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「熱中症」と放射能

「ライブノート」から転載。
東日本(東京)と西日本(大阪など)の熱中症による死亡者の数があまりに違う、という事について、放射能の影響ではないか、という見方が広まっているようだ。たしかに、病院に搬送された人数には大きな差は無いのに、死亡者は100対1くらいも違うというのは、異常である。明らかに有意、どころか、明白な違いだ。統計的には1割も違えば有意とみなされるだろう。では、放射能が熱中症とどのように結びつくか、というと、「ライブノート」管理人氏が適切な説明をしてくれている。つまり、放射能は自律神経障害を引き起こし、体温調節機能が阻害されるわけである。まさしく、熱中症にドライブをかけるわけだ。
この説明で、東日本と西日本の「熱中症」死亡者数の異常な開きは、明快に説明されたと言えるのではないか。
福島原発事故の初期には、高齢者には放射能の影響は少ない、とも言われていたが、放射能の影響はさまざまあり、高齢者には「熱中症」の加速という影響も出てきたようである。




(以下引用)*色字は引用者(夢人)による強調。



以前 【院長の独り言】でお馴染みの小野俊一氏が
「熱中症を被爆症状だと騙る反原発onodekita」などと逆に煽られていましたが
こういうデータをみると被爆症状かもしれないと疑わざるを得ない結果であり
最近、やたらとマスコミで熱中症を取り上げ、騒いでいるのは被爆症のスケープゴートの可能性があります
疑いだしたらきりがないのですが
放射性物質起因の突然死なども熱中症として処理されている恐れもあります


ちなみに 環境省 熱中症情報によると

熱中症は・・・

・高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、
  体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です
・死に至る可能性のある病態です。
・予防法を知っていれば防ぐことができます。
・応急処置を知っていれば救命できます。


とのことです
念のため環境省 熱中症情報は目を通してみてください

これによると

体には、異常な体温上昇を抑えるための、効率的な調節機構も備わっています。
 暑い時には、自律神経を介して末梢血管が拡張します。
そのため皮膚に多くの血液が分布し、外気への「熱伝導」による体温低下を図ることができます。
 また汗をたくさんかけば、「汗の蒸発」に伴って熱が奪われますから体温の低下に役立ちます。
汗は体にある水分を原料にして皮膚の表面に分泌されます。このメカニズムも自律神経の働きによります。




上記を考査すると 体温調節機能は自律神経が重要な役割を果たしているのがわかります

では放射能による自立神経への影響は
茨城大学名誉教授久保田護氏により翻訳、自費出版された、
元ゴメリ医大学長、バンダジェフスキー博士の『人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響―チェルノブイリの教訓セシウム137による内臓の病変と対策―』の要約しているサイトを見てみると


【神経系への影響】
神経系は体内放射能に真っ先に反応する。脳の各部位、特に大脳半球に影響を及ぼし、さまざまな発育不良に反映される。
* 生命維持に不可欠なアミンや神経に作用するアミノ酸の内部被曝による変動は外部被曝と比べ、顕著である。
セシウム137の体内量と自律神経系の機能障害は相関する。
* 動物実験で発情期のメスに神経反応の組織障害が起こる。
* ウクライナの学者は、大脳の差半球で辺縁系小胞体組織の異常があると述べている。



となっており、セシウムが自立神経の機能障害を引き起こす可能性が高いのです



「放射性物質が自律神経の活動状態に与える影響」の実験でも

何かしらの影響を与える場合があることが推測される。であるから、例え「人体の健康へ直ちに影響はなかったとしても、自律神経機能の乱れから体調を崩す可能性はある。」と言っても過言ではない。 



