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圧力釜を買う人は警察にご注意




「ロシアの声」から転載。
一番の問題は、国民のインターネット通信内容(あるいは履歴)が警察に筒抜けになっていることだ。スノーデンによる「米国国家盗聴体制」暴露が事実であったことがはっきりと証明された形である。
しかし、圧力釜を買っただけで警察が家に踏み込んでくるとはねえ。まあ、日本でも車にカッターナイフ(たぶん、商売道具か)があったとかいう理由で警察に連行されて取り調べられた漫画家もいたが、警察というのは市民の所持する武器に関してはほとんど病的な警戒をしているようだ。
ところが、その気になれば何でも武器になるのであり、箸一本で人を殺すこともできる。自衛隊(軍隊)などではそういう暗殺技術も仲間内で教え合っていると私は推測している。もっとも、べつに教えられなくても、少し考えれば誰にでもその方法は分かるだろう。
しかし、人を殺せば自分自身の一生をフイにする、という想像力が通常の人間にはあるから、そういう犯罪(殺人技術)の想像はしても絶対に殺人を実行しないだけだ。まあ、台所用品など殺人道具の宝庫のようなものである。電子レンジでだって人を殺せるのではないか。たしか「キックアス」では大型電子レンジで人間を爆発させていた記憶がある。ただの圧力釜でも旦那や女房の頭にぶつければ立派な凶器だ。(笑)
圧力釜の場合は「大量殺戮兵器」に転用されるとは言っても、せいぜいが数人規模だろう。(あのボストンマラソン爆破事件は、本当に圧力釜爆弾だったか、怪しいものだ。効果が派手すぎる。)そんなに市民の持つ「武器」が心配なら、いっそ全家庭の台所から包丁の類を一斉に没収したらどうか。いや、それ以前に、アメリカの場合はあれだけ銃が野放し状態のくせに、圧力釜に眼の色を変えるというのもおかしな話である。あるいは、「我々はテロ対策を真剣にやってますよ」というアピール目的の意図的な「勇み足操作」事件かもしれない。まあ、実際にはただのお馬鹿な間違いだろうとは思うのだが、アメリカの現状をいろいろ教えてくれる事件である。


(以下引用)


米国:圧力釜はテロリズムの疑い
タグ: 北米・中南米, 米国, テロ, 記事一覧, 国際, 社会・歴史
2.08.2013, 18:00


Photo: RIA Novosti
米国人主婦がインターネットで圧力釜を注文したことで、家に警察が押しかける騒動があった。
「ガーディアン」紙が伝えたところによれば、ミシェル・カタラノさんが圧力釜をインターネットで探していたところ、3台から4台のジープに乗った6名の警官がやってきたという。了承を得た上で家宅捜索を行い、圧力釜があるかどうか問いただされた。炊飯器があることを知った警官たちはそれで爆弾が作れるかどうか聞いてきたという。警官たちはインターネット上でのミシェルさんの検索履歴に基づいて捜索を行ったという。その中には「圧力釜の爆弾」および「リュックサック」がヒットした模様。主婦は圧力釜を探し、夫はリュックサックを検索し、息子はボストンテロ事件を調べていたという。その結果、誰かの頭の中でボストンテロ事件後の米国におけるテロのイメージに合致してしまった。
Newsru.com







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片山さつきという女

「村野瀬玲奈の秘書課広報室」から転載。
あまり人の知らないニュースだろうから、保存し、拡散の一助とする。
しかし、片山さつきってのはどうしようもないクズ女だ。麻生と並ぶ、社会のゴミである。日本が中国や北朝鮮と戦争をするのが待ち遠しくてたまらない、という感じだ。こういう女はさっさと戦場に連れて行って慰安婦にでもするのが一番だ。(兵隊たちがお断りするだろうがね)
こういう種類の女(桜井よしことか)は、おそらく自分が実際に戦争をする立場でものを考えることはしないのだろう。つまり、想像力がゼロなのである。あるのは薄汚い権力欲と虚栄心、そして国民不在の奇妙な「愛国心」だけだ。


(以下引用)



日本国憲法第9条があったから、確かに戦闘状態の発生を抑えることができたようです。自民党の参議院議員、片山さつき氏の発言がそのことを示してくれました。片山さつき氏に最低限の遵法意識が辛うじて残っていたことも幸いでした。








