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投票率23.59% !

気がつかないうちに、大阪市長選は終わっていたようだ。まったく馬鹿馬鹿しい選挙だったが、一つだけ意味はあった。市長(や議会)が実質的に不在でも、大阪市の運営にはまったく支障はないことが判明したことである。(笑)
ところで、下の記事は売国マスコミの雄、産経新聞のものだが、多くの人があまり気づかないことを指摘しておく。それは、この大阪市長選の無意味さについてのインタビューを、なぜ諸政党幹部ではなく、財界人にするのか、ということだ。言うまでもなく、維新のライバル政党の発言だったら、もっと手厳しいものになり、読む人もそれに同感しただろう。そうさせてはいけないから、橋下と同じ穴のムジナである関西財界人に生ぬるい批判をさせ、それで適当に幕引きにしよう、という意図なのである。
絵の画面に「何が描かれているか」は容易に分かるが、「何が描かれていないか」に気づくのは困難なのである。
以前に「徽宗皇帝のブログ」だかこちらかに書いたように、維新以外の政党は、この史上最低の投票率を問題視し、この無意味な選挙を行った橋下の政治責任を徹底的に追及すべきである。それをやらないようなら、他政党は維新のお仲間以外の何物でもない。


(以下引用)




産経新聞

大阪市長選 「不毛な政争」 空白取り戻しへ関西財界が注文


 大阪市長選の結果を受け、関西の経済団体トップが23日夜、コメントを発表した。


 投票率の低さを嘆き、選挙期間中の政治的な空白を取り戻すため橋下徹氏や各党に大阪活性化に向けた議論を急ぐよう催促した。


 大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭(京阪電気鉄道最高顧問)は、投票率の低さを挙げ「(橋下徹氏は)市民の支持を得たとはいえないのではないか」と指摘。その上で「不毛な政争で時間を空費した。空白を取り戻すべく本格予算編成を急ぎ都市経営に万全を期してもらいたい」と注文した。


 また、橋下氏に対して「大阪都構想に関して野党と根気よく話し合う以外に方法はないことを自覚すべきだ」とした。


 関西経済同友会の鳥井信吾代表幹事(サントリーホールディングス副社長)も、「(橋下氏に)有力な対抗馬がいない中、市民の関心が高まらなかったことは残念」とした。


 各政党、会派に「大阪が国際都市として発展していくために、大阪都構想をはじめとする(政策課題で)議論を尽くし、一定の時間軸の中で結論を出していただきたい」と要望した。


 



 大阪市選挙管理委員会は23日、同日行われた市長選挙の投票率が23・59%だったと発表した。この数字は、同市長選としては過去最低となった。前回の市長選の投票率は60・92%。


(追記)正確な票数を備忘として追記しておく。



出直し大阪市長選の結果、橋下氏が当選 投票率は過去最低。



大阪市長選挙の開票結果。
▽橋下徹(維新・前)当選、37万7472票
▽藤島利久(無所属・新)、2万4004票
▽マック赤坂(諸派・新)、1万8618票
▽二野宮茂雄(無所属・新)、1万1273票

出直し大阪市長選は23日、投開票され、地域政党「大阪維新の会」公認で前職の橋下徹氏(44)=日本維新の会推薦=が新顔3人を破り、再選を果たした。橋下氏は大阪市を特別区に再編する「大阪都構想」の議論を進めるかどうかを争点に掲げたが、都構想に反対する政党は候補者の擁立を見送った。投票率は23・59%(前回60・92%)で過去最低を記録。橋下氏の得票は初当選した前回から半減し、大量の無効票も出た。選挙に圧勝することで「民意」を得て政策を進めるという手法は空回りし、橋下維新の政治的な影響力低下は避けられない。

引用元
http://www.asahi.com/articles/ASG3R45WLG3RPTIL00N.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140323/k10013179511000.html


 


