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自分の体は自分で守れ

内海聡というお医者さんのフェイスブックから転載。(他のブログで知った記事だが、面倒なので経由は省略。)
本文中の「(2)を実践できれば動物です」というのは、言うまでもなく動物を人間以上に賢い存在としているのである。うっかり者が、「人間は動物よりエライ(賢い)」という固定観念で誤読するかもしれないので、念のため。
自分の体のことを本能的に分かっているのが野生動物であり、それがペットや家畜になると、その本能が薄れてきて、肥満の犬や猫、生活習慣病の犬や猫が出てきたりする。それより悪いのが家畜で、人工的に肥満体にさせられ、メタボ化した体を「霜降り肉」などとして売られるわけだ。
何も自分から家畜にならなくてもいいのに、そういう家畜と同じ生活をし、家畜状態になっているのが現代人である。まあ、肥満体がその人にとっては自然である、という生まれつきの人もいるから、肥満自体が悪いわけではないが、度を越さないことが大事だろう。
商売のために筋肉や脂肪を身につけるのがプロレスラーや相撲取りであるが、その彼らの中でも賢い人間は、現役を引退したら意識して減量に取り組む。50キロ(人間一人分!)ほども減量するのである。カール・ゴッチや隆の里などはかなりの減量をしているはずだ。逆に、現役を引退するとブクブク肥るスポーツマンも多く、そういう連中はたいてい早死にする。現役時代と同じ食事をし(胃袋が通常の人より大きくなっているためである)運動はしなくなるのだから、当然である。
かといって、長嶋茂雄のように、現役引退後も運動を欠かさず、酒も煙草もやらない人間が脳卒中になったりするから、病気の予防はなかなか難しいものである。
突然だが、医療界は、「治療」はするが、なぜある病気になるのか、という原因究明や「予防」は本気でやっていないように思う。まあ、世の中から病気が無くなれば彼らは飯の食いあげだからそれは当然だ。つまり、自分の体を守るのは自分しかいない、ということである。



(以下引用)





内海 聡 · フォロワー31,168人
9月17日 1:25 · ..




ある食事に対する考え方だが、これが実践できたら人間です。(2)を実践できれば動物です。全部実践できないのがグーミンです。

(1)知識を増やすこと。糖分を摂り過ぎた場合に、将来、どんな病気が待ち受けているか? それを知れば、白い砂糖は毒物に見えてくるはずである。人工甘味料を摂取すると何が待ち受けているか? それを知れば、怖くてソフトドリンクに手を出せなくなるだろう。

(2)胴体(胃など)の意見を尊重することである。われわれが通常、「おいしいものを食べたい」という欲求を抱く身体の部分、実際に甘いものやスナック菓子を食べたときに、「おいしい」と満足している部位は、頭ではなかろうか。胴体は、決して喜んでいない。食後に胃がもたれるのは、まさにその状態だ。

野菜ジュースを試してみた。食材が揃ってなかったこともあり、実にまずいジュースができた(その後、改良を加え、おいしいものになった)。頭は、拒絶したわけである。だが、飲んだ後に、いつもとは違い、腹部に妙な爽快感がある。通常、食後には胃に負担がかかり、眠気も感じる。そうしたものが一切ないのだ。これが身体が喜ぶ食事というものなのだろうと思ったのである。こうした経験を重ねていけば、身体と対話する能力も発達してきて、本当に自分が食べたいものが把握できるようになるのだろう。頭部の意見だけでなく、身体各部の意見も聞いて、民主的に食べ物を決めよう。そうすれば、「好きなもの」「食べたいもの」だけ食べることで健康になるはずだ。身体が病気を「作る」ものを食べてしまう原因は、頭だけで選んでいることにある。

(3)常識をリセットする。食事の量も問題であるが、「1日3食」などという常識に囚われず、食べたくないときは食べないようにする。結果的に24時間食べなかったということもあるだろう。「おかずだけ食べてはいけない」(毎回の食事に必ず米かパンを主食にする)というのもリセットすべき常識である。




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ダイエットの話(付:血圧の話)

「大摩邇」経由で、「異端医師の独り言」から転載。
ダイエットについての様々な誤解や迷信を打ち破る知識がたくさん入っている記事だ。
「工業圏の住人は、普通に生活していれば肥る」
というのは、私もしばしば述べていることである。当たり前の話だ。過剰に栄養を摂取し、ほとんど運動をしなければ、「過密飼い」の家畜も同然に肥るに決まっている。家畜でも放牧すれば、自由に運動するから、締まった体になる。(農業漫画(?)「銀の匙」参照)特に家庭の主婦などが体重過剰であるのは、その生活が「食べ過ぎ、運動不足」であるからだ。ならば、ダイエットの方法は「食べないこと」、「運動すること」の二つしか無いのは当然であり、「食べてダイエット」というのは愚の骨頂である。
下の「異端医師の独り言」というサイトには、減塩が血圧降下に良い、という考えが、エビデンス(証拠、だろうか)がほとんど無い、ということなど、様々な「医学の迷信」を打破する記事が多い。前にも引用したような記憶もある。
なお、安保徹という医師もそうした「医学の迷信」を打破する活動(言論)を行っており、たとえば血圧に関しては、ほとんど生まれつきであり、高血圧が自然である人もいれば、低血圧が自然である人もいる、という考えだ。むしろ低血圧の方が不活発な体質で不便だ、という考えのようで、彼自身は血圧が常時170~180ある「高血圧」だが、まったく気にしていないと言う。もちろん、降圧剤など飲んでいないのだろう。要するに、血圧は個人差が大きく、「正常値」など存在しない、ということである。
血圧に「正常値」を設けた結果、人為的に「高血圧症」とされて「要治療」となった人間が膨大におり、それは医療業界の一大金蔓になっている、ということである。これが数年前の「メタボ基準」の真相だろう。




(以下引用)







2013年01月29日21:20



おデブの内科的治療


異端医師の独り言さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/leeshounann/archives/51300447.html

