忍者ブログ

フィルターでドリップしたら、「飲んでも安全」です?

「産経MS」から転載。
まあ、産経や読売のような右翼新聞でも、政治記事以外なら多少は信じてもいいだろう。しかし、まるでコーヒーを淹れるみたいなやり方だな。その程度の方法で本当に放射性物質が除去できるのだろうか。それに、10グラムのうち6グラムしか残らないのだから、土の半分近くを汚染土壌として捨てることになる。装置やら手間暇やらを考えれば、表土全体を捨てるほうが安上がりじゃないの、って気がしないでもない。邪推すれば、これも「原発事故処理ビジネス」として誰かが金儲けを企んでいるだけかもしれない。
タイトルに書いた「飲んでも安全」は言うまでもなく、原子力保安協会がプルトニウム(人類史上最凶の物質)についてのCMで使った言葉。コーヒーとは違って、フィルター上に残ったものが使用可能部分だ。


(以下引用)



放射性物質93%除去 汚染土壌の浄化法開発 兵庫
2011.8.26 02:05
 ■県立工業技術センターなど

 県立工業技術センターなどは、放射能に汚染された土壌の一部を固形化して放射性物質を除去する技術を開発し、9月中旬にも福島県郡山市で実証実験を行うと発表した。現地の土壌サンプルを使った実験では放射性物質を93%除去しており、同センターは「今年度中の実用化を目指したい」としている。

 神戸市長田区の排水処理資材製造・販売会社「八紀産業」と共同開発。6月から研究に取り組み、有機質を固めて水を浄化する凝集剤「フロッグ」を用いる手法を確立した。

 サンプルを使った実験では、福島県飯舘村の水田で採取した土10グラムを水100グラムと混ぜ合わせ、フィルターで濾過(ろか)。フィルター上に残った土6グラムの放射性セシウム濃度は1キログラムあたり3・5キロベクレルで、もとの45・9キロベクレルの約7%に減少。農林水産省が示した水田の放射性セシウム濃度の上限値5キロベクレルを下回ることに成功した。

 約93%のセシウムが残る濾液には凝集剤2グラムを投入し、土の粒子とともに固めた上で乾燥。重量は元の半分以下になり、固形のため移動や封じ込めなどの事後処理がしやすいという。

 今後の実証実験では郡山市内の畑や校庭、田んぼなどの土を数十キログラムずつ採取。除染効果を試すほか、資材の使い方や作業員をどのように防護するかなど、実用化への課題を確かめる。

拍手

PR

strawberry fields forever

「rockway express」から転載。写真まではコピーできない可能性があるので、写真を見たい人は元記事を探してほしい。
マスコミによる欺瞞報道は毎度のことだが、9.11以来、それが粗雑になっているという印象である。あれほどザルのように自作自演の証拠がボロボロこぼれる陰謀でも、表マスコミを抑えれば世界は支配できるという自信を世界支配層は持っているのだろう。
まずは教育による洗脳。
つぎにマスコミによるプロパガンダ。
それで世間の人間の8割までは精神的にコントロールできる。
頑強に抵抗する連中は、警察という暴力装置を使い、冤罪で逮捕し、処刑する。それに関連して、その人間の名誉を棄損する「証拠」を警察の手で作り上げる。(いや、これは外国の話ですよ。)麻薬事件で逮捕する際に、警察が最初から麻薬を持参して対象人物の住居に行き、現場でそれを「発見する」など簡単な話である。あるいはその人間が変態であったという証拠の大量の春画やエロ画像を「発見」したりなど、その人間を社会的に抹殺するあらゆる手段が権力には可能である。
こうした世の中で生きるには「目を閉じて」いるしかない、と思う人も多いだろう。「Living is easy with eyes close, misunderstanding all you see」というわけだ。そうして永遠のいちご畑で生きるわけである。


(以下引用)


BBC:リビアの「緑の広場」をインドから中継だとさ

インド人のデモをリビア人のデモと嘘の報道

◆8月26日

 リビア情勢についてCNNが真実を報道をしていないと書いたが、今度はBBCがインド人のデモの様子を、リビアのトリポリの「緑の広場(Green Square)のものと偽って報道した。

 このYouTubeでみることができるBBCのコメンテーターは、自分たちがいかにお馬鹿であるかを天下に示してしまったことを分かっているのか? ジャーナリストの端くれならば、映っているのがリビアではなくインドであることが、理解されて当然なのに、しゃあしゃあとリビアのトリポリの緑の広場からの中継だと説明している。はずかしいったらありゃしない。あるいはもっともらしくそのように解説すれば、視聴者はそう受け止めるだろう、とタカをくくっているのだろうか? BBCも落ちれば落ちたものである。

 もしもこれが意図的なものであれば、どれほど悪辣であろうか。このように、この世界を牛耳る勢力は、一般人を馬鹿にし、いい加減な報道をしても、それを鵜呑みにする存在である、と思っている節がある。それほど世界の「一般人」は彼らに馬鹿にされているのであろう。

