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原発ジェノサイドと金儲け

「ネットゲリラ」より転載。
原発の安全性については、今回の事故でその大嘘がバレたし、コスト面での優位性についても、それが嘘である証拠が次々に出てくる。
社会問題に関して、これほど一方的に正邪の区別がつく事例というのも珍しいのだが、それでも原発行政を推し進めるという、この国の不思議さ。国土を破壊し、国民を放射能被害で殺し、いったい何のための政治なのか。経済界にしても、国民を大虐殺しても自分たちが金儲けできるほうが大切なのか。まったく理解不能な精神である。


(以下引用)


浜岡が二度と発電できないという証拠。「津波対策を完璧にやって再開する」と言ってるんだが、まぁ、その前に、福島第一が壊れた原因が津波ではない、という話が出てくるので、やるだけ無駄です。つうか、

 住民が「万里の長城」と呼ぶ巨大防潮堤で守られていた街があった。東日本大震災で被災した岩手県宮古市の田老地区(旧田老町)。総延長2.4キロ、高さ10メートルの世界にも類がない二重の壁は、過去2度の大津波で壊滅的な被害を受けた経験から半世紀近い年月を費やし築かれた。だが、長城はあっけなく砕かれ、街は流された。

ギネスブックに載ったとか何とかいう話もあるんだが、世界一の防潮堤で守られていた筈の村が壊滅してしまったわけだ。これ、津波のほうが大きかったから、というわけではない。津波で防潮堤が壊れてしまったのだ。




防潮堤(防波堤とはいわない)建設は半世紀近くかけて78年に完成。総工事費は約50億円。

こうして出来上がった防潮堤は、海寄りと内寄りの二重の構造。高さは約10メートル、上辺の幅約3メートル、総延長約2.4キロと、まるで城壁のよう。岩手県によると、二重に張り巡らされた防潮堤は世界にも類はない。

しかし、今回の津波は二つの防潮堤をやすやすと乗り越えた。海寄りの防潮堤は約500メートルにわたって倒壊した。いずれも想定外の出来事だったのです。


ギネス級の防潮堤が壊れてしまうんだから、津波を防ごうと思ったら、それこそ何千億もかけて、世界にも類を見ない、とんでもない防潮堤作らないと防げない。それも、浜岡だけじゃない、すべての原発は海に面しているわけで、その全ての原発をギネス級の防潮堤で囲うとなったらいくらかかるか判りませんね。そら、「原子力は安あがり」とか言ってられないw

それにそもそも、原子炉には大小さまざまなパイプが100本以上出入りしている。日本には「地震が起こらないと保証された土地」なんかどこにもないので、震度6とか7とかで壊れないように100本のパイプを原子炉に突き刺す事なんか、誰にも出来ません。そんな事が出来るんだったら、浦安の下水道があんな事になってるわけがないw まぁ、時が経てば、福島第一が津波の前に既にズタズタに壊れていたのが明らかになるので、その時点でオシマイですw







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