<転載開始>
カテゴリ医学、科学論文の要約

工業圏の住人は、普通に生活していれば肥る、これは環境と遺伝子のミスマッチによる。環境とは「美味しい食品を簡単に手に入れられるようになった、座ったままの生活、交通手段、の発達など」。遺伝子とは「かつて人類が飢餓に際し、発達させてきた倹約遺伝子群」。倹約遺伝子群は「飢餓(ダイエット)に際し、基礎代謝を低下させ、飽食時に余分なエネルギーを内蔵脂肪として蓄える」働きをし、生存の可能性を高めた。
 100人に一人くらい、ダイエットを意識しなくても肥らないヒトがいる。かかる人類は、万歩計で計れない運動を無意識のうちにしている。例えば、椅子に座っていても無意識に体を傾け、腹筋や大腿筋を使ったり、それにより一日数百カロリー(数字は失念)余計にカロリーを消費する。
 さて、ダイエットに科学のメスが入ったのは 1994年、抗肥満ホルモン leptinの発見に端を発する。その後、ghrelinをはじめ食欲をコントロールするホルモンが次々に発見され、2001年頃から超一流の科学誌に肥満やダイエットの総説を散見するようになった。
 2008年8月号の NEJM*に首記の「Nonsurgical Management of Obesity in Adults」という論文が掲載されている。著者(Eckel,R.H.)は、減塩政策で失態を演じた国立心肺血液研究所(NHLBI)のガイドラインをそのまま紹介し、ダイエットを理解しない能天気な論文を鵜呑みにし、そしてダイエット薬服用へと誘導している感がある。しかし、何しろアメリカの超一流内科誌、僕の経験とあわせ、ダイエットの科学を紹介します。
 論文*では、まず食事について諸説が紹介されている。「総カロリーを減らして減量に成功した研究」が紹介されているが、摂取カロリーを減らせれば痩せるのは当たり前。
 低脂肪食については論争があると記されているが、脂肪は肥らない。いくら血中脂肪濃度が高くなっても、それを体脂肪に変換するホルモン、インスリンがでてこない(=分泌されない)からだ。ヨガの修行に「バターと牛乳だけを食べる」のがある。一日の摂取カロリーは7千数百 Kcalになるが、みるみる痩せる。かつては、これをヨガの神秘性に求めていたが、種を明かせば(科学が進歩すれば)仕掛けは簡単。
 低炭水化物食は、一時的ダイエット効果があるが一年続かないと紹介されている。
 意外だったのは、低糖化指数ダイエット。糖化指数とは、食べた後 2時間目の血糖値(血糖値の濃度下面積=AUC)、これが高くなりやすい食品は肥りやすいと考えられている。なぜなら、インスリンとインスリン様成長因子が分泌されるからだ。2つの無作為化試験によると、低糖化指数ダイエットは同等のカロリー制限と減量効果に差がなかったそうだが、前者ではインスリン分泌が抑制された。追試を待つしかない。
 高タンパク食は肥満ホルモンが分泌されず、基礎代謝を高め、ダイエット中の筋肉量低下を抑制する。だからお勧め。
 数社のダイエット食、いずれも減量効果が示されているが、こんなものを一生食うわけにはいかない。
 現在の知見をもって、僕がすすめるダイエット食は、高タンパク・中脂肪・低糖化指数食。
 運動にいたっては噴飯ものであった。一日 80分の歩行、あるいは 35分のエアロビック運動**、これにカロリー制限を加えると、さらに減量効果があったという研究を紹介している。そんなの当たり前、マラソン中毒者やサーファーでない限り、誰がこんな運動を毎日続けられるの? 差を出せばいいというものではなく、実行可能な役に立つ研究を待ちたい。Science誌***によると、過激な運動は食欲亢進ホルモンを増加させ、食欲低下ホルモンを低下させるので、肥りやすくなる。
 FDA(食品医薬品局)で認可されている痩せ薬は 4つ、Diethylpropion、Phentermine、Orlistat、そしてSubtramine。いずれもインターネットで購入できる。
 前 2剤は、覚せい剤の誘導体、日本のサノレックスと似たものと思われる。論文では、習慣性の可能性には言及しているものの、長期投与で安全だったという研究結果を紹介している。まだ比較的新しい薬なので 3カ月以上は連用しない方が無難だと思います。
 僕はサノレックス(食欲抑制剤)を処方して 20年近くになりますが、日本発の薬なのでエビデンスに乏しく、慎重に処方しています。経験的に、連用しなければ習慣性は無いようです。肥満者、2型糖尿病、脂質異常症や高血圧症には、本剤の助けを借り、5日の断食を勧めています。断食により、血中にケトン体という食欲を抑制する物質が出現し、以降のダイエットが楽になります。減量に成功したら、それをいかに持続させるかが重要。詳細は、カウンセリングしています。
 Orlistatは消化管での脂肪吸収を阻害する。結果、文字通り脂肪を排泄する、非常に安全な薬だが便意を感じると待ったなし。論文では、Orlistatを長期間服用しても安全でダイエットを維持できたという研究結果が報告されている。が、だいぶ前に「Orlistatを長期間服用しても痩せない」という論文を読んだ。この痩せ薬、製薬会社を肥らすだけ。
 Subtramineは食欲を抑制する薬。スタッフ全員で飲んでみたが、効いたのは一人だけ、僕に至ってはもりもり食欲が亢進した。本剤による心臓死が続いたため、イタリアでは、本剤の承認を取り消した。論文では、副作用として軽度の頻脈と血圧上昇(時に重篤)と紹介されているだけ。
 誰しも割れた腹筋にあこがれるので、TVショッピングの類では、次から次へと腹筋商品が紹介されます。引き締った二の腕もしかり。残念ながら、部分痩せはできないのです。ボディービルダーは猛烈に食べ、筋トレをして、そして猛烈なダイエットをするのですよ。
 最後に、ダイエットにあたりモチベーションを高める研究結果***を。ダイエットすると、身体がいわゆる「倹約モード」に入り、基礎代謝が低下する。そのため肥りやすくなるのだが、この倹約モードが若さを保ち長寿をもたらすと考えられている。実験に供したすべての動物で、自由に摂食させた場合と強制的にダイエットさせた場合、ダイエット群の方が長生きした。ヒトでは、130歳まで生きると予想されている。アメリカで超一流の科学者たちは徒党を組んで、ダイエットに取り組みだした。彼らの目的は、従来考えられていた天寿をこえて、未来を見たいそうだ。
 これは僕の見方ですが、売れっ子モデルはかなり痩せていますよね、世の男性が好むから。もしかすると、子孫を残す上で、わが遺伝子群が健康な女性を選別しているのかもしれない。

*New England Journal of Medicine 358;18:1941, 2008
**有酸素運動なるもの、誤訳から生じたしろもの。30分運動するとして、30分間続けても、10分ずつ分けても、消費される脂肪量は同じ、念のため

***Research on Aging: The End of the Beginning. Science 299:1339. 2003 

リー湘南クリニック leeshonan@gmail.com  拙著「癌患者を救いたい PSA検診のウソ」(正誤表)(2008年11月の記事、校正)




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日本人の精神的生活習慣病

「日経ビジネスオンライン」記事の前半だけ転載。この先は会員にならないと読めないので、私は知らない。私は「無料で会員になれます」という奴は警戒する主義なので。
生活習慣病は医者になど行かなくても自分で治せるものだ、と医者自身が言っているのだから、これは「癌治療は無駄」の近藤誠医師とならぶ、「医者にとっての裏切り者」で、真の「患者の味方」だろう。
もちろん、金と暇のある人は好きなだけ医者に通えばいい。だが、貧乏人のくせに生活習慣病で医者通いをするのは贅沢行為だろう。そして、これも毎度言うことだが、医者という存在自体は大事なものであり、彼らがいないとこの社会は成り立たない。しかし、医療における悪質な金儲けもまた存在している、ということだ。
私も高血圧の薬をたまに飲んでいるが、異常に血圧が高くなってきた時だけだ。血圧の薬は毎日飲まないとかえって悪い、と医者は言うかもしれないが、まあ、どうせ自分の体だ。
血圧の薬ならまだいいが、糖尿病や高脂血症の薬はかなりの劇薬のようだから、病勢が進む前に自分で体質改善をするのが一番だろう。医者自身もそれを勧めることが多いのだが、それを本気で実行する人は少ない。そして、病気になり、医者通いをすることになる。
要するに、大多数の人間は面倒臭がりなのである。自分で努力するより、誰かに頼って、薬一発ですべてを改善してほしい、というお気楽な期待があるのだ。

これは政治に対する国民の態度と同じではないか?



