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東海アマ氏の生涯

「東海アマブログ」で、自伝的内容だが、非常に面白い。自分を美化も卑下もしていないので、日本の下級庶民の生活史としての貴重な資料なのではないか。これに比べると、上級国民の生涯というのは、面白くも何ともない気がする。
まあ、アマ氏のような人生を自分が送るのは御免蒙りたいが、人生の「師」、あるいは「参考書」となれる生涯だろう。ただし、或る種の反面教師である。
で、私が不思議でたまらないのは、いわば「資本主義の犠牲者」のようなアマ氏が、なぜあれほど執拗にロシアや中国(あるいは北朝鮮)を憎悪するのかだ。そこに、(プーチンや習近平は独裁者だという決めつけ以外)何かの説明や理屈を読んだ記憶が無い。まあ、父親が共産党員(ただの労組委員か?)だったようだから、父親憎悪の代償行為だろう。
どうでもいい話だが、登山という行為も、社会的人生で満たされない人間の代償行為という気がする。つまり、サーファーなどと同様、「社会自体の拒否の言い訳としての自然への逃避」だ。例の、マスコミによく出ていた「下山家(登山家ではないww)」などを代表に、ネットや本などで知る限り、登山家でまともな人格(社会適応者としての人格)の持ち主を私は知らない。北杜夫など、私は大好きだが、やはり社会的人格欠陥者である。まあ、私の自然好き、散歩好きも似たようなものか。

(以下引用)



 今朝は、ブログネタを探しても、なかなかインパクトのある問題が目にとまらない。
 だから、ひさびさに、自分について書くことにした。
 ろくでもない落ちこぼれの、孤独な年寄りのことを語っても、不快感しか残らない方も多いかもと心配しているが、それでも、亀の甲羅のコケの効用でもあれば、残しておきたい。

 私は、名古屋市中村区で育った。徒歩10分ほどのところには、大門という旧赤線の歓楽街があったが、それはそんな街特有のヤクザの属性を持っているということを意味する。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828448.html

 私の住む町に惣兵衛用水というのがあって、我が家から数百メートルだが、用水の両側には貧しいバラックがあって、いつでもホルモンを焼く良い匂いが漂っていた。
 このあたりには、ちょっと怖い地名が残っている。

 例えば、近鉄線の烏森駅、これはカラスの森であって、東京の鈴ヶ森と同じ意味で、処刑場を意味することが多い。
 江戸時代には、風水で城から南西方向を裏鬼門といい、ここに処刑場のような不浄が置かれたと書かれている。まさに、我が家を含むこの土地は裏鬼門に相当した。

 そして、処刑場の近くには、必ず、処刑や遺体処理のため穢多といわれる被差別者たちの集落ができていた。これが惣兵衛用水の住民たちだった。
 (今は全員が移住しているので、公開しても問題ないと判断した)
 我が家の土地も、もしかしたら処刑場そのものだった可能性がある。図書館で江戸時代の地名を調べていたら、我が家の地名だけ、理由なくすっぽり抜けていたのだ。

 そして、我が家には極めて深刻な「霊障」があった。
 家族全員が何かの深刻な病気にかかったので、母が心配して霊能者として知られる山伏を呼んで視てもらったら、「白髪の老婆がいて、恐ろしい顔で睨んでいる、私でもとても鎮められない」と言って去ったそうだ。

 この土地は、戦後、半世紀近く経ても、なぜか開発が進まなかった。だから名古屋駅から徒歩十数分という好条件なのに、なぜかひどく土地が安価だったのだ。
 父は、国鉄のSL機関士の安月給だったので、この土地しか手に入れることができなかった。同僚に手伝ってもらって、田んぼだった土地にSL石炭殻を大量に入れて、少しだけ嵩上げして、家を建てた。

 親戚に井村勇という優れた宮大工がいたので、しっかりした素晴らしい家が建ち、石炭殻のおかげで伊勢湾台風の浸水にも耐えた。
 しかし、石炭殻には大量のヒ素が含まれているので、水道が敷設されるまで、我が家の井戸の水質は最悪で、家族全員が病気に見舞われたのは、そのせいだったと思う。埋め立てに石炭殻を使ってはいけなかったのだ。
 その家も、今では取り壊され、他人の家に変わっている。

 少し離れているが、同じ方位に、「万場」という地名があり、これも「よろず場」といい、不浄の作業を意味していたという。
 また八田地区には、名古屋地区最大の畜産加工場(屠殺場)が置かれていた。
 つまり、風水や昔の差別体制に詳しい人が見れば、どのような土地か一目瞭然だった。

 私の通った学校に来る児童たちは、たぶん半数近くが在日系ではなかっただろうか?
 同級生には、正村会館の娘がいた。パチンコ創始者の親族だ。もちろん在日朝鮮人だった。中村区は、いたるところにパチンコ産業があった。

 また、ヤクザの子供は掃いて捨てるくらいいた。みんな親を反映して、とてつもなく傲慢で暴力的だった。今、イジメが教育上問題になっているが、当時は、まだイジメなど、ありふれた日常の一コマにすぎず、教師が鉄拳制裁したり、露骨な嫌がらせをしても、それを問題視されることさえ滅多になかった。

