「つむじ風」ブログの筆者飄平氏は私が深く尊敬するブロガーの一人だが、下に引用する記事はいただけない。おそらく、大地震・津波災害以来、被災地の公務員は、その地でもっとも働いている人々のはずである。ふだんの場合の「役人優遇」を批判するのとは話が違う。
そして、労働に対しては対価が支払われるのが当然であり、あらかじめ決められた賃金を払わないというのは不法行為である。非常時だから不法行為をしていいと言うのなら、災害時には強盗・略奪をしてもいいと言うようなものだ。
私はふだんは公務員優遇には批判的であるが、だからと言って、こんな場合の残業手当のことで公務員批判をするのは間違っていると思う。働いた人間にはその分の報酬を出すのは当然ではないか。しかも、労組は残業報酬の一部を復興への寄付金とすることを勧めているという。
「非常時だから」やり方を変えるということは、仕事の進め方などならあっていい。だが、「非常時でも」変えてはいけない部分もある。それが人権に関わる部分である。労働の対価としての給与は生活の基盤であり、最大の基本的人権(生存権)なのである。
ついでながら、義援金が公務員給与に転用されるということは無いと思う。給与はあくまで年間予算の人件費から払われるものだろう。
(以下引用)
2011-04-30この期に及んで残業代満額要求とは?! 宮城県名取市!!
宮城県名取市!
あの悲惨な大津波の被災都市だ・・・・
職員の多忙も激務も分かる!
が、全てを失った被災者も多いというのに・・・・・
役人天国が、国を滅ぼす!!
この分では、義捐金も役人に喰われてしまう。ボランティアで寝食忘れて援助している人々も多いと言うのに、公務員の残業手当3000円/時を満額請求する市職員労組。
魂が腐っている。取り分け、労組は現代の役人マフィアだ。
震災で全てを失った人、仕事を失った人、着の身着のままの人々が大勢居るというのに、これはないだろう。おかしいと思わないのが不思議だ。
このままでは、義捐金も役人の経費に喰われてしまう。義捐金詐欺とはここに存在する。公務員労組は、官僚以上に特権を行使している。
世も末だな。
怒れ! 許すな! 偽善の役人を天誅にせよ。公労組という特権階級を解体する必要がある。このままでは、役人という特権階級と市民奴隷の世界が展開する。
【転載開始】河北新報社記事
名取市職員の3月残業代 市長が半額カット 県、是正指導
宮城県名取市で東日本大震災の対応に当たった市職員の3月分の超過勤務手当が1億6000万円に膨れ上がったため、佐々木一十郎市長が半額カットして支給したところ、市職員労働組合が反発、県の是正指導を受けて正規の通り支払われることになったことが27日、分かった。未払い分約8000万円は、5月支給の給与に上乗せされ支払われる見通し。
市によると、削減対象となったのは3月11日以降の震災対応の残業や深夜・宿直勤務、休日出勤で発生した超過勤務手当。管理職を除く市職員530人分で、4月21日に支払われた。
超過勤務は1人平均約100時間、約30万円だったが、15万円カットされ約15万円が支払われた。消防や水道復旧に携わった職員の中には、月200時間を超えたケースもあった。
同市の超過勤務手当は年間約2億円だが、1カ月でその8割を占めたことになる。
佐々木市長は「震災で無収入の市民が大勢いる。避難所では多くのボランティアが無給で働く。そんな時に基本給がある市職員が、割り増し手当を満額受け取るのは市民感情として許されない」と削減した理由を語る。
削減に労組側が異議を唱え、事務レベルで交渉したが物別れとなった。その後、この情報が県に寄せられたという。
県市町村課は「明らかな労働基準法違反で、罰則規定もある。市民感情というが、法令上は許されないこと」と市に是正を求めた理由を語る。
市職員労組の足利弘昭委員長は「被災した市民のため、超過勤務手当の一部を役立てられないかと組合で検討しようという矢先に有無をも言わさぬ形でカットされたため、組合員の中に反発があった」と説明する。
労組は支給される手当から復興財源として市に寄付するよう、組合員に呼び掛けていくという。
2011年04月28日木曜日【転載終了】
投稿者 飄平 日時 2011-04-30 17:38 竹原革命 | リンク用URL
そして、労働に対しては対価が支払われるのが当然であり、あらかじめ決められた賃金を払わないというのは不法行為である。非常時だから不法行為をしていいと言うのなら、災害時には強盗・略奪をしてもいいと言うようなものだ。
私はふだんは公務員優遇には批判的であるが、だからと言って、こんな場合の残業手当のことで公務員批判をするのは間違っていると思う。働いた人間にはその分の報酬を出すのは当然ではないか。しかも、労組は残業報酬の一部を復興への寄付金とすることを勧めているという。
「非常時だから」やり方を変えるということは、仕事の進め方などならあっていい。だが、「非常時でも」変えてはいけない部分もある。それが人権に関わる部分である。労働の対価としての給与は生活の基盤であり、最大の基本的人権(生存権)なのである。
ついでながら、義援金が公務員給与に転用されるということは無いと思う。給与はあくまで年間予算の人件費から払われるものだろう。
(以下引用)
2011-04-30この期に及んで残業代満額要求とは?! 宮城県名取市!!
