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権力に逆らう邪魔な人間は潰される

昨夜放映された「ベストハウス123」というくだらない番組がある。普段の私なら絶対に見ない番組だが、ザッピングをしている時に、たまたまメル・ギブソンの離婚の話が出ていて、しかもその「再現ビデオ」つまり、実際の事実の記録ではなく、番組制作者が事件の事実はこうであったと、俳優などを使って再構成したビデオを見て、そのあまりにもひどい印象操作に、ここには或る政治的意図がある、と思ったのでそれについて書く。

まず、メル・ギブソンという俳優についての「ウィキペディア」の説明記事を転載し、それから彼の出演映画のうち、彼が世界支配層の逆鱗に触れた2作品を紹介する。
昨夜の「ベストハウス123」では、すべて彼の離婚した妻の視点から描かれ、妻の言い分のみを事実としていたが、もちろん、それが事実かどうかなど分かるはずはない。番組で「DVの瞬間の決定的証拠」とされるものが公開されると何度か予告が出たので、いらいらしながら待っていたら、それがなんとボイスレコーダーに録音されたメル・ギブソンの怒声にすぎない。声で「暴力の事実」が分かるとは驚きだが、何と裁判所はそれを決定的証拠として、元妻の言い分を認め、メル・ギブソンは離婚裁判で敗訴したようだ。つまり、裁判所も世界支配層から意を含められていたということだ。
メル・ギブソンのDV再現ビデオも、その妻の言い分に基づいて、メル・ギブソンに対する悪意を籠めて作ったものであり、「メル・ギブソン似」の俳優が醜悪な表情で「妻似」の俳優に罵声を浴びせ、暴力をふるう有様ばかりを描いたものである。家庭内で起こった、誰も目撃者のいない出来事を「再現」できるはずもないが、番組制作者としては、要するにメル・ギブソンという俳優への反感を視聴者の心に育てて、そういう俳優が言うことやしたことは、何一つまともに聞くには値しない、と思わせればいいのである。番組中で使われたメル・ギブソンの実際の写真も、わざと彼が変な表情をしている瞬間の写真ばかりであった。
こうした「テレビによる洗脳」は珍しいことではないが、娯楽番組の中までも洗脳が入っているために、無知で、まともな批判能力の無い人間はこうした「情報」が頭の中にどんどん入り込んで、世界支配層がB層に望む「世界像」のイメージを形成していくのである。

では、メル・ギブソンについて説明する。


・まずは、メル・ギブソンの経歴と彼に対する「いじめ」を紹介する。最後にある「メル映画界復帰は絶望。キャストが猛反対」は、明らかに誰かが糸を引いている。

(以下「ウィキペディア」から引用)

