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革命などしなくても、政府は倒せる

「スカイヲーカー」さんのブログから抜粋転載。
痛快な文章だが、関東地方に住むことの危険性について書かれた部分は、私の知人もたくさん関東にいるので、割愛する。もちろん、むしろ彼らにこそ読んでもらうべきだ、という考えもあるが、高年齢の人間にとっては、放射能被爆による寿命短縮などよりも、日々の暮らしを維持する方が重要な問題であるはずだし、それは私が関東に住んでいてもそう思うはずだ。
私自身について言えば、苦痛なく即死できるなら、ある日突然死が訪れてもまったくかまわないというつもりだ。もちろん、死を眼前にすれば見苦しくうろたえるだろう。その点、動物のほうがよほど立派な死に方をするものだ。先日死んだうちの飼い猫も、2、3週間ほど病気の状態だったが、いつも家の片隅にじっとしていて、死ぬときもまったく騒がず、静かに死んでいった。人間なら、名のある高僧でも死ぬとなると見苦しく取り乱すことが多い、という話だが、あの猫の死に方は見事だった。
とはいえ、正岡子規ではないが、「悟るというのは、いつでも死ねる、ということではなく。どんな状況でも生きていけるということだ」(言葉はうろ覚えであるが)というのが人間としてのあるべき姿だろう。NWOや日本政府が人民削減計画をしていようが、何もおとなしく殺されることもないのである。あまりにもひどい政治が行われるようであるならば、全国民が一斉に税金を不払いし、政府の背後にいる主たる企業(経団連や外資の傀儡企業)への不買運動、不使用運動をすれば、それで十分に支配層への打撃となるだろう。「金を払わない」ことは誰に対してもその生命線を断ち切る痛烈な行為なのである。
税金不払いは犯罪に当たるから、まずは、「不買運動」「不使用運動」から始めるのがいいだろう。どういう会社がNWO系の会社か、くらいは国民がそれぞれ調べるべきである。
なお、医療産業や食品産業など、国民の生命維持に直接つながる産業にもNWO系の企業は入り込んでおり、こちらも工夫して自分の生活と生命を守っていくしかない。たとえば、生活習慣病ならば、生活習慣を変えるのが先決問題であり、薬や病院を「使用しない」ように努めるのが当然だろう。それ自体、あなたの「QOL」(生活の質)を改善することになるのだから、いい事づくめではないか。とにかく、「自堕落な欲望肯定」の現代社会の毒素を自分の生活から排除する、というのが健全な生活への第一歩である。もっとも、老い先短い老人(まあ、還暦を過ぎたらそう言っていいだろう)が酒やタバコなどをやめる必要など毛頭無い。と言っておかないと、家族から禁酒命令を受けそうなので。(笑)



(以下引用)



 1970年代から、日本では人口削減政策をすすめているが、その政策の効果が徐々にでてきて、ようやくここにきて本格的に人口削減効果が本格化している。内閣府が提出した資料によると、このまま何もしなければ、日本の人口は2060年に約8700万人、2110年に約4300万人まで減少するとされる(国立社会保障・人口問題研究所試算)らしいが、逆に、総人口1億人を維持するためには移民が必要かなどと心配する始末だ。そもそも、日本政府はかつて人口減らし政策として、人口を国外に出す移民政策を実行していた。特に、戦後は経済成長とともに急激な人口増が実現し、結果、急激な経済成長が政策の基軸にされてきた。それが欧米先進国から、人口増、経済成長増は、生態系の破壊につながる原因となるから、積極的に人口を減らせるよう政策を実行するよう進言されたのだ。同時に、オイルショックが政策的に実行され、「石油は30年以内に枯渇する」という根も葉もない嘘っぱちのプロパガンダがまことしやかに流されたものだ。朝鮮戦争、ベトナム戦争・・など殺戮破壊工作を仕掛け、米ソ冷戦を仕掛け、昨今はテロとの戦いをでっち上げては大量虐殺を企てた。

 自作自演のテロ戦争だけではなく、ワクチンテロを仕掛け有害物質有害ウイルスなどを撒き散らし、科学的根拠ゼロの環境温暖化プロパガンダを盛んに吹聴した。大量に有害物質を飛行機で空中にばら撒いては、PM2.5だの、花粉症だのをでっち上げ、自然災害だといっては、海底に核爆弾を仕掛け、地震、津波を引き起こし、原発に爆発物を仕掛け、爆破し破壊しては、大量の放射性物質をばら撒く。周辺が放射能で汚染されても、周辺住民を移動させれば計画は失敗だ。なぜなら、大量の放射能で大量殺戮ができなくなるからだ。従って、放射能で汚染された福島、東北関東周辺地域の住民には一様に健康の安全性を強調し、一方で、日々ターゲットの人体に対する影響の詳細なデーター回収作業は欠かさない。







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不思議の国のロジック

「神州の泉」から、ほんの一部分だけ転載。
確か、『キャッチ22』という小説には、こういう話があるという。
軍隊勤務にうんざりして除隊を望む人間は、(空軍だけの話かもしれないが)自分が精神病であることを証明できればいい。だが、自分が精神病であることを認識できる人間(医者の診断を受ける時点でそうなる)は精神病ではない、と判断され、除隊は認められない、という話である。
このロジックと、特定秘密保護法におけるロジック(何が秘密かは秘密)は似ているのではないか。つまり、奴隷的存在(兵士・国民)の立場からの異議申し立てができないシステムが、あらかじめ作られている、ということだ。まさに、官僚的作品の傑作だろう。

