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女子高生妊娠推進法案でも作れば?

「村野瀬玲奈の秘書課広報室」から転載。
いや、まあオトコを全部ひっくるめて否定されるのも困るが、専門家とか学者とか政治家とか評論家とか威張っている連中も、時々その馬鹿さや幼児性を丸出しにしてしまうのは確かだ。つまり、連中が長けているのは「演技力」と「弁舌力」であって、大半の連中はそのへんのオッサンより頭がいいわけでも知識が深いわけでもない。
しかし、この「高校で妊娠した生徒に奨励金」は私も読んで大笑いした発言である。たしか「アンファニズム」にも書いた記憶がある。
昔、受験生相手に小論文指導をした時に、冗談としてこれと似た「ラディカルな少子化対策案」を一部の生徒に見せたことがあったが、茶会屋、じゃない、堺屋太一は本気でこれを考えたのなら、もはやれっきとしたボケ老人だろう。
石原といい、この堺屋といい、若いころから他人に威張ってきた人間は年を取ると人間の屑になるのが相場らしい。
物はついでだから、私が昔書いたその冗談小論文も付録として載せておく。これを読んで、私こそが石原や橋下以上の鬼畜だ、と言われる可能性もあるが、まあ、どう言われようがべつにいい。
後半の新しい教育システムについての提案は「ゆとり教育」で少しは実現したが、その結果として生まれたゆとり世代の「処分法」はさすがに実現されてはいない。もっとも、そのうち「美男美女利用法」は「芸能界への一般人大量採用」で実現した。
これを読みなおして気づいたのだが、「女子高生妊娠奨励金」は実は昔も実際に法案として提出されていたようだ。これも堺屋太一が主導者だった可能性はある。もしそうなら、ボケ老人というより、進歩が無い人間である。


(以下引用)


オトコの経済アタマの思い付き放談大会では、無責任な強者優先主義が全開。 (維新の会討論会)
ジャンル : 政治・経済 スレッドテーマ : 橋下徹
  

「維新八策」を発表して舞い上がっている高揚している大阪維新の会(日本維新の会)の討論会というものが9月9日にありました。応援団の活字産業のひとつである産経が参加者の発言をほとんど逐一起こした記事を出しているので、参考のために「追記を表示」に入れました。

さて、その発言録を一通り読み通して思ったのは、「オトコの経済アタマの思い付き放談大会だなあ。その根底には責任放棄の強者優先主義がはっきり見えるし。」ということでした。

「オトコの経済アタマ」とは、日本経済新聞の社説を読んで私がよく感じることです。以前、次の記事で詳しく書きました。

■オトコの経済アタマの限界 (日本経済新聞2012年元旦社説)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3115.html
2012-01-11

「オトコの経済アタマ」とは、上から下を見下す視点設定、現実を忘れて自分が颯爽と活躍するヒーローになった気分を全開にする態度、自分が実力だけではなく周囲からのおぜん立てや援助で今の地位にあることを忘れた感謝心の欠如、金銭万能主義信仰、弱肉強食を肯定する過剰な実力主義信仰、権力好きなどの鼻持ちならない性格を一言で表現した私の造語です。まさに、橋下徹とその取り巻きが大集結したこの討論会では、至る所で「オトコの経済アタマ」が全開になっています。

実際、この討論会には女性がほとんど参加していません。まさに「オトコの経済アタマ」のホンネが全開になっていて、たいへんに「興味深い」内容になっています。これからさらに日本をダメにするのはまさに「オトコの経済アタマ」であることを予感させる討論会です。

出された発言の一つ一つは、一般論にとどまっており、その意義や実現の手順などが語られているわけではありません。だから、現時点で一つ一つ取り上げて批判しても、暖簾(のれん)に腕押しという感じで、意味はあまりありません。しかし、これらの発言をしている者たちの「俺たちが日本を変えるのだ」という力みかえった支配欲というかはしゃぎぶりというか「政治ごっこ」に辟易します。

でも、せっかくの機会です。一つだけ、具体的に「オトコの経済アタマ」を象徴する発言を取り出してツッコんでおきましょう。秋原葉月さんの「バカ殿垂れ込み部屋」にコメンテーターの観測霊さんが記録していた部分を、変換ミスを直したうえでこちらにも引用させていただきます。


http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1036.html#comment9582

2012.09.11 ( Tue ) 22:04:10 | 観測霊

http://bit.ly/NmbWb6
【維新!討論会要旨】
(3)人口減少「高校で子供産んだ人にお金とか」(15:00~16:00)
msn産経ニュース 2012.9.9 19:32 (5/5ページ)

