忍者ブログ

10代~20代に「心の病」激増


同本部は「働き盛りの30代は仕事の責任が重くなる一方で管理職になれないケースも多く、
『責任と権限のアンバランス』が生じている。それが10~20代にも広がった」と分析している。



という分析が実に雑で、「仕事の責任が重くなる一方で、管理職になれない」「責任と権限のアンバランス」が、なぜ10代や20代にまで広がるのだよ。10代はまだほとんどが学生で、20代は管理職でないのが普通だろうにwww
そして、この記事の一番のキモは、タイトルにあるように「心の病、10~20代で急増」にあるのだろうから、こんなバカな分析で記事を締めくくるのは馬鹿の極みである。

私が代わって分析する。

もともと、10代や20代は、学校生活や入試や就職への不安や不満、対人関係の軋轢に悩みやすい年頃であり、人生経験が少ないだけに、その悩みを自分の力だけで解決するのは困難である。かと言って、大人に相談するにも、信頼できる大人などいないのが普通だろう。としたら、そうした青少年が抑鬱状態になるのは当然なのである。そうでないのは、カネやコネで悩みを解決できる上級国民の子弟だけである。
しかし、10代や20代に「心の病」が激増した理由はそれではない。単純に、それを「病気」だとする風潮が広まったからである。「病気」だから、医者にかかる。医者にかかれば、病人数は統計として出てくる。それだけのことである。
いや、実際に病気である例も多いだろうが、単なる思春期の悩みや青年期の精神的危機が「病気扱い」されるようになっているのが大半だろう、というのが私の分析だ。
問題は、病気と診断されて抗鬱剤などを処方されたら、そこから本物の病気になっていく事例があるのではないか、ということである。何でもかんでも病気としてしまうことには大きな問題がある、と私は思っている。

なお、50代に「心の病」が少ないのは、その年代くらいまでは、悩むことを「病気」とする風潮が無かったからだろう。悩みがあっても、それを病気だとは思わないから精神科や心療内科に行くことがない。だから、「病人」数も少ないわけだ。ただし、その「健常者」たちの中には正真正銘のキチガイもたくさんいるかもしれないwww




2017年12月22日


Comments(14)


010



1: 2017/12/21(木) 07:23:27.67 ID:MBzDqBTg0 BE:837857943-PLT(16930) ポイント特典
sssp://img.5ch.net/ico/u_giko_ebi.gif
「心の病」10~20代で急増 生産性本部が調査

日本生産性本部がこのほど企業への聞き取りでまとめたメンタルヘルス調査によると、前回調査(平成26年)に比べ、
心の病が10~20代で急増していることが分かった。前回同様に30代、40代がそれぞれ3割超を占めているが、
10~20代も27・9%に達しており、心の病が各世代共通の課題であることが明らかになった。

調査は企業が自社で最も心の病が多い年代を回答。10~20代は前回調査では18%程度だったが、今回、
10ポイント近く上昇した。同本部は「働き盛りの30代は仕事の責任が重くなる一方で管理職になれないケースも多く、
『責任と権限のアンバランス』が生じている。それが10~20代にも広がった」と分析している。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-plt1712200050.html
no title
12: 2017/12/21(木) 07:33:30.51 ID:9nAz05Nb0
>>1
グラフ見ると主に氷河期世代じゃないかw

28: 2017/12/21(木) 07:39:14.43 ID:/zyvoiqh0
>>1
50代はチートか

128: 2017/12/21(木) 08:44:04.16 ID:JqpDvMka0
>>1
30代も病みすぎワロタwww

流行しすぎてキモ

拍手

PR

現在の常識はいずれ非常識となる可能性大

今、学校教育の中で行われていることの大半は、いずれ、大間違いだったとなるのではないか。
教科書内容から、部活におけるトレーニング内容まで、「絶対的真理」のようにされていることが、後で、実は害にしかならないものだったとされそうな気がする。
まあ、そう話を広げなくても、これまでの腹筋運動が間違いだったという話は、納得できる。実際、あのやり方は、背骨と腰骨のつなぎの関節を異常に広げるものであり、故障を招きやすいやり方だったと思う。推奨されている「カールアップ」という方法も、後で、実はダメなやり方だったという話になるかもしれないが、現在の一般的な腹筋運動方法よりはマシではないか。
そもそも、腹筋は運動してまで鍛える必要があるものなのか、という疑問も無いではない。全身運動をしていれば、自然に腹筋も鍛えられるだろう。たとえば、前にジャンプするとき、全身を弓なりにして後ろに反らす体勢から、それを大きく前に戻すが、この動作を腹筋を使わずにはできない。単純に、歩行する時でも、脚を上に上げる時には意識せずに腹筋も同時に使っているはずだ。あるいは、呼吸の際も腹筋は使われているだろう。腹筋を鍛えるのが、単に腹の見栄えを良くするためだけなら、スポーツや体育とは無関係な話である。まして、それが体の故障の原因となるなら、馬鹿なことだ。



(以下引用)


【トレーニング】「腹筋運動」は腰痛の原因 バスケ協会「推奨できない」

引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1513202134/

1: 2017/12/14(木) 06:55:34.69 ID:CAP_USER9
腹筋を鍛える運動としてよく知られる「上体起こし」。一般的に「腹筋運動」と呼ばれるこの動作を何度も繰り返すことが、腰痛の原因になるとして、やめさせる動きが、バスケットボール界などで広がってきている。

日本バスケットボール協会では昨年から、指導者養成の場で上体起こしを「推奨できないトレーニング方法」として周知を進めている。全国を9地域に分けて選抜した小学生や指導者を集めた研修会や、年代別の日本代表の強化などで、専門のコーチが伝えている。