なお、パソコン不調のため、ブログを書くのに苦労する状態なので、「徽宗皇帝のブログ」ともども更新頻度が落ちるだろうと思う。ぞのうち「1万円パソコン」が出たら、買い換えるつもりであるが、甘過ぎる期待だろうか。(笑)



(以下引用)



特定秘密保護法の何が理不尽かと言えば、特定の一組織が管理する特定秘密を、あえて知ろうとしたり、知ろうとしなくても、それに抵触する表現を意識せずに行った場合でも重大な罰則規定が設けられていることである。

ここには決定的な不平等状況が存在していることになる。

この不平等は国家の安全のために必要悪だというロジックが設計した側にあるようなのだが、(以下略)








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討論Barのこと

「反戦な家づくり」で少し紹介されていた「討論バー」という存在がなかなか面白いので、その広告画面を転載しておく。
こうした試みが全国的に広がっていけば、政治がもっともっと身近になり、日本人も精神的に変わっていくのではないか。地道な試みだが、素晴らしいと思う。
ずっと前に私は、『小公子』の中で、雑貨屋の主人と10歳くらいの子供が真面目に政治的な議論をする場面が大好きだ、と書いたが、日本がそういう社会になってくれるのが私の一つの夢である。(私は「夢」という言葉が大嫌いなのだが、これについては「夢」としか言えない。あくまで、通る人が増えて、そこが道となるのを待つしかないのである。)ただし、夢に終わらせないために、経済的にもこの試みがペイできるような工夫をしていくことが大事であるのは言うまでもない。脱サラしてきれいな高原でペンション経営というお花畑思考レベルでこの「運動」(まだムーブメント化はしていないが)を進めてはならないだろう。

一つだけ懸念を言えば、「討論Bar」という名称に問題は無いか、ということである。「討論」という言葉自体に問題があるのだ。「討つ」、つまり相手を「討ち倒す」「討ち滅ぼす」ことが議論の目的である、という錯覚をこの言葉は引き起こしている、と私は思っている。かと言って、「議論Bar」では、延々と無駄な議論が続き、何一つ生産的な結論の出ない、会社や役所の会議のイメージがありそうだ。「雑談Bar」では、無駄話にしかならないイメージだ。さて、何かいい名称は無いものだろうか。
いっそ、「討論」の語を外し、「Citizen-connection」とでもしたらどうだろうか。
あるいは古代民主制国家ギリシアにおける市民の政治的議論の場「アゴラ(広場)」などの語もいいが、「アゴラ」はネット上で既に使用済みだ。
まあ、誰かいい知恵の人が、そのうちいい名称を考えてくれるだろう。
なお、議論に加わりたくない人でも、そこに行けば新聞・雑誌などが豊富に読める、というようにして、政治に無関心な人と関心のある人が混在できるようにすればいいと思う。ルールはただ一つ、「喧嘩をしない」ということである。声を荒げる人間は、即退場とすればいい。



(以下引用)*画像などはコピーできていないので、興味のある人は元記事参照。「反戦な家づくり」から行く方が簡単です。







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ウルトラ・スーパー・デラックスマン

「逝きし世の面影」から転載。
藤子不二男(字はこうだったか?)の、かなり昔の作品に「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」というのがあったが、話の内容は、スーパーマン的な能力が、知能劣等・常識皆無・モラル希薄な人間に与えられたらどうなるか、というものである。もちろん、この世で最悪な存在になるわけだ。漫画では、些細な悪事をした人間を自分の「正義感」から半殺しにしたり、アイドルタレントに欲情したら、呼びつけて相手をさせたりするわけだが、何しろ超人なので、誰も彼には逆らえない。何もかもが彼の思うがままになるわけだ。(キャラクターが、例の、ラーメン好きの「小池さん」の顔であるところがまた面白い。)軍隊で攻めても平気で軍隊を壊滅させたりする。さて、その最後は……まあ、ご自分で漫画をお探しください。
内閣総理大臣というもの(地位)も、ある意味では「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」的能力(権力)を人間に与えるわけだが、その能力(権力)を与えられた人間が知能・人格劣等な人間であったらどうなるか。まあ、赤ん坊にピストルを持たせるようなものだろう。(これはフレドリック・ブラウンの小説にある話。)
だから、政治は他人事ではない、と私は常々言っているのである。


(以下引用)