 今の陰湿なイジメと違って、当時のイジメは暴力的だった。私が小中学校に行った思い出は、そんなヤクザの子弟に毎日殴られに行ったという印象しか残っていない。
 だから、小中学校の生活にはトラウマしかないので、同窓会も行ったことがない。

 だが、殴っていじめる子供そのものが、家に帰れば親兄弟に毎日殴られていたのだ。
 ただ、カミソリで切ったり、火傷させたりなどの凶悪で残酷なイジメは、ほとんど記憶がない。もっぱら殴り倒しがイジメだった。
 ただ、教師が家庭訪問すると、ヤクザのパシリが出てきて教師を脅したり、女子中学生が強姦されるなんてことも、それほど珍しいことではなかったと思う。
 そんな荒廃した土地柄だったのだ。

 いじめっ子たちは、私のことを「四つ」と呼ぶことが多かった。
 四つ足のことで、未解放部落民を意味していた。移り住んだ土地は、そういう地域だった。実際には無関係だが、いじめっ子にとっては実に手頃なイジメ理由になった。

 いじめっ子のなかには優秀な子もいて、一級下だが鬼木組の息子は、文武両道、スポーツ万能で女生徒に人気があり、中学の生徒会長にまでなった。
 彼は野球が得意だったので中京高に行ったはずだが、、中京高は、金田正一以来、在日者の子弟が多かった。

 私が大門のタクシー会社で勤務したとき、得意先に弘道会があった。当時の組長、司忍氏もたまに乗せた。
 ある幹部に鬼木のことを尋ねると、彼は「二丁拳銃の鬼木」という名で呼ばれるほど、名古屋で著名なヤクザとなったが、ある人妻に道ならぬ恋をしてしまい、自暴自棄になて陸橋から飛び降り自殺したと教えてもらった。
 「根は純粋だったんだな」と私は思った。

 司組長は、後に山口組六代目に就任したが、実は、彼は冬山登山が好きなストイックな人間性で、私と厳冬の中央アルプスで何度も遭遇していたことが、後に分かった。
 彼は「筋が通る」という厳しい倫理性を持っていて、きちんと挨拶をすること、筋を通すことさえ守れば、とても誠実で優しい人間性であることが分かった。

 私は中津川市に移住した2003年まで、かなり長期間、中村区役所の上にある公団アパートに一人で住んでいた。
 ここも、かなりひどい霊障がある建物で、昔は中村区でもっとも高い建物だったので、たくさんの飛び降り自殺者を出していた。
 私は、母親譲りで霊感の強い体質だったのでかなり苦しんだが、残念ながらエピソードを書き残すことができない。書いても、誰も理解できないだろうから。

 また、私は、ある種のギフテッドだったので、精神的に暴走することが多いのだ。若い頃から単独登山を続けたのも、他人との協調性が極度に低かったせいだ。
 他人と話していると、自分の過去の問題が思い出されて、自分の欠陥が浮き彫りになるため、苦しくて仕方がなく、だから孤独にならざるをえなかった。
 私は長い間、ノイローゼ状態だった。

 また父親との仲もかなり悪かった。父は国労や総評の役員をしていたが、やたらに名誉欲というか、コンプレックスの強い人間で、私を学歴自慢の種にしたがった。
 だから私は、自分の優越性を誇るような人生を拒絶しながら、一方で、父の期待に答えようとする精神分裂のような状態になってしまった。
 この矛盾から抜け出せたのは、ごく最近のことだ。

 こんな精神分裂のような私にとって、中津川市の山岳地帯の土地は、孤独を癒やすのにとても素晴らしい土地だった。
 だが、その土地の近所の先住者は、想像もつなかいほど、とんでもない人物だった。 これは、いずれ出版したいと思い、忘れないようたくさん書きためたものがある。
 問題が、まだ決着がついていないので公開を控えるが、いずれ公開するつもりだ。それを読めば、どれほど人を驚愕させるような、ひどく特殊な人物か分かると思う。

 中津川に住んで、もっとも良かったと思ったことは、何よりも、たくさんの自然とふれあえる場所があるということ。そして馬篭や妻籠、苗木城のような旧跡名所が多く、現在も多くの外国人観光客を惹きつける観光資源があるということだ。
 馬篭から妻籠の8Kmある中山道コースは、いつ歩いても魅力たっぷりだ。

 私は、2012年頃から今でも原因不明のアレルギー性肺疾患(間質性肺炎)に罹患し、症状から2014年に肺線維症であることを確信した。ユスリカアレルギーだけでなく、若い頃、トラックで石綿運搬に従事したことが問題だったかもしれない。
 当時、ネットで検索しても、肺線維症(IPF)の最大余命は5年程度だった。

 私は2019年までの命と絶望したが、症例を調べてゆくうちに、十分な呼吸トレーニングによって10年の延命が確認されていることを知った。
 私は医療思想を信頼できなかったので、医療プロトコルを拒否して、自力で延命に取り組んだ。信頼できるものはホメオステーシスだけ、というのが私の信念なのだ。
 それは、中津川のたくさんのハイキングコースを、毎日7000~10000歩、歩くというものだった。

 呼吸力が半分以下に落ちていたので、最初は、坂道にくると息が上がって動けなくなり、とても苦しいものだったが、徐々に慣れてゆき、普通の人の半分程度以下の速度しか出せないが、のろのろと歩き続けることができるようになった。
 「もしかしたら肺胞細胞が回復するかも」
 という期待はあったが、残念ながら10年近く歩き続けても、呼吸能力の回復はほぼなかった。しかし、半分以下のスピードなら、コースを歩けるのだ。