 お金の力でこの世を牛耳る、この世の神、と聖書に言われる闇の勢力の者たちは、しかし、自分たちの終わりが近いことをその内知るようになるだろう。

 日本でも今までさんざん嘘がまかり通ってきていたことで、一昔前と違って、今や多くの日本人が目覚め、その間違った認識から、離脱しつつある。欧米諸国は深くこの闇の勢力に侵害されている様子だから、あまり期待はできない。したがって日本人が目覚めることが実際的であり、重要であろう。世界の最後の砦は、日本である。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●BBC:リビアの「緑の広場」をインドから中継だとさ
http://crashareyouready.betterthanyours.com/w/?p=2181
【8月24日 By George W. Berry】

 ショービジネスのようなビジネスは存在しない。
 これらの人々の顔と帽子を衣服を見ていただきたい。彼らは正しい小道具さえ使用していない。リビアのトリポリにいるという誰かが掲げる旗と写真を注意深く見ていただきたい。インドの旗を振るこれらのインド人たちは一体何をデモっているのだろうか?

 反面、リビアについての真実を報道してきている独立ジャーナリストたちは、暗殺の標的にされてきている(http://www.examiner.com/human-rights-in-national/kill-non-mainstream-reporters-libya-ordered-trapped-hiding-shot)。そしてNATOは、リビアのトリポリの市民の大量虐殺を行っている。

 そして、アメリカが支援するカタールの独裁者がリビアの政府側につく市民を殺害するため、殺人部隊を送っている。ちょうどバーレーンで親民主主義側の市民が、米軍が支援している独裁政権のサウジアラビア軍によりバーレーンでガスまたは銃撃で殺されたように。

 http://www.youtube.com/watch?v=R_-lzI8I0_0&feature=player_embedded

拍手

ただちに影響はありませんので

「毎日新聞」から転載。
こういうニュースを聞いても驚かない自分に逆に驚いてしまう。もはや、原発事故関連のニュースは、私には天気予報と同レベルの話になっているのである。関東や東北の人間なら福島から近いから切実さも違うだろうが、様々な汚染食品を通して放射能を体内に取り込むしかない点では日本国民はみな同様である。今さら騒いでも仕方がない、という感じだ。
民主党党首選も、小沢があの木偶人形の海江田を援護するというパッとしない話で、どうもすっきりしない。まあ、民主党代表を小沢側の人間にした上で、総理は亀井静香にするという、あっと驚くような結果になれば最高なのだが、原発事故も政治もまだまだ話はこれからだ、という感じである。


(以下引用)


東日本大震災:福島第1原発事故 放出セシウム、広島原爆の168個分 保安院が試算
 経済産業省原子力安全・保安院は26日、東京電力福島第1原発1~3号機と広島原爆から、それぞれ大気中に放出された放射性物質の核種ごとの試算値を公表した。セシウム137(半減期約30年)の放出量を単純比較すると、福島第1原発は広島原爆の168・5個分に相当する。

 試算値は衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出された。広島原爆は「原子放射線の影響に関する国連科学委員会2000年報告」、福島第1原発は、6月に国際原子力機関(IAEA)に提出された政府報告書の試算を基に作成された。

 セシウム137の放出量は、福島第1原発1~3号機が1万5000テラベクレル(テラは1兆)に対し、広島原爆は89テラベクレルだった。ストロンチウム90(半減期約29年)は、福島第1原発が140テラベクレルに対し、広島原爆が58テラベクレルで約2・4個分。ヨウ素131(半減期約8日)は、福島第1原発が16万テラベクレル、広島原爆は6万3000テラベクレルで約2・5個分に相当した。

 保安院の森山善範原子力災害対策監は「原子爆弾は一瞬に爆風や熱線、中性子線を放出し、破壊するもので、単純に放出量で比較するのは合理的ではない」と述べた。【足立旬子】

毎日新聞 2011年8月27日 東京朝刊

拍手

道交法改正は警察の資金作り目的か



「和田秀樹のブログ」から転載。本来のブログタイトルは「テレビでは言えない本音のブログ」とか何とか言う。
彼のブログは時々面白い発言があるので、たまに読む。下記記事はなかなかいいことを言っている。ここだけ読むと、まるでプロレタリアを煽動する革命家みたいだが、彼はふだんはどちらかというとこの資本主義社会の擁護者なのである。その彼でさえ、今の「残酷な資本主義」は目に余るということだろう。
引用は、連続する二つの記事である。上の方が新しい。下の方の記事が、私が紹介したい中心の記事だが、上の記事にある「飲酒運転罰則の異常な厳しさ」についても同感する。前の晩に酒を飲んで、数時間寝て酔いはさめていても、呼気にはアルコールが検出されるので、その状態で運転すると厳罰である。つまり、安全のために運転せずに置いてあった車を取りにいくことすらできない。これが今の道交法である。
まあ、道交法が厳罰化(罰金高額化)したことで警察はずいぶん潤っただろうが。


(以下引用)


疲れる議論
テーマ:徒然記
昨日のブログに対するメッセージがいくつかきたが、正直なところがっかりした

本筋である金持ちによる中流と貧困層の分断については何のメッセージもこないで飲酒運転厳罰化について私が否定的な考え方をもっていることに攻撃的なメッセージばかりが届く