「僕ちゃん、偉いんだ!」ノロウイルス以上に猛威をふるう安倍晋三症候群

2014年02月21日 | 政治



『最高責任者には責任が無い日本国』  

人間のくずの安倍晋三59歳(内閣総理大臣)は衆院予算委員会で、野党の質問に苛立ち『法制局長官と総理大臣はどっちが偉いんだ。偉いのは総理大臣の方だっ!』との身も蓋も無い『ぶち切れ』の野次を飛ばしたが、自席に座ったままの不規則発言なので議事録には残らない。
甘やかされた小学生でも日本国総理の安倍晋三のように『僕ちゃん、偉いんだ!』などと(恥ずかしいので)言わない程度の知恵がある。
2月12日には議事録が残る正式な国会答弁で『私が最高責任者だ』が問題となったが、すべての原因は外務官僚から安倍の肝いりで畑違いの内閣法制局長官になった小松一郎の長期不在が根本問題なのです。
野党としては小松一郎のいない今のうちを狙って法制局に質問を集中する作戦に出たのですが、これに安倍が苛立っての『勇み足』なのである。
ところがマスコミが一番大事な小松法制局長官の不在(原因)を報じないから、新聞読者は本当の意味が分からない。
名目は体調不良による検査入院なのに一月近くも入院していて一切動静不明。病状不明。
この状態は内閣としても最初から承知していて入院の翌日には法制局次長を代理の長官に使命する手際よさ。(実はこの部分が一番おかしい。不思議すぎるのである)
長官の病状が一切不明なのですが、官邸に箝口令がしかれた不思議の原因は普通に考えれば重病であるか、病名が不適切で発表出来ないかの二つに一つ。政府官邸の重要人物が今のように長期間動静不明は前例が無い異常事態なのです。

(注、)
2月12日の衆院予算委員会での安倍本人のご要望(お墨付き)で、意味はまったく有りませんが記事では安倍晋三の前に『人間のくず』の枕詞を必ず付けています。

『総理補佐官衛藤晟一の八つ当たり暴言三昧』

政府が小松一郎の病状を隠す、他のもう一つの可能性ですが日本に対する風向きが大きく変わっている。いわゆる高転びですね。
動画サイト「ユーチューブ」に衛藤晟一首相補佐官(参議院議員)が安倍首相の靖国参拝後アメリカが表明した『失望した』を逆批判していたと2月18日にマスコミが報道する(投稿日時は不明だが安倍首相の去年12月26日の靖国参拝以降である)
『むしろ我々の方が失望だ』、『米国はちゃんと中国にものが言えないようになっている』。『中国に対する言い訳で失望といったに過ぎない』といいたい放題。
ラッセル次官補やアーミテージ元国務副長官、在日米大使館主席公使などの『アメリカ側には事前に説明している』、『同盟関係の日本をなぜ大事にしないのか』と逆にアメリカを批判。
中国韓国などの関係改善を促すアメリカ政府に対して『これ以上、抑制的にやると日本にとってよくない』と強調した。
『僕ちゃん、偉いんだ!』とばかりに安倍政権の補佐官が主人気取りで、米国(オバマ政権)に正面から喧嘩を売っているのですから無茶苦茶。自分が何様になった心算なのだろうか。
菅官房長官が流石に見かねて衛藤本人に注意したので2月17日には問題の八つ当たり動画はユーチューブから削除されている。
ところが安倍総理補佐官の衛藤晟一参議院議員は、心配して取材する取り巻き記者に対して『何が問題なのか判らない。騒ぐ方が馬鹿である』との意味の不満を語っているが、これではお終いである。
衛藤晟一は、削除した発言は『首相と違うことを言っている訳では無い』と、わざと騒動に油を注ぐ問題発言を繰り返す。(衛藤総理補佐官は以前から同趣旨の発言を繰り返していたので動画は失言ではなく、信念なのですから救いが無い)

『風向きが「逆風」に変わる』

アメリカ大使館は安倍のお友達人事で決まったNHK会長の問題発言を理由にしてケネディ大使の取材を拒否している。
たとえNHKが公共放送ではなく政府広報程度であるとしても、(敵国のピョンヤン放送の取材拒否なら辻褄が合うが)そのことを理由にした唯一の同盟国であるアメリカの大使が、日本(NHK)に対する露骨な嫌がらせ(取材拒否)は理不尽である。
少しも辻褄が合っていないのである。
アメリカの『仮想敵国が日本』であると仮定するなら米大使館のNHKの取材拒否は、唯一理論的に整合性がある。(同盟国に対しては有り得ない)
衛藤晟一首相補佐官の『同盟国の日本を大事にしろ』発言は(この部分だけなら)実は理論的にまったく正しい発想なのである。
大事な同盟国の日本は、建前であり実体は無い。(嘘八百の出鱈目)
アメリカの本音は『仮想敵国』だったのである。
ところが、この大事な事実を指摘するマスコミがゼロ。マスコミ御用達の識者も誰も指摘しない。
護憲左派の知識人も同じ水準で、単に『オバマが安倍を嫌っている』と過小評価して、日本を仮想敵国扱いしている重大な事実を見落としている。
前代未聞、空前絶後、驚天動地のアメリカによるNHKの取材拒否の事実が発覚しているが、同じ時期に、オバマ政権など時のアメリカ政府の意向を代弁している米有力紙ワシントンポストは社説で米中のコミュニケーションギャップよりも日米のコミュニケーションギャップの方が大きいと書いている。(同紙は2年前TPPに舵を切った野田首相を「ここ数年で最も賢明なリーダー」と露骨にヨイショしている)
今の日本(安倍政権)を、完全に北朝鮮扱いしているのですから恐ろしい。

