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現代人の「不健康」な生活

「基本読書」という妙な名前のブログから転載。名のとおり、基本的には読んだ本のことを書くブログらしい。
「健康」について、なかなか面白い知見があるので、読む価値のある読書ダイジェストだと思う。
特に、中盤の「今の平均寿命が延びているのは、『不健康余命』が延びているのだ」という指摘や、後半の、現代人の不健康な生活の指摘の部分は面白い。
昔は、家事の大半は肉体労働だったが、今は洗濯機や掃除機が代行してくれる。男の仕事も、大半は肉体労働だったが、それも体を使わない仕事に替わった。
食べ物も自然とかけ離れた「加工食品」が大半だ。
現代人が不健康になったのも当然だろう。


(以下引用)




2015-10-10

文明がもたらした危機──『人体600万年史:科学が明かす進化・健康・疾病』

科学ノンフィクション 歴史
人体600万年史(上):科学が明かす進化・健康・疾病

人体600万年史(上):科学が明かす進化・健康・疾病

人体600万年史(下):科学が明かす進化・健康・疾病

人体600万年史(下):科学が明かす進化・健康・疾病

読み始める前はちょっと疑っていたんだけど、丹念に人体の歴史と文明の発展をおい、それが我々の身体にどのような利益と危険をもたらしたのかを解説してくれる良書だ。本書は、人体がたどってきた歴史を「なぜ立ち上がったのか」「そもそも最初の人類は何か」「何がネアンデルタール絶滅させ、ホモ・サピエンスを生きながらえさせたのか」を根本的に解き明かし、人体がたどってきた歴史が現在の文化とミスマッチを起こして病を発生させていると論じる「進化と健康」の本なのだ。



何しろ、人間の身体自体は狩猟採集をしていた時から対して変化をしていないので、椅子に座ってばかりいる、炭水化物ばかりとっている、加工されたやわらかいものばかり食べてろくに運動しないなんていう生活が身体にあっているわけない。データを元に現代に発生している肥満や腰痛、痔といった「そうだよねえ」というものから禁止、強迫性障害、うつ病、クローン病、虫歯にアレルギーなどといったものは、文明と人体とのミスマッチの結果だとする理屈は実に説得力がある。


疑っていたのは、これが行き過ぎているのではないかというのが心配だったからだ。アメリカではこうした考えは今ブームになっていて、一万年以上前に生きていた原始人のライフスタイルを真似ようとすることを「パレオ式」といってもてはやしている。これは行き過ぎている例もあるみたいで、たとえば「原始時代にはなかったものは食べない」とか「牛乳は飲まない!」とか「原始人は一日15キロ歩いてたから我々も歩くべきだ」とか「それ……やりすぎちゃう?」みたいなものもある。


パレオ・ファンタジー(原題)といって、そうした行き過ぎた原始時代回帰への批判の書も出ているぐらいだ。邦題は変えられてしまっているけれど下記参照。huyukiitoichi.hatenadiary.jp
そういう流れにのっかって現代人の生活をくさし、原始時代回帰を不必要に訴える本だったら嫌だなと思っていたのだが、杞憂である。著者ダニエル・E・リーバーマンは本職の人類進化生物学教授できちんと「進化的にどんな部分が文明との摩擦になって、どんな悪影響が科学的に認められているのか」「それに対して、我々はどうすればいいのか」を懇切丁寧に解説していってくれる。

農業がもたらすミスマッチ病

火を使う、道具を作りあげると人類は文化的に様々な革命を成し遂げてきたが、氷河期の後進化した農業は人類をそれまでの狩猟採集生活から種族をまるごと作り変えたような転換をもたらした。それまで肉を主食として転々としながら生活していたのに、突如居住地を設け移動せずによくなり、まかなえるカロリーが増え、子供を連れ歩かなくてよくなったので大家族化・大組織化が可能になった。


いいことずくめのように思えるが、大集団になったことによって感染症を助長するようになったことなど不利益もある。感染症の原因は寄生型微生物だが、寄生虫が繁栄するには寄生先が無数になければならず、村を築くほどの大規模集団になることによって格好の餌場になってしまったのだ。定住するとゴミが貯まり、不潔さも多くの寄生虫に好ましい生態学的条件を贈呈することにもなってしまった。


産業革命以後のミスマッチ病

産業革命以後──というか現代まで時代をとばしてみると、身近なあれやこれやな習慣が様々な病気の原因になっていることが明かされていく。食物をすりつぶして、繊維を取り除いて、でんぷん質と糖分の含有量を増やした加工食品は消化しやすくおいしいが、その分血糖値が早く上がりやすい。


いかんせん人間の消化器系は、迅速な消化によって生じる血糖値の急速な上昇に十分に適応していない。膵臓が急いで充分なインスリンを産生しようとすると、その働きがしばしば行きすぎて、インスリンのレベルを上昇させてしまうため、今度は血糖値ががくんと正常以下のレベルに下がって、結局また空腹を感じるようになる。このような食品は、いわば肥満と2型糖尿病のもとなのである


圧倒的に吸収しやすい食品、かつては肉などからわずかしかとれなかった塩=それを前提とした人体だったのに、今では塩をいつでも手軽に摂取できるという文化的な変容、果物のような無加工のように見える食べ物でさえ、より甘くなるように品種改良されており本来とは程遠く肥満を促進する食物になっている。


寿命についての話

面白かったのが寿命と病気についての話で、1935年アメリカの平均寿命は男性61、女性64だったのが、今日の高齢者はそこから18年から20年長く生きるといわれている。おお、凄い伸びてるね、と思う。しかし単に寿命が伸びたわけではない。1935年当時の二大死因が肺炎とインフルエンザ感性性下剤症で、どっちも急死させる病気だったのが、今は心臓疾患とがんで数々の合併症を併発しながら病気の状態で何年も生きることのできる病気であるというように死に接する病気で変化が起きている。


寿命は伸びたが伸びたのは「不健康余命」だったといえるだろう。一方で、実は狩猟採集民は意外と健康で長生きだったことがわかっている。もちろん幼少時にかなり死ぬから平均寿命は短くなるのだが、いったん生き延びれば68〜72ぐらいまでは生きて、2型糖尿病や高血圧、乳がん喘息などといった疾患はほとんどみられないのだという。単純に結論づけられるものではないが、「長く生きてしまった」からそうした病気に犯されるのではなく、現代の文明と習慣からくる現代病の一種なのだ。


ここで重要なのは「長く生きたからそうした病気になるのは当然だ」と思う必要はなく、かといって「狩猟採集生活に戻ろう」と思う必要もないことだ。文明には当然ながら莫大な利益がある。一方で、肥満に糖尿病、近視や虫歯に腰痛と人体と文化がミスマッチを起こしている事例もいくらでもあるが、我々はそのことにあまりにも無頓着で、メガネをかけるとか整体にいくといった形で「対症療法」は行うが、原因を取り除くためのことは何もやっていないことがほとんどだ。