●しんぶん赤旗
“9条なかったら中国艦を撃つ”
レーダー照射
自民・片山さつき政務官
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-31/2013073102_02_1.html
2013年7月31日(水)

 片山さつき総務政務官(自民党・参院議員)は29日放送のテレビ朝日系番組で、東シナ海上で発生した中国艦艇による海上自衛隊護衛艦への射撃用レーダー照射事案(1月)について、「他の憲法上の制約のない国だったら、9条の1項、2項がなかったら、(自衛隊が)撃っていますよ」と述べ、軍事衝突を招きかねない対応が当然だとの暴言を吐きました。
 レーダー照射とは、射撃対象を捕捉し、いつでも発射できる状態(「ロックオン」)にするもの。危険な行為で許されるものではありませんが、日本側が先に攻撃に出れば軍事衝突を招くのは必至です。
 番組に同席したタレントの大竹まこと氏が「じゃあ撃てばよかったの?」と繰り返し真意をただすと、片山氏は「今の(憲法の)状況では撃てない」と述べただけで撃った場合、どんな事態になるか説明できませんでした。
 自民党は改憲草案で9条の全面改定を掲げており、歯止めをなくした場合の危険な実態が浮き彫りになったかたちです。

(転載ここまで)

大竹まこと氏のツッコミは的確でした。片山氏、あるいは片山氏のような軍事優先思考の人々は、軍事力を行使した場合、どんな事態になるかについての予測がないということが示されたのです。







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赤ん坊が政治の中枢にいられる国

麻生発言について私が読んだ中で、もっとも深い内容を持っているのが、下の「晴耕雨読」記事である。筆者は日本生まれの韓国人らしいが、それだけに通常の日本人とは異なる「外部の目」で日本を冷静に分析できているようだ。麻生の笑顔がチャーミングである、という評価は、言われてみればその通りで、普段のドスの利いたギャング顔との落差がまた一種の魅力でもある。それに、あの馬鹿さ加減も、けっして人に嫌われるものではない。むしろ、人間は自分より知能の劣る存在を愛するものだ。人が赤ん坊や犬や猫を可愛く思う理由の一つは、自分がそれらより上位であり、余裕をもって接することができるからだろう。だが、政治家においては頭の悪さや常識の無さ、道義心の欠如は最悪の欠点だろう。いくら笑顔が可愛くても赤ん坊を一国の総理や副総理にしておくわけにはいかない。(笑)


(追記)書いたものを今読みなおしたが、「赤ん坊」は不適切だった。それほど無邪気なものではない。多少は人がましくなり、悪ずれした年齢、つまり小学校高学年くらいだろうか。ただし、その中でもかなり質の悪い部類だ。私の知っている小学生の8割までは彼より頭が良く、適切な判断力もあった。




(以下引用)





http://toyokeizai.net/articles/-/16867
麻生氏は、なぜこうも”お粗末”なのか
グローバルエリートが麻生副総理に喝!
ムーギー・キム:プライベートエクイティ投資家2013年8月2日

グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日本生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを縦横無尽につづる。





数々の失言で、日本の国益を毀損する麻生氏(写真:ロイター/アフロ)



「あちゃちゃ~、おなじみの失言癖、また大炸裂させとる~!!」

私がモスクワから香港に到着したその日の新聞で麻生氏の“憲法改正の手法はナチスに学べるのではないか”という趣旨の妄言で国内外から大きな批判を浴びていた。当然香港のテレビでも日本の再軍備を可能にする“変憲”(改憲、と書くとまるで憲法を良くするかのような語弊がある)の文脈で大きく報道されており、同時にドイツと比較した日本の歴史認識が再度批判されている。

私は麻生さんが別にナチスを賛美しているとは思わないが、発言全部を読んでも憲法改正の手法をナチスに学ぼうと明確に発言しているのは確かだ。また憲法を変えるという重大無比で、本来ならば徹底的な議論と透明性と国民の理解が前提となる作業を、国民の支持が得られないのでこっそり強行できるようにしよう、という恐ろしい意図が感じ取れる。これらの発言に対し「誤解を招いたのなら撤回する」という苦しい釈明は、橋下徹氏の従軍慰安婦発言を“誤解・メディアの誤報”と強弁した不誠実な幕引き方法を髣髴とさせる。