と結論づけています


大丈夫でしょうか東日本  103人=10+3=13


たとえ被爆でないにせよ大阪と東京でこれだけの数値の開きがあるのは
何らかの要因があるはずです


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経験知と学問知

「velvet morning」から転載。
「手足口病」というわけのわからない名前をつけられているこの病気については私はまったく無知だが、V.Mさんの言うように毒虫による被害と考える方が自然な気がする。
現代人は「名前(病名)さえつけば問題は解決」と思いがちだが、専門家というものは自分の固定観念から物事を判断しがちであり、後になってそれが間違っていても、「それがその時の常識だった」として、責任は取らないものだ。自分の健康については、まず自分で調べ、自分の頭で考えるのが当然の順序であり、医者の判断は「参考意見」とするべきだと私は思う。医者は神様ではないし、無謬どころか、自分が処方している薬についてすら本当に理解しているとは限らない、と私は思っている。(医薬品セールスマンのセールストークを信じているだけではないか?)
ただし、毎度言うが、医者は大事な存在でもある。我々の健康を守るうえで、医者は絶対的に必要だ。だが、医者の判断力というのは、素人が思うよりも不確かなものだろう、と私は考えている。下記記事のような「自分の経験に基づく言葉」には重みがある。
「本で勉強した知識」で「自分で経験もしていないことについてご託宣する」のが医者なのだから、そういう存在をあまり深く信じすぎてはいけない、ということだ。その最たるものが癌治療とワクチン接種であるが、この二者については最近は警戒感を持つ人も増えつつある気がする。それはいいことだ。
だいたいが日本人はお人好しで、他人を信じ易すぎるから、政治的にも経済的にもいつも騙されるのである。



(以下引用)





『手足口病』が爆発的な流行とのことですが、『チャドクガ』(椿の毛虫)にかぶれたのでは?? ― 2013/08/10 14:51




最近、『手足口病』が爆発的な流行というニュースが上がっている。


このニュースに対して、「これは、放射能の影響なのではないか?」という疑念が、多く寄せられているのだが、ちょっと待ってほしい。


もちろん、可能性としては、あると思うのだが


手足口病の症状を見てほしい。

http://www.tanpopokodomo-clinic.com/cgi-bin/case/siteup.cgi?category=3&page=5


では、『チャドクガ 症状』で画像検索してみてください。




どうですか?


そっくりでしょう。


口が炎症しているというのは、ともかく(それは、口内炎でしょう)、皮膚のかぶれに関しては、ほとんどが、筆者には、『チャドクガ』にかぶれた症状のように見えます。



筆者は、実家が造園業なので、小さい頃から、様々な庭の手入れを手伝ってきました。

その中で、一番問題だったのが、この『チャドクガ』通称(椿の毛虫)による『かぶれ』です。


筆者は、通算、20回ほど、この『チャドクガ』による炎症を経験していますので、大変詳しいです。

1、とてつもなくかゆい。しかも1週間ほど症状が続く。

2、刺された箇所だけでなく、全身に症状が出る。

3、いつかぶれたのか?理解出来ないことがある。
直接毛虫に触れなくても、脱皮した毛が飛んだものに触れただけでもかぶれることがある。


ということです。

これ、知らなかったとしたら、何かとてつもない病気に罹ったのかも?と心配になるかもしれません。
それほどの症状になる人が居るということです。(個人差があります)



この毛虫は、とてつもなく強敵なのです。


是非、皆さん、知っておいてほしいと思います。



恐らく、現在、『手足口病』と言われている症状の、かなりの部分、とくに、4月〜10月に起きるもののほとんどは、このチャドクガによる炎症(椿の毛虫による かぶれ)と思われます。


対策としては、まず、毛虫の原因となる木(ツバキ、サザンカ、お茶)を植えないということ。


その木の下を通らないということ。


もし、庭などにある場合は、毛虫が誕生した直後(4・5月および8・9月)には、葉っぱの裏に大量に固まっていますので、その段階で、切り落としてビニール袋に入れて駆除します。

毛が飛ばないように注意してください。


この作業を行う際には、必ず、長袖長ズボン、ゴム手袋を使用してください。

特に、これからお盆過ぎには、チャドクガの幼虫が誕生する季節ですので、厳重な注意が必要です。


当ブログは、『陰謀論』のブログではありません。防げる被害は、確実に防ぎましょう。


これで、誤診されて、変な薬飲まされて、二次被害にあったりしたら、目も当てられませんから。。


以下、wikipediaも参考に


毒針毛とかぶれ

俗に「ケムシに刺された」というがケムシはカやハチのように自分から積極的に人を刺すものではない。チャドクガは生涯を通じて毒針毛をもち、触れるとかぶれを生じる。一度その被害にあった人はそれが抗原になって2回目以降、個人差はあるがアレルギー反応を起こすことがある。毒蛾の毛虫1匹にある毒針毛は50万本から600万本といわれている。ガやその幼虫であるケムシはチョウに比べて著しくイメージが悪いが、理由のひとつがこれである。しかし毒針毛を持つ種類は全体のごく一部である[1]。

