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発熱と「解熱剤」とインフルエンザダイエット

「ファイナルファンタジータクティクス」は私が唯一最後までやった「ファイナルファンタジー」シリーズのひとつだが、その中で、ある攻撃を受けると「脳がちょっと変色した」と字幕が出て、そのキャラはアホになって、操作者(私)のコマンドが無効になり、それどころか「敵の側」になってこちらを攻撃するので、実に嫌な状況だった。
下のブログ(岡氏の「in deep」)を読んで40度の発熱という言葉を見ると、私はその「脳がちょっと変色した」を連想した。タンパク質は何度から変性するのか、はっきりとは知らないが、脳は42度か43度を超えると元には戻らないと聞いたような気がする。つまり、脳が「焼肉」になるイメージだ。まあ、それが本当か嘘かは知らないが、熱発すると大急ぎで解熱剤を使用する人が大多数であるのは、はっきりと「熱発は危険である」と教え込まれているからだろう。だが、誰に教えられたのか? その記憶がある人はいるだろうか。権威ある医学者が、熱発の危険性をはっきり言ったのを記憶している人はいるだろうか。ただ何となく、「高熱(せいぜい40度だが)は危険」と思い込んでいるだけではないか。高熱だと体がフラフラする、という人も多いようだが、それは高熱のせいなのか。
つまり、引用記事にあるように、発熱とは「この発熱によって体がお前の不調を自然治癒するから、安静にしていろ、動くな」というサインなのではないか、と思うのだが、さて、幼児や小児が40度の熱を出している時に解熱剤を使わない「勇気」が持てる親がどれほどいるだろうか。そして、やがて病状が治まると、「やはり薬を使って良かった!」となるのだが、さて、病気が治ったのは解熱剤と関係があるのだろうか。
まあ、大人なら、自分の体でいくらでも実験でき、実体験できるのだから、たまには解熱剤を使わず、スポーツドリンクでも飲んで寝て、汗をかいて「時には吐いたりしながら」自然治癒を待つのもいいのではないか。少なくとも、インフルエンザと風邪については私はそれしかしない。それで3日前後で確実に治る。
ちなみに、動物は怪我や病気の時には物を食わずじっと横になっている。つまり「動くこと」で失われるエネルギーを治癒に回すのだろう。そして、食事をすることも、その消化の体内活動でエネルギーを消費するのである。治癒の間は体外からの栄養(特に、消化の必要のあるもの)の補給はさほど必要ないと思う。で、治癒した時には体重も2キロか3キロ減って、ダイエットにもなるwww 回復後も少食の習慣を続ければ、理想体型の完成だ! www

(以下「大摩邇」から引用)

本来、熱は無理に下げないほうが治癒には有効

赤ちゃんや小さな子どもが発熱した場合は、やはり親は不安です。


私の子どもが赤ちゃんのときも、突発性発疹とかを含めて、たまに40℃くらいの熱を出すことがありましたけれど、やっぱりオロオロしましたもの。


ただ、私は赤ちゃんに解熱剤を飲ませたことはなかったです。


当時は薬のことなんて何も知らなかったですが、「高熱を薬効で下げるような刺激物質が赤ちゃんの体に入っていいのだろうか」とは漠然と思っていました。


自分の赤ちゃんが発熱し、当時住んでいた東京西荻窪にある近所の小児科のおじいちゃん先生のところに行った時に、


「熱が出ててもこんなに元気なら問題ないし、そもそも熱は無理に下げてはダメ」


と先生はおっしゃっていまして、ぐったりしていないのなら自然に下がるのを待つほうがいいと。


 


考えてみれば、私自身が小さな時から体が弱く、40℃なんて日常でしたが(高校くらいまで、下手すれば週に 1度くらい 40℃出してました)、それだけに「熱が出たから薬を飲む」という習慣が自分自身にないことを思い出したりしていました。


それでも、自分の子どもとなると、やはり 40℃などになると心配で「冷やす」ということはやっていました。首筋や脇とか太もものつけ根などの動脈の走っているところをタオルなどで冷やすというものです。