 来年、いよいよ10年目を迎え、それ以上の延命データは確認できていないのだが、残念なことに、ほんとうにわずかずつだが、回復とは逆に、呼吸能力は悪化の一途だ。
 とりわけ今年はひどく、3月と9月に自分の死を覚悟するほど悪化した。
 悪化の理由は、どうも中国からの有毒黄砂の可能性が考えられた。ひどいときは、トイレに行っても激しく回復呼吸し、苦痛で眠れなかった。

 しかし、11月ころから、再び回復があり、また元通り歩けるようになった。それでも以前に比べれば呼吸能力は劣化しているように思う。
 「やはり10年が限度なのか」と思う毎日なのだが、せめて、中国共産党とロシア、北朝鮮の完全崩壊を、生身の目で確認してから死にたいと思っている。
 ついでに竹中平蔵の駆除を確認できれば、とても幸せだ。

 また話は変わるが、甲羅のコケが増えてくると、嗜好がうるさくなる。
 私は、毎朝のコーヒーが欠かせないのだが、インスタントでは満足できず、オーガニックの生豆を5Kgずつ購入して、自分で焙煎している。最近、使っているのは東チモール産が多い。

  東ティモール レテフォホ産で、約1万円と以前の倍近く高価なのだが、今のところは、満足している。
 私は、ドリップのとき、饅頭が成立しない豆が許せないのだ。コーヒー饅頭だけが独特の切れを保証してくれるからだ。
焙煎時間は、その日の気温や風によって大きく変わるが、おおむね40~100分程度だ。約500gを半月も持たずに使い切る。
 やや深めのフルシティが一番のどごしが良い気がする。

 また、一人暮らしで完全自炊なので、おかずも自分で作る。米は地元米を炊飯器で炊くだけだが、おかずは自家製漬物を主体にし、あとは野菜炒め程度だ。
 肉類は痛風体質なので食べられない。
 漬物は、ナスと赤カブは、1K150円の味噌に大量に漬けておく。これが実にうまい。赤カブの最高にうまい食べ方は味噌漬けだと確信している。もう数年も繰り返している。
 ナスは二年ものが素晴らしい香りだ。ただし、塩辛いので高血圧には向かないかも。

 それから大根は漬物用を買ってきて、十日ほど干してから醤油とみりんに漬け込み、冷蔵庫に一ヶ月保管して炉端漬けにして食べている。
 こうした自家製漬物を食べていると、サッカリンを使ったような市販漬物なんか食べられたものじゃない。市販品を置いているような食堂に行きたいとも思わない。

 肉魚が食べられないので、タンパク質は、主に豆から摂っている。
 近所のめぐりーんという産直店で、大豆かひよこ豆を買ってきて、一晩水浸して圧力釜で炊いてからカレーにして食べる。
  ダシはシャンタンと昆布と豆だ。これに馬鈴薯とタマネギ、人参、リンゴなんかを炒めてぶっこみ、トマトペーストを入れて、カレールーで仕上げるが、これもカレー粉とバターの自作だ。

 シャンタンを使うので準ビーガン食というところだが、豆食はもっと見直されるべきだと感じている。
 なお、畑で大根やタマネギ、馬鈴薯は原則自作している。大根があれば、緑色野菜は十分なのだ。可能なら豆類も作りたいが、とにかくキジバトなどに狙われてうまくいかない。

  これが70歳の落ちこぼれ老人の食生活なのだが、もしかしたら私は恵まれている方かもなどと思うこともある。
 いわゆる加工市販食品は、できるだけ使いたくない。年金暮らしでなければ、こんな手間のかかる食生活は無理だろう。

 私も大型二種免を利用してバス運転手くらいしたいのだが、病気の都合があって控えている。バスは、呼吸器感染病の確率が高いからだ。
 それに今はアルバイト運行が不可能になってしまった。無意味な規制を増やさなければ、運転手不足もこれほど深刻にならないと思うのだが……。

 私は、「ポツンと一軒家」をTVerで視聴していて、他人の生活が面白いことに気づいた。だから読者の関心は、もしかしたら具体的な生活実態にあるのかもしれないと思い、今回は自分の生活ぶりを紹介してみた。
 まだ、たくさん書きたいことがあるので、今度またトライしてみたい。

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極地地方の温暖化は「地球温暖化」ではない

「大摩邇」から転載。長すぎる記事なので、末尾(磁極の変化の話)を省略するかもしれない。
岡氏は地軸の傾きの変化より磁極の移動(ポールシフト)を心配しているが、磁極の移動は地軸の傾きの変化に伴うのではないか、と私は思っている。そして、地軸の傾きの変化は超長期的には当たり前の話(太陽系の惑星の中には、太陽と水平に近い地軸を持つ星もあるらしい)だろうが、ひとりの(数人の人間の観測だが、要は同じ世代内でだ)人間が生きている間に観測されるのは珍しいのではないか。まあ、極地に近い地域では温暖化が起こるだろうが、それは「地球温暖化」ではないし、また極地近辺の温暖化は人間の居住可能地域の拡大になるのであり、むしろ喜ぶべきことだ、というのは私は何度も書いている。


