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ボケや精神障害と松果体

「in deep」から抜粋転載。
松果体という器官がどのような機能を持っているか、まだ確定的ではないようだが、思考能力に関係があることは確かなようだ。下記記事におけるメラトニンと「老化プロセス」との関係は、脳神経の老化だけか、体全体の老化か明確ではないが、いずれにしても、メラトニンを分泌する器官である松果体が全人類的あるいは全地球的に侵されている、という事実があるかと思われる。
それを自己防衛する手段としては、まずフッ素配合の歯磨き粉(歯磨き剤)をやめること、カルシウムの過剰摂取をやめることくらいか。(カルシウムの必要量は、野菜含有のもの程度でいい、という説を聞いたことがある。老化に伴う骨の劣化にはそれよりもビタミンDの補充や、日光に当たることが大事だとか。)リンに関しては、防御策があるのかどうか、よく分からない。まあ、調べれば分かるだろう。
とりあえず、ボケ防止の物理的手段として松果体保全を心がけることである。

先に、私が特に重要と思った部分を引用しておく。



「メラトニンは、抗酸化、神経保護、また、概日リズム(体内時計)を安定させる作用を持つなどの多様な特性を有することが仮定されており、老化プロセス、及びアルツハイマー病に関与​​すると考えられている。」



「松果体中のカルシウム、リン、フッ化物の堆積物は、脳の年齢と比して、より多くなることを示し、加齢と相関している。」



(追記)リンについてはあるサイトに下記の記述があった。摂取不足はほとんど考えられず、やはり過剰摂取が問題なようだ。魚介類を十分に摂っていれば、乳製品摂取は控えるべきだろう。それに、加工食品はやはり問題なようだ。


リンは、レトルト食品・加工食品に食品添加物として使用され、どちらかというと摂りすぎが問題で、 不足する事は余りない、と言われています。
レトルト食品等は、サイトでは入力できない食品ですので、サイトの計算で摂取が不足 していても、摂ろうとする前に食べている食品の添加物等をご確認下さい。


リンは、 魚介、乳製品等に多く含まれます。






(以下引用)


そして、デカルトやシュタイナーなど、多くの人びとが言うように、「松果体は真実を見ることができる」というのがある程度は事実だとすれば、松果体を破壊された人間は、すでに真実へ目を向けることはできなくなるわけでして、それは「ロボット人間」というようなものと同義になるように思います。

そして、多分ですが、松果体が機能しなくなると、メラトニンという物質の分泌が減りますので、「精神の均衡を失う」人々も多くなるように思います。それに関しては、日本を含めた世界中の犯罪の傾向の異常性が増しているか、増していないか、などを見ても何となく感じるところはあります。

ちなみに、メラトニンは「 DNA の保護の役割」もあることが記載されていて、メラトニンが減少するということは DNA そのものが脆くなるということを意味するのかもしれません。

しかし、今回は、推測を別として、「現代社会で、いかに松果体が破壊されているか」ということを再確認したいと思います。

多分、今の世の中は、「松果体を個人個人で防衛する」ということがかなり重要なこととなってくるように思います。

松果体の破壊(特に石灰化)の原因がフッ素であるのか、あるいは過剰な薬剤投与であるのか、あるいは、砂糖や人工甘味料などであるのか、あるいは他の理由であるのか、現時点ではわかりませんが、松果体が「化学物質などの蓄積と共に石灰化していく」ことはわかっています。

そして、石灰化した松果体には「フッ素の蓄積」が見られることもわかっています。
そのフッ素は世界の多くの国で水道水に添加されています。

水道水にフッ素が添加されている国
fl-map1b.gif

▲ 2015年02月03日の記事「私たちを含む多くの人類の松果体はフッ素による石灰化により、すでに「永遠の機能停止」に陥っているかもしれない」より。


また、アメリカでは、多くの人々の松果体が石灰化しているという医学的データが発表されています。それに関しては、上の記事で翻訳したものですが、松果体に関しての英語版の Wikipedia に「石灰化」という項目があり、そこには以下のように記されています。
Pineal gland - Calcification

松果体の石灰化

松果体の石灰化は(特に高齢者で)多くの場合、頭蓋のX線で発見される。松果体の石灰化は成人では典型的なものだが、2歳児などの年齢の低い児童たちで観察されることもある。