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右翼とは何か

前阿久根市長竹原信一のブログより転載。
今日の徽宗皇帝のブログの補完である。
「突撃隊」という暴力団が、ヒトラーが政権を取るのに大いに役立ったことは良く知られているが、どこの国でも右翼と暴力団は双子のようなものだ、ということだ。もちろん、それは「本物の右翼」ではない、という反論も出るだろうが、では「本物の右翼」とは何か、それは「保守主義」とはどう違うのか、当の右翼陣営ですら良く分かってはいないのではないか。
ある「新右翼」の人の単純な定義によれば、「右翼とは、左翼を攻撃するための存在だ」であるのだが、案外、それが一番正確な定義ではないだろうか。つまり、「国家の根本的改革を図る勢力を弾圧、攻撃する」ために右翼は存在している、ということであり、簡単に言えば国家権力(特権階級)の犬にすぎない、と言っていいのではないか。少なくとも街宣右翼(商売右翼)やネット右翼のやっていることはそれ以外のものではない。
言うまでもなく、彼らの中には自分たちの行動を熱烈な「愛国心」のゆえだ、と思っている連中もたくさんいるし、右翼シンパの中にも、そういう彼らの「愛国心」だけは本物だから、彼らの「暴力団」的行動もある程度は仕方が無い、と考える人々もいるだろう。だが、そうした「善意の同情」の結果は、すべての社会システムが腐りきった、今の日本(日本だけではないが)を永遠に温存するのである。



(以下引用)


3月

堕落した全体主義国家

 3月16日(日) さよなら原発!かごしま集会 鹿児島市中央公園 に右翼街宣車が来て大音量で妨害をしていた。警察は右翼街宣車の音量測定を140mも離れたところからやっていた。データの捏造だ。右翼は八百長芝居のアルバイト。警察は裏金作り。電気代と税金からの泥棒だ。新聞記者たちが居たがこのイカサマの件は報道しなかった。
 
 そもそも、 原発反対集会に合わせ、警察が右翼に街宣許可を出した。両方の動きを見れば、完全に、どの程度騒ぐのかも打ち合わせ済みであるのが見て取れる。警察がこのような八百長芝居をするのは裏ガネのためばかりではない。警察の存在価値をアピールする事と、市民を気弱にさせ、国家権力の言いなりになる相互監視社会を維持するためである。
 
  警察組織は激しく堕落している。裁判所以上に堕落している。臆病で自堕落なこの組織は、もはや社会悪と戦える組織ではない。自作自演の範囲内で市民を脅迫する。本物の凶悪犯が来れば多くの警官はわれ先に逃げ出す。今の警察は自ら犯罪を捏造して肥大し続けている。暴力詐欺組織と呼んでもいいだろう。もちろんマスコミは警察と結託している。事実を知りながら疑いも、詳しい調査報道もしない。ジャーナリスト精神は政治家や市民を臆病にするためにしか使わない、大マスコミは権力の犬だ。
 
  伝統的に作り上げられた日本人の大きな特徴は「管理されやすさ」である。日本人の精神は常に恐怖心、警戒心に苛まれている。必要以上に見せ掛けにこだわり、精神の自立がない。臆病で、必死になって集団に埋没するため、その堕落も集団的である。このため、ほとんどあらゆる組織に警戒心と無責任、堕落の循環が起こっている。だから、良心による歯止めが効かない。
 
  街宣右翼の多くは市民を臆病にさせ、心理的な自立を阻み、相互監視の全体主義を維持させるという国家機能を担っている。加えて、マスコミが政治家の自由な発言を奪い、思考も奪っている。市民は臆病になり、互いを監視、警戒している。
 
 日本では堕落した警察、検察、裁判所、役所、マスコミなどに実質的な権力が集中している。日本は民主主義を偽装した中心の無い無責任・全体主義国家なのである。これら日本の中心のようにも見える公権力が、上になるほど激しく堕落しているので、この国は非常に危険だ。




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社会的資源を向ける方向

「阿修羅」経由で知った「ブルームバーグ」の記事を抜粋転載。
とりあえず、記事だけ先に載せて、考察は後にしたい。

(以下引用)


総務省統計局によると、日本の労働人口は98年のピーク6800万人から直近ではおよそ6600万人まで減少。中でも24歳以下の若年労働人口は、同じ期間に4割近く急減した。労働供給が減少する中、アベノミクスを追い風とした景気回復が需給の逼迫化に拍車を掛けており、その間に1割近く下がった所定内賃金の反転を促しつつある。

