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万物は照応す

新しい「in deep」の最初の記事に載っていた海外記事だが、in deep氏(オカ氏)も言うように、どうも怪しげなところの多い話ではある。まあ、最後に載っている

ブロウシュコフ博士は、このバクテリアのヒト血液細胞への適用のさらなる研究をおこなうために、助成金を申請しているという。


がすべてを語っている、という気もする(笑)が、世の中には「嘘から出た真」ということもある。少なくとも、この記事の中には、今後の科学が目指すべき方向についてのヒントが幾つも出ていて、それだけでも貴重だ。ただし、「不老不死」は、その中でも一番疑わしいもので、あまりそれには拘らないほうがいいかと思う。
何しろ、氷や琥珀の中で350万年生き延びたバクテリアだかウィルス(バチルス)だかならば、その外部でも350万年生きていただろう。それがなぜ今まで知られていなかったのか。まあ、「酸素にさらされなかったから生きられた」という説も考えられるが、それなら、それを酸素内の環境で活用できるのかどうか。
それはともかく、私が興味を持ったことの一つは、このウィルス(バクテリア)が石油を分解する、と書かれた部分で、


もう一つの可能性として、バクテリアを与えた生物を水に返すことで、「石油の分子を破壊することができる生物」を開発できるかもしれないと科学者たちは述べる。


これは、海に流出した石油などを、新しい生物によって、短時間で除去する新しいシステムの構築を意味する。この古代のバクテリアの株は、セルロース分子を除去することが可能なのだ。


と書かれていることだ。「あっ、石油分子とセルロース分子は同じなのか」と思ったのである。そうなのかどうか、私には分からないが、石油は太古の生物の屍骸が地中の高温高圧の環境化で変化したものだ、というのが一般的な理解だと思う。その生物とは植物(植物プランクトンだとも言う。それだとセルロースは含まれているのかどうかは私には分からない。)がほとんどであるならば、石油と植物はどちらもセルロース分子を基本としているいうのもおかしくはないだろう。
逆に言えば、植物(作物の不要部分や雑草や雑木)を高温高圧で処理すれば石油に変えることも可能だ、ということだろう。いや、実際、それは可能だ、とどこかで聞いた気もする。ただ、それに要する費用とそれで作れる石油との採算が合わない、というだけのことではないか。
石油の利点は、言うまでもなく、それが液体である、という点だ。それによって、輸送機関などでの利用が容易になる。植物から石油を作るという技術は、たとえばそれに要するエネルギーを太陽熱、あるいは太陽光などの「基本的にタダの」エネルギーにすることで得れば、「太陽→植物生成→石油」というサイクルでほぼ永遠に石油が使えるのではないか。まあ、太陽熱や太陽光の発電を自動車などでも利用できるようにすれば、それでもいいのだが。
なお、人間の体にも繊維(セルロース)が発生することもあると近しい医者から聞いたことがある。動物と植物は、発生的にまったく無関係のものではないようだ。



(以下引用)


Russian scientists make progress on secret of eternal life
Siberian Times 2015.09.16

ロシア人科学者たちが「永遠の命」の秘密を進展させている

永久凍土で見つかった「 350万歳」のバクテリアが、老いた雌マウスに繁殖させることを可能にしたという「科学的衝撃」


 


科学者たちは、古代の永久凍土から発見されたバクテリアの DNA を解析し、現在、その異常に長い寿命を提供する遺伝子を理解しようとしている。


そのバクテリアは、バチルスF( Bacillus F )と名づけられている。


 


バチルスF


inside_bacteria_gram


 


この研究では、生きている生物に、これまで説明不能だった影響を与えることについても同時に調べられている。


具体的には、ヒトの血液細胞、マウス、ショウジョウバエ、そして、作物に適用することで、細胞を活性化し、寿命を延ばす研究が含まれているのだ。


チュメニ科学センター( Tyumen Scientific Centre )の主任研究員であるセルゲイ・ペトロフ教授( Professor Sergey Petrov )は以下のように述べる。


「これらすべての実験で、バチルスFは成長を刺激し、免疫システムを強化しました。そして、ヒトの赤血球と白血球に対しての実験に関しても、非常に良い結果が得られたのです」


このバクテリアは 2009年に、シベリアのサハ共和国にあるマンモス・マウンテンと呼ばれる場所の永久凍土で、モスクワ大学 凍結地質学( Geocryology )の学部長教授であるアナトリ・ブロウシュコフ博士( Dr Anatoli Brouchkov )によって発見された。


同様のバクテリアは、シベリアの科学者、ウラジミール・レーピン( Vladimir Repin )氏によっても発見されている。レーピン氏は、このバクテリアを、永久凍土の中のマンモスの脳の中から発見した。


ブロウシュコフ博士は以下のように語る。


「私たちは、マウスやショウジョウバエの多くの実験を行ないました。そして、私たちは、このバクテリアの、彼らに対しての、寿命と生殖能力への持続的な影響を見出したのです」