協会が参考にしたのが、カナダ・ウォータールー大のスチュアート・マックギル名誉教授の研究だ。ひざを曲げた状態か、伸ばした状態かに関わらず、上体起こしで脊椎(せきつい)が圧迫される力は、米国立労働安全衛生研究所が定めた腰痛につながる基準値と同等だとする研究結果を発表した。何度も繰り返すことで、背骨の間の椎間板(ついかんばん)を痛めるという。

一流選手に腰痛対策を指導してきた経験からも、「背骨の形状などによって個人差はあるが、力がかかった状態で腰を曲げ伸ばしするとヘルニアなどの障害が起きる。できるだけ背骨を摩耗しない方法で腹筋を鍛える方が腰痛のリスクは少ない」と話す。代わりに、腰は動かさずに腹筋を収縮させて胸部を曲げる「カールアップ」などを推奨している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00000008-asahi-spo
no title

5: 2017/12/14(木) 07:01:47.73 ID:xE+p7WyD0
うさぎ跳びもダメ腹筋もダメ
いったいなんだったんだ




6: 2017/12/14(木) 07:03:46.59 ID:f9kDnqPo0
こんなこと言ってるから日本のバスケは弱いんだよ
強くなってから言え

11: 2017/12/14(木) 07:06:47.07 ID:WgIdJ+9B0
>>6
強くなるために言ってるんだよ馬鹿

13: 2017/12/14(木) 07:07:32.28 ID:wwjthcLv0
大人になってヘルニア手術したけど腹筋が原因だったかもしれないのか?
バスケ部で腹筋朝晩めっちゃやらされたぞ、雨の日は階段でうさぎ跳びもやらされたぞ

14: 2017/12/14(木) 07:10:29.96 ID:GO9fpnej0
>>13
うさぎ跳びも良くないって言われるようになるまで
どこでもやってたなw

22: 2017/12/14(木) 07:19:38.63 ID:aSK1AvWO0
腹筋自体意味ない
20151012194720-woman-exercising-workout

27: 2017/12/14(木) 07:26:18.89 ID:1rFKXQ7Q0
no title

確かにこれを見ると腰に悪そう


拍手

運動不足の現代人

「日本ローカーボ食研究会」というところのホームページから転載。
日本人の米の消費量は急激に低下しているのに、糖尿病患者数は激増している、というのが興味深い。下の論文(というには結論が不明確だが)に書かれているように、糖尿病患者増加の原因は米ではなく、ケーキやスナック菓子、缶ジュースや缶コーヒーの過剰摂取と、運動不足にあるのではないか。特に運動不足というのは大きな原因だろう。現代人の日常生活は、仕事も遊びもほとんど体を動かさないものだ。特に、会社ではデスクワーク、家に帰ったらネット三昧という人は危ない生活だと言えるだろう。通勤の往復の電車やバスの中くらいは立っていたほうが健康には良さそうだ。
などと言いながら、私自身、一日の運動量は、近くのコンビニに買い物に行くだけであるwww


(以下引用)



日本人の摂取総カロリー、蛋白、脂質、炭水化物比の経年変化


私が小さい頃(1950年代)を何度思い返しても炭水化物の摂取量や総摂取エネルギー(カロリー)に対する比は今よりはるかに高かった。肉や肉製品から摂取する脂質や蛋白質が現在より圧倒的に少なかった。
意外と知られていないが、いろいろな疾患、とくに糖尿病の発症を理解するために重要な日本人の栄養素と総摂取エネルギー(カロリー)の変化を図に示して、それから考えられることをまとめてみた。


摂取総カロリー、蛋白、脂質、炭水化物比の変化


図(上)は、過去60年間の日本人の蛋白(P)、脂質(F)、炭水化物(C)の総エネルギー摂取に対する比の経年変化で、出典は国民栄養調査をまとめた総説からである(1)。これは約15000人を全国の定点観察地から無作為に選んで栄養調査を行っているので、無作為化が難しい各研究機関が行っているコホート研究よりは正確であろう。これを見て小さい頃の記憶を再確認できた。この経時変化は糖尿病発生を考えるのにきわめて大切なことであるが、とくに1985年以降の高度成長期が終焉した後のPFC変化は意外に知られていない。.jpg



第二次世界大戦直後(1946年)の炭水化物比は約81%、日本人はほとんどのエネルギーを炭水化物から摂取しており、脂質からはわずか9%程度である。その後、高度成長と共に摂取エネルギーは増え続けて、1975年には2226kcal、炭水化物比63%、脂質比22%に達する。高度経済成長が終わった1985年頃には(円高不況)2088kcal、P : F : C =60 : 25 : 15となって、それ以降20年間、炭水化物摂取比も脂肪摂取比もほとんど変化はなく、ただ総摂取エネルギーは減り続けている。


食品別の年間総消費量の変化(日本全体)


図(下)にはしばしばいろいろな医学文献に引用されている食品別消費量の掲示推移で、出典は農林水産省の統計である(1)。人口は1960年(9300万人)から2005年(1億2600万人)までは人口が増え続けており、所得も増えているので脂質、肉の右肩上がりは当然であろうが、コメの消費量はかなり減っている。栄養調査で炭水化物比に変化がないのだから、パン、ケーキ、ソフトドリンクなど血糖値を上げる食品由来の炭水化物がコメ消費の減少に見合うだけ増えているはずだが、最も重要なそれらの消費量のグラフが欠けている。表2を以て肉に付随する脂質摂取や総摂取エネルギー増加が糖尿病を増やしているというのは、国民栄養調査からみて明らかに間違いである。.jpg


糖尿病発症の炭水化物(糖質)一元論は無理、その他の要因は?


