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文脈から推定できない難語・難読語を使う愚劣さ

私は、問題となっている事件(出来事)についてまったく知識が無いが、ここでは単なる「言葉の問題」に興味があるので、それを書く。

まず、「アファーマティブ・アクション」という長いカタカナ語だが、affirmativeという言葉自体は「肯定の、賛成の」の意味で、それが米国で「affirmative action」という連語が「(積極的)平等施策」「差別解消積極措置」つまり、たとえば大学入学などに一定の人種枠を最初から設置するという、「全体的には(受験者全体に対しては)不平等行為だが、それによって人種間の数の平等に近づける」という施策になったようだ。で、最近は日本の大学でそれを真似ているところがあるのだろう。あるいは、それを推進すべきだという層(主にフェミニストか)があるのだと思われる。要するに、「アファーマティブアクション」という言葉だけでは、それがどういうものか想像できない類の名称だというのが、私の言いたいことだ。その結果、この運動について、世間の関心はゼロに等しいと私は推測する。
もうひとつは「悍ましい」という言葉の問題で、私の持っている国語辞書には、「おぞましい」に「悍ましい」という表記が無い。つまり、これはひらがな書きするのが当然の言葉だということだ。ところが、なぜかワープロ(パソコン)の語句変換機能で、「おぞましい」と打つと「悍ましい」と変換されるので、最近はこの漢字を使って書く例が多い。ついでに言えば、この漢字は「悍馬」や「剽悍」のように、「たけだけしい」意味の漢字であり、それを「おぞましい」と読ませるのは、誰が始めたのか、また、過去に有名著述家が「おぞましい」を「悍ましい」と書いた例があるのかどうか、私は知らない。おそらく、IME漢字変換機能を作った集団の誰かが、「惧」か「惶」(どちらも「おそれる」意がある)を「悍」と間違えたのではないか。

(以下引用)

若手男性研究者が、お茶の水女子大学ハラスメント告発の件に思う事

アファーマティブ・アクションという名の『トロッコ』の下敷きになっている一人であると同時に、


告発の発端となったDMの送り主と同じく、ちゅうしたいしえっちしたい(泣)騒動を当時間近で見聞きしていた一人として、


よくもまあそんなえらそうなことが言えたものだと、かねてより神山翼氏の厚顔無恥ポジショントークを大変苦々しく思っていたのですが、


あろうことか氏が女子学生不適切な関係にある上にハラスメントの加害当事者である蓋然性が高いだけでなく、


それが事実であった場合本来その被害者たちの最も心強い味方であるべき(特に同性の)研究者たちが


臆面もなく公然セカンドレイプを加えているというあるまじき惨状を目の当たりにし、あまりの悍ましさに筆を執らずにはいられませんでした。


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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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