ただ、この「冷やす」ということ自体も、場合によってはよくないのかもしれないということは、以前、発熱に関しての記事を書いたことがありまして、


 


「人間の体は 38.5℃以上になって初めて治癒のために免疫細胞が活性化されるシステムが発動する」


 


ということが、中国科学院・上海生化学細胞生物学研究所の研究でわかったことを以下の記事でご紹介したことがあります。


 


[記事] 熱を下げてはいけない : 感染症の治癒メカニズムが人体で発動するのは「体温が《38.5℃以上》に上がったときのみ」であることが中国科学院の研究で判明
 In Deep 2019年1月19日


 


これは、38.5℃以上の発熱が Tリンパ球における「熱ショックタンパク質 90」というものの発現を増加させることにより、リンパ球の血管への接着を促進させ、そこではじめて病気が治癒に向かう、ということがわかったのです。つまり、38.5℃を超えないと、発熱に対抗する免疫システムが作動しないのです。


マウスの実験では、このメカニズムを阻害させたマウスたちは「急速に死亡していった」とあります。発熱が伴わないと助からない場合もあるということのようです。


 


ですので、39℃くらいまでの発熱は「その病気を治すためには必要な熱」だとも言えるのかもしれまません。


人間は、基本的には、生き残るために発熱しています。


さきほどの記事にルドルフ・シュタイナーの 1908年の講義を載せていますが、シュタイナーは、


 


> 熱は、人間のなかの治癒力の呼び声なのです。熱は病気ではありません。損傷を直すために、人間が自分の生体全体から力を呼び集めているのです。病気において、熱は最も慈善的で、最も治療的です。


 


とさえ述べています。


他にも、ヒポクラテスとかナイチンゲールさんとか、ノグッチ(野口晴哉さん)なども同じようなことを言っていたことを書いています。


ヒッポーなんて、「患者に発熱するチャンスを与えよ。そうすればどんな病気でも治してみせる」とまで言っていますからね。


それだけに、「発熱を薬などで無理に止める」ということは、どこかに悪い跡を残してしまうものなのかもしれません。


最近の研究で次々と明らかになってきた解熱鎮痛剤の功罪、特に「罪」については、こういう人間の本来の治癒システムを「邪魔している」ことにより起きるものであるのかもしれません


今は、アセトアミノフェンの使用は、まあ多くがコロナということになっているようですが、他にも、すでに乳幼児の RSウイルスだとかインフルエンザなどが時期外れの流行を見せていると報じられていて、今後、秋冬に向かえば、さらにそのような発熱を伴う子どもの病気は増えていくと思います。


その際どうするべきかについて専門家ではない私には何も言うことはできないですが、カロナールに人々が殺到しているような状況は冷静になって眺めたほうがいいとは思います。






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コロナウィルスに対応できるワクチンを作ることは不可能

まあ、ウィルスの存在自体が疑問視もされてはいるが、仮に存在するという前提で言えば、インフルエンザ(ウィルス)は毎年変異するのでワクチンははっきりと無効(対応ワクチンを作るのは不可能)であり、対応する薬も存在しない、というのは確かだろう。
だが、幸いなことに風邪でもインフルエンザでも、よほどの老人でないかぎり、死に至る病ではない。それどころか、数日安静に寝ていれば確実に治り、後遺症もない「安全な病気」である。(嘔吐などでの脱水には水よりスポーツドリンクが有効だと思う。つまり、水分だけでなく体から失われたミネラルや塩分も補給する必要がある。これは熱中症も同じ。アフリカでの幼児や小児の死亡率が劇的に改善されたのは、スポーツドリンクの投与という簡単な手段が抜群の効果を示したからだという。)「安全な病気」だからこそ人類と共存できたとも言える。その「安全な病気」が突然、感染症第二類という凶悪な分類にされたのが新コロ詐欺のすべてだ。
現実にも、新コロワクチンが効果があるという統計はひとつも無いはずだ。むしろ、ワクチンの害悪性が非常に大きいこともよく知られつつある。だが、政府はまだワクチンを止めない。


(以下「大摩邇」記事の一部を引用)


私は栄養士ですが、学生時代に公衆衛生学の講義で「突然変異しやすいRNAウイルス(コロナとか)にワクチンや薬は無意味」と医学博士の先生に教わりました。 病院や医療関係者は何故?それがわからないのか…?