(以下引用)



「患者リテラシー」の有無で健康寿命は決まる


秋山 知子


秋山 知子
2013年9月13日(金)

1/4ページ






 漫然と大病院に行き、漫然と薬を常用する「自立できないおいしい患者」は「ダメ医者」を太らせ、病気とも縁が切れないという。医療の受け手向けに情報発信に取り組む岡本裕医師に、健康長寿のために備えるべきリテラシーについて聞いた。 (聞き手は、秋山知子)

岡本先生は、がん患者同士の情報交換や治療へのアドバイスを行うウェブサイト「e-クリニック」を運営されて12年になります。患者の自立度が治療結果を大きく左右すると以前から強調されています。患者の自立というのは、どういうことですか。




岡本 裕(おかもと・ゆたか)氏
1957年生まれ。大阪大学医学部、同大学院卒業。95年、阪神・淡路大震災を1つのきっかけに「21世紀の医療・医学を考える会」を発足。2001年、がん患者向けの情報提供サイト「e-クリニック」をスタート。現在は広く万人に向け健康情報を発信している。著書に『9割の病気は自分で治せる』(中経出版)、『薬をやめれば病気は治る』(幻冬舎新書)など多数。(写真:都築 雅人)

岡本:病気が治るというのは、医者が治すんじゃないんです。自分で治すという意志がないと治りません。患者自身が、何が正しく何が必要かを見極めていく力をつけることが一番大事です。それが自立です。

 医者というのは本来、活用するための存在なんです。医者の限界とか守備範囲を知って、患者がある程度対等にならないと活用できません。コンピューターと一緒です。いくら素晴らしくても使い方が分からなかったら使えないし、そもそも万能でもないでしょ。

近著の『医者が教える 本当に病気を治す医者の選び方』(アスコム)では、「ダメな医者」の見極め方をかなり赤裸々に解説しておられます。
 特にドキッとしたのが「あなたはダメ医者にとって『おいしい患者』になっていないか?」というくだりでした。私の母は70代ですが、同世代の知人が10人集まるとそのうち8人は高血圧か高脂血症の薬を常に飲んでいて、薬なしで生活している高齢者はかなり少数派のようです。

岡本:高血圧とか高脂血症、糖尿病など、いわゆる生活習慣病は本来は医者がいなくても自分で治せるんです。なのに、ずっと途切れずに通院してくれて、薬だの検査だのをずっと続けてくれるから医者にとっては実においしい患者なんです。

 薬というのは一時の症状を抑え込むにはよいけど、それは病気が治ってるわけではないです。根本的な解決ではなく、問題を先延ばししてるだけ。本来、高血圧の薬をずっと飲みなさいと医者から言われた時に、違和感を感じるというのが患者の自立ということだと思います。なんかおかしいなと。

日本の場合、患者が自立していないのをいいことに、医者が儲け続ける…。

岡本:社会全体がそういう方向になってしまってるので。必ずしもすべての医者がそれでいいと考えているわけではないでしょうが。

自立していないおいしい患者は高齢者に多いのかもしれませんが、ビジネスパーソンはどうでしょうか。特に現在の40代以下の人は若い頃からパソコンとインターネットを使っているので、情報収集能力の高い人は多いと思いますが。

岡本:情報収集よりも、大事なのは情報を取捨選択する力です。何が正しいか正しくないかという、見極めの力を持っているかどうか。

 例えば日本人ってダイエットの情報が好きですよね。最近だと糖質制限ダイエットなど、はまっている人は多いですね。でも、それを長く続けたらどうなるのかなと、それで健康になれるのかなと疑問に思うのが、リテラシーであり自立だと思うんですよ。

「炭水化物を摂らないと、脂肪が燃えて痩せる」という説明で納得していましたが。

岡本:だとすると、人間の体は炭水化物を必要としないように進化しているはずですが、そうじゃないでしょう。

 基本的に、極端なところに真実はないと思います。生物の体というのは曖昧にできているので、糖を全く摂らないとか、不自然な極端なことをして健康になれるはずがない。自然から離れすぎると体に悪いんじゃないかと考えるのがリテラシーでしょう。薬も同じです。一時しのぎに使うのはよいけど、常用すると寿命を縮めます。



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現代医学の危険性

「播州武公祠遍照院」から一部転載。
現代の医学の問題点や危険性を簡潔にまとめてある記事だ。
私自身も降圧剤を使っているが、飲む機会を極力減らすように努力している。しかし、「メタボ3悪薬」の他の二つについては知らなかった。
メタボ容疑の人で、肥満を治したいという人は、今の仕事を辞めて肉体労働者になることをお勧めする。給与は安いが、仕事はいつでもあるだろう。金が大事か、健康(命)が大事か、である。仕事を変える方がスポーツクラブなどに行くよりも健康になることは保障する。



(以下引用)




神一厘の仕組み・探究道 ~神・世界秩序の始まり~   より

上記文抜粋
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現代医療の闇と東洋医学の復権

先日のブログで、「ガイアの法則」についてお伝えしました。西洋から東洋へと、文明の中心地が移動し始めているとする説です。これに伴って、医療界の方も、西洋医学から東洋医学へと移り変わっていくことが予想されます。

先日、船瀬俊介氏のご著書 『わが身に危険が迫ってもこれだけは伝えたい日本の真相!』を拝読しました。マスコミが決して伝えてこなかった「隠された日本のタブー」について、かなり切り込んでいたように思います。タブーの項目としては、「食品、農業、環境、電磁波汚染、医療、がん治療、建築、都市開発」など多岐に渡っていました。

次に、この中から「医療のタブー」について書かれている箇所を、一部抜粋してみたいと思います。


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【現代医学】 19世紀のドイツで確立した近代医学は、「野戦病院」の医学である。麻酔、外科手術などの救急医療には優れる。しかし、これは患者の1割に過ぎない。9割の慢性病には全く無力なのだ。それどころか、さらに悪化させ、患者を殺しているのだ。「9割の医療が地上から消えれば、人類はよりハッピーに暮らせる」(R.メンデルソン医師)

【薬物療法】 19世紀前半までの欧州では、「自然療法」「整体療法」「心理療法」「同種療法」「薬物療法」が共存していた。しかし、「薬物療法」が石油資本、国家権力と癒着して、他の療法を弾圧、排斥したのだ。近代医学は始めから虚妄だった。

【薬信仰】 「薬で病気は治せない」・・・病気とは「体が治ろうとする治療反応」だ。それを対症療法の薬で止めると、病気は慢性化、悪性化する。さらに薬は毒で副作用がある。また、薬物耐性で量が増え、薬物依存で止められなくなる。製薬メジャーによる戦慄の罠だ。

【自然治癒力】 「人間は生まれながらにして100人の名医を持つ」と、聖医ヒポクラテスは明言している。それは自然治癒力のことだ。しかし、現代医学教育は自然治癒力を教えない。『医学大辞典』からも抹消されている。「人間が自然に治る」ことを知られると、医者も薬屋も困るのである。

【iPS細胞発ガン】 iPS細胞は「増殖抑制酵素」を破壊して成立する。するとガン細胞も猛然と増殖。夢の再生医療の真相は「発ガン医療」だった?