なお橋下氏は麻生氏の発言を擁護するためか、“行き過ぎたジョーク”と言っているが、ナチスの賛美ともとらえられかねないジョークも大問題であり、全然擁護になっておらず失笑を誘った。

そもそも政治家は自分の言葉への責任感が極めて希薄で、失言すれば(もっといえば、一般には知られたくない自分の真意がついうっかり外に出てしまえば)、誤解だとか、メディアの誤報とかで逃げるのがまかり通っているのは残念だ。

多くの新聞やテレビのメディアは追及が甘く、政治家にもおもねて、民意にもおもねるので“おなじみの失言と、撤回で幕引き”みたいな空気と“いつものことだから仕方がない”みたいな不感症を感じるが、来香したてのグローバルエリートが到着直後で眠たい眼をこすりつつ、麻生問題に参戦させていただこう。

麻生さんの長大な”失言の歴史“

さて、麻生さんって、今までどんな“失言”をしてきたっけ?

検索するとあまりにもたくさん情報が出てきてネット回線がパンクするので、急ぎで送らなければならないメールは送った後で、回線パンク覚悟でグーグル検索してみよう。

まず過酷な強制連行で多くの隣国人を徴用しその命を紙クズのように扱い、巨額の利益を上げた麻生炭鉱の麻生さんは(グーグルするとたくさん出てきます)、実家が担った隣国への加害の歴史責任を回避する言動を一貫して続けてきた。この手の精神構造は、東篠家の孫が東篠英機を擁護したり、安倍氏がA級戦犯であった祖父を尊敬したりするのと同じで、親族の罪を公平に直視することが難しく、その正当化に“歴史認識の修正”を使おうとするのは、ある意味理解できる。しかし麻生氏の問題発言の数々は歴史認識だけに限らない。

以前、米価をめぐる問題で“国内外の米価を比較する例えとして「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる」と発言し、物議を醸した。かつては同じ自民党の野中広務氏に関し、「野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」と発言したことでも知られているし、終末医療費負担の増大に対し、「さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」と発言。また女性に関しても、「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」との発言録がたくさん出てくる。

麻生氏はなぜ権力の中枢に居座り続けられるのか

さすがにこのレベルの暴言が続くと、麻生氏が首相や財務大臣、副総理を歴任するほどの能力や人格を持ち合わせていないのは確度100%のことだと思う。しかしなぜこんな麻生氏があらゆる場面で、権力の中枢に居続けることができるのだろうか。日本は優秀で賢い人格者がいくらでもいる人材大国なだけに、麻生氏に限らず権力者の極めて低い資質は、大変不思議である。やはり利権と支持基盤が世襲される、政界独特の参入障壁のおかげだろうか。

以前、某政府関係者に、麻生氏の適性について聞いてみたところ、「麻生さんは金持ちだというのが確実に影響していて、たとえば1000万円を包んで持ってくる人はたくさんいるだろうが、そういったおカネは絶対に受け取らない」と言っておられたので、金銭問題で足を引っ張られる可能性がないのは一つの強みなのだろう。

また数がモノを言う政治で力が強いのも確かである。安倍政権にとってチームメンバーの資質を問うべき筆頭候補が麻生氏だと思うのだが、安倍氏は泡沫候補だった総裁選で麻生氏のグループなど幅広い政治家の支援を取り付けて票を集めたので、麻生氏がいかに迷惑な存在だったとしても、麻生氏の顔色を窺わなければならない。

たとえば麻生氏のこの発言は安倍氏の悲願である“変憲と再軍備”に冷や水を浴びせるわけだが、麻生氏がすごいのはおそらく周囲に散々失言に気を付けるように言われ続けているだろうに、いまだにメガトン級の失言を繰り返してくれるところだ。

麻生氏の強み、日本社会への付加価値とは何か?