経歴
アメリカ生まれだが、父親の事業の失敗で1968年に家族でオーストラリアに移住した。11人兄弟で育つ。ジェフリー・ラッシュとは大学時代のルームメイトだという。ジュディ・デイヴィスらと共にオーストラリア国立演劇学院で学び、1979年にアクション映画『マッドマックス』の主役でスターの座をつかんだ。オーストラリア映画で活躍した後、1982年にアメリカ映画初出演。『リーサル・ウェポン』シリーズなどで人気を確たるものにした。監督業にも乗り出しており、1995年の『ブレイブハート』でアカデミー監督賞を受賞している。2004年には、私財30億円を投じてイエス・キリストの最期を描いた『パッション』を製作。作品への評価は賛否が分かれたが、興行的には空前の大ヒットなった。
しかし、2010年7月、下記の恋人に対するDV騒動によりハリウッド大手の「ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント(WME)」はメルの代理人業を辞めることを発表。メルは事実上の解雇となった。また、この影響で予定されていた『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』への出演が中止になった[1]。
歴史スペクタクルを監督する際は、あまり知られていない役者を起用し、当時使われていた言語や衣装、時代考察に徹底的にこだわって制作をすることで知られるが、そのこだわりは歴史的リアリティよりも彼の個人的なイデオロギーを表現することに注がれる。そのため、アポカリプトを製作した際は、マヤ文明の研究家や関係者から激しい非難を受けた。
私生活
熱心な純潔運動家としても知られており、避妊や妊娠中絶への反対をメディアに公言している。
1979年に看護師のロビン・ムーアと結婚し、男の子6人、女の子1人の計7人の子供がいる。2006年から別居し、2009年4月離婚。その後、2009年5月、ロシア人の歌手オクサナ・グリゴリエヴァとの間に子供ができたことが発表された。2010年7月、オクサナへの暴言・暴行を行ったとされるテープが流出し、警察がドメスティック・バイオレンス(DV)として捜査を始めた。RaderOnline.comによると、オクサナの弁護士は元妻ロビンが「メルは絶対、暴力なんて振るっていないわ。結婚の最中も別れた後もね」と7月に証言したことに対して、法廷への出廷を求めているという。また、TMZ.comによると、ロサンゼルス地方検事は、メルのドメスティックバイオレンス疑惑とグリゴリエヴァのメルへの恐喝罪をセットで調査を行なう予定[2]。
また、2006年7月28日には、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊にあるマリブの幹線道路でレクサスLS430を運転中に飲酒運転および67km/h以上の速度超過などの疑いで逮捕されている。この際に警官に対し「糞ユダヤ人ども…世界の戦争は全部ユダヤ人どものせいだ」("Fucking Jews...Jews are responsible for all the wars in the world")などと反ユダヤ的な差別発言をしたとされる(Mel Gibson DUI incidentを参照)。逮捕後、ABCのTV番組に出演し「とても恥ずかしく思う。酒が入ると、物を見るときのバランスが悪くなって、間違いを犯してしまう。もう誰かを失望させるようなことはしたくない」と公式に謝罪した。なお、ギブソンは『パッション』製作時にユダヤ団体から強烈な抗議を受けていた。
双極性障害に罹っている。
資産・金銭
2010年12月、BANG Media Internationalによると、プライバシーが足りないとの理由からコスタリカに所有している豪邸を3,500万ドル(日本円で約28億7,000万円)で売りに出した。メルが所有している500エーカー(約61万2,000坪)の土地にはスタッフが常駐しており、ベッドルームが7部屋ある母屋のほか、2ベッドルームの家が2軒ある。それぞれの建物にはプライベート・プールが完備されており、ジャングルに囲まれた土地は一部ビーチにも面しているため、バケーションには最適だったが最近はパパラッチがコスタリカまでついてくるようになったという。この土地は2007年に2,580万ドル(約21億1,560万円)で購入した土地で不動産エージェントは「当初は保養地として購入したのですが、最近ではパパラッチが追ってくるようになってしまったんです」とコメントしている。メルはこの家以外にもマリブの邸宅を1,450万ドル(約11億8,900万円)で6月に売りに出している。[3]
『パッション』に関する論議
教皇空位論を信奉する、超伝統主義カトリック教徒としても知られ、その信仰の篤さは自宅近くの丘にチャペルを建設してしまったほどである。2004年2月公開の『パッション』(日本公開は2004年5月)では、イエス・キリストの処刑までの12時間をリアルに描いた。
公開前から、ユダヤ人団体などはこの映画が人々を反ユダヤ主義的な行動に駆りたてるのではないかとの懸念を表明していた。また、ネット上でも活発な論争が行われた[4]。
イエスへの拷問シーンが緻密に描かれているため、米国公開時にはキリスト教徒の女性観客が心臓発作で死亡する事件があり、また公開阻止デモが行われた。その一方で、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が「聖書の内容に忠実だ」とコメントするなど物議を醸している。
主な作品
公開年 邦題
原題 役名 備考
1977 青春グラフィティ
Summer City スカロップ 日本未公開
1979 ティム
Tim ティム 日本未公開
マッドマックス
Mad Max マックス
1981 誓い
Gallipoli フランク
マッドマックス2
Mad Max 2: The Road Warrior マックス
1982 危険な年
The Year of Living Dangerously ガイ・ハミルトン
特別奇襲戦隊・Z
Attack Force Z ポール 日本未公開
1984 ザ・リバー
The River トム・ガーベイ
燃えつきるまで
Mrs. Soffle エド・ビドゥル
バウンティ/愛と反乱の航海
The Bounty フレッチャー・クリスチャン

1985 マッドマックス/サンダードーム
Mad Max Beyond Thunderdome マックス
1987 リーサル・ウェポン
Lethal Weapon マーティン・リッグス
1988 テキーラ・サンライズ
Tequila Sunrise マック
(デイル・マキュージック)
1989 リーサル・ウェポン2/炎の約束
Lethal Weapon 2 マーティン・リッグス
1990 ハムレット
Hamlet ハムレット
バード・オン・ワイヤー
Bird on a Wire リック
エア★アメリカ
Air America ジーン・リアック
1992 リーサル・ウェポン3
Lethal Weapon 3 マーティン・リッグス
フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白
Forever Young ダニエル
1993 顔のない天使
The Man Without a Face ジャスティン・マクロード 兼監督
1994 マーヴェリック
Maverick マーヴェリック
1995 キャスパー
Casper 本人役 カメオ出演
ポカホンタス
Pocahontas ジョン・スミス
声の出演
ブレイブハート
Braveheart ウィリアム・ウォレス
兼監督・製作
アカデミー監督賞受賞