椅子を全部処分しろとはいわないから、スタンディングデスクをもっと一般的なものとし、一日8時間の就業時間であれば椅子とスタンディングデスクを半分半分に分ける。読書のように目を酷使し近視にさせる要因があるのであれば、禁止するのではなく時間を管理する、距離のとり方を変える。単純すぎるが、よく運動をする、食べ物を変えるなどとるべき予防的措置はいくらでもある。


完治はしないが死にもしないというゆるやかな死と共にある病気などは、多大な医療費を発生させる。アメリカでは1人の心臓疾患患者に対処するのに年間1万8000ドルが余計にかかるのだ。その為、もっと「そもそも発生しないようにする」予防措置へと思考と金を振り分ければ、より金銭的には負担が軽く、さらにはもちろん患者の負担も軽くなるだろう。「対症療法から原因排除へ」とする思考の転換は、このように国家的な医療プロジェクトにさえも影響するものだ。


「自分でまずは知ろう、なんとかしよう」と思う人にとっては、本書は格好の入門書である。なかなかね、ただ運動しようと思っても面倒だし大変で続かないものだから、まずは正しい知識からはいるのは悪く無い。


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輸入牛肉の発ガンリスク

「ギャラリー酔いどれ」から転載。
メモとして保存。


(以下引用)



◆http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_160451/
Business Journal / 2015年9月20日
危険な合成ホルモン剤残留牛肉、日本は大量輸入で野放し 
 発がんリスク、世界中で禁止



今、世界的に合成ホルモン剤が残留している牛肉に対する輸入禁止措置が広がっている

EC(欧州共同体)は1989年からホルモン剤の残留している牛肉の輸入を禁止し、
米国政府といわゆる「ホルモン戦争」を継続している。

ロシアは昨年、合成ホルモン剤が残留しているオーストラリア産牛肉の輸入を禁止した。

また、中国政府は香港経由の合成ホルモン剤残留米国産牛肉の輸入を禁止し、
それによって米国産牛肉の国際価格低下を招いていると報道されている。

牛肉を宗教上の理由で輸入禁止しているインドを加えると、
合成ホルモン剤残留牛肉が国内に流通していない国の人口合計は32億7942万人に上り、
世界人口の45%にも及んでいる

 
こうした状況のなかで、先進国で最大の残留ホルモン剤汚染牛肉の輸入国が、
日本になっている


昨年の日豪FTA合意で合成ホルモン剤汚染オーストラリア産牛肉の輸入量も増加している。

さらに、TPP交渉では、牛肉関税の一層の引き下げも報道され、
日本国民は否応なしに、合成ホルモン剤汚染牛肉の消費を押し付けられているのである


輸入牛肉の残留ホルモン剤問題は深刻である。

2009年10月24日に開催された第47回日本癌治療学会学術集会で北海道大学の半田康医師は、
「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性癌発生増加の関連」を発表した。

この研究目的は以下の通りである。

「わが国において乳癌、前立腺癌を含むホルモン依存性癌は急速に増加しているが、
これに並行するように牛肉消費量も増加している

国内消費量の25%を占める米国産牛肉では、肉牛の飼育時に
成長促進目的にエストラジオールを含むホルモン剤の投与が行われる


米国の牛肉消費量は先進諸国で最多で増加傾向にあるが、
癌発生数は乳癌、前立腺癌が極めて高い。

このため、牛肉に含まれるエストロゲン濃度を検討した」

半田氏は「わが国とアメリカの牛肉消費傾向から、エストロゲン高濃度の牛肉摂取と
ホルモン依存性癌発生増加の関連性が考えられる」と結論付けている。


食品安全委員会のリスク評価作業が頓挫

では、日本の食品安全委員会は、合成ホルモン剤の安全性とリスク評価を
どのように検討しているのであろうか。

実は、食品安全委員会は07年1月に厚生労働省から合成ホルモン剤(酢酸メレンゲステロール)
のリスク評価依頼を受け、それから3年11カ月経った10年12月になって、
やっと食品安全委員会動物用医薬品専門調査会(第129回会合)でリスク評価作業を開始した。

ところが、11年2月の同調査会(第130回会合)で引き続いて2回目のリスク評価作業を行っていたが、
結論を出さないまま終了し、それから4年7カ月が経過した現在に至るまで作業を再開することなく、
頓挫したままの状態になっているのである。

一体何が起こったのであろうか。

それを読み解く鍵が、同調査会(第130回会合)議事録に記載されていた。

それを見てみよう。

議論は終盤になっていた。そこで、座長が次のように提案した。

「国際評価機関としてはADI(一日許容摂取量)を設定していますが、
EUは依然としてADIを設定しないというところに現在いるということです。
それを踏まえた上で食品安全委員会としてはメレンゲステロールに対して
ADI設定をするかどうか、そこをご議論いただかなければいけないということです」

この座長の提案を受けて、出席専門委員から次のような発言が出た。

「EUがADIを設定できないということの根拠の中に、ホルモンの恒常性を調節する
複雑なゲノム及び非ゲノム機構への新しい知見など、あるいはこのRED MEATを食べたヒトと、
前立腺がんあるいは乳がんとの関連を示す疫学データや文献が出ていると書いてあるのですが、
現段階で私達がこれを評価する上で、
こういう情報を得て評価しないといけないのではないかと思うのです」
 
要するに、EUが合成ホルモン剤残留牛肉の輸入を認めない根拠情報を入手して評価すべき
という提案であった。

座長も「EUで問題になっているようなDNAのメチル化など、
非ゲノムの情報は一切本調査会では調査していないので、その辺を見てから、
議論をしたほうがよろしいのではないですか」を提案に応じたのである。

結局、同調査会は、次回にEUが合成ホルモン剤の使用も残留も認めない科学的根拠の情報を入手し、
評価することを決めて、
その後4年7カ月も合成ホルモン剤の審議をしないまま頓挫しているのである。


求められる合理的な説明

食品安全委員会は、資料が揃わないことを再開できない理由として説明しているが、
まったく説得力がない。

同委員会の議事録はオープンであり、最大の関心を寄せている米国政府も
在日米国大使館も当然チェックしている。

BSE問題では、オーストラリア大使館員も食品安全委員会を傍聴していたぐらいであるから、
米国大使館が監視していたとしてもおかしくはない。

いうまでもなく、食品安全委員会で合成ホルモン剤の危険性が認められれば、
米国からの牛肉輸入は全面禁止になり、米国の畜産業界に大打撃となる


米国政府は、食品安全問題でも日米2国間協議を行っており、
TPPでも食品安全問題が議論になっている。

それだけに、食品安全委員会が
EUの合成ホルモン剤禁止の科学的根拠情報入手と評価作業を行うことを決めたことを、
米国政府が、憂慮したことは想像に難くない。

食品安全委員会は、米国政府からの要請はないと説明しているが、
水面下での話し合いはなかったのか。

そうでなければ、なぜ4年7カ月も審議が再開されないのか、
合理的な説明が求められているといえよう。

(文=小倉正行/ライター)