翻って、糖尿病の発生は1950年頃を1とすると35倍以上の890万人になったと言われている(2)。私たちやアメリカでの食事負荷試験では食後血糖値を上昇させるのは炭水化物だけと言ってよいが(3-5)、それだけでは糖尿病発症を語れないのは、この60年間の摂取栄養素の変化をみれば明らかである。
まとめてみると、
1)炭水化物が一元的な糖尿病発症の要因なら、戦争直後がもっとも発症数が高いはず。
2)脂質に由来する総摂取エネルギーの増加が原因ならば、1985年以降に糖尿病発症は増えないはず。



このように糖尿病発症の炭水化物一元論には無理がある。常識的に考えて、私が生まれた1950年台と今の圧倒的な違いは運動量である。当時、自動車を持っている家庭は私の周囲にはほとんどいなかった。荷物の運搬はリヤカーか人力であった。



もう一つの要因も考えておくべきかもしれない。最近、ハーバード大学栄養疫学部のF.B.Huらは大規模研究の成果から、赤肉とその加工物の摂取量と総死亡、癌死、心血管死および糖尿病発生の正の相関を発表し続けている(6)。糖尿病発症と赤肉、とくにその加工食品摂取は糖尿病発症のハザード比を有意に増加させる(7-9)。表2のもう一つの読み方は、肉と加工肉食品の消費量が人口がピークに達する2005年まで増加し続けていることと糖尿病が35倍になったのは関係があるかもしれない。


引用文献


1.         Tada N, Maruyama C, Koba S, et al. Japanese dietary lifestyle and cardiovascular disease. J Atheroscler Thromb 2011;18:723-34.



2.         岩本安彦他編. 糖尿病診療2010: 日本医師会, 2010.



3.         Haimoto H, Sasakabe T, Umegaki H, Wakai K. Acute metabolic responses to a high-carbohydrate meal in outpatients with type 2 diabetes treated with a low-carbohydrate diet: a crossover meal tolerance study. Nutr Metab (Lond) 2009;6:52.



4.         Gannon MC, Nuttall FQ. Effect of a high-protein, low-carbohydrate diet on blood glucose control in people with type 2 diabetes. Diabetes 2004;53:2375-82.



5.         Boden G, Sargrad K, Homko C, Mozzoli M, Stein TP. Effect of a low-carbohydrate diet on appetite, blood glucose levels, and insulin resistance in obese patients with type 2 diabetes. Ann Intern Med 2005;142:403-11.



6.         Pan A, Sun Q, Bernstein AM, et al. Red meat consumption and mortality: results from 2 prospective cohort studies. Arch Intern Med 2012;172:555-63.



7.         Halton TL, Liu S, Manson JE, Hu FB. Low-carbohydrate-diet score and risk of type 2 diabetes in women. Am J Clin Nutr 2008;87:339-46.



8.         de Koning L, Fung TT, Liao X, et al. Low-carbohydrate diet scores and risk of type 2 diabetes in men. Am J Clin Nutr 2011;93:844-50.



9.         Pan A, Sun Q, Bernstein AM, et al. Red meat consumption and risk of type 2 diabetes: 3 cohorts of US adults and an updated meta-analysis. Am J Clin Nutr 2011;94:1088-96.











拍手

カロリーを必要としないのは死人だけ

糖質制限ダイエットと低炭水化物ダイエットの違いが私にはよく分からないのだが、どうでもいいことなので調べる気もしない。いずれにしても、炭水化物を必要以上に制限することの愚は、この種のダイエットが話題になった当初から、このブログで何度か書いているはずだ。
そんなのは、自分の頭で考えれば誰でも即座に分かることである。
人体の活動のためのエネルギーは、食物のカロリーから生まれるわけで、カロリーオフとは、「活動するな」「活動しない」という条件の下でしか正当化できない。
必要なカロリーを供給しないままで普通の日常生活を送れば、肉体に変調が起こって当然である。
そして、カロリーを即座にエネルギーに転換するには炭水化物が一番だったはずである。要するに、朝食は(一日の活動のために)炭水化物中心、夜食には(その後の活動は不要なのだから)炭水化物を減らすのが合理的だということだ。









人気呼ぶ低炭水化物ダイエット 栄養偏り“隠れ肥満”も




ローカーボダイエットの危険性を話す森谷敏夫京大名誉教授(左)ら=東京都内で


写真

 ご飯やパン、麺類などを控える「低炭水化物(ローカーボ)ダイエット」。体重を減らす効果があるとして若い世代を中心に人気だが、医療関係者の間では「健康を損なう危険性がある」との声が強まっている。日本医師会と米穀安定供給確保支援機構主催の「食育健康サミット」が十一月、東京都で開かれ、医師らが炭水化物を控えることの危険性を強調した。 (編集委員・安藤明夫)



 ローカーボダイエットは、炭水化物を控え、肉類などタンパク質や脂質中心の食事を取ることで体重を減量させる方法。若い世代を中心に広まっているが、医学界では批判の声が強く、日本糖尿病学会は二〇一三年、「推奨できない」と提言している。



 サミットでは、栄養のバランスが乱れやすい同ダイエットの問題点を指摘する声が相次いだ。



 森谷敏夫・京都大名誉教授(応用生理学・スポーツ医学)は「炭水化物を取らないことで短期的に体重が落ちても、体内の脂肪分は変わらず、水分が減っているだけの場合が多い。標準体重でも体脂肪率の高い“隠れ肥満”の若者はむしろ増えている」と指摘した。森谷さんが女子大学生百三人を調査したところ、隠れ肥満は50%に達し、低血圧35%、冷え性21%などの問題もあった。



 この学生たちに、正しいダイエットとして、管理栄養士が調理したご飯、みそ汁、魚、野菜、果物などの三食(一食あたり四百キロカロリー)を二週間提供し、間食はしない生活を送ってもらったところ、体重は平均二・四キロ減。体脂肪は一・七キロ、ウエストも三・七センチ減った。交感神経の活動や脂質代謝も向上したという。