(引用ここから)
 《人口問題を古くから研究してきたという堺屋太一氏は人口増への“秘策”を披露した》

 堺屋氏「(出生率が高い国の理由は)子育てを市場化したから。ベビーシッターがいつでも来てくれる。それと若年出産率が高いからだ。だから若年出産率が高くなるような施策をとればいい。例えば高校で子供を産んだ人に校長がお金を配るとか。そういうことを家庭の問題などと合わせて議論してもらいたい」

 《続いて社会保障が専門の鈴木亘学習院大教授は、内部留保が膨らむ閉鎖的な社会福祉法人の改革案を質問。府市特別顧問の上山信一氏は規制緩和と道州制の関係についてコメントした。討論会はスタートから3時間経過したが、テーマが多岐にわたり、消化不良的な側面も否めない》
(引用ここまで)

…高校生に?子どもを産んだらお金を?校長が?渡すの?ごめんちょっと意味が解らない。
…七生養護学校(当時)を攻撃したような人たちが聞いたら卒倒しそうな提案ですな(笑)
それはさておき、高校に通いながら育児するのに、どれだけ公的なサービスを提供できるつもりなの?全ての学校に託児所と保育士を置く覚悟はある?お金を渡すって言ってもいくら?はした金もらえるから子ども産むとか、ふつう考えませんよ(^_^;)
ツッコミどころが多すぎて、もうなにがなにやら…orz

あと、何気に西成のフィールドワークしてたという鈴木亘学習院大教授が「内部留保が膨らむ閉鎖的な社会福祉法人の改革案を質問」とか言ってますが…。

内部留保がヒドイのは大企業の方やろうが!!

あんたが調査してた西成なんて、その内部留保の犠牲者がゴロゴロおったはずやぞ!この人、ほんまに西成でフィールドワークしてたの?ちょっと信じられません。

(転載ここまで)

「七生養護学校」とは、次の記事などでうちでも取り上げたことのある、おかしな信念にとりつかれた都議会議員にせっかくの重要な教育実践をめちゃめちゃにされた東京の養護学校です。

■七生養護学校「こころとからだの学習裁判」控訴審判決:「都教委は違法」
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2865.html
2011-10-03

で、この維新討論会の内容に戻ると、この堺屋太一というオッサンは、ベビーシッターがいつでも来てくれる程度のことを「子育てを市場化した」ととらえていて、それが出生率を高めた理由だと言います。それはちょっとずれた見方じゃないかと思うのですが、すごいのがその先。若年出産率を高めるために「例えば高校で子供を産んだ人に校長がお金を配るとか」いうアイデアを真面目に提唱しているのです。

若年層、たとえば高校で子どもを産むことを奨励する政策を採用するとしたら、それって、政策の大転換です。現在の日本の人々の生活状況から完全に離れています。現在の日本人のうち、今10~20~30代である人々の生活の状況をつぶさに観察して言っているとは思えません。

カネさえ支給すれば人々は何でもするという考えをこの堺屋太一氏が持っていることがこの発言に浮き彫りになっています。

そして、高校で子どもを産んだとして、学業との両立とか子育てのための社会支援の方法とか当人のその後の就職とか、何も考えていない思慮の浅さ、つまり、責任感のなさも堺屋氏は露わにしています。

いえ、そもそも、高校で子どもを産ませるためには、中学校3年生あたりから性的な男女交際を子どもたちに始めさせておかなければいけないと思うけど、その現実的な具体案を堺屋太一氏は考えていないと思います。笑

ていうか、こういう支給金、そのうち誰かが「バラマキだ!」などと言い出して廃止してしまうのではないでしょうか?笑

...まるで、この堺屋発言、飲み屋での酔っぱらいの政治談議みたいです。しらふでこのような「アイデア」を恥ずかしげもなく開陳できる堺屋氏の頭、大丈夫でしょうか。

堺屋太一って、この程度の底の浅いオッサンだったんだと笑っていてはいけません。こんな人をブレーンにする大阪維新の会に、日本の一億二千万人を超える個々の人々の生活の中での切実な要求に人々から徴収した税金を配分して応える現実的な社会的政策を構想できるとは思えないのです。

「オトコの経済アタマ」がいかにお粗末なものか、橋下徹・大阪維新の会(日本維新の会)の言動を今後も観察し続ければ、さらによくわかるでしょう、と私は予言します。





<付録>

「少子化問題についてのラジカルな考察」


相変わらず、日本の少子化を心配する人々は多く、今度は女子高生の妊娠にまで「奨励金」を出そうというふざけた法案が国会に提出されているが、ここで日本の少子化問題について、根源的な考察をしてみよう。まず問題を以下のように設定しよう。