強いてあげれば私が都市部に貧困層がいることや都市部のワーキングプアとされている人の年収をご存じかというメッセージもいただいた

そんなことは何度も書いているつもりだが、すごく嫌な気分になった(元国語の先生らしいが、心情読解のプロであるはずなのに、どうして、こんなに人のことを小馬鹿にしたような文体で書かれるのだろう)地方と都会の格差のことを書くと、都会には貧困問題がないということになるのだろうか?現実には都会のほうがはるかにホームレスが多いのは常識だし、私のように精神科の臨床医をやっていると生活保護は患者さんの3分の1近くになってしまう(今は減っているのは福祉が厳しくなっているからとみている)東京の平均所得が多いのは、貧困問題がないからではなく、ヒルズ族のような1億円以上の年収の人が多いので平均を引き上げているのは、確実に言えることだろう)

ただ、なぜこの文章が不快に感じたかというと、言外のニュアンスが、お前は貧乏を経験していないだろう、そんな奴に何がわかるというものに感じ取れて仕方なかったからだ

私は、格差は是正してほしいし、ベーシックインカムや子供手当のように給付型の政策にはむしろ賛成だ(このほうが消費を増やすし、よけいな公共事業を行うより無駄なコストがかからない。ただし、何らかの公共事業を行うのと比べると、官僚も政治家もおいしくないので、彼らがそれについてのマイナスの情報を流すことが、この間の上杉さんや茂木さんが参加した勉強会で問題になった。そしてマスコミが簡単に官僚の流す情報に乗ることも)その財源がなければ、消費税を増やすより、累進課税と相続税の大幅増税、あるいは金融資産税で対応すべきと思っている。どれも私にとってみれば、損なことであるが、格差があるのと比べると安心して生活ができる

というのは、私は贅沢が好きな人間であるからだ

貧しい人間が飢えているのに平気で贅沢をするのは、なんとなく抵抗はある。たまたまラジオで藤原正彦氏が、日本人にはそういうのを嫌う情があることを強調していた

しかし贅沢はやめたくない。貧しい人の味方と名乗るなら贅沢はやめろというなら、金持ちの味方に戻るしかない。そのくらい弱い人間ではある。

貧しい人、弱い人と連帯するのは難しい。自己愛が満たされていない人と連帯しようとすると、すぐにひがみのパワーを受けることになる。勝ち組どうしで負け組の人をバカにしているほうがはるかに楽だ。

しかし、マスコミであれ、政治家であれ、勝ち組が政策決定する以上、いわゆる勝ち組の中に貧しい人の味方を増やしていかないと世の中は変わらない。ましてや共産党も組合も弱く、革命など私が生きている間に起りそうにない国ではなおのことだ

飲酒運転問題について本質的に抜け落ちている視点を明日提示したいが、一つだけ確認したいのは、私は飲酒運転を合法化したいと思っているわけでないことだ

私が言いたいのは、
1.世界一厳しい基準である必要があるのか(家族がファミレスにいってビールを飲むくらいでつかまる基準は妥当なのか)?
2.飲酒死亡事故の厳罰化のあと相当飲酒死亡事故が減っているのに、わざわざふだんの取り締まりを強化したり、とくに朝に検問して前日の酒が残っている人間まで懲戒免職にする必要があるのか?(これによって福島などでは、飲み会がみんな金曜日になって、月曜日から木曜日は閑古鳥がなく店が多いらしい。震災で福島、とくに浜通りあたりの飲食店や飲み屋が潤っているのは僥倖だ)
3.そして、一番言いたいのは、夜中に人がほとんど歩いていない上に帰りの交通手段のほとんどない地方とその逆の東京や京阪神や中京圏などで同じ取り締まりにしないといけない理由があるのか
ということだ

さて、
交通事故の一件あたりの経済損失を計算したことありますか?。一度計算して見ろと言いたい。厳罰化を緩めたら、 経済損失が大幅に激増し、全国年間で、現在でも兆の単位の被害額が更に激増する。 交通事故の数が増えるほど日本経済を駄目にしている元凶であると考えても良い。(原文ママ)
というメッセージをいただいた

ですます調とである調がごったになっている上に、随分失礼が物言いだと思うが、この人は、交通事故が今よりはるかに多かった時期のほうがはるかに日本の経済状態がよかったことや、日本が世界の先進国の中でいちばん厳しい取り締まりをやり、世界で人口当たりの死亡事故が少ないのに、なぜ先進国の中でもっとも経済成長率が悪い状態が続いているのかを考えたことがあるのだろうか?

このロジックは、損保の保険会社のロジックそのものだ。交通事故での経済損失は確かに小さくないだろうが、日本経済に大きな影響を及ぼすレベルではない。

厳罰化を緩めたら経済損失が大幅に激増(このいい方もちゃんとした日本語でない。激増と書くなら大幅は不要だ)とかいうが、たとえば飲酒死亡事故は年間200-300件で、経済に大きな影響を与えるレベルでない。それより一桁多い、スピード違反による事故についてはどうなのか?経済への影響が心配なら、日本中でねずみとりを増やして、飲酒並みの厳罰化をやったらどうなのか?

年間三〇〇〇〇以上の自殺が続いている国で、年間100件にも満たない小中学生の自殺だけが教育政策を変えるほどの大きな問題として取り扱われ、年間300件にも満たない飲酒死亡事故が諸悪の根源のように言われる

犬が人間を噛んでもニュースにならないが、人間が犬を噛むとニュースになるとか言うが、実際、珍しいが目立つこと、腹の立つことにばかり(原発問題もその一つと考えると書くと、また噛みつかれるのだろうが)に目がいく、マスコミ的な発想から、国民が自由になるのはいつのことなのだろう?