 日本人の摂取カロリー量は昭和時代に比べ大幅に低下しているが肥満は増えている。「肥満や糖尿病の増加は食べすぎのせいではなく、座っている時間が長いことが一番の原因。立って動く時間を増やすことで、筋肉の減少を抑え、高齢期の介護予防にもつながる」と体を動かすことを勧めた。



 福岡秀興・早稲田大研究院教授は、若い女性の「やせたい願望」が栄養不足に直結する危険性を指摘した。体脂肪率の低下は、卵巣機能に影響し、月経周期が乱れたり、無月経になったりする。



 妊婦の場合はさらに影響が大きい。妊娠初期に炭水化物の摂取が少ないと、赤ちゃんは低体重で生まれる傾向があるだけでなく、将来的に糖尿病や高血圧など生活習慣病の発症リスクも高くなる可能性があるという。



 高齢の糖尿病患者の研究をもとに食育の問題を取り上げたのは、東京都健康長寿医療センターの荒木厚・内科総括部長。カルシウムや食物繊維、緑黄色野菜などの摂取が少ないと、認知機能の低下のリスクが高まる傾向がみられたという。



 健康と長寿につながる食として▽米などの炭水化物の主食▽魚、鶏肉、豆類、大豆製品などのタンパク質の主菜▽野菜、海藻などビタミン、ミネラルの副菜を挙げ、「旬のものを食べるなど、食の多様性も大切」と強調した。



 寺本民生・帝京大臨床研究センター長は、健康寿命を延ばすために、女性のロコモティブ症候群(骨、関節など運動器の障害)、男性のメタボリック症候群(内臓肥満と高血圧、高血糖などが組み合わさった状態)の予防が大切として、伝統的な日本食の利点を強調した。




拍手

健康優先の食堂www

ネットでも、健康関係の記事で商売をしているのは、あまり私は信じない。そもそも、商売なのだから、利益を上げるためには嘘でもつくだろう。
下の「タニタ食堂」は、健康のために味を犠牲にするという、食堂としては本末転倒なコンセプトでやっているのだから潰れて当然である。誰がカネを払って不味い飯を食いに行くものか。






(以下引用)



【タニタ】秋田のタニタ食堂、閉店へ「客数が低迷」 全国にFC店10店
引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1512117118/

1: 2017/12/01(金) 17:31:58.03 ID:CAP_USER9
秋田市中心部の再開発地区「エリアなかいち」の商業施設の目玉テナントの一つ、「あきたタニタ食堂」が来年3月末に閉店を予定していることがわかった。タニタ(本社・東京都)広報課は「客数が低迷し、法人向けの社員食堂契約も思うように伸びず、客数の落ち込みをカバーできなかった」としている。

エリアなかいちは2012年7月にオープンした。あきたタニタ食堂は、14年12月に商業施設がリニューアルした際、フランチャイズ(FC)契約で出店した。タニタ広報課によると、食堂を運営する「あきた食彩プロデュース」(本社・秋田市)と協力し、独自メニューの開発や健康セミナーのサポートに取り組んできたが、経営の抜本的な立て直しは難しいと判断したという。現在、全国にタニタ食堂の屋号を持つFC店は10店あり、東北では秋田市のほかに盛岡市で営業している。(石川春菜、村山恵二)

配信2017年12月1日16時53分
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASKCY5DFHKCYUBUB00Y.html
株式会社タニタ(英:TANITA CORPORATION)は、体重計など計測器の大手メーカー。



シガレットケースや貴金属宝飾品などの製造販売を手がけた金属加工メーカーとして創業。独自の技術力で様々な製品を製造するが、かつてはOEMによる受託生産が主で、自社ブランド製品は少なかったというが、1992年の「乗るだけで計測できる体脂肪計」の発売と、1994年の世界初となる「家庭用体脂肪計付ヘルスメーター」を発売して以降、自社ブランドの確立に至ったという。

日本で初めて家庭用体重計を製造・販売。「ヘルスメーター」と命名した。世界で初めて体脂肪計や体組成計を製造・販売するなど、常に先進の健康機器を提供している。その他、料理はかり、タイマー、活動量計、歩数計、医療施設向け体組成計・体脂肪計等を製造・販売している。

wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%BF


270: 2017/12/01(金) 18:47:59.92 ID:QdFGfLEP0
>>1
そりゃそうやろwww
意識高い系のブーム乗っかり馬鹿が食べてただけなんだからさ

ブームが終わりゃ目立てなくなるから踊らされてる馬鹿は行かなくなるだろうさwww

6: 2017/12/01(金) 17:34:26.19 ID:uTPFwjhV0
言ったら悪いが不味すぎる

中間おすすめ記事

【復讐】別れた元嫁「50万貸して。貸してくれなきゃ風呂屋に落とされる」俺「弁護士に連絡させる」→俺「もしもし!闇金さん!元嫁の住所と電話番号お知らせしますww』→結果www

【愕然】俺「やべ終電逃した」女友達「手出さないんだったら泊めてもいいよ」→ 泊まった結果wwwwwww

【衝撃】縛り上げた嫁と間男を車に乗せ鉱山廃墟へ。俺「彼とお幸せに」→深さ3mほどの穴に蹴り落とした。数年後、その場所を訪れてみると…

【閲覧注意】浮気した元嫁からメール「間男くんと再婚して、子供も出来ました☆」俺「」→ 俺、間男の浮気証拠添付して「お幸せに」と返信→ 結果wwwww

【衝撃】鉄腕DASHスタッフが岡村隆史にブチ切れ…その理由が…

【愕然】アメリカの学校でいじめが無い理由wwwwwwwwww


7: 2017/12/01(金) 17:35:27.25 ID:wpYBzupI0
あまりに塩分を毒と見なし過ぎなんだよ。
要はいい塩を使うか、大量粗製の食卓塩を使うかでもだいぶ違うのに。