天王星の最大の特徴は、公転軌道面に対して自転軸がほぼ横倒しになっていることです。 水素とヘリウムを主成分とする表面層の下に、分厚い氷の層を持ち、「巨大氷惑星」とも呼ばれます。 海王星も、天王星と同じような内部構造を持つ巨大氷惑星です。
天王星は天王星は他の惑星と違って、自転軸が公転面に対して約98度傾いていてます。つまり、横倒(だお)しの状態で、ごろごろと転がるようにして太陽のまわりを回っているのです。他の惑星と違って、自転軸が公転面に対して約98度傾いていてます。つまり、横倒(だお)しの状態で、ごろごろと転がるようにして太陽のまわりを回っているのです。


(以下引用)

「太陽の位置がおかしい」という投稿が相次いでいるのですが…皆さまでお気づきの方はいらっしゃいますか? そして思い出す12年前のイヌイットたちの言葉

In Deepさんのサイトより
https://indeep.jp/the-position-of-the-sun-is-wrong/

express.co.uk

イヌイットたちは星も月も太陽もすべて位置が変わってしまったとかつて述べていた

今日、X の投稿で以下のようなものを見ました。


塗装屋の友達が 太陽☀️の動きがおかしい!いつもならあの山⛰️と山⛰️の間を通るのに違うんだよ!明るさも違うからお客さんに色の確認が大変なんだよ。と言われて 良くわからなかったけど
外の仕事の人は何かおかしいと思う人居るのかな??


@GyTOGf3RTanlp98


これだけでしたら、ご本人の勘違いなど、いろいろとあるでしょうけれど、その後に、このことに同意するレスポンスがずっと続いているんですね。



それらのレスは後で少しご紹介するとして、この、


「太陽や星の位置が(体感的に)おかしい」


というのは、In Deep で十数年前から取り上げてきた話のひとつでもありました。


最初に記事にしたのは、東北の震災の数か月後でしたから、もう 12年前ですかね。


イヌイットの人たちの証言をまとめたドキュメンタリーをご紹介しました。


(記事)「太陽の位置がずれてきている」と語るイヌイットたち
In Deep 2011年07月11日


 


この記事から、かなり時間も経っていますし、このときにご紹介した、そのドキュメンタリーから抜粋した部分を再掲します。


なお、当時リンクしたドキュメンタリーの動画は、YouTube では「この動画は再生できません」と表示されましたが、探しますと、おそらく、以下がほぼ同じものだと思います。


Inuit People on Sun Wrong ,Stars Wrong , Earth Tilting on Axis


以下、当時の記事からです。

今は太陽の位置も星の位置も間違っており、それは地球の軸が傾いているからだと語るカナダのイヌイットの人々

Inuit People On Sun Wrong ,Stars Wrong , Earth Tilting On Axis
YouTube 2011.07.07


ラディ・パドラクさん(ヌナブト準州レゾリュートベイ)


アザラシを獲るために陽の高いうちにソリで現地に到着しなければならない。最近は太陽が昇っている時間が以前と違うんだ。


この変化はすごいものだ。何しろも太陽が通常より地平よりかなり高い位置にあるんだよ。


私たちイヌイットがすべてを知っているわけではない。それでも、大気に変化が起きていることをかなり強く感じることは事実だ。


もう長い間、このあたりには北風が吹いていないんだ。
南からの風ばかりが吹く。


そして、今は東からの風が強くなっている。
この東風はとても強力だ。


--


イヌーキー・アダミーさん(ヌナブト準州イカルイト)


私は、この生まれてからずっとこの土地に住んできた。そして、毎日、太陽を見続けてきた。


日の出に関しては今でもそれほど変化はないが、夕暮れの太陽の位置にものすごい変化が出ている。


多分だが……地球の軸の位置が傾いてきているのだと私は思う。


私はいつもこのことを考える。


そして、この太陽と自然の変化のことを人と語りたいと思っている。


--


エリヤー・ノードラクさん(ヌナブト準州バングナータン)


地球の軸の位置が傾いてきている。
これがいつ頃始まったのかは正確にはわからない。


以前は、夕暮れの時に太陽は、高い山の頂上の近くを通って沈んでいった。
変化が起きて以来、太陽はその位置を越えて沈んでいってしまう。


--


ジャイピッティ・パルークさん(ヌナブト準州イグルーリク)


我々の世界の軸がこのまま傾いていくと、我々は太陽からより多くの熱を受けるだろう。つまり、暖かくなってしまう。


--


サムエリ・アマックさん(ヌナブト準州イグルーリク)


星が見えない時には、私は周囲を監視するようにしている。
最近、星がいつもと違って見える。


もはや星は以前の位置とは変わってしまったんだよ。


私たちの世界は変わった。
土地も空も自然も何もかも。




 


ここまでです。


ドキュメンタリー自体は、もっと長いですが、ここではイヌイットの人たちの言葉だけを取り上げています。


その後、2015年に、カナダの北極圏やグリーンランド、シベリア、アラスカの地に住む先住民族イヌイットの長老たちが、アメリカの NASA に


「地球の軸が移動している」


ことについて警告する手紙を書いたことを、以下の記事で取り上げたことがあります。


(記事)「雪も鳥も空も何もかもが変化してしまったのです」 : カナダの北極圏で暮らす先住民族が、気候変動と環境変化に対しての非常事態を宣言
In Deep 2019年5月25日