【インフルエンザ・ワクチン】 「効きません。ウィルス学を学んだ者の常識です。」これは元インフルエンザ対策の責任者、母里啓子医学博士の警告だ。その理由は「ウィルスの異変が激しく、ワクチン開発が追いつかない」「ワクチンには毒性がある」「新型インフルエンザ用のワクチンは100倍も死者が出ている」。国やマスコミが国民を騙すのは、5000億円近くもの「ワクチン特需」となるからだ。

【メタボの罠】 厚労省が実施したメタボ検診のねらいは「1億総クスリ漬け」。腹囲、高血圧などの診断基準のハードルを下げ、誰でも引っ掛かるように仕組んだ。これで3600万人を強制的に病院送りにしようという、とんでもない謀略だ。次の「メタボ3悪薬」も止めること。

【降圧剤】 70歳以上の2人に1人が服用している。副作用は「脳梗塞」「めまい」「貧血」「不眠」「肩こり」「しびれ」「不整脈」「心房細動」「頻尿」「尿漏れ」など。「脳梗塞」で寝たきり老人が増えている一因である。

【血糖降下剤】 これは劇薬である。それだけ副作用も強烈だ。「悪心」「嘔吐」「腹痛」「下痢」など、毒を飲まされるのだから当然だ。さらに「倦怠感」「筋肉痛」「アシドーシス(酸血症)」を引き起こす。また、「低血糖症」になり、不安、衝動暴力、異常行動の原因となる。

【坑脂血剤】 コレステロール低下剤。年間約1万人が副作用で死亡していると言われる。筋肉が溶ける重大副作用がある(横紋筋融解症)。脱力感で寝たきりとなる。動物実験では「先天性奇形」が確認された。「急性腎不全」で死亡することも。溶けた脂質が毛細血管に詰まり、発ガンする恐れもある。

【輸血の罠】 輸血ショック症候群(GVHD)は死亡率100%。輸血でガンは約5倍増!「輸血」「血液製剤」は有害無益な吸血ビジネスだった。ただ、塩水を与えるだけで失血死は防げる。

【断食療法】 断食には優れた治療効果がある。免疫力、排泄力が目覚ましく増強し、「万病が治る」と言っても過言ではない。野生動物は、すべて断食で病気や怪我を治している。しかし、現代医学はこれを徹底的に黙殺する。「食べない」だけで治られては、商売あがったりとなるからだ。




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健康維持の二大ポイント

「日本を守るのに右も左もない」というブログから転載。
長い記事だが、その一部だけを引用する。
要するに、
「体を温める(冷やさない)」
「小食(過食を避ける)」
という2点が、健康維持には大事だ、ということだ。
私は幸いに肉体労働(まあ、一種の土方仕事だ。土方よりは軽労働だが。)をしているので、普通の人には過剰と思われる糖分や脂肪分を摂っても、楽に消化できていると思う。その証拠に、この職場に入って72キロから61キロまで落ちた体重が、全然増えない。本当はもう少し増やしたいくらいだ。(毎日の仕事の直後には60キロを切ることもあるが、平均して61キロ程度、ということだ。身長は176くらいある。)
体を冷やさない、という点に関しても、今年の夏は家のクーラーを一度も使わなかった。扇風機で十分である。夜には扇風機でも寒い時もあった。これも、肉体労働で体が暑さに慣れたからだろう。
要するに、塩分の摂り過ぎがよくないとか、糖分の摂り過ぎがよくないとか言うのは、運動をしていない場合の話なのである。体が運動(活動)によってそれらを消化するならば、どんなに塩分を摂ろうが、糖分を摂ろうが、脂肪分を摂ろうが問題は無い。その点では、私は下記記事のような肉食否定論の立場は取らない。たとえば豚肉などに含まれるビタミンB類が無いと、疲労回復は難しいだろう。ビタミン剤を飲めばいい、とも言えない。
小食がいいとは言っても、それも現代の普通の大人(社会人や主婦)は肉体活動で消費される以上に食べ過ぎる傾向があるから、小食が望ましい、ということである。運動選手などに対して小食を勧める人はいないだろう。特に主婦など、昔なら肉体労働だった家事を今は機械がすべてやってくれるのだから、それで一日三食食えば豚のように太るのは当然である。(笑)
まあ、朝は一日の活動のために炭水化物を多めに摂ってもいいが、昼は軽めにし(茶漬け程度で十分だ)、そして晩飯は食わないか、せいぜい酒のつまみ程度にすればいいのである。それでテキメンに体重は落ちるはずだ。できれば主婦でもパートに出るか習い事をして、「(暇なので)一日中何か食っている」状況にならない工夫をするのがいい。などとわざわざ言うのは、私が現実に知っている家庭の主婦の8割くらいははっきり言って体重過剰だからだ。これは親切心で言っているのである。体重過剰は不健康の元なのだから。
なお、付け加えれば、昼飯などを軽めにしても、甘い物を食後に食べれば、満腹感がすぐに生じて、過食はしないで済む。これが私の言う「デザートダイエット法」である。もっとも、甘い物を大量に食って豚のように太るのは本人の自制心の問題であり、私に責任を押し付けて貰っては困る。



(以下引用)


3、食事を抑える事で免疫システムが活性化するのはなぜか?

 
・免疫を司る白血球は血液内を動き回り、老廃物や有害物を貪食する単細胞生物である。この白血球は、体温が高いときと、空腹のときによく働く。つまり、体温が高いと白血球も温かくよく動くし、われわれが空腹のときには、血液中に糖、脂肪、タンパク、ビタミンなどの栄養が不足しているので、それを食べる白血球も空腹であるから、外からばい菌やアレルゲンが入ってきても、体内でガン細胞が発生しても、よく食べる。(http://d.hatena.ne.jp/yurubito/20110130/1296378822)

つまり、「体(夢人注:「体温」だろう)が高い」ときに免疫が活性化する事は以前にも扱いましたが、「空腹」のときにも免疫が上がる事が分かっている様です。
ここでも、食事を抑えるということがポイントになってきます。
 
 

4、体の負担を考えて、最適な食事の取り方を考える。
 

●消化に要する時間(http://ameblo.jp/beautyhuman/entry-10448448436.html)

人間の体は、消化活動に70%ものエネルギーを費やしています。
食後に眠くなるのは「消化のためにエネルギーを使うので、他の活動は休んでね」という体からのサインなのです。
なので、消化に負担のかかる食事をしていると排泄や、新陳代謝に使えるエネルギー量が少なくなってしまいます。
 