8: 2017/12/01(金) 17:35:28.02 ID:hHfYp4gd0
美味いもんは身体に悪いんや
でも健康のために、不味いもんは食べたくない

32: 2017/12/01(金) 17:40:24.40 ID:BHfxzaPM0
流行りもののジャンルに押しとどめられてしまったな
健康をうたったものでは外食産業がうまくいかないのは
このあたりのことだろうな


74: 2017/12/01(金) 17:49:48.76 ID:FVwImWDZ0
>>32
でも、野菜和食中心の健康食ブッフェは全国で健闘してない?
チェーン店が何種類かあるけど
あれ、家で食べられないくらい野菜の種類がたくさん食べられていいんだよね

200: 2017/12/01(金) 18:28:15.13 ID:Q7h4MfX20
>>74
健闘どころか続々閉店だよ
未だに残ってるところも、だいぶ一般寄りのただの和食メニューになってる

49: 2017/12/01(金) 17:43:43.10 ID:D3brPeQW0
600gのステーキどーんと出して、岩塩だのコショウだの
ソースだの死ぬほど使えとばかり「だーん」って出すほうが
客が入るとおもうんだ(´・ω・`)それが商売

390: 2017/12/01(金) 19:21:30.07 ID:YmowAkan0
>>49
それだよな
金出してまで不味い物食ったら損した気分になる

87: 2017/12/01(金) 17:51:23.15 ID:OgkBj67t0
タニタデザート買った事あるけど
間の抜けた味だったぞ
味噌も出汁の味もしない単なる激薄いだけの味噌汁
あれが定食だったら嫌だわ

88: 2017/12/01(金) 17:51:51.32 ID:Zw9AMcP20
高いんだもの
社員食堂の体なのに800円以上出したくない

90: 2017/12/01(金) 17:52:24.63 ID:ae6coBkv0
タニタ本社の横に住んでる俺としては残念だ


113: 2017/12/01(金) 17:58:08.54 ID:5WJyksY00
うん、単純に「美味しくない」から。
薄味にしたいだけなら自炊で塩分調整出来るんだし。
わざわざ外食で高い金出して病院食みたいなのを食べる理由がない。

122: 2017/12/01(金) 18:00:14.89 ID:Z/eQ32zf0
カロリーの高さが美味しさという事を
再認識させられたのだ

142: 2017/12/01(金) 18:06:01.14 ID:zLxgyCBk0
栄養成分の数値やカロリー情報を消費してお金を払う
シュールな飲食店というイメージだな 数値化された情報
を食べてるイメージ

208: 2017/12/01(金) 18:29:53.74 ID:FVwImWDZ0
>>142
ああそれ分かる
あの情報に喜びを見出だせる人はいいのかもしれないけど、そうじゃなければ小うるさくて鬱陶しいとしか感じない
量少ないし美味しくなさそうだし割高っぽいしね
普通に食べて運動した方がよっぽど健康的な感じ

156: 2017/12/01(金) 18:09:20.16 ID:5m96w2Ez0
まぁ、根本的に立地が間違ってるんだよ。

美味くなくても健康の為に食う人は一定比率存在する。
その一定比率が賄える場所でなければ成立しない。

157: 2017/12/01(金) 18:09:42.14 ID:nK2OAn8F0
食べ続けたら美味しくなる
最初は塩分少なくて不味く感じるけど

177: 2017/12/01(金) 18:20:10.54 ID:guyTFnbC0
タニタ監修のせんべいは美味しかったが
量が少なくて高いのがネック

減塩は確実に血圧に効くので
体にはいいと思うよ
ロコツに減らした訳でもないが、昔よりだいぶ血圧下がったし

195: 2017/12/01(金) 18:26:08.72 ID:duL/6a/n0
出店するコンセプトが違うんだろうけど
店舗一覧見て来たら、名古屋とか横浜に無くて
地方ばかりにあるんだな、そりゃ潰れるは
ましてや、東北なんて塩分命なのに

205: 2017/12/01(金) 18:29:19.24 ID:ljY9qhyWO
ある食べ物が身体に良いと報道されると一時的に爆発的な人気になるけど
ブームはせいぜい一年続けば飽きられるしな

210: 2017/12/01(金) 18:31:00.60 ID:i+Ulqr4x0
結局健康的ですって売ってる料理って家で作れる料理なんだもん
田舎では各家庭に定年済みのばあちゃんか専業主婦がおりますが?
共働きで夫婦だけで暮らしてるのって4年ごと?の転勤族の公務員くらいじゃないかね

214: 2017/12/01(金) 18:32:32.79 ID:Q7h4MfX20
アメリカみたいに、食事の選択肢が無いからね
ベジタリアンやヴィーガンですら苦労する有様だし


242: 2017/12/01(金) 18:41:30.18 ID:1x6T2Ud20
糖尿の人なんかはありがたいだろうけどなー
しかし、楽しみのために外食する人にはかなり物足りなさそう
やっぱタニタ食は自宅で作るときの参考に…って感じだね

255: 2017/12/01(金) 18:44:12.45 ID:XwIx99/B0
本当に健康に自信があるならニチレイの糖尿病食みたいなレトルト食品作ればいいのに
何かタニタって胡散臭いんだよな

271: 2017/12/01(金) 18:48:26.96 ID:Nwh4AH/A0
旨いと思う味付けで食った方が長生きするんじゃね?