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新コロは存在したのか

記者の意図とは反対かもしれないが、この記事が新コロ騒ぎの馬鹿馬鹿しさと新コロワクチンの無意味さを明白に示しているのではないか。アフリカのほとんどの国で新コロ感染者はいなかった記憶がある。つまり、PCR検査しなければ、新コロなど誰も気づきもしないのである。


(以下引用)

ワクチン接種率0・3%の国で<中>コロナより恐れられる、あの生き物

平野光芳・ヨハネスブルク支局長
キンシャサの住宅街に放置されたごみ。衛生状態が良いとは言えない=コンゴ民主共和国で2022年1月30日、平野光芳撮影
キンシャサの住宅街に放置されたごみ。衛生状態が良いとは言えない=コンゴ民主共和国で2022年1月30日、平野光芳撮影


 コンゴ民主共和国は新型コロナウイルスのワクチン接種率が世界最低水準の国の一つだ。なぜ接種が進まないのかを探ろうと、私は首都キンシャサで取材を始めた。見えてきたのは、先進国とは異なるコロナへの受け止め方だった。

「マラリアとどう区別するのか?」

 キンシャサ郊外にあるミテンディ地区はすり鉢状に広がる山の斜面を切り開いてできた貧困地区だ。放置されたごみが踏み固められた路地が伸びている。地面を掘っただけの「トイレ」から汚物が漏れて斜面を流れ落ち、あやうく踏んでしまうところだった。


 自宅前でちょうど体を拭いていた飲食店従業員の女性、ヌドナ・ビビシさん(43)に話を聞いた。ビビシさんの新型コロナに対する考えは、地元では典型的なものだ。


 ――新型コロナについてどう思いますか。


 この地区にはコロナは存在していません。コロナにかかった人を見たことも聞いたこともなく、どんな症状なのかも知りません。


 ――普段、マスクは着けますか。


 家や近所ではしませんが、繁華街や学校、病院に行く時は着けます。保健省がそう求めていますから。


 ――ロックダウン(都市封鎖)による経済的な影響はどうですか。


 経済が破壊されました。仕事を失う人も出ています。私の働く酒場も(規制で)午後8時までしか営業ができなくなり、売り上げが落ちました。


 ――コロナワクチンについて聞いたことはありますか。


 あります。ただ、この地区でコロナにかかったことのある人がいないので、打ちたいとは思いません。ここはコロナと関係ありません。接種したという人も知りません。私はコロナについてよく知らないのですが、どんな症状があるのですか?


 ――頭痛、発熱、せきなどです。死に至ることもあります。


 じゃあマラリアと同じね。マラリアとコロナの違いは何ですか。どうすれば区別が付くの?


 ――病院で検査をすれば分かります。鼻から綿棒を入れて調べます。


 10歳以下の子供もコロナにかかるの?


 ――かかることはかかりますが、重症化することはまれです。ほとんど影響はありません。


 そうですか。マラリアは0歳児でもかかりますよ。


 蚊の一種であるハマダラカが媒介するマラリアは、コンゴの国民病だ。毎年3人に1人が感染し、推計で4万5000人前後が亡くなっている。地元の人は一生に何度もかかるが、特に免疫が低い乳幼児が重症化しやすく、死者の半数以上は5歳未満。アフリカを中心に他の途上国でも感染者は絶えない。


 予防や治療のキャンペーンが進み各地で死者は減少傾向にあるが、それでも2019年には世界で約41万人が死亡した。昨年ようやく世界保健機関(WHO)が初のワクチン(子供向け)を承認した。


 子供がめったに重症化しないマラリアみたいな病気でそんなに騒ぐ必要があるのか。ビビンさんはそう言わんばかりのけげんな様子で私を見た。質問している私のほうがだんだん気まずくなってきた。