金持ちとマスコミによる貧乏人と中流の分断作戦
テーマ:徒然記
私が銀座では、どんなに雨が降っていても、どんなに高齢な人でも、タクシーに乗ろうと思えば、とぼとぼとタクシー乗り場にまで歩かないといけないのに、大金持ちや政治家ややくざのように運転手が使える人は、店のすぐ前から車に乗れるというブログを書いたら、貧乏な人はタクシーに乗れないから認識を改めろというメッセージをいただいた

確かに貧乏な人はタクシーに乗れない

そんなことはわかっている

地方は東京の年収の半分などということがざらだからなおのことタクシーに乗れない

それなのに、東京のマスコミがあおって、地方も飲酒運転厳罰化をされるはめになった

東京とちがって夜中に歩いている人などいないのに、飲酒運転は厳罰化され、地方の飲食店はぼろぼろになった。そして、仕事の愚痴をいったり、うさを晴らす場を地方の従業員は奪われている

もちろん、地方の警察のトップは地方警察出身でない、警察官僚で、地方の実情を無視した取り締まりをさせる

それも断罪し続けてきたつもりだ

さらに、大学院を出ても就職できないとか、教育産業の落伍者、高校、大学などの非常勤講師が、食えなくてタクシーの運転手、代行の運転手をしているというこのメッセージの主の話は悲痛だ。こういう高学歴ワーキングプアの問題を解決しないと、よけいに一般の子どもたちは勉強しなくなるし、そういう高学歴者が、金持ちの子どもの慶応の幼稚舎あがりのような人間にこきつかわれるのが目の当たりにされると、ますます勉強のモチベーションは崩される

気づいたら、東アジアの人間に、学力もない、金もないで、劣等民族の扱いを受けるのがオチかもしれない

だから、私はどんなに顰蹙をかっても相続税100%を訴え続けている

ただ、私はこのインテリの方の考え方に与することはできない

森永卓郎氏も指摘するように、格差社会というのは一人の勝ち組と99人の負け組に分かれる社会だ。森永氏の試算だと一人の勝ち組は年収1億になり、99人は年収300万円。つまり勝ち組は運転手つきになり、99人はタクシーに乗れないということだ(こんな社会ではタクシーの運転手も食えない。現に地方にいくとタクシーの運転手の年収が100万円程度なので、定年退職者しかやらないなんてことがざらにある)

ただ、厄介なことに資本主義国は建前は民主主義で選挙もやる

99人に団結されると金持ちの財産が接収されかねない

だから、99人の分断をやる。そうすれば金持ちがひきずりおろされることなく、自分たちと関係ないところのけんかによって政党やイデオロギーがわかれるからだ

その中で相対的に豊かな人間とそうでない人間とけんかをさせたり、公務員と民間をけんかさせたり、正規雇用と非正規雇用でけんかをさせる

日本はまさにこれがうまくいっている

経営者の年収は増え続け、企業の収益は増え続けているのに、一般従業員の賃金は下がり続けている

それでも経営者を恨むのではなく、公務員に憎しみを向けさせている

公務員より年収の多いマスコミも、高所得のタレントも、一緒になって声をあげ、公務員はボロクソにたたかれる

経営者がこんなに儲かっているのだからストをやればいいのに、ストをやらないから、組合は金が余って仕方がない

そういう組合の資金や資産の実態をマスコミがたたいて、今度は組合は正規雇用の味方とか言って、非正規雇用の人間に正規雇用の人間を叩かせる

今回のメッセージの主も、タクシーの乗れる人間と乗れない人間の分断を考えている

タクシーに乗れるだけましだろうという憎悪を感じさせる文章だった

しかし、庶民がタクシーに乗れなくなったのは、格差社会が本格化した90年代半ばからだ

本来はタクシーに乗れる人も乗れない人も連帯して、格差社会を作りだした運転手つきの車に乗る人間をたたくべきなのに、タクシーに乗れない人間がタクシーに乗れる人間を憎悪するのを正当化し、私はタクシーに乗れるブルジョワだと言わんばかりの責め方だ

本来中流の味方のはずのインテリが、貧しい暮らしを強いられると、それを作りだした富裕層でなく、インテリ層が目指すべき中流層をたたくという現実がとても悲しい

無知な大衆が、マスコミにだまされて公務員やタクシーに乗れるレベルの中流や正規雇用をたたくのならまだ救われるが、立派なインテリまで金持ちとマスコミに洗脳されるというのが当たり前というのであれば、日本の格差社会は本物になるだろう

金持ちは太り続け、中流は貧困層から脚を引っ張られて、どんどん貧困層に落ちていくという構図(たとえば大幅な公務員のリストラや正規雇用者の非正規雇用化)が現実のものになりそうだ

このメッセージの主は、これでも私の認識不足を怒り続けるのだろうか?