291: 2017/12/01(金) 18:52:48.09 ID:zsONO9KQ0
>>271
それ
頑張って美味くないモノを食うより、美味いと思うものを楽しく食う方が健康上よろしい
そもそも日本は長寿国なんだから、食環境は良いはずなんだよな

297: 2017/12/01(金) 18:53:18.93 ID:28T7aZzU0
オープンの時に地元テレビ局が取材に行ってたが、定食と時計(ストップウオッチ?)を渡されて「20分かけて食べてください」とか放送されてたから一度も行かなかったな
健康志向に興味はあったが、時間指定ありとか面倒な気がした

298: 2017/12/01(金) 18:53:24.25 ID:3IfUEcJ00
ヘルシー料理はうまいもんじゃないからな、ボリュームもないし
マクロビとか、若干宗教じみた感じにして洗脳しないと無理だわ


135: 2017/12/01(金) 18:04:42.61 ID:p6o4n6G60
健康ブーム終焉か

うまくないものをやせ我慢で食べ続けても
健康とは呼べぬからな

拍手

寒さと塩分摂取量

「JB PRESS」の記事から取った表だが、どの程度の信頼性がある表かは分からない。
だいたい、こういう統計というのは、どのような統計の取り方をしたかで数字は大きく変わるのであり、その表(結果)だけを信頼するわけにはいかないのである。
沖縄県の塩分摂取量が全国最下位だとか、脳血管疾患死亡率が全国最下位だとか、沖縄出身の私としてはどうも信じがたい結果である。たとえば、塩分摂取量など、どのようにして調べるのか。本当に調べようがあるのか。また、脳血管疾患死亡率とは、どのような基準で判定されるのか。たとえば私が脳卒中になってそこから10年くらい生き延びて、老人性肺炎とかで亡くなったとしたら、その死因はどう判定されるのか。
だが、この表にある程度の信頼性があると仮定した場合、明白なことがひとつある。それは、寒い土地の人間は脳血管疾患死亡率が高いということだ。つまり、塩分摂取量はあまり関係はない、と私は思う。おそらく、温かい居間から寒い風呂場や便所などに入った時の極端な温度差による脳血管破裂であり、それは寒い土地ほど起こりやすいということだ。
では、第6位に南国の高知県が入っているのはなぜか。それは、高知は大酒のみが多いからだろう。沖縄こそ大酒のみの県ではないか、というのは誤解である。酒は好きな人間が多いだろうが、大酒のみは最近はそう多くないし、そもそも車社会だから、社会人が外で酒を飲む機会は非常に少ない。
もちろん、沖縄が塩分摂取量が少ないというのにも理由はあって、それは沖縄の人間は本土の人間ほど味噌汁を飲まない、ということだ。本土で暮らして味噌汁愛好家になった人間は別として、普通の沖縄の人間が味噌汁を毎日欠かせない、という例は少ないと思う。汁物と言えば、中味汁とかソーキ汁とか沖縄そばだが、それらも、味噌仕立てではないわけだ。味噌といえば「アンダミソ」くらいだが、それは大量に食べるものではない。
しかし、寒い土地に住んでいると、食物の塩分が多いほど体は温まるわけで、味噌汁は欠かせなくなる。(寒い時に味噌汁を飲むと一段と美味いのは多くの人が経験しているだろう。それは体が塩分を要求しているということだ。)
なお、野菜摂取量が多いだけでは別に長寿にはならない、と下の記事に書いてあったが、それは正しいと思う。野菜の効能はビタミンやミネラル分の補給にあり、それは必要な量を適当に摂ればいいだけのことだ。大量に野菜を摂取したからといって延命効果があるわけではない。








図3. 野菜摂取量、塩分摂取量、脳血管疾患死亡率の比較


© Japan Business Press Co., Ltd. 提供


拍手

風邪やインフルの患者は家で寝ていろ

「大摩邇」から転載。
昔、タミフルの被害が語られ始めたころ、当時私が好んで読んでいた人のブログで、「インフルエンザにかかったが、タミフルを処方してもらって、すぐに良くなった」、と書いている記事があって、不思議な気がしたものだ。その人もタミフルの薬害問題について知らないわけでもないだろうに、なぜわざわざそんなことを書いたのか。あるいは、知らないから書いたのか。しかし、はっきりと「タミフル」の名を挙げて、その効果を礼賛していたのだから、タミフル批判に対してタミフル擁護の意図があったとしか思われない。
だが、下の記事にあるように、インフルエンザそのものが7日ほどで治るのだから、その末期にタミフルを飲んだところで、それが自然治癒なのかタミフルの効果によるものなのか分かったものではない。
私は前々から言うように、風邪だろうがインフルエンザだろうが、寝ていれば治るのだから、会社や学校を休めばいいだけのことだ、という考えである。それで会社が動かなくなるようなら、それは会社の人員に余裕が無さすぎる、ブラック企業だということだ。それに、会社や学校に風邪やインフルの患者が無理に出てきたら、周囲の人間に感染させる可能性は非常に高い。はっきり言えば、会社や学校にとっても他の生徒や社員にとっても迷惑なはずだ。
昔、予備校で教えていたころ、冬の閉め切った教室で風邪ひき生徒が無神経に咳やクシャミを連発していると、殺意すら湧いたものである。受験前に、他の生徒に移されたらたまったものではない。


(以下引用)


WHOさえもインフルエンザの治療ガイドラインから永久に削除することを決めた「タミフル」がなぜ日本ではいまだに処方され続けるのか

In Deepさんのサイトより
https://indeep.jp/almost-consumption-of-no-effect-tamiful-is-in-japan/
<転載開始>
                



2007年3月の読売新聞。タミフル服用後の発生事例

読売新聞


今日、下のニュースを見ました。

インフル薬“異常行動”めぐり厚労省が「施錠」など通知へ

TBS News 2017/11/23


インフルエンザの治療薬を飲んだ子どもなどが「異常行動」を起こす報告があとを絶たないことを受け、厚生労働省が近く「部屋に鍵をかける」といった具体的な対策を呼びかける方針を決めたことがわかりました。


厚生労働省によりますと、タミフルやリレンザなどのインフルエンザ治療薬を飲んだあと、急に走り出した、部屋から飛び出そうとしたといった異常行動の報告が昨シーズン54例ありました。いずれも薬との因果関係は不明です。