① 子供はなぜ必要か。
② なぜ子供を生む(生んだ)のか。
③ 女性は本当に子供を欲しがるか。
④ 男性は子供を欲しがるか。
⑤ 誰が子供を育てるのか。
⑥ 少子化は憂慮すべき問題か。
⑦ 少子化を食い止める有効な方法はあるか。
⑧ 出産・子育てを人びとはなぜしなくなったのか。
⑨ 政府には何ができるか。
⑩ 個人としてどうあるべきか。

だいたい、以上のような内容で考えてみよう。

① 子供はなぜ必要か。

これに対する大方の答えは、「老後の保障になるから」「子供自体が可愛いから」「子供を生んで社会を維持するのは社会人としての義務の一つだから」という三つだろう。
その否定命題は「子供が老後の保障になるとは限らない。また、老後を子供に頼る姿勢はいやらしい」「可愛くない子供の方が圧倒的に多い。子供を可愛いと思うのはその親だけ。可愛がるものが欲しければ、ペットでも飼え」「社会維持の義務なんて、知ったことではない。子供を生むことまで社会から強制されるいわれはない」といったところ。どちらかと言えば、否定派に理がありそうだ。つまり、子供が必要なのは、社会全体(もしくは将来の労働力を求める産業界)であって、個人としては、子供がぜひとも必要という理由はなさそうだ。

② なぜ子供を生む(生んだ)のか。

これに対する父親側の答えは、「できてしまったから」というのが圧倒的に多いはずである。世のほとんどの男性は、妻や恋人が妊娠したと知らされたら、まず呆然とし、次に、子供を生むかどうか頭を悩ませる。しかし、いったんできた胎児を殺すという「殺人」はいやだから、子供を生むことに賛成する、というのが正直なところだろう。子供ができて大喜び、なんてのは、ホームドラマの中だけだ。しかも、その「子供ができて大喜び」というのも、「これで後継ぎができた」とかいう不純な動機があったりする。もっとも、このようにして生んだ子供でも、生まれたら可愛く思うもので、子供への愛情は、妊娠時点でのこの父親の感情とは無関係である。女性がなぜ子供を生む(生んだ)のかは、私は男だから想像しようがない。まあ、可愛い物なら何でも好むのが女性だから、自分だけのための生きたお人形が欲しくて生むというのが一番正解に近いのではないか。

③ 女性は本当に子供を欲しがるか。

 これは事実が示している。女性が本当に子供が欲しければ、少子化問題など起こるはずはない。つまり、子供というのは、女性の人生設計の中の一選択肢に過ぎないのであり、それより優先順位の高いものがあれば、無視して良いという程度のものなのだ。たとえば、仕事の上でのキャリアと子供を生むことと、どちらが優先順位が高いかといえば、現代では前者なのである。それに対して、外部の人間がどうこう言うことはできない。ただし、ここでも、実際に子供が生まれた後では、子供が可愛くてたまらなくなるのが普通だから、子供が、親のこうした(出産以前の)クールな考え方に対して悲しがる必要はない。

④ 男性は子供を欲しがるか。

これは人によりけりだ。子供好きな男性というのもいるにはいるが、20代から40代までの男性の中で、自分の子供が欲しくてたまらないというのは、先にも書いた「後継ぎが欲しい」という連中を除いて、そう多くはないのではないか。つまり、この年代の男性は遊び盛り、働き盛りの年代であって、子育てより優先したいことがいくらでもあるはずなのだ。子供の可愛さがわかるのは、普通は実際に子供を持ってからであり、未婚男性で自分の子供が欲しいなどというのは異常者に属する。

⑤ 誰が子供を育てるのか。

 これも現実が示している。世の男性のほとんどは、子育てなどに協力しないのが現実だ。興味半分で赤ちゃんをあやしたり、子供と遊んだりはしても、子供のために自分が妻に代わって家事をするとか、仕事を犠牲にするとかはけっしてしないものである。つまり、子育ての犠牲はすべて妻がかぶることになる。しかも、それは共働き世帯でさえそうなのだから、女性が子供を生まなくなるのも当然だろう。ここで一つ、大きな答えが出てきた。少子化の根本原因は、働く女性が多くなったことである。働く女性にとって、仕事と子育ての両立はあまりに負担が重い。だから、子供を生まなくなるのである。つまり、少子化を食い止める一番の方法は、女性の就労を禁止することだ、という、極めて乱暴な答えである。女性の就労を促進しながら、少子化に歯止めをかけようというのは、無理な注文だということだ。現代の日本では、専業主婦への厚遇をやめよ、と言いながら、少子化を食い止めようとしている。一方の手で火をつけながら、もう一方の手で水をかけているようなものだ。しかし、仕事と子育てとどちらが楽しいかと言えば、仕事だと答える女性も多いはずだから、女性の就労を禁止するわけにもいかないだろう。(もともと、私は少子化など下らぬ問題だと思っているのだが。)

