少なくとも、今の時代には、政治や経済など、社会学的な分野においては、ネットを利用することで、ある面ではアカデミズムを凌駕する知識を身につけることができる。(古典的必読書は図書館で読める。あるいは自費で買えばいい。)大学に行く必要はほとんど無い。今の大学とは単なる「学歴発行機関」でしかないのではないだろうか。もちろん、医学部や理学部、工学部など理系分野ではまだまだ大学の存在意義はあるだろう。
下の記事に書かれた質問は、「あまりに大きすぎて誰も気づかない」事柄への疑問であり、そこに疑問を持ったこと自体が素晴らしい。その回答も、明確かつ妥当なものだと思う。下の回答の要点は、膨大なホロコースト関係の書物や映画が口を拭って言わなかったことだ。(ヒトラー自身は「我が闘争」の中で明言していた記憶があるが。)つまり、ナチスの「ユダヤ人憎悪」とは、最初は「ユダ金憎悪」であったはずなのだ。それがなぜかユダヤ民族迫害へと変質していった。その過程にはユダ金の操作があったのではないか、というのが私の推測である。
(以下引用)
質問
ナチスドイツがユダヤ人のホロコーストをした理由とは
- 投稿日時:2010/12/31 13:23
ナチスドイツがユダヤ人のホロコーストをした理由とは何でしょうか?
また、当時の世界ではユダヤ人のホロコーストは知られていたのでしょうか?
欧州ではユダヤ人に対しての救済活動というものは無かったのでしょうか?
No.6
- 回答日時:2011/01/04 15:39
確かに「南京大虐殺」同様ホロコースト自体に対する疑問は存在しますし、イラク戦争当時の大量破壊兵器の存在や流失原油に染まった海鳥の写真の様に、悪者化するプロパガンダと言う点はあったと思います。
またそう言ったプロパガンダが必要と言う事は、当時は余り話題になって居なかったし、ソ連等でも迫害はあった(別の虐殺も)筈です。
ただナチスの主張と言うより、当時のドイツ国民の気持ちの中に嫌ユダヤが大きくなっていたのは、ユダヤ企業が国を越えた活動をしていて、戦争で儲けただけでなくドイツ側を見限り裏切ったと言う恨みもあります。
また第一次大戦における敗戦国の賠償金は大きく、ドイツはその復興に大変な苦労をする中で、ユダヤ資本から借金等で搾取されたと言う事実もあります。
右翼=国粋主義は余所者の差別排除を主張する事が在りがちで、経済状況が厳しいと低所得者側からの支持が集まりますので、ナチスはそれによって国会の議席を増やしました。
ヒットラー個人が一次大戦時の負傷経験等から、裏切り者と言われたユダヤ人に偏執狂的恨みを持っていたという説もありますが、寧ろ自分の演説に自分で酔ってしまった上に、取り巻きがそれを金科玉条としてユダヤ迫害に走ったと言う気がします。