「しかし、なぜ、このバクテリアがそのように機能するのかについては、正確にはまだわかっていないのです。とはいっても、作用のメカニズムはわからなくとも、その影響は現実であることは実験が示しています」


ヤクーツクの疫学の専門家ヴィクトル・チェルニャブスキー博士( Dr Viktor Chernyavsky )は、この発見を称して、「科学的な衝撃」、そして、「不老不死への手がかり」として、以下のように述べた。


「このバクテリアは、実験動物の免疫状態を活性化し、その生命の全体に生物学的に活性させる物質を提供するのです。その結果、年老いたおばあちゃんマウスが、忙しく動き始め、そして何と、再び繁殖を始めたのです」


 


inside_mice_1


 


「同じ物質を人間に与えた場合、それはその人の健康に有意な改善を引き起こす可能性があり、これは『永遠の命』への手がかりにつながる発見かもしれません」


現在、永久凍土で見つかった三つの異なる株のバクテリアで、生物の生命の若返りについて研究が続けられている。


もう一つの可能性として、バクテリアを与えた生物を水に返すことで、「石油の分子を破壊することができる生物」を開発できるかもしれないと科学者たちは述べる。


これは、海に流出した石油などを、新しい生物によって、短時間で除去する新しいシステムの構築を意味する。この古代のバクテリアの株は、セルロース分子を除去することが可能なのだ。


ブロウシュコフ博士は、シベリアン・タイムズ紙に以下のように語った。


「より重要なこととして、私たちはすでにこのバクテリア、バチルスFの DNA の解析を完了しているということなのです。私たちは、遺伝子の順序を完全に復元したのです」


「この DNA の研究に関しては、数年間、継続的に続けられたものでしたが、昨年末で完了しました」


「そして今、私たちは、最も複雑な課題に直面しています。それは、長寿を提供している遺伝子を見つけるための試みです。どこかのタンパク質が DNA を損傷から保護しているのですが、それを特定したいのです」


「私たちは、このバクテリアの、ゲノムの保護の仕組み、遺伝子の機能を理解したいのです」


「重要な問題は、このバクテリアの、活力と長寿を提供しているものが何なのかを突き止めることです。しかし、たとえば、人間のガンに対しての遺伝子の反応が、非常に複雑で巨大なメカニズムであるように、このバクテリアの仕組みもまた同じように複雑なのです」


この遺伝子の特定の研究は技術的に困難を伴う、と博士は言った。


博士は、このバクテリアが、シベリア永久凍土の下に何百万年も生存していたことも明らかにした。


「バクテリアの正確な年齢を述べるために、私たちは永久凍土の岩の年月を調べる必要がありましたが、これがそう簡単ではありません」と博士は述べる。


「何しろ、永久凍土の年代を正確に測定する方法は、現在でもないのです。しかし、私たちには、それがかなり古いことを信じる固い理由があるのです」


「東シベリアは、今でも暖かい場所ではないですが、350万年前も寒かった場所でした。そして、それは現在とほぼ同じ気温モードだったと思われます。そのことから、私たちは、この永久凍土が 350万年前に形成されたと確信しています」


「このバクテリアは、外の世界から隔離され、氷の中に閉じ込められていたので、私たちは、このバクテリアが、そのような長い時間、永久凍土の中に保持されていたと確信していいるのです。しかし、私たちは、なお、そのことを証明するために取り組んでいます」


このバクテリアは、他の極限環境でも発見されていることを博士は述べる。


「このバクテリアは、琥珀の中でも発見されており、また、岩塩の中でも発見されていますが、この岩塩が生成されたのは5億年前と考えられているのです。そのようなものの中にこのバクテリアがいたのです」


そして、博士は以下のように主張した。


「永遠の命を持つバクテリア、そして、不死の生き物は、この世界に存在します。彼らは、その遺伝子を自分自身を守ることができるメカニズムを持ち、それによって、彼らは死ぬことができないのです。私たち人間は、細胞の損傷を自ら守ることはできませんが、これらのバクテリアの細胞は、自分自身を保護することができるのです」


「この、老化からの細胞の保護のメカニズムを見つけ出すことは素晴らしいことだと考えています。そして、私たち自身が、細胞の損傷と老化と戦うために、それらを使用するのです」


「老化は人類の大きな謎ですが、私たちはそれを解決するために研究し続けなければならないのです。そして今、私たちは、古代のバクテリアから、その鍵を見いだせるかもしれないのです」


同時に、博士は、この発見の重要性について、説得力のある説明が必要があることを認めている。


「それについての議論は続いています。このバクテリアが本当は古いものではないと考える懐疑論者もたくさんいます」


「私たちの研究は世界的に始まったばかりです。最初の科学的な研究は、約 10年前に登場し、それが研究の第一段階でした。私たちは、この人間の不老不死の研究を、より多くの人が始める必要があると考えていますが、現時点では私たちのような研究をしている科学者は多くありません」


