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亀の首(ネック)が消えたか?

「阿修羅」から転載。
私は亀井静香ファンなのだが、彼のネックは石原(人間の屑)慎太郎との「友情」で、彼がしばしば石原との政治的連携をしようとする姿に、いつもがっかりしていた。
若い頃(青嵐会時代)の「盟友」である石原に対し、亀井が友情を感じているのは無理もないことだが、石原という男は政治家としては最悪の人間であり、その石原と亀井がとうとう決別したらしいことは目出度いことだ。これで亀井を安心して応援できる。
私は石原(人間の屑)慎太郎の悪口ばかり書いているが、彼にはある種の魅力や才能もあることは確かだろう。「前頭葉の委縮した」ボケ老人という言い方や見方は大間違いである。頭脳の働きに関しては立派なものだ。ただ、人格が低劣で、「人間の屑」である、というだけである。
作家としての才能もたいしたものであり、彼の「人間としての評価」を決定づけた「太陽の季節」「処刑の部屋」「完全な遊戯」も、悪徳の文学的表現もまた文学である、とするならば、見事な達成である、と言える。そういう文学がはたしてこの世に必要か、と言えば議論の余地はあるのだが。まあ、マルキ・ド・サドやマゾッホが存在したことで文学の空間が広がったのと同様だと言える。それほどの大物ではないが。
しかし、石原がそのサディスト的本性のままで政治の世界に出てきたことは大間違いである。
サディストとは究極のエゴイストでもある。
エゴイストが自分のエゴを満足させるために政治を行った結果、それが一般大衆の利益にもつながった、ということがはたして歴史上あったかどうか。
もちろん、凶悪な独裁者が、同時にいい政治「も」行うということはあるのは当然であり、それでなければ国家の維持はできない。したがって、政治家の評価は総合的に判断する必要があるのだが、その政策だけを見ても石原や橋下、あるいは現自民党執行部や現民主党執行部、あるいは権力の腰ぎんちゃく政党の公明党幹部などが全員、「政治家落第」であることは今さら言うまでもないだろう。
話が長くなり、中身もとっちらかった。とりあえず、亀井静香と石原(人間の屑)慎太郎が決別したことを慶賀しておく。



(以下引用)



盟友亀井静香が激怒「石原慎太郎は間違っている」 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/791.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 10 月 27 日 21:11:14: igsppGRN/E9PQ


http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7263.html
2012/10/27 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


親としてのエゴしかない新党結成

任期途中で突然、仕事を投げ出した東京都の石原知事。批判もどこ吹く風の唯我独尊ぶりで、26日の定例会見も大半を新党関連に費やし、20分後には「約束があるので」と一方的に打ち切った。で、向かった先は映画の上映会。まだ現職の都知事なのに、責任感はまったくない。ホント、いい加減な老人だ。

こんな男が新党結成だなんてチャンチャラおかしい。マトモな感覚の国民は相手にしないだろう。“盟友”だったはずの亀井静香前国民新党代表にも、あっさり袖にされてしまった。

「石原さんも本音では自信がないのでしょう。亀井に“助けてほしい”と言いに来た。それをビシッと断ったのです」(政界事情通)

新党結成宣言の夜、会いに来た石原に対し、亀井はこう話したという。

「オレが国民のため、日本のためにオールジャパンでやろうと言った時には断っておきながら、今になって何サマのつもりだ。アンタが今やろうとしていることは、国民のためじゃない。それこそ我欲じゃないか。政治家というのは、国民のために己を殺すものだ。アンタは間違っている。オレは合流しないぞ」

まったく、亀井の言う通りだ。そもそも、「石原新党」構想は、亀井や「たちあがれ日本」の平沼代表らが提唱し、働きかけてきた。しかし石原は煮えきらず、今年4月に“白紙撤回”を表明したのである。

「それもこれも、長男の石原伸晃を総理にしたいという野望のためです。一方で、新党構想には、三男の宏高を当選させる目的がある。日本のためだ何だとエラソーに言っているが、石原都知事に政治理念などない。親のエゴで動いているだけなのです」(前出の事情通)

そんな男だから、亀井も愛想を尽かしたのだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「亀井さんの頭の中には、菅政権末期から『救国内閣』の構想がある。それが石原新党へとつながっていった。亀井さんが描いているのは政界再編で、自民党政権に戻してはいけないという思いが強い。そのためには小異を捨てて、大同団結するという発想です。そこが“純化路線”の石原氏や平沼氏とは相いれないのでしょう。どちらかといえば、小沢氏の『オリーブの木』に近い。今後は第三極の一角として、例えば民間人を旗に立てて、その下に政治家が集まるような形を考えているようです」

私利私欲の石原とは、決別して正解だ。

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