石灰化の比率は、国により大きく異なるが、アメリカでは、過去 17年間で約 40%の人々に石灰化が発生したと推測される。

松果体の石灰化により、松果体の内分泌物が生殖腺の発達を阻害する作用を持つと思われる。なぜなら、小児で松果体に深刻なダメージを受けた場合、その結果として、性器官や骨格の発育が加速する。

最近のいくつかの研究では、アルツハイマー病や他の認知症において、松果体の石灰化の程度が非常に高いことを示した。松果体の石灰化はまた、アルツハイマー病の病因に寄与し得る、結晶化阻害剤の非存在とも関連していることを示す。

松果体中のカルシウム、リン、フッ化物の堆積物は、脳の年齢と比して、より多くなることを示し、加齢と相関している。
とあります。

この「過去 17年で、アメリカで約 40%の人々の松果体が石灰化したと推測される」というのは、科学誌ニューロラジオロジー( Neuroradiology / 神経放射線学 )の 1982年の論文にあります。

Neuroradiology.gif
Age-Related Incidence of Pineal Calcification Detected by Computed Tomography

1982年というと、今から 33年前ですから、アメリカ人の松果体の石灰化はその時点でかなり進んでいたと思われます。

松果体の石灰化とフッ素にどの程度の関係があるかはともかくとして、アメリカで水道水へのフッ素添加が加速したのは、上の研究の「後」の時期ですから、仮に関係があるとすれば、アメリカ、あるいは水道水にフッ素を添加している多くの国での松果体の石灰化はさらに進んでいる可能性があります。

アメリカのフッ素添加水道水を使う人の数の1992年から2008年までの推移
fluoride-03.gif
Tuberose


また、上の Wikipedia の文章の中に、

> アルツハイマー病や他の認知症において、松果体の石灰化の程度が非常に高いことを示した。

とありますが、これは、2008年の科学誌ニューロバイオロジー・オブ・エイジング( Neurobiology of Aging / 老化の神経生物学)に発表された論文「アルツハイマー病における松果体石灰化:コンピュータ断層撮影を用いた生体内研究」にあるものです。

Pineal-calcification-Alzheimer.gif
Pineal calcification in Alzheimer's disease: An in vivo study using computed tomography

上のページに研究の概要が載せられていますので、記します。
アルツハイマー病における松果体石灰化:コンピュータ断層撮影を用いた生体内( in vivo )研究

メラトニンは、抗酸化、神経保護、また、概日リズム(体内時計)を安定させる作用を持つなどの多様な特性を有することが仮定されており、老化プロセス、及びアルツハイマー病に関与​​すると考えられている。

私たちの今回の研究は、279人の記憶障害で病院を訪れた外来患者(アルツハイマー病 155人、認知症 25人、軽度認知症 33人、うつ病 66人)の松果体石灰化の程度を決定するためにコンピュータ断層撮影を使用した。

そして、同様に石灰化していない松果体の組織の大きさと、個人内のメラトニンの不足の指標を調査した。

その結果、アルツハイマー患者においては、石灰化していない松果体組織の大きさは認知症の他のタイプの患者よりも有意に小さかった(石灰化している部分が大きいという意味)。また、アルツハイマー患者における松果体の石灰化率は、他の認知症やうつ病よりも高かった。

数値としては、アルツハイマー病が 76.2%(が松果体が石灰化)、他の認知症( 63.7%)、うつ病( 60.5%)となり、これらの知見は、アルツハイマー患者におけるメラトニンの異なる側面を反映していると考えられる可能性がある。
というようなことで、わかりやすくはないかもしれないですが、アルツハイマー病とメラトニンの分泌量の問題が示され、また、アルツハイマー病の患者では、松果体が石灰化している割合が高いことが示されたということのようです。

ただ、他の認知症にしても、松果体の石灰化率は 50%を超えていまして、(アメリカの)認知症の患者は全体として松果体の石灰化が関係しているのかもしれません。

そして、特にアメリカのアルツハイマーのこの数十年の増加ぶり。

世界のアルツハイマー病などの神経疾患での死者数の推移
alz-2009c.gif
アルツハイマー病

さすがに、アメリカのこの「 50年で 5倍に増えた」ということには、かなり直接的な原因がそこにあると考えた方が妥当な気がします。自然な増え方とは思えません。

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