研究は、西シベリアのチュメニで進行している。


これまで、博士は、このバクテリアを、カイアシ類、マウス、作物やヒト血液細胞に対しての実験を行ったという。


博士は述べる。


「これらのすべての実験で、パチルスFは成長を刺激し、免疫システムを強化しました。ヒト赤血球と白血球への実験もまた非常に希望的なものでした」


「今、私たちは作物を用いた実験に焦点を当てています。このバクテリアは、作物の成長を刺激し、生産性を向上させます。今年は、実験室での研究を完了し、屋外での試験に移行しました」


「種を、このバクテリアの培養物を含む溶液に入れてから蒔くのですが、研究室では、非常に良い結果を得ました。このバクテリアは、作物の成長を刺激し、また、霜への抵抗力を増加させます。また、この種は、温度 5℃でも発芽したのです。このように、霜に強く、低い気温で発芽する作物は、私たちのシベリアのような苛酷な環境では非常に重要です」


 


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また、博士が明らかにしたところでは、このバクテリアは、光合成を促進させるという。


「これは、日照の少ないシベリア北部地域などでは、非常に重要なことです。現時点では、確かに、この作物に対しての代謝作用のメカニズムを正確に説明することはできません。なので、このバクテリアの影響を理解するための生化学的研究を続けているのです。そして、研究室での実験では、このバクテリアの植物成長促進作用は非常に有望だと思っています」


ブロウシュコフ博士は、このバクテリアのヒト血液細胞への適用のさらなる研究をおこなうために、助成金を申請しているという。

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砂漠に水をやる行為

私も馬鹿な発言をして後悔することは何度もあったから、あまり他人の発言の揚げ足取りはしたくはないが、「砂漠に水をやるような理解力」という言い方はいかがなものか。
なぜ「砂漠」なのか。これでは「水を撒いても無駄だった」という印象にならないか。砂漠という広大なものを持ってきたのは、それだけ梶田さんのキャパシティの大きさを言いたかったのだろうが、「砂漠に水をやる」となると、無益、徒労の印象を私は受けてしまう。
まあ、言った人は英語教師だから。www
そもそも、「砂漠に水をやる」のは教える側の行為であり、「教えを受ける側」の行為ではない。つまり、「砂漠に水をやる」と「理解(力)」は「主体が違う」から、そのままつないではいけない。「水を撒いた砂漠のような理解力(吸収力)」ならまだ文法としてはいいが、実は「吸収力」と「理解力」も別であって、理解しなくても吸収(暗記)する人間が学校秀才になることも多いのはご存知の通りである。
英語教師にこそ国語力が無いと、習う生徒の日本語が変なものになりかねない。小学校から英語を習わせるという今の政府方針でどんな日本人が出来上がるやら、見ものである。まあ、ほとんどの子供に対して「砂漠に水をやる」ようなことになるだろう、と今から予言しておく。つまり、習うそばから蒸発www


(以下引用)

梶田さんノーベル賞 「砂漠に水をやるような理解力だった」中学校恩師が振り返る

産経新聞 10月6日(火)19時44分配信

 ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんが昭和49年に卒業した埼玉県東松山市立南中学校で、3年時の担任だった元英語教諭、榎本敏夫さん(66)=同市=は開口一番、「獲りましたねぇ」と喜びをあらわにした。

 中学校時代の梶田さんは「色が白くて背が小さく、一見すると頼りない感じだった」(榎本さん)が、理解力は抜群だった。「砂漠に水をまくように、何事も1回で覚えてしまう」

 梶田さんと最後に会ったのは3、4年前の中学の同窓会。「『ノーベル賞、どうだ?』と聞いたら『関係ないですから』とさらりと言っていた」という。榎本さんは今春、教員を引退。「引退後の楽しみは、彼がノーベル賞をいつ獲るかだけだった。やっとこの日が来たね」と相好を崩した。