ちなみに麻生氏ならではの貢献や、麻生氏だからこそ社会のためにできることは、「麻生氏が口をつぐむこと」以外に思い浮かばないのだが、麻生氏が政治の中枢に居続けることの日本社会にとっての付加価値は何なのか、まさに“世界ふしぎ発見“モノである。

香港で昼食のディンサムを食べながら考えていた時、いつもながら無愛想な店員の表情を見て思いついたのだが、一つ麻生氏ならではの強みがあるとしたら、“チャーミングな笑顔”でないか。これは石原慎太郎氏とも共通するのだが、言動はめちゃくちゃで国益を毀損する失策をひたすら続けているのだが、笑顔だけはチャーミングなのだ。笑ってる場合じゃないだろう、という気もするのだが、実際の資質や言動への悪印象を和らげるため、笑顔だけは真面目にトレーニングなさったのだろうか。

ただ有権者の皆様におかれましては、見せかけの笑顔や“漫画好き”、べらんめぇ口調などのどうでもいい理由や印象で支持するのではなく、日本を代表する頭脳や品性といったまっとうな理由で政治家を支持していただきたい。どんな理由で判断するかに、自身の知的レベルが反映され、それが選ばれる政治家の知的レベルを決めるのだから。

麻生氏の今回の発言と責任なき幕引きは、実は麻生さん自身の深刻な欠陥を物語るのみならず、なぜ日本ほどの大国に、この程度の政治家しかいないのか、というより本質的な問題を突きつけている。

金持ちでも“天才”でいられる秘訣とは

麻生さんのように金持ちと政治家に囲まれた極めて恵まれた環境に育ちながら、これだけ品と知性がない人物に見えるのは、それはそれで世界ふしぎ発見のネタになるのだが、今回のナチス発言のようにユダヤ人社会や欧米社会からも唾棄されるような失言で国の威信を傷つける麻生氏は、国粋色の強い右派やネトウヨの皆さんからも見放されていいレベルだと思うのだが、いかがだろう。

橋下氏にも共通しているが、自分が話している内容が国際的にどう重大に受け止められるか、というセンスがこれだけ長年政界にいても欠如しているのだから、これはある意味天才である。

経済政策に関しても、セメントで稼がれたご実家の影響だろうか、財政拡大のハナシをなんやらの一つ覚えみたいにしている印象がある。確かに財政拡大で公共投資を高めれば建設業界やセメント会社に国民のお金が移動するので、御周辺のセメント業界は潤うだろうし、ご自身への支持基盤は固められるだろうが、その他への影響に対する深慮遠謀のなさは、ナチス発言に対する浅はかさとの共通点を感じる。

私は人をバカだというのは好きではないし、個人がバカなのは罪ではないが、一国を代表し、指導し、国益を増進する立場にある人間がバカであるのは犯罪だと思っている。

麻生氏は犯罪的失言を直ちにやめ、日本のためにご自身だからこそできる付加価値は何なのか真摯にお考えになられることをお考えいただきたい。そしてその答えが賢明にも私の仮説である“口をつぐむこと”であれば、自主的に恥を知って公職をお退きいただき、秋葉原で漫画を読むなり、ご自宅で漢字を勉強されるなり、ご自由に余生をお楽しみいただきたい。




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安倍政権の目指す「解雇自由化」社会

少し古くなったが、埋もれさせておきたくない記事なので、「ライブドアニュース」から転載しておく。安倍自民党の目指す社会(グローバル社会)は、このような労働者使い捨て社会である。


(以下引用)

