最近、健康関連の記事を書いていなかったので、今日は「JBプレス」から「牛乳を飲むと癌にかかりやすくなる?」という記事を転載する。
ただし、ここで言う「牛乳」は「成長促進ホルモン」を投与した牛の牛乳である。ま、ほとんどがそうだろうが。
「成長」するなら結構なことではないか、と思うかもしれないが「成長期」が終わった人間に成長促進ホルモンを与えたらどうなるか。当然、細胞の異常増殖、すなわち癌になると予想できる。まあ、牛に与えた成長ホルモンがそのまま人間の体に吸収され、効果を与えるかどうかは分からないが、危険性があることはあるだろう。
つまり、成長途上の子供に牛乳を与えるのはいいが、大人が牛乳を飲むのは、あまりお勧めできない、ということだ。
しかし、話は牛乳だけではない。肉牛にせよ、チキンにせよ、現代の大量飼育動物には成長ホルモンが与えられているはずだ。それらが癌の遠因になっている可能性は高い。
まあ、その他にも、水道水に投与される塩素なども癌との関係が疑われるし、野菜や果物の残留農薬だって危い。さらに昨年からはそこに放射能というニューフェイスがデビューして大活躍だ。要するに、安全な食品など無いのだが、何も食わないわけにもいかないから、少しでも安全「に見える」ものを探すしかないだろう。
私? この年になれば食い物などべつにどうでもいい。まあ、一番望むのは長患いをせず、ある日突然頓死することである。(言うまでもなく「頓死」は「突然死ぬこと」だから「突然頓死する」は畳語であり、文飾としての冗語である)
(以下引用)
牛乳を飲むとガンにかかりやすい、は本当なのか
IGF-1の過剰摂取は膀胱、前立腺、乳ガンなどを引き起こす
2012.09.18(火)
大西 睦子:
MRIC by 医療ガバナンス学会 発行
みなさん、「牛乳を飲むと、がんになりやすい」とか、「ホルモン注射で若返る」なんていう話を聞いたことがありますか?
こんな話題、アメリカでもよく耳にします。今回は、この議論の真相に迫ります。「それにしても、どうしてこの2つの話題をいっしょにするの?」と不思議に思う方もいると思います。それは、「インスリン様成長因子1:insulin-like growth factor 1:IGF-1」という、共通のホルモンが鍵となっているからです。
私は、アメリカのスーパーマーケットで、牛乳、ヨーグルトやバターなどの乳製品を買う時、「no artificial growth hormone」、「not treated with rBGH」という表示を探します。これは、「成長ホルモンを使用していない牛からの製品ですよ!」という意味です。
現在、アメリカの牛の約20%に、遺伝子組み換え牛成長ホルモン(recombinant Bovine Growth Hormone: rBGH)が投与されています。rBGHを投与すると、乳牛の成長が早まり、乳量が約15~25%増加し、乳を出す期間も平均30日ほど長くなります。
ただし、rBGHを注射した牛は、乳腺炎になりやすいため、抗生物質を投与しています。従って、牛乳に抗生物質や膿汁が混ざる可能性があります。さらに、rBGHを投与した牛から採れた牛乳にはIGF-1が非常に高レベルで含まれています。
IGF-1は、細胞の成長や分裂の促進、細胞死を抑制し、私たちの健康維持や成長に非常に重要なホルモンです。
しかし、IGF-1を過剰に摂取すると、異常な細胞増殖、すなわちがん化につながり、膀胱がん、前立腺がん、乳がん、大腸がんの発症リスクとの関与が指摘されています。
牛乳中のIGF-1の体内への吸収のメカニズムや、がん細胞の増殖への関与は不明ですが、先進国で唯一のrBGH認可国であるアメリカでは、消費者の不安は高まっています。
日本、EU、カナダ、オーストラリアなどでは、rBGHの使用を禁止しています。しかし残念なことは、rBGHの表示が義務付けられていないため、輸入された乳製品や牛肉の状況は分からないことです。