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「めぞん一刻」実写版配役を考える

HULUで最近見ているうちの一つが昔のアニメの「めぞん一刻」(先に「メゾン一刻」とうっかり書いてしまったが、訂正する。まあ、私の注意力や記憶力はこんなものだ。)で、それを実写テレビドラマ化するなら、今の俳優ならそれぞれ誰が適役かな、と考えてみた。
まず、主人公の五代勇作(字はすべて適当である。)(追記:正しくは「裕作」のようだ。)は、神木龍之介だろう。これは動かしがたい。誰からも反感を持たれにくい俳優だと思う。そして、情けない役柄が似合いそうだ。浪人生から大学生という役も合っている。
五代の恋のライバル、三鷹は阿部寛。原作より年齢が少し高めになるが、いい男で、これも時々情けない奴という役柄が似合いそうだ。
一刻館の住人で難しいのが四谷だが、これは堺雅人しか役者はいないのではないか。お笑い界から、オードリーの春日あたりを持ってくることも考えたが、そう悪くない顔で大変人と言えば、堺雅人の役だろう。
アケミさんも難しい。一刻館内ではほとんどがネグリジェと下着姿でうろうろする、お色気キャラだが、性格は一筋縄ではいかない深みもある。まあ、お色気優先で檀蜜あたりか。もっとも、テレビでどこまでアケミのセミヌードが可能かどうか。
一之瀬さんは、年中酔っ払って騒いでばかりいるキャラで、詮索好きでトラブルメーカーでもある。あまり売れていない中年女性俳優を抜擢してもいいか。逆に、こういうところに大御所を使うのも面白い。一刻館の住人の中でも、視聴者の反感を買いやすい役柄だから、(四谷はミステリアスなところや、ナンセンスな行動のかもし出すユーモアで、アケミはお色気で反感が薄められる。一之瀬は、外見は普通の、はた迷惑なオバサンだから、嫌われそうだ。)演じる俳優は覚悟が必要である。この役で好感を得られるなら、優れた俳優だろう。少し昔なら、市原悦子あたりか。今は、誰がいるだろう。
七尾こずえは、まあ、若くてほどほどに可愛ければ誰でもいい。チャッカリ屋、という感じが出せればいいが、それでいて可愛く感じさせねばならないから、もともと一般的な好感度の高い、若手女優がいいだろう。と言っても、そんなの、誰がいるのか。まあ、一般的好感度は別として、足立梨花とかいう若手女優あたり、チャッカリ屋の感じはある。細身でスタイルが良すぎるところがキャラに合わないが、雰囲気は十分だろう。北野きいあたりもいいかもしれない。
さて、一番の難題の「管理人さん」音無響子だ。
これは、ぱっと見はもちろん端正な美人で、実は性格はどことなく抜けていて、正義感が強く、常識人で、センチメンタルで、やきもち焼きで、女性的な虚栄心や打算もあるという、なかなか難しい役だ。昔の実写ドラマ化では斉藤由貴とか石原真理子がやったと思うが、どちらもあまり合わないのではないか。石原真理子はビジュアルは悪くないが、視聴者に好感をもたれるタイプではない気がする。つまり、「抜けた感じ」が足りないのである。それは愛嬌に欠ける、ということだ。
そういう「抜けた感じ」があるのは綾瀬はるか(字はどう書くか知らない)が一番か、と思うが、ほかにいい女優がいるかもしれない。年齢ももう少し若い女優がいい。
昔の吉永小百合とか、島田陽子あたりが適役かな、と思うが、今の俳優なら誰がそういう雰囲気だろうか。
思い切って、正統派美少女(もはや少女でもないが)で、陰気そのものの橋本愛を大改造して、コメディエンヌ(喜劇女優)として使ってみてはどうか。「あまちゃん」でまさに陰性の役を演じて、その呪いのためか、女優としてダークサイドに転落した感のある橋本愛だが、逆に、コメデイに挑戦させるのも面白いだろう。登場時の見かけは陰のある美女だった音無響子と、ビジュアル的には合わないこともない。ついでに同じく「あまちゃん」の能年玲奈もその後鳴かず飛ばずだから、彼女を七尾こずえ役にするのも面白い。
とまあ、妄想してみたわけである。





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立派な人が感心できない行為をすることもある

松本清張の「清張日記」の中に、玄宗皇帝と僖宗皇帝(徽宗皇帝とは別)が、反乱を逃れて蜀に行き、そこに雌伏してやがて再起を果たした、という記述があり、その原因は「蜀の桟道」にあった、ということが書かれていて、そこで、おや、と思ったのが諸葛孔明の「天下三分の計」である。うろ覚えだが、たしか、孔明が劉備に蜀を根拠地にすることを勧めた理由の一つが、蜀は防御がしやすい、という点にあったのではなかったか。つまり、「蜀の桟道」は軍隊が通りにくい険難である、ということだ。ということは、蜀に引っ込んで守りを固めてさえいれば、蜀の国は長く安泰だったのではないか。
ならば、孔明が幼主を説得して、魏との戦いに打って出ることを決意させたのは、これは亡国のふるまいではなかっただろうか。孔明ファンは多いから、こういうことを言う人はあまりいないようだが、現実に魏との戦いで疲弊した蜀は三国のうちで一番最初に滅んだはずだ。
そして、その原因を作ったのは、まさに孔明その人だ、と言えるのではないだろうか。
つまり、国の存亡よりも、孔明は自分の感情を優先するという、軍師としては最悪の行為をしたのではないか、というのが、私が言いたいことだ。その感情とは、「軍師としての名誉」「青史に名を残したい」という野望ではなかったか、と私は疑っている。もちろん、「出師の表」で言われたのは、先主劉備の恩義に報いるため、という名目だが、それをそのままに受け取っていいものか。何しろ、蜀が守るに易く、攻めるに難い地形に守られていて、そこを出さえしなければ国は安泰である可能性が高いことは十分に彼には分かっていたはずなのだから。
国の存亡よりも彼には優先したいものがあった、としか思えない。それが劉備の恩義に報いることだ、というのは立派に聞こえるが、果たしてそれは真実だったのだろうか。