『米国の恐ろしい北斗百裂拳「あたたたたたたた!!」 』

一つ一つは日本の致命傷では無いかも知れないが、打撃が同時期に一方向に連続する北斗百裂拳状態なのである。
これだけ時間的に短時間に同一種類の問題が炸裂することは無い。(連続しても普通ならある程度は時間差があるものなのです)
これは単なる偶然ではなくて意識的に『同時期に集中させている』可能性が高い。
19日付け米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは安倍首相の経済ブレーンで内閣官房参与の本田悦郎の発言を問題視している。
本田悦郎は『アベノミクスの背後にナショナリズム的な目標がある』とか『日本が力強い経済を必要としているのは(賃金や生活向上は煙幕で)より強い軍隊を持って中国と対峙出来るようにするため』であり、『靖国参拝を避けている限り、国際社会での日本の立場は非常に弱い』と語ったと言うが無茶苦茶。
批判する言葉を失う。
安倍政権(日本)に吹いていた風向きが、180度反対方向に完全に変わっているのである。
外務省の国際法局長だった小松一郎ですが、法律家でも政治家でもなくて外交官試験合格での大学中退を自慢する典型的な外交官であり、軍師官兵衛のように世界の風向きを敏感に察知する能力に長けている。(官兵衛の最大の功績は老舗の大国毛利を見限り新興勢力の織田についたこと)
靖国参拝後にアメリカが安倍を叩くと予想し『風向きが逆風になった』と二階に上がった安倍の梯子を外して、裏切った可能性がある。
暴走する極右国粋主義の安倍政権の行く末を読みきって『もう駄目だ』、『もう持たない』と判断したのか。下克上の戦国乱世を髣髴させる浅ましい光景である。
少し前の政治家の疑獄事件なら元気だった政治家が突然入院して雲隠れするが、今回も同じで登校拒否の小松一郎法制局長官は野党が言質をとろうと手ぐすね引いて待つ怖い国会に出て行きたくないのである。
『答弁をしたくない』から、(大病を装って)自分から病院に籠城している可能性が高い。

『拡散する危険な安倍晋三症候群』「僕ちゃん、偉いんだ!」

人間のくずの安倍晋三のお友達の籾井勝人は、大阪一の売春街『飛田新地』の業者組合の顧問弁護士だった橋下ばりに『従軍慰安婦はどの国にもあった』と就任記者会見で発言。大騒動に発展する。
その後国会で釈明して、自分の発言を取り消して陳謝した筈の籾井NHK会長は、少しも懲りずに『発言、どこが悪いのか』と経営委で暴言を吐いている。
ノロウイルスだけではなくて『僕ちゃん、偉いんだ!』との危険な安倍晋三症候群が日本中に蔓延しているのです。恐ろしい話である。
ノロウイルスの『不顕性感染』の場合、感染者本人は自覚症状が無いので感染に気づかないで外部にウイルスを排出する。(他人に迷惑をばら撒く)
ノロウイルスより危険な安倍晋三症候群でも同じで、重篤な状態なのに本人は感染に気が付かないのですから恐ろしい。
就任会見での従軍慰安婦問や特定秘密保護法などをめぐる発言が問題になった籾井勝人NHK会長が2月12日の経営委員会で、『取り消しているし、どこが悪いのか。素直に読めば理解できるはずだ』との発言をしていた。
12日の経営委では『人間のくず』の百田尚樹、テロルを賞賛する長谷川三千子両委員の言動などを審議『一定の節度を持って行動していく』とする統一見解をまとめた。
委員会の最後に、籾井会長は『(発言の)どこがおかしいのか』、『会見の記録全体を見てもらえればわかる』と持論を展開。
別の委員から、『反省していない』、『そういう物言いはおかしい』と反発する声があがる学級崩壊状態に陥った。
委員たちの反発に憮然とした浜田健一郎委員長は『終わります』と経営委員会を打ち切ったが最早手遅れ。
既にNHK自体が終わっている。
連日参考人として国会に呼ばれ叱責さている籾井NHK会長は、自分の発言を取り消して陳謝した筈なのだが、衛藤晟一と同じで『自分の考えは以前と同じ。変わっていない』と発言している。
『発言取り消し』は口先だけの方便(嘘八百)であり、少しも大騒動になった問題発言を取り消していない。自分の間違いを認めていないのである。 

『社民党の福島瑞穂副党首の質問にぶちぎれ「僕ちゃん、偉いんだ!」』

人間のくずの安倍晋三首相は(与党入りしたい)日本維新の会、みんなの党には秋波を送る一方、国会答弁で野党の立場の民主、社民両党議員の質問には感情をむき出しにする場面が目立ち、無意味に国会が荒れている。
幼稚園児並の『僕ちゃん、偉いんだ!』的な荒れる答弁に野党は非難を強めるし、与党内からも戸惑いの声が上がる。
5日の参院予算委員会で民主党有田芳生議員が、百田尚樹・NHK経営委員が東京都知事選の応援演説で他 の候補者を「人間のくず」と発言したことを批判すると、『延々と補正予算の場で(質問を)やるつもりですか』。
6日の参院予算委では社民党の福島瑞穂副党首の質問では、 首相は集団的自衛権に関する見解を聞かれ、『もう何回も何回も何回も何回も答弁している通り。』などと不真面目に答え、福島氏が憤慨したため審議が4回中断する騒ぎに発展する。
12日の衆院予算委で民主党大串博志議員には『ある夕刊紙はほぼ毎日のように私を「人間のくず」と言っているが、私は別に気にしない』と真面目に答える気持ちが最初から無い有様。
野党姿勢を鮮明にした民主、社民両党議員の質問には、今までの共産党議員に対する態度と同じにしたのだろうか。
ある意味では今の安倍の態度は正直で公平で、『正常化』したのである。