日銀短観の雇用人員判断DI(指数)は、全産業で昨年の6月調査のマイナス1から12月調査ではマイナス10となり、企業の人手不足感が強まっている。中でも、非製造業の中小企業はマイナス19と、92年以来の水準となった。厚生労働省の労働経済動向調査によると、建設業や医療・福祉、運輸業で労働不足が特に深刻な状況だ。


阿比野建設(兵庫県姫路市)の阿比野剛社長によると、震災復興が進む東北地方などに関西の建設労働者も流れ、「人手不足は深刻で、十分な職人を確保できないプロジェクトも少なくない」という。ダンプトラック1台を手配するのに必要な料金が10年前の2倍に相当する6万円程度まで上昇しており、それでも運転手やトラックの数が需要に追い付いていないという。

(以上引用)

夢人後説:24歳以下の若年労働人口が約10年(くらいか?)で4割近い現象、というのは放置しておけない重大事だろう。と同時に、高齢者人口は増加の一途をたどることは明らかだから、日本は根本的に方向を変えないと経済的に破綻することは目に見えている。
とりあえず、現今の雇用状況を見ると、「建設業、医療・福祉、運輸業」での労働不足が深刻だ、と言う。建設業での人手不足は当然すぎることだが、政府はこれに対して海外からの移民労働者でまかなうつもりのようだ。だが、建設機械を操縦する能力や資格のある人間だけをそのように都合よく何十万人も海外から呼び寄せることができるだろうか。医療・福祉や運輸業での人手不足も同様だ。おそらく、本国で食い詰めた非熟練労働者が大量に押し寄せ、社会問題を引き起こすことになるだけではないか。
視点を変えて、果たしてそれらの産業に労働人口(その他の社会的資源も同時に、であるが)を供給することは、今の日本を良くしていく上で、正しい解なのか、と考えてみたい。労働人口を供給する以前に、やるべきことが沢山あるのではないか。たとえば、関東・東北での建設バブルは、はたして必要なものなのか。建設バブルの中でもフクシマの放射能除染作業(これにも建設関係のリソースが膨大に注ぎ込まれている)など、無駄無益以外の何物でもない、というのは多くの人が指摘するところだ。また、医療・福祉における無駄は数え切れないほどあるだろう。運輸業での人手不足は、おそらく関東での建設業人手不足と連動して起こったものだろう。
要するに、フクシマ原発事故によって既にほとんど破綻している関東に、社会的リソースを無駄に投入することから、この日本全体での労働者不足が起こっている面もあるだろう、ということだ。
いや、関東を放置せよ、というのではない。同じ関東でも、もっと、必要なところに必要なリソースを回さないと意味がない、ということである。わざと不愉快な比喩で言うならば、余命1ヶ月の老人に数億円の金をかけて、余命を数日延ばせるかもしれない、というだけの手術をして、その一方では大量の幼児や子供が目の前で死んでいくのを放置するようなことをしていないか、ということだ。もちろん、その老人が確実に余命が延びる当てなど無いのである。ただし、死んだときには使い残しの金で周囲は潤う、というだけだ。あるいは黄金製の豪華な棺桶を死者のためにはあつらえるかもしれない。
同じ関東・東北のために金を使うにしても、「護岸壁」などに使うより、居住地の高台への移転に使うべきだ、と私は思う。こうした議論も無しに、ただ事態はうやむやのままで、一部の人々の金の取り合いだけで終わっているとしか私には見えない。
あまり深く考えないで書いているので、以上のことはただの「思考素」としてとらえてほしい。日本の社会資源(リソース)を適正な方向に向けることが、今、何よりも必要なのではないか。


なお、不況時における労働問題(雇用問題)については、一般の公共事業のような民間委託ではなく、政府が直接に雇用する「ラストリゾート(最後の切り札)としての政府雇用」という考え方を政府は採用すべきだ、というのが私の考えである。それによって、たとえば原発労働者給与の中抜き問題のような悪習が根本から防げ、低所得層の所得が大幅に増えるとともに、景気の急速な回復(今は本当は回復などしていない)も起こるはずである。






