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ウルトラ・スーパー・デラックスマン

「逝きし世の面影」から転載。
藤子不二男(字はこうだったか?)の、かなり昔の作品に「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」というのがあったが、話の内容は、スーパーマン的な能力が、知能劣等・常識皆無・モラル希薄な人間に与えられたらどうなるか、というものである。もちろん、この世で最悪な存在になるわけだ。漫画では、些細な悪事をした人間を自分の「正義感」から半殺しにしたり、アイドルタレントに欲情したら、呼びつけて相手をさせたりするわけだが、何しろ超人なので、誰も彼には逆らえない。何もかもが彼の思うがままになるわけだ。(キャラクターが、例の、ラーメン好きの「小池さん」の顔であるところがまた面白い。)軍隊で攻めても平気で軍隊を壊滅させたりする。さて、その最後は……まあ、ご自分で漫画をお探しください。
内閣総理大臣というもの(地位)も、ある意味では「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」的能力(権力)を人間に与えるわけだが、その能力(権力)を与えられた人間が知能・人格劣等な人間であったらどうなるか。まあ、赤ん坊にピストルを持たせるようなものだろう。(これはフレドリック・ブラウンの小説にある話。)
だから、政治は他人事ではない、と私は常々言っているのである。


(以下引用)


「僕ちゃん、偉いんだ!」ノロウイルス以上に猛威をふるう安倍晋三症候群

2014年02月21日 | 政治



『最高責任者には責任が無い日本国』  

人間のくずの安倍晋三59歳(内閣総理大臣)は衆院予算委員会で、野党の質問に苛立ち『法制局長官と総理大臣はどっちが偉いんだ。偉いのは総理大臣の方だっ!』との身も蓋も無い『ぶち切れ』の野次を飛ばしたが、自席に座ったままの不規則発言なので議事録には残らない。
甘やかされた小学生でも日本国総理の安倍晋三のように『僕ちゃん、偉いんだ!』などと(恥ずかしいので)言わない程度の知恵がある。
2月12日には議事録が残る正式な国会答弁で『私が最高責任者だ』が問題となったが、すべての原因は外務官僚から安倍の肝いりで畑違いの内閣法制局長官になった小松一郎の長期不在が根本問題なのです。
野党としては小松一郎のいない今のうちを狙って法制局に質問を集中する作戦に出たのですが、これに安倍が苛立っての『勇み足』なのである。
ところがマスコミが一番大事な小松法制局長官の不在(原因)を報じないから、新聞読者は本当の意味が分からない。
名目は体調不良による検査入院なのに一月近くも入院していて一切動静不明。病状不明。
この状態は内閣としても最初から承知していて入院の翌日には法制局次長を代理の長官に使命する手際よさ。(実はこの部分が一番おかしい。不思議すぎるのである)
長官の病状が一切不明なのですが、官邸に箝口令がしかれた不思議の原因は普通に考えれば重病であるか、病名が不適切で発表出来ないかの二つに一つ。政府官邸の重要人物が今のように長期間動静不明は前例が無い異常事態なのです。

(注、)
2月12日の衆院予算委員会での安倍本人のご要望(お墨付き)で、意味はまったく有りませんが記事では安倍晋三の前に『人間のくず』の枕詞を必ず付けています。

『総理補佐官衛藤晟一の八つ当たり暴言三昧』

政府が小松一郎の病状を隠す、他のもう一つの可能性ですが日本に対する風向きが大きく変わっている。いわゆる高転びですね。
動画サイト「ユーチューブ」に衛藤晟一首相補佐官(参議院議員)が安倍首相の靖国参拝後アメリカが表明した『失望した』を逆批判していたと2月18日にマスコミが報道する(投稿日時は不明だが安倍首相の去年12月26日の靖国参拝以降である)
『むしろ我々の方が失望だ』、『米国はちゃんと中国にものが言えないようになっている』。『中国に対する言い訳で失望といったに過ぎない』といいたい放題。
ラッセル次官補やアーミテージ元国務副長官、在日米大使館主席公使などの『アメリカ側には事前に説明している』、『同盟関係の日本をなぜ大事にしないのか』と逆にアメリカを批判。
中国韓国などの関係改善を促すアメリカ政府に対して『これ以上、抑制的にやると日本にとってよくない』と強調した。
『僕ちゃん、偉いんだ!』とばかりに安倍政権の補佐官が主人気取りで、米国(オバマ政権)に正面から喧嘩を売っているのですから無茶苦茶。自分が何様になった心算なのだろうか。
菅官房長官が流石に見かねて衛藤本人に注意したので2月17日には問題の八つ当たり動画はユーチューブから削除されている。
ところが安倍総理補佐官の衛藤晟一参議院議員は、心配して取材する取り巻き記者に対して『何が問題なのか判らない。騒ぐ方が馬鹿である』との意味の不満を語っているが、これではお終いである。
衛藤晟一は、削除した発言は『首相と違うことを言っている訳では無い』と、わざと騒動に油を注ぐ問題発言を繰り返す。(衛藤総理補佐官は以前から同趣旨の発言を繰り返していたので動画は失言ではなく、信念なのですから救いが無い)

