「ちきゅう座」の「交流の広場」記事から転載。
原発事故に関してはもはや「耳タコ」状態で、無感動無関心になっている人も多いだろうし、「言っても無駄、議論しても無駄、どうせ原発村の好き勝手にされてしまう」とあきらめの境地である人も多いだろう。私も実は後者に近いのだが、言うべきときに言うべきことを言わないと、犯罪者の側に加担することになると思うから言うのである。ナチス勃興期にナチスの振舞いを苦々しく思いながら無言でいた民衆は多かったはずだが、その結果どうなったかはご存じのとおりだ。
で、実は日本国民は原発事故の被害者でありながら、世界に対してはすでに加害者になっているという事実がある。放射能による大気汚染、海洋汚染は世界に対する犯罪なのである。この犯罪について賠償金を請求されたら、日本人全員の財産を没収しても支払いきれないだろう。それが請求されないのは、実は世界支配層というか、世界政治の主流が原発推進派であるからにすぎない。
福島原発事故が起こっても、まだ原発を稼働させ、あるいは新たに原発を建造しようという国もあるのである。そういう国から見れば、日本はただの原発実験場だろう。
しかし、原発は、事故の可能性が完全にゼロでないかぎりは使用してはならない「禁断の技術」なのであった。で、その事故の可能性は実は常にあり、偶然的に防がれた事故も一度二度ではないことも明らかにされている。福島原発事故は津波がなくても、地震がなくても起きた事故だと私は断定する。使用可能期限を過ぎても、稼働停止することすらできない施設であり、稼働停止したらそれ自体が巨大な核廃棄物になる施設なのである。
原発容認派の頭の悪さにはまったくうんざりする。
(以下引用)
原発関係のニュース、福島県が、1万人の母親に母乳の放射能検査をします。福島・宮城で母乳からセシウムが出ており、検査を希望する母親から提供を受けて民間で検査します。
福島県立医科大、放射線医師の育成のため、研修医の検診が行われています。9人の研修医が参加しています。
そして、小出先生のお話、安全委員会の被曝医療委員会、事故の際の周辺住民にヨウ素剤を配っておく提言をしており、5km以内に配るのですが、これを飲むと甲状腺がんを防げるが、飲むタイミングが大事で、事故が起きたことが分かり、放射能の飛んできた後はダメ、放射能の飛んでくるまでに飲むことが意味があり、今回の事故では、住民は放射能がいつ来るか分からず被曝、政府はSPEEDIで知っていたのに公表しなかった、今後も、対応しないと意味がないのです。安全委員会が決めても、今回の事故で住民を守らなかったものがなぜそんなことをする権限があるのか、なのです。
大変微妙なタイミングで、情報を通知しないとダメなのです。出来なかったのではなく、積極的にやらなかったのです。
韓国のウォルソン原発がトラブルで止まっており、韓国に原発が21基あり、事故になると当たり前で日本に影響がある、人の住めなくなるところもあり、今日小出先生のところに韓国のテレビ局の人が来てインタビューをして、その中で、韓国の人たちも、日本のもんじゅの事故で韓国に被害がどうなるか聞かれて、プルトニウム原子炉の事故で、東側から風が吹くと韓国にも影響があり、韓国の原発で事故+西風=日本に被害、なのです。
自分の被害が関心ですが、「自分が加害者になるのがいや」、日本の原発で他の国に迷惑をかけるのを避けたい、日本、韓国、中国すべて危険だが、日本の原子炉をどうするのか、考えるべきなのです。
子供に関するニュース、原発周囲のフランスの子供は、白血病の発病率が倍になると報じられ、「そういう研究は山ほどある」、今回はフランスだが、アメリカの周囲でもそういうデータがあり、イギリスのセラフィールド再処理工場の周りでも多い、本当に原子力施設からの被曝の影響からかは論議されているものの、データは蓄積されているのです。しかし、何の原因か、放射能被曝か、別の原因があるのか、「はっきりした原因は突き止められていない」のです。
全国の原発を監視するERSSに不具合、その原因が分かり、データのメモリ不足で止まったのですが、保安院は定期的にリセットすると言うものの、小出先生、まんがみたいであると語り、メモリはどれだけあるか分かっている、どれだけ要るか分かっているのに、運用上やるべきなのになされていないとは驚きなのです。