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まず子供から洗脳しろ、ということ

「春と修羅☆」から転載。
特に解説の必要は無いだろう。政治の教育への介入はエスカレートする一方である。
今回のブログタイトルは、記事内容とは逆に見えるかもしれないが、子供を無知の状態に置いて、政府の与える情報しか頭に入らないようにする、という意味での洗脳である。沖縄竹富町の公民教科書採択問題と関連させれば、彼らの意図は明瞭だろう。
「読んだ子供を特定」し、それからどうするつもりなのか。かつての「赤狩り」を思い出させる時代になりつつある。
なお、私自身は「はだしのゲン」は絵柄が体質に合わないので読んでいないが、内容は十分に知っており、歴史的・教育的に重要な作品だと思っている。ピカソだってゴーギャンだって、その絵柄が嫌いだからといって、私の一存でその価値は否定できないのと同様だ。
地方権力者の恣意によって起こるこうした暴挙が、安倍政権による特定秘密保護法その他の暴挙と通底していることは言うまでもないだろう。そして、それを見過ごすことは、マルチン・ニーメラーの嘆きをまたしても愚かしく繰り返すことになるのである。
しかし、現市長がこのような人格であることは、選挙の段階で見えたはずなのに、それを当選させた泉佐野市の市民たちは、どういう人々なのか。大阪市も含め、あの一帯(大阪府)は、私には理解しがたい人々が大勢住んでいるようである。



(以下引用)




子どもたちの知らない間に「 はだしのゲン」が消えていた続編・・・・市長の言い訳
NEW !
テーマ:

朝日新聞★



大阪府泉佐野市の小中学校図書室から、子どもたちの知らない間に


はだしのゲンが消えていた。

 


きっかけは作品の「差別的表現」を問題視した市長の意向だった。


 


市長の価値観で教育行政が左右された事態を校長らは批判。


 


市教委は20日に返す方針を示した。


  

 「いかなる理由があっても、市教委が一方的に蔵書の閉架や回収を


行うことは校長として違和感を禁じ得ず、到底受け入れられない」


 


 

 市立小中学校の校長でつくる市立校長会は1月23日、強い調子


で回収に抗議する文書を中藤辰洋教育長に手渡した。


 


だが教育長は市長の意向を理由に「何らかの指導が必要」と譲らず、


「閲覧記録を確認するなどして読んだ子を特定し、個別に指導できないか」


と打診したという。


 


 

 校長会はこれを拒否。


 


「不適切な表現があるからといって一律に閲覧制限をするのは


教育になじまない」「大量の蔵書から不適切な表現が含まれる


作品を拾い出し、語句を逐一訂正指導するようなことは不可能」など


とする文書を再び教育長に出し、回収指示の撤回と本の返却を求めていた。


 


 

 校長の一人は「教育長の指示とはいえ、回収に協力してしまったことを


悔やんでいる。


 


差別的表現のある本はほかにもあるのに、なぜゲンだけなのか。


狙い撃ちにされたとしか思えない」と話す。


 


 

 別の校長は「昨年夏、松江であれだけゲンの閲覧制限が問題になったのに……。


市教委はあの教訓から一体何を学んだのか」。


 


 

 千代松大耕(ひろやす)市長は2011年4月の市長選に市議


から立候補し、現在1期目。


 


教職員に入学式や卒業式での君が代の起立斉唱を義務づける条例


を<大阪府・市に続いて制定したほか、府独自の学力テストの学校別成績


を市教委の反対を押し切って公表したり、教育行政への首長の関与


を明文化した条例を制定したりするなど、以前から教育行政に強い


関心を持ってきた。


 


 

 「ゲン」の中には、君が代や天皇制を批判する箇所も出てくるが、


市長は「そこを問題視したわけではない」と説明している。


 


 

 20日に返す方針について、中藤教育長は「早く返すべきだとは思っていた


」と説明。返す際の「指導」の内容については「検討中」としている。


 


(編集委員・西見誠一、倉富竜太)


 

     ◇


 

 朝日新聞の取材に応じた千代松大耕市長の


主な一問一答は次の通り。


 

 ――「はだしのゲン」を回収したのは市長の意向ですか


 


 

 松江市で騒動になったことをきっかけに、私自身も読んでみたところ


、「きちがい」など不適切な表現があることに気づいた。


 


それで「人権的な観点からどうしていけば良いのか」と教育長に


投げかけさせてもらった。


 


 

 はだしのゲン」以外にも同様の表現があれば同様の要請をするのですか


 


 