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肉体労働心得

世田谷区保健センターというところのホームページから転載。
ふと、乳酸がなぜ肉体的疲労(筋肉疲労)の原因になるのか、そのメカニズムが知りたくなってネットを見たところ、驚いたことに、乳酸は疲労の原因ではない、とか、乳酸を疲労物質と呼ぶのは間違いだ、と書かれたサイトが最初にずらっと並んで出てきた。
これはまたしても、医学界の陰謀かな、という気がするので、根気よく、乳酸と疲労との関係を説明したサイトを探して、見つけたのが下の記事だったわけだ。

この説明は実に腑に落ちる。筋肉は酸に弱いから、乳酸が蓄積されると十分に働けなくなる、それが疲れやだるさ、筋肉の張りになる、というのは合理的な説明ではないか。実際、肉類を酸に漬けると変性する現象は私も知っている。要するに、薄切りの生ハムにレモン汁をかけると白くなる、といったことだ。乳酸もクエン酸も同じく酸である。肉の赤身は鉄分であり、それが白くなるというのは鉄分が失われか変質したということだろう。ということは、酸素を保存する力が失われたということではないか。こう言うと、クエン酸は疲労回復に効用があるはずではないか、と言われるかもしれないが、それも怪しいものだ。少なくとも、クエン酸が筋肉に直接働きかけて疲労回復させるのではない、と思う。
ところで、乳酸は筋肉の無酸素活動で生じるらしい。ということは、酸素供給をきちんとしながら活動すれば肉体疲労は最小限度に抑えられる、ということだろう。実際、そうであるらしい。私は肉体労働者だが、仕事に慣れるまでは「力をこめて仕事をする」のが常で、そのころは毎日のように死ぬほど疲れていた。というのは、力を入れる運動とは自然に「無酸素運動」になるのである。要するに、息を止めないと全力は出せない、ということだ。逆に言えば、全力を出す必要も無いのに息を止めて無酸素運動をすると、死ぬほど疲れる、ということである。
百姓仕事などもそうだと思うが、長時間の肉体労働をする人は、実にゆったりと仕事をする。力などほとんど入れることはない。力は道具や機械が出してくれるのであり、自分自身の力をいかに使わないようにするかが、肉体労働の秘訣だと言えると思う。
で、私自身の経験から言えば、「呼吸をゆっくりとすること」が「疲れない労働」のポイントだった。別の言い方をすれば、「常に静かに呼吸をしながら動くこと」「無酸素運動をしないこと」が秘訣である。切迫した呼吸は、どうしても切迫した動作になり、無意識的に無酸素運動になりがちなのである。呼吸をうまくコントロールできれば、肉体労働者の初段くらいにはなったと言えるのではないだろうか。
なお、付記すれば、無酸素運動による急激な疲労は、完全にではないが、呼吸を整えながら有酸素運動をしている間に回復するものである。つまり、筋肉に酸素を送り込むことで疲労の一部は回復できる。「運動をしながら疲労回復できる」わけだ。これも長時間の肉体労働の秘訣で、ここでも呼吸を整えることが大事である。
念のために言うが、乳酸は肝臓でブドウ糖などに変わるから、乳酸自体が完全に悪というわけではない。ただ、疲労に関してはやはり悪玉だろう、という話である。

なお、ここは疲労の問題を話しているのであり、筋肉細胞の分裂、つまり筋肉の増大は筋肉の無酸素運動で起こると言われており、若者が肉体を作り上げる過程では無酸素運動も大事である。まあ、筋肉など、現代生活でそれほど必要だとは私は思わないのだが、男の「見た目」には筋肉も大事だろう。ただし、日本の女性は男性の筋肉をそれほど魅力的だとも思っていないと聞いたことがある。特に、ボディビルダーの体は滑稽でグロテスクだと思うようだ。実は私もそう思う。必要以上に筋肉のついた体は、男でも美しくはない。優れたアスリートは必要以上の筋肉は体につけないものだ。というのは、たとえばボクサーなどが上腕二頭筋などを鍛えると、(それは腕を縮める筋肉なので)パンチのスピードは落ちるからである。ただし、一般的には力やスピードは筋肉の量に比例してはいる。私が言うのは、無目的な筋肉は無意味だ、というだけの話だ。男なら多少は筋肉質のほうが見た目はいいだろうから、若者が体を鍛えることは結構だ。だが、それより自分の頭で物事を正しく判断できる程度に頭を鍛え、友人と政治の話がまともにできる程度に本を読み教養をつけるべきだろう。


(以下引用)



あなたの疲れの原因は?疲労の正体を見極めよう!上手な心とからだの休め方
疲労回復のメカニズムをよく知れば、効果的な回復方法が見えてきます。
疲労回復のコツ-イラスト
疲労は、肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労の3つに大きく分けることができます。

肉体的疲労の主な原因は、筋肉を動かすためのエネルギーの不足と、疲労物質(乳酸)の蓄積。ガソリンが切れた車が動かないのと同じように、筋肉もエネルギー不足の状態では力を発揮することができません。また、糖質が分解されてエネルギーとなるときにできるのが乳酸。筋肉は酸性に弱いため、乳酸が多く蓄積されると十分に働けなくなります。それが疲れやだるさ、筋肉の張りとなってあらわれます。

また、同じ姿勢を続けるなど、一部の筋肉が緊張を続けていれば、そこに乳酸がたまり、確実に筋肉の働きは悪くなります。さらに、筋肉は適度に動かさないと萎縮し、どんどん弱くなっていきます。動かないことが、もっと疲れやすい身体を作ってしまうのです。

精神的疲労は、人間関係や悩み事などのストレスを原因とする心の疲れ。神経的疲労は、デスクワークなどで視神経や脳が緊張した状態が続くことによって起こる、頭の疲れです。

疲労回復のコツ-イラストこれら3つの疲労は、互いに密接に関係しており、放っておくとさらにしつこい疲労へとつながります。たとえば、脳が緊張している間は、交感神経の働きにより内臓や筋肉が働き続けているため、身体へも疲れがたまっていきます。また、身体や脳の疲れは自律神経のバランスを乱し、精神状態にも影響を与えます。

疲れはこじれる前に、すっきり解消しておくことが大切。
そのためには、姿勢休養睡眠運動食事の、5つの方向からアプローチしていく必要があります。それぞれ、疲労回復につなげるちょっとしたコツを知れば、すぐに実践できるものばかり。

今度の休日は、ゴロ寝するより効果的な「積極的疲労回復の日」にしてみませんか?
効率的に疲れを取る! 5つのポイント
ポイント1─姿勢
デスクワークや家事などで長い時間同じ姿勢を続けていると、一部の筋肉が緊張し、そこに乳酸がたまってきます。さらに動かさない筋肉は血行が悪く、乳酸が流れ出にくいため、なかなか疲れが取れません。筋肉に負担をかけすぎないようにするには、正しい姿勢を心がけましょう。
疲労回復のコツ-イラスト 疲労回復のコツ-イラスト

ポイント2─休養
疲労回復のコツ-イラストゴロゴロ横になっているだけが休養ではありません。心と身体をリフレッシュする時間を持つことが大切です。

お風呂は浮力・水圧・水温の働きで筋肉を緩ませ、血液循環をよくします。この時、体内の老廃物を排出させるとともに、神経の緊張も心地よくほぐしてくれます。

ぬるめのお風呂にのんびり入って、リラックスしましょう。このとき、お風呂の中で、疲れている部分をマッサージするとより効果的です。
ポイント3─睡眠
疲労回復のコツ-イラスト睡眠は脳や身体を休めるとともに、成長ホルモンが分泌されて細胞が活発になったり、食べ物が消化吸収されて栄養が蓄えられます。