下記の表は食物別にみた消化に掛かる時間です。
これによれば、物によっては体への負担は想像以上であり、量を減らすなどの制御が必要だと言うことです。
やっぱり肉が好きという方は要注意です。



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癌に至る「病気の7段階」

「大摩邇」から転載。
書かれたことのすべてに納得しているわけではないが、示唆的な内容だと思う。
記事への不満は2点。
1)「毒素」とは何か。その具体的内容が不明であること。
2)体の異常が「腫瘍」や「癌」などハイレベルになった時の対処法が不明であること。
である。
この段階で、まさか菜食主義にすればいい、などとは言わないだろうし、睡眠が大事と言っても、その睡眠は意志ではコントロールできないことが多いのである。
つまり、全体に「何となくもっともらしい」のだが、本格的に病気になった人にとってはあまり役に立たないような気がする。
まあ、病気になる前の段階での「健康を守り、病気を悪化させないための生活術」としてはかなり有効だろう。特に、ちょっとした不調は薬に頼らず、食事を断ち、静養するのがいい、という考えには大賛成である。文中にもあるように、人間以外の動物は、たいていそうしているようだ。つまり、「食事を消化するにも大きなエネルギーが要る」のだろう。断食と静養は、動物の「本能的療法」なのである。そうした自然に逆らう療法が西洋医学の「対症療法」である。
だが、現代生活ではその「静養」や「休養」がなかなかできないことが多い。何しろ、社員に「24時間、365日働け」と言う経営者が処罰もされないどころか、国会議員にまでなる社会である。(笑)



(以下引用)







2013年09月02日22:11

カテゴリ本山よろず屋本舗癌

ガンに至る「病気の7段階レベル」


本山よろずや本舗さんのサイトより
http://homepage2.nifty.com/motoyama/index.htm

<転載開始>

 盆のおり、私は亡くなった母に線香の一本でもあげようと思い、実家であった兄の家を訪ねました。
 そこで気になっていた兄の不整脈の手術について聞いてみました。以前の記事にも書きましたが、私の兄は不整脈の持病があり、それまでは発作を薬で抑えていたのですが、ついに手術に踏み切ることにしたのです。
 その手術は先月(7月)だったとのことで、手術自体は成功したのですが、術後の経過が思わしくないとのことでした。
 薬で不整脈を抑えるというのは、不整脈の信号に心臓に送っていた神経の働きを薬で麻痺させるということです。それを手術するというのは、その神経そのものを手術によって焼き切ってしまおうということです(一度切断された神経は二度と元に戻ることはなく、私はなんとも残酷な処置で、これを治療と呼んでいいのかと思いがあります)。
 術後の経過が思わしくないというのは、手術後にこれまでと違ったタイプの不整脈が起きてきたからです。兄の胸は今手術によって火傷を負った状態ですが、医者は再手術が必要かもしれないと言っているそうです。
 私はこの話を聞いていて、おそらく兄の不整脈が完治することはなく、死ぬまでこの医者と付き合うはめになるだろうなと思いました。
 というのも、この医者は兄の不整脈を本当の意味で治そうとする意志が全くないからです。
 この医者がやろうとしていることは、(不整脈の原因を突き止めてそれを取り除くことではなく)不整脈を伝える神経にのみ焦点をあて、その機能を除去しようとしているに過ぎないからです。
 これを対症療法といいます。
 私は当HPで、現代医療は根本的に間違っていると何度も指摘してきました。
 それは病気になって医者の診察を受けるわけですが、医者は病気の原因となったものには全く関心がなく、熱や痛みや倦怠感などの症状を薬(時として手術)で緩和するだけだからです。病気になったのなら、病気になった原因が必ずあるはずで、それを全く無視するという現代医療の姿勢に、驚きすら覚えます。
 偏差値の高い医学部を卒業し、医師国家試験をパスするほどの優秀な頭脳を持った人間なら、こんな理屈がわからないはずがありません。
 聞くところによると、日本の医学部では、病気の根本原因を追求するというトレーニングを全くしないといいます。医学部の学生は、2万あまりの病名を必死で憶え、そしてその病名に対する対症療法をひたすら学ぶことしかしないそうです。それが事実だとしたら、私には優秀な頭脳と資産の浪費に思えてなりません。

 今回は『50代からの超健康革命』(松田麻美子著、グスコー出版)から、ガンに至る病気の7段階レベルに関する話を紹介したいと思います。
 松田麻美子さんは日本におけるナチュラル・ハイジーンの先駆者です。ハイジーンとは「健康および健康維持のための科学。健康を保ち、病気を予防するための原則の理論」だといいます。ナチュラル・ハイジーンは、19世紀の初め、アメリカの医師たちによって系統づけられた学問で、そのルーツは古代ギリシャのヒポクラテスやピタゴラスの思想によるものだそうです。
 私は『50代からの超健康革命』の「ガンに至る病気の7段階レベル」の部分を読んで大きな示唆を受けました。
 それは病気の根本的な原因が述べられていたからです。
 私が知っていたのは、風邪はウイルスが原因で起こるのではなく、体内に溜まった毒素を排出する行為だということまででした(ウイルスは毒素に侵された体内で繁殖した結果だということです)。その風邪の症状を薬や注射で強引に抑えてしまった場合、毒素の排出に失敗し、段階的に症状が悪化していくという過程が克明に述べられています。
 この「ガンに至る病気の7段階レベル」は、ナチュラル・ハイジーンの医師ジョン・H・ティルデン医学博士がその著書『毒血症が語るもの』で発表したものだそうですが、おそらく西洋医学のみを学んだ日本の医者のほとんどは、その理論を全く知らないと思います。知っていたら、自分達がやっている対症療法が、病気を治すのではなく逆に病気を悪化させていることに気付くはずだからです。知っている医師はあえて、黙っているのだと思います。それが世間に広く知られるようになると、多くの医者は失業せざるをえなくなるからです。
 では、『50代からの超健康革命』から抜粋して紹介します(なお抜粋した文の中で不要な部分は削除してあります)。