厚労省はこれまで、「薬を飲んだあとの2日間は子どもを1人にしない」よう呼びかけていましたが、異常行動の報告があとを絶たないことから、新たな通知を出す方針を決めました。


新たな通知では、部屋に鍵をかける、飛び出しや飛び降りを引き起こす環境に子どもを置かないといった具体的な対策を呼びかけることを検討しています。


このニュースを読んで、「まだタミフルって日本で処方されてたのか!」と驚きましたが、すでに積極的に処方されているのが「全世界で日本だけ」という状況になりつつある中で、今年も日本においては処方が続く可能性がありますので、少し関係したことを書いておきたいと思います。これに関して、日本は異常事態に陥っています。


「タミフルと異常行動の因果関係はわかっていない」は現在ではあやまち

まず最初に書いておきたいのは、先ほどのニュースの中に、


「薬との因果関係は不明」


というくだりがありますけれど、これに関していえば、3年前に決着はついていまして、「タミフルと異常行動には明らかな関係がある」と断定して構わないはずです。


この評価をおこなったのは、イギリスに本部を置き、臨床試験をくまなく収集し、評価・分析する国際的な医療評価機関『コクラン共同計画』です。


コクラン共同計画は、世界で最も権威のある医学誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)』と共同で 2014年に発表した声明で、


「インフルエンザ治療薬タミフルの効果は限定的であり、医療機関に対して使用指針の見直しを求める」


としたのです。「使用指針の見直しを求める」というのは、つまり「なるべく使わないようにしてほしい」という通達となります。


その声明のオリジナルは、こちら(英語)にありますが、簡単に書きますと、臨床調査で、民船の効果と「安全性」については以下のようだっったということがわかったのです。

コクラン計画と BMJ が発表した内容

[タミフルの効果]
・成人の場合、発症期間が 7日 → 6.3日と 0.7日短縮
・未成年では発症期間短縮の効果は見られなかった


[タミフルの安全性]
・吐き気と嘔吐 → 成人で 4%、子どもでは 5%に見られた
・頭痛 → 3.1% に見られた
・精神症状 → 1.1% に見られた


というものです。


つまり、効果としては、


大人の場合、服用しないより 16時間ほど早く症状が治まるという部分だけが効用といえそうで、しかし、子どもの場合は、


「効果がないだけではなく、嘔吐、頭痛、精神症状の副作用《だけ》がある薬剤」


であると確認されたということになり、タミフルは、少なくとも子どもにとっては「益ではなく害だけがある」という存在だといえそうです。


特に、


「 1.1%に精神症状があらわれた」


という副作用は重大なものだと思います。


たった 1%といいますけれど、


・100人に処方されれば 1人
・1万人に処方されれば 100人
・100万人に処方されれば 1万人


の「精神に症状が現れる」わけです。後述しますが、日本には多い年には、ワンシーズンに「 900万人分近くのタミフル」が出荷されています。


精神症状は軽い場合も重い場合もあるでしょうけれど、冒頭の報道にある、


> インフルエンザの治療薬を飲んだ子どもなどが「異常行動」を起こす報告があとを絶たない


ということに直結していると思われます。


しかし……それよりこの問題は、別の部分にもあると思わざるを得ません。


それは「人間としての良心」の問題にも関わることかもしれないですが、誰かを非難したいわけではないですので、あえて書かせていただけば……うーん……どう書けばいいでしょうか。


……たとえば、先ほど、イギリスのブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(以下、BMJ と表記します)という医学誌にふれましたけれど、その BMJ という雑誌は、Wikipediaには、以下のように記されています。


国際的にも権威が高く、日本でも医師であれば必ず読んでおくべき雑誌と言われている。


とあり、


> 医師であれば必ず読んでおくべき


とあるということは、先ほどのコクラン共同計画との共同声明であるこの「タミフルの安全性」について、特に西洋の医学情報をよく学んでいる多くの医師たちは、「タミフルを服用すれば 100人に 1人に精神症状が出る」という数値を「知っている」はずで、冒頭の指針を出していた厚生労働省の人たちも「知っている」はずです。


私のような素人でも知っているのですから、専門家の多くは、少なくとも「そういう情報があった」ことは知っている。


そして、その内容はコクラン共同計画と BMJ が明らかにしたように、


「タミフルにインフルエンザ治療薬としての効果はない」


という結論だったわけです。


そのことも多くの専門家たちは知っている。


それでも、医師たちの団体も厚生労働省も保険関係の機関もガイドラインを変えない。


本来なら「効果がない」と明らかにわかったのであれば、「服用した際の注意の指針」等を出すのではなく、「処方そのものに関してのガイドライン」か「規制」に踏み込むのが妥当なのではないでしょうか。


害だけがある薬物であることが明確なのに、それを知っているかもしれない医療者たちが「子どもにも」出し続けている。何十人も、あるいは何百人もの十代の若者たちが事故に陥っているのに。


……と、この部分が問題なのかなと思った次第です。知らなかったというなら仕方ないかもしれないですが、それならそれで「情報に疎い医師」ということになり、それはそれで問題なような気もします。


最近はあまり報道されていないようですけれど、2004年から 2007年までだけでも、タミフルを服用した後に若い人たちを中心に、冒頭のように「精神症状の副作用」と思わしき事態による事故が起きています。その表をもう一度載せます。

2007年3月22日の読売新聞より

読売新聞


インフルエンザ治療には何の効果もない上に、このようなことになってしまう。


2007年以降にこれが止まったわけでもないでしょうし、連綿とこんなことが続いている。


しかも、この方々は未成年です。


先ほどの、「タミフルは未成年にはインフルエンザ治療薬としての効果は《まったく》ない」ということを考えると、この子どもたちはまったく無意味な化学薬品を飲まされて事故に至ってしまった……。


