「山谷えり子領土問題担当相は28日の記者会見で、島根県・竹島や沖縄県・尖閣諸島について日本が戦前から統治していた根拠を示す資料約200点をデータベース化し、内閣官房のホームページで同日から閲覧できるようにしたと発表した。」

「韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、米国の慎重論を押し切るかたちで、中国が9月3日に北京で行う「抗日戦争勝利70周年記念行事」の軍事パレードを参観することを決めた。欧米諸国や日本が、中国の軍拡路線や人権侵害を警戒・問題視するなか、自由主義諸国では突出した対応であり、同盟国・米国の顔に泥を塗る行為といえ、逆鱗にふれた可能性もある。」


なぜ、日本の領土が常に問題化するのかというと、日本の外交権、防衛権など国家にかかわる主権が、連合国に管理監督されているからであって、戦後、日本がポツダム宣言、サンフランシスコ講和条約、日米安保条約などを全面的に受け入れ、批准している以上、国際秩序に従って、粛々と、連合国の命令に従うしかないのであって、逆に、その命令に反することは許されず、その連合国の主体が米国であって、とどのつまり、日本は米国の命令がいかに理不尽で国民の利益に反するものであっても、粛々と、その理不尽な命令に従うしかないのであって、その米国が、日本及び周辺国家と常に軋轢を生み、常に摩擦を生み、ギクシャクとして関係であることを望み、むしろ、そうあるべきだと常日頃考えている以上、日本周辺国家は常に邪悪な集団と化するしかない。



例えば、北方領土はロシアとの国境であって、日本は常に国境周辺において、ロシアと軋轢を生んでいただく必要がある。

なぜなら、米国の国益からすれば、日本とロシアが平和条約を結び友好関係になってもらっては具合が悪いからだ。

だから、日本の世論は、常にロシアに懐疑的でなければならないし、むしろ、憎しみを持っていただく必要がある。

つまり、日本から見て、ロシア人は何を考えているやらわからない、「ロスケ」である必要がある。



例えば、尖閣諸島周辺は日本の領土だが、その周辺に膨大なエネルギー資源が眠っているということになったとたん、中国が介入し、領土領有権を主張していただく必要がある。

そうすれば、常に尖閣諸島周辺は日本と中国の永遠なる軋轢の場となるからだ。

そもそも、尖閣諸島に膨大な資源が眠っていると大きく報道したのは、ほかならぬ国連(連合国)なのだ。

なぜ、日本の領土問題になりかねない大問題を国連(連合国)が口を挟んだのか。

それは、米国の意志がそこにあるからだ。



例えば、竹島問題がなぜ存在するのか。

それはCIAエージェントであった李承晩が、わざわざ日本の領土問題に間違いなくなってしまう竹島をボーダーに引き入れ勝手に韓国の領有と宣言したからだ。

そもそも韓国は米軍が日本の領土である朝鮮半島の反日の拠点として造作したものであって、常に日本の厄介なる反日隣国であり続けるために建国した悪の拠点なのだ。

だから、当然ながら、韓国は世界一の反日の悪の拠点でなければ存在意義がない。

そこには、建国主である米国の意志があるのだ。



例えば、なぜ北朝鮮は邪悪なのか。

北朝鮮は、日本の領土である朝鮮半島に旧ソ連軍によって造作された悪の拠点なのだ。

当然ながら、反日の悪の拠点でなければならず、米軍が造作した悪の反日拠点である韓国とも常に軋轢を生む邪悪な存在である必要がある。

なぜ、CIA管理下の小泉政権時に降って湧いたように拉致問題が浮上したのかというと、そもそも拉致問題が実際にあったのかどうかの問題自体も怪しいが、あったとしても犯人は北朝鮮である可能性は低いだろう。

では、誰が拉致事件を引き起こしたのか。

北朝鮮が巨悪の枢軸でなければならないと望んでいる主。

それこそが拉致問題の犯人像だ。

だが、それはこの際大した問題ではない。

一番の問題は、北朝鮮が今後も巨悪の根源であり続けなければならないということだ。



このような国際的謀略の元で世界の秩序は存在する。

その秩序を操る本尊は、決して、平和は望んでいない。

だから、続々と厄介な問題が世界中に山積するのであって、日本国境で紛争が絶えないのであって、世界中に紛争地帯が存在し続け、そこでは営々と戦争が続発することになるワケなのだ。