拍手

外部電磁波で作動する電子機器


あるいは、未来の社会を変えるかもしれない発明のニュースである。それは明るい可能性ばかりではない。「超管理社会」の土台となる技術が開発されたのである。国民全員にこの「表皮電子装置」を貼ることを義務づければ、本人の行動の追跡は簡単にできることになる。まあ、そんなのは剝がしてしまえばいい、ということなのだが、日本人のように従順な民族は、この「電子首輪」を身につけて生活することにすぐになじむかもしれない。日本のような高温多湿の風土ですら背広にネクタイに革靴でいることを我慢する民族なのだから、タトゥー感覚の第二の皮膚くらいすぐ受け入れるだろう。
面白いのは、この電子皮膚が「周囲を飛び交う電磁波を拾う」ことで作動可能という所である。これは、ある意味、「永久運動」に近い、エネルギー不要(もちろん、本当は「不要」ではないが、無料のエネルギーだ)の装置が発明されたということである。最近の考え方では光も電磁波の一種だから、拾う電磁波の範囲が広くなれば、それこそ無限のエネルギーを手に入れたようなものだ。日中は太陽光、夜間はテレビ放送その他の人工的電磁波で動くことができるようになるかもしれない。その電磁波はこれまでは無駄に放散されていたのだから、そういう「地上を飛び交う電磁波の有効利用」は、未来社会のエネルギーシステムの基本になるのではないだろうか。

(以下「 AFPBBニュース」より引用)


皮膚に貼るだけ、医療もスパイ活動も変える超薄型電子パッチ
• 2011年08月12日 18:02 発信地:ワシントンD.C./米国
米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois at Urbana-Champaign)のジョン・ロジャース(John Rogers)教授(材料工学)らの国際研究チームが開発した「表皮電子装置(epidermal electronic system、EES)」(撮影日不明、ロジャース教授提供)。(c)AFP/J.ROGERS, UNIVERSITY OF ILLINOIS
【8月12日 AFP】タトゥー感覚で皮膚に貼るだけで、医療からコンピューターゲームまで、果てはスパイ活動さえも変革してしまうマイクロ電子技術を開発したと、米、中、シンガポールの国際研究チームが11日の米科学誌サイエンス(Science)に発表した。

 厚さ50ミクロン未満、髪の毛1本よりも薄いパッチ状の「表皮電子装置(epidermal electronic system、EES)」は、皮膚と同じくらい柔らかく、重さはゼロに近い。皮膚に貼ればワイヤレスでその人の脳や心臓、筋組織の活動を監視でき、従来のような分厚い電極を装着しなくて済む。のどに貼れば、音声作動式のコンピューターゲームを90%以上の精度で操作できるという。

 のりも粘着性物質も使っていないが、分子と分子を結合させるファンデルワールス力を利用しているため、長時間にわたって皮膚に張り付けておくことが可能。使用電力も非常に少なく、極小の太陽電池を搭載するか周辺を飛び交う電磁波を拾うことで作動するという。

 開発に携わった米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois at Urbana-Champaign)のジョン・ロジャース(John Rogers)教授(材料工学)は、「電子工学と生物学の区別をうやむやにする技術だ」と語った。

 喉頭疾患患者の発話を補助したり、内密な話をしたい時に声を出さずに交信するための装置として使う可能性も秘めている。睡眠時無呼吸症候群の患者や新生児医療が必要な赤ちゃんへの使用、けが・やけどを治療する電子ばんそうこうの役割も期待できるかもしれない。

「最終的には、皮膚に貼っても感知できないほど皮膚と一体化した装置を開発したい」と、ロジャース教授は話している。(c)AFP

拍手

金がすべてに優先する社会

「株式日記と経済展望」の一部を転載する。
ここに引用されたのは、ブログタイトルから見て、右翼系ブログの記事だろうから、内容を鵜呑みにはできないが、書かれていることは、リアリティがある。視聴者を舐め切ったこの態度は、まさしくマスコミの本性を表している。そこが興味深いので転載するのである。

要するに、商売がすべてに優先する、ということである。当たり前と言えば当たり前の話なのだが、フジテレビは愛国心やモラルで仕事をするわけではない。韓流ブームを作って儲けようと思い、すでにその方向で動いているのだから、今更やめるわけにはいかないのである。そこには契約問題がからむ。今やめると膨大な違約金が発生するわけだ。デモ隊が騒ごうが、国民の大半が不快に思おうが、それにくらべたら大した問題ではないわけだ。

昔、アメリカで、ある自動車メーカーが新車を発売する直前に、その新車に欠陥があることが発見された。そこで経営陣はその欠陥で事故が起こった場合の裁判費用と、新車を発売中止にした場合の損害費用を計算し、前者の方が安上がりだと判断し、新車発売にゴーサインを出したという。もちろん、その欠陥で死亡事故が起こることも予測した上でのことだ。
商売というのはそういうものだ。何が利益であるかがすべてに優先されるのである。企業に利益を与えることが企業にとっての正義なのである。
モラル的問題で騒がれ、非難されても、「人の噂も七十五日」でじっとやりすごせば、忘れっぽい世間は忘れてくれるのである。


(以下引用)



◆やはりmy日本の桜庭氏はフジテレビ・創価学会・統一教会に監禁されてるか殺害されたか? 8月19日 怒りの74式戦車

ちなみにフジテレビの役員と話をした内容です。

私)最近、ネットで叩かれてますけど、韓国のドラマとK-POPとKARAについてはどうするんですか?