 ・・・<『50代からの超健康革命』、p70~p86から抜粋開始>・・・

 ●病気の原因はウイルスではない

 私たちは「風邪を引く」とか「風邪を移される」とか言いますが、実は風邪は外から引っ張り込むものでも、移されるものでもないのです。体が風邪のウイルスを繁殖できるような環境を作ってしまったため、体自らが緊急に浄化のプロセスを始めただけのことなのです。
 すなわち病気の第一の原因は、体内環境の汚染、つまり誤った食習慣やライフスタイルの結果、血液が汚染された状態にあるからなのです。ナチュラル・ハイジーンでは、その状態を「毒血症」と称しています。
 病気の原因は、バクテリアやウイルスではありません。実のところ流行しているのは、風邪やインフルエンザではなく、これらの病気を引き起こす誤った食事やライフスタイルのほうなのです。みんなが同じような誤った食事やライフスタイルをしているために、同じような病気が流行するのです。
 ガンや心臓病同様、風邪やインフルエンザが、生活習慣の誤りから生じることは医学部でも学びません。誤った食習慣とライフスタイルという根本原因を取り除けば、病気を予防できるばかりか、すでになってしまっている病気も治ります。
 しかし、病気の症状を取り除くことだけに専念する現代医学では、熱や咳、痰、下痢などを抑えるために薬を使用します。またガンや心臓病のような慢性の病気の場合には、手術によって組織の変性したところを切除してしまいます。
 医学による治療では、症状は消せますが、根本原因を取り除くことはしないため、完全に健康を取り戻すことはできません。手術を終えて退院すると、その患者さんは医師から「もうもとの生活に戻っても大丈夫」という許可をもらっているため、再び病気を引き起こした要因である従来の食事やライフスタイルへと戻っていくのです。患者さんのなかには再発を予防するため、生涯薬を処方されている人もいます。
 あなたの車のダッシュボード上に、エンジンチェックの赤い表示が点滅しているとき、目障りだからと、その上にテープを貼って隠したり、あるいはボンネットを開けて、その表示が点減しないように配線を切断して車を運転し続けるでしょうか。根本原因を取り除くことをしないこのようなヘルスケアは、こうした運転と同様の非常に愚かで危険な行為なのです。この愚かな行為を続けていくと、病気はやがて急性病から慢性病へと進行していくことになります。

 ●ガンに至る「病気の7段階レベル」

 どんな病気も、長年の間の不注意なライフスタイルの結果として現われてくるもので、突然襲ってくるものではありません。20世紀初めに活躍したナチュラル・ハイジーンの医師ジョン・H・ティルデン医学博士が、病気は第1段階から最後の第7段階(ガン)に至るまで、非常に長い年月をかけて漸進的に進行していくと、その画期的な著書『毒血症が語るもの(Toxemia Explained)』に記しています。
 最終段階に至る前であれば、どの段階でも病気の根本原因(誤った食習慣やライフスタイル)が取り除かれると、痛みや苦痛は止まり、病気の進行を止めることができます。この7つの段階とその警告のサインについて精通すれば、あなたは自分の健康を意のままにコントロールすることができるようになり、肥満や病気に苦しむようなことはありません。
 病気の原因を取り除かず、不快な症状を抑えるために薬が用いられると、たとえ症状が消え病気が治ったように見えても、病気は進行し続け、容赦なく次の段階へと進んでいくことになります。

 ①【細胞の衰弱】

 病気はまず「細胞の衰弱」から始まります。体のエネルギーが低下してしまうと、体はノーマルな作業をすることができなくなります。衰弱の最大の要因は睡眠不足です。睡眠が不足すると、神経エネルギー(体のすべての機能をコントロールしている脳のエネルギー)が十分作られなくなるため、体は食べ物の消化や代謝作用の機能が低下し、食欲不振や疲労を感じるようになります。
 老廃物の排泄、血液循環などが円滑に行なわれなくなるため、有害物質が排泄されるよりも、作られるスピードのほうが速くなってしまいます。これらの老廃物が円滑に捨てられないと、毒素となって体内に堆積し、病気は次の段階へと進展していきます。

 ②【毒血症】

 排泄し切れなかった有害物質(毒素)が、血液やリンパ、そして組織の中で飽和状態になっています。この状態を「毒血症」と呼びます。
 毒血症(または自家中毒)では、腸が便秘のために有害物質で飽和状態になっているばかりか、腺、細胞と細胞の間、血液循環やリンパ組織の中など、全身が毒素の飽和状態になっています。そのためナチュラル・ハイジーンでは、毒血症を「細胞の便秘」とも呼びます。
 私たちの体はおよそ60兆個の細胞からできています。この細胞はそれぞれ生きていて、酸素や栄養を取り入れ、エネルギーを製造したり、いろいろな組織を構成し生命機能を全うしています。.
 この細胞を取り囲んでいる体液が老廃物で飽和状態になってしまうと、細胞は酸素や栄養を取り入れることができなくなるばかりか、細胞の中の老廃物を外へ運び出してもらうこともできなくなります。細胞は老化し、突然変異を起こしたり、正しく働くことができなくなり、やがて死んでいきます。
 このような細胞で構成された組織には異変が生じてきます。超健康をめざすには、私たちは細胞が浸されている体液を絶えず清潔に保っておく必要があるのです。
 アレキシス・カレル博士は鶏の心臓から取り出した細胞を、アルカリ性の溶液に浸して保存し、毎日その液を新しいものに取り替え続けることによって、その溶液を取り替えるのをやめるまでの28年間、心臓の細胞を生き続けさせたという実験を行なっています。
 私たちの体液は弱アルカリ性です。動物性食品や穀物、加工食品などの酸性形成食品が中心の食事では、体液は酸性に傾くばかりか、その有害な代謝副産物が体液を汚染させ、毒血症を引き起こし、細胞を便秘状態にさせてしまうのです。細胞の便秘が続いていると、次の段階に移行します。

 ③【刺激】

 有害な物質(毒素)で細胞が「刺激」を受けていることを、体の入り組んだ神経ネットワークが察知する状況です。
 症状としては、かゆみ、ニキビ、むかつき、頭痛、軽度の湿疹、乾いた咳、口臭・体臭の悪臭、頻尿、便秘や下痢、尿や便の悪臭、体重の増加、顔色の悪さ、目の下のクマ、過敏症(かぶれや花粉症など)、落ち着きのなさ、ヒステリー、不定愁訴、不安、生理痛、PMS(月経前緊張症)などがあるかもしれませんが、この段階では本人は異常だとは全く感じていません。
 実は排泄されない毒素が体を打ちのめしていることを、このような症状で体の持ち主に警告しているのですが、本人はそれに気づかず、「不快な症状」を受け入れて暮らしています。
 かゆみや、湿疹などの肌のトラブルは、40億もある毛穴から毒素が排泄されているため、それが刺激を引き起こしているのです。衰弱、毒血症、刺激による影響がかなり長い間無視されていると、体はますます増え続ける一方の毒素に対応するため、強硬な手段をとることになります。

 ④【炎症】

 体は溜まりすぎた毒素を一掃するために、大掃除を始めます。これは体が恒常性を保つために、自ら行なう「クレンジング(浄化)とヒーリング(治癒)のプロセス」なのです。
 この段階になると、誰もが体にトラブルが発生していることに気づきます。熱や痛み、不快や苦痛の症状が出てくるからです。
 このとき医者に行くと、副鼻腔炎、咽頭炎、中耳炎、扁桃腺炎、大腸炎、皮膚炎などというように、語尾に「炎」のついた病名で診断されます。鼻や喉、耳、扁桃腺、大腸、皮膚が「炎症」を起こしているからです。
 副鼻腔炎や咽頭炎とは、いわゆる「風邪」のことで、鼻や喉を通して、有害物質の排泄を行なっているサインです。扁桃腺炎は扁桃腺(リンパ節の一つ)が、解毒作業を行なっているというサインです。
 これらの部分が炎症を起こしているのは、体が溜め込んでいる毒素を大掛かりに排泄しようとしてそこに集めたため、毒素によって組織が絶えず刺激されているからです。