 今回はゲンの問題に気づいたから指摘した。


 


ほかの本にも同様の問題があれば、気づいたところから変えていったらいいと思う。


 


 

 ――図書へのアクセス権を制限するのは問題では


 


 

 学校図書はすべての本がそろっているわけではない。


学校で読まなくても、いろんな所でアクセスできるのではないか。


 


 

 ――教育の政治的中立から逸脱していませんか


 


 

 インターネットでも差別用語がはんらんしている。


 


どこまで制限できるかと言えば正直無理だと思う。


 


ただ「そのまま置いていていいんですか」ということ。


 


 

 ――「閲覧者を特定し、個別指導すべきだ」と言ったと聞いています


 


  「個別指導ができないなら、誰が読んだか特定した方がいいんじゃないですか」

と言った。


 




 ■「はだしのゲン」をめぐる動き


 


 

2012年8月 松江市議会に小中学校からの撤去を求めて市民が陳情


 

     12月 松江市議会が陳情不採択を決定


 

        松江市教委が校長会で閉架図書にするよう要請< /font>


 

  13年8月 閲覧制限の問題が報道で発覚、約10日後に松江市教委が撤回


 

     11月 大阪府泉佐野市の教育長が一部小中学校に校長室での保管を要請


 

  14年1月 泉佐野市教委が所有していた全小中学校から回収





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偽装「ロシア軍」がこれからクリミアで「大活躍」?

「ROCKWAY EXPRESS」に引用されていた記事に、重要な指摘がある、と思うので転載しておく。色字部分がそれである。
もちろん、記事全体も興味深い内容なので、読む価値はある。


(以下引用)*色字部分は夢人による強調。



●いかにしてウクライナは分裂するか
http://www.realjewnews.com/?p=915
【3月16日 By Brother Nathanael Kapner】

 ウクライナではキエフで混乱と亀裂が起きている中で、その延長線上の分解現象が起きる様相に成り出している。

 クーデターで出来上がったキエフの政府は足元がふらついている中、クリミアの自治政府はロシアへの編入を前にしっかりと立っている。

 外面的には、キエフの連立政府は安定しているように見えている。

 しかし政権内部の各派のイデオロギー的、文化的違いは内部分裂を惹き起こす可能性を秘めており、それはウクライナの各地方を分裂させ修復不能な状態に追いやる可能性がある。

 3月16日のクリミアでの国民投票に隣接する州などもクリミアの流れに従う趨勢なので、キエフの政府の中の各派は破壊的衝突が起きることだろう。あらゆる矛盾が表面化しだす可能性がある。

 中央政府を一つに繋ぎ留めている接着剤は、世界観が大きく異なる人物たちによるゆるい関係である。

 彼等を一つにしたその糊は、一つの事柄、ヤヌコビッチ政権に対する共通の憎悪であった。

 しかし、そのようなあらゆる政治運動のように、外側の焦点が無くなれば、自分達の破壊的なエネルギーは内側のお互い同士に向けられることになるだろうから、そこには血の内部抗争が待っていることになるだろう。


■漆喰の中の亀裂

 ”民主的”なキエフの新政権の顔はポスター・ボーイとして臨時首相のアーセニー・ヤツェニュークと、同じく臨時大統領のオレクサンドル・トゥルチノフがいる。

 「ヤツ」は、国際的ユダヤ銀行の子分で、ユダヤ支配のアメリカ国務省の傀儡である。

 「バプテストの説教者」のトゥルチノフは、シオニスト・ユダヤと同性愛の「クリスチャン」の仲間である。

 漆喰の中の亀裂は、ライト・セクターのメンバーによって出来ている「超国粋主義」派であり、これは民族主義の暗黒面を表しているいくつかの武装組織を束ねた組織である。彼等の存在意義は、ウクライナに対する愛ではなく、ロシアに対する憎悪なのだ。

 民主的に選出されたヤヌコビッチ大統領の違法な追放で、政治的な安売りが当座の連立関係を繋ぎとめたのだ。このことで暴力的なライト・セクターの主要メンバーがトップのポストを手に入れた。