明日の活力になるエネルギーが作られる、大切な時間なのです。

眠りには身体を休めるレム睡眠(浅い睡眠)と、脳を休めるノンレム睡眠(深い眠り)があります。レム睡眠とノンレム睡眠は90分でワンセットの周期を繰り返しているので、6時間か7時間半くらいの睡眠で起きるようにすると、すっきり目覚めることができます。

心地よい眠りが得られるよう、寝室の照明や枕の高さを工夫してみましょう。
疲労回復のコツ-イラスト
ポイント4─運動
筋肉にたまった乳酸は、適度に体を動かすことでよりスムーズに排出されます。
疲れたからとゴロゴロ動かないでいると、乳酸の排出が遅れ、なかなか疲れが取れません。

散歩のすすめ
適度な運動は、筋肉や内臓の働きを活発にし、血液の循環を良くするうえ、疲れにくい元気な身体を作ることにも役立ちます。

また、自然の中をのんびり散歩することは、心のリフレッシュにも最適。自分のペースで楽しみましょう。
ポイント5─食事
1.1日3食、とくに朝食・昼食をしっかり食べる
朝食や昼食を軽くすませるのが習慣になると、ミネラルやビタミン類などの微量栄養素が不足しがちになります。 また、夕食をたくさんとると睡眠中に胃腸が休まらず、翌朝まで負担がかかります。

2.時間をかけて、よくかんで食べる  
食べ物の消化吸収は、ゆっくりくつろいだ状態のときに、よりスムーズに行われます。早食いであったり、よくかまないで食べると、消化不良をおこし、胃腸が疲れてしまいます。

3.ビタミンB1・B2をとる
ビタミンB1が不足すると、糖質の代謝がうまくいかず、乳酸が体内に蓄積されやすくなるため、だるい・疲れやすいなどの症状がおこります。また、ビタミンB2もタンパク質や、脂質・糖質の代謝に関与する重要な栄養素です。不足すると口内炎などができやすくなります。
 ビタミンB1を多く含む食品  豚肉、レバー、胚芽米、枝豆、きのこ類など…
 ビタミンB2を多く含む食品  レバー、さば、ししゃも、納豆、小松菜など…

4.カルシウム、鉄をとる
カルシウムは骨を丈夫にする他に、筋肉をスムーズに動かす働きがあります。また、鉄は体内の酸素を各細胞に運ぶ役目があるため、不足すると運動能力が低下し、疲れやすくなります。
 カルシウムを多く含む食品  牛乳、乳製品、小松菜、大豆、大豆製品、小魚など…
 鉄を多く含む食品  レバー、あさり、大豆、大豆製品、ひじきなど…

5.食欲のないときは、 消化しやすい食品を効果的に使う
オクラ、山芋、モロヘイヤなどはタンパク質の分解を助け、消化吸収を高める作用があります。また、しょうが、みょうが、しそ、ごまの風味、柑橘類や梅干しの酸味などで味にメリハリをつけ、食欲を増進させるのもよいでしょう。

6.アルコール、タバコは控えめに
アルコールを大量にとると、その分解のため肝臓が余計に働くので、疲れやすくなります。  タバコを吸う方は、吸わない方よりも、体内のビタミンやミネラル類をこわしやすいので、食事でより多くとる必要があります。

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食事は健康の土台

「阿修羅」から転載。「in deep」にも使われていた統計資料による記事のようだ。
沖縄県が長寿県から転落したのは、「運動不足」と「食生活の変化」のせいだろう。沖縄には短い都市モノレール以外の鉄軌道乗り物が無く、通常の社会生活を送るには各家庭に1台か2台の乗用車が必須である。そして乗用車があると、「ドアからドアへ」の生活になり、日常ではほとんど歩かなくなる。わずか100メートルほど先のコンビニでも、重い荷物を抱えて帰るよりは、と歩行より車を選んでしまうことが当たり前になる。車を止める位置でさえ、できるだけ店の出入り口に近い方を選ぶのだから、運動不足になるのは当然だろう。
食生活の点では日本全体と同じく、米や芋中心で後はわずかな野菜とわずかな肉という粗食から、飽食・過食が当たり前という状態になったようだ。特に女性は、米よりもパンや菓子を好むことが多いというのは日本全体に共通しているのではないか。
この「米からパンやケーキ中心に変わった食生活」というのが日本人の食生活の悪い方向への変化ではないか、と私は見ている。たしか、パンやケーキに大量に使われているトランス脂肪酸を米国では禁止したのではなかったか。それでなくても、パンはジャムなどを塗れば菓子も同然であり、それだけで満腹する。体に必要なビタミンやミネラルが不足するのは当然だろう。そこが、必ずオカズを必要とする米飯との違いだ。(逆に、それが面倒だから米飯は主婦に嫌われるのだろう。だから、米飯でもオカズの要らないカレーライスやチャーハンなどが好まれるのかと思う。それではビタミン不足になるのは言うまでもない。)
私自身、長年の頭脳労働者(の一種だと思う。少なくとも体を使う仕事ではなかった。)から、高齢になって肉体労働者に転身(日本の軍隊風に「転進」と言うべきか。ww)した結果、食事が肉体に及ぼす影響を明確に体で知ったので、上に書いたようなことを言うのである。
若い人でも激しい肉体労働をすると、足などがつったりする。甲子園やプロ野球などでよく見る光景だ。あれは、発汗に伴うミネラル分(おそらくカルシウムとマグネシウム)の流出の結果だろう。それほど、ミネラル分は(そしてビタミンもだが、こちらは長期的な欠乏の結果、症状は出るものかと思う。)体を動かすのに必須のものなのである。したがって、そうしたミネラル分やビタミンの欠如した食事をしていることが体に良くないことは言うまでもない。
まあ、ほとんど運動らしい運動をしない生活をしていると、そうしたことには気づかないが、たまにいきなり激しい労働をすると、自分の体がいかに不健康なものかがすぐに分かるはずである。これを単に「体がなまっていた」などと軽く考えるべきではない。
そして主婦の方々は、家族の体の健康は自分の食事にかかっている、と考えてほしい。ただし、砂糖や塩や化学調味料を使わないで不味い飯を作って、それを家族に強制的に食わせようとするのは、家族に家庭料理と母親を憎悪させるだけである。(不味い食事を強要する母親に対する憎悪は世間でごく普通にあるもので、それに気づかないのは当の母親だけである。)
食塩や糖分や脂肪分や炭水化物を制限すれば健康になる、というような単純なものではないのである。

なお、体を動かす必要の無い生活をしているならば、健康維持には粗食だけで十分かと思う。
過食の傾向があるなら運動は必須だ。



(以下引用)


コレステロール・ショック(7) 長野県の怪(BMIは違います)  武田邦彦
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/169.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 6 月 02 日 13:55:05: igsppGRN/E9PQ
   
 
   コレステロール・ショック(7) 長野県の怪(BMIは違います)
http://takedanet.com/archives/1029243053.html
2015年05月31日 武田邦彦 (中部大学)


(大失敗!!)
  目がかすんでBMIについて「長野県」と「長崎県」を間違いました。この記事はもう一度、書きますが、とりあえず「塩と血圧と長寿」という点でお読みください。失礼しました。またご指摘をしていただいた方、ありがとうございます。



長野県の男性は都道府県の中でももっとも長寿だ。かつて、山間部で雪の多い地域だから、どちらかというと運動も不足し、新鮮な海の幸にも恵まれないので、長寿日本一とは縁が無いと考えられていた。


しかし、県をあげての健康運動が実って、それまでトップだった沖縄を抜いて堂々、一位を続けている。関係者のご努力に深い敬意を表したいと思うが、長野県のデータを参考にしようとすると、どうも国や医師の指導と比較するとデータがかけ離れている。私たちはなにか重要なことに気がついていないのではないか??


