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ただちに影響はありませんので

「毎日新聞」から転載。
こういうニュースを聞いても驚かない自分に逆に驚いてしまう。もはや、原発事故関連のニュースは、私には天気予報と同レベルの話になっているのである。関東や東北の人間なら福島から近いから切実さも違うだろうが、様々な汚染食品を通して放射能を体内に取り込むしかない点では日本国民はみな同様である。今さら騒いでも仕方がない、という感じだ。
民主党党首選も、小沢があの木偶人形の海江田を援護するというパッとしない話で、どうもすっきりしない。まあ、民主党代表を小沢側の人間にした上で、総理は亀井静香にするという、あっと驚くような結果になれば最高なのだが、原発事故も政治もまだまだ話はこれからだ、という感じである。


(以下引用)


東日本大震災:福島第1原発事故 放出セシウム、広島原爆の168個分 保安院が試算
 経済産業省原子力安全・保安院は26日、東京電力福島第1原発1~3号機と広島原爆から、それぞれ大気中に放出された放射性物質の核種ごとの試算値を公表した。セシウム137(半減期約30年)の放出量を単純比較すると、福島第1原発は広島原爆の168・5個分に相当する。

 試算値は衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出された。広島原爆は「原子放射線の影響に関する国連科学委員会2000年報告」、福島第1原発は、6月に国際原子力機関(IAEA)に提出された政府報告書の試算を基に作成された。

 セシウム137の放出量は、福島第1原発1~3号機が1万5000テラベクレル(テラは1兆)に対し、広島原爆は89テラベクレルだった。ストロンチウム90(半減期約29年)は、福島第1原発が140テラベクレルに対し、広島原爆が58テラベクレルで約2・4個分。ヨウ素131(半減期約8日)は、福島第1原発が16万テラベクレル、広島原爆は6万3000テラベクレルで約2・5個分に相当した。

 保安院の森山善範原子力災害対策監は「原子爆弾は一瞬に爆風や熱線、中性子線を放出し、破壊するもので、単純に放出量で比較するのは合理的ではない」と述べた。【足立旬子】

毎日新聞 2011年8月27日 東京朝刊

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