立派な人が感心できない行為をすることもあるが、世間はそれを(彼の言葉だけを)善意に受け取って彼を許してしまう、ということがありそうだ。





(以下引用)




諸葛孔明の「出師表(前出師表)」の原文と書き下し文です  
 http://blogs.yahoo.co.jp/syou_gensai/65535637.html 
 
 
 
●現代語訳
 
陛下の家臣である私(わたくし)、亮(りょう)が申し上げます。
 
先の帝(劉備)は、この国の基礎を作り始められてから、
その事業の半分も行えないままに完成の途中でお隠れになって
(亡くなって)、
 
今の天下は三つの国に分かれて、この益州(えきしゅう)の地は
疲れ果ててしまい、これは本当に危急存亡の時なのです。
 
そんな中でも陛下(劉禅)の護衛をしている兵士たちは
怠慢の気持ちを起こすことなく、心のこもった志を抱く役人たちは
外部の務めをこなしているのは、
 
つまりは先の帝に特別の礼でもてなされたことを思い慕って、
その御恩を子の陛下に報いようと思っているからなのです。
 
陛下はそのお心を広く開かれるご様子は、偉大なる先の帝の残された
徳により行われれば宜(よろ)しいと存じます。
 
わが国に尽くそうという志のある人々の心を広めて、
むやみとその相手の人格や能力によって、
昔のたとえを引用して主君と家臣の筋道をなくしてしまい、
それによって家臣たちが真心を持って陛下を諫める道を
ふさがないようにしていただきたいのです。
 
宮廷の中と役所の中の者たちが、ともに一体となって、
功績による官位の上昇や、罰による官位の下降、
人物の善し悪しの判断については、
人によって異なる点があってはならないのです。
 
もし悪事を行って法律を犯し、それによって真心によって
善行をしたのだということになれば、役人に任じてその刑罰と功績による
褒美を与えることについて判断をさせるときには、
 
陛下の公平で明らかな道理をはっきりとさせることによって
判断をさせるのが宜しいでしょう。
 
そのときには特定の人をえこひいきしたりして、
国内・国外の法を曲げないようにしなければなりません。
 
陛下に政務のことを申し上げる侍中(じちゅう)や役所の次官(じかん)
である侍郞(じろう)の郭攸之(かくゆうし)や、費?(ひい)や、
董允(とういん)らは、彼らは皆な善良で実直であり、
その志は真心があって素直であり、
 
そのことを見抜かれた先の帝によって多くの者たちから選び出されて、
そして陛下のために残されたのです。
 
私めは彼等に任じて宮中の仕事をすすめていき、
仕事の大小に関わることなく、すべて彼等に相談をして
その後に実施することで、必ずよく手落ちとなっている部分を
助けて補って、利益になるところが大きいのです。
 
将軍の向寵(こうちょう)は、性質と行いは穏やかで公平であり、
軍事に関する道理に通じており、以前、彼を試みて用いてみると、
先の帝は彼を賞賛して能力のある人と仰せられました。
 
このことによって多くの人の相談によって彼を軍の指揮官としました。
私めは彼に軍事上のことを任せて、すべてを彼に相談することによって、
必ずよく部隊をうち解けさせて、その個々人の能力にあった役割を
与えていきました。
 
才能や仁徳にすぐれた家臣に親しんで、
人格の劣ったくだらない者たちを遠ざけるのは、
これは初期の漢の国の盛んになって栄える理由なのです。
 
一方で人格の劣ったくだらない者たちに親しんで、
才能や人格にすぐれた家臣たちを遠ざけるのは、
これは漢の国の末期に、勢力が衰えてしまった理由なのです。
 
先の帝がご存命の時、常に私めとこの事を議論なされまして、
どの日も後漢の国家を衰えさせた桓帝(かんてい)と霊帝(れいてい)の
時代を嘆いておりました。
 
侍中(じちゅう)や、中央官庁の長官である尚書(しょうしょ)や、
宰相である私の次官である長史(ちょうし)や、
軍の相談に当たる役人の参軍(さんぐん)の者たちは、
 
彼等はすべて志がまっすぐですぐれており、
大義のためには命を惜しまない家臣たちであります。
 
陛下にはどうか彼等と親しまれて信頼なさって、
それによって漢の王室が栄えることを、
日々はかりごとをめぐらしながら待たれることを願います。
 
私めは元々庶民の身分で、南陽という土地で自分で田畑を耕すことに
よって、何とかこの命を乱世のなかで天寿を全うさせることだけを
望んで、有名になって君主にまで出世をすることを
求めることはなかったのです。
 
先の帝は私を下品な田舎ものとして取り扱うことをなさらず、
むやみとご自身をへりくだって来訪を重ねられ、
三度も私を私の粗末な草葺きの庵(いおり)の中を振り返られて、
私に今の世の中のことを相談なされました。
 