子どもたちの親御さんしても「早く治してあげたいから」と病院に行き、薬をもらって飲ませたわけで、「親の愛情の結果」だと考えると、悲しいものがあります。


 

このままではタミフルの消費のほぼすべてが日本でのものになる可能性


日本では今でも数多く処方されているタミフルも、ヨーロッパではほとんど処方されておらず、BMJ の先ほどの発表があった 2014年からは、おそらくさらに減っていると思われます。


そうなってくると、タミフルを処方している国は、アメリカと日本くらいなのですが、実はアメリカも CDC (アメリカ疾病管理予防センター)など医療をつかさどる機関はタミフルを推奨していません。


ということで、「今、タミフルが処方されているのは、ほぼ日本に限定され初めてきている」ということになっているのが現状ではないでしょうか。


10年くらい前の時点で、すでに「世界のタミフルの8割を日本が消費」していました。下は、2000年から 2007年まで(インフルエンザのシーズンである前年の冬からの意味)のタミフルの処方量の国際比較です。


blogos.com


すごいですよね。


数字の単位は 100万なんですが、これが「 100万人分」なのか「 100万錠分」なのかわからなかったのですけれど、2007年3月22日の読売新聞に、


スイスの製薬会社ロシュからタミフルを輸入、販売している中外製薬によると、昨年度に国内では約860万人分が出荷され、売り上げは約380億円に上った。


と「 860万人分」とありますので、グラフの単位は「 100万人」ということのようです。


ということは……もちろん 860万人分のすべてが処方されるわけではないにしても、ここから先ほどの BMJ の


「 1.1%に精神症状」


という数字を見てみれば、「その時には、数万人に精神症状が出ていた可能性」があると理解でき、決して小さな数字といえないように思います。


いずれにしましても、世界でタミフルが処方されているのは、先ほどのグラフにありますように「日本とアメリカだけ」といってもいいほどなのですが、アメリカは「手を引き始めている」と思われますので、今後は、「全世界でタミフルが処方されているのは日本だけ」ということになっていく可能性もないではないかもしれません。


そして、もうひとつのタミフルに関することとしては、今年の 6月、WHO は、「タミフルをインフルエンザの標準治療薬から外した」のでした。


 

国際基準では、もはやタミフルはインフルエンザ治療薬ではない

このことはやはり BMJ に掲載されていました。


BMJ


これは、日本でも報じられています。

WHO、タミフル格下げ 必須医薬品リスト

日本経済新聞 2017/07/09


抗インフルエンザ薬のタミフルが、6月に公表された世界保健機関(WHO)の新しい「必須医薬品」リストで「保健システムに最低限必要な薬」から「補足的な薬」に格下げされたと英医学誌BMJが9日までに報じた。


同誌によると、タミフルは2009年にリスト入りした。その後、大人で症状のある期間を約1日短縮するだけで、入院や合併症を減らす効果はないとの研究が発表されるなど、以前考えられていたよりも効果は限定的との報告が出たため格下げになったという。


効果を示す新たな情報が出てこなければ、リストから外す可能性も示唆した。


これは結構大きなことだと思うですが、それはどうしてかというと、WHO の最大のスポンサーはいつでも製薬企業です。ですので、WHO は常に製薬会社に相当気をつかわなければならないはずです。それでも、WHO はタミフルを必須医薬品から格下げし、そのうち「治療薬リストから完全に削除する」ということになりそうで、WHOでさえ、「そうせざるを得なかったほどの代物」ということになりそうです。


WHO に関しては、実際に資金提供者から圧力がかかことは広く知られていまして、たとえば、2015年2月の In Deep の記事、


メロンパンとステビアから知ったアメリカの「シュガー・ロビー」による過去50年間の砂糖消費拡大プロジェクトの現実


では、「砂糖についての健康への悪影響のレポート」を発表しようとした WHO が、アメリカの砂糖業界から「資金提供を停止する」と脅され、内容を変更したことが、2014年のニューズウィークの報道で明らかにされたことについて記したことがあります。


そのニューズウィークの記事はリンクした記事の後半に翻訳があります。


そういえば、やはり今日、朝日新聞が「砂糖の有害性、業界団体が50年隠していた?」という報道をしていました。


もちろん、WHO は莫大な運用資金がかかる団体なわけで(WHO の年間予算は約 5000億円)常に大量の資金を必要としていますので、資金提供者が最も大切なことは理解できます。人の健康などを第一に考えていたら、すぐに運営が行き詰まってしまいます。


それに限らず、この世には利害関係がたくさんあるわけで、それはそれとして理解してあげたいところです。


そして、私たち個人としては、誰を非難する必要もなく、「自分や家族などを守る」ということを淡々とすればいいだけなのだと思います。


「しないほうがいいことはしない」


という原則を守るだけでいいわけで、そういう輪が静かに広がっていけば、おかしな事故は起きないで済むはずです。


 


たとえば身内やお子さんなどがインフルエンザにかかることはあるかもしれません。そして、心配で病院に行ったとして、そして、そこでタミフルを処方されたとします。お医者様と摩擦が生じるような拒否はしなくてもいいでしょうが、


「もらったそのタミフルをお子さんに服用させるかどうか」


を真剣に考えるのは親の役目のような気もします。


医者ではない私に「飲んではいけない」とは言えないですが、少なくとも今現在はタミフルに関しての医学的知見は今回の記事にあるように確立しています。それは、服用することは無意味であり「安全性だけが脅かされる」というものです。


効果もないだけならともかく、こんなことで、すでに何十人、あるいはそれ以上の若い人たちにいろいろなことが起きているのは、あまりにもつらい現実だと思います。


拍手

カレンダー

02 2025/03 04
S M T W T F S
10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析