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「梅ちゃん先生」を見るためならNHK料金も払う

ブログ中断前は、毎日のように更新しなければならないという強迫観念めいたものがあって、負担感が少しあった。趣味で始めたブログに負担感があるのでは、本末転倒だろう、ということで、再開後はなるべく気楽にやるつもりでいる。
ブログ内容も気楽な、趣味的なものを書きたいと思っているのだが、ついつい重い社会的問題についての感想などを書いてしまうのは、根が真面目だからだろう。まあ、軽い記事は「アンファニズム」あたりに書いているので、私という人間の子供っぽい部分はそこで発散しているからいいわけだ。

さて、今日はNHKの朝ドラの話をしよう。
大評判だった「カーネーション」の後を受けて始まった「梅ちゃん先生」は一向に評判にならないのだが、これは近来出色の出来ではないかと私は思っている。毎日ただで見ていては済まないので、私はこれまで不払い方針だったNHK料金を払い始めたくらいだ。しかしこのドラマが人気にも評判にもならないのは、多分主人公の梅子があまりに「いい子」すぎて女性受けしないのだろう。
女性は自己中でわがままな女主人公が好きなものだ。松田聖子やダイアナ妃が女性に好まれるのは、自分もそう生きたいという願望を代行しているからだろう。梅子のような「いい子」は男にとって都合のいい女として嫌われるわけだ。「カーネーション」は数回しか見ていないが、あれも女性受けするタイプの主人公だったようだ。
で、「梅ちゃん先生」というドラマは、実に気持ちのいいドラマである。一日が始まる朝からドロドロの不倫劇など見たがるのは女性くらいであって、男は爽やかなドラマを見たいものだ。「梅ちゃん先生」は爽やかで楽しいドラマであり、朝ドラとしては最高だろう。昔の、「おハナはん」という朝ドラ(表記は不明。「お花はん」か?)に近いのではないか。あの頃はそういう朝ドラが好まれたのだが、多分、これから世間の嗜好がそういう方向に回帰していく気がする。だから、「梅ちゃん先生」スタッフは気長に構えて、今の方向を見失わないように作っていってもらいたいものである。

蛇足だが、タイトル画面のジオラマの中で、よく見ると焼鳥屋か何かの前に朝も昼も夜も同じ猫がずっといるようだ。そういう細部も面白い。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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