このことによりまして私めは感激し、
ついには先の帝のために駆け回って尽くすことを許されました。
 
後には国家の滅亡に遭遇し、任務を軍が敗れる時期に受けて、
災難に遭う時にご命令を謹んで受けて、
その頃から今まで二十一年になります。
 
先の帝は私めの行いが慎み深いことを知られて、
それによりまして先の帝がお亡くなりになるときに、
私めに国家の重大な仕事を任せられました。
 
私めはそのご命令を受けて以来、朝早くから夜遅くまで、
思い悩んでため息をつき、人に頼むことによって
成果を出すことが出来ないことで、
先の帝の道理の明るさを傷つけてしまうのを恐れておりました。
 
そこで五月に瀘水(ろすい)という川を渡って、
作物が十分に育たない土地の中へと深く入っていきました。
 
現在は南方はすでに平定されて、武器とよろいかぶとは
すでに十分にそろっておりますので、
今こそ大軍を統率して北にある天下の中央部である
中原(ちゅうげん)を平定して、
 
家臣たちは皆でその鈍い才能を尽くして、悪者たちを払い除いて、
漢の王室を元通りに復興し、昔の都に戻すのがよいのです。
 
もしその功績が上がらなければ、私の罪をきめて、
そして先の帝の御霊(みたま)に報告します。
 
もし民衆に恩恵を施す言葉がなければ、
それならば郭攸之(かくゆうし)や、費?(ひい)や、董允(とういん)らの
過ちを責めて、そして彼等の怠慢を明らかに致します。
 
陛下もまたご自身で調べられて、そして臣下に意見を求めて相談して
正しい方向へ導き、良い言葉を聞き入れて、
深く先の帝のご臨終の時のお言葉を思い出していただきたいのです。
 
私めは陛下の御恩を受けて感激をこらえることができません。
 
今、私めは任務を受けて陛下の元を遠く離れるにあたり、
私の心意を申し上げることで涙を流し、
何を言うべきかわからないほどです。
 
 

ベストアンサー以外の回答

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    2011/12/2203:15:45



    戦争は
    「いかに敵より多くの兵を維持・運用できるか」
    極論すればコレですので、質問者様の仰るとおり、そこさえ解決すれば魏を叩けます。

    ただ難点は他の回答者様も言うとおり、蜀の桟道ですね。
    守り安い地形は打って出にくい地形でもあります。
    蜀の補給難はまずここの解決からでしょう。
    また、孔明の指揮能力はさて置いて、実際は魏の方が人材の層は厚いです。
    蜀は本来成都で業務を行っているべき内政官まで総動員して遠征しているのを見ても分かると思います。

    加えて魏の統治は安定していますから、漢の劉邦の様に次々と味方を増やしつつ進撃できるわけでもありません。
    ですので、非常な困難が予想されます。
    戦争で不利、と言う事は多くの場合複合的な要因がありますので。


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    ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウイズ・ダイヤモンド

    一応断っておくが、この話は冗談か「ガセネタ」のようだ。まあ、安倍を政界追放するためなら、悪魔に魂を売って嘘記事を書いても転載してもいいかな、とは思うが、ここは良心に従って、冒頭部分だけ読むのではなく、最後の「のら太」氏のコメントまで読むことをお勧めする。
    しかし、大麻栽培がしかるべき手続きを取れば合法である、なんてまったく知らなかった。それでは、これまで大麻栽培で逮捕されてきた人たちは真の意味で犯罪者と言えるのか。同じ行為でも政府が認めれば犯罪ではない、政府が認めなければ犯罪、というのはおかしくないか。そもそも法律がおかしいのではないか、ということだ。
    「のら太」氏によれば大麻には種類があって、栽培が合法なのは麻薬性の無いものだ、とかいうような話だが、それは本当なのか。どうも、その言葉自体が胡散臭い気もするが、まあ、気が向いたらそのうち自分で調べてみるかもしれない。
    しかし、昭恵さん、麻畑(大麻畑?)で、なかなかいい笑顔です。安倍総理も、政界引退して、毎日大麻でも吸ってくらしたらどうか。

    なお、タイトルはビートルズの曲の一つで、麻薬の幻覚を歌ったものと噂され、頭文字を取ると「LSD」になるとか。大麻畑の昭恵さんを歌った曲を布袋くんに作ってもらえないだろうか。なお、芸能人の大半(特に、枕営業要員と、仕事はしないがなぜか芸歴の古い連中)とその家族や友人は麻薬常習者だ、と私は思っている。


    (以下「ネットゲリラ」から引用)

    安倍晋三がマリファナ栽培

    | コメント(20)

    05082901.jpg

    安倍晋三が大麻を作っているという話で、証拠写真もあります。安倍昭恵さんが鳥取県智頭町の大麻畑で微笑む写真。ちなみに場所は鳥取県の智頭町だそうで、ここのマリファナはTHCが高くて、結構効くらしいw 効きすぎると、夜中にカレシを呼び出してキスを強要する酩酊淫乱熟女が出来上がりw

    コメント(20)


