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夢二夜

二日連続で夢を見た。チベットかネパールでの英国人男女のラブストーリーである。ほとんどそのまま映画になるような夢(と言うより、夢の中で映画を構想したらしい)で、題は「風の中の人」。主題曲も夢の中で聞いた。4つの下降音が4回繰り返される単純なメロディで、3回目は一部上昇音になる。透明感のある女性コーラスで歌われ、歌詞はこんな感じ。「who in the wind, who on the hill, I know his(your) name, cause I love him(you)」
男は30歳くらいの、メガネをかけた冴えない風貌の小男で、考古学者(あるいは民俗学者)、女は20歳くらいできれいな、貴族階級の女性。男は女性にはまったく自信が無い。女はその男を愛しているのだが、男同様に、彼に自分を愛して貰える自信が無い。そのふたりのじれったい恋愛の成り行きが、チベット(か?)の青空を背景に描かれる。ついでに言うと、その女性には妹がおり、こちらは誰でもが目を奪われる美貌で、奔放な恋愛生活を送ってきた。その妹がやってきたことでゴタゴタがおこり、結局はそれがきっかけで主人公の二人が結ばれることになる。まあ、日本の少女漫画をハリウッド映画にしたような感じだ。なお、主人公の女性は、子供の頃は、美少女の妹とは比較にならない冴えない少女で、その少女に優しく接したのが主人公の男であったために子供の頃からこの男に思慕の気持ちを持ち続けていた、というわけである。ありきたりの話だが、映画にすればかえってそういう平凡なラブストーリーの方が気持ちよく見られるものだ。
話の骨格が単純なだけに、幾らでもサイドストーリーやエピソードを付け加えることもできる。たとえば妹の恋人として、ルパート・エヴェレットみたいな感じの皮肉屋の男(やはり貴族がいいか)を同伴させ、その男が姉(主人公)にちょっかいを出したために話がこじれる、とか。
ハリウッド(あるいはイギリス)で映画化するなら、アイデア料は無料でよろしい。(笑)

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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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