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天災ではなく人災

「陽光堂主人の読書日記」から転載。
台風26号の進路が不可解で、誰かがコントロールしているのではないか、という推測をしているが、べつに伊豆大島を台風に直撃させても誰にもメリットも無いし、また関東を直撃させないためのコントロールだと言うなら、それは「日本のためを思う行為」になってしまい、これまでの「気象兵器」の捉え方を変える必要がでてくるだろう。私は今回の台風26号が気象兵器に操作されていたとは思わないが、それ以上に大きな問題を提起していると思う。
正直言って、台風26号がフクシマを直撃していたら、どういう事が起こったか分からないのだから、確かに関東全体として見たら、台風が逸れてくれたことは幸いだったということになる。
伊豆大島の大被害は、「備えあれば憂い無し」の正反対で、まったく台風への備えができていなかったということだ。もともと火山灰の脆弱な土壌の上に民家を建てること自体が危険な行為であり、日本全国でもそういう危険地域は無数にあるだろう。
毎年のように大雨は振るのに、毎年のように水害が起こり、何人もの人が死んでいくのは、それに対する備えがまったく為されていないということであり、これは天災ではなく人災である。



(以下引用)


台風26号の不可解な動きで大惨事となった伊豆大島



 台風26号による豪雨で、伊豆大島は大規模な土砂崩れに見舞われ、17日午前1時現在で17人が死亡、依然として43人の安否が確認されていません。台風被害としては、近年にない大惨事です。

 伊豆大島は火山島で地盤が脆く、集中豪雨に弱いと言われていますが、何故異様な豪雨となったのか、避難勧告が何故出されなかったのかという点について検証する必要があります。

 近年は集中豪雨・ゲリラ豪雨が発生しやすく、今回もまたかという感じですが、原因はよく判っていません。後知恵で気象庁は気圧や気流などで説明しますが、何故そういう異様な気圧配置ができるのか、不明のままです。

 下の図は、気象庁が発表している台風26号の関東・東北付近の経路図ですが、素人目にも不自然な感じがします。

1326-00.png

 台風26号は、八丈島辺りで急に角度を北に変えて真っ直ぐに進み、三宅島と御蔵島の間で再び右へ急旋回し、房総半島沖を北上してゆきました。島々の間を縫って関東地方を避けるかのような動きを見せています。丸で誰かがコントロールしているが如くです。

 たまたまそういう形になったと気象庁や専門家は説明するでしょうが、納得できるものではありません。気象コントロールしたのではないかという疑念が湧いてきます。もしそうなら、伊豆大島はとばっちりを食った可能性があります。台風が近くでモタモタしていたわけですから。

 大島町長と副町長が揃って不在だったという点も気になります。それぞれ島根県と東京都へ出張していたとのことですが、関東地方への「10年に一度」の台風が接近しているのにのん気なもので、通常なら役所で待機していなければなりません。

 東京都によれば、大島町を災害警戒地区に指定する直前だったということですが、言い訳じみているような感じもします。台風被害が生じ始めた時点で、地元の警察が大島町役場に2度も連絡したとされていますが、何故か役所は動かなかったようです。

 「今更避難勧告を出しても危険を増すだけ」という尤もらしい説明がなされていますが、もう少し対応の仕方があったのではないでしょうか? 全体的に不自然で何かありそうですが、結局天災ということで蓋をされてしまうことでしょう。国や地方自治体などは当てにならず、自分たちの身は自分たちで守るしかないようです。




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