1996 身代金
Ransom トム・ミューレン
1997 ファーザーズ・デイ
Father's Day ピアス店の男 カメオ出演
フェアリーテイル
Fairy Tale: A True Story フランシスの父 カメオ出演
陰謀のセオリー
Conspiracy Theory ジェリー・フレッチャー
1998 リーサル・ウェポン4
Lethal Weapon 4 マーティン・リッグス
1999 ペイバック
Pay Back ポーター
ザ・シンプソンズ
The Simpsons 本人役 声の出演
2000 ハート・オブ・ウーマン
What Women Want ニック・マーシャル ゴールデングローブ 賞主演男優賞ノミネート

パトリオット
The Patriot ベンジャミン・マーティン
ミリオンダラー・ホテル
The Million Dollar Hotel スキナー
チキン・ラン
Chicken Run ロッキー 声の出演
2002 ワンス・アンド・フォーエバー
We Were Soldiers ハル・ムーア 兼製作
サイン
Signs グラハム・ヘス
2003 歌う大捜査線
The Singing Detective ギボン医師 製作
2004 パッション
Passion of the Christ - 監督
2006 アポカリプト
Apocalypto - 監督
2010 復讐捜査線
Edge Of Darkness トーマス・クレイヴン
2011 The Beaver ウォルター・ブラック 日本公開未定
脚注
1. ^ メル・ギブソン、映画界復帰は絶望的!『ハングオーバー2』への出演はナシ!キャストが大反対!シネマトゥデイ 2010年10月22日
2. ^ メル・ギブソンのDV事件、泥沼劇はいよいよ佳境へシネマトゥデイ 2010年8月20日
3. ^ http://www.cinematoday.jp/page/N0029246
^ キリスト受難を描いた映画『パッション』、ウェブ上の論争も過熱WIRED NEWS 2004年3月1日


(以上引用)


・次は「パッション」という作品についての紹介だ。メル・ギブソンが「反ユダヤ主義者」と目されるようになった作品である。これとその下に転記した「陰謀のセオリー」を重ねれば、メル・ギブソンが「ユダヤ国際資本」にとって不快な存在であったことは明らかだ。

(以下「ウィキペデイア」から引用)

ヨハネ・パウロ2世も試写を視聴し、周囲から「It is as it was(全て真実)」とコメントがあったと発表されたが直ちに打ち消された。教皇の秘書は後日、「確かに教皇はそう言われたが、単なる個人的な感想をメディアがおおげさに取り上げ、その結果映画の宣伝に誇大に使われるような恐れがあっては困るので否定した」と明らかにした。
イエスへの拷問場面は凄惨であり、観客の中には心臓発作を起こして死亡した女性もいた。日本でのレイティングはPG-12であった。
メル・ギブソンは「福音書に忠実な描写」としているが、「ユダヤ人が悪魔に挑発されてイエスの処刑を求めた」シーン等は福音書に基づくものではなく、ドイツ人修道女(福者)のアンネ・カテリーネ・エメリッヒ(1744年 - 1824年、日本ではアンナ・カタリナ・エンメリックとされることが多い)の著書『キリストの御受難を幻に見て』にしかないものであるとしてドイツ司教団などから「反ユダヤ主義に基づくもの」として批判されている。2003年12月に公開が予定されていたが、批判やバッシングを恐れて公開が延期されていたという。公開後は反ユダヤ主義という批判は沈静化した。ただイエスの描写についても凄惨さについては賛否がある。ユダヤ人を悪く描いていると欧米のメディアから叩かれた為か、イエスを預言者としては認めるが神としては認めないイスラム諸国でも上映され、好意的に取り上げられた。 この映画の上映時に言われたメル・ギブソンの反ユダヤ的志向については、上映時のユダヤ系団体からのバッシングがメル・ギブソンにユダヤ人への反発心を強め、後の人種差別発言の遠因になったともいわれる主張もあるが、ウィノナ・ライダーが既に1995年の時点でメル・ギブソンとパーティー会場で会った際にメル・ギブソン本人から「オーブン・ドジャーズ」との反ユダヤ的暴言を浴びせられた事を告白している。[2][3][4]

(以上引用)