原発事故に関してはもはや「耳タコ」状態で、無感動無関心になっている人も多いだろうし、「言っても無駄、議論しても無駄、どうせ原発村の好き勝手にされてしまう」とあきらめの境地である人も多いだろう。私も実は後者に近いのだが、言うべきときに言うべきことを言わないと、犯罪者の側に加担することになると思うから言うのである。ナチス勃興期にナチスの振舞いを苦々しく思いながら無言でいた民衆は多かったはずだが、その結果どうなったかはご存じのとおりだ。
で、実は日本国民は原発事故の被害者でありながら、世界に対してはすでに加害者になっているという事実がある。放射能による大気汚染、海洋汚染は世界に対する犯罪なのである。この犯罪について賠償金を請求されたら、日本人全員の財産を没収しても支払いきれないだろう。それが請求されないのは、実は世界支配層というか、世界政治の主流が原発推進派であるからにすぎない。
福島原発事故が起こっても、まだ原発を稼働させ、あるいは新たに原発を建造しようという国もあるのである。そういう国から見れば、日本はただの原発実験場だろう。
しかし、原発は、事故の可能性が完全にゼロでないかぎりは使用してはならない「禁断の技術」なのであった。で、その事故の可能性は実は常にあり、偶然的に防がれた事故も一度二度ではないことも明らかにされている。福島原発事故は津波がなくても、地震がなくても起きた事故だと私は断定する。使用可能期限を過ぎても、稼働停止することすらできない施設であり、稼働停止したらそれ自体が巨大な核廃棄物になる施設なのである。
原発容認派の頭の悪さにはまったくうんざりする。
(以下引用)
原発関係のニュース、福島県が、1万人の母親に母乳の放射能検査をします。福島・宮城で母乳からセシウムが出ており、検査を希望する母親から提供を受けて民間で検査します。
福島県立医科大、放射線医師の育成のため、研修医の検診が行われています。9人の研修医が参加しています。
そして、小出先生のお話、安全委員会の被曝医療委員会、事故の際の周辺住民にヨウ素剤を配っておく提言をしており、5km以内に配るのですが、これを飲むと甲状腺がんを防げるが、飲むタイミングが大事で、事故が起きたことが分かり、放射能の飛んできた後はダメ、放射能の飛んでくるまでに飲むことが意味があり、今回の事故では、住民は放射能がいつ来るか分からず被曝、政府はSPEEDIで知っていたのに公表しなかった、今後も、対応しないと意味がないのです。安全委員会が決めても、今回の事故で住民を守らなかったものがなぜそんなことをする権限があるのか、なのです。
大変微妙なタイミングで、情報を通知しないとダメなのです。出来なかったのではなく、積極的にやらなかったのです。
韓国のウォルソン原発がトラブルで止まっており、韓国に原発が21基あり、事故になると当たり前で日本に影響がある、人の住めなくなるところもあり、今日小出先生のところに韓国のテレビ局の人が来てインタビューをして、その中で、韓国の人たちも、日本のもんじゅの事故で韓国に被害がどうなるか聞かれて、プルトニウム原子炉の事故で、東側から風が吹くと韓国にも影響があり、韓国の原発で事故+西風=日本に被害、なのです。
自分の被害が関心ですが、「自分が加害者になるのがいや」、日本の原発で他の国に迷惑をかけるのを避けたい、日本、韓国、中国すべて危険だが、日本の原子炉をどうするのか、考えるべきなのです。
子供に関するニュース、原発周囲のフランスの子供は、白血病の発病率が倍になると報じられ、「そういう研究は山ほどある」、今回はフランスだが、アメリカの周囲でもそういうデータがあり、イギリスのセラフィールド再処理工場の周りでも多い、本当に原子力施設からの被曝の影響からかは論議されているものの、データは蓄積されているのです。しかし、何の原因か、放射能被曝か、別の原因があるのか、「はっきりした原因は突き止められていない」のです。
全国の原発を監視するERSSに不具合、その原因が分かり、データのメモリ不足で止まったのですが、保安院は定期的にリセットすると言うものの、小出先生、まんがみたいであると語り、メモリはどれだけあるか分かっている、どれだけ要るか分かっているのに、運用上やるべきなのになされていないとは驚きなのです。
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