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人間の使い捨て

「酔いどれギャラリー」から転載。
今日の「徽宗皇帝のブログ」の補完記事として。


(以下引用)



もはや、やる気もない東電では無理だろう、

◆http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507/e/7de5a12d113b7ba1ae24917988594054
もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション  2013-10-15
◎「福島第一原発、だめだ。」ーー
  福島第一原発に働いている知り合いから連絡がありました


フェースブックから


先ほど、福島第一原発に働いている知り合いから連絡がありましたので紹介します。


・引用開始・


福島第一原発、だめだ。

現場の意識レベルが最近低下して、原発を知っている人が居なくなってきた。

線量計も身に付けさせてもらえず、4時間⇒7時間作業に伸びた。

人が足りてない。 素人ばかりだ。 さらには、自分の被曝量もわからない。

やり方はむちゃくちゃ。 日当もほとんど上がらない。

最近では、会社をクビになったおっさんまできだした。
多分、浮浪者も居なくなってきているのかも。
夏も終わり涼しいが風が強いと 埃が舞って、さらに被曝量が増えている。
俺の靴下に入れているシート型線量計も100ミリシーベルトはこえていた。

あと、二週間前に、同じ作業員が、急性心不全で亡くなった。

そいつは建てや内の作業で、高レベル放射能地区だった。

もう、誰も止められないよ。

どうしよ。このまま福島第一原発は続いていくのか心配。

タンクの汚染水漏れ、ホースのつなぎでの被爆なんて、現場ではわからない。

全てにおいて報道で知る。アルプスも不具合 治しながらだが、除去されている保障がない。

現場にいると、綺麗事なんてない。2年半、なんにもできていないみたいだ。

なんとなく周りに建屋を立てているが、3号機なんて近寄れないし。


事実を報道しない理由はわかる。

報道したら、福島第一原発はチェルノブイリよりタチが悪い。

東電も、毎日何かやっているが、メルトスルーすら、なんにもわかっていないみたいだ。

これから、また、どうなるかわからないが、もう少し働いてみる。

今日の夕方に、嘔吐により病院行ったが緊急入院。 白血球が異常値らしい。

もう、作業員も使い捨てだな。

また、連絡するな。


・引用終わり・



●現場の士気が低下。

なくなっている人もいる。
政府は理解していても東電任せだろう。
なんとかできないのか。。


以下管理人

事態はどんどん進展していますね。
どうすればいいのか・・焦るばかりです。

「限度」は100mSv/5年ですから、
(賃金以外に)最低限でも1mSv当たり20万円程度の補償と、
万全の安全対策・健康管理を実施させねばなりません。

そのうえで、5年以降の継続雇用も保証させることです。朝日の記事も参照

_______________________________________

☆http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131013-00000029-asahi-soci
朝日新聞デジタル 10月13日(日)
◎作業員「線量パンクでポイ捨て」 福島第一、下がる士気


東京電力福島第一原発で9月以降、単純な作業ミスによるトラブルが続いている。
放射線量の高い現場で働き、汚染水まで浴びた作業員もいる。
ミスの背景に何があるのか。

「浴びちゃったな」「きょうも高かったな」

第一原発の出入り口「入退域管理棟」。
その日の仕事を終えた作業員たちが、渡されたレシートのような紙を見てつぶやく。
無言で数字を見つめる人もいる。

記された数字は、被曝(ひばく)量。
1日で2ミリシーベルト近く被曝する作業員もいるという。
一般人の年間被曝限度の2倍近い。

建屋周辺は今も毎時100ミリシーベルト超の場所がざら。
作業ごとに浴びる線量を想定して計画を立てて現場に向かうが、
1年間の被曝限度50ミリシーベルトを超えると、その年は現場では働けなくなる。

「被曝線量がパンクすれば、ポイ捨てされるだけ」。
10年以上、第一原発などの原発で働いてきた30代の男性は、そう自嘲する。

原発作業員が「ポイ捨て」されると語った男性は、
事故前は原子炉建屋内などの作業でチームの責任者も務めた。
事故直後、避難先から志願して戻り、原子炉に水を入れるために建屋にホースを運んだ。
被曝(ひばく)量が1時間で10ミリシーベルトを超え、「死ぬかと思った」こともある。

五輪に沸き返る東京の様子や、消費税増税がメディアをにぎわす一方で、
第一原発の報道はトラブルばかりで、作業員の声はほとんど報じられない。
被災地に著名人が慰問に訪れても、作業員には会わずに帰る。

「今は社会全体で応援してくれる空気が感じられない。
モチベーションがどんどんなくなる」とぼやく。

入退域管理棟で働くベテランの男性は、汚染水絡みのトラブルが相次いだ夏ごろから、
作業員の肌や下着の汚染が増えたと感じる。

防護服に全面マスクを身につけてはいるが、マスクを外す際に
汚れた手袋で首筋に触れる人もいるという。
「事故後にゼネコンが集めた作業員は経験も知識も浅く、防護服も上手に脱げない」

しかも、第一原発は通常の発電所と違い、がれき撤去やタンクの据え付けなどで
少しずつ様子が変わっていく。 事故前の作業経験が通用しない現場もあるという。

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◆http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10060.html
「日々担々」資料ブログ (日刊ゲンダイ2013/10/16)
◎現代の蟹工船 福島原発作業員の悲惨


今月に入り、福島第1原発で立て続けにトラブルが起きている。
ほとんどが「タンクにゴムパッドを置き忘れた」といった単純ミスだが、
原因は作業員の人手不足と士気の低下だ。

事故の年は3万円近かった日当が今では半分以下に。
なのに、国と東電が「急げ、急げ」とプレッシャーをかけるから、ミスが増えるのも当然だ。

士気の低下はカネのせいだけじゃない。
福利厚生面の待遇悪化が作業員のやる気をそいでいるという指摘がある。

以前は線量オーバーで離職した作業員は、無料で健康診断や人間ドックを受けられたが、
今ではよほどの高線量を被曝しなければ認められないという。

作業員の取材を続けているジャーナリストの布施祐仁氏が言う。
「東電のコストカットで、事故直後は温泉旅館やホテルだった作業員の宿が
プレハブみたいな仮設住宅になりました。しかも個室ではなく相部屋がほとんど。
これではプライベートを保てないし、疲労回復は望めないでしょう」

作業員は床にマットを敷いただけのプレハブ内で雑魚寝をして休憩する。
全面マスクと防護服で包まれた作業員はいつも汗でビッショリ。
そんな男たちが集まれば、異臭もするし食事どころではなくなる。
しかも、以前は新品の下着が毎日支給されていたのに、今は洗濯して再利用するようになった。
他人の臭いが残っている場合があるという。

「作業員が口を揃えて『クサイ』と訴えるのがマスクにこびりついた臭いです。
呼吸口のフィルターは毎回交換しますが、
ヘルメット部分は事故直後から使い回しているものがあるそうです。
かぶった瞬間、ムワッとした男の臭いで息苦しくなるといいます」(布施祐仁氏)

福島原発はただでさえ危険な現場だ。

給料が安いうえ環境が不衛生では、腕のいい働き手が集まらなくなるのは当然といえる。

蟹工船みたいな労働環境の改善は喫緊の課題だ。


※この貴重な媒体を応援しよう!
http://e.gendai.net/
http://bit.ly/LFNwYk



昨日の記事にもあるように、東電の大株主はゴールドマン・サックス。

ここが裏の核心ですよ。  東電の破綻処理、絶対反対だろう。







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