解雇告知当日、会社から即締め出し、荷物は宅配便で 日本IBMはまだこの方式を続けているのか

• J-CASTニュース
• 2013年07月24日19時04分



• コメント23


日本IBMは解雇を告げたその日から会社に来させないようにするロックアウト解雇を今も続けていると、労組側が取材に明らかにした。IBMでは、「訴訟中なので、コメントは控えたい」としている。
業績不振が続く電機業界では、リストラの報道がここ数年相次いでいる。日本IBMも、2012年5月に社長が外国人に代わると、さらに徹底したリストラの可能性が報じられた。
労組は、組合員だけで26人解雇と明かす
ロックアウト解雇については、全労連系の労働組合「JMIU日本アイビーエム支部」が、その2か月後に組合員1人にあったとサイト上などで報告して明るみに出た。その後は、同様に解雇される社員が相次ぎ、12年10月15日には、3人が解雇の撤回を求めて東京地裁に提訴した。
しばらくは解雇がなくなったが、13年5月になって再開され、社員2人が6月20日に2次提訴した。この時点では、23人がロックアウト解雇され、うち19人が組合員だったことが分かっている。
JMIU日本アイビーエム支部では、取材に対し、6月末にさらに組合員7人が解雇されたことを明らかにした。
サイト上の報告によると、その解雇の仕方はほとんど同じだった。まず、対象の社員は、17時ごろに進捗報告などの名目で上司に会議室などに呼び出される。すると、人事部の人が入ってきて、いきなり解雇予告通知を読み上げる。社員がもし自主退職すれば、解雇を撤回して退職加算金を用意するとも告げる。そして、荷物をまとめて置いて、IBM終業時間の17時36分までに会社を出なければならなかったというのだ。荷物は宅配便で自宅に送られている。
どの社員も、解雇の理由は、次のようなものだった。
「貴殿は、業績が低い状態が続いており、その間、会社は職掌や担当範囲の変更を試みたにもかかわらず業績の改善がなされず、もはやこの状態を放っておくことができないと判断しました」
日本IBMの広報「コメントは控えさせていただきたい」
日経の記事によると、米IBMは、2013年7月17日に4~6月期の決算を発表し、純利益が前年同期に比べて17%も減少したことを明らかにした。
こうしたことから、JMIU日本アイビーエム支部では、今後もロックアウト解雇が増える可能性があるとみている。書記長は、取材に対し、「組合員はみな、勤務時間は仕事に専念しており、解雇されるいわれはありません」と会社のやり方を強く批判した。
これに対し、日本IBMの広報担当者は、「訴訟中ですので、コメントは控えさせていただきたい」と取材に答えるに留まった。
ネット上では、ロックアウト解雇について、賛否両論が出ている。
「日本のよき終身雇用も無くなったな」「外資のような使い捨てが横行したらどうなることやら」という声の一方で、「外資はどこもこんなもんでしょ」「即クビになったほうが再就職先探すのが楽じゃない?」と理解する向きもあった。





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日本人をなめるなよ!


「逝きし世の面影」の文章が面白いので、有名ブログだが、引用する。実にひねりの利いた文章だ。
「どうだ、参ったか!」には笑ってしまった。
こういうユーモアは、しばしば真面目な人からは勘違いされやすく、私も自分のブログでよく下手な冗談を書いているのだが、その真意がうまく伝わっているのかどうか、どうも不安である。だが、まあ、書きたいことを書きたいように書けばいいだけだろう。



(以下引用)*赤字部分は引用者(夢人)による強調。



『FIFA規定違反の赤っ恥応援合戦』

ソウルで28日行われたサッカー東アジア・カップ男子日韓戦で、韓国の応援団が日本の応援席に向け「歴史を忘却した民族に未来はない」との巨大な横断幕を掲げた。応援時の政治的な主張を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の規定に違反する疑いがある。
横断幕は横幅30~40メートル、縦数メートルで、黒字のハングルで書かれ、試合開始と同時に、韓国応援団が集まったスタンドの2階からつるされた。2013/07/28 【ソウル共同】

『旧日本軍の旭日旗vsテロリスト安重根の「日韓」泥仕合』

『歴史を忘れた』の巨大横断幕は試合開始からハーフタイムまで掲げられていたので大会主催者も掲載を承知していたと思われる。これ以外にも韓国側応援席には伊藤博文暗殺犯の安 重根の巨大な肖像画が掲げられていた。
対して日本側応援席では旧日本軍の軍旗である旭日旗が掲げられ、係員に制止される騒ぎが以前から続出していた。
旭日旗応援について、日本が第二次大戦で使った戦争犯罪の旗であり、前々から韓国では怒りの声が上がっている歴史的経緯がある。
また旭日旗の応援は以前から『応援での政治的主張』を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の規定違反に当たる可能性があるとして、FIFAから事前に旭日旗を『応援席に出させない方がいい』と日本サッカー協会に連絡があり、協会では、旗を見かけたらサポーターにしまうよう声をかけることを警備員に指示していたが、今回も旭日旗の応援が懲りずに繰り返されている。