このタイトルには「気候変動」という言葉が入っていますが、いわゆる温暖化とか、そういうレベルの変動を訴えたのではなく、


「星と太陽の位置が変わってしまった」


という変動ですから、体感の世界とはいえ、ご本人たちにとっては非常事態なのだと思います。


その報道も再掲します。



イヌイットの長老たちが NASA に地球の地軸のずれを語る

Inuit Elders tell NASA Earth Axis Shifted
Natural News 2015/03/08


カナダの北極圏やグリーンランド、シベリア、アラスカの地に住む先住民族イヌイットの長老たちが、アメリカの NASA に手紙を書いた。


内容は「地球の軸が移動している」ことを NASA に告げるためのものだ。


 


「空が変化してしまった」と主張するイヌイットの長老たち


イヌイットの長老たちは、北極圏の気候変動について記している。それは、氷河が溶け、アザラシの毛皮の質が落ち、そして、海氷が消えていっている状況だ。


しかし、長老たちは、この気候変動の原因が人間活動による炭素排出によるものだとは考えていない。


部族の長老たちは、これらの変化の原因は「空の変化」にあるとしている。長老たちは、太陽が「かつて昇った場所に昇っていない」と語っているのだ。そのため、イヌイットたちの地は日中の気温が上がり、そして、太陽の照る時間が長くなったという。


夜の星と月も、以前とは違う位置に照っていると彼らは言う。


そして、このことも気温に影響を与える。


イヌイットたちは、1年間のうちのいくつかの期間を完全な夜(極夜という太陽が沈んだ状態が続く期間)の中で生活しており、星や月の位置を把握することは、生活するための手段でもある。


かつては、イヌイットたちは、風をナビとして天気を予測をすることができた。


しかし、もはや長老たちにも天気の予測ができないのだという。風が積雪を変化させており、陸上での天気の予測をすることができなくなったと述べる。


そして、ホッキョクグマの個体数が増加しており、イヌイットたちの生活圏でホッキョクグマが彷徨う原因ともなっている。


 


科学者たちの報告は


2011年に、日本での大地震(東北の震災)によって、日本列島が約 2.5メートル移動し、そして、地球の軸が移動したことが米国 CNN で報じられたことがある。


報道では、アメリカ地質調査所の地球物理学者ケネス・ハドナット氏による「この時点(2011年4月20日)で、ひとつの GPS が、2.5メートル移動していることを知りました」という言葉を引用している。


また、イタリアの地球物理学火山研究所は「日本でのマグニチュード 9の地震が、地球の軸を、ほぼ 10cm移動させた」と推定している。


天文学者たちは、地球の自転軸にはズレがなかったことには同意したが、しかし、この最近の 10年間では微妙な極性の移動(地球の磁極の変化)があったことを報告している。


地球の重力場を詳細に観測している NASA の人工衛星グレース(GRACE)を使った観測を続ける米国テキサス大学の研究チームは、2005年に、北極点の移動が変化していることを発見した。それまで南に向けて移動していてものが、東に向けて移動していた。




 


ここまでです。


ここでは、


 


・2011年3月11日の東北沖での大地震の後、日本列島が約 2.5メートル移動し、そして、地球の軸が移動した


・地震で、地球の軸は、ほぼ 10cm移動した


・最近の(2015年までの)10年間では微妙な極性の移動(地球の磁極の変化)があった


 


というようなことにふれているのですが、3つめの「地球の磁場の移動」というのが、近年、非常に速度を増していまして、たとえば、以下は、2019年1月にネイチャーに掲載された論文にある図です。


西暦1900年から2020年までの北極の磁極の移動

nature


100年くらいかけて移動した距離を「 21世紀は、十数年で同じほどの距離を移動している」のです。


どんどん磁極の移動が加速していると見られます。



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日本の政治腐敗は、国民自身の腐敗

「東海アマブログ」記事の後半で、前半は、私のブログではお馴染みの内容がほとんどなので省略する。ただし、「田布施システム」などについて未知の人は、元記事を読むことをお勧めする。

まあ、政治腐敗は、「民主主義」では、その政治家を選んだ一般人に根本的責任があるわけで、パンティ高木など、パンティ事件の後も堂々と政治家を続けているのだから、地元民の全体的レベルが分かる。要するに、地元に金銭的利益があるなら、子孫代々片輪が生まれてもいいという、高木の父親と同意見、同類なのだろう。



(以下引用)引用文冒頭部分は、私は意見が違う。東京地検が米国支配下にあることは、ロッキード事件など多くの事件や事実が示されており、米国(米政府・DS)の指示無しで彼らが動いたとは思えない。


 今回、検察が、安倍派を狙い撃ちにしている本当の理由は、安倍晋三が田布施システムの権力を利用して、検察を私物化しようとしてきたからで、黒川弘務ら安倍派検察幹部が追放された後、やっと正義派の検察が、安倍時代の弾圧に対する報復を始めた。

 統一教会は、中曽根政権時代から自民党選挙応援を通じて、原理研のキャリア試験合格組を、法務、防衛、教育部門に送り込んできた。
 現在の司法も、最高裁裁判官の大半が安倍の意気のかかった親韓勢力である。
 これに危機感を抱いた検察良心派が一斉蜂起したとも受け取れる。