毒針毛は非常に細かく、長袖でも夏服などは繊維のすきまから入り込む。直接触れなくても木の下を通ったり、風下にいるだけで被害にあうことがある。またハチの毒などと違って幼虫自身の生死に関わらず発症するので、幼虫の脱皮殻や、殺虫剤散布後の死骸にも注意が必要である。被害にあったときに着ていた衣服は毒針毛が付着しているので、取扱いに注意する。成虫も毒があり、卵塊は成虫の体毛に覆われているので、幼虫の時期のみでなく年間通じて注意が必要である。

wikipedia


by velvet morning [薬害] [コメント(0)|トラックバック




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コカコーラの正しい使用法

徽宗皇帝のブログでも転載した、「世界の裏側ニュース」から、なかなか楽しい記事を一つ紹介する。
まあ、コカコーラだけではなくペプシコーラでも話は同じだろうし、私は最近コーラ飲料を時々飲む(つまり、暑いときにコーラを飲むのは気分がいいという事実はある)ので、この記事は「コーラの飲み過ぎは危険だよ」くらいに受け止めればいいと思う。
体に害が無いものだけを取り入れて生きるというのは不可能な話だし、健康のためなら死んでもいい、というほどの健康マニア以外は、食べ物や飲み物は「すべてほどほどに」でいいのではないだろうか。もっとも、食品に含有される放射能による内部被曝に関しては、まだ検証が十分ではないはずだから、あまり安心はできないのだが。
あまり気にするな、と書いてはみたが、鉄分やカルシウムが体から失われると様々な障害が起こるのは確かなことだろうから、まあ、コーラを飲むのは喫煙くらいの害はある、と思えばいいだろう。「健康のため吸い過ぎに注意しましょう」と同様に、「健康のため飲み過ぎに注意しましょう」とコーラ飲料には表示すべきではないか。


純粋な酸素の中では、実は生物は生きられないという。何事もほどほどが一番、ということだ。



(以下引用)



コカコーラの正しい使い方



2013年05月16日(木) 05時52分13秒
テーマ:健康とビジネス

コカコーラの正しい使い方

http://www.virtualpetlist.com/showthread.php/16004-Water-or-Coke

1. アメリカの多くの州において、高速道路パトロール隊は2ガロン (約7リットル) のコーラをトラックに配備している。これは高速道路での交通事故の後処理として、血痕を除去するために使われている。


2. コーラの入ったボールの中に食用肉の骨を入れると、2日間で溶けてなくなる。


3. トイレ掃除に
便器にコカ・コーラを一缶入れて、一時間放置し、その後トイレの水を流す。コーラに含まれるクエン酸が陶器製の便器のシミを除去してくれる。


4. 車のバンパーの点状さび跡を取り除く
アルミホイルをくしゃくしゃにまるめ、それをコカ・コーラに浸し、それでバンパーを擦る。


5. 車のバッテリー端子の腐食部分をきれいにする
・ターミナル部分をカバーするようにコカ・コーラを注ぐと、泡が出て腐食部分がきれいになる。


6. 錆びたボルトを緩める
コカ・コーラに浸した布を錆びたボルトに数分間、つけておく。


7. 服に着いた油のシミを抜く
油の汚れのついた服の山にコーラを一缶ふりかけて、合成洗剤を加えていつも通りに洗濯する。コカ・コーラが油のシミを浮かせてくれる。
また、車のフロントガラスから見える道路状の景色が蜃気楼状に見えるのを防ぐ。



大事なポイント

1. コカ・コーラの中の有効成分はリン酸である。リン酸のpHは2.8で、この中に鉄の釘を入れておくと約4日間で溶ける見えなくなる。また、リン酸は骨からカルシウムを浸出させるため、骨粗しょう症発症率の上昇の主な原因となっている。


2. 濃縮コカ・コーラ原液を運ぶトラックには、高度の腐食性物質を運ぶ車につけられる「有害物質 (Hazardous material)」のプレートを付けなければならない。