コロナワクチン「聞いたことがない」

 道路脇で、売るための魚をさばいていたクロディネ・マルテラさん(52)にも話を聞いたが、同様の反応だった。




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放射性物質と脳腫瘍の明白な因果関係

そりゃあ、毎日、長時間を過ごす施設の中に放射性物質があれば、放射能障害になるのは当然だろう。で、これから反中露国家では原油不足で日本では原発再稼働となる可能性が高いのではないか。
まあ、電気依存社会は、それ自体が反SDGsだろう。電気情報というのは一瞬で消えるのだから、保存性も低いのである。書籍などが消えた社会は、或る日突然にすべての記録が消え、社会活動が停止し、文明は18世紀の水準に後退すると思う。何も電気をすべて捨てろとは言わないが、電気だけに依存すると大きな危険があるということだ。

(以下引用)


       
       
       
1: 名無しさん 2022/04/27(水) 03:25:43.36 ID:vb5ylvzNM
Peopleによると、環境科学者が同じ高校の卒業生100人近くが、同じ珍しいタイプの脳腫瘍を発症した理由を解明しようとしている。

アメリカ・ニュージャージー州ウッドブリッジにあるコロニア高校に在籍したことのある生徒や職員のうち、少なくとも94人が珍しいタイプの脳腫瘍と診断された。これを懸念する声がウッドブリッジで高まったことから、環境エンジニアリング会社のT+M Associatesが学校と脳腫瘍との関連性を調査することになったとWABCが報じている。

Peopleによると、コロニア高校の卒業生である環境科学者のアル・ルピアーノ(Al Lupiano)は、1990年代後半、27歳のときに脳腫瘍と診断されたという。2021年には同じく卒業生である妻と妹が同じ日に脳腫瘍と診断された、とルピアーノはCBS New Yorkに語っている。

「私も妻も妹も同じ腫瘍になるなんて、偶然にしては共通点が多過ぎると、最初から妹に話していた」

妹が2021年2月に亡くなり、彼は高校との関連性を疑うようになった。そこで、同窓生で他にも脳腫瘍を発症した人がいるのかどうかを調べるために、Facebookでグループを作成したところ、100人近くが発症していることが明らかになった。


引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1650997543/

2: 名無しさん 2022/04/27(水) 03:26:14.64 ID:vb5ylvzNM
1975年から2000年の間にコロニア高校にいた職員や生徒のうち、少なくとも65人が神経膠芽腫、聴神経腫、血管芽腫、髄膜腫などを含む数種の原発性脳腫瘍と診断されていたことを知った。

さらなる調査で、現在その数は元職員94人、卒業生1人の計95人に膨れ上がっているという。

付近の歴史をたどると、学校から20キロ弱の地点でウラン鉱石の採掘工事が行われていたことがわかった。ルピアーノさんは「汚染された土がコロニア高校の建設現場に運び込まれ、盛土に使用されたのではないか」と指摘している。

彼はすでに市、州、保健医療や環境保護にかかわる連邦各機関、さらに連邦有害物質・疾病登録局に詳しい調査を依頼した。だが在校生約1,300人の不安は大きいといい、現在キャンパス全体で放射線測定が行われている。
https://sirabee.com/2022/04/18/20162839166/2/

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ウクライナ戦争とともに新コロは消滅した? wwww

「逝きし世の面影」から転載。
「新コロはインフルエンザや風邪ではない。大変危険な疫病だ。三密するな、マスクをしろ、ワクチンを打て!ワクチンを打たない奴は非国民!」と騒いでいた論者たちは、自分たちの撒き散らした糞をどう始末するのかね。本来なら、社会的生命は終わりだろう。「私たちは騙されたんですう~。だから無罪ですう~」とでも言うんだろう。なお、マスクをしていない小1の女の子を同学年の男の子が「マスクをしていない」という理由で殴って失明の危険性のある怪我をさせたという事件がごく最近もあったらしい。



(以下引用)

不気味な世界同時敗戦(グレートリセット)

