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貧困大国アメリカから貧困という伝染病を輸入する日本

「晴耕雨読」より転載。
安部芳裕はユダ金やその世界支配について詳しい人物である。
堤未果の「貧困大国アメリカ」が出たのはかなり前だが、ここに書かれているように、素晴らしい本だ。残念なのは、彼女が川田龍平と結婚したことで、旦那は新自由主義の走狗政党の議員、女房は新自由主義批判者という夫婦がどのような会話ができるのだろうか。(例によって、頼りない記憶で書いているので、間違いがあればゴメン)
川田龍平は薬害エイズ訴訟をきっかけに議員になったのだが、エイズは治ったのか? エイズは不治の病だと聞いたのだが、最近は一向にエイズのことは話題にもならない。世の中の話題はそんなものばっかりだ。その一方で、利権関係による下部構造・権力構造だけはまったく変わることがない。
話が脱線したが、「貧困大国アメリカ」の姿はこれからの日本の有様、つまりコーポラティズムに完全支配され、国民が奴隷化された姿を示している。



(以下引用)



2013/7/29


「堤未果さんの貧困大国アメリカ読了。 TPP参加後の日本がどうなるかを知るには最適な良書:安部芳裕氏」  TPP/WTO/グローバリズム

https://twitter.com/abe_yoshihiro

堤未果さんの(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)読了。

TPP参加後の日本がどうなるかを知るには最適な良書。

小規模農家が壊滅し、企業が農業を始めると何が起こるか。

競争で生産力を高めろとかいう人間にぜひ読んでほしい。




米国立法交流評議会(ALEC)は、州議会に提出される前段階の法案草案を、議員が民間企業や基金などと一緒に検討するための評議会。

ALECは上位100企業の半数がメンバーになっていて、ここで決まった法案が各州で州法となっていく。

刑務所産業はますます盛ん。

ALECが規制緩和させて、最低時給17セントで使え労働法が適用されないる囚人が労働者として重宝される。

スリーストライク法(三回で終身刑)や厳罰化で囚人を増やし、競争力アップ。

ウォール街でも刑務所REITが人気商品に。

巨大化して法の縛りが邪魔になった多国籍企業は、やがて効率化と拝金主義を公共に持ち込み、公的予算を民間企業に移譲する新しい形態に。

ロビイストが政府関係者に働きかけ、献金や天下りと引き換えに企業寄りの法改正で生涯(「障害」の誤記だろう)を取り除いていく。

2013年2月28日、安倍首相は所信表明のなかでこう明言した。

「世界で一番企業が活躍しやすい国を目指します」と。

コーポラティズムの特徴は国民の主権が政治と癒着した企業群によって合法的に奪われる。

法改正のたびに国家本来の機能は解体され、国民の選択肢が奪われる。





(追記)「櫻井ジャーナル」記事の一部を転載し、上の記事の補強をする。下記記事の元記事を追跡しようとしたところ、パソコンがフリーズしてしまった。つまり、記事閲覧に禁則処理がされていたわけだ。ネット規制はどんどん厳しくなっている。



(以下引用)

:カテゴリ未分類

 アメリカでは5人のおとなのうち、人生のどの時点かで、4人が失業、貧困の瀬戸際、あるいは生活保護を受けるような状況に追い詰められるという。ワシントン大学のマーク・ランク教授の調査に基づく数字だ。「1%」と「99%」という表現がよく使われるが、決して大げさではない。アメリカの悪夢が始まっている。










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