 報道されている安倍派ターゲットは、松野博一官房長官、と西村康稔経済産業相、鈴木淳司総務相、宮下一郎農相。だが萩生田光一政調会長、高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長も交代とされている。
 だが、このメンバーは、まるきり統一教会政権だ。解散請求を行う文科相の森山正仁は、統一教会集会の常連メンバーだった。
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/329114
 
旧統一教会問題はうやむや…「接点」公表議員を次々起用 宗教所管する文科相に盛山氏、萩生田氏は政調会長 2023年9月13日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/277197

 世耕弘成は、早稲田原理研のメンバーだったことが強く疑われている。
  https://www.tokyo-np.co.jp/article/212076

 もっともひどいのが高木毅だ。この男の別名は、「パンティ泥棒の高木」だった。

 “下着ドロボー”高木毅を大臣にした父親の汚すぎる原発利権、「子供が片輪になっても原発つくれ」発言も(リテラ) 2015 年 10 月 22 日
 https://lite-ra.com/2015/10/post-1611.html

 「原発の金儲けのためには、子供がカタワになっても関係ない」と「パンティ高木」の父親、高木孝一敦賀市長は言った。
 まさに、高木一族は、巨額の原発利権の上に立っている。やっていることは、パンティ泥棒と性的露出だけだと告発されているのだが、福井県民は、こんなクズを選挙で選び、流れ落ちる利権を享受しているのだ。

 福井県民は、関西電力が地元町長を殺害する司令を出していたことを知ってもなお、関電を受け入れたままだ。その腐敗した金が目当てとしか思えない。
 
 反原発町長を、はよ殺さんかい! 2019年10月01日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6081394.html

 西村康稔については以下の告発がある。
 https://president.jp/articles/-/47860?page=1

正直、ここまで腐敗した生ゴミばかり揃った政権もゲテモノ博物館展示級だと思えるが、それはトップに立っている岸田文雄がドロドロに腐った統一教会政権だからだ。
 時代は、原発利権と統一教会に汚染され腐敗した自民党独裁にとって逆風が吹いている。まさに「風の時代」の意味が現実のものになりつつある。

 世界は独裁者による一斉崩壊と人権破壊の時代に入っている。日本も含めて、いつどこで核爆弾が投下されるか分からない。
 こんな恐ろしい時代なのに、日本には民衆の幸福など何一つ関心のない腐敗政権しか存在しないのだ。
 また若者たちも、それを受け入れ、告発さえしようとしない。

 私は、国家腐敗をもたらしている本当の原因が、竹中平蔵の「新自由主義」にあると考えている。
 竹中平蔵を駆除しない限り、日本に本当の秩序は訪れないと信ずる。
 それを理解できる若者がいなければ、日本という国が滅亡するだけのことだ。

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増税、社会保険料負担増、年金減額

たしか、今年は大税収増だったはずで、つまり、「税金の取り過ぎ」状態だ。それでいて、ますます増税し、社会保険料上げ、つまり国民の可処分所得はどんどん減って貧困化の一途である。
岸田はまさに増税メガネだ。そのとばっちりで、これからは町で眼鏡をかけていたらテロに遭う人が出てきそうであるww



(以下「阿修羅」から転載)



岸田政権が増税に加え年金改悪 「国民生活を破壊しようとしている」と荻原博子氏 (週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/279.html
投稿者 西大寺 日時 2023 年 12 月 11 日 00:19:15: cgRA355xS6WP2 kLyR5Y6b
 

岸田政権が増税に加え年金改悪 「国民生活を破壊しようとしている」と荻原博子氏
週刊ポスト2023年1月1・6日号
https://www.moneypost.jp/977271

防衛増税を打ち上げ大炎上している岸田文雄・首相。増額する防衛費の財源問題では、「復興特別所得税」の延長や、「所得税」「たばこ税」「法人税」などで1兆円増税方針を決めた。2024年度から段階的に実施する計画だ。

 取られるのは税金だけではない。健康保険や介護保険の負担もグーンと重くなる。「国民健康保険料」は2022年4月に上限が3万円引き上げられたばかりだが、厚労省は2023年4月から上限をさらに2万円引き上げる方針だ。

 それに「岸田年金改悪」が追い打ちをかける。年金制度も2024年に控えた5年に1度の年金財政検証に合わせて数々の改悪メニューが検討されているからだ。

 厚労省は国民年金の加入年齢を現在の60歳から65歳に引き上げることを検討している。保険料を5年間長く払わせるためだ。

 厚生年金に加入していたサラリーマンも、60歳で定年退職すれば国民年金に加入して保険料を支払わなければならなくなる。妻が第3号被保険者だったケースでは、60歳からの国民年金保険料負担では夫婦合わせて5年分の約200万円増える。

 年金減額も待ち受けている。厚労省は本来なら2025年度に終了する予定の厚生年金のマクロ経済スライド(実質減額)を、当面、2033年度まで延長するプランを検討している。これによってサラリーマンの厚生年金の支給額を減らし、その金で国民年金の赤字を埋めるためだ。サラリーマンの年金はこれからドンドン減らされる。

まさにこれでもかという増税と社会保険料の負担増のオンパレードだ。経済ジャーナリストの荻原博子氏が解説する。

「国民は異常なほどの物価高騰に苦しみ、サラリーマンの実質賃金は下がり続けています。とくに年金生活者はギリギリまで生活を切り詰めているのが現実です。国民生活がこれほど苦しいときに、政府は増税を次々に打ち出している。防衛増税にしても、岸田首相の『今を生きる国民が重みを背負え』とはなんという言い草ですか。国民の今の生活の苦しさを見ていないし、全然わかっていないわけです。