★国家安全保障長官:アンドリー・パルビー、スバボーダ党創設者でマイダン広場の司令官

★国家安全保障副長官:ドゥミトロ・ヤローシュ、ライト・セクター指導者

★副首相:オレクサンドル・スチ、スバボーダ党メンバー

★検事総長:オレー・マハニツキー、スバボーダ党メンバー


■自作自演

 派閥のクーデターが、みすぼらしい織物である、アメリカによってできたキエフの自称政府の連立のつなぎ目を破る寸前にまでなっている。

 自分の民兵に正規軍の正式な部隊という地位を与え、武器庫から武器を取得できるようにせよ、というヤローシュの最後通牒に屈したヤツェニュークは、それを拒否した三人の将軍を解任した。

 彼等の反対は、ライト・セクターの民兵らに正式な軍部隊の地位を与えれば、ウクライナ社会の最後の分裂が起きるかもしれないし、警察、軍、情報機関の作戦に混乱がもたらされるかもしれないからであった。

 ヤローシュは将軍達に、「今までのようなやり方では、東部と南部地域の反マイダン抗議者を阻止できない」と反論した。

 ヤツェニュークはヤローシュの要請に折れて、彼のギャング達に正規軍部隊の地位を与え、”反抗的”国防第一副大臣に取って代わってヤローシュに近い人物にその地位を与え、スバボーダに政府の実際の力、ウクライナ軍の権力を与えたのだ(5000丁のカラシニコフ銃がウクライナ軍センターから”盗まれた”と報じられたのは、公式に”時宜を得たこと”だったそうだ)


■自作自演作戦が作られつつある

 ウクライナの武器庫から盗んだ武器で自分の派閥要員を武装させたヤローシュは、ロシア軍のユニフォームを彼等に着せて彼の選んだウクライナの標的を攻撃することができるようになった。

 ユダヤ人が所有するメディアは、「ロシアは阻止されねばならない」と叫び・・・第三次世界大戦が始まることになるかもしれない。

 ユダヤ人がヤギたちを蹴散らした、イラクとリビヤで。熊に来てもらう時である。




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こうした状況を許している経営者の人間性も明白である

「ネットゲリラ」から転載。
このIT企業とは、オプチミズムみたいな名前のあの会社だと思うが、ここへ派遣された派遣社員がペシミズムに陥らないでいるのは至難だろう。まあ、ユダ金支配企業のやり口は世界的に同じである。
「異常に高給を取る一部社員」を作ることで、「頑張れば自分も社内エスタブリッシュメントになれる」という幻想を社員に抱かせ、馬車馬のように働かせ、その中のほんの数パーセントにご褒美を与える。残りは最低の待遇のままである。で、「これは公正な競争の結果であり、これに不満を言うのは無能者のやっかみだ」という社内空気があるから、誰も不満は言えない。「不満があるなら辞めてよそへ行けばいいじゃないか」というわけである。そして、辞めた人間は「自分はあの『一流企業』で使い物にならなかった負け犬だ」という劣等感を持ったまま残りの人生を送ることになる。これは正社員同士の場合だが、正社員と派遣社員の差別待遇は、そのさらに下部構造である。
もっとも、程度の差はあれ、高度資本主義社会における労働インセンティブの作り方(学校の学習インセンティブも似たようなものだが)はだいたい同じだろう。ユダ金企業ではそれが露骨なだけである。それとは逆に、最初から出世や昇給と無縁な会社で働く、というのは被雇用者には案外心の平和をもたらすものである。しかし、その場合は、会社自体が発展とは無縁になるだろう。経営者にも労働者にも、様々な意味で利益をもたらすような会社、というのは作るのが難しいだろうが、そういう困難に挑戦してこそ新しい会社を作る意義はあるのではないか。
なお、問題のこのIT企業がユダ金支配下の会社だ、というのは私の推定である。日本社会に突然生まれて異常な発展をした企業がユダ金のひも付きでないはずがないではないか。(オリックスなどもそうだろう。)


(以下引用)

某IT企業の派遣差別について

| コメント(26)

社内公用語を英語にした某IT企業というと、もうそれだけで判ると思うんだが、派遣差別が話題のようで、社員食堂でメシを食べさせて貰えず、近くのスーパーのフードコートで食べろ、と言われるそうで、みんな自分で弁当を持ち込んで、フードコートのレンジでチンして、一時間そこで動かないそうで、まぁ、イオンもいい迷惑だと思うんだが、酷い会社ですねw

