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地方ごとにエネルギー政策を考えよう

「阿修羅」経由で知ったニュースである。自分の地元のことでも、インターネットなどで他県の人が先に知ったりする、そういう時代だ。
発電コストに関しては、原発を擁護するために様々な不正操作が行われてきたわけだが、自然エネルギーは、設備を一度作れば、ランニングコストは人件費や設備点検費だけで、燃料費はゼロである。そういうエネルギーが割高なはずはない。たった二基の風力発電設備で村の電力をすべて賄えるというのだから、おそらく4、5年ほどで設備投資分を回収し、後はエネルギー費用はほとんどゼロに近くなるのではないか。他の府県や地方自治体もこの村の英断を見習うべきだろう。特に私がお勧めするのは宮古島である。あそこは平坦な土地で、日光と風に恵まれているから、自然エネルギーだけで島の必要エネルギーはほとんどまかなえるだろう。潮力発電などももちろん有効だ。私を宮古島市の市長にでもしてくれたら、即座にその決定を下すのだが、残念なことだ。
だが、自分がそういう立場になったつもりで一人一人の市民が自分の住む場所の未来像を思い描くのも、なかなか楽しいことではないだろうか。


(以下引用)


大宜味村で風力発電 全世帯使用量に相当

琉球新報 5月5日(木)11時25分配信
 【大宜味】沖縄電力(石嶺伝一郎社長)は2013年4月までに、大宜味村根路銘の石山展望台付近に風力発電設備2基を整備し、一般家庭約2200世帯の年間使用量に相当する電力800万キロワット時を供給する計画を進めている。5月中に近隣区で村主催の住民説明会を開き、住民の理解を得た上で6月にも設計などの作業に入る予定。
 村企画観光課によると、整備される風力発電設備は2千キロワット級の出力で、原油に換算すると年間約2千キロリットルを削減でき、二酸化炭素の排出量も約7千トン減らすことができる計算。環境への負荷を低減する効果も期待される。
 同村の世帯数は約1500といい、一般家庭に限定するとすべての世帯の年間消費電力を同設備で賄える計算になる。
 村は09年に「地域新エネルギービジョン」を策定して太陽光や風力、バイオマス、水力などのクリーンエネルギーを積極的に導入する方針を打ち出しており、今回風力発電を導入することで、住民に対し新エネルギーの普及啓発を図りたい考えもある。
 住民説明会は6日の根路銘区を皮切りに、9日に饒波区、押川区、10日に大宜味区の各公民館で実施される。(外間愛也)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110505-00000015-ryu-oki  

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