というのは表紙のグラフに示したように、長野県の男性の平均寿命は47も都道府県があるのに、もっとも長寿だ。でも、際立っているのは肥満度(BMI)も一位(太っている)、塩分摂取率は二位(お塩を多く採る)なのだ???


「健康」は「肥満を抑えて、塩分を控える」と言うはずなのに、都道府県でもっとも肥満度が高く、塩分をとっている長野県の男性がなぜもっとも「長寿」なのか? このような時に科学者はまずとんでもないことを考える。


まず、「不健康」なら「長寿」なのか? と考える。科学は予見を持ってデータを見てはいけない。「健康なら長寿」というのが間違っているかも知れない。「一病息災」というように、ある程度病気がちの方が息災であるということわざもあるぐらいだ。


次に、「肥満で血圧が高い」というのが「長寿のもと」なのか? とも考える。 これも予見を持ってデータを見てはいけない。「肥満と健康」と言っても、BMIが30ぐらいまではむしろ「肥満の方が健康」というデータも多い。つまり程度問題で、肥満というのはBMIで30以上とも考えられ、そうなると長野県は「都道府県の中でもっとも肥満だが、BMIが24.4だから「日本全体のBMIが低すぎるので、もっとも肥満な長野県がもっとも長寿」とも言える。


この報告書は厚労省が膨大な税金を掛けて報告している詳細なレポートからなのだが、調査対象人数が少し少ないと思うが、これで統計的には大丈夫とみているのだろう。今回はこのデータを利用する(最近では大学への研究費が削られて、官庁がお金を持っているので、データが官庁からでる。政治的なデータが多くて困るので、できるだけ学者が調査をできるようにしておかないと日本の進路を見誤る)。


また食塩の摂取量は長野県は全国2位でかなり高い。それでも長寿なのは「野菜を食べるから」などと見当外れの説明がされている。それも野菜にカリウムが含まれているからという奇妙な説明で、それなら食塩をとってもその中にカリウムが入った醤油などを使えば、「減塩」などというものは無くなる。


長野県のこのデータは考えさせられる。また塩分摂取量のデータや脳疾患の統計はあるが、「男性の平均血圧」のデータがなかなかみつからない(女性はある)。「塩分摂取量」というのは「血圧に関係がありそうなもの」ではあるけれど、「血圧」そのものではない。だから、統計データとしては、「塩分と寿命」では遠い関係になるので、「塩分→血圧→主要な死因→寿命」の関係データが同じ調査対象でなければならないが、見当たらない。


「肥満の方が長寿」というのは理解できる。人間はBMI=25ぐらいが標準的で、体重が減ると体力を失い、感染症やがんなどにかかりやすくなる。日本はあまりに体重を気にして「やせている方が健康」という間違った考えでいるので、長野県がもっとも肥満なのにもっとも長寿ということになったのだろう。


「塩分をとった方が長寿」というのも納得できる。

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砂糖も食塩も脂もまったくOK、らしい

「大摩邇」から転載。長文の記事の前半くらいだけ引用。
要するに、「砂糖悪玉説」も「食塩悪玉説」も「脂肪(油)悪玉説」も全部嘘、ということでいいのではないか。
長野県に癌の患者数自体が少ないわけではなく、癌死亡率が少ないのだ、ということは、癌はただの老化現象であり(若年性の癌は放射線や放射能などによる細胞の遺伝子異常から起こる異常事態と見るべきだろう)、癌とは共生して生きるべきものだ、と見ていいと思う。まあ、そのあたりは長野県での癌治療の実際を知らない以上は何とも結論できないのだが。
気になるのは脳梗塞の多さだ。山国で、日常的に斜面の上り下りが多く、自然に運動量が多い地方だと思うのだが、それで脳梗塞が多いというのはなぜなのか。長嶋茂雄は引退後も運動を欠かさず、酒はほとんど飲めない体質だったらしいが、それでも脳梗塞になっている。脳梗塞と運動量や飲酒などはあまり関係が無いのではないか。というのは酒好きで運動嫌いの私の希望的観測だ。まあ、長野県の人の飲酒量はけっして少なくはないようだから、長嶋茂雄という一例だけで脳梗塞を語ることがおかしいのは重々承知の上である。なお、私は甘いものも好きだし脂分の多い食べ物も好きだから、この長野県のデータは実に喜ばしい。
なお、長野県は野菜の摂取量が全国一のようだが、砂糖も塩も油も野菜を調理する上で必要なものばかりだ。それを制限して不味くするのが今の流行である。いわゆる飯マズ嫁などは、この記事をよく読むべきだろう。不味い食事はそれだけで家族にストレスを与え寿命を縮めるものだ。(笑)


(以下引用)*文中の「食堂ガン」は言うまでもなく「食道ガン」の誤記だろう。誤記のほとんどないin deep記事には珍しい。


17:46

[必見のデータ]砂糖も大量摂取OK、塩も大量摂取OK、食用油も大量摂取OKを示しながら「健康と心の関係」を如実に描き出す「美しき緑の長野県」

In Deepさんのサイトより
http://oka-jp.seesaa.net/article/424208021.html
<転載開始>

長野県・高遠城址公園の桜
nagano-sakura.jpg
4travel.jp


最もガン死亡率が低く長寿の県がどこか初めて知った日

前回の、

認知症大国・日本の彼岸(1) …
 2015年08月14日

で、本題とは関係ないながら、私の出身地である北海道の「うつ病の多さ」、「肺ガンの死亡者数の多さ」に驚いていましたが、その「肺ガンの死者数」の県別ランキングを見ている時に、ダントツで死亡者数が少ない県がありました。

長野県です。

nagano-cancer-001.gif
肺がん死亡率


そして、さらに他のガンを見てみますと、長野県はどれも驚くほど死亡者数が少ないのでした。


長野県のガン死亡率の順位の一部
 
胃ガン  45位
大腸ガン 43位
食堂ガン 43位
胆嚢ガン 44位
肝臓ガン 46位
肺ガン  47位

となっていまして、そして、ガン全体となりますと、

長野県のガン死亡率 47県中 47位

となりまして、何だか、やたらと健康そうな空気が漂います。

しかし、面白いのは、長野県は「ガンでの死亡者」は少ないながら、ガン患者そのものが少ないわけではないのです。ガン患者数の都道府県の比較では、47県中 6位と、ガン患者自体は、むしろ多いのです。