実際、食生活の欧米化に伴い、私たちの病気の傾向が変化しています。私は、今後、この問題を慎重に考えていくべきだと思います。
ただし、ここで言う「牛乳」は「成長促進ホルモン」を投与した牛の牛乳である。ま、ほとんどがそうだろうが。
「成長」するなら結構なことではないか、と思うかもしれないが「成長期」が終わった人間に成長促進ホルモンを与えたらどうなるか。当然、細胞の異常増殖、すなわち癌になると予想できる。まあ、牛に与えた成長ホルモンがそのまま人間の体に吸収され、効果を与えるかどうかは分からないが、危険性があることはあるだろう。
つまり、成長途上の子供に牛乳を与えるのはいいが、大人が牛乳を飲むのは、あまりお勧めできない、ということだ。
しかし、話は牛乳だけではない。肉牛にせよ、チキンにせよ、現代の大量飼育動物には成長ホルモンが与えられているはずだ。それらが癌の遠因になっている可能性は高い。
まあ、その他にも、水道水に投与される塩素なども癌との関係が疑われるし、野菜や果物の残留農薬だって危い。さらに昨年からはそこに放射能というニューフェイスがデビューして大活躍だ。要するに、安全な食品など無いのだが、何も食わないわけにもいかないから、少しでも安全「に見える」ものを探すしかないだろう。
私? この年になれば食い物などべつにどうでもいい。まあ、一番望むのは長患いをせず、ある日突然頓死することである。(言うまでもなく「頓死」は「突然死ぬこと」だから「突然頓死する」は畳語であり、文飾としての冗語である)
(以下引用)
牛乳を飲むとガンにかかりやすい、は本当なのか
IGF-1の過剰摂取は膀胱、前立腺、乳ガンなどを引き起こす
2012.09.18(火)
大西 睦子:
MRIC by 医療ガバナンス学会 発行
みなさん、「牛乳を飲むと、がんになりやすい」とか、「ホルモン注射で若返る」なんていう話を聞いたことがありますか?
こんな話題、アメリカでもよく耳にします。今回は、この議論の真相に迫ります。「それにしても、どうしてこの2つの話題をいっしょにするの?」と不思議に思う方もいると思います。それは、「インスリン様成長因子1:insulin-like growth factor 1:IGF-1」という、共通のホルモンが鍵となっているからです。
私は、アメリカのスーパーマーケットで、牛乳、ヨーグルトやバターなどの乳製品を買う時、「no artificial growth hormone」、「not treated with rBGH」という表示を探します。これは、「成長ホルモンを使用していない牛からの製品ですよ!」という意味です。
現在、アメリカの牛の約20%に、遺伝子組み換え牛成長ホルモン(recombinant Bovine Growth Hormone: rBGH)が投与されています。rBGHを投与すると、乳牛の成長が早まり、乳量が約15~25%増加し、乳を出す期間も平均30日ほど長くなります。
ただし、rBGHを注射した牛は、乳腺炎になりやすいため、抗生物質を投与しています。従って、牛乳に抗生物質や膿汁が混ざる可能性があります。さらに、rBGHを投与した牛から採れた牛乳にはIGF-1が非常に高レベルで含まれています。
IGF-1は、細胞の成長や分裂の促進、細胞死を抑制し、私たちの健康維持や成長に非常に重要なホルモンです。
しかし、IGF-1を過剰に摂取すると、異常な細胞増殖、すなわちがん化につながり、膀胱がん、前立腺がん、乳がん、大腸がんの発症リスクとの関与が指摘されています。
牛乳中のIGF-1の体内への吸収のメカニズムや、がん細胞の増殖への関与は不明ですが、先進国で唯一のrBGH認可国であるアメリカでは、消費者の不安は高まっています。
日本、EU、カナダ、オーストラリアなどでは、rBGHの使用を禁止しています。しかし残念なことは、rBGHの表示が義務付けられていないため、輸入された乳製品や牛肉の状況は分からないことです。
実際、食生活の欧米化に伴い、私たちの病気の傾向が変化しています。私は、今後、この問題を慎重に考えていくべきだと思います。
PR