3. コークの販売業者は、自社トラックのエンジンをきれいにするためにコーラを約20年間使い続けている。

************************************************



「コーラもペプシも飲めなくなる話」(2012年07月06日)より


インドの農家は農薬の代わりに使っています。




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高血圧と食塩

「異端医師の独り言」というブログから記事の一部を備忘的に転載。
記事全体は、食塩は高血圧と(基本的に)無関係だ、という内容だが、もちろん、広い意味では、食塩摂取量は血圧と関係するだろう。しかし、血圧のメカニズムは単純に食塩摂取量だけに還元できるものではない、とされるようだ。そして食塩悪玉説の論拠(実験データの正当性など)は驚くほど薄弱なようなのである。
下記記事にあるヤモマモ族は食塩摂取量が少なく、高血圧は殆ど無い種族だが、実は彼らの生活は食塩摂取が少ないだけではなく、「摂取カロリーも少なく;果物、野菜、そして乳製品の摂取量が多く;より痩せていて、活動的で;アルコール摂取量は少なく;そして工業化されていない。」というものだ。こうした生活が高血圧になりにくい生活であることは、おそらく誰でも予想できるだろう。つまり、高血圧になりたくなければ、あるいは高血圧体質を改善したければ、「摂取カロリーを減らし、体重を落とし、活動し、アルコール摂取量を減らす」のがいい、ということである。
それは最後の「アルコール」を除いては、私の現在の生活である。(アルコールにしても、若いころに比べれば、まるで飲んでいない、という程度の摂取量なのだが。)とは言え、高齢になるにしたがって血圧は上がるのが普通のようだから、上に書いたような健康的生活をしていても高血圧になる可能性はある。私の場合は既に高血圧だと判定されているのだが、なるべく降圧剤を飲まないで、医者にもかからずに自分で血圧操作をしようと努力しているわけだ。それは、高血圧治療が医者の安易な金儲け手段になっているということへの反抗である。大きく言えば、我が身を使っての人体実験をして、「降圧剤からの脱出」を試みているわけだが、今のところ完全脱出はなかなか難しい、という感じだ。
かつての体重72キロを、現在62キロまで減らしたが(身長は176ほどある)この体重だと上半身などまるで骸骨である。それでいて血圧は「高め安定」なので、今後、どうしたものか思案中だ。まあ、前に書いたように上が160、下が95までは「高血圧ではない」という方針でいけば問題はないのだが、血圧が高い時に頭痛などすると、脳卒中などの不安が頭をよぎったりする。まあ、脳卒中で即死すればむしろ望ましい死だが、半身不随で、寝た切り、要介護となるのは、御免蒙りたいので、仕方なしに数週間に一度くらいは降圧剤を飲んだりしている。なかなか毅然として「常識への反抗」をするのは難しい。(笑)


(以下引用)


初期の論争では、食塩の有害性を示す殆どの証拠は「生態調査」として知られる疫学調査によりもたらされた。それは先住民族、例えばブラジルのヤモマモ族の食塩摂取量と血圧を調査し、工業圏のそれと比べる。先住民の食塩摂取量は 1g以下で、高血圧や心臓病は殆どない。一方、工業圏、例えば北部日本の住民は一日に 20~30g、世界で最も多量の食塩を摂り、脳卒中の発症率は世界一である。このような発見は移住調査で補強された、すなわち、工業圏に移住した先住民族を追跡すると、食塩摂取量が多くなり高血圧症が増えた。
 これらの発見から直感的ダーウィ型進化論が提唱された:人類は食塩が少ない環境下で進化してきたので食塩を保持できる固体が生き延び、この形質は食塩が豊富な現在まで受け継がれた。この論法に立つと、最適な食塩摂取量は数g、原始社会のそれで、工業圏の住民は食塩を過剰に摂取するため心臓病と卒中が多いことになる。
 このデータと仮説の積み重ねの落穴は、データ全体の半分しか含めていないことである。他の半分、特に集団内調査(intrapopulation studies)と呼ばれる調査は食塩-高血圧説を支持しない。集団内調査では、ある集団、例えばシカゴに住む男性の食塩摂取量と血圧を比較した、そして食塩摂取量と血圧は全く相関がなかった。1980年、国立統計センターが 20,000人を対象とした集団内調査でも関連を認めなかった。
 しかしながら、いずれの調査法をもっても決定的な答えを得られなかった。生態調査は、科学的な研究法とは言えず、現在はあまり用いられない。この調査法の致命的欠点は、結果に影響を与える変数の数が集団により異なるのに、結果を一つの変数で説明することである。例えば、食塩摂取量の少ない集団は、摂取カロリーも少なく;果物、野菜、そして乳製品の摂取量が多く;より痩せていて、活動的で;アルコール摂取量は少なく;そして工業化されていない。これら一つ、あるいは幾つかの組み合わせが血圧を低下させる。先住民族は感染症や外傷で若くして死ぬ傾向があるが、工業圏の住民は心臓病にかかるほど長生きすると Epsteinは言及する。