しかも、たとえば、脳梗塞での死亡者数は、47県中 4位となっていて、病気自体が少ないわけではないようなのです。

それなのに、その長野県民たちの「生きること」に関しての実態は・・・。

たとえば、平均寿命の上位3県。

nagano-jumiyou.gif
平均寿命:男性ランキング[2010年]


平均寿命:男性ランキング[2010年]

1位 長野県 80.88歳
2位 滋賀県 80.58歳
3位 福井県 80.47歳

47位 青森県 77.28歳

上は、男性ですが、女性も1位です。

長野県が、かなりダントツの平均寿命1位であることがわかります。

私は、長寿日本一っていうのは、漠然と、沖縄なんかが1番かと思っていましたが、現在の沖縄の平均寿命は 47県中 29位で、今や平均より低いのでした。

さらに、人口10万人あたりの死亡者数を比較した死亡率のランキング。

これは数値が低ければ低いほど、「亡くなる人が少ない」ということになります。


年齢調整死亡率(男性)ランキング

1位  青森県 662.4人
--
45位 福井県 499.9人
46位 滋賀県 496.4人
47位 長野県 477.3人

と、長野県は、死亡率がすべての県の中で最も低いです。

とにかく、「死ににくい長野県民」たち。

ダイ・ハード長野県民。

象が乗っても大丈夫(いや)。

そんなスーパー県民たちはどんな生活をしているのか。

「長野県ねえ」

とイメージしてみましたが、どうもわかりません。
そこで、他のランキングをいろいろと調べてみることにしました。

意外なランキングでは、長野県は、名字が「小林さん」の人の数が日本で1番多いそうで、長野県には 69,000人の「小林さん」がいるのだそうですが、これが関係しているのか(いや)。

では、たとえば、長野県の人たちは、どんなものをどのように食べているのか。

果たして、それは健康的なものなのか。

最近、私は、少し前の、

オカ氏の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめて恐怖を愛するようになったか
 2015年08月08日

という記事や、あるいは、他にもいくつかの記事の中で、

「健康というものは、食事や健康法だけで作られるものではないかも」

という考えが出てきていまして、つまり、「楽しい心」や「感謝する心」というものがなければ、真の健康には至らない、つまり、「健康は食事から作られるだけではなく、心の持ち方が最も重要」だと思っている部分があるのですけれど、そういう観点からも、この長寿の人たちの食事は気になります。

長寿の国の食べ方は

長野県民の食生活を調べていくうちに驚いたというのか、奇妙に思えたのは、長野県は、体に悪いと言われることの多い「あるモノの摂取量がダントツで多いのでありました。

それは・・・。

nagano-sugar.gif
砂糖消費量[2008年]

砂糖消費量

1位 長野県 9,772グラム
2位 長崎県 8,999グラム
3位 宮崎県 8,953グラム

45位 福井県 5,109グラム
46位 埼玉県 5,030グラム
47位 東京都 4,963グラム

そうなんですね。

砂糖なんです。

この統計は、1年間の世帯当たりの砂糖の購入量を県別に比較したものですけれど、長野県の砂糖の消費量は群を抜いています。

最も砂糖の消費量が少ないのが東京というのは意外ですが、長野は、東京の倍ほどの砂糖を消費しています。

・長野県の人は砂糖をたくさん消費している
・それで、「ガンの死亡者がとても少なくて、とても長寿」


ということになるようです。

うーん・・・。

砂糖に関しては、このブログでも、

米国カリフォルニア大学のチームが過去の膨大な科学論文の研究の結果、「砂糖は毒である」という結論をまとめる…
 2015年02月12日

という記事などで、砂糖の有害性が確認されたことを記したことがあります。

特に、心臓系や生活習慣病などの慢性疾患との関連が示されました。

しかし、どうやら、大量に砂糖を摂取していると考えるしかない長野県の人々は、少なくとも、ガンでの死亡者は、日本で最も少ない。

じゃあ、長野の人は「」はどうか。

塩も、「とりすぎは健康に良くない」とする説はたくさんあります。

長寿の国の人びとは、塩をあまりとっていないのか、あるいは、大量に塩をとっているのか。

下は1年間の食塩の消費量の県別の偏差をあらわしたものです。

nagano-salt.gif
食塩消費量


1位から3位までこそ東北ですが、長野県は、塩の消費量が第4位であり、東北を除けば、ダントツで食塩を消費していることがわかります。

どうも、これを見ているだけでは、

日本で最も長寿で、ガン死亡者の少ない県は「砂糖を大量摂取して塩を大量摂取」している

という生活をしていることになってしまいます。

ちなみに、「味噌」も、長野県が消費ナンバー1です。


seasoning_a30.png
illpop.com

1年間の味噌の消費量ランキング

1位 長野県 11,901グラム
2位 秋田県 10,463グラム
3位 青森県  9,800グラム

45位 兵庫県 4,558グラム
46位 大阪府 4,382グラム
47位 和歌山県 3,258グラム

長野県は、和歌山県の3倍以上、味噌を消費しています。
同じ日本で、この差は結構すごいですね。

長野県は、醤油の消費量も8位で、塩、味噌、醤油と合わせれば、相当な塩分をとっているといえそうです。

ただ、同じ塩分系調味料でも、

・ソース消費量(46位)
・ケチャップ消費量(45位)


と、これらのものはあまり摂取していないようですが、塩や味噌に比べて、日常的なものでもないですしね。たとえば、うちなどでは、ソースもケチャップも、月に1度使うかどうかといった感じです。

ところで、最近、牛乳なんかも体に悪いって言われることもありますよね。

私もややそう思っているところがあります。

そうか、きっと、長野県の人は牛乳をあんまり飲まないんだ。

と、見てみますと・・・。


牛乳消費量ランキング

1位 埼玉県 105.87リットル
2位 奈良県 105.14リットル
3位 長野県 101.93リットル
--
47位 高知県 65.12リットル

長野県は第3位。

どうやら「牛乳もがぶ飲み」であります。

最近は「」のことも、よく言われますよね。

腸が体の健康を考える上でとても大切だと。
特にサラダオイルなどの食用油は過剰にとらない方がいいと。

そうか、きっと、長野県の人は油をあまりとらないんだ。


sald-oil.gif
dhaepasupple.com

食用油消費量ランキング

1位 福島県 13,071グラム
2位 山口県 12,920グラム
3位 長野県 12,100グラム

と、ここでも長野県は、1位ではないものの、第3位であります。
油もガブガブ飲んでいるようです(飲んじゃいないだろ)。

ちなみに、食用油の使用量が少ない県は、

45位 千葉県 6,906グラム
46位 香川県 6,802グラム
47位 東京都 6,639グラム

となっていて、日本では東京が最も食用油の消費が少ないのでありました。

東京というところは、砂糖もあまり使わない、油もあまり使わない・・・というより、多分、東京は一人暮らしなども多いですから、自炊自体の率が比較的少なく、東京は食事自体が外食や中食が多いことが理由かもしれません。

