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秋風と秋風邪

今日は何の引用も無しで、ただの雑談である。まあ、いつも雑談だが、政治的・経済的な内容ではない、ということだ。
朝晩めっきり涼しくなってきた。
日中は、この上なく気持ちのよい季節だが、夜になると気温が低すぎて、風邪などを引きやすくなる。
これは私自身の体感による推測なので、何の客観的根拠も無いのだが、体温が1度下がると、体の免疫力が1割から2割低下する、という印象が私にはある。
簡単に言えば、寝冷えによって風邪を引くのは当たり前のメカニズムだ、ということである。人間の体温は、確か就寝時には低下するはずである。体温低下が免疫力を低下させるとすれば、寝冷えによる風邪引きは理の当然だろう。
ところが、若いうちは免疫力が高いから、少々の寝冷えでは風邪など引かない。しかし、年を取ると、免疫力自体が低下するので、若い頃のままの気持ちでいると危険なのである。
それに、今の季節は、まだ涼しさが気持ちいいので、布団などかぶって寝るのは鬱陶しい。そこで、薄着のまま、掛け布団無しで寝て、夜の冷え込みで風邪を引いたりすることになる。
私も夜明け近くになると、「あっ、今俺は風邪を引きかけている」と夢うつつで気付いて、掛け布団を肩まで持ち上げる。それで30分ほど体を温めると、その風邪っ気は消えている。毎朝のように、その繰り返しである。
しかし、その「風邪っ気」に気づくかどうか、そしてそれにすぐに対処するかどうかが大きな分かれ目だろう、と思う。
まあ、最初から、寝冷えをしない態勢を整えて寝ればいいのだが、今の時期、寝る時には涼しいのが気持ちいいので、なかなかそうもいかないのである。
特に、高齢の方々には、寝る時には靴下をはき、長袖の上着を着て寝ることをお勧めする。そうすれば掛け布団が就寝中に外れても大丈夫だろう。風邪は足先と肩先から来る、というのが私の持論である。


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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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