・次は「陰謀のセオリー」の内容要約である。ウィキペデイアの下記記事では作品の雰囲気が掴みづらいが、要するに、世間で言われている「陰謀論」は、荒唐無稽な空想や妄想ではなく、まったくの真実である、という趣旨の映画だ。ここに監督のリチャード・ドナーよりも、主演のメル・ギブソンの考えが入っている、というのが私の考えだ。あるいは、この作品に出てから彼は「ユダヤ陰謀論」信奉者になったのかも知れない。いずれにしても、この作品を見てから「陰謀論こそが真実である」という考えに傾いた観客は多いだろう。そういう意味で、メル・ギブソンが世界支配層に憎まれる原因の一つとなった作品かと思われる。


(以下「ウィキペディア」から引用)

ニューヨークでタクシー運転手をするジェリー・フレッチャー(メル・ギブソン)。彼は夜な夜な、乗客たちに様々な陰謀論を語り聞かせていた。だが彼は、タクシー運転手になる以前の記憶が無い。ただ一つの記憶は、司法省(Department of Justice)の官僚であるアリス・サットン(ジュリア・ロバーツ)をストーキングし、その安否を毎日確認しなければならないと言うこと。そして彼のもう一つの顔は、毎月新たな陰謀論を発明して載せるニュースレター「陰謀のセオリー」を個人で編集・発行しているということ。
ある日、その取材のために政府ナンバーの車を尾行していたジェリーだが、それがCIAのものであることを突き止めた直後に拉致され、拷問を受ける。しかしそこで注射された自白剤により、彼の奥底に眠っていた戦闘・殺人術が目覚め、重傷を負いながらも脱出に成功する。
しかし記憶は戻らない。彼はその足で司法省のアリスに会いに行くが、そこで逮捕され、病院に収容される。アリスはCIAの医師ジョナス(パトリック・スチュワート)に同行させられ、ジェリーを取り調べるため病室に向かう。しかしアリスは、ジェリーが逮捕される前に言った拷問者の特徴(ジェリーが抵抗して噛み付いた鼻の傷)がジョナスにあるのに気づく。ジェリーの機転により、同室の患者がジェリーの代わりに死ぬ。ジェリーは急変したふりをして再び病院から脱出。アリスの車に忍び込み、二人でジェリーのアパートに向かう。
そこで秘めた思いを告白しようとするジェリーだが、そこもCIAの襲撃を受ける。しかし襲撃に備えて部屋に仕掛けた発火装置と脱出口やトラップにより、二人は脱出する。そしてアリスは、ジェリーがただの異常者ではないことを知る。だがその直後、アリスは彼のストーキング行為を知って激昂し、二人は別れてしまう。
アリスはジェリーのニュースレターの読者を調べ始めるが、一人を除いて全員が不審な死を遂げていた。そして残る一人の住所に行ってみると、そこはジョナスのオフィスだった。そこで彼女はジョナスから驚くべき事実を聞かされる。アメリカ史上有名な陰謀論「MKウルトラ計画」(CIAによる洗脳の研究)が実在し、ジェリーはその被験者として殺しの訓練を受けたこと、そして彼女が司法省に入省して以来追い続けている、判事だった父の死の原因が彼であること。
オフィスに戻ったアリスの元に、ジェリーからの誘い出しの手紙が来る。ジョナスはジェリーを捕まえるため、誘いに乗るよう勧める。だがアリスを連れ出したジェリーは、巧みに車を乗り換えて追跡を撒く。その目的は、失われた記憶を取り戻すため、最も古い記憶が残る場所、サットン判事が死んだ現場へ行くことだった。
そこで彼の死の顛末を思い出そうとするジェリー。激昂するアリス。しかしジェリーは、彼を守るためにここに来たこと、ジョナスの手下が犯人であることを思い出す。そしてそこで刷り込まれた命令が、アリスを守ることであったのも。
だが二人はCIAに見つかり、ジェリーは拉致され、アリスは逃げる。生まれ育った土地で持ち前の俊足を生かし、土地勘のない狙撃手たちを撒いてアリスは逃亡する。
アリスはジェリーを救うことを決意し、同じくCIAに協力させられていたFBI捜査官、ロウリー(キルク・カザート)の協力を仰ぐ。そしてジェリーが精神病院に監禁されていることを突き止める。突入、強制捜索を行なうロウリーとFBIのチーム。だがそこでジェリーはジョナスの凶弾に倒れる。アリスは父のみならず恋人までも自分から奪った男を、怒りを込めて拳銃の全弾を撃ち込み射殺する。
しかしジェリーは生きていた。ジョナス一味の残党全員が摘発されアリスの安全が確保されるまで、FBIの計らいにより証人保護プログラムを使って死を偽装し隠れることになる。彼の願望「彼女を遠くから見守る守護天使になりたい」は、一連の事件前よりももっと完全な形で実現することになるのだった。

(以上引用)


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