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周りは水、水、水! だが飲める水は少しも無い。

「darkness」から転載。
「全文転載は不可」だそうで、一部を省略した。もっとも、奇形化したグロテスクなマウスの写真と、それ以上に醜悪な米倉経団連会長の顔写真は最初からカットしてある。

私はコーンが大好きなので、遺伝子組換えコーンを、それと知らずにかなり食べていると思う。多分、缶詰のコーンのほとんどはそれだろう。ミックスベジタブルという便利な冷凍食品があるが、あれにもコーンは入っているし、またコーン以外にも遺伝子組換え食品はたくさんあるだろうから、もはや自己防衛は不可能だろう。
年寄りはまだいいが、これからの子供や若者はどうなるのだろう。
放射能汚染も含め、とにかく「安全な食品が無い」のである。
魚などはとっくにすべて汚染されているだろうから、子供には与えられない。米にしても、いくつかの産地の米をブレンドする産地偽装は放射能汚染される前からごく普通に行われていたはずだ。野菜にせよ、果物にせよ、福島産を安く買いたたいて、それを他県のものと偽って店頭に出しているはずだ。いや、福島産と書いても平気で買う人もいて、それが「福島応援」の義侠的行為であるようだ。まあ、個人がそんな応援などしなくても、東電と政府がちゃんと農家や漁家に補償すればそれで済む話なのだが。

しかし、「農薬汚染」「遺伝子組換え」「放射能汚染」と、どこまで破滅の道を進めば人類の強欲に歯止めがかかるのだろうか。
そう考えると、レーチェル・カーソンの『沈黙の春』の頃は、まだ世界の食品の安全性の点では天国的な状態だったとも言える。そこでストップがかからずに、平気で汚染食品を作り出し続けて、今に至ったわけである。
いったい、それで金儲けをした連中の食卓には安全な食品だけが並んでいるのだろうか? 疑問である。モンサント経営者その他の大富豪連中も、自分が作り出したウンコの池に首まで漬かってニタニタ笑いながら札束を数えているのではないか。


(以下引用)


2012年9月19日、「遺伝子組み換え作物と、発がんの関連性がマウス実験で示された」とフランス政府は発表した。

モンサント社が作っている遺伝子組み換え作物(トウモロコシ)をマウスに食べさせ続けると、オス、メス共に大きな問題が発生することが実験で証明された。

オスのマウスでは皮膚に巨大な腫瘍が発生し、肝臓や消化管に異常が発生していた。そして、メスでは2年後に50%〜80%の確率で癌が発生していた。

この実験を行ったのはフランスのカーン大学であり、フランスの専門誌に論文として発表され、フランス政府はこれを受けて保健衛生当局に調査を要請している。

また、これを受けてユーロ圏では遺伝子組み換えのトウモロコシは、一時的に取引が停止される可能性も出てきている。

食べてはいけないものだったのだ

マウスで起きるのであれば、もちろん人間でも起きる可能性は非常に高い。

巨大腫瘍を発生させたマウスの姿は「他人事」ではなく、人間の将来の姿でもある。

つまり、遺伝子組み換え作物を無節操に食べていると、あなたの身体に巨大な腫瘍ができる可能性があるし、高確率で癌になる。

遺伝子組み換え作物は「毒」であり、さまざまな問題を引き起こすのではないかとはずっと言われてきたが、モンサント社はこれを否定し続けてきた。

しかし、やはり遺伝子組み換え作物は、それを食べ続けると身体を破壊することが証明されたと考えてもいい。

遺伝子組み換え作物は危険な食物なのである。
食べてはいけないものだったのだ。

さらに実験結果では、遺伝子組み換え作物を食べ続けたマウスは早死にすることが多いことも確認されている。

私たちはトウモロコシや大豆などは長い間、安全なものだと分かっているからそれを育て、調理し、食べてきた。

しかし、遺伝子組み換え作物は、見た目が同じでも成分が改変されてしまっているので、安全性は保証できない。

害虫を殺すために毒を持った種類まで作られており、そんな作物の実を私たちは食べさせられている。



日本はひどい状況になってしまっている

ユーロ圏は日本と違って、一貫して遺伝子組み換え作物を拒否する姿勢を示している。

一度遺伝子組み換え作物を取り入れると、種を永久にモンサント社から買わなければならない。すなわち、食糧自給率、つまり国民の生存権をアメリカに握られるという事態が発生する。