 役所も同じ。岸田首相が増税してもいいというならやってしまえと、国民の負担能力など全く考えずに、こぞって“第2の税金”とも言える社会保険料の負担増までドンドン押し付けようとしている。これは政治が国民生活を破壊しようとしているとしか思えない」

 このままでは国民は地獄に突き落とされる。
※週刊ポスト2023年1月1・6日号


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宗教と政治

「混沌堂主人雑記(旧題)」の引用記事で、私は日蓮という人間(というより他宗排斥思想)が嫌いなので、面白い。
日蓮が蒙古来襲を「予言(予知)」した、というのは、おそらく「霊能力」によるものではなく、佐渡島に蒙古の偵察隊が来たのを目撃した(あるいは佐渡の住民から聞いた)のではないか。
少なくとも「日本は蒙古に滅ぼされる」という「予言」は大外れしたのであり、彼の「霊能力」がいい加減なものであることが分かる。ただし、「政治的判断」としては妥当であり、宗教家というより政治家向きの人間だったのだろう。下手をしたら道鏡(これも諸説ある人物だが)みたいになったのではないか。あるいは、池田大作か。
今でも、「中国が攻めて来る」と言いふらして自分の利益にする人間は多い。国難煽りは自分を売るチャンスwww


(以下引用)

2023 - 12/14 [Thu] - 20:52

中外日報 より

上記文抜粋
・・・・・・・・・・
日蓮 「闘う仏教者」の実像…松尾剛次著
本2023年12月13日 12時46分
地震や疫病、蒙古襲来など激動の鎌倉時代を生きた日蓮について、遺文などの史料を通じて思想や人物像に迫っている。
本書の随所で言及されるのが、叡尊教団(後の真言律宗)の高弟、鎌倉極楽寺の忍性についてだ。日蓮は忍性ら律僧を「布・絹・財宝を蓄え」ていると批判したが、著者は忍性が経営したハンセン病患者の治療施設には莫大な資金が必要であったことを日蓮は無視しているとし、忍性を擁護する。
忍性の傘下の行敏が日蓮を訴え、日蓮が佐渡配流となったことについては、忍性は日蓮が他宗派批判をすることを謝罪してほしいと思っただけで、佐渡配流からの早期赦免を望んだという。日蓮が2年半ほどで配流を解かれたのは、蒙古襲来を予知できた異能者だからという説は否定できないものの「『本朝高僧伝』が記すように、極楽寺忍性らの嘆願による可能性の方が高い」と指摘し、忍性が果たした役割を著者は高く評価する。
弘安の役では、日蓮は真言僧らに祈禱を任せている現状を批判し、日本は蒙古に滅ぼされると予言。もしそうならなければ真言宗はすぐれていると主張したのに対し「神風」が吹き、当時の貴族や僧侶は叡尊の祈禱のおかげと考えた。日蓮は失意の状況に陥り、病魔に侵され亡くなったとする。
定価924円、中央公論新社(電話03・5299・1730)刊。
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・・・・・・・・・・・・
抜粋終わり

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官邸の「文化人工作費」www(帳簿に載らない税金の私的使用という犯罪)

「asagei」記事で、おそらく昔の「アサヒ芸能」の後身、あるいはネットマガジンだろう。
まあ、たぶんそうだろうと推定されていたことが事実だったわけだが、テレビや新聞の「識者」の意見を鵜呑みにする大衆は多いし、中でもリベラルを装った言論家の「言論害」は大きい。
一見、政府批判に見えながら、実は現体制擁護の言説である。つまり「野党がだらしないからこうなる。まともな野党よ出てこい」のような発言をされると、それに心酔する連中が、自民別動隊の維新などの偽野党に投票したりするわけだ。そして、政治に宗教が口を出すという、危険団体である創価学会や統一教会の問題については「識者」は口をつぐむか、誤魔化してきた。

(以下引用)

【スクープ証言】総理秘書官が手渡しで「年間1200万円」官房機密費からバラまかれる「文化人工作費」を受け取った人々



 このところ内閣官房報償費、いわゆる「官房機密費」が国民の注目を浴びている。


 キッカケは、石川県の馳浩知事が11月17日に東京都内で開かれた講演会で、2013年の東京夏季五輪招致活動をめぐり、当時の安倍晋三総理から「馳、カネはいくらでも出す。官房機密費もあるから」と告げられたことを自慢げに暴露した一件だった。


 当時、馳氏は自民党の五輪招致推進本部長を務めており、IOC(国際オリンピック委員会)の委員約100人に対する贈答品として、1冊20万円の記念アルバムを官房機密費で製作した事実まで得意げに披露して、国民の怒りと不信を買う事態に発展した。

 さらに、麻生太郎政権(2008年9月~2009年9月)で官房長官を務めた河村建夫元衆院議員も最近、複数のメディアの取材に応じる形で、官房機密費の生々しい使途の一端を明らかにしている。河村氏は、官房機密費は毎月1億円ほど支出され、麻生総理や自分(官房長官)が選挙応援に出向く際の費用として使われたこと、あるいは自民党の国会対策委員会に野党対策のための費用として手渡していたことなどを暴露した。


