「勝者」云々は別として、
「私はこの部屋の中にいる人々の中で、唯一戦略を持っている人間だ。皆さんは全員、戦術家だ」
は面白い。実際、その通りだろう。その結果、プーチンは世界中の尊敬を集め、結果的には「勝者」となったとも言える。もちろん、本当に彼が勝利するかどうか、まだ予断は許さないのだが、彼が批判の余地無く道義を守りつつ、ロシアのみならず世界全体にとって正しい戦略を取ってきたことは世界中の目に明らかであり、それだけで彼は既に勝者だとも言える。
(以下引用)
英ブレア元首相の報道官:プーチン大統領は勝者
キャンベル氏は自身の著書でも、同じことを語っている。キャンベル氏は、「表紙に誰の名前が記載されるべきかについて出版社と話し合ったとき、おかしいことに、挙がった名前は、ウラジーミル・プーチン氏だった。なぜなら、申し訳ないが、私たちが彼を好きか嫌いかにかかわらず、彼は勝者だからだ」と語った。
キャンベル氏は著書の中で、ブリスベンで開かれたG20での出来事について記述している。プーチン大統領は、最後の夕食会に出席しなかった。当時プーチン大統領は、「私はこの部屋の中にいる人々の中で、唯一戦略を持っている人間だ。皆さんは全員、戦術家だ」と述べた。
キャンベル氏によると、まさにこれが、他の政治家たちとプーチン大統領の違いだという。キャンベル氏はプーチン大統領について、「プーチン大統領の長期的な目標はロシアの威力、ロシアの力を取り戻すことではないかと思う」と述べ、プーチン大統領はできる限りのことを行っているとの考えを表した。
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