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血圧のメカニズム、または薬に頼らない高血圧治療

血圧のメカニズム、または薬に頼らない高血圧治療


私は長い間高血圧の治療をしていて、つまり降圧剤のお世話になっていて、それを先月くらいから服用しなくなったということを以前に書いたが、現在でもそれは続いている。つまり、まったく薬は飲んでいない。それで、現在の血圧はだいたい下は80から100、上は130から150といったところである。日によって上下するが、平均だと下は90、上は140で、通常なら薬を飲むべき数値だろう。しかし、それは現在の基準による判定であって、昔の高血圧の基準は、下は95、上は160以上であったということは前に書いた通りだ。その基準からは、私は高血圧ではない。ただし、私の現在の血圧は、ウェイトコントロールで体重を7~8キロ落としてのものだから、他人にはそのままの適用はできない。また、体重(肥満)と血圧がそのまま結び付くという話でもない。結びつくことが多いだろう、ということだ。
さて、本題である血圧のメカニズムだが、これが案外と分かりにくい。というより、私にはネットで探すことはできなかった。なぜ血圧が上がったり下がったりするのか、という根本のメカニズムを他の人は知りたくないのだろうか。それともこれは医学における「密教」で、世間からは隠されているのだろうか。それを知られると、高血圧治療は素人が自宅でできるから、医者は商売上がったりになるのだろうか。
仕方がないので、私は素人考えをここに書くことにする。単なる覚え書きだが、中には他人の参考になる部分もあるかもしれないので、書いたらブログに載せる予定だ。

血圧とは、要するに心臓が体全体に血液を送る際の圧力、つまり「送圧力」である。この圧力が強すぎると血管に負担がかかり、場合によっては血管が破れる。とくに脳血管が破れることが多く、これが脳卒中、脳溢血である。だから高血圧は良くない、とされているわけだ。
しかし、では低血圧がいいかというと、そんなことはまったくなく、脳に血液が十分に回らず、めまいや意識低下などが起こる。これが脳貧血である。要するに、血圧は高すぎても低すぎても良くないのだが、それを自分でコントロールすることは難しいと思われており、だから高血圧治療が医者の金稼ぎの好材料にもなっているわけだ。低血圧の人間は数が少ないのであまり商売対象としては旨味がないから今は社会的に放置されている、というのが真実だろう。もちろん、本当に治療の必要な高血圧患者も無数にいる、ということは付け加えておこう。問題は、高血圧患者のうち、かなりの割合は治療の必要が無いのかもしれない、あるいは自分で十分に治療できるのかもしれない、ということだ。

さて、本論である。
血圧のメカニズムはどういうものか。再度言うが、これは私の直観的推定による考えであり、医学的には噴飯物である可能性は高いのだが、馬鹿な考えでも何かのヒントになるかもしれないから書くのである。私には医学的知識はまったく無いのだ。

血圧を決めるのは体全体の「血液量」と血液中の「塩分」である、というのが私の考えだ。そして、この二つは自分でコントロールできる、つまり血圧はある程度自己コントロールできる、というのが私の考えである。
塩分を控えるのは医者も全員言うことであり、何を今さら、と思われるかもしれない。しかし、私は「塩分を控えろ」と言っているのではない。「必要な場合は塩分を摂れ」、つまり「自分で塩分コントロールをしろ」と言っているのだ。もちろん、塩分を控えることが多いのは当然だが、なぜ当然なのか。それは、血液中の塩分濃度が高いと、「ナトリウムポンプ」によって水分が要求され、血液量が増えるからである。(と私は考えている、ということだ。いちいち断らないが、私の言葉にはまったく裏付けはないし、言葉そのものの使い方も間違っているかもしれない。)
念のために「血圧とナトリウムポンプ」でネット検索してみる。

簡単すぎる説明だが、次のようなものがあった。

「ナトリウムポンプは、Na+を再吸収し、血液量を増大させ、血圧を上昇させている。 ナトリウムポンプは尿細管にあり、ろ過された塩分(ナトリウムイオン、 Na+)を再吸収し ます。血液に入るため、血液量が増え、血圧が上昇します。」

