食用コオロギの粉末食材で肉まん作り 高校生が調理実習で 徳島
食糧問題の解決に貢献しようと、食用のコオロギを使った商品開発に取り組む徳島のベンチャー企業が高校で特別授業を行い、生徒たちがコオロギを粉末にした食材で料理を作って試食しました。
徳島大学発のベンチャー企業「グリラス」は、世界で深刻さを増す食糧問題の解決に貢献しようと、食用コオロギなどを使った商品を開発しています。
16日は、会社の社員らが徳島県小松島市の小松島西高校を特別授業のため訪れ、食物科の生徒たちと一緒に食用コオロギを材料にして調理実習が行われました。
実習では肉まんを作ることになり、生徒たちは、生地にコオロギを粉末にしたパウダーを練り込み、イノシシのジビエ肉などを詰めて蒸しました。
生徒たちはできあがった『コオロギ肉まん』を試食して感想を話し合い、「香ばしいにおいがいい」などと好評でした。
生徒たちはできあがった『コオロギ肉まん』を試食して感想を話し合い、「香ばしいにおいがいい」などと好評でした。
調理実習に参加した生徒は「最初はコオロギと聞いて敬遠していましたが、食べてみるとおいしくてもっと別の料理でも試してみたいと思いました」と話していました。
このあと会社の社員が授業で食糧問題について講義し、食糧危機の中でコオロギなどの昆虫食がタンパク質不足を補う食材として期待されていることなどを説明しました。
この高校では学校の給食にコオロギを食材にしたメニューをことし中に取り入れるということです。
このあと会社の社員が授業で食糧問題について講義し、食糧危機の中でコオロギなどの昆虫食がタンパク質不足を補う食材として期待されていることなどを説明しました。
この高校では学校の給食にコオロギを食材にしたメニューをことし中に取り入れるということです。
PR