『韓国人の大いなる勘違い』

プロイセンの鉄血宰相ビスマルクの言葉として有名な、『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』であるが、実はビスマルクが賢者の条件とした『歴史に学べ』はもっと奥が深く意味が広い。
賢者の『歴史に学ぶ』とは、(自分自身を含む世界中の)『他者の失敗経験』から学ぶことであった。
対して愚者の『経験に学ぶ』とは、『自分たちの失敗の歴史の積み重ね』(経験)から学ぶことである。
ビスマルクの言わんとした意味は、『自分(ドイツ)の手痛い失敗だけではなくて、他人(世界)の失敗にも学べ』だったのである。
しかるに我が日本では、直近の自分自身の失敗体験さえも、『自虐史観である』と否定して済ましている。
『学ぶ』どころか、その存在自体さえ頭から否定するという凄まじさ。
日本の場合には『愚者』のレベルにも達していない幼児が、何かの間違いで政治を語っている。幼稚で恐ろしい勘違いである。
今回の韓国サポーターが掲げた巨大な横断幕は根本的な勘違いであり、正しくは『自分の経験さえ忘れた民族に未来がない』である。
このバカモンが。日本人をなめるな。
日本は根本となる次元自体が別で、そもそも常識的な世界基準とは出発点が違っているのである。
『歴史』を忘れるどころか、320万人の日本人の尊い命で購った『経験』さえ終われば即座に水に流して忘れるのである。
終わった過去(経験)どころか、2年半前に発生し現在も進行中の福島第一原発事故さえ大多数は忘れている。世界屈指の地震列島に54基もの原発をばら撒いた無責任極まる自民党が大勝利しているのが日本なのですよ。
如何だ。!参ったか。
日本人の大部分は、自分にとって都合の悪いことは『現在』さえ完全否定するのである。
ましてや68年も前の敗戦や100年も前の植民地支配など過去の手痛い失敗(経験)など夢のまた夢。
『歴史』も『経験』もひっくるめ、『終わった事』がまったく頭の中に無いのは当然過ぎる話である。






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貧困大国アメリカから貧困という伝染病を輸入する日本

「晴耕雨読」より転載。
安部芳裕はユダ金やその世界支配について詳しい人物である。
堤未果の「貧困大国アメリカ」が出たのはかなり前だが、ここに書かれているように、素晴らしい本だ。残念なのは、彼女が川田龍平と結婚したことで、旦那は新自由主義の走狗政党の議員、女房は新自由主義批判者という夫婦がどのような会話ができるのだろうか。(例によって、頼りない記憶で書いているので、間違いがあればゴメン)
川田龍平は薬害エイズ訴訟をきっかけに議員になったのだが、エイズは治ったのか? エイズは不治の病だと聞いたのだが、最近は一向にエイズのことは話題にもならない。世の中の話題はそんなものばっかりだ。その一方で、利権関係による下部構造・権力構造だけはまったく変わることがない。
話が脱線したが、「貧困大国アメリカ」の姿はこれからの日本の有様、つまりコーポラティズムに完全支配され、国民が奴隷化された姿を示している。



(以下引用)



2013/7/29


「堤未果さんの貧困大国アメリカ読了。 TPP参加後の日本がどうなるかを知るには最適な良書:安部芳裕氏」  TPP/WTO/グローバリズム

https://twitter.com/abe_yoshihiro

堤未果さんの(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)読了。

TPP参加後の日本がどうなるかを知るには最適な良書。

小規模農家が壊滅し、企業が農業を始めると何が起こるか。

競争で生産力を高めろとかいう人間にぜひ読んでほしい。




米国立法交流評議会(ALEC)は、州議会に提出される前段階の法案草案を、議員が民間企業や基金などと一緒に検討するための評議会。

ALECは上位100企業の半数がメンバーになっていて、ここで決まった法案が各州で州法となっていく。

刑務所産業はますます盛ん。

ALECが規制緩和させて、最低時給17セントで使え労働法が適用されないる囚人が労働者として重宝される。

スリーストライク法(三回で終身刑)や厳罰化で囚人を増やし、競争力アップ。

ウォール街でも刑務所REITが人気商品に。

巨大化して法の縛りが邪魔になった多国籍企業は、やがて効率化と拝金主義を公共に持ち込み、公的予算を民間企業に移譲する新しい形態に。

ロビイストが政府関係者に働きかけ、献金や天下りと引き換えに企業寄りの法改正で生涯(「障害」の誤記だろう)を取り除いていく。

2013年2月28日、安倍首相は所信表明のなかでこう明言した。

「世界で一番企業が活躍しやすい国を目指します」と。

コーポラティズムの特徴は国民の主権が政治と癒着した企業群によって合法的に奪われる。

法改正のたびに国家本来の機能は解体され、国民の選択肢が奪われる。





(追記)「櫻井ジャーナル」記事の一部を転載し、上の記事の補強をする。下記記事の元記事を追跡しようとしたところ、パソコンがフリーズしてしまった。つまり、記事閲覧に禁則処理がされていたわけだ。ネット規制はどんどん厳しくなっている。