べつにここで本格的な説明をする必要もないだろうし、その知識も能力もないのだが、要するに浸透圧の関係で、ナトリウム濃度が高い血液は水分を要求するため、血液量が増え、それは心臓に「送圧力を高めろ」という指令になる。それが一時的高血圧となるわけだ。その状態がいつもそうであると、慢性的な高血圧になる。それが病気としての高血圧である。
つまり、まずは高血圧そのものは日常的に頻繁に起こっている現象だ、ということを理解する必要がある。いわゆる「白衣高血圧」とかいう奴もそれだ。医者の前だと緊張から血圧が上がったりする。高血圧とは「戦闘態勢」でもあるわけだ。おそらくアドレナリンも関係するのではないか。

さて、血液中の塩分濃度が血圧と関係がある、ということは分かったことにする。そして、血液中の塩分濃度が高いと一時的にでも高血圧になるし、それが長く続くのはマズイ、ということも分かったことにしよう。ただし、普通の食生活の中で摂取する程度の塩分はたいして問題ではない、と私は思っている。特に根拠は無い。直感である。

次は、血液量の問題だ。
少し前に引用した文章にも「血液量が増え、血圧が上昇します」とあった。
なぜ血液量が増えると血圧が上昇するか。当たり前の話で、多くの血液を送るには心臓というポンプをフル活動させねばならないからだ。高い送圧力をかけないと、体の末端まで血液を送れないからである。それだけ血管にも心臓にも負担がかかることになる。だから高血圧にはリスクがある、という話なのである。
私は高血圧だという診断をされた時に、「心臓肥大」という判定も受けた。心臓が肥大するのがなぜ悪いのか、その時はまったく理解できなかったのだが、要するに、心臓に過重労働をさせていることが「心臓肥大」という結果になった、ということである。肥大していることが悪いのではなく、その原因である心臓の過重労働が問題だったわけだ。

さて、塩分コントロールの必要性は分かったとしよう。では、「血液量」はコントロールできるのか。私は、できる、と思う。
簡単な話である。要するに、飲む水分の量と排出する水分の量で血液量はほとんど決まる、というのが私の考えだ。
まず飲む水分の量だが、これは冬場と夏場では当然異なる。しかし、概して現代人は、排出する水分に比して、飲む水分が多すぎる。それが高血圧の原因の一つではないか、というのが私の仮説である。私の観察した限りでは、現代人の多くは、喉が渇いてもいないのにやたらとコーヒー、コーラ、ジュースの類を飲む。甘い飲料を飲んだ後に、口を洗うために水をも飲む。スナック菓子や甘い菓子を食うと、必ず何か一緒に飲む。
そして、現代生活ではほとんど汗をかかないから、飲んだ水分はそのまま大半は血液と尿になるわけだ。これでは、腎臓は過重労働になるだろう。糖分も十分に処理できない場合は血糖値が恒常的に上がり、やがては糖尿病である。つまり、現代生活はほとんど必然的に高血圧か糖尿病、あるいはその双方になるようにできている、ということだ。
冷たい飲み物は、喉越しの快感というものもあり、必要以上に大量に飲む傾向がある。そして、クーラーの利いた室内で生活の大半を過ごすのだから、汗をかかない。つまり、体内の塩分が汗とともに排出されるということがない。摂取水分が過剰なのである。そのために血液量が必要以上に増えることになる。
これが現代人に高血圧の多い理由だと私は考えている。つまり、現代生活そのものに高血圧の原因がある、ということだ。
以上の私の考えが正しいなら、高血圧にならない工夫、あるいは軽度の高血圧なら自分で治す工夫というのもそこから導き出せる。

一言で言えば、食べるもの、飲むものを自己コントロールすることである。それに加えて、汗をかく生活をするのが望ましい。そうした生活は自然と体重減につながり、体重減はまた血圧コントロールにも好影響を与えると私は思っている。つまり、好循環になるわけだ。