フジ役員)スポンサーさんからは結構言われてますが、人件費も確保しないと行けないので当分はこのままいきますよ、何せ途中でやめたら下請けの違約金が途方もない金額になってしまうので今年稼いだお金が今やめたら全部吹っ飛んでしまいますからね。

私)ネットですごい叩かれてますけどどうなんですか?

フジ役員)ほっとおけば収束しますよ、日本人は熱しやすく冷めやすいので。

私)でもこのままだと広告自体に影響してスポンサー離れが進むんじゃないんですか?

フジ役員)そんな事ありません。40台上の主婦層が購買対象になっているので韓国のドラマと昼ドラさえ流してその間にメインのスポンサーのCMを流しておけば問題ありませんからね。

私)なるほど、つまりインターネットとPC操作が出来ない主婦層と言う情報弱者をターゲットに抱えてる為、スポンサーとしては問題ないという事なんですね。

フジ役員)ええ、その通りです。問題はTOYOTAさんとかだと少しきついと思いますね。その辺については今度始まるネットテレビに捻じ込んで改善したいと思います。
それにTOYOTAさんは、上の方々が若者が何を求めているのか分かってませんからね、売れないのは当たり前という考えに今は至っているので問題はないですね。

私)fmfm、コールセンターにはそういう話は?

フジ役員)余計な事を周知すると派遣とかは、すぐにボロがでますからね、この前の映像もかねて電話対応についてはしっかりと対応する事にして、エスカレーションしますと承るだけ承って書類に関しては中間で処分する事にしています。

私)話は変わりますが、竹島と尖閣諸島に関してはマスメディアとしては報道しないんですか?

フジ役員)今、報道すると他のテレビ局と共同して作った韓流ブームが逆風で終ってしまいますからね。
K-POPやKARAの商品グッズの版権を子会社・孫会社でせっかく抑えたので稼ぐだけ稼げるまでは放送はしないですね。

私)パッシングされても?

フジ役員)しょせんネットユーザーなんて大した力ありませんからね(笑

私)そうですか、という事はしばらくはゴリ押し韓流ブームを流してK-POPとKARAが人気出てますよと摸造して放送してグッズを売れなくなったらポイと捨てるわけですか。

フジ役員)そうなります。芸能プロダクションのスターダストもK-POPとKARAのグッズ版権は持っていますので自分の所の芸能人が批判したらそれは、自分の働いてる会社の意向に逆らうわけですから解雇されても仕方ないですよね(笑

私)そうですか.....今日はどうもありがとうございました。

フジ役員)いえいえ、それではまたよろしくお願いします。

拍手

金に支配された社会から脱するには

「毎日崖っぷち」から転載。
これまでの崖っぷちブログの総括とともに、現在の日本の状況を総括している。
「独りファシズム」のyukino氏もそうだが、崖っぷち社長もこの社会の上も下も知っている人間で、だからこそ社会の実態が良く見えるのだろう。そして、だからこそその発言は常に、聞くに値する。学者先生などの発言は、それに比べたら現実のデフォルメされたモデル像について論じて現実を論じたつもりになっているだけだ。

要するに、我々は金に支配された社会の、奴隷にすぎない、というのが崖っぷち社長の言っていることで、ではその金を支配しているのは誰かというと、金があれば何もしなくても利益が出せるという金融システムを考えた連中、いわずとしれたあの連中だ。そして、その金の支配のあからさまな現われの一例が、「原子力村」であることが、多くの人の目に明らかになったのだが、しかし、それがこの社会全体の根本システムの問題であると思っていない人も多い。それが無意識的奴隷であり、この社会に洗脳されたB層である。
こうした社会の害悪が福島原発事故の形で露呈したわけだが、ではそれをどうすれば変えることができるか。崖っぷち社長は、金をばらまく事がその解決策(の一つ?)だと言う。確かに、それはラジカルな(根源的な、過激な)解決策ではあるが、社会システムを崩壊させるほどのばらまきをすることは、まずありえない。ならば、金に支配されない生活を自ら作るしかない、というわけで、おそらく自給自足生活をする、あるいは小さな自給自足経済圏(コミュニティ)を作ることがその解決策になるかと思う。これは国家的に言えば鎖国政策である。
と、彼の主張を私は理解している。その理解が不正確であるかもしれないが、まあ、80%は正しい理解だろう。そして、もちろん、全面的に彼の言葉に同意する。


(以下引用)

「衣食足りて礼節を知る」という言葉がある。
人間、やはり基本的な生活の安定が重要だってことだ。

思えば、おいらも20代中盤くらいまでは、生活にそれほど困ったことはない。
むしろ、実家の商売がうまく行ってたときは、人並み以上にいい思いをさせてもらってたんじゃないかと思うね。
飛び抜けてたわけではないが、わりといいところのボンボンだったからな。

で、それ以降がどうであるかと言えば、稼いでも稼いでも右から左どころか借金返済やら訴訟費用やらに吸い取られ、数週間規模の断食やら、ガスや電気すらない場所への逃亡生活やら、余裕なんて皆無の生活を続けてきたし、まあ、いまだって似たようなもんだ。