2022年04月19日 | 政治

ロシア軍ウクライナ侵攻で「終わった」ことにした新コロ(SARS-CoV-2)騒動


G7とNATOのブリュッセル三密首脳会談 \(^o^)/


ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1か月となる3月24日、G7=主要7か国やNATO=北大西洋条約機構30ヶ国の首脳が今までのようなオンラインではなくて、直接ベルギーの首都ブリュッセルで相次いで首脳会議を行っています。
G7では日本の岸田文雄首相など西側先進国の主だったメンバー全員が集まったが同じ場所で続いて開催されたNATO首脳会談の30ヶ国の首脳は全員がマスク無し。しかも肘タッチとかグータッチでは無くて今までのコロナ以前の握手でお互い親密さをアピール。世界帝国アメリカが主導するG7やNATOで正体不明、奇妙奇天烈摩訶不思議な新コロ騒動では全面禁止状態だった「3密会談」をしていたが、何故か日本のマスコミ有識者は何も知らないふり。

奇妙なNATO首脳会談はフォーブスなど外国メディは動画を配信しています。日本も外国もメディが一言も言及していないので、気が付いた人は少数だが、動画を見れば一目瞭然。

コロナ患者数が世界的にオミクロン変異株の蔓延で感染大爆発している。ところが、「もう終わったことにする」と決めたらしいのですよ。もし2月24日から始まったロシア軍ウクライナ侵攻で世界のリベラルメディアや有識者が発狂していなければ、逆にNATO(本部ベルギーのブリュッセル)首脳会談でのコロナの不思議な終わりが大問題になっていたでしょう。(★注、それなら2月24日から始まったロシア軍ウクライナ侵攻で世界のリベラルメディアが発狂状態になってロシア叩きプロパガンダに必死になるが全部が「ビックリ箱」。わざと間違いに誘導する猫だましの赤いニシンだったことになる)

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ドイツ議会「ワクチン義務化」を否決

さすがに、新コロワクチンのいかがわしさを「情報に疎い」政治家たちも分かってきたようだ。

(以下引用)

ドイツ議会、ワクチン義務化否決 ショルツ首相に痛手


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時事通信


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植物による「有害物質除去」効果の可能性

「大摩邇」から転載。
岡氏の主張を全面的に肯定するわけではないが、植物というのが二酸化炭素を吸って酸素を出す以上は室内に植物を置くことに良い効果がある可能性も無いではないかもしれないという気もする。(これではほとんど肯定していないwww)まあ、つまり一種の「換気効果」である。その際に「植物細胞というフィルター」を通して、他の有害物質を除去する可能性もあるのではないか。

(以下引用)

家に「植物を置くだけ」で、家庭内の「微生物相の多様性が豊かになる」ことが、フィンランド厚生省の研究で判明。アレルギーへの対策となり得る可能性も

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/houseplants-enrich-and-home-microbiota/
<転載開始>



フィンランドの報道で、


「屋内に観葉植物を置くだけで、家庭内の微生物相の多様性が豊かになる」


という報道がなされていました。


なぜ、フィンランドの報道などを見ていたのかといいますと、フィンランド政府が、「食料価格の記録的な上昇を警告した」というロシアの報道を見まして、それで、フィンランドの大手メディア Yle の報道の見出しを見ていましたら、その記事を見たのでした。


そしてどうして、こんな記事に興味を持ったのかといいますと、


「コロナ以来の過剰消毒で、家庭内の微生物相がメチャクチャになっている場合が多そう」


と私は思っているからです。



2020年から In Deep などでは、ずっと「過剰な消毒は良くない」と書くことがありました。


[記事] 過剰な消毒と殺菌が「人間の肺を破壊するメカニズム」がわかった
 In Deep 2020年5月25日


[記事] 過剰な消毒がどのように小さな子たちを殺していくか
 In Deep 2021年10月21日


[記事] カナダの微生物学者たちが「パンデミックでの過剰衛生や社会的距離が特に子どもたちの腸内細菌環境に影響を与えており、長期間の重大な健康上の影響を残す」とした警告を発表
 In Deep 2021年2月4日


 


とにかく「消毒は良くない」のです。


私は、パンデミックが始まった2年くらい前に、あらゆる店舗や施設の入口に「消毒剤のボトル」が置かれ始めた頃に逆上しまして、ひとつの決意を持ちました。それは、


 


「もうこれから殺菌や消毒は一切しない」


 