この会社には、有名な社内食堂があります。グーグルに対抗して「無料」を打ち出し、晴れの日は富士山も眺められるとあって、社員の利用率は7割以上といわれています。
しかしその陰では、同じ職場で働く仲間を拒む、見えない壁がありました。この食堂は「社員しか使用できない」のだそうです。
しかたなく質問者さんは、「では、自分のデスクで食べていいのですか?」と尋ねると、社員からは「社内では食べるところはありません」「休憩室や会議室も使えません」という、つれない返事が。それでは派遣スタッフはどこで食べるのですか?と聞くと、こう言われたのだそうです。
「近くのイオンの地下にフードコートがあるので、そこで食べて下さい」
金銭的に余裕のない質問者さんは、毎回フードコートで食べると予算的に厳しいと相談すると、「自分で作ってきたお弁当を持ってきて、イオンの電子レンジで温めてみんな食べてますよ」という言葉が返ってきました。
そこで次の日、お弁当を持ってフードコートに行くと、イオンの電子レンジの上には「持ち込みは固くお断りしております」という張り紙があるではありませんか!
それでも他の派遣スタッフたちは、弁当をこっそり出して勝手にチンして、混雑するフードコートに何食わぬ顔で座って食べています。
周りを見渡すと、子どもと買物に来ている母親が座るところがなくて困っている光景がありました。




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高級官僚連中の阿呆さ

「wantonのブログ」から抜粋転載。


ちなみにダンナは「俺は原発推進派だから。キミの言っていること
(これから東京でも健康被害が顕在化するなど)は新興宗教と同じだし、
俺の優秀できわめて冷静な判断をできる同期たちの誰ひとりとして妻子を
逃がしている人なんかいない」などと、真顔で言うバカな男です。。。



というあたり、東大卒人間(学歴絶対主義人間)の馬鹿さ加減をよく表している。まあ、彼らは一種のロボット(計算機)であり、ある種のデータを迅速正確に計算して答えを出す、という能力の点では抜群だが、そのデータ自体を疑うとか、もっと高い立場から全体を見る、という能力は無い。有名大学を卒業した高級官僚であるということだけが自分のレゾンデートル(存在意義)というつまらない連中だ。そういう連中が推進してきたフクシマが大事故を起こしたのも当然だろう。要するに、大東亜戦争で阿呆な大本営参謀たちが戦争指導をすることによって日本が無駄な大量死亡者を出したのと同じことである。





(以下引用)



霞が関官僚の奥様から、私に寄せられたメッセ-ジ


私事ですが、1か月前に、3年間過ごした○○○○から帰国しました。
震災後、ずっと外から状況を見続け、日本政府の末期的状態、放射能汚染
の実態、などなど冷静に観察して相当な危機感を持って東京に戻ってきました。

食事は九州沖縄の食材、水は野菜を洗うのもクリスタルガイザー、
HEPAフィルター付きの空気清浄器も用意し、ここまで気をつけている人も
そうそういるまい!というくらいがんばっていたのですが・・・

なんと橋本病を発症してしまいました。それとは別に1センチほどの腫瘍も
みつかりました。これには大変ショックを受けています。
というのも、半年前に○○○○で甲状腺の検査をしており、そのときは異常は
認められなかったのです。ということは、この半年で橋本病も腫瘍も発生した
ことになり、わたしとしては放射能の影響か?と疑っています。

東京の汚染はきっと、かなりのものなんだと思います。
ダンナは官僚(!)のため・・・避難を許してもらえないので、
ここで3歳の娘もろとも健康被害を認識しながら生きていくしかないのか、
と絶望しています。

ちなみにダンナは「俺は原発推進派だから。キミの言っていること
(これから東京でも健康被害が顕在化するなど)は新興宗教と同じだし、
俺の優秀できわめて冷静な判断をできる同期たちの誰ひとりとして妻子を
逃がしている人なんかいない」などと、真顔で言うバカな男です。。。

初めてメッセージをお送りするのに、長々と書いてしまいました。
読んでくださりありがとうございます。
絶望の日々の中で、wantonさんの優しさにあふれた記事を読むのが
大きな楽しみのひとつになっております。
今後ともよろしくお願いいたします。

<引用終わり>

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