    医療用は効かないヤツだろw


    >夜中にカレシを呼び出してキスを強要する酩酊淫乱熟女


    つか、犬HKの有働穴かと思ったwww



    最近昭恵、昭恵てうるさいから吉本のあきえ姐さん思い出したわ。
    https://www.youtube.com/watch?v=weUMoBJK6n0
    顔も髪型も似てるような気がする。得意ギャグはブサイクネタ。



    アッキーにホテイを紹介したのは誰なんでしょうねえw



    麻は、成長が早いから、忍者の修行に、麻を植え 飛び越す修練を
    科したものだ、(とか)


    麻の実は、精製すると医薬用、副作用なく 向精神薬の薬効あらたか、
    古来から日本の神事をはじめ各界に文化も含めて、麻は貢献した。
    神社の注連縄、相撲の横綱、官・神職の衣冠束帯等に使用の例顕著。


    売国・アベが何故、麻に接近するのか、真意不明なれど、
    自称・世界支配層がアベ用済みとし、暴露した、ひとつの事実か。



    アッキー 笑顔w


    是非アッキー居酒屋の隠しメニューにw
    大麻のおひたしw



    神道行事にどうしても必要なので
    多少栽培されているというウワサは聞いたことがある。


    どこで栽培されているかはヒ・ミ・ツ


    ということだったので
    ちょっとまずいんじゃね?
    コラじゃないんだったらwwwwwwww



     古代出雲の領域は大麻文化が今も息づいているらしい。
     昭恵ちゃんの畑は鳥取だけど、島根には「浜田市国民健康保険大麻診療所」なんてのがあるぞ。 大麻療法とかやってるのかねw 健康保険がパンクしそうなので、大麻療法で保険代を節約させようという魂胆かw なにしろ葉っぱ二三枚で済むしなw



    麻は生命力が強いんで
    時々、自生地が発見されて
    大騒ぎになる時があるwwwwww



    >浜田市国民健康保険大麻診療所


    地名だろwww



    食料として、産業用として、医療として、繊維として、、、大麻は万能だから。つまり、自給自足へ向かう社会には必需品。まあ、来る全世界同時大恐慌に備えるためです。



    アッキーが訪問したココは、麻で町おこしを……というんで凄く有名。
    http://www.8108ya.co.jp/


    ただ、ギザギザの葉っぱとの記念写真を公表したら
    どうなるか、ぜんぜんわかってないところが、やっぱりアッキーw



    この目離れ鼻ベチャばあさんがアベチョンゾーの嫁ですかい。
    で、アベは男に走り、うずくばあさんは夜な夜な男を漁るのですかい。



    長野や栃木あたりの山間部では今でも
    (もちろんTHCをほとんど含まないものだそう)
    合法的に麻を栽培してると聞きますが鳥取にもねえ。
    それにしてもこの人、自分の立場を弁えてないというか
    こんな写真世に出して見た人がどう思うか全然分かってないんだろうなw



    これ智頭町がうまく軌道にのったんで
    周辺自治体が一挙になだれ込みそうです。
    町から市単位へ。
    とりあえず繊維中心です。


    >古代出雲の領域は大麻文化
    というかこの周辺は「たたら」文化圏なんですよね。
    農耕民と違う文明の痕跡が色濃く残ってます。



    栃木は佐野じゃね?大麻栽培してるのw



    もともとは繊維用に全国津々浦々で普通に栽培されてたわけで
    寒さにも強いんでほっとけば雑草化もしますわね
    北インド放浪した知人が向こうの田舎の道端に普通に生えてる葉っぱを採って云々言ってましたw



    麻の実って七味に入ってたり
    鳩のエサだったりするやつですよね
    芽が出ない様に処理してるらしいけど、
    運良く(悪くw)発芽するものも混じる事があるらしくて、
    そういうの見つけて栽培して捕まったってニュースが
    昔あった様に記憶している
    そこまでして吸いたくなるようなものなのかな



    横から失礼
    ネタ元はTHCを含まない品種だとか普通にラリるとかはっきりしないんですがいずれにせよ産業用として免許は取っているんでしょうね


    ですがCIAの統一が麻畑の横で記念撮影とか殺人現場の横で血の付いたナイフ持ってて私は殺してないと言ってるようなものだから、紛らわしいというか立場や空気も読まないアホというか、すごい話です


    もし検査してTHCがそれなりにでればさすがに失脚で大スキャンダル、嫁が写真撮っただけでは済まない
    統一が免許とって堂々と麻薬栽培してる可能性もある訳だし
    詳しい人なら画像や実物見れば産業用かマリファナ用か分かるのかもしれない、いずれ勇者が突しそうな気がする



    ずいぶん昔に鬼籍に入った某作家の孫が、何年か前に栽培していて捕まったよね。
    最初は、七味の中の麻の実を利用したといってたけど、あとになってあれは嘘でしたと白状。
    タネの密売人のことを話したくなくて「七味」って口走る人が多いんでしょうかねぇw



    引用元を見たんだけど
    むちゃくちゃだな、これ。


    智頭町でやってるのは
    山間地域の地域振興で
    ちゃんと栽培免許をとって
    繊維用の麻の栽培をやってるって話。
    繊維用の栽培免許は
    最近、急に出来たもんじゃなくて
    ずっと存在としてはあった。
    それに地域起こしが絡んでという事。


    そこに視察に来たっていう写真。


    なんでそれが「安部家専用大麻畑」になるんだ?