 <発熱の原理>

 発熱は毒素の排泄を加速させるために体が意図的に起こしているもので、体の体温調節器官によって生命を脅かさないようにコントロールされています。
 熱自体は決して体を傷つけるものではありませんが、このとき薬を与えると、体にとっては異物である薬が引き起こす副作用と、体の中に溜め込まれている毒素との相乗的な作用が、体を傷つける恐れがあります(発熱に関しては、拙著『子供たちは何を食べればいいのか』(小社刊)にくわしく記しています)。
 痛みや苦痛は、体がその持ち主に対して発信する天然の警報装置です。不快を引き起こした原因は何か、痛みや苦痛が生じる前にしていた行ないとの関係を考えさせ、悪い原因を取り除き健康回復にふさわしいことをするように、という体からの警告のサインなのです。
 体が懸命に排泄作業を行なっているとき、ナチュラル・ハイジーンでは、食事をとらず、水だけを飲み、静かに休義するよう教えています。
 病気は体内に排泄されない老廃物が溜め込まれている結果であり、これを改善するべストの方法は、唯一食べ物の摂取をやめることだからです。
 そうすれば、これ以上の老廃物を増やすことはなく、同時に消化に使わなくてもすむエネルギーを、リンパ管や肝臓、細胞と細胞の間などに溜め込まれている老廃物のクレンジングと、傷ついた組織のヒーリングに振り向けてあげることができます。
 自然界の動物たちは、みんなそれを知っていて、病気になると水以外のものは口にせず、静かに体を横たえています。これは先に述べた「生命の法則」の一つなのです。

 <現代医学の致命的欠陥>

 急性の病気の場合、たいてい、2~3日水だけをとるファスティング(断食)をすれば、完全に治ります。
 慢性の病気の改善にも、ファスティングは特に効果的で、ナチュラル・ハイジーンの医師たちが採用しています。この場合は最低1~2週間のファスティングが必要です。
 症状に注目する現代医学のアプローチでは、症状をなくすための処置をします。症状は消えますが、病気の根本原因(誤った食事やライフスタイル)は無視され、それによってもたらされた毒素の排泄に失敗してしまいます。
 風邪を引いたとき、体は咳や鼻水、痰の形で積極的に毒素を排泄させているのですが、薬はそれを止めてしまうのです。毒素は組織の中にしまい込まれ、体は毒に対して次第に耐性をつけていくようになります。
 「生命の法則」を知らない人たちは、「症状が消えた=治った」と解釈します。このとき体は、毒素のほかに、体にとっては完全に異物である「薬」という有毒物質の重荷を背負い込むことになります。
 さらに誤った食事やライフスタイルから、毎日有害な物質が体内に増えていきます。そこで常にべストのコンディションを保とうとする体は、折を見てまた排泄を試みます。
 次に排泄を試みるときには、排泄させなければならない毒素の量が増えているため、現われる症状は前回よりももっと重症で、不快な期間も長くなります。風邪を引くたびに症状を薬で抑えていると、やがて、インフルエンザや気管支炎、肺炎、盲腸炎、腎臓炎、肝炎など重症のものへと発展していきます。薬の副作用による悪循環という、現代西洋医療の最大の欠陥がこれです。

 <体はすべてつながっている>

 盲腸炎は全身が毒素の飽和状態になっていることを意味しています。盲腸は解毒器官の一つなのです。腎臓炎も肝炎も全身が病んでいる証拠です。腎臓や肝臓から毒素の排泄を行なっているのです。
 特に肝臓は、毒や有害な微生物を破壊する偉大な解毒器官です。盲腸や肝臓、腎臓などの器官で毒物代謝が行なわれなくなると、全身に障害が及びます。
 また心臓発作や脳梗塞も、体にふさわしくない食事や喫煙、ストレスなどが原因で引き起こされる血管の炎症が原因であることが、最近の研究から明らかにされています。
 高脂肪、高タンパクの動物性食品や精製された炭水化物のような体にふさわしくない食品の過剰摂取は、その代謝副産物が心臓や脳の血管を傷つけ、炎症を起こしてしまうのです。
 高血圧も血液の流れに乱れを引き起こして血管を傷つけ、炎症を生じさせていきます。体はカルシウムやコレステロールを動員して、傷の修復をしますが、このとき活性酸素が過剰に生じるような食生活をしている人の体内では、コレステロールが酸化されやすく、動脈硬化を引き起こしたり、血液が凝固して血栓(血の塊)を作ってしまうのです。これが心臓発作や脳梗塞を引き起こすことになるのです。
 歯垢に付着するバクテリアも血小板を凝固させ、血栓を形成しますし、ストレスもまた、心臓の規則正しいリズムを乱し、血液がよどみ、血栓をできやすくしてしまいます。
 したがって、私たちは、どんな病気も、問題はその症状の出ている部分だけではないということを知る必要があります。
 体は全身のすべての組織や器官と連動しており、常に統一性を保って機能しているのです。現代医学の力で健康を完全に取り戻せないというのは、この点を見落としているからです。古い解剖学理論に基づいて、病気を症状の出ている部分だけしか見ないように指導するのは、もうやめるべきです。
 今から450年以上も前に、スイスの医師パラケルスス(1493~1541)は、次のように警告しています。
 「人間について知ろうとする医師は、体を(寄せ集められた)部品としてではなく、統一体として見なければならない。もし人間の体の一部が病気になっていることを見つけたら、医師は、単に外側に現われている症状を見るだけではなく、その病気を引き起こした内側の原因を探らなくてはならない」
 症状を薬で抑えてしまい、あいかわらず同じライフスタイルを続けていると、炎症はいっそうひどくなり、次の段階へと進行していきます。

 ⑤【潰瘍】

 長期間の毒素の攻撃によって炎症を起こしていた細胞や組織が「潰瘍」を形成し、膿を持ってただれ、ひどい痛みを伴い、大量の細胞や組織が破壊され、患部に穴があいたりします。
 口囲(こうい)潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などがその典型です。体は毒素を取り除くために、排泄口として潰瘍を利用しているのです。この段階になってさえ、食事やライフスタイルが改善されないと、体はあいている傷口をふさぐステージへと進展していきます。