『安倍「僕ちゃん、偉いんだ!」荒れる答弁の一例』

人間のくず安倍晋三首相の、過去の国会で原発の事故対策について共産党の吉井英勝議員の質問に対する国会答弁を見れば一目瞭然。誰もが納得するであろう。
(再現すると)
吉井英勝議員の質問、『海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか』。
安倍晋三首相の答弁、『海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない』。
質問、『冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
質問、『冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
質問、『原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
『万全の態勢を整えているので、復旧シナリオは考えていない』を無限に繰り返す丸っきり壊れたレコード、安倍晋三のエンドレステープなのです。
何一つ将来の不安を考えたことが無いのですから悲惨である。
これが人間のくずの安倍晋三の『僕ちゃん、偉いんだ!』との漫才並の爆笑首相国会答弁の代表例なのである。
ところが最大の問題点とは、おごり高ぶった安倍総理と共産党の吉井議員とのやりとりが、『現在の話では無い』こと。
7年以上前、もちろん福島第一原発の大爆発の前。第一次安倍内閣の出来事なのですから驚き呆れる。
吉井英勝は小出裕章と同じ京大工学部原子核工学科卒であり、福島第一原発事故の発生以前からレベル7の過酷事故の顛末を正しく予想していた。
2011年3月11日の原発事故は、想定外どころか極悪自民党が引き起こした人災だったのである。
安倍晋三首相の、『万全の態勢を整えている』は大嘘だった。
ところが安倍晋三エンドレステープ後半部分の、『復旧シナリオは考えていない』の方は丸々真実だったのである。
何故未曾有の福島第一原発事故を引き起こしたA級戦犯の極悪人の安倍晋三が逮捕されず、今も日本の首相で自民党が与党なのか。
完璧に日本は狂っているのである
安倍晋三自身は、昔と少しも変わっていない。丸々以前と同じなのである。
人間のくずの安倍晋三にそもそもマトモな答えを期待した社民党の福島瑞穂副党首の方が根本的に間違っている。丸っきりの善意の勘違いなのである。


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総理大臣は「月月火水木金金」の仕事だろう。

「晴耕雨読」から転載。
中沢けいとは、作家の中沢けいだろうと思うが、権力に阿(おもね)らない発言をしたのは立派だ。マスコミに関わる商売は無数にあり、作家などもそうだから、彼らは普通は政治的発言をためらうものだ。
以前は、政治的発言の多い左翼的思想の作家も沢山いたのだが、いつのまにか、そういう作家はマスコミの片隅に追いやられてしまった。もちろん、マスコミの協力無しでは本の売れ行きも芳しくないだろう。まあ、左翼思想そのものが不人気ではあるのだろうが、かと言って国を挙げて右翼路線まっしぐら、というのも気味が悪い。
三島由紀夫は右翼的な作家だが、彼は作家に必要なのは「反時代的精神」だ、と言っていた。つまり、時流というものに、常に「ノー」と言う姿勢だ。これは作家だけではなく、あらゆる人間が心の底に持っておくべきものだろう。別の言い方をすれば、懐疑精神と批判精神である。ただし、一般庶民などがそれを表明するかどうかは別問題である。あなたが「反時代的」な政治的意見を表明すれば、すぐに周囲から孤立することは当然の話であるのだから。
作家には、反時代的な作品を書いてもそれが未来において評価される、という可能性がある。それこそが、作家の真の栄光だろう。
例によって、引用した記事とは無関係な前置きになったが、引用記事は解説不要だろう。

安倍総理やその取り巻きは右翼好きだろうから、かつての軍歌を今回の記事タイトルにした。
「治にいて乱を忘れず」というのが為政者必須の心がけであり、土日祝日には戦争も自然災害も起こらないと決め込んで呆けているような人物は総理をやめなさい、ということだ。




(以下引用)



2014/2/21


「わかっていながら何もしないからみんな怒っているのです。首相の資質、というよりも人として間違っている」  憲法・軍備・安全保障

中沢けい氏のツイートより。

阪神大震災の時に旧首相官邸にはチャンネル式のアナグロテレビしかなくって、自衛隊が上空から撮影した映像を受け取れなかったという反省で、新しい首相官邸には災害対策専門のお部屋を作ったはずなのに、歴代1位の記録的積雪災害にそれを活用した形跡がない。

15日は未明から午前にかけては雪が降っていたけれども、15日午後はヘリコプターが飛べないほどの強風だったかしら?