⑥ 少子化は憂慮すべき問題か。

 この答えは前の項目ですでに答えた。全然憂慮すべき問題ではない、というのがその答えだ。いったい、誰にとって憂慮すべき問題だというのか。子供を持たない夫婦は、それで良いと思っているのだから、彼らにとっての問題であるはずはない。少子化を憂慮しているのは、日本の人口が減ると日本の産業競争力が衰えると思って、日本の未来を憂える心配性の愛国者か、将来の税源を心配する官僚くらいのものだろう。子供が減って納税人口が減るのなら、税額を上げるか歳出を減らせばいいだけのことだ。また、愛国者がどのようにやきもきしようが、国が滅びる時は滅びるのであり、しかも、少子化以前に、日本など政治的に滅んでいるだろう。

⑦ 少子化を食い止める有効な方法はあるか。

 これはある。少子化を食い止める必要などまったく無いが、もしもどうしても食い止めたいなら、子供を持たない夫婦に高額の罰金を課せばいい。そうすれば、旦那が無精子症なら、奥さんは隣家の旦那さんの協力を得てでも子作りに励むだろうし、奥さんが不妊症なら、旦那さんは妾を蓄えて、子供を作るだろう。それがいやなら、子供を誘拐して自分の子供にするという手もある。もちろん、独身の男女の存在などもってのほかで、20歳に達した男女で結婚していない者は、国家が相手を決めて結婚させればいい。その相手がいやだなどとわがままを言う奴は、監獄にぶち込むのである。そうすれば、みんな大慌てで結婚するだろうし、気の早い奴は小学生のうちから子供を作るだろう。

⑧ 出産・子育てを人びとはなぜしなくなったのか。

 これは⑤の中で回答済み。もう一つ真面目に付け加えれば、人びとが、子供がいることの幸福を理解していないということがある。現代のように、親が子を殺し、子供が親を殺す殺伐としたニュースばかりが流される社会で、子供を持つことが幸福であるなどと想像もできない若者が増えても当然である。それに、たいていの若者は自分の嫌な部分をよく理解しているから、自分のような子供なら持つのは嫌だと思うだろう。だが、心配は無用である。どんな嫌な奴でも、赤ちゃんから子供の頃は天使に近い存在だったのであり、親が子供を持つ喜びは、その時期だけでも十分に満たされるのである。しかし、これは体験しないとわからないから、若夫婦は子供を持つことをためらうのである。

⑨ 政府には何ができるか。

 これも⑦で回答済み。しかし、できれば政府には、何もやらないでいただきたい。

⑩ 個人としてどうあるべきか。

 子供を持ってもいいと思えば持てばいいし、持ちたくなければ持たなければいい。子供を作るかどうかは個人的問題であり、社会が少子化少子化と騒ぐ問題ではない。


 以上、少子化問題には答えたが、補足として、少子化や高齢化に伴う日本の産業の競争力低下にどう対処するかを考えてみよう。結論的に言えば、日本が先進国になった以上、労賃の高騰は避けられないことだったし、少子高齢化も不可避である。つまり、これまでのような物作りという点では、日本は長期低落を続けるしかない。しかし、日本人には、アニメや漫画の発達に見られるような繊細なセンスがあり、それを生かして、芸術を産業として作り出す道が考えられる。そのためには、現在のような学校秀才を生産する教育システムをやめ、さまざまな分野で子供の才能の発達を促す新しい教育システムを作り出す必要がある。まあ、簡単に言えば、子供を遊び放題に遊ばせ、子供に好きなことだけやらせるというシステムである。その中から、何パーセントかの天才が現われ、同時に無数の馬鹿が生まれるというシステムだが、これはいかがだろうか? 少なくとも、成人して馬鹿となった無数の連中も、成人するまで遊び放題に遊んだのだから、悔いはないだろう。現在の教育システムでは、馬鹿も秀才も、前半生は勉強、後半生は労働だけで人生を終わるのだから、幸福な子供時代を過ごせるだけでも有意義ではないだろうか。大人が苦労して働いているのに子供だけ遊ぶのはけしからん、とか、小人閑居して不善を為す、とか言う人間は必ず出てくるが、大多数の子供が、不向きな勉強に苦しめられず、幸せに過ごせるなら、それでいいではないか。苦しむのは大人になってからで十分である。馬鹿になった無数の成人をどうするか? まあ、スイフトの顰にならって食料にでもするしかないだろう。筋張った大人を食ってうまいかどうかは問題だが。かつての農業のように単純労働にでも使えれば別だが、現代では機械の方が効率的だから、無能な人間の使い道は無い。美男美女には、また別の使い道もあるが、それは……。


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HN:
酔生夢人
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仙人
趣味:
考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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