 しかし、これらは氷山の一角にすぎない。例えば某自民党政権時代、官邸の要職に就いていたある人物がかつて、官房機密費から拠出される「文化人工作費」の驚くべき実態を、本サイトの記者に明かしたことがある。今回はその人物をX氏として、ハイライト部分を紹介してみたい。X氏は次のように切り出した。


「文化人工作費は官邸(政府)の役に立ちそうな文化人を対象に、広くバラまかれていました。具体的には、主に政務担当あるいは事務担当の総理秘書官が、文化人の事務所や自宅などに出向いて、現金で手渡していた。文化人には官邸への貢献期待度に応じてA、B、Cなどのランクがつけられ、最も高いAランクの文化人に対しては毎年、盆と暮れに600万円ずつ、年間1200万円の工作費が極秘裡に支払われていたのです」


 では官邸機密費による文化人工作費を受け取っていた文化人は、具体的にどこの誰だったのか。X氏は次のように続けた。


「典型例を挙げれば、著名な政治評論家や政治ジャーナリスト、あるいは民放キー局の報道系番組などを牛耳る、世論への影響力が大きい司会者といったところでしょうか。文化人工作費を初めて受け取った某評論家などは、嬉しさを全開させて『領収書を書こうか』と言い出しましたが、文化人工作費は機密費から拠出されていること、したがって証拠を残してはならないことなどを説明して、クギを刺しました」


 そしてX氏は、文化人工作費は国税庁による課税も免除される、完全なヤミ金として処理されてきたとも指摘するのだ。官房機密費の闇は限りなく深い。


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庶民の日常生活から見る欧州の経済状況

ひろゆきとの論争で一時期少し有名になったF爺のブログ記事だが、有名人が「通過した」だけの旅行記より、このような、異邦人が異国に生活する日常の記録のほうが面白い。
まあ、私などは寒さの厳しい欧州に住むこと自体、何かの修行以外では考えられない。
ところで、今は1ユーロは日本円でいくらくらいなのだろうか。少し前に3ユーロだったものが5ユーロということは、物価が二倍近く上がっているということだ。欧州の経済状況の厳しさが、こうした記事から分かる。もちろん、西側の奴隷(下僕)国日本も似たようなものだ。つまり、「西側諸国は経済的に崩壊しつつある」のだろう。

(以下引用)

アルザスの日常2023年12月10日

寒さが緩んだ

朝の気温が-5℃、-6℃・・・という日が続いた後、寒さが緩みました。今朝は、最低気温が+6℃です。でも「温かくなった」とは感じません。湿気が多いと、体感はとしては、むしろ「前よりも寒い」のです。

木曜日は、終日濃霧。じめじめして気持の悪い一日でした。そして夜中に雨。
金曜日は、雨のち曇り。
土曜日は、朝焼け空の後、晴れたり曇ったり。昼過ぎからは、またまた大雨+大風。

今朝は、起き抜けに洗濯を済ませ、その後、直ぐに露天市場で買い物をして来ました。

露天市場

玉葱の5kg入りの袋を買う時期です。先日3ユーロで売っていたA店に行ってみたら「5ユーロ」と表示が変わっていました。
《冗談じゃない。誰がそんな値段で買うか》

隣のB店は、同じものを4,5ユーロで売っていました。

もう一軒先のアフガニスタン人のC店では、全く同じものが3,5ユーロ。ここで買うことに決めます。
《お隣さんが何をどんな値段で売っているか、A店やB店の連中は、見ていないのかなあ》

C店で、他の果物と野菜も買いました。柿が1kg当たり1,40ユーロと安くなっていました。赤ピーマンも少し買います。あ、ブロッコリーも美味しそうだ。

買い物袋二つが一杯になりました。支払いは、合計10,34ユーロ。20ユーロ札を出したら、10ユーロちょうどに負けてくれました。

10kgを越える大荷物を持って帰宅しました。

換気

帰宅して最初にすることは、ドアも窓も開け放して換気。洗濯したものを乾かすにはスチームの上に載せるしか方法の無い季節なのです。屋内に籠った湿気を追い出さなくてはなりません。

法蓮草の水洗いなどを済ませているうちに換気も完了。元通りに締め切ります。2分も経てば元の暖かさに戻ります。

略式の朝食も済ませてから、消化のために一呼吸置いて・・・それからジョギングに出掛けました。

ジョギング

いつもとは異なる時間帯なので、擦れ違う人の顔触れも変わります。

落葉樹は、みんな枯れ木です。緑を保っている木蔦(きづた)と宿木(やどりぎ)が目に付きます。雪は全部融けていますが、すっかり冬景色です。灰色の世界です。足元の雑草や苔類の緑色が救いです。

最新情報

メディアの流す最新情報は、ウクライナ戦争・・・イスラエルによるガザ地区の非戦闘員の居住地と病院の爆撃・破壊・・・米国で11ヶ月後に迫った大統領選を控えてハナフダ元酋長の不穏な動き・・・フランスを含むヨーロッパ諸国での極右政党の台頭・・・米国でもオランダなどでも麻薬禍・・・
と、悲しいニュースばかりです。

努めてこの夏の一時帰国の楽しい思い出を喚び起こし、近々に会う友人たちのことを想い・・・今の生活の幸せな面を見るようにしています。

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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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