 ⑥【硬化(組織の萎縮・肥大・変性を含む)】

 体は毒が周囲に広がっていかないようにするため、潰瘍ができている組織の周りに硬い壁を作ります(硬化)。これは体の防衛メカニズムなのです。医学では「腫瘍」と診断される段階です。
 組織が傷つき、臓器の退化が進みます。脳腫場、子宮筋腫、卵巣膿腫、乳腺腫、神経腫、ポリープ、壊疽(えそ)、肝硬変、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などはその典型です。
 動脈硬化が心臓の動脈に生じると心臓病を引き起こし、脳の動脈に生じると脳卒中を引き起こすことは知られていますが、目の黄斑の退化、難聴、腰痛(退行性椎間板障害)、間欠性跛行(はこう)、腎臓障害、そしてインポテンツなども、動脈硬化の結果であることはあまり知られていません。
 老化現象として片付けられてしまうこれら中年以降の人々特有の悩みも、もとはといえば、「風邪」と呼ばれる体のクレンジング(毒素の緊急排泄、浄化)の失敗から始まっているのです。
 臓器の機能不全(心不全、腎不全、肺結核など)、内分泌腺の機能不全(ホルモンシステムの崩壊ーー甲状腺異常や脱毛症等)なども「組織の硬化」と考えることができます。
 筋委縮や心臓委縮、目の委縮(視力低下)、白斑(皮膚に傷)、シワなどの組織の委縮は、筋肉の硬化によるものです。また、前立腺肥大、先端巨大症などの組織の肥大(細胞の増殖)も、この段階にあたります。
 この状態が改善されず、毒がさらに増え続けると、組織の変性が生じます。ブライト病や慢性関節リウマチ(皮膚結核)、狼瘡(ろうそう)、肝硬変、白内障などは、その典型です。また、ガンと診断される非常に多くのものも、実はこの段階にあります。
 この段階でも、食事とライフスタイルの転換を徹底的に行なえば、改善していくことは可能ですが、これまでの食事やライフスタイルを続けていると、体は細胞をコントロールすることができない状況へと進展してしまいます。それは病気の最終段階です。

 ⑦【ガン(慢性でもとに戻れない組組の退化)】

 何十年にもわたって展開してきた病気の最終地点が「ガン」です。
 ガンは数年のうちに形成されるようなものではありません。長年にわたって溜め込まれていた毒素のため、細胞の遺伝子コードが変えられてしまい、脳がコントロールできないために、でたらめな増殖を繰り返し、正常細胞としての働きができない発狂した細胞(ガン細胞)が、体の組織を攻撃していくことになるのです。
 この段階に達する前に、体はその持ち主に、何度となく異常を知らせる警告のサインを送っているのです。
 私たちの病気は「風邪」のような単純なものから始まり、さまざまな病気の形態をとりながら、組織を傷つけ、細胞の遺伝子を狂わせてしまうガンへと至るのです。「風邪は万病のもと」という格言は深い意味を持っていたのです。

 ・・・<抜粋終了>・・・


 これを読まれた方々は、文中述べられている「病気を引き起こす誤った食事やライフスタイル」とは何かということに感心を持たれたのではないかと思います。
 これに関しては、またいずれ記事にしたいと思います。


(2013年8月30日)









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医者や学者という「専門家」は愚説を無批判に垂れ流す

「武田邦彦のブログ」から転載。
やっぱりね、という感じである。卵にコレステロールが多いことと、卵を食べるとコレステロールが増えるというのは別だ、という話にも、なるほど、と思う(たとえば、草食動物は草しか食わないが、体はちゃんと成長するという事実を考えればよい。)が、実はコレステロールには善玉も悪玉も無く、コレステロール自体、体には絶対に必要だ、という話には目から鱗、という人も多いだろう。もちろん、私もそうだ。まあ、私の場合はマスコミで言われることはまず信じない人間なので、コレステロールを制限したことはなかった。むしろ、油分は体には必要だろう、と思っていたのだが、「善玉コレステロール」「悪玉コレステロール」は医者の多くもそう言っていた(NHKなどの健康番組で、その手の話をする医者は多かったはずだ。)から、それ自体は正しいのだろう、と思っていた。だが、それもトンデモ論だったとは、何ともはや、である。医学の話にはこの手のいい加減な論があまりに多すぎて、医者や学者の言うことはまったく信じない方が長生きできそうである。
ついでに言えば、医学の話ではないが、ビッグバン説も相対性理論も疑わしい、という意見が西洋ではかなり出てきているようだ。しかし、それを言うとこれまでビッグバン説や相対性理論を錦の御旗にしてきた日本の理論物理学会の重鎮たちの面目が丸つぶれなので、日本の学界やマスコミにはその事実が伏せられているらしい。(笑)






(以下引用)*文意を明確にするために、「卵を食べた方が良いと言うこれまでと逆の結果だ。」に読点を入れてある。また、グラフはコピーできなかった。




【健康】 卵とコレステロール





「tdyno.367-(8:55).mp3」をダウンロード



卵好きの人には罪なことだ。

「メタボリズム」という医学雑誌の論文に、メタボリック症候群患者の減量食に毎日卵3ヶを食べさせると、脂質バランスが改善され、糖尿病のもとになるインスリンの分泌が改善されたとの報告がでた。

卵を食べた方が良いと言う、これまでと逆の結果だ。

12週間の実験だが、なにしろ卵を3つも食べるから、それまでの生活に比べると2倍以上のコレステロールをとっている計算になる。

実験期間が終わってみると、卵3つを食べていたグループは善玉コレステロール(HDL)が上昇し、悪玉コレステロール(LDL)が減少した。さらに動脈硬化性疾患リスクに関係する「LH比」も大きく改善し、インスリンの改善指標の「HOMR-IR」も下がった。

メタボ、血圧、コレステロール、痛風の尿酸、タバコなどに共通に見られるように、厚労省が指導する「医学」の「健康」はムチャクチャであることが良くわかる。

この論文一つで「卵が良い」というわけではない。少し前まで「卵は栄養のバランスが良く、積極的に摂った方が良い」と言われていたのが、メタボの出現と共に「卵はコレステロールを増やす」と言われて、卵の消費量が格段にへった。

「卵にコレステロールが多い」ということと、「卵を食べるとコレステロールが増える」というのは違う。初歩的な科学の間違いを厚労省も栄養学者(御用学者)も社会に発信し、それを平気でNHKなどが報道するからだ。

もともとコレステロールには「悪玉」も「善玉」もなく、今、悪玉と言われているものはコレステロールの移動状態もので、人体には必須だ。さらにコレステロールは人体に必要なもので、食物からとることもできるが、多くは体内で合成する。

だから、食物からコレステロールを多く摂った場合には、体内で合成する量が減り、少ない場合は体内で合成する量を増やす。体内合成量は約70%とされる。

「禁煙運動」も同じだが、科学に「善悪」はない。それを体内にもともとあるコレステロールを「善玉、悪玉」と呼ぶ心にそもそも非科学性がある。

卵を3つ食べれば、その分だけ他の物を減らしてバランスを取るのは当然だが、とんだ濡れ衣を着せられたものだ。

ところで、悪玉と言われるコレステロールが減ると、死ぬことが多くなる。このグラフは実にハッキリとその傾向を示している。

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そればかりではない。最近、増えてきてサラリーマンの6%も病気にかかっていると言われる「ウツ」はコレステロールが不足したときに増える。なにしろコレステロールは必要だから体内で合成され、食品からとる量が少ないと、体が頑張って合成をしなければならないので、あまりに少ないと、それがストレスになるのも当然だ。

なんと言っても、コレステロールは細胞膜を作るのだから、どうしても体に必要だ。現在の厚労省の基準は、「健康」は無視して、とにかくコレステロールを悪者にしている。コレステロールの病気があるなら、それはコレステロールの量ではなく、体内合成が調整できなくなったときで、その方を直さなければならない。

医学者、頑張れ!

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(平成25年8月24日)



武田邦彦


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