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福島の親はなぜ黙って見ているのか

かなり前に拾った記事で、出典も記録していないが、日本のチェルノブイリ、福島では福島産の牛乳を学校給食で出されても児童はそれを拒否できないらしい。それはほとんど殺人行為ではないだろうか。だが、もちろん、数年後にそれらの子供の中から死亡者が出ても、放射能との関連性は不明である、ということになる。
まったく、枝野の「ただちに健康に影響はない」はゲッペルスの「嘘も百遍言えば真実になる」と並ぶ永遠の名言になりそうである。
もちろん、放射能の影響はすぐには出ないが、非常に高い確率で数年後には出てくるはずである。
福島の親たちは、このまま自分の子供たちを見殺しにするつもりだろうか。
生活のためには福島を離れられない? 自分の子供の命より大事なものがあるのだろうか。放射能の影響が確実に証明されていないから、福島を離れない? それが確実に証明されていることは、自分で調べれば分かることだ。
親が自分の都合で死ぬのは勝手だ。だが、子供を巻き添えにするのはほとんど殺人行為である。


(以下引用)

静かな死 ドルテ・ズィーデントプフ + 白血病患者急増?
これも転載しておきます

Das leise Sterben 静かな死  vendredi 21 octobre 2011
http://vogelgarten.blogspot.com/2011/10/das-leise-sterben.html

これは3月、福島原発が爆発した直後にドイツのニュース専門チャンネルn-tv オンライン版に掲載された記事です。タイトルからしてあまりに衝撃的で、当時とても和訳する気にならなかったのですが、福島から遠く離れた横浜でもストロンチウムの検出された今、翻訳してみることにしました。ここでインタビューに答えているドイツの女医ドルテ・ズィーデントプフさんは同じ時期、ドイツ第一テレビARD局の『遺伝子の中で荒れ狂うチェルノブイリ』 にも登場されていました。

ソース:Das leise Sterben

*****

ドルテ・ズィーデントプフ[Dörte Siedentopf]さんは20年来チェルノブイリ近郊の汚染地域を訪れ、現地とドイツとで、放射能の被害者達の救援活動を行っています。ズィーデントプフさんは核戦争防止国際医師会議 IPPNWのメンバーでもあります。n-tvとのインタビューでは白ロシアの村の人々の悲しみに満ちた生活とその静かな死について、そして原発事故の起こった福島を待ち受けている将来について語ってくださいました。
(途中略)

n-tv:汚染地域で生きること言うことを、どのように想像したらいいのでしょうか?

生きるですって? 何よりも人々は死んで行くのです。静かに死んでいきます。主に癌が原因ですが、あらゆる病気で人々は死んでいきます。ストロンチウムも大きく起因しています。例えばエネルギー交換が不可能となって心筋がやられます。ベラルーシーで行った診察は、子供達が2歳、3歳、4歳にして急性心不全で死んで行くことを証明しています。癌だけではないのです。腎臓不全、肝不全や多くは血液製造障害が原因で人々は死んでいきます。これらは「チェルノブイリ・エイズ」という名称で知られ、生き延びられるチャンスはほとんどありません。


n-tv:事故との共存が社会的に受け入れられることが最終的にあるのでしょうか?

外見上はあります。私はかれこれ20年に渡って定期的にチェルノブイリの周辺地域を訪れていますが、今でも現地の人々は事故のこと、自分達の将来のことについて語るのを嫌います。彼らは身を小さくして、死と共に生きています。死人を出さない家族はありません。 若い人々、うんと若い人々が本来は老人にしかありえない病に侵されています。 チェルノブイリでは、家を出た途端倒れて死ぬ若者がいます。急性の心不全です。20歳,25歳,30歳での心不全は決して珍しくありません。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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