どういう食生活をするか、というのはもはや蛇足だろう。巷に溢れる、「これを食べれば高血圧が治る」という類の本は無意味である。私の言うのはむしろ「飲まない工夫」「食べない工夫」をしろ、ということだ。美味いから食う、美味いから飲む、というのは当たり前の話だが、それは人を不健康へ導く悪魔でもあるのだ。「必要だから食う」「必要だから飲む」に今から考えを変えるべきである。そうすれば、夏場でも冷たい水を避け、熱いお茶かぬるいお茶、あるいはぬるい水の方を選ぶべきだと分かるはずだ。冷たい水なら、夏場は一度に1リットルも2リットルも飲んでしまうものだ。熱いお茶なら1杯飲めば十分、となる。そして、体が要求している水分はそれだけなのだ。
もちろん、激しい運動や労働をした場合は水分も大量に補給する必要はあるだろう。しかし、その場合も「ぬるい水」か「ぬるいお茶」にしないと、やはり過剰に摂取することになる。それだけ夏場の「冷たい飲み物」の喉越しの快感の誘惑は強い。
また、激しい運動や労働をする場合は、むしろ塩分を摂るべきである。そうしないと一時的な低血圧になる。これが熱中症の正体だろう。

以上で私の「高血圧の自己治療」あるいは「高血圧予防の生活習慣」の話は終わりだ。
こういうことを書いたら自分の血圧が上がってまた薬のお世話になり始めた、という皮肉な結果になりがちだが、まあ、もう少し薬の世話にならないで「自分の体を使った人体実験」を続けることにする。少なくとも、上に書いたことは「高血圧予防の生活習慣」にはなると思う。そして、「水分の制限」は、あまり他の誰も言っていないことだと思うから、こうして書く価値はあるのではないだろうか。






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正常な血圧とは?

理学療法士のshowさんのブログから転載。
まさに、我が意を得たり、である。
もちろん、あまりに血圧が高い状態が続く事は危険だろう。しかし、どこからが高血圧か、どの程度から薬物治療をするべきか、という点に関しては、医者自身が、国やWHOなどが勝手に決めた基準に盲目的に従っているにすぎないのではないか。そして、降圧剤に頼る限りは、「生きているかぎり飲み続ける」ことになる。医者にはいい商売だろうが、(何しろ、診察など不要なくらいで、自宅で本人に血圧の記録を取らせておけばいいだけだ)患者にとっては出費も馬鹿にならない。私の場合は、一回の診察で5000円近い出費である。診察時間は数分だ。医者にとっては、まさに、高血圧さまさまだろう。
というわけで、私は最近は医者に行っていない。どうしようもないレベルまで血圧が上がってくれば仕方がないが、上が160、下が95程度ならば「自分は正常だ」と信じることに決めた。なぜなら、「昔は」それが正常だったからだ。


(以下引用)


増えていく病人 テーマ:医療



 最近の風潮として、高血圧、高脂血症、糖尿病はしっかりと治療を受けなければなりません、的な空気があります。




 問題は、この風潮が、多くの人が健康を気にするようになったから、ではなく、国による意図的なもののような気がしてなりません。







 お年寄りが集まると、健康関係の話題が良く聞かれます。




 そして、1回は必ず聞く台詞が「最近血圧が高くてねぇ」です。




 さて、みなさん。この方は本当に高血圧なのでしょうか?




 血圧には基準値というものがあり、それに従って、正常とか高血圧だとか判断されます。




 現在の若者~中年の正常値は130/85mmHgです。




 しかし、これは2004年4月からであって、それまでは140/90mmHgまでが正常範囲でした。




 しかも、さらにその前は160/95mmHgまでが正常範囲でした。




 つまり徐々に正常範囲が引き下げられているのです。




従って、もしその人の血圧が140/mmHgだとすると、今の基準では高血圧ですが、前の基準ではぎりぎり正常範囲になり、更にその前の基準で考えれば余裕で正常範囲になります。




 逆に言えば、自分の血圧の値は変わっていないのに、知らないうちに高血圧にされているかもしれないのです。




 これは、血糖についても同じ事が言えます。




 現在、空腹時血糖値が126mg/dl以上が糖尿病とされています。




 しかし、これは1999年5月以降のことです。




 それ以前は140mg/dlまでは正常範囲でした。




 昨日まで健康になったのに、一夜明けたら突然糖尿病患者になってしまうのです。




 このように、基準値が変わったことにより、一夜にして病人にされてしまった人は決して少なくありません。




 

 こうした基準値の変更についての国やWHOの言い分は、早い話が、「その状態を放置しておいて重症化し、合併症を併発してしまうと大変だから。早い段階で問題意識を持ち、治療をしっかり受けてください」というところでしょう。




 一見、正論ではあります。言葉だけ聞いていれば、だれも反論できません。




 しかし、この変更になった基準値の根拠というのが良く分かりません。




 誰がどの様な根拠、データに基づいているのか、その信憑性は?




