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慌てずに、今はただ状況を観察しよう

「マドモワゼル愛」さんのブログから転載。(本当はHPの中の「日記」であるが、ブログと言ってもいいだろう。)
マドモワゼル愛さんは、名前の通りに愛に溢れた人柄であることは、その文章から分かる。しかもその愛は博愛であり、人間愛だ。だからこそ、人間を傷つける存在、人間に害を与える存在に厳しく立ち向かう、本物の男らしさがある。(弱者を守ることが本物の男らしさだ。)権力の虎の威を借りてマッチョぶった発言をし、弱者いじめをする石原や橋下とは対極的である。「マドモワゼル」という自称も、そうした外柔内剛性をユーモラスに表したものかもしれない。
さて、下記記事は今まさに日本が直面している国難を見事に分析したものだが、その大局的な見方は凡百の評論家やマスコミコメンテーターには見られないものだ。
しかし、ネット上では、こうした本物の識者の数は少なくないにも関わらず、それはやはりネット社会という狭い場所での話であり、実際の政治に影響を及ぼすのはテレビや新聞である、という状況はまだ変わっていない。逆に言えば、「彼ら」は、ネットと表マスコミの力関係が逆転する前に、東アジアを戦争に巻き込み、今のうちに稼げるだけ稼いでおこう、ということかもしれない。幾つかの情報によれば、なぜか「彼ら」は急いでいるらしいのだ。(「彼ら」とは、言うまでもなく現在の世界の支配者たちである。それが表社会の政治家や官僚ではないことは何度も言ってきた。政治家や官僚は道具や手下にすぎない)
事態を静観すること、慌てて暴発的行動をしないことが一番大切だ。
そうしているうちに、「彼ら」の瓦解が始まるかもしれない。彼らは経済が生命線であるから、経済的に崩壊すればその政治的権力も崩壊するだろう。そうすると、日中両国民が互いに無益に血を流す必要も無くなるかもしれない。


(以下引用)


石原が都長でしかないにもかかわらず、国政にしゃしゃり出て、尖閣を買うの買わないのとわざわざアメリカで言い出し、野田がこれに乗る。

まるで出来レースであることはわかる人にはわかってしまうが、マスコミがこれまで行ってきた大衆B層路線によって、多くはまんまと乗ってしまっている印象。

まあ、悲しい現実だが、こうやって、本当に戦争路線に入って行っていいのか。金儲けの戦争のためにわざわざ国民はそれに乗るのでしょうか。

20世紀の歴史はまさに日本と中国が組むことを阻止する白人対アジアの歴史だった。

本来なら日本と中国が組さえすれば、野蛮だった植民地政策は終わり、アジアの時代が当然訪れていた。

日本、台湾、半島、中国、そしてロシアがそれに続き、さらにインド、オーストラリアと行き、アジア経済圏はどうにもならないほどの中心勢力となって新たな時代を築いたことははっきりしている。

それに対抗するために、アメリカ、イギリス、フランス、はあらゆる謀略を尽くして対抗した。

その基本となるやり方は、統治者の上を懐柔し、スパイのような形にするやり方だった。先の大戦も同様だったのだろう。

日本はなぜかしら明治開国時に弱みを握られているような状況がおそらくあり、上は海外勢と組む以外に道がなかったのかもしれない。

戦後の日本のありようもまったく同じである。アメリカは日本が本当の意味で独立されたら大変だから、先の大戦を引き起こしたのと同じ勢力を上に立て、さらに日本と日本人に対して恨みを持つ者を上にして、日本人を支配した。

この構造は今すでに完成域に来ており、その体制の中で、こうした中国との第二ラウンドに突入への計画が切って落とされているわけだ。

石原は嬉しくて仕方ないことでしょう。ボスは都民でも国民でもない、彼のボスはアメリカの支配層であるのだから。

野田も同じ。彼らの顔は国民ではなく、日本と中国の戦争に巻き込んだ、当時と同じ海外勢に向けられている。福島のデタラメな対応も、まだ原発を続けるという対応も、支持をうしなってなを政権に居残る対応も、またそれを黙って見過ごすマスコミの対応も、、、こうして生まれている。

要するに現体制の元では、日本国民は質に取られ、売られているということであり、そのことをマスコミは必死に隠す役割を持っている。

唯一、マスコミに散々たたかれたのは小沢であったが、国民の生活については、一切、おもしろいようにマスコミは報道しない。要するに無視することで、その存在を国民が選ぶ際の選択肢にさせないためである。

小沢失脚にかんした陰謀では司法までかかわっているようであり、都合の悪いお尋ねに対しては、一切返答をよこさないし、そのことをマスコミはもちろん報道しない。

すでに国民は売り飛ばされているのと同じである。しかし、売り飛ばした上の者たちも、時間と状況が切迫してきている。彼らにはみずから富を生み出す力はなく、しかも自らの欲のためにデリバティブにおける失敗があり、その清算の時期が迫っている。

彼らとしてもとにかく急ぐしかない。なので、やり方が露骨になっているのである。野田も石原も自分がやっていることがどんな意味を持っているかはもちろん知っている。また、多くの良識ある人に見透かされていることももちろんわかっている。

しかしそれでも知らん顔をして、役割に徹していくという厚顔でやるしかない、、、。

習キンペイも行方不明となりおそらく脅されていたはず。そしてその後の反日デモである。

またしても極上の(夢人注:「ごく、うえの」か)一部の利益のために何億の民が殺しあわねばならなくなるとしたら、たまったものではない。

第一次大戦も、なんであんな戦争が必要だったのか、おそらく歴史学者も今ではわからないのではないのだろうか。要するに扇動によって対戦が勃発しただけ。

今回も同様の路線。ただ、今回は儲けのためというのではなく、それをしないと彼らも生きていけなくなるかもしれない、、、というかなり押し込まれた状況であるから、必死であり、露骨となる。

しかし、それでもやはり無理がある。中国でも多くの民は冷静であり、いつか、この反日デモを利用して、本当は中央へのデモに切り替えたいと思っている勢力も多い。

それを察知した当局はデモを抑止するしかない。大きな火にしてしまったら、それは燎原の火のようになり、反日は言い訳の体制へのデモとなることは見えている。

なぜなら、中国の民も上が日本を悪く言うことで、自分らの保険にしていることを見抜いてきたからだ。

ただ、子供の頃からの露骨な反日教育のおかげで、若者層の反日意識は強い。これを利用すれば対日戦争を起こせる土台は整っている。

私は野田や石原の力は今後急速に落ちていくと思う。日本はむしろ、それとは逆の方向に今後進むのではないだろうか。むしろ、そうした大きな流れに恐怖を抱いたこれまでの日本統治の上層部が、危機感を持って、あまりちゃんとした展望を持たずに、暴発した事態が現在の状況ではないか。

もっと大きな展望に立っているのはロシアではないか。プーチンの勝利はとても大きかった気がする。

あと、北では金正日が死んだあとの新たな体制の方向性がこれまでと異なるようである。一縷の望みが感じられる。

また、中東やアフリカに見られる、イスラムの動きなど、これまでどうにか抑えてきた新たな力が、古い枠組みを超えて胎動を開始した。

これらの動きにこそ、新たな可能性が見て取れる。これまで、私たちは、アメリカ、ヨーロッパが世界だと思ってきたが、実はもうそうではなくなりつつあるのだ。

しかし、日本も中国の上層部もかつての勝者である古いアメリカ、イギリス、フランスの支配層からの影響を受けており、新たな地球の動きに対応できずにいる。

(後略)

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