忍者ブログ

大学選びの本当の基準

「スカイヲーカー」さんの、嘘偽りのない意見である。何の利害関係も無い意見であるだけに、受験産業とマスコミに騙され、踊らされている世の受験生は拝聴した方がいい。私もかつて受験産業にいたが、まったく同意見である。もちろん、その仕事にいた当時は、こんなことは、考えたとしても絶対に口には出せなかった。まあ、私もビジネス世界という詐欺師集団の一員であったわけだ。当時から、自分のしている仕事に対する疑問は常にあったが、需要があるから仕事もあるわけで、したがって、受験産業という吸血産業にも少しは意義もあるだろう、とその疑問を心の底に封印していたわけだ。全員がキチガイの世界で、一人目覚めていれば、その方が不幸だろう。それが、山上たつひこの初期作品「光る風」のテーマの一つであった。
なお、私の同僚教師(講師)の父親は、「東大以外は大学じゃない」という考えの持ち主だったという。これは、昔の沖縄では非常に珍しい部類の人間で、おそらく本土での生活が長く、そこから得た「本物の思想」だったのだろう。
もちろん、ここで言うのは、「東大以外の学歴は、社会に出ても無意味だ」ということだ。東大そのものの愚劣さはここで詳しく言うまでもないだろう。大学は、学歴以外には意味は無い。そして、現在は学歴が意味を持たない時代になりつつあるのである。



(以下引用)





実際に起こってることと、大手マスメディアが報道することとは乖離があるように、常に報道というものは、権力者側からのバイアスがかかっているものなのだ。だから、丸々信じてはいけないのだ。つまり、「報道の自由」というのは、捉え方を変えれば、「報道する側の自由」という見方もできる。つまり、「民主的自由」ではなく、「報道機関の経営に都合のいい自由」という独善的な「自由」という表現も可能になるということ。実は、受験産業の発表する「偏差値」も同様の要素が多分にあると考えねばならないのだ。それを踏まえて、スカイヲーカー様が推薦する大学はかくの如し。


1.東大・京大 を頂点とする旧帝国大学

学生一人アタマに税金を投入する額が非常に高い。まず、東大か京大を狙うべきだ。

2.一橋大、神戸大など旧官立大学

エリート公務員を目指す頂点は東大だが、財界エリートを目指す大学としては官立大学だろう。

3.地方国公立大学

地方公務員、医者や理系目指すには地方国公立で決まり。

4.自宅から通学に近いお気に入りの私立大学



私が独断でいうなら、予備校などの偏差値なんて無視して、上記4つの分類で進学先を決めればいい。
私立大学の場合は、いわゆる偏差値でランクを決め付けてはいけない。センター試験のように共通試験で決めている偏差値ではなく、各大学が独自に実施する内容のまちまちの試験内容であって大した客観性がないからだ。例えば、慶応大学は私学頂点の難易度ということになってるが、受験科目がたった2教科になっているし、無試験の高校推薦枠だとか付属学校から無試験で大量に入ってくるから実際の学生レベルはかなり粒が粗い印象だ。実際そうなんだろう。これは他の私学も似たり寄ったりだ。慶応は就職がいいから人気があるというのかもしれないが、実際に就職がいいのは政財界のコネを持ってる一部ルートでいいというだけで、一般人はほとんど関係ないだろう。民間企業の仕事は常に市場競争なので一部の国家と癒着した貴族企業でもない限り、早稲田だ慶応だというだけで優遇するなんてことないだろう。あるとしても、就職時の入り口部分だけ。せっかく有名企業に入社したつもりでも、ほとんどは離職してしまうのだから、「入り口」なんて実際には大した問題じゃない。だから、受験産業の偏差値なんて全く無視して、自宅から近いお気に入りを見つけて行けばいいだけだ。極論すると、学歴でトクする可能性があるのは、「東大」だけ。しかも、「東大卒」で国家高級官僚になれたものだけかな。もしくは、次点で国家に癒着する貴族大企業の幹部候補生くらいか。しかも、国家高級官僚で事務次官になれるものは、ごく少数。確率極めて低し。無視していいくらいなのではないのか。だから、受験偏差値なんてほとんど無意味。受験産業のネタのために存在しているのが実態なのだ。せっかくの青春時代なのにもったいない。金儲け目的に勝手に作られた偏差値序列に惑わされず、もっと、自由に勉学にスポーツに励む方が人生得策だ。そうは思わないかね?


拍手

PR

この記事にコメントする

Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
4
29 30

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析