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お役所もとうとう方針転換か

前の記事の追加である。これも「阿修羅」から転載。
原発事故に関連して、アメリカから日本も自然エネルギーに転換してよいとお達しが来たのか、何と環境省が自然エネルギー、特に風力発電で日本の電力需要は簡単に賄えると公表したのである。これまでの「自然エネルギーは実用化できない」論は何だったのか。「泉の波立ち」あたりもその尻馬に乗って、自然エネルギー論者を散々嘲笑してきたのだが、今度は自分が嘲笑される番のようだ。こういうのを「二階に上がって梯子を外される」と言うのである。


(以下引用)


風力発電の実力は「控えめにみても全体の7割可能」 意外にすごい風力発電 ───環境省 (Yahoo news)
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/293.html
投稿者 極楽とんぼ 日時 2011 年 4 月 26 日 22:26:05: /lwF1HCtYSDhs


オルタナ 4月22日(金)20時58分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110422-00000303-alterna-soci

意外にすごい風力発電
環境省は4月21日、風力発電(陸上、洋上の合計)は今後、1億4300万kWの導入が見込めるとした試算を発表した。実に、全国の発電設備総出力2億397万KW(2009年度、電気事業連合会調べ)の約70%に達する。

これまで日本では「風力など自然エネルギーのポテンシャルは低い」という説がなぜか一般的だったが、今回の環境省の試算は、これを根本から覆す数字として注目されそうだ。
この試算は、「2010年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査」の名称。国内の自然エネルギー資源量と導入可能な設備容量を試算したもので、対象は太陽光、風力、中小水力、地熱の4つだ。

調査の結果、風力発電の可能性が飛び抜けて高いことが分かった。特に、風力エネルギーが偏在している北海道と東北では、理論上は電力需要を風力だけで十分に賄えるという。
現在の技術水準で利用できるエネルギー資源のうち、採取や利用に伴うさまざまな制約を考慮して絞り込んだ導入可能な量(「導入ポテンシャル」)は、多い順に、風力発電(陸上・洋上)19億kW、太陽光発電(非住宅系)1億5000万kW、中小水力発電と地熱発電(温泉発電を含む)各1400万KWとなった。

全量固定価格買い取り制度(FIT)の適用を前提に、事業収支などを加味して計算した「FIT対応シナリオ」は、より現実的な数字になるが、それでも、風力発電(陸上、洋上)は最大1億4300万kWの導入が見込めるという。これは2009年度の全国の発電設備総出力2億397万KWの約70%に達する。

環境省は、この数字は全量買い取り制度だけを加味した控えめな算出で、技術革新や補助金を駆使すれば、陸と海の合計で15億万kWを見込めるとしている。つまり、風力だけで、日本の全発電設備総出力の7倍以上が賄える計算になる。(オルタナ編集部=瀬戸内千代)2011年4月22日

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