『風向きが「逆風」に変わる』

アメリカ大使館は安倍のお友達人事で決まったNHK会長の問題発言を理由にしてケネディ大使の取材を拒否している。
たとえNHKが公共放送ではなく政府広報程度であるとしても、(敵国のピョンヤン放送の取材拒否なら辻褄が合うが)そのことを理由にした唯一の同盟国であるアメリカの大使が、日本(NHK)に対する露骨な嫌がらせ(取材拒否)は理不尽である。
少しも辻褄が合っていないのである。
アメリカの『仮想敵国が日本』であると仮定するなら米大使館のNHKの取材拒否は、唯一理論的に整合性がある。(同盟国に対しては有り得ない)
衛藤晟一首相補佐官の『同盟国の日本を大事にしろ』発言は(この部分だけなら)実は理論的にまったく正しい発想なのである。
大事な同盟国の日本は、建前であり実体は無い。(嘘八百の出鱈目)
アメリカの本音は『仮想敵国』だったのである。
ところが、この大事な事実を指摘するマスコミがゼロ。マスコミ御用達の識者も誰も指摘しない。
護憲左派の知識人も同じ水準で、単に『オバマが安倍を嫌っている』と過小評価して、日本を仮想敵国扱いしている重大な事実を見落としている。
前代未聞、空前絶後、驚天動地のアメリカによるNHKの取材拒否の事実が発覚しているが、同じ時期に、オバマ政権など時のアメリカ政府の意向を代弁している米有力紙ワシントンポストは社説で米中のコミュニケーションギャップよりも日米のコミュニケーションギャップの方が大きいと書いている。(同紙は2年前TPPに舵を切った野田首相を「ここ数年で最も賢明なリーダー」と露骨にヨイショしている)
今の日本(安倍政権)を、完全に北朝鮮扱いしているのですから恐ろしい。

『米国の恐ろしい北斗百裂拳「あたたたたたたた!!」 』

一つ一つは日本の致命傷では無いかも知れないが、打撃が同時期に一方向に連続する北斗百裂拳状態なのである。
これだけ時間的に短時間に同一種類の問題が炸裂することは無い。(連続しても普通ならある程度は時間差があるものなのです)
これは単なる偶然ではなくて意識的に『同時期に集中させている』可能性が高い。
19日付け米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは安倍首相の経済ブレーンで内閣官房参与の本田悦郎の発言を問題視している。
本田悦郎は『アベノミクスの背後にナショナリズム的な目標がある』とか『日本が力強い経済を必要としているのは(賃金や生活向上は煙幕で)より強い軍隊を持って中国と対峙出来るようにするため』であり、『靖国参拝を避けている限り、国際社会での日本の立場は非常に弱い』と語ったと言うが無茶苦茶。
批判する言葉を失う。
安倍政権(日本)に吹いていた風向きが、180度反対方向に完全に変わっているのである。
外務省の国際法局長だった小松一郎ですが、法律家でも政治家でもなくて外交官試験合格での大学中退を自慢する典型的な外交官であり、軍師官兵衛のように世界の風向きを敏感に察知する能力に長けている。(官兵衛の最大の功績は老舗の大国毛利を見限り新興勢力の織田についたこと)
靖国参拝後にアメリカが安倍を叩くと予想し『風向きが逆風になった』と二階に上がった安倍の梯子を外して、裏切った可能性がある。
暴走する極右国粋主義の安倍政権の行く末を読みきって『もう駄目だ』、『もう持たない』と判断したのか。下克上の戦国乱世を髣髴させる浅ましい光景である。
少し前の政治家の疑獄事件なら元気だった政治家が突然入院して雲隠れするが、今回も同じで登校拒否の小松一郎法制局長官は野党が言質をとろうと手ぐすね引いて待つ怖い国会に出て行きたくないのである。
『答弁をしたくない』から、(大病を装って)自分から病院に籠城している可能性が高い。