> そこが論点じゃない。災害時対応としてどうかと問うている。

「内閣総理大臣たる私人としての安倍晋三が何でオリンピック見ながら天ぷらを食べちゃいけないのか、言ってる意味があまりよくわからない」#菅官房長官 #天ぷら辞任 http://t.co/f0TpGcFIR5


14日の段階で甲府の降雪は50センチと予想されていたが、15日午前には100センチを超えていた。

予想の倍の降雪量があったわけで、この段階で甚大な被害を考えることができたはず。

それができていなかったことを問われているわけで。

情報収集にあたる必要があったでしょう。

>泉田裕彦 豪雪対策を担当する国の機関の方々が視察にいらっしゃいました。現在、除雪応援隊を派遣していますが、このような事態は現在の財政制度等で直接的には想定されていません。雪国の状況の説明に併せて、広域応援に対する国の制度改善を要望しました。

> もちろん官邸自ら情報収集にあたるのは当然として、何もしなくても官邸に情報が集まらないはずが無いような。どこかで止まってしまうんですかね?だとしたら末期的 

そこが不思議なところなのですよ。

危機感がないと、集めた情報を集約して規模を測ることができないことがあります。

たとえば県知事が作業服を着ても作業するわけではないのですが、その服装が危機感の共有を生み出すということはあります。

> 官房長官マジですかぁ。意味が分からないって。菅官房長官としては首相をかばうよりほかに仕方がないのでしょうけれども、ネットのサポターと同じことを言っているのには苦笑させられます。

2月15日6時53分配信の時事の記事「関東甲信、記録的大雪=甲府1メートル超、東北も警戒―低気圧北上、交通混乱続く」 → http://t.co/8WyOY7GpyZ 

この時点で「1894年の観測開始以来最多を記録し、1998年1月の従来記録49センチの2倍を超えた」と

前日の14日に各省庁を集めた対策会議の想定を超える規模の積雪があったことが判明していたわけで、15日午前になんらかの対策会議を首相を含めるかたちで開いていれば、以後は金メダリストと電話で話そうが、天婦羅を食べようがいっこうにかまわないというものだ

2月15日は首相は公邸にいて、午後2時には羽生選手と電話、記者団の取材を受けている。

2時54分に富ヶ谷の私邸に入り、それから16日5時31分に会食のため私邸を出るまでずっと私邸で過ごしていた。

15日日暮れ頃には山梨選出の複数の国会議員が切迫したツイートを打っている

16日13時の内閣府で対策会議は開かれることが決まったのも、国会議員のツイートで流れた。

16日13時の内閣府での対策会議には首相は出席していない。

対策会議の内容を伝える書類(PDF)には「第一報」とある。

つまりこれが実際の積雪があってからの最初の会議

仮に16日13時の内閣府対策会議に首相がいれば、まだ話は別だけど、午後5時49分、東京・赤坂の天ぷら料理店「楽亭」着。

支援者らと会食。

午後7時50分、同所発。

 午後8時5分、私邸着。

ということになったのでみんな怒ってます。

羽生選手と電話で話た段階から怒ってた人もいる。

> おはようございます。そのとおりです。わかっていながら何もしないからみんな怒っているのです。首相としての資質が欠けている、というよりも、人として間違っていると思います。

鈍すぎ。

> 危機管理能力以前の問題ですね。大震災の時に安倍が首相でなくてよかったと思います。

困りましたね。

いつなんどきなにがおきるかわからないのに。

> 土日は災害もテロも原発事故も発生しないと思っているようです。首相、都知事、埼玉県知事は。

> 秩父が雪害の緊急事態の最中、上田知事は秩父市長からの自衛隊による救助要請を断りクイズ大会に出場。昨年の優勝チームが雪害で出場不能になった結果の優勝に喜んでいる。「埼玉クイズ王、県職員チーム「SKT48」が圧勝V」 http://t.co/0ZYF1adFqB

むむむ。

首相もだけど、埼玉県知事もか 

↓> 僕も最近、この共同代表と同じ印象を持っていた。今の首相は、思想云々以前に、どうも「首相として当然持っているべき知識」を根本的に欠いてるんじゃないか。【「憲法の基本学んでね」  弁護士有志が首相に“教科書”贈る】 http://t.co/kqpWNkacqY




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奨学金という「借金」

「BLOGOS」から転載。
大学の先生という立場からすれば、「奨学金」批判論は言いにくいはずだが、かなり本音を語っているように思える。奨学金はただの借金であり、学資ローンと同じだと考えるべきだろう。違いは、学資ローンは親が負担するが、奨学金(の返済)は本人が負担するのが普通だ、という点である。まあ、大学に行くかどうかは本人の意思であり、本人がそれを負担するのは当然だ、と私は考えている。(もちろん、親がいれば、その返済に協力してもいいわけだ。)
もっと言えば、学校教育は中学までで十分で、高校まで出してやるのは親のサービス、大学まで行かすのは過剰サービスだ、と考えている。
そもそも、高校で学ぶのは大学入試に必要というだけの知識が大半であり、そんな知識など高校に行かなくても図書館やインターネットを利用すれば自分で学べる。大学で学ぶのも似たようなものだろう。大学で学んだことで、社会に出ても役立つ知識というのはわずかなものだと思う。(一部の専門職は別で、医学や工学などは職業に密着した知識を学ぶとは思う。)
大学のメリットは、精神的に未熟な子供が、半分遊びながら知見を広められるという「大人への猶予期間」である、という点にあり、人生にはそういう時期もあっていいだろう。だが、中卒や高卒でいきなり社会に出なければならない厳しい立場の人間もたくさんおり、大学などに行ける人間は、そういう自分の恵まれた境遇に感謝しなければなるまい。
未来においては、大学(大卒)の肩書きがまったく意味を持たず、高卒や中卒(あるいは高校中退、中学中退)で社会の第一線で働くような人間がIT企業などを中心に増えてくるのではないかと思う。




(以下引用)