さらに、遺伝子組み換え作物は人体を損傷させて病気を発生させる可能性もある。

フランスは特に遺伝子組み換え作物は強硬に反対している。

フランスは、ヨーロッパの大地を絶対に遺伝子組み換え作物で汚したくないと考えており、今回の遺伝子組み換え作物の徹底した実験もフランスが主導で行ってきた。

本来であれば、世界中がこのような異常な作物を拒絶しなければならないはずだが、それがそうなっていない。

たとえば、日本では拒絶どころか、むしろ受け入れようとさえしている。日本では1996年に静かに受け入れられて、最初はどれがそうなのかの表示すらされなかった。

1999年になってやっと表示することが義務づけられて、実際に遺伝子組み換え作物であることが表示されるようになったのが2001年からである。

大豆、トウモロコシ、ナタネ、ワタ、トマト、じゃがいも……。

遺伝子組み換えされた作物が大量に日本に流れ込み、そしてこれらを使って加工食品を作られている。

いったいどれほど日本に流れ込んでいるのか。たとえばトウモロコシで言うと、日本はその94%をアメリカから輸入している。つまり、日本で見かけるトウモロコシはすべてアメリカ産だと考えてもいい。

そして、アメリカではトウモロコシの85%が、遺伝子組み換え作物なのである。

大豆も似たようなものだ。

アメリカ人はトウモロコシを、バイオ燃料か家畜のエサに使う。あとは国外に売る。

大豆にいたってはほとんど食べないで国外に売る。国外の人間がどうなろうと知ったことではないのかもしれない。

しかし、アメリカはそうやって処理しているくせに、寿命は先進国で見ても非常に低く平均寿命は29位という不健康国家である。
「使用」「不使用」「不分別」

誰もこんなものを食べたくない。だから、買い物でも「遺伝子組み換え作物を使っていません」という食品を中心に買う必要がある。

しかし、ここに農水省によって仕掛けられた「ワナ」がある。

2000年4月に農水省では遺伝子組み換え作物は表示しなければならないと告知した。

いかにも日本人の健康を守るために遺伝子組み換え作物を排除したかのように見えるが、ここで農水省では奇妙な概念を持ちだしてきた。

「使用」「不使用」の他に、「不分別」という分別を入れたのである。

(中略)

それを「不分別」という区分けにしてしまう。そうすると、遺伝子組み換え作物を「使用」したと表示しなくても良くなる。

それを決めたのが農水省だった。つまり、遺伝子組み換え作物を区別すると見せかけ、「不分別」という言葉を入れることによって、完全なるザル法にしてしまった。

そうやって、アメリカの言うがままに遺伝子組み換え作物を大量輸入し、日本人に遺伝子組み換え作物を非表示のまま食べさせることを可能にした。
モラルも何もない男が、日本の経済界の親玉

いったい誰がこんなクズのようなものを日本人に食べさせようとしているのか。そして、日本で誰が遺伝子組み換え作物を推進しているのか。

それは、現在経団連の会長をしている米倉弘昌だ。この男は住友化学の会長が「本職」だが、この住友化学がモンサント社と業務提携をして密接に動いている。

言わば、モンサント社の日本人エージェントのようなものだ。

日本に遺伝子組み換え作物を普及させ、日本人にそれを食べさせることができれば、将来永劫にモンサント社と住友化学は利益を上げ続けることができる。

だから、とにかくモンサント社と自社の利益のためだけに、日本人に遺伝子組み換え作物を与えようと仕向けているのだ。

米倉弘昌は、とにかく日本にTPP加盟を強要している。それはなぜなのか。非関税障壁の撤廃要求によって、「不分別」どころか、遺伝子組換え表示制度そのものがなくなるからだ。

これによって日本ではどれが遺伝子組み換え作物で、どれがそうでないのかがまったく分からなくなってしまう。

当然、遺伝子組み換え作物は日本で野放しになり、モンサント社と住友化学だけが儲かるという図式だ。だから、経団連の米倉弘昌会長は、TPPを日本に押しつけている。

その結果、どうなるのか。それは腫瘍で膨れ上がったマウスをもう一度見ればいい。

あなたがそうなるかもしれない。あなたの家族が、友人が、そして日本人の誰もがそうなる可能性がある。

米倉弘昌は日本人を腫瘍で膨れ上がらせ、日本人を癌患者でいっぱいにしようとしている。

癌と言えば、この米倉弘昌は原発を早く推進しろと叫んでいる人間でもある。

福島第一原発が爆発し、日本中に放射性物質が拡散し、今後は日本人の間で膨大な癌患者が発生するが、米倉弘昌は特にこれについては何とも思っていないようだ。

このモラルも何もない男が、日本の経済界の親玉なのである。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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