『拡散する危険な安倍晋三症候群』「僕ちゃん、偉いんだ!」

人間のくずの安倍晋三のお友達の籾井勝人は、大阪一の売春街『飛田新地』の業者組合の顧問弁護士だった橋下ばりに『従軍慰安婦はどの国にもあった』と就任記者会見で発言。大騒動に発展する。
その後国会で釈明して、自分の発言を取り消して陳謝した筈の籾井NHK会長は、少しも懲りずに『発言、どこが悪いのか』と経営委で暴言を吐いている。
ノロウイルスだけではなくて『僕ちゃん、偉いんだ!』との危険な安倍晋三症候群が日本中に蔓延しているのです。恐ろしい話である。
ノロウイルスの『不顕性感染』の場合、感染者本人は自覚症状が無いので感染に気づかないで外部にウイルスを排出する。(他人に迷惑をばら撒く)
ノロウイルスより危険な安倍晋三症候群でも同じで、重篤な状態なのに本人は感染に気が付かないのですから恐ろしい。
就任会見での従軍慰安婦問や特定秘密保護法などをめぐる発言が問題になった籾井勝人NHK会長が2月12日の経営委員会で、『取り消しているし、どこが悪いのか。素直に読めば理解できるはずだ』との発言をしていた。
12日の経営委では『人間のくず』の百田尚樹、テロルを賞賛する長谷川三千子両委員の言動などを審議『一定の節度を持って行動していく』とする統一見解をまとめた。
委員会の最後に、籾井会長は『(発言の)どこがおかしいのか』、『会見の記録全体を見てもらえればわかる』と持論を展開。
別の委員から、『反省していない』、『そういう物言いはおかしい』と反発する声があがる学級崩壊状態に陥った。
委員たちの反発に憮然とした浜田健一郎委員長は『終わります』と経営委員会を打ち切ったが最早手遅れ。
既にNHK自体が終わっている。
連日参考人として国会に呼ばれ叱責さている籾井NHK会長は、自分の発言を取り消して陳謝した筈なのだが、衛藤晟一と同じで『自分の考えは以前と同じ。変わっていない』と発言している。
『発言取り消し』は口先だけの方便(嘘八百)であり、少しも大騒動になった問題発言を取り消していない。自分の間違いを認めていないのである。 

『社民党の福島瑞穂副党首の質問にぶちぎれ「僕ちゃん、偉いんだ!」』

人間のくずの安倍晋三首相は(与党入りしたい)日本維新の会、みんなの党には秋波を送る一方、国会答弁で野党の立場の民主、社民両党議員の質問には感情をむき出しにする場面が目立ち、無意味に国会が荒れている。
幼稚園児並の『僕ちゃん、偉いんだ!』的な荒れる答弁に野党は非難を強めるし、与党内からも戸惑いの声が上がる。
5日の参院予算委員会で民主党有田芳生議員が、百田尚樹・NHK経営委員が東京都知事選の応援演説で他 の候補者を「人間のくず」と発言したことを批判すると、『延々と補正予算の場で(質問を)やるつもりですか』。
6日の参院予算委では社民党の福島瑞穂副党首の質問では、 首相は集団的自衛権に関する見解を聞かれ、『もう何回も何回も何回も何回も答弁している通り。』などと不真面目に答え、福島氏が憤慨したため審議が4回中断する騒ぎに発展する。
12日の衆院予算委で民主党大串博志議員には『ある夕刊紙はほぼ毎日のように私を「人間のくず」と言っているが、私は別に気にしない』と真面目に答える気持ちが最初から無い有様。
野党姿勢を鮮明にした民主、社民両党議員の質問には、今までの共産党議員に対する態度と同じにしたのだろうか。
ある意味では今の安倍の態度は正直で公平で、『正常化』したのである。

『安倍「僕ちゃん、偉いんだ!」荒れる答弁の一例』

人間のくず安倍晋三首相の、過去の国会で原発の事故対策について共産党の吉井英勝議員の質問に対する国会答弁を見れば一目瞭然。誰もが納得するであろう。
(再現すると)
吉井英勝議員の質問、『海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか』。
安倍晋三首相の答弁、『海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない』。
質問、『冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
質問、『冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
質問、『原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
『万全の態勢を整えているので、復旧シナリオは考えていない』を無限に繰り返す丸っきり壊れたレコード、安倍晋三のエンドレステープなのです。
何一つ将来の不安を考えたことが無いのですから悲惨である。
これが人間のくずの安倍晋三の『僕ちゃん、偉いんだ!』との漫才並の爆笑首相国会答弁の代表例なのである。
ところが最大の問題点とは、おごり高ぶった安倍総理と共産党の吉井議員とのやりとりが、『現在の話では無い』こと。
7年以上前、もちろん福島第一原発の大爆発の前。第一次安倍内閣の出来事なのですから驚き呆れる。
吉井英勝は小出裕章と同じ京大工学部原子核工学科卒であり、福島第一原発事故の発生以前からレベル7の過酷事故の顛末を正しく予想していた。
2011年3月11日の原発事故は、想定外どころか極悪自民党が引き起こした人災だったのである。
安倍晋三首相の、『万全の態勢を整えている』は大嘘だった。
ところが安倍晋三エンドレステープ後半部分の、『復旧シナリオは考えていない』の方は丸々真実だったのである。
何故未曾有の福島第一原発事故を引き起こしたA級戦犯の極悪人の安倍晋三が逮捕されず、今も日本の首相で自民党が与党なのか。
完璧に日本は狂っているのである
安倍晋三自身は、昔と少しも変わっていない。丸々以前と同じなのである。
人間のくずの安倍晋三にそもそもマトモな答えを期待した社民党の福島瑞穂副党首の方が根本的に間違っている。丸っきりの善意の勘違いなのである。


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