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DSのone world構想はロシアに阻止されたか

あまりこちらのブログには馴染まない内容になりそうだが、「徽宗皇帝のブログ」には記事を載せすぎたので、こちらで「徽宗皇帝のブログ」に書いた文章の再考察をしてみる。
先に、その文章を赤字で自己引用する。

少なくとも、ロシアのこの決断は、DSには非常に困った問題だと思う。つまり、新コロ詐欺の邪魔にもなるし、脱炭素詐欺(地球温暖化詐欺)の邪魔にもなるからである。そうすると、最近の「オミクロンでコロナ問題はほぼ終息する」という欧米マスコミの姿勢も、案外、このロシア問題、ドンバス問題(ウクライナ問題)が原因ではないか、という推理も可能かもしれない。それはまたDS支配はまだロシア上層部(あるいはプーチン)には及んでいない、という判断につながるわけである。


ということを書いたのだが、上記文章から細部を箇条書きで抜き出して考えてみる。

1:新コロ詐欺の邪魔にもなる




というのはなぜか。これは、「新コロ制限の中では戦争はできない」と単純化できるだろう。戦争には軍隊でも国民でも「集団行動」が必須である。だが、ワクチンが感染防止や重症化予防に効かないことが明白になった以上、集団行動(軍事行動)を可能にするには、「新コロ問題は終わった」とするしかない、ということだ。

2:脱炭素詐欺(地球温暖化詐欺)の邪魔にもなる

というのはなぜか。「石油無しでは戦争はできない」からである。「脱炭素の戦争」など不可能だwww つまり、どんどんじゃんじゃん石油(ガソリン)を使いながら戦争をするしかないのである。まあ、戦争の間だけ脱炭素の例外とすることになるだろうが、この戦争はウクライナの内戦となる公算が大であり、長期化するだろう。そうすると、石油産油国のロシアが圧倒的に有利である。まあ、それでなくとも、西欧諸国は形と口だけのウクライナ政府支援しかしないと予測できる。それは、副島などが言っている通りだ。

いずれにしても、DSによるone world構想は、この「ウクライナ戦争」で頓挫したのではないか。つまり、「国家があってこそ戦争は成立する」わけで、逆に言えば「戦争がある限り国家は必然的に存在する」とも言える。もちろん、頑固な平和主義者である私は戦争を絶対に肯定はしないが、「世界政府」も肯定していない。国家は国家として存続しながら平和の道を希求すべきだ、というのが私の基本思想である。「国家があっても戦争をする必然性はない」ことは、この80年間近くの日本の平和が証明しているのである。あるいは、「永世中立国」スイスなどもその例になるだろう。後者は、「軍事同盟関係が同盟参加国を戦争に引き込む」という当たり前の話だが、これを理解せず、「軍事同盟万歳!」という馬鹿、あるいは詐欺師が多すぎる。
ちなみに日米安保条約は完全に軍事同盟であり、しかも実は米国には日本を守る義務は無い、という解釈も可能であるらしい。また、それによる在日米軍基地の存在が日本の独立を不可能にし、ロシアとの政治交渉を不可能にし、米属国状態を永久的に固定していることを青少年のどれだけが理解しているだろうか。つまり属米右翼は最悪の売国奴だ、ということだ。まあ、左翼もDSマスコミ陣営が多いのだが。



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