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「本当の現実」の創造

「マドモワゼル愛」さんの記事に素晴らしい部分があるので、転載する。
私のようなひねくれジジイとは違って、マドモワゼル愛さんは性格がいい。物事を肯定的に見るが、かと言って簡単に騙されもしない。
私は昔、「天国の鍵」という子供向け哲学小説の中で、「この世には騙す人と騙される人、そして騙しも騙されもしない人の三種類がいます。皆さんはその三番目の人になってください」と、読者として想定した子供たちに呼びかけたが、マドモワゼル愛さんは、まさしくその「騙しも騙されもしない人」の代表だろう。しかも、いつも太陽に向かっているような姿勢がある。こういう「向日性」は、私には羨ましい。

下に書いてあるように、我々は実はすでに新しい世界を作るための「道具」は持っているのではないだろうか。
今の社会の提供している電気に依存した物品なので、例としては不適切だが、たとえば、「ガラケー」と呼ばれる携帯電話の持つ機能は、20年前なら最新鋭のスパイ兵器にもなりえたものだ。それが、今や子供の玩具並みの扱いである。我々は自分たちの持っている巨大な財産の価値を本当は理解していないのではないだろうか。百円ショップで買える材料で、一万円も出せば、無人島のロビンソンクルーソーが羨望のあまり自殺したくなるほどの生活用品が揃うのではないか。
ならば、我々は拝金主義の社会や、金に支配された政府から独立して、アーミッシュのように生きることもできるのではないか。そして、その生活のほうが「便利で文化的な」今の生活よりも、あるいは満足と幸福をもたらすかもしれない。
そういう夢想を、ただの夢想ではなくリアルに考察する時期に我々は来ているのかもしれない。


(以下引用)


本当の現実を創造する以外にもう私たちの道はないと思う。ありがたいとことに、現実創造は昔にくらべ個人レベルで大きなイノベーションがあり、可能になっている。

巨大工場でしか生産できなかったものが、個人の家でできる。ミシン一台あればどんな服でもつくれる。しかも一流ブランドよりもずっとよいものができる。

エネルギーだってきっとつくれる。個人の力は支配されている形だとものすごく弱くされているが、独立する形だと、これまでになく強くなれることに早く、多くの人が気づいていくと面白い。

おそらく100人があつまって、もうお金を使わないで助け合って暮らすにはどうしたらいいかしら、、、と、毎晩、会議を3時間ほどつづけていけば、半年もすれば、「なんだ、本当にいけるぞ、、これは。」という段階がやってくると思う。

最初はまったくお金を使わない、、ということは無理でも、三年計画ぐらいで、それが達成できるはずだ。もっと早くできるところも出てくるだろう。

これが15人程度でできるようになるともっとすばらしいが、とにかく三人よれば文殊の智慧だ。道具はもう個人に与えられているのだから、この100年のイノベーションの成果を今度は私たちが受け取って、新しい生活の方法を編みだす。

お金を使わなくても生きていけるシステム、、、これができたら、すぐにユートピアは来る。

本当は国がここに力を入れてくれたら、あっという間に実現するのだが、国はそうはしない。国は国民ではないところに奉仕する機能だからである。彼らは国民に奉仕しているのではない。そこから搾り取ってもっと別のボスにささげるのが仕事なのだ。

とにかく、いま、システムにしばられている個人は今もっとも弱いが、独立した際にはもっとも強くなるという逆転が起きている。これは凄いことなのだ。

ただし、アイデアや独自性はどうしても必要になると思うが、それは段々と学んでいけるはず。今の段階では、とにかくこうした独立の夢を捨てないで欲しい。一人になっても、助け合えば生きていく方法はある、ということを忘れてはいけない。

そのうち、それを実践し、成功させていく人たちが沢山現れていく。そんなに先のことでもないと思う。

現システムが人を雇用できなくなれば、必然として人は個として生きていかねばならないから、見放されたところから、新たな可能性と成功が起きてくる。面白いようにそうなる。

変なものからは嫌われたほうが得。変な人からは見放されたほうが得。お前なんか野垂れ死にだ、、、と突き放されたほうが本当は得、、、、。そのことをまだ知らないだけ。すべてはそこから始まります。

時代はどんどん悪くなる一方ですが、どんどん新しいものへつながっていくから、本当はどんどんよくなっていることは間違いない。

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考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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