それにしても、塩と砂糖、味噌、牛乳、食用油を大量に摂取する長野県の人たちが長寿で、ガン死亡率がとても少ないという事実が浮き彫りになります。

ただ、他の項目を見ますと、たとえば、下のふたつの項目は、かろうじて、いわゆる一般的な健康論に通じる部分はあります。

まず、野菜の摂取量。

nagano-vegitables.gif
・野菜摂取量ランキング

野菜摂取量(男性)ランキング[2010年]

1位 長野県 379グラム
2位 新潟県 360グラム
3位 山形県 352グラム
--
47位 徳島県 245グラム

上は男性のものですが、女性の野菜摂取量も長野県が第1位です。

そして、長野県の人は肉をあまり食べません。

肉全体の消費量も 44位と、肉の消費量は全体として低いですが、特に牛肉となりますと、圧倒的に消費量が低いです。

この「牛肉消費量」は上位3県も意外というのか、興味深いです。


牛肉消費量ランキング[2013年]

1位 奈良県 10,617グラム
2位 京都府 10,415グラム
3位 大阪府 10,380グラム

45位 群馬県 6,628グラム
46位 長野県 3,385グラム
47位 新潟県 2,958グラム

46位の長野県は 45位の群馬県の半分となっていて、長野県と新潟県の2つの県の圧倒的な牛肉消費量の少なさがわかります。

牛肉消費量の上位が、奈良、京都、と続くのは意外な感じですが、奈良県は 47位の新潟県の3倍以上も牛肉を食べているようです。

奈良県は、さきほどの「牛乳消費量」でも全国2位でしたので、「牛に関係するもの」と関係が深いのかもしれません。

この奈良県のランキングもなかなか興味深くて、奈良は、国宝や史跡、重要文化財の数が1位であるということは理解できるのですが、他に、奈良の1位は、

奈良県のランキング上位のいくつか

・コーヒー消費量(1位)
・ピアノ普及率(1位)
・小学生長時間テレビ視聴率(1位)
・パソコン普及率(1位)
・中学生通塾率(1位)
・1世帯あたりの貯蓄額(1位)


などとなっていて、うーん・・・奈良県もイメージと何だか違うなあ。

まあしかし、奈良県の探究はまた今度にしておいて、長野県に戻ります。

まず、長寿県である長野県は「小林」という名字が日本で1番多い(まあ、それはもういい)。

そして、食べ物では、

・砂糖消費量ナンバー1
・塩、食用油、牛乳もガブ飲み


という、一見すると、健康と相反するような食生活をしている一方で、

・野菜摂取量ナンバー1
・肉の消費量がきわめて低い


ということがあることがわかります。

ちなみに、お酒に関しては、長野県のアルコール消費量は 20位と、やや多いといった程度ですが、日本酒となると、全国5位の消費量で、お酒も決して消費量が少ないとはいえないようです。

巷のさまざまな健康論に沿うのは、野菜の摂取量が多いことくらいなのですが、しかし、その野菜の摂取量の県ごとの差というのは、それほど大きな差ではなく、それと比べますと、砂糖や塩、油、牛乳の消費量の差はかなりのもので、野菜だけではどうも理由になりづらい気がするのです。

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各種病気の死亡率推移は何を意味するのか

「in deep」に載っていたグラフが面白いので転載しておく。
がんの安定した上昇ぶりは、がんの原因が「社会的な原因」だ、ということを示しているだろう。また、結核がほとんど絶滅したのに対し、同様に肺の病である肺炎が1980年代頃から上昇に転じているのは、空気中の粉塵か何かが原因しているのではないか。これもまた「社会的な原因」だと言えるだろう。自動車の排気ガスや工場の排煙などはその前より規制が厳しくなっているはずだのに、死亡者数が増加したのはなぜか。個人的な対策よりも先に、何がその原因かを突き止める必要があるのではないか。



人口10万人に対しての死亡率
cancer-d-2009.gif
厚生労働省 人口動態統計

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味覚が喜ぶものは体の敵、か

武田邦彦のブログから転載。
政府が「砂糖税」を考えているらしく、「砂糖は体に毒だから、国民が食べ過ぎないように税をかけて、入手しにくくする」そうだ。実に、国民のことを労わってくれていて、有難い政府である。フクシマの放射能による汚染食品の拡散防止も、その調子で願いたい。
もっとも、毒ならば、禁止するのが当然で、税をかけて高額にすればいい、というのなら、麻薬や覚醒剤(いま、「各税罪」と間違えて打ってしまった。ww)も、税をかけるだけで解禁してもいいのでは、という疑問が浮かばないでもない。だが、こういうのは専門家が我々無知な庶民よりも深く考えてくれているのだろう。すべて、お上に任せていれば間違いない、というのが由緒正しい日本国民であり、お上を疑うのは非国民である。
砂糖税について、それに反対する声が多数上がっているが(「ネットゲリラ」参照)、税を払うのは国民の義務であり、その税の根拠は政府が決めるものだ。無知な国民などが文句を言うのは許されることではない。政府は憲法よりも上位にある存在なのである。
下の記事と私の上記の言葉が矛盾する? まあ、砂糖が毒かどうかは、各自が自分の体で実験すれば分かることだ。甘いものはたいてい毒であることは「気をつけよう、甘い言葉と暗い道」という有名なフレーズからも分かる。甘い言葉とは言っても、「集団的自衛権の発動で日本が戦争に巻き込まれることはありません」というような発言のことではない。


(以下引用)


2015年06月13日




人間は果物を食べるけれど、どの動物も食べるわけではない。たとえば果物には豊富にビタミンCが含まれているが、仮に、ある動物がビタミンC(アスコルビン酸)を必要とするなら、それは自分の体の中で合成するのであって果物を食べるのではない。


人間がビタミンCを食物からとるのは、サルの時代に木に登って果物ばかり食べていたので、体内にあるビタミンCの合成工場を止めてしまったから、今の人類はビタミンCをとらなければならなくなっただけだ。人類以外でもビタミンを合成できない動物は多い。


だから人間は果物が美味しい。もしサルが果物を食べずに私たちの体にもビタミンCの合成工場が残っていたら、おそらく果物は美味しくないだろう。シマウマは草を美味しそうに食べるし、ヤギや紙ですら食べる。人間は草のセルロースを消化することができないので、美味しくない。


(注)本来はウマやウシもセルロースを消化できない。草食動物はまず歯で細かく砕き、ウシは反芻、ウマは後腸で細菌の力で消化する。


人間が草を食べても味も素っ気も無いのは、「これは自分の体に必要ない」ということが分かるからで、そのために「味覚」というものがある。私はここ20年来「なぜ、美味しいものが有害なのか?」を調べたり栄養の専門の先生に聞いたりしてきた。主に、「スイーツ」、「油」、そして「辛いもの」の3つを調べてきた。


女性がケーキを食べている姿を見ると、美味しそうで、果物を食べている時と同じように見える。でもケーキは健康によくないが、果物はよいというと奇妙だ。味蕾で味を感じる意味が無くなる。


