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伝統には合理性があるから伝統になる

「スプートニク」記事で、どうでもいい指摘や勘違いもありそうだが、まあ、ロシアを身近に感じる手がかりにはなるだろう。
何が勘違いかというと、たとえば「半地下の家」というのは、ロンドンなどもそうで、これは昔の竪穴住居と同じく、「建築の労力が半分で済む」というのが伝統化したのだろう。つまり、四方に壁を作って、その上に屋根を載せるという建築に比べて、壁の高さが半分で済み、しかも地熱によって冬には温かいから、欧州(イギリスだけかもしれないが)やロシアでは一般的だったのではないか。(日本だと湿度が高いので、昔は半地下の家は住居に適さなかった。)
一階部分が「不自然に」埋まっているのではなく、合理的工法だったわけだ。地震が少ない国なら、堅牢性の上でも(大地が家の壁である)半地下の家のほうが優れていたはずだ。

(以下引用)

【解説】ロシアにあって日本に欠けている決定的な5つの違い

ロシア人 - Sputnik 日本, 1920, 22.11.2023
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ロシアで10年以上の生活経験のある筆者が、ロシアにあって日本に欠けている決定的な5つのポイントをピックアップしました!表面的な違いだけではなく、重大な歴史認識の違いもあります。

食事の大部分が健康的

大部分の食事が健康的であること ロシアに来て一番に、日本と違うと思うのは、食品の販売方法です。ロシアではまだ食材を自由に取引できる市場が残されています。 野菜も果物もキロ単位の量り売りで、トマトなども高くても1kg(1キロ)300円位、キャベツなどは1kg100円位で買えることができ、リーズナブルです。
Продуктовый рынок в Москве - Sputnik 日本, 1920, 22.11.2023
モスクワの食料品市場
加えて、日本では農薬をたっぷり使った野菜が一般的ですが、ロシアの農産物には化学的な農薬は基本つかわれていないといわれています。 日本で、無農薬の野菜や果物を購入しようとすると、なかなか売っていないので、これは大きな違いだと思います。
そして、外食産業でも、ほとんどのロシアのカフェ、レストランでは、今でも手作りで、そのレストランで一から調理している料理を提供しています。日本のように化学調味料や保存料を多用するという事もないので、安心して食事ができます。価格も、外食産業が近年一般化されてきたこともあり、日本で外食するよりもだいぶ安く食べることができます。
日本の場合はチェーン店から個人の料理屋に至るまで、工場生産の出来合いの料理や漬け物、冷凍食品を多用して様々なコストを下げる努力がされていますが、その結果決して健康的とは言えない外食産業ができてしまっていますね。私はロシアで外食をするたびに、手作りの料理はやはりおいしいし、安心して食べられるなと感じています。
モスクワの食料品市場

マスクを嫌う風潮

日本とは違って、ロシアでは2020年からのコロナ騒ぎが始まってからも、マスクを愛用する人たちというのは限定的でした。 法律で、客も店員もマスクをした状態でなければ支払いしてはいけないと定められたせいで、スーパーなどの店内では一時期マスクをする人たちが多くなった時期もありした。
しかし、マスクをする意味がないとよくわかっている屋外では、ほとんどの人がマスクを外して歩いていました。 また、私の知る限り、小学校などでは子どもたちにマスクの装着を強制するという事は一度もなく、確かに当初から、コロナは若年層には安全だと言われていて、非常に科学的な対応をしていたと思います。
また、なぜか2022年3月のウクライナへの特別軍事作戦開始後は、モスクワをはじめロシア中で、マスク装着に関する取り決めが解除され、屋内でも屋外でもほとんど誰もマスクをしないという状態になっています。
私の知る限り、日本でマスクを外すようになったのは、2023年5月のゴールデンウィークあたりからでしたから、マスクを大好きな日本人と、マスクを嫌っているロシア人とで、大きな違いがありますね。

水はけが悪くて洪水になる道路

ロシアの道路ではちょっと雨が降るとすぐに大洪水のような状態になります。雪解けの時期になると、モスクワでさえほとんど洪水のような状態になることがあります。モスクワやペテルブルグ、その他の大きめの都市の地下には、実は広大な地下トンネルであったり、地底都市のような地下構造物が広がっていると、一部ではささやかれているロシアの町々です。
日本の完璧に整備された地下の下水道がいつ整備されたのかも不思議な話ですが、地下にたくさんのトンネルのあるロシアの町々で、下水の排水がうまく機能していないというのも、不思議な違いですね。

半地下の建物と雨水ガードがついて大部分地中に埋まった窓

ロシアのインターネットを検索していくと、近年、公式の歴史の見直しを行っている独立系の研究者が多数いることがわかります。彼らの発見の中で最も顕著なのは、ロシアのアンティーク調の建物のほとんどの一階部分が半分地面に埋まっているという事でした。ロシアの建物はどこもかしこも、この一階部分が不自然に埋まった建物ばかりです。しかも、わざわざその半分以上埋まった窓に雨水が流れ込まないようにガードする細工までしています。
半地下の建物 - Sputnik 日本, 1920, 22.11.2023
半地下の建物
そのように建設したと考えると、余りに不便なうえに、わざわざ地下室を設けるような建設だとコストがかさみます。非常に不思議な現象です。5~8メートルほど、建物が粘土層に埋まっているという事にロシアの研究者たちは気が付いたのです。
日本ではちなみに、そこら中にこういう建物があるわけではありませんが、日本の各都市にちょくちょく見られるアンティーク調の建物の多くが、やはり同じように半地下になっています。
実はロシアばかりでなく世界中にこういった建物が散見されますが、土が5メートル以上積もるような、何かがあったのでしょうか? 不思議ですね。

(以下省略)

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