項。

多国籍企業にとっては、国境は邪魔なのだ。
 



TPPとは、多国籍企業の為に、歴史や伝統や文化の違いを捨て国境を無くす協定。

もはや、自民党は保守政党ではない。

国内の法律や規制は、その国の歴史、伝統、文化に根拠を置く立法事実に裏付けられている。

国柄と言ってもよい。

だから、それぞれの国で法律や規制は違いがあるのだ。

他方、条約は国内法や規制に優位する。

TPPは、条約として、あらゆる非関税障壁のルールの統一を求めるもの。

即ち、国柄の放棄である

保守とは、国柄を大事に守るのが役割であろう。

国柄を放棄する政党を、保守とは言わないのでは?

因みに、EUの混乱は、国柄を無視し統一を目指したところに、その根源があるのでは?




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