宮城県名取市!
あの悲惨な大津波の被災都市だ・・・・
職員の多忙も激務も分かる!
が、全てを失った被災者も多いというのに・・・・・
役人天国が、国を滅ぼす!!
この分では、義捐金も役人に喰われてしまう。ボランティアで寝食忘れて援助している人々も多いと言うのに、公務員の残業手当3000円/時を満額請求する市職員労組。
魂が腐っている。取り分け、労組は現代の役人マフィアだ。
震災で全てを失った人、仕事を失った人、着の身着のままの人々が大勢居るというのに、これはないだろう。おかしいと思わないのが不思議だ。
このままでは、義捐金も役人の経費に喰われてしまう。義捐金詐欺とはここに存在する。公務員労組は、官僚以上に特権を行使している。
世も末だな。
怒れ! 許すな! 偽善の役人を天誅にせよ。公労組という特権階級を解体する必要がある。このままでは、役人という特権階級と市民奴隷の世界が展開する。
【転載開始】河北新報社記事
名取市職員の3月残業代 市長が半額カット 県、是正指導
宮城県名取市で東日本大震災の対応に当たった市職員の3月分の超過勤務手当が1億6000万円に膨れ上がったため、佐々木一十郎市長が半額カットして支給したところ、市職員労働組合が反発、県の是正指導を受けて正規の通り支払われることになったことが27日、分かった。未払い分約8000万円は、5月支給の給与に上乗せされ支払われる見通し。
市によると、削減対象となったのは3月11日以降の震災対応の残業や深夜・宿直勤務、休日出勤で発生した超過勤務手当。管理職を除く市職員530人分で、4月21日に支払われた。
超過勤務は1人平均約100時間、約30万円だったが、15万円カットされ約15万円が支払われた。消防や水道復旧に携わった職員の中には、月200時間を超えたケースもあった。
同市の超過勤務手当は年間約2億円だが、1カ月でその8割を占めたことになる。
佐々木市長は「震災で無収入の市民が大勢いる。避難所では多くのボランティアが無給で働く。そんな時に基本給がある市職員が、割り増し手当を満額受け取るのは市民感情として許されない」と削減した理由を語る。
削減に労組側が異議を唱え、事務レベルで交渉したが物別れとなった。その後、この情報が県に寄せられたという。
県市町村課は「明らかな労働基準法違反で、罰則規定もある。市民感情というが、法令上は許されないこと」と市に是正を求めた理由を語る。
市職員労組の足利弘昭委員長は「被災した市民のため、超過勤務手当の一部を役立てられないかと組合で検討しようという矢先に有無をも言わさぬ形でカットされたため、組合員の中に反発があった」と説明する。
労組は支給される手当から復興財源として市に寄付するよう、組合員に呼び掛けていくという。
2011年04月28日木曜日【転載終了】
投稿者 飄平 日時 2011-04-30 17:38 竹原革命 | リンク用URL
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