こんな両極端な生活を経験すると、本当に世の中の本質がハッキリと見える。
持つ者、持たざる者の差というのは、結局、衣食を中心とした生活の安定感にあるのだ。

逆の言い方をすれば、このブログでも何度も取り上げているように、食料、エネルギー、水の三大要素、つけ加えるなら資源などもそうだが、これらを確保することが重要だということだ。

そして、いまの時代、これらのキーになっているのが、まさにゼニというものである。
持っているゼニの量、稼ぎ出すゼニの残高が、生活を安定感を左右するのだ。
これは、誰がなんと言おうと、現代社会の現実そのものだ。

前にも書いたことだが、実力主義なんてのも、言ってみれば人間をゼニというモノサシで測っているだけのことである(血縁、コネがらみももちろん同様にカネを生み出す価値があると言える)。
さらに言えば、ゼニを基準にした人間の価値を高めるために必要なのが学歴のようなものであり、それを獲得するためにもまたゼニが必要とされる。
そして、ゼニというモノサシを行使するのは、そのゼニを大量に持っている人間か、ゼニというモノサシで高い価値を示された使用人のどっちかということになる。

すべてをシンプルに考えれば、こういう当たり前の現実が見えるのだ。
誰がなんと言おうと、現代社会はゼニによって牛耳られているのである。

言うまでもなく、いまのおいらはゼニなんて持ってない。
もちろん、ゼニを基準にして高く評価されるようなものもなにもない。
そもそも、そんなシステムに組み込まれて、完全なゼニの奴隷になるのなんかゴメンだと思ってるけどな。

いま、そんなゼニの奴隷の姿があちこちで見られるではないか。
原発推進の組織なんて、まさにそれだろ?
福島のガキどもにいろいろ突っ込まれてるシーンがニュースに出ていたが、あの連中が無能だからそうなったわけでは決してない。
ゼニによる生活の安定を崩したくないからこそ、あのように情けない姿で言い訳並べるような仕事をせざるを得ないだけのことだ。

結局、なにが問題かと言えば、なんかのキッカケで爪弾きにされたら、その瞬間に生活の安定というものを失う経済情勢にある。
安定のために自分を奴隷にしている人間たちからすれば、それ以上の恐怖はないのだろう。

これでわかることだが、経済を疲弊させると選択肢がなくなる。
これは、原発に限らず、カネを持っている連中、もしくは、カネを使える立場にある連中の利権を強化することに繋がるわけ。
ひとりの人間として反発したいことがあったとしても、失うものが大きすぎて従わざるを得なくなるからな。

勘のいい人ならそれだけでわかるだろ?
いまの経済疲弊、つまり、デフレというのは、持たざる奴隷の上に、持ったつもりになってる奴隷組織を作り出し、ヒエラルキーと利権の固定化を目指すためのものでもあるのだ。

だからさんざん書いてきたんだけどな。
我々が注目すべきは、カネを牛耳ってるヤツらであると。
官僚? マスコミ? アメリカ? 経団連? いやいや、この連中は所詮呑み込まれた手下でしかない。

本当の敵がナニモノなのか、それは正直わからない。
わかってることは、金融というそのシステムを作り出し、いまもそれをガッチリ握ってる連中だということだ。
ていうか、敵が誰であるかなんてどうでもいいことで、この誰かさんたちの思惑をぶち壊すような、防衛手段を取ればいいことだ。

こいつらがなにを一番嫌がるかって、そりゃあ、個人やローカルの社会が、金融システムやそれに篭絡された組織の言うことを聞かなくなることだ。
だからこそ、市中にカネを山ほどバラ蒔けと主張してきたわけだ。
単なる経済問題ではなく、あらゆる人間に選択肢を与えることによって、利権の固定化をぶち壊せるような話でもあるのだからな。

その動きを止めているのが、要するに財政再建やら借金問題のようなプロパガンダだし、公務員改革のような官僚と一般国民の分断工作でもある。
気づいてない人が大半なんだが、これらの「倫理安売り工作」って、結局は世の中にカネに関する妬みを広げ、さらなる経済の縮小と利権の拡大をもたらすものでしかなく、国民が自分で自分の首を締めるような行為でしかないんだけどな。

いまのうちに認識したほうがいいと思うね。
自覚があるかどうかはともかくとして、みんな自然とゼニをモノサシに物事を考えているのだよ。
べつに悪いことでもなんでもないし、現代の通貨経済では当たり前のことだがな。

まあ、問題は、このカネカネ社会にも、構造的欠陥というか、金融屋連中が最初から狙ってたスクラップ&ビルドの流れが迫っているということだ。

この両面から物事を考えれば、自然と次にどうするべきなのかわかる。
とにかく、自活という防衛手段を整えなければならないからな。

そんな自覚はかなり前からあったのだが、それが現実的になってきた数年前になっても、オレという人間は動くに動けず、のんきに雑誌や書籍なんぞを作って過ごしていた。
そもそも、先立つものもなにもなく、アイデアもなにもなかったからな。

それが大きく変わるのは、師匠・飯山一郎に、どういうわけか引きずり込まれることになったからだな。
これはまったく冗談でもなんでもないのだが、それまで先生のページは基本政治系のページと思ってたし、乳酸菌の話を聞いても「ヨーグルト?」としか思ってなかったどうしようもなく無知な人間だった。
実はまったくグルンバ&乳酸菌の知識のない時点で、先生から「オレの仕事手伝え!」って話になったんだよね。