 そういったものがはっきりしていない今、色々と竅った考えをしてしまうのは僕だけでしょうか?




 

 




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高血圧は自分で治せる?

肥満と高血圧は日本人の中高年の二大悩みだろうが、果たして痩せていることや低血圧はいいことなのだろうか。で、この二つはほぼ並行しており、肥満の人は高血圧であることが多く、痩せている人は低血圧であることが多いと私は理解している。実際、私はかつてはやや肥満気味であり、体重が80キロ近くあった。身長は176くらいあったから、その体重でもそれほど不都合は無かったのだが、中年になると覿面に高血圧になった。これはやはり肥満から来たものだろう、と思って体重を落とし、72キロをコンスタントな体重として維持したが、それでも相変わらず高血圧の薬の世話になっていた。医者の知人の話では、高血圧の薬は、飲み始めたら一生飲むしかない、ということなので、仕方なしに飲み続けていたのである。ところが、数か月前から肉体労働の仕事に就き、2か月余りで体重が7キロ減ったのだが、それと同時に、血圧の状態に変化が出たのである。上が140、下が90を切ることが多くなり、ためしに薬を飲まない日を作っても、それほど血圧が上がらない。もっとも、数日すると上が150近く、下が90以上になるので、また飲む。それの繰り返しで、要するに、毎日飲むはずの薬を4、5日おきくらいで飲んでいるわけだ。こんなふうに血圧がサイン曲線のように定期的に上下するのも、良くないのかもしれないが、血圧が上がってもいないのに血圧を下げる薬を飲むのも変な話だと思ったのである。
要するに、体重をある程度落とせば、薬に頼らなくても高血圧は改善される可能性があるのではないか、と私は考えているわけだ。ただ、その「ある程度」、がなかなか難しい。私は肉体労働に就いているので、体重を減らすのは簡単だった。ヒントを一つ言えば、晩酌の習慣のある人間は、夕飯(炭水化物など)は食うな、ということだ。どうせ酒のつまみなどを食うはずだから、その上に晩飯まで食えば、食い過ぎに決まっている。その、わずかな我慢でゆるやかにでも体重は減らせる。もちろん、運動などをしてカロリーを消費するのはいいことだ。ただし、運動は運動障害の危険と常に隣り合わせだと私は考えている。
さて、ここで最初の話に戻る。果たして、痩せていることや低血圧は、肥満や高血圧より素晴らしいのだろうか。
私にはそうは思えない。痩せているとスタミナや回復力に問題があるし、低血圧ははっきりとめまいや立ちくらみ(まあ、似たようなものだが)などが起きる。と言うのは、これは私自身が今日経験したのである。今朝、血圧が高めだったので、(上が167、下が97だ)数日ぶりに降圧剤を飲んで仕事に行ったら、仕事の最中に、ひどいめまいに襲われたのである。家に帰って血圧を測ってみたら、案の定、低血圧であった。(上が101、下が62である。念のために1時間後にもう一度測っても、上が100、下が61であった。)
要するに、薬を飲む回数を減らした結果、体が薬に頼らなくなってきたために、逆に薬が効き過ぎるようになったのだろう、と私は考えている。
私自身の体を使った人体実験はまだしばらく続けるつもりだが、果たして高血圧の薬は「一生飲み続けるしかない」ものなのかどうか、後数か月もすれば報告できるだろう。

余談だが、低血圧で体(頭)がふらふらしていたので、何か塩気の強い食事をしようと考え、家に帰った後、自分で蕎麦をゆでて今年初めてのざる蕎麦を食った。ざる蕎麦のつけ汁の成分はほとんど醤油であり、塩気は十分だ。で、予測どおり、半時間もすると血圧は正常に戻っていた。低血圧には、水分と塩分を多量に摂るのがいいようだ。(まあ、それが効き始めるのに時間が本当はどれくらい必要か、私には分からないのだが)

最大の問題は、今朝の血圧、(160~100前後)のような場合に、薬を飲むべきか、飲まざるべきか、まだ私の心が決まっていないことである。

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