(以下引用)

:カテゴリ未分類

 アメリカでは5人のおとなのうち、人生のどの時点かで、4人が失業、貧困の瀬戸際、あるいは生活保護を受けるような状況に追い詰められるという。ワシントン大学のマーク・ランク教授の調査に基づく数字だ。「1%」と「99%」という表現がよく使われるが、決して大げさではない。アメリカの悪夢が始まっている。










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朝鮮戦争勃発の犯人は

「陽光堂主人の読書日記」から記事全文転載。主眼は「櫻井ジャーナル」の引用だが、そちらは未読だったので、とりあえず、こっちを転載する。
朝鮮戦争が南北どちらから始めたのかは藪の中だが、少なくとも日本での「定説」のように北の侵入によるものとは断定できない、ということは多くの人が知っておいたほうがいいだろう。


(以下引用)

朝鮮戦争を先に仕掛けたのは米韓

 朝鮮戦争は1950年6月25日に始まり、3年後の1953年7月27日に休戦協定が成立しました。今年はそれから60年ということで、昨日は関係各国で式典が開かれました。

 オバマ大統領もワシントン市内で開かれた式典で演説し、「戦争は引き分けではなく勝利だった」「(北朝鮮の)抑圧と貧困とは対照的に、韓国の5000万人は自由と繁栄の中で暮らしている」などと主張し、「これこそが勝利だ」と調子の良いことを言っています。

 国連軍(実態は米軍)が介入しましたが、戦況は押され気味で、マッカーサーは原爆の使用を求めたほどです。何とか挽回して面子を保ったに過ぎません。

 朝鮮戦争は北朝鮮がいきなり侵入して始まったとされていますが、実際には米韓が先に仕掛けています。いつものことですが、真相は捻じ曲げられているようです。

 「櫻井ジャーナル」は昨日付の記事でこの問題を採り上げており、以下関係部分を引用します。(http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201307270000/)

   …(前略)…

 ところで、日本では、北からの攻撃で朝鮮戦争が始まったことになっている。おそらく「右」も「左」もそう信じている、あるいはそのように振る舞っている。が、日本以外では、単なる「公式見解」にすぎない。

 1950年6月25日より前から38度線の付近では1日に何度も軍事衝突が起こっていて、緊張は極度に高まっていた。元特務機関員の中島辰次郎によると、「開戦」の数カ月前からアメリカ側の命令で秘密工作を始めている。北への帰順兵を装って内部に入り込み、将校を殺害するという工作を繰り返していたという。「開戦」の2日前から、韓国空軍は北側を空爆、地上軍は海州(ヘジュ)を占領している。

 また、その当時、ダグラス・マッカーサーに同行して日本にいた歴史家のジョン・ガンサーによると、半島からマッカーサーに入った最初の電話連絡は「韓国軍が北を攻撃した」というものだった。

 朝鮮戦争でもカーチス・ルメイが登場、大規模な空爆を実施している。日本で非武装の住民を焼き尽くす作戦を展開した軍人で、後にジョン・F・ケネディ大統領と衝突する人物だ。アメリカ軍の空爆でで朝鮮の78都市と数千の村が破壊され、ルメイ自身の話では、3年間に人口の20%にあたる人を殺したという。この記憶は今でも朝鮮国民の記憶に残っていることだろう。

   …(後略)…


 米国が関わっている戦争は押し並べてこうしたパターンで、実際には先に仕掛けています。真珠湾攻撃も奇襲ではなく、そのように仕向けられていたことは今やよく知られています。もちろん、日本側にも手引きする人たちがいました。内通者がいなければこうした謀略は成功しません。

 米国という国は非常にたちが悪く、常に責任を相手にかぶせて善人のポーズを採ります。要するに偽善者なわけで、一体どうしてこんな悪い国が出来てしまったのか、よく研究する必要があります。

 「休戦」協定締結60週年ということで、朝鮮戦争はまだ終わっておらず、いつ再開されるか分かりません。「北朝鮮によって半島が統一されることになっている」という謀略情報も流されていますが、日本のマスコミは米国経由で色付けされた情報しか流さないので、惑わされないようにしなければなりません。

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