こう言うと、すぐ反論が来るだろう。「果物が酸っぱくないから女性が喜ぶ。ミカンが酸っぱいときには女性は食べなかった」・・・確かにそうで、現在の女性が果物や野菜が好きなのは品種改良が進み、甘い果物や野菜が出てきたからでもある。


もちろん、生野菜は化学肥料と農薬のおかげで食べることができるようになったもので、今から50年ほど前までは、第一に野菜が苦くて美味しくなく、第二に非衛生的で食べることができなかった。


そうなるとどうも「砂糖、油、塩」の味覚と健康の関係がもっとも大切であることが分かる。しかし、現代の感覚ではいずれも「悪いもの」とされている。この理由を20年ほど前に栄養学者などに聞き回ったら、「砂糖は15世紀ぐらいから、油は高かったから、塩は手に入らなかったから」という説明を受けて納得していた。


医師に聞くと、根源的な回答がなく、いずれも「食べると病気になるから」ということだったが、後に、栄養学者も医師もあまりデータによっているのではなく、感覚、常識、空気、個人の好みで言っていることが次第に分かってきた。


「新鮮なものが美味しいというのは、人間が腐敗したものを食べないように味覚ができている。それなのに、砂糖、油、塩を取り過ぎても危険というのはどういう理由か?」という質問に答えた学者はまだいない。


動物の五感(触覚、臭覚、視覚、聴覚、味覚)は自分を守るためにある。だから、動物の多くは「草原の草が豊富でも肥満したシマウマはいない」ことや、「飽食させると甘いものが好きなラットでも砂糖水を飲まなくなる」と言う研究などで裏打ちされている。このような具体的な観察や研究に匹敵するものが「砂糖、油、塩」に関しては存在しないように思う。


つまり、「砂糖を食べると糖尿病になる、油を食べるとコレステロールがあがる(間違い)、塩をなめると血圧が上がる(必ずしも正しくない)」というのは一つ一つの独立した現象であり、総合的なつじつまを考えていない。だから今回のコレステロール・ショックが起こっている。


私たちは、心臓(血圧)、合成能力(コレステロール)、味覚(砂糖、油、塩)を信用してみたらどうなるだろうか? 私たちの体はそれほどダメなのだろうか?



(平成27612日)




(引用2)「
課税強化で、酒の飲み過ぎや砂糖の取りすぎの防止などにつなげたい考えだ」そうです。これほど国民のことを思ってくれている政府が他にあるだろうか。(感涙)
ここには載っていないコメントに、「佐藤税」にして、佐藤という姓の持ち主だけに課税しろ、という意見もある。「それならば(どうせ他人事だから)、いいかなあ」と少し心がぐらつかないでもない。それに、「頭髪の量に課税しろ」「イケメンに課税しろ」なども禿や醜男の間での賛成者は多いかと思う。イケメンに課税するなら、納税者は政府認定イケメンということで、喜んで納税する男もいるかもしれない。

砂糖に贅沢税を課します

| コメント(12)

またですか!? というような仰天なんだが、砂糖に課税だそうでw コレね、食料品の低減税率やっても、何の意味もない、という事だ。砂糖の入ってない食品なんて、世の中にはほとんどないんだからw 蕎麦ツユだろうが焼肉のタレだろうが、味の付いた物には例外なく、塩と砂糖は入っている。特に、若い人の好むジャンクフードにはてんこ盛り入ってる。スーパーのお惣菜にもてんこ盛り入ってる。
厚生労働省の有識者懇談会が、健康対策の一環として、2020年までにたばこ、酒、砂糖などへの課税強化を求める提言案をまとめた。
 医療費抑制を目的に、患者の医療費負担について、風邪などの軽い病気は重くし、重病や難病は軽くすることも盛り込んだ。
 現在の課税は、たばこ1本約12円、酒は種類で異なるがビールなら1缶(350ミリ・リットル)で77円、砂糖は消費税のみだ。提言案は、具体的な課税方法などには言及していないが、「あらゆる財源確保策を検討していくべきだ」と指摘した。課税強化で、酒の飲み過ぎや砂糖の取りすぎの防止などにつなげたい考えだ。
日本料理は、タイ人に言わせると「ナニを食っても甘い。砂糖のカタマリ」と言うんだが、おまえらに言われたくない、と思うんだが、残念ながらその通りですw タイ料理も甘いけどねw

厚労省「砂糖は健康に悪いから課税検討しようぜ」、というわけで、例によって2ちゃんねるでは無責任なネットすずめたちがピーチク騒いでおります。ニュース速報板からです。
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あとコーラも
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プリン体に課税はよ。
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税金がどんどん増える...
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糖分先だな
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↑美味いな。
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金持ちから取れや
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米やパンに課税したら低炭水化物ダイエットが捗りそうだな
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準主食に課税とかどうかしてるわ
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とりすぎは体に悪いがエネルギーとして必要なんだからそういうのは止めろ
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砂糖よりもデブに税金かけろ
BMI20越えたら市県民や保険料税5割増とか
スポーツクラブ、健康食品で1000兆円市場できるぞwww
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地方も国家も公務員と政治家それに大企業は日本国の健康に悪いから、課税しろよ
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止めてくれブヒ~
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やめて
ほんとやめて
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米、芋、茶、麺などもすぐ課税だろな
馬鹿馬鹿しい
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白砂糖や合成甘味料だけにしてくれ。
きび砂糖、黒糖、てんさい糖、などはそのままで。
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ワロタ
1日1kg喰ってたらそりゃ体壊すだろうけどな
ほとんどヤクザのいいがかり
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これでもネトウヨは、官僚が頑張ってるから今の日本が維持できている!待遇を向上させろ!天下りは許せと叫ぶ
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それで合成甘味料使えって流れか
そんな国なんて糞っ喰らえだ
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酸素も吸い過ぎると危険だから空気税も新設しないとね
歩きすぎると脚に悪いから徒歩税も
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なんか日本めちゃくちゃになっちゃったね
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砂糖は課税
二郎は据え置き
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ますます昭和の戦前だな
そのうちぼた餅も食べられなくなる
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一番の毒は政治家だけどな
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やめろ
それでなくても菓子パンに人工甘味料たくさん使いやがって
もう食えないの増えた
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砂糖に課税されるということは大半の菓子類が値上げされるということだな
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あなたの為と言って余計なことする奴ほどたちが悪い
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オナニー税は困る
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あと毛髪の量に対して課税して
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↑ハゲ税創設決定。理由不愉快だから
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こんなに課税して国民の生活は大丈夫なのかな
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普通に食ってる分には健康に何の問題もねーだろバカたれが
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砂糖は麻薬より依存性が高いからな
どんどん課税しろ
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あったまきたから職場の佐藤ひっぱたいたわ
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まぁ、砂糖は安すぎるので、倍になってもたいした影響はないけどw じゃあ、味醂はどうするのか? とか、人工甘味料どうすんの? とか、色々あるんだが、一番困るのは清涼飲料水屋さんですw











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それだけで人生は生きるに値します。

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