それから1週間くらいかけて、原稿の仕事やってる合間に先生のページのほとんどを読んで、ああ、なるほどなあと思ったんだよ。
そしたら、出版の仕事なんかどうでもよくなったというか、少なくとも、いまの業界事情じゃやりたいことやろうと思ってもムリだし、いっちょやってやるかって気になったというわけ。

なんともありがたいことに、先生のおかげで、おいらのブログで書いてきたことが絵空事ではなくなった。
油由来の農業も、薬漬けの養殖業も、経済の事情であることは知ってたけど、それを完全に断言できるようになったからな。

とはいえ、それだけだったら、決していまの距離感にはなってなかったと思う。
本人にも面と向かって直接言ってることだが、先生は本当に人が悪いし、つき合えばつき合うほど、こっちも人が悪くなる(笑)。
あのお方は学者なんかじゃなくて、間違いなく生粋の商売人だからな。

わからん人も大勢いるかもしれんが、それがいいんだよ。
まあ、確かに、広州での共同生活中、何回か何十回か、寝首かいてやろうかと思ったことはあったかもしれんが、こっちがなにも成し遂げてないうちにそんなことしてもしょうがないからね(笑)。
それがなんであるかはここには書かない…っていうか、あんまり書くと反撃が怖いからやめとくわ。

ていうか、師弟関係なんてのは、父親と息子みたいなもんで、ライバルの始まりみたいなもんだからな。
先生が「中国やるぞ!」というなら、「こっちは中東だ!」ってのもあるし、「日本はもうダメだ!」と言われたら、「じゃあ、オレがなんとかしたる!」ってのもあるしな。
まあ、いまのところ、こっちはぜんぜんうまくいってないので、エラそうなことはなんも言えんのだけどな。

どことは言わないが、師弟関係が宗教みたいになってるところがあるが、おいらはそういう関係には興味ないのだ。
しつこいようだが、まったくの別人格だし、政治経済に限らず主張内容も違いが結構あるが、当たり前のことだと思ってる。
「やりたい放題、商売しろ!」と事実上放置されてるいまの関係だからこそ、うまいことやれると思うんだよね。

というわけで、あたくしは飯山一郎の弟子ではあるが、飯山信者でも飯山教広報担当でもないから、そのへん勘違いのないように(よく聞かれるから書いてみた(笑))。

やや話がそれたが、日本はまだまだやるべきことが多数あるし、そのアイデアを持っている人は、官僚機構にも政界にも民間にも実は結構いる(この間、いろんな方面から、関東・東北復興事業を提案してきたからよくわかるんだけどな)。
それを実現するためには、とにかく金融経済の支配力を弱めるしかない。

いま問題になっているポスト菅についても同様で、政策の方向性こそが重要なのだ。
そして、ここで公言した政策を絶対に守らせるように、我々が圧力をかけていくことも重要だ。

前から書いていることだが、表裏はともかく、小沢一郎が権力を握ればそれだけでいいというものではない。
小沢一郎にしろ、ほかの人間にしろ、それは国民からすれば、自分たちの得になる政策を進めるためのコマであり、手段のひとつでしかない。

菅直人の記事でも書いたことだが、菅直人を引きずり降ろせると安心している場合じゃないのだ。
あくまでも、我々にとって都合のいい政策を実現させるのが目的であり、菅降ろしや小沢復権は単なる手段であり、目的ではまったくない。
ただ信者でいてもダメで、徹底的に応援するのはもちろん、妙な方向に流れないように監視も続けなければならない。

おいらが現在の小沢一郎を支持している最大の理由は、カネのめぐりがよくなる政策を出しているからだ。
ネット言論では、小沢が権力を握ることで既得権益を脅かされるからこそ抵抗が激しいという議論がされているが、その最大のものこそ、デフレ利権ではないかとおいらは考えている。
しつこいようだが、カネを持っている連中、もしくは、カネを使える立場にある連中の利権を強化できるのが、デフレが持っている力のひとつだからな。

このように、極論でもなんでもなく、すべてはゼニの問題、というのがおいらの基本的な主張だ。
ゼニを素直に見ることによって、政治も政策も利権も構造がわかりやすくなるしな。

この視点で見ていると、いま起こっていることもだいたいの説明がつくんだよね。
だから、おいらはその時々の事象にはあんまり興味がないというか、感情的に乗せられてしまった過去の反省から、あくまでもその動機をゼニ視点で探るという書き方をしてきた。
まあ、そうすると、毎回毎回同じことを書くことになっちまったりするんだよね(汗)。

やっとのことであのクソ菅政権も終わる。
いい方向に行くのか、かえって悪くなるのか、予断を許さない状況ではあるがね。
果たして、関東・東北復興事業など、日本の環境や食料生産を改善する計画が再始動となるか、さもなければ、自分たちの生活防衛に集中するしかなくなるのか…。
正直、どうなるかまるでわからんが、いずれにしても、ブログなんて書いてる場合じゃなくなりそうな気がするんだよな。
なんとも悩ましいねえ。

拍手

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析