記事 凜
2014年02月17日 13:00

奨学金という「借金」と就職できる大学という現実









『INSIGHT NOW!』に純丘曜彰大阪芸術大学芸術学部教授が書かれていた「奨学金には手を出すな」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。


1 記事の紹介

 「『奨学金』とは名ばかりで、実態は若者を喰いものにする貧困ビジネス」だとまで述べております。

 「本来の奨学金、英語のスカラーシップは、まさに将来ある有為の若者の勉学を奨励するもので、日本でも、大学や企業、県人会などが無償の善意で、学費免除や生活支援をしている」。「一方、日本で一般的な旧『育英会』、現『学生支援機構』」は「ただの巨額の個人の借金」で、「事実上のフリーパス」と問題点を指摘します。

 そのうえで、「月12万円で4年間借りると、卒業時には576万円の借金」でこれを返すためには、かなりの年月がかかり、子育てを考えると、「子供もまた奨学金。一家一族、子々孫々まで、ずっとまるまる借金漬けで貧困世帯に墜ちていく」ともしています。

 更に「もしも正社員に就職できなかったら」とか、「講義をサボり、単位を落とすと、奨学金は打ち切り。ただちに退学、返済とならざるをえない」という「現実」にも触れられています。

 そして「カネが無いなら、本気でがんばって、成績優秀者として、大学の学費免除、企業や県人会などの本物の奨学金を取れ」、「どうしてもやむなく奨学金に手を出すなら、他の学生と自分は別の世界に生きていると腹をくくり、ひたすら勉学にだけ打ち込め。」と結んでいます。


2 奨学金について

 実に正論で、願わくは大学進学を考えている高校生に自分の将来を考えるときに読んでもらいたい記事です。

 以前私も奨学金について書かせてもらったことがありますが(「夢」のために借りた奨学金と滞納が増加している「現実」)、基本的に同意見で、きついと言われようが、高校生には酷だと言われようが、こうした現実があり、自分の将来である以上きちんと考えてもらいたいと思っています。

 実際、大学も経営という観点が必要で、生徒を確保しなければなりません。すれば、奨学金でも何でも使って来てくれる生徒は大変ありがたい存在で、まちがってもこうした不利なことを大々的に言うはずがありません。
 
 高校についてもいろいろ都合があり、とりあえず奨学金を借りらせて進学させてしまえと言う思惑もあるようです(教師の都合とそれで大学進学を決めて苦労する学生)。

 大学院生の実態については、既にかなりの人が知っていることと思いますが(大学院卒の現実周知)、大学については、大学位は出ておかないと、という発想が強いためか、大学であればというだけで、あまり深く考えずに奨学金を使ってしまう様です。


3 就職の現実

 何のために大学を出るかという話は以前からありますが、現実問題としては就職のためという話になるかと思います。

 それなりの大学をでないとそれなりのところには就職できないという現実があり、「学歴偏重」に対する批判などが何度も寄せられてきておりますが、就職の際、学歴に代わるものがない以上、なくなることは簡単にはないかと思っています。

 学歴を差別する人は、良く自分で相手を判断する能力がないから学歴というものを通して判断するということを言いますが、短期間で採用する人間を判断しなくてはならない会社にそんな余裕があるはずがありません(大学の学部・学科に「キラキラネーム」が出てきた理由)。

 良い大学を出ていても使い物にならない人間が大勢いることは間違いなく、良い大学を出ているから「素晴らしい人間」だとかいうのはおかしいと考えます。

 しかし、会社が求める「使い物になる人間」は、可能性として偏差値の高い大学と低い大学のどちらにより多くいるかとなると、高い大学にいる可能性が高く、そこから選んだ方が外れが少ないというのは採用する人間の気持ちになれば当然の判断かと思います。


4 最後に

 確かに、高校を卒業する位の年齢の方に将来のことを考えろというのは酷だというのはわかっているのですが、自分の人生なので、大学進学にあたり、奨学金という「借金」を背負って今後やっていく価値のあることかは本気で考えてもらいたいと思います。

 そして自分の行ける大学が行く価値のあるところなのか(理想を言わせてもらえば、何が学べるかまで含めてなのでしょうが、どのような教授がいて何を教えてもらえるかを分かれというのはかなりキツイでしょうし、実際有名大学ならともかく、そうでもない大学の教員となると私でも無理です)、せめて就職という観点からだけでも考えてもらえればと思っております。




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百田発言の社会的効果

「voice of russia」から転載。
注目すべき記事は、目に付いた時に保存しておかないと、すぐに新しい記事の洪水の中に埋没してしまうから、緊急性は少ない話題だと思うが、こうして転載した。
私は百田など大嫌いだし、実に下品な顔の男だと思うが、彼がアメリカの原爆投下や東京大空襲について述べたことはまったくの正論だと思う。私自身、同じ趣旨の記事を何度か書いている。東京裁判についての考えも、そう間違ってはいないと思うが、問題は、彼の発言がネット右翼レベルの、あるいは子供の喧嘩レベルの「現在の政治状況を無視した発言」になっていることだ。
私はよく言うのだが、心の底で思っていることと、それを発言することはまったく別の話なのである。
しかも、その発言が社会的影響を持つ、公的立場にある人間ならば、自分が思っていることをそのまま全部外部に吐き出していいはずがない。それは「空気を読む」という、ある意味では卑屈かつ卑怯下劣な日本的風習を拒絶する勇敢な行為と言うよりは、ただの馬鹿な行為である。
まあ、私自身、自分のブログの中でいつも後先を考えずに正直な発言をしてしまう幼児性はあるのだが、幸い、社会的影響はゼロに近いので、安心して放言できるのである。
それはともかく、下記記事におけるアレクサンドル・パノフ氏の分析はなかなか見事だと思う。(日本の若者の中には原爆を落としたのはロシアだと信じている者もいる、という話は、さすがに信じ難いが、あるいはそういう小学生レベルの若者もいるのかもしれない。)




