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運命の女神はいい加減な男が大好き

今日はただの雑談。
世間は金環蝕(ってこういう字だったかな? ワードの辞書では一発で出てこない。まあ、ワードは毛唐の作品だから日本人の使い勝手などまったく考慮していないのだが)でかしがましいが、私? もちろん見ましたよ。しかも家の玄関という特等席から。一階が駐車場で、二階が玄関というよくあるタイプの安建築だから玄関から空が見やすい。しかも東方向は特に見やすいので、特等席(今、この字を出すのに、最初は一発で出たのに、二度目は出てこないというのもワードの素晴らしさだ。馬鹿じゃないの?)なのである。
150年に一度だとか、数百年に一度だとかいう金官職(いや、まあ、官職は金になるだろうけど、それを言っちゃあおしまいでしょう、ワード君)、じゃない、金環蝕と言うのだから、へそ曲がりの私でも見ますよ。私に輪をかけてへそ曲がりの娘は金環蝕の間、それを無視して悠々と朝風呂に入っていたが。
でまあ、世紀の天体ショーを見たわけだが、まあ、あらかじめ与えられていた情報通りだね、というわけで、現代人は実物を見る前からその物事についての情報を膨大に与えられているので、実物に触れた感動など、それほど無いのである。
ついでに言うと、観察用メガネなど買ってません。サングラスを重ねれば、まあそれほど目は痛めないし、特にピーク時にはうまい具合に薄雲がかかっていて、裸眼でもはっきり観察できたのだ。
その一方、最適観察地点を求めてはるばる遠征した人、道具を揃えて待っていた人の中には、気象状況が悪くて観察できなかった人も多いようだ。
世の中はそんなものである。だいたいにおいて、準備万端整えてやろうとすると空振りになることが多いというのが私が長年生きて得た人生知の一つだ。

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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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