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不思議の国のロジック

「神州の泉」から、ほんの一部分だけ転載。
確か、『キャッチ22』という小説には、こういう話があるという。
軍隊勤務にうんざりして除隊を望む人間は、(空軍だけの話かもしれないが)自分が精神病であることを証明できればいい。だが、自分が精神病であることを認識できる人間(医者の診断を受ける時点でそうなる)は精神病ではない、と判断され、除隊は認められない、という話である。
このロジックと、特定秘密保護法におけるロジック(何が秘密かは秘密)は似ているのではないか。つまり、奴隷的存在(兵士・国民)の立場からの異議申し立てができないシステムが、あらかじめ作られている、ということだ。まさに、官僚的作品の傑作だろう。

なお、パソコン不調のため、ブログを書くのに苦労する状態なので、「徽宗皇帝のブログ」ともども更新頻度が落ちるだろうと思う。ぞのうち「1万円パソコン」が出たら、買い換えるつもりであるが、甘過ぎる期待だろうか。(笑)



(以下引用)



特定秘密保護法の何が理不尽かと言えば、特定の一組織が管理する特定秘密を、あえて知ろうとしたり、知ろうとしなくても、それに抵触する表現を意識せずに行った場合でも重大な罰則規定が設けられていることである。

ここには決定的な不平等状況が存在していることになる。

この不平等は国家の安全のために必要悪だというロジックが設計した側にあるようなのだが、(以下略)








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