という決意でした。


実際、それから2年間、一度も石鹸や消毒剤、殺菌剤は使ったことがありません。


もっといえば、手もほぼ洗いません(きたねーなオイ)。


そのお陰で健やかに暮らせているのは、パンデミックのお陰だと思いますが、しかし過剰な消毒に攻撃されているのは人間だけではなく、


「環境中の微生物全部」


なんです。


 


そして、人間は、環境中の微生物……というより「バイ菌」ですね、それらと空間を共有して生きてきたわけで、それが「人間の生活」というものでした。


それが崩壊すると、あらゆる健康上の不都合が生まれると思われます。


花粉症がこんなに増えたのも、アレルギーや自己免疫疾患がこんなに増えたのも、基本的には、「過剰な衛生観念」だと気づいたのは数年前でした。


[記事] 人類が花粉症やアレルギーから解放される唯一の手段… : 私たちは、誤った衛生観念を捨てる時に来ていると語るピューリッツァー賞受賞の記者が主張する「人類のこれまでとこれから」
 In Deep 2019年4月4日


 


暴言だと承知の上で書けば、


「汚くさえしていれば、特に子どもたちは健康かつ幸せでいられる」


とさえ思います。


 


それで、まあ、植物を置くだけで、少しでも微生物環境が良くなるなら、それはいいことかもしれないなと。


なお、いくつかの観葉植物が、シックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物(VOC)を除去することについては、6年前のアメリカの研究でわかっています。


どんな観葉植物が、シックハウス症候群の原因物質を取り除くかについては、以下の記事に具体的に書いています。


[記事] シックハウス症候群の原因となる有害な揮発性有機化合物(VOC)に対しての最良の大気汚染除去方法がアメリカ化学会の研究で判明・・・それは「ただ植物を置くこと」
 In Deep 2016年8月26日


日本名で、ドラセナ、カクタスツリー、ブロメリア(グズマニア)、オリヅルラン、カネノナルキなどですが、これらの植物を「置くだけで最大で90%以上の揮発性有機化合物を除去する」ことが判明しています。


というわけで、フィンランドの Yle の報道からです。



観葉植物は家庭の微生物相の多様性を豊かにする - 研究者たちはすでにいくつかの植物が変化をもたらすことを発見している

Huonekasvit rikastuttavat kodin mikrobiston monimuotoisuutta – tutkijat havaitsivat, että jo muutama kasvi saa aikaan muutoksia
Yle 2022/03/30


最近の研究によると、観葉植物は快適さを増すだけでなく、家庭の微生物相の多様性も拡大することがわかった。


フィンランド厚生省は、ベルギーの家庭から研究資料が収集された国際調査に参加した。その結果、観葉植物が多ければ多いほど、屋内の微生物相の多様性が増したと、 フィンランド厚生省の主任研究者は述べている。


それほど多くない観葉植物でも、家に植物がまったくない場合と比較して、細菌や真菌の種の多様性に影響を及ぼした。


主任研究者は「驚きました。このような明確な結果が出ることは期待していませんでした」と言う。


 


観葉植物は喘息やアレルギーと戦うのに役立つのだろうか


過去に観葉植物が家庭の微生物相に及ぼす影響についての研究はほとんどないが、主任研究者は、今回の調査により、それは非常に有望であると感じていると言う。


これが健康に影響を与えるかどうかを調べるために研究を続けたいと考えている。


将来的には、特に観葉植物がアレルギーや喘息に対する保護を強化する健康上の利点を家庭で簡単に提供できるかどうかについて、より多くの情報が必要になるだろうと言う。これは特に、幼児期に特に重要だ。


都市化で、ヒトの健康を促進する天然微生物への人間の曝露が減少した。


以前の研究では、特に小児期の家の内部にある自然起源の微生物の多様性が、後年の喘息やアレルギーから保護できることが示されている。


 




ここまでです。


ただ、ひとつだけ付け加えておきますと、植物自体の影響もあるでしょうが、「土」の影響が強いと思います。


土の中にはもうさまざまな微生物がいます。植物用の殺虫剤とか使わない限り、土の中の微生物やバイ菌たちが私たちの健康を補助してくれるはずです。

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