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孔徳秋水氏の「円安(日銀黒田)」弁護論(と言うより円安否定派への罵詈讒謗)

まあ、妄言率が5割くらいあると私は判断している「バカ国民帝国日本の滅亡」だが、たまに鋭い発言があるので時々読むことにしている。で、経済問題に関しては妄論愚論が多いと私には思えるのだが、きちんと考察をしたことはないので、思考素材として記事の一部をメモ的に保存しておく。考察は、いずれ気が向いたらやる。

(以下引用)途中に載せてある漫画が論旨と関わらないように見えるのでカットする。ちなみに、引用文冒頭で筆者(秋水氏)が否定しているふたつの主張は今の日本経済について私が主張している最大のポイントだ。つまり秋水氏は私の論敵だ。もちろん、「円安」だけではなく、むしろ外資(ユダ金)と米政府による日本の国富の収奪が最大のポイントだが、それは「経済問題」ではなく属国の宿命という「政治問題」だ。



「値上がりの原因は円安」⇒かなり悪質なデマ


 


「円安は国家の衰退を招く(あるいは、衰退の印)」


⇒これは超ドシロウト級、詐欺師の見解


 


 


いま、ロシアですら貿易黒字が増加しているらしいし、


 


米国も、貿易赤字が、やや減っているのです。


 


そして、ブラジルやフィリピンなど、


 


要するに資源国が貿易黒字なのです。


 


対して、日本や韓国など、資源を輸入に頼っている国が貿易赤字になっているのです。


 


 


よって、資源国通貨は買われる傾向にあり、非資源国通貨は売られる傾向にある。


 


これらは、資源価格の高騰によって引き起こされた現象です。


 


非資源国から、資源国へと、所得の移転が進んでいるのです。


 


 


これは結局、独占資本に都合のよい国際政治が行われた結果であり、


 


独占資本が自由競争を免れ…


 


「脱炭素」で、エネルギー投資を抑圧して、さらに…


 


「対露制裁」で、サプライチェーンを機能不全にしてきたことの結果です。


 


 


要するに、


 


ダボス会議に出てくるような成金中二病の類人猿連中の政治のせいです!!


 


 


こうして、意図的な物価高によって、インフレ率が高止まり


 


それが、債権投資家の債券売りを促し、金利上昇を招いた。


 


 


これを、「金融政策の出口」だの「金利の正常化」などと言ってるんですよね…


 


そもそも、この物価上昇は、金融政策が原因なのではない。


 


 


つまりは、そのことを誤魔化すために、「日銀の金融政策」が槍玉に挙げられているのです。


 


 


黒田総裁の立場とは、203高地を前にした乃木将軍のようなものです。


 


最も効率的に、ここを征するには、兵士の大量犠牲を覚悟で突撃させること…


 


兵士が苦しんでいるのは、わかっている…しかし、日本軍が押し負けているわけではない…


 


戦力的に優位にあるいまこそ勝負をかけるとき…突撃~!!


 


 


これから、ロシアや中国と戦争するんだと息巻いているくせに、


 


「庶民はインフレを受け入れてなどいない」と、何を抜かしてるんだか…


 


 


戦う前から負けてるじゃん!!


 



 



確かに、庶民なら「値上がりを受け入れる」ことをせず、賢く家計防衛してますよ。


 


余裕こいて、コンビニや自販機で、モノを買い、弁当作らず外食し…


 


さらに、酒タバコ、満期のこないパチンコ屋にきょうも貯金…


 


そんなキリギリス生活やってて、生活が楽になるかっての!!


 


 


(--)b 経済学の初歩の初歩…


 


通常の金利上昇局面のメカニズム…


 


 


(°д°)ノ 景気が良くなることで、企業の収益は増大…


 


企業はさらに儲けようと、設備投資や仕入れに資金を振り向けようとする。


 


そうすることで、資金需要が高まり、高い金利でも企業がカネを借りるようになる…


 


 


( ̄^ ̄)b ところが、「金融ビッグバーン」で、このメカニズムが崩れてしまった。


 


「ネットファンディング」など、資金を集める方法が多様化した。


 


 


また、企業の多くは金融業や不動産業を自前で展開するようになった。


 


「シャドーバンキングの拡大」というやつである。


 


 


だから、企業はもう、銀行からカネを借りる必要がない!!


 


これが、低金利永続化の真の原因である!


 


 


これでも企業がカネを借りてくれるには、「カネを借りているとトク」の状態を作らねばならない。


 


これが、マイナス金利導入の真実である。


 


 


金利が上がってくるなら、企業は借りているカネを返し始めるだろう…


 


…そうすると?…


 


信用収縮が始まるよね?


 


 


さあ、それで黒田総裁は、決断を迫られた…


 


米国金利は、どんどん上昇してくる!!金利差がドンドン開いていく…


 


放置すれば円安が進んでしまうだろう…とはいえ…


 


日本は米国ほどには景気が回復していない。日本経済自体が「コロナ後遺症」のままだ。


 


米国に追随して利上げをすれば円安は防げるが…


 


企業がどの時点から借金返済に動き出すのかわからない…


 


 


…いや…そもそも円安は、日本経済にとってメリットの大きいではないか!


 


 


円高デフレのスパイラルが「失われた30年」を引き起こし、多くの企業を消滅させ…


 


日本型雇用慣行を破壊し、「就職氷河期」や「派遣」を一般化させてきた…


 


 


では、この程度の円安、この程度のインフレなら?…


 


日本は耐えられるし、その先に希望をつなぐことができよう…


 


 


さて、かくして黒田総裁は、円安を受け入れた…


 


でも…人口削減計画推進中のグレートリセット勢力には不評を買った。


 


 


かくして、日銀が利上げに舵を切ったことで、円高トレンドが始まった(?)(まだ、確認できない)


 


もしも、そうなれば日本株には、3重の下げ圧力がかかるようになる…


 




 


さて、これが、ここまでの状況の流れである。


 


日銀に何の落ち度もないし、円安亡国論も、とんでもない妄論である。


 


 


現に、米国の利上げに伴って、金融収縮が始まっている。


 


日本の国債も、日銀以外に買い手がいない!!流動性の枯渇が生じている。


 


この雪崩が治まるのかどうかは、だれにも今時点では、わからない。


 


 


ちゃんと、当ブログの経済解説についてこられた者のみが、真実を捉えることができる。

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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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