    「訪問者に振る舞っていて、私の友人も行きまして
    「普通に酩酊した」とTHCの高さを実感したとのことです」
    これは完全にガセだろ。
    畑外への持ち出しはかなり厳密に自己規制してる。
    こういうネガティブな話が出てこないように
    関係者はかなり神経使ってます。


    で、FTさんなら分かって頂けると思いますが、
    写真の様な所謂大麻な形をしたハッパに
    THCなんかほとんど入ってません。
    酩酊まで行くようなのは
    特殊な栽培手法によって出来る
    バッズと呼ばれる部位。


    安部叩きするのはいいけど
    ネトウヨ並みのでっちあげでは
    恥ずかしいですよ。


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    遺伝子絶対主義への異論

    池谷裕二「単純な脳、複雑な『私』」という本の中に、非常に大事な発言があったので、転載しておく。

    「遺伝子」はよく生命の設計図だって言われるけれど、でも僕から見れば、これは設計図じゃない。だって僕らの遺伝子ってたったの2万2000個しかないんだよ。そんな少数の情報では、人体は組み立てられない。いや、人体どころか、小さな家屋ですら建築できないよ。
    あれは設計図じゃなくて、いわばシステムの「ルール」(の一部)じゃないかな。そのルールに基づいて、生物の材料たちがせっせと単調な作業を繰り返している。すると物質から生命体が生まれてくる。そういうことでしょ。だから、わずか2万個そこそこの遺伝子でこと足りる。(同書P353)


    遺伝子が「設計図」ではなく「ルール(の一部)」つまり「骨子」でしかない、というのは重要な考えだと思う。
    スポーツの試合を作るのはルールではない。生きた選手の創意と錯誤に満ちた活動である。選手はルールに従って行動し、時には違反して(ここが大事)試合を作る。意図的ではなくとも、ルールの制限を踏み外すのはスポーツには付き物であり(たとえば、テニスのサーブが決められた範囲内に入らないのは「サーブは決められた範囲に入れねばならない」というルールに反し、二度目にはペナルティを受ける。)、またルールには常にグレーゾーンがあるからこそ試合も変化に富むことになる。そしてまたルール違反が新しいスポーツを作ることもある。フットボールでボールを手に持って走った選手がいたことから、ラグビーが生まれたように。
    遺伝子のルールにすべての「生命材料」が100%従うとは限らないところに、生命の新しい発展の可能性があるのではないか。これは種全体としてだけの話ではなく、個体の発生でも同様だろう。優れた両親から凡馬が生まれるのは競馬では当たり前すぎる現象だ。優秀な種馬や優秀な肌馬から良馬が出るというのは「確率」の問題でしかない。遺伝子絶対主義者は、人間は馬とは違って遺伝子は絶対だ、とでも言うのだろうか。
    遺伝子を「設計図」ではなく「ルール」だと考えることは遺伝子絶対主義的な生物学や医学(すなわち優生思想)に大きな反省を促すものだろう。


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    誰も知らない名前が宣伝に使われる時

    「ネットゲリラ」の佐野研二郎関係記事のコメントの一つが面白かったので転載する。
    サントリーが、一般人は誰も知らない佐野研二郎という名前をわざわざ売り物にして「佐野研二郎デザイントートバッグ」と宣伝したのは、下のような裏があったからだ、というのはかなり蓋然性の高い推理ではないか。



    (以下引用)



    シーベルトの子守唄 | 2015年8月15日 09:55 | 返信

    博報堂:佐野研二郎って知ってます?
    サントリー:知らねいよ
    博報堂:東京オリンピックのエンブレムのデザイナーですよ。
    サントリー:まだ発表されてないだろう。
    博報堂:最初からうちが仕組んだイベントですから、
        昔、うちに居た佐野研二郎に決まっているです。
        早めに佐野研二郎デザインキャンペーンを仕掛けて
        世間を「あ!」っと言わせましょうよ
    サントリー:よし、乗った。







    (追記)或る掲示板を見ていたら、次のコメントがあった。ここが佐野研二郎問題の一番のポイントではないだろうか。言うまでもなく、これは国立競技場問題とも通底する日本社会の重大な病巣である。「身内で持ち回り」システム。



    720:実況名無し@LIVE 投稿日:2015/08/16(日) 20:38:04.94
    佐野の話はもう本人っていうより
    099fa78f
     
    この話とかさ、

    7f652d33
     
    この話で
    周りの人たちをなんとかしないと
    第二の佐野、第三の佐野が生まれていくだけだろ













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