(以下引用)*赤字部分は引用者(夢人)による強調。「東京大空襲」については、その爆撃対象が霞ヶ関や虎ノ門、あるいは皇居ではなく、なぜ庶民しか存在しない下町を中心にしていたのか、ということが、ずっと私の頭を去らない疑問である。それを合理的に説明すると、どうしても「陰謀論」にしか行き着かないのだ。つまり、日米支配層の間には最初から「庶民は殺していいが、お互いは無傷なままでいよう」という合意があった、ということである。つまり、日米ともに、国民全体にとっての本当の敵は横(他国)にではなく、上(支配層)にいた、ということだ。



日本人たちは米国人たちに広島・長崎爆撃を思い出させた
特集: 論争クラブ (66 記事)
タグ: 政治, 論争クラブ, 米国, 解説, アジア・オセアニア, 国際, 日米安保同盟, 日米関係, 第二次世界大戦, 日本関連


イリナ イワノワ

18.02.2014, 13:11

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хиросима атомная бомба годовщина память япония

Photo: EPA



米国と日本の関係がスキャンダルで炎上している。駐日米国大使 キャロライン・ケネディ氏が、NHK経営委員百田尚樹氏の問題発言への抗議をこめて、NHKの取材申し込みを断った。百田氏は1937年の南京大虐殺の事実性を否定。同時に、1945年の米国による広島・長崎原爆投下を「野獣的行為」と批判した。


百田氏の発言は、日本の政治エリートたちの、また日米関係における、見逃すべからざる傾向性を鋭く反映している。元駐日ロシア大使アレクサンドル・パノフ氏は次のように語る。

広島・長崎に先立ち、同じ1945年、10万人以上が死亡した東京大空襲があった。しかし東京を壊滅させるための、軍事的必然性はなかった。こうしたすべては日本国民の脳裏に拭い難く刻印されている。広島・長崎両市では毎年、追悼行事が行われている。そこで、『原爆を落としたのはほかならぬ米国である』という点に力点が置かれたことは一度としてなかったが、それは別の話である」

パノフ氏は語る。広島・長崎をめぐる米軍の「蛮行」発言が今の今なされたことは、偶然とは考えられない。米国が日本の安倍首相の靖国参拝をやんわり非難したことは、記憶に新しい。それまで米国は、同盟国を批判するに際しては、きわめて慎重であった。しかし、状況は変わった。バラク・オバマ大統領は、台頭する中国への脅威のもとに、日本および韓国との同盟関係を強化しようとしている。その今、日本の首相に靖国参拝などしてほしくなかったのだ。そこへ百田氏の、南京大虐殺の事実性を否定する発言である。おまけに百田氏は、東京裁判はただ、広島と長崎から目を逸らさせるために、米国に必要だったから行われたのだ、と語った。この発言は米国の許容限度を超えるものだったしい。けれども……とパノフ氏。

「大使が取材を拒否した。米国がこれほどハードなリアクションをとったことはかつてなかった。米国は明らかに不満感を表したのだ。もっとも、日本の肩を持ちたい気持ちもある。米国はかつて一度として自らの野獣性を認めたことはない。平和な都市を壊滅させてしまう、これは野獣性でなくて何か?米国だって悪いのだ。駐日米国大使が広島・長崎の追悼式典に出席するようになったのは、ほんの2年前のことだ。それまでは、日本の平和な市民を大量に殺害したことについて哀悼の意も何も表明してはこなかった。百田氏の発言は、米国の政治家たちの、自らの罪に対する沈黙と、歴史的真実からの逃避の結果なのだ

パノフ元大使は、百田氏の発言は日本社会の注意を喚起するに一定の役割を果たすだろう、としている。

「米国が広島・長崎についての自らの有責性を黙殺してきたために、日本の若い世代の多くは、原爆を投下したのはソ連だと思っている。いま歴史的真実が見直されることには、一定の理由と意味があるのだ」
パノフ氏の見るところでは、百田発言の真意は、一つには歴史的真実への希求であり、また一つには、日本を対等の相手として、しかるべく敬ってほしい、との米国への呼びかけであった。もしも米国が日本の首相の靖国参拝を批判するのなら、日本にだって米国を批判する権利が、また根拠があるのだ。重要人物による問題含みの言動は、日本の抱えるひとつの不安、すなわち、米国はやがて日本を見捨て、中国をとり、ついに日本は孤立状態で中国と向き合わなければならなくなるのではないか、との不安に基づく、捩れた求愛表現と見ることが出来る。パノフ氏は言う、百田発言などがどのような効果を持つのか、それは分からない。しかし、少なくとも、広